Bleach Episode 14 Bleach Episode 14

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く ひと||ふた||かね||おと||ひびく|こころ||なか||ひろく|ふかく

物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く ものがたり||||ほし||しずく||なか||ほそい|せんろ||きずく

時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く じかん|||じだい||うごく|ながれる|ほし||しずか||うごく

目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye め||とじ||みみ||すま せ|||

放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで はなて|ひかり|まけ||||いま|じ||こえ|だれ|||とどく|

栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー えいこう||ひかり|||むこう||きみ|||||すとーりー

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く ふる||おもい|ねがい||じだい||こえ|いろあせる|||とどく

キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び きらり|ひとみ||うつる|だれ|||さけび

風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も かぜ||おもい||つき||ねがい||ちから||かぎり|いき||||きょう|

見上げ た 夜空 の 星 達 の 光 みあげ||よぞら||ほし|さとる||ひかり

古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く ふる||おもい|ねがい||じだい||こえ|いろあせる|||とどく

僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に ぼくら||おもい|||だれ|||むね||ひかり|つづけよ|||ほし|||

ようやく 見つけ た ぜ … 石田 ！ |みつけ|||いしだ

ﾃﾒｴ を ﾌﾞﾁ のめ さ なきゃ 気 が 済ま ねえ ！ ||||||き||すま|

ﾌｯ ! !

そう だ よ … わかって ん じゃ ねえ か ｡

これ は ｵﾚ と お前 の 勝負 だ ！ ||||おまえ||しょうぶ|

だったら ﾎﾛｳ を 何 匹 倒す だの 何 だ の 言って ん な よ ！ |||なん|ひき|たおす||なん|||いって|||

ｵﾚ と お前 の ２ 人 で ｶﾀ つけよ う ぜ ! ! ||おまえ||じん|||||

何とか 言え よ 石田 ！ おい 一 護 ！ なんとか|いえ||いしだ||ひと|まもる

なん だ ！ 今 …｡ 空 が …｡ ||いま|から|

なん だ ？ あれ …｡

ﾎﾛｳ が … 集まって いる ｡ ||あつまって|

待て ！ あれ だけ の 数 だ ぞ ！ まて||||すう||

怖い の か ？ 黒崎 ｡ あぁ ？ こわい|||くろさき|

怖い なら そこ で 見物 し てる と いい ｡ こわい||||けんぶつ||||

この 勝負 は ﾎﾞｸ の 勝ち だ ！ |しょうぶ||||かち|

こっち だ ﾎﾛｳ ども ！

最後 の 滅 却 師 … 石田 雨竜 が 相手 を する ！ さいご||めつ|きゃく|し|いしだ|うりゅう||あいて||

最後 の 滅 却 師 … ？ さいご||めつ|きゃく|し

200 年 前 に 滅亡 し た の だ … 滅 却 師 は ｡ とし|ぜん||めつぼう|||||めつ|きゃく|し|

いや 正確 に は …→ |せいかく||

死 神 たち の 手 に よって 滅ぼさ れ た の だ ｡ し|かみ|||て|||ほろぼさ||||

それ は 死 神 たち に とって も → ||し|かみ||||

苦渋 の 選択 だった ん す よ ｡ くじゅう||せんたく||||

死 神 たち は 滅 却 師 を 滅ぼさ なけ れ ば なら なかった …｡ し|かみ|||めつ|きゃく|し||ほろぼさ|||||

この 世界 の 崩壊 を 防ぐ ため に … |せかい||ほうかい||ふせぐ||

ｿｳﾙ ･ ｿｻｴﾃｨ で は 死 神 を 俗に ﾊﾞﾗﾝｻ ｰ …→ ||||し|かみ||ぞくに||

調整 者 と 呼ぶ こと が ある ｡ 調整 者 ？ ちょうせい|もの||よぶ||||ちょうせい|もの

ｿｳﾙ ･ ｿｻｴﾃｨ と 人間 界 の 魂 魄 を 足し た 総量 は 常に 変わら ない ｡ |||にんげん|かい||たましい|はく||たし||そうりょう||とわに|かわら|

