Tokyo Ghoul Episode 4 tokyo|ghoul|episode Tokyo Ghoul Episode 4

---------- ED JP ---------- ed|jp

月山 がっさん

うーん 久しぶり だ ね 霧 嶋 さん |ひさしぶり|||きり