そして ２ つ の 世界 に は 魂 の 行き来 が ある ｡ |||せかい|||たましい||ゆきき||

それ を 管理 する の が 我々 死 神 の 仕事 だ ｡ ||かんり||||われわれ|し|かみ||しごと|

しかし ある 時 滅 却 師 が 現れ た …｡ ||じ|めつ|きゃく|し||あらわれ|

疾 っ ! ! しつ|

滅 却 師 は ﾎﾛｳ を 完全 に 消滅 さ せ て しまう ｡ めつ|きゃく|し||||かんぜん||しょうめつ||||

それ は つまり …→

人間 界 に 出 て いった 魂 が → にんげん|かい||だ|||たましい|

ｿｳﾙ ･ ｿｻｴﾃｨ に 帰って こ ない と いう こと …｡ |||かえって|||||

放置 し て おけ ば ２ つ の 世界 の ﾊﾞﾗﾝｽ は 崩れる ｡ ほうち|||||||せかい||||くずれる

世界 の 崩壊 だ ｡ せかい||ほうかい|

死 神 と 滅 却 師 の 間 に → し|かみ||めつ|きゃく|し||あいだ|

話し合い の 場 が 何度 も もたれ た が → はなしあい||じょう||なんど||もた れ||

滅 却 師 たち は 頑として 訴え に 応じ なかった ｡ めつ|きゃく|し|||がんとして|うったえ||おうじ|

そして 滅 却 師 せ ん 滅 の 決定 が 下され た …｡ |めつ|きゃく|し|||めつ||けってい||くだされ|

貴 様 は これ を 死 神 の ごう 慢 だ と 断ずる か ？ とうと|さま||||し|かみ|||まん|||だんずる|

ｸｿ … 数 が 減ら ない ！ |すう||へら|

先生 …｡ 石田 ～ ! ! せんせい|いしだ

ﾌｯ ！ ﾊｯ ! !

なんて ﾑﾁｬｸﾁｬ な … ！

だっし ゃ あ ～ ! !

聞い た ぜ ﾃﾒｴ の 戦う 理由 ！ ききい|||||たたかう|りゆう

死 神 が 正しい と か 滅 却 師 が 正しい と か → し|かみ||ただしい|||めつ|きゃく|し||ただしい||

そんな こと は ｵﾚ に は わかん ねえ し 言う つもり も ねえ ！ |||||||||いう|||

だけど １ 個 だけ わかる こと が ある ！ |こ|||||

ﾃﾒｴ の やり 方 は …｡ 昔話 だ よ ｡ |||かた||むかしばなし||

200 年 前 の 滅亡 なんて 興味 ない よ ｡ とし|ぜん||めつぼう||きょうみ||

そんな の 先生 の 話 で しか 聞い た こ と ない ｡ ||せんせい||はなし|||ききい||||

むしろ その 滅亡 話 に し た って → ||めつぼう|はなし||||

死 神 側 の ほう が 正しい と 感じ て た ぐらい さ ｡ し|かみ|がわ||||ただしい||かんじ||||

ﾎﾞｸ の 目の前 で 先生 が 死ぬ まで は …｡ ||めのまえ||せんせい||しぬ||

ﾜｼ は むしろ 悪かった の は → |||わるかった||

死 神 の 言葉 に 耳 を 傾け なかった 滅 却 師 の ほう じゃ と 思 っと る ｡ し|かみ||ことば||みみ||かたむけ||めつ|きゃく|し|||||おも||

なぜ です か ？

全滅 し た の は 滅 却 師 の ほう な のに …｡ ぜんめつ|||||めつ|きゃく|し||||

その とおり じゃ ｡ たくさん の 人 が 死 ん だ ん じゃ よ ｡ |||||じん||し|||||

人 が 死 ん だ 以上 → じん||し|||いじょう

どちら が よく て どちら が 悪かった など と → ||||||わるかった||

考える こと に 意味 は ない ｡ かんがえる|||いみ||

考え なけ れ ば なら ん の は どう し たら ２ 度 と → かんがえ|||||||||||たび|

そういう 事態 を 起こさ ず に 済む か … それ だけ じゃ ｡ |じたい||おこさ|||すむ||||

人 でも 死 神 でも → じん||し|かみ|

悲しむ 顔 を 見る の は ﾜｼ は つらい … かなしむ|かお||みる|||||

人 を 憎 ん だ り 嫌ったり し ない 優しい 人 だった ｡ じん||にく||||きらったり|||やさしい|じん|

先生 は 最後 の 滅 却 師 と して → せんせい||さいご||めつ|きゃく|し||

死 神 たち から 厳しい 監視 を 受け て い た ｡ し|かみ|||きびしい|かんし||うけ|||

それ でも 先生 は 死 神 に 訴え 続け た ｡ ||せんせい||し|かみ||うったえ|つづけ|

力 を 合わせて 戦 お う と …｡ ちから||あわせて|いくさ|||

だけど 返答 は いつも 同じ …｡ |へんとう|||おなじ

｢ 我々 の 仕事 に 手 を 出す な ｣ われわれ||しごと||て||だす|

そして … あの 日 現れ た の は 巨大 な ﾎﾛｳ が ５ 体 …｡ ||ひ|あらわれ||||きょだい||||からだ

死 神 の 援護 なし に 戦え る 相手 で ない こと は 明白 だった ｡ し|かみ||えんご|||たたかえ||あいて|||||めいはく|

死 神 たち が 現れ た の は …→ し|かみ|||あらわれ|||

先生 が 戦い 始め て から ２ 時間 も 後 …｡ せんせい||たたかい|はじめ|||じかん||あと

彼ら が 先生 の 力 を … 考え を 認め て い たら …→ かれら||せんせい||ちから||かんがえ||みとめ|||

もっと 早く 助け に 来 て い た だ ろ う …｡ |はやく|たすけ||らい||||||

先生 は 死な ず に 済 ん だ だ ろ う ！ せんせい||しな|||す|||||

わかる かい ？ 黒崎 一 護 …｡ ||くろさき|ひと|まもる

ﾎﾞｸ は 死 神 の 目の前 で → ||し|かみ||めのまえ|

絶対 に 滅 却 師 の 力 を 証明 し なけ れ ば なら ない ん だ ！ ぜったい||めつ|きゃく|し||ちから||しょうめい||||||||

考え が 正反対 で ある こと は わかって いる …｡ かんがえ||せいはんたい||||||

ﾎﾞｸ の 考え が 間違って いる と 思う なら → ||かんがえ||まちがって|||おもう|

そこ で 見物 し てる と いい ｡ ||けんぶつ||||

ﾎﾞｸ は 自分 の 力 を …｡ ||じぶん||ちから|

話 が 長 え ! ! はなし||ちょう|

な … 何 を する ! ? |なん||

納得 いか ねえ ん だ よ ！ 要するに ｵﾒｴ の 先生 の 望み は → なっとく||||||ようするに|||せんせい||のぞみ|

死 神 に 滅 却 師 の 力 を 認め させる こと じゃ なく て → し|かみ||めつ|きゃく|し||ちから||みとめ|||||

死 神 と 力 合わせ て → し|かみ||ちから|あわせ|

戦う こと だった ん じゃ ねえ の か よ ! ? だったら ！ たたかう|||||||||

今 それ や ん ねえ で いつ やる ん だ よ ! ? いま||||||||||

正反対 結構 ！ せいはんたい|けっこう

大人数 相手 の ｹﾝｶ なんて の は 背中合わせ の ほう が …→ おおにんずう|あいて||||||せなかあわせ|||

うまく やれ る って もん だ ぜ ！

そう だ よ ｡ 勘違い する な ｡ 撃た なけ れ ば → |||かんちがい|||うた|||

ﾎﾞｸ が やら れ て い た ｡ それ で いい ん だ よ ｡

やら なきゃ やら れる … でも １ 人 じゃ ｷﾂｲ ｡ |||||じん||

だから しかた ねえ …｡

そんな ﾓﾝ で いい ん じゃ ねえ の か ？ 力 合わせる 理由 なんて の は よ ｡ |||||||||ちから|あわせる|りゆう||||

ただ … ｵﾚ は ﾎﾛｳ を 倒し たい ん だ ｡ |||||たおし|||

なぜ … ？

ｵﾚ の おふくろ は ﾎﾛｳ に 殺さ れ た …｡ ||||||ころさ||

それ が 理由 で ﾎﾛｳ を 倒し たい の か …｡ ||りゆう||||たおし|||

そう 聞か れりゃ もちろん そう だ が … なんて いう か …→ |きか||||||||

ｵﾚ の 同類 を 作り たく ねえ ん だ ｡ ||どうるい||つくり||||

おふくろ が 殺さ れ て 親父 も 妹 たち も ｷﾂｲ 目 に 遭った …｡ ||ころさ|||おやじ||いもうと||||め||あった

そんな の は もう いら ねえ って 思う ん だ ｡ |||||||おもう||

ﾌｯ ! !

そんな の は もう 見 たく ねえ …→ ||||み||

そう 思う ん だ よ ！ |おもう|||

悲しむ 顔 を 見る の は ﾜｼ は つらい … かなしむ|かお||みる|||||

世界中 の 人 を 守る なんて で け え こと は 言え ねえ …｡ せかいじゅう||じん||まもる|||||||いえ|

けど 両手 で 抱え られる だけ の 人 を 守れ ば それ で いい なんて → |りょうて||かかえ||||じん||まもれ|||||

言え る ほど 控えめ な 人間 でも ねえ ｡ いえ|||ひかえめ||にんげん||

ｵﾚ は 山ほど の 人 を 守り て え ん だ ！ ||やまほど||じん||まもり||||

ﾃﾒｴ の もち かけ た この 勝負 は → ||||||しょうぶ|

その 山 ほど の 人 を 巻き込む やり 方 だ ！ |やま|||じん||まきこむ||かた|

ふざけ ん じゃ ねえ ！

けど 今 は そんな こと 言って る とき じゃ ねえ ｡ |いま||||いって||||

手 を 組む しか ねえ だ ろ ！ て||くむ||||

ﾃﾒｴ は どう だ ! ?

やれやれ … ｷﾐ も いいかげん 話 が 長い ね ｡ ||||はなし||ながい|

でも よく わかった よ ｡ お互い ここ で 生き残ら なけりゃ → ||||おたがい|||いきのこら|

殴る 相手 が い なく なる って こと だ ｡ なぐる|あいて|||||||

上等 ! ! じょうとう

… 黒崎 ！ ん ! ? くろさき|

空 が …｡ から|

空 … ？ から

あれ は … なん だ ! ?

あれ は …｡ 何 な ん す か ？ ありゃ …｡ ||なん|||||

で け え な …｡

あの 撒き 餌 に こんな 効果 が ある はず は …｡ |まき|えさ|||こうか||||

今さら 何 を ！ いまさら|なん|

ｸｿｯ ！

こんにちは …｡

ｼﾞﾝ 太 ﾎ ｰ ﾑﾗﾝ ! ! ふん ! ! |ふと||||

黒崎 さ ～ ん 助け に 来 て あげ まし た よ ～｡ くろさき|||たすけ||らい|||||

ｹﾞﾀ 帽子 ！ |ぼうし

お っし ゃ ～ ! !

ｻﾞｺ は ｱﾀｼ ら が 引き受け ます よ ｡ |||||ひきうけ||

黒崎 さん … ｱﾅﾀ が → くろさき|||

ｱｲﾂ と の 戦い に 専念 できる よう に ね ｡ |||たたかい||せんねん||||

ほ ～ ら ﾑﾀﾞ 口 を きい て いる 暇 なんて ない ｡ |||くち|||||いとま||

ﾒﾉｽ だ …｡ ﾒﾉｽ ？

幾 百 の ﾎﾛｳ が 折り重なり 混ざり 合って 生まれ た と さ れる → いく|ひゃく||||おりかさなり|まざり|あって|うまれ||||

巨大 な ﾎﾛｳ だ ｡ きょだい|||

しかし … あんな もの 教本 の 挿絵 で しか 見 た こと が ない ！ |||きょうほん||さしえ|||み||||

｢ ﾒﾉｽｸﾞﾗﾝﾃﾞ ｣… ！

あり 得 ぬ 話 だ … あんな もの まで 出 て くる など …｡ |とく||はなし|||||だ|||

王族 特務 の 管轄 だ … 一 死 神 の 戦え る 相手 で は ない ！ おうぞく|とくむ||かんかつ||ひと|し|かみ||たたかえ||あいて|||

なんて ﾃﾞﾀﾗﾒ な 大き さ だ … ！ |||おおき||

ﾍｯ あんな ﾊﾞｹﾓﾉ 相手 に 戦い 方 なんて 考え た って → |||あいて||たたかい|かた||かんがえ||

しょうが ねえ ！ なに ？

あんな ﾔﾂ は …→

斬って 斬って 力 の かぎり 斬り 倒す ！ きって|きって|ちから|||きり|たおす

それ 以外 に ねえ ! ! |いがい||

いく ぜ 石田 ! ! … 待て 黒崎 ！ ||いしだ|まて|くろさき

一 護 ！ ひと|まもる

よせ ！ 貴 様 の 戦え る 相手 で は … あっ ｡ |とうと|さま||たたかえ||あいて|||

浦 原 ！ 貴 様 一 護 を 殺す 気 か ! ? うら|はら|とうと|さま|ひと|まもる||ころす|き|

まさか …｡ でも ねぇ おとなしく 見 て て ください ｡ ||||み|||

この 戦い は 必要 な 戦い な ん す よ ｡ |たたかい||ひつよう||たたかい||||

これ は … 縛 道 ! ? ||しば|どう

朽木 さん に とって も … 彼 に とって も ね ｡ くちき|||||かれ||||

う ぉぉ ～～～ っ ! !

う わ ぁ っ ! !

黒崎 ！ くろさき

言わ ん こと じゃ ない ！ いわ||||

ｸｿｯ ！ 黒崎 立てる か ？ |くろさき|たてる|

おう … わりと 平気 だ ｡ ||へいき|

何 を 考え てる ん だ ！ 今 の で どう やって → なん||かんがえ||||いま||||

あれ を 倒す 気 だった ん だ ？ いや …｡ ||たおす|き||||

足元 から 順に 斬り 飛ばし て いけ ば → あしもと||じゅんに|きり|とばし|||

最後 に は 頭 が 落 っこ ち て くる かな ～ と 思って よ ｡ さいご|||あたま||おと|||||||おもって|

ﾀﾞﾙﾏ 落とし か ！ |おとし|

まったく … 信じ られ ない 頭 の つくり し てる な ｷﾐ は ！ |しんじ|||あたま|||||||

さ ぁ 立て ｡ 作戦 を 練り 直し て …｡ ||たて|さくせん||ねり|なおし|

これ は … ！

流れ込 ん で き て いる … ！ ながれこ|||||

これ は 黒崎 の 力 の 影響 か ! ? ||くろさき||ちから||えいきょう|

作戦 たって なぁ ～｡ さくせん||

黒崎 ！ ん ？ … う わ ぁ っ ！ くろさき|||||

な なん だ よ その 弓 ！ なんで そんなに → |||||ゆみ||

で っか く なって ん だ ！ いい から 聞け よ ！ ||||||||きけ|

ﾎﾞｸ たち … ｱｲﾂ を 倒せ る かも しれ ない ！ ||||たおせ||||

あ … ？

石田 と … 隣 に いる 一 護 は 見える か ？ いしだ||となり|||ひと|まもる||みえる|

うん …｡

｢ ここ で 見て い て ください ｣ か …｡ ||みて||||

見 て … それ から 選べ って こと かな … ？ み||||えらべ|||

ｱﾀｼ たち の 歩く 道 を …｡ |||あるく|どう|

ﾎﾝﾄ は … ﾎﾝﾄ は 何 １ つ 忘れ て な ん か い なかった ｡ ||||なん||わすれ||||||

ｱﾀｼ は 自分 の 記憶 を 疑う こと しか でき なかった だけ … ||じぶん||きおく||うたがう|||||

茶 渡 君 …｡ ちゃ|と|きみ

ｱﾀｼ たち … どう し たら いい の か な ？

よし これ で 戦え る ぞ ！ |||たたかえ||

お前 … ﾊﾞｶ だ ろ ？ な に っ ! ? おまえ||||||

ｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬ 言う な ！ |いう|

この 状態 で ｷﾐ が 霊 力 を 全開 で 放出 すれ ば → |じょうたい||||れい|ちから||ぜんかい||ほうしゅつ||

ﾎﾞｸ は とてつもなく 強大 な 矢 を 放つ こと が できる はず な ん だ ！ |||きょうだい||や||はなつ|||||||

その すごい 霊 力 を ﾑﾀﾞ に たれ流し する な ！ ||れい|ちから||||たれながし||

… って いう か たれ流し と か 言う な よ ｡ |||たれながし|||いう||

さ ぁ 霊 力 を ｺﾝﾄﾛ ｰ ﾙ し て 最 大 出力 に する ん だ ！ ||れい|ちから|||||||さい|だい|しゅつりょく||||

どう やって ？ なに ! ? でき ない の か ! ?

それ じゃあ 今 まで どう やって ﾎﾛｳ と 戦って き た ん だ ！ ||いま||||||たたかって||||

ﾉﾘ で ？

ﾉﾘ で … ？ そんな ﾃﾞﾀﾗﾒ な …｡

そんな の よく わかん ねえ よ ！

ｵﾚ の 霊 力 が すげ え って ん なら 常に 全開 な ん じゃ ねえ の ! ? ||れい|ちから|||||||とわに|ぜんかい|||||

ｾﾛ だ … ！ ﾔﾂ め ここ で ｾﾛ を 放つ つもり か ！ ||||||||はなつ||

逃げろ … 早く ！ にげろ|はやく

あれ を 喰 ら ったら かけら も 残ら ぬ ぞ ! ! ||しょく|||||のこら||

やはり 他 に 方法 は ない ｡ |た||ほうほう||

黒崎 ！ もう １ 度 この 刀 に …｡ くろさき||たび||かたな|

う ぉ ～～ っ ! ! 黒崎 ！ 何 を する ん だ ! ? |||くろさき|なん||||

う っ ! !

なに … ？

ぐ っ … ！

なん だ ？ この 異様 な 霊 圧 は …｡ |||いよう||れい|あっ|

黒崎 の 力 が 増大 し て いる … ？ くろさき||ちから||ぞうだい|||

常に 全開 な ん じゃ ねえ の ! ? とわに|ぜんかい|||||

そう だ … そんな こと ある はず が ない ！

どんなに 霊 力 が 高 か ろ う と その 栓 を 常に 全開 に し て い て は → |れい|ちから||たか||||||せん||とわに|ぜんかい||||||

すぐに 霊 力 は 枯渇 し て しまう は ず だ ｡ |れい|ちから||こかつ||||||

霊 力 を ｺﾝﾄﾛ ｰ ﾙ でき ない と いう こと は → れい|ちから||||||||||

つまり 霊 力 を 持て余し て いる と いう こと …｡ |れい|ちから||もてあまし|||||

もし 蛇口 を ひねって → |じゃぐち||

とんでもない 量 の 水 が 出 て き たら → |りょう||すい||だ|||

大抵 の 人間 は 驚 い て その 蛇口 を 閉める ｡ たいてい||にんげん||おどろ||||じゃぐち||しめる

彼 も そう だった と し たら … かれ||||||

彼 の ふだん の 能力 が 常に 閉じ た 状態 な の だ と し たら …｡ かれ||||のうりょく||とわに|とじ||じょうたい||||||

そして 何 か の きっかけ で それ が こじ開け られ た なら ば ！ |なん|||||||こじあけ||||

ぐ っ ！

そろそろ です か ね ｡

う ぉぉ ～～～ っ ! !

は ぁ ～～～ っ ! !

ﾒﾉｽ が …｡

帰って いく …｡ かえって|

ﾊｧ ﾊｧ ﾊｧ …｡

勝 ～～ 利 ! ! か|り

な なんて ﾔﾂ だ …｡

お 見事 ｡ |みごと

さすが 店長 が 見込ま れ た だけ の こと は ある ｡ |てんちょう||みこま|||||||

よ ぉ …｡

なん だ よ 礼 ぐらい 言え よ ｡ |||れい||いえ|

ﾃﾒｴ の 尻ぬぐい して やった ん だ ぜ ｵﾚ は ｡ ||しりぬぐい|||||||

ありがとう の ひと言 くらい あって も → ||ひとこと|||

いい ん じゃ ねえ の … か …｡

力 が 入 ら …｡ ちから||はい|

な っ … ！

なん だ これ ！

斬 魄刀 の 形状 が 崩れ 始め て いる ！ き|はくかたな||けいじょう||くずれ|はじめ||

いきなり 力 を 解放 し た から だ …｡ |ちから||かいほう||||

あの まま で は あや つ の 体 が もた ない ！ |||||||からだ|||

あ … あ …｡

何とか し ない と …｡ そうだ ！ なんとか||||そう だ

ｸｯ … ！

こう すれ ば いい ん だ …｡

黒崎 が 制御 でき なく なって いる 霊 力 を → くろさき||せいぎょ|||||れい|ちから|

ﾎﾞｸ が 放出 して やれ ば … ！ ||ほうしゅつ|||

な 何 してん だ お前 … ！ |なん|||おまえ

うるさい ！

手 ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ に なって ん ぞ ！ て|||||

うるさい ！

言った ろ う ！ お互い ここ で 生き残ら なきゃ → いった|||おたがい|||いきのこら|

殴る 相手 が い なく なる ！ なぐる|あいて||||

生き残って 殴ら せろ ！ 黒崎 一 護 ！ いきのこって|なぐら||くろさき|ひと|まもる

そして ﾎﾞｸ を 殴れ ！ 黒崎 一 護 ! ! |||なぐれ|くろさき|ひと|まもる

ごめんなさい 先生 …｡ |せんせい

ﾎﾞｸ は … 死 神 を 憎む こと で 目 を 背け たかった …｡ ||し|かみ||にくむ|||め||そむけ|

ｱﾅﾀ を 助け られ なかった 自分 自身 から → ||たすけ|||じぶん|じしん|

目 を 背け て い たかった ん です ｡ め||そむけ|||||

今日 ﾎﾞｸ は 死 神 を 助け ます ｡ きょう|||し|かみ||たすけ|

ﾎﾞｸ は … 許し て もらえ ます か ？ ||ゆるし||||

ｱﾅﾀ の ため に 命 も 捨て られ ない 弱い 弟子 です …｡ ||||いのち||すて|||よわい|でし|

ﾎﾞｸ を … 許し て もらえ ます か ？ ||ゆるし||||

お じいさん …｡

ﾁｪｯ …｡

そんな 顔 し てる 人間 … 殴れ る か よ ｡ |かお|||にんげん|なぐれ|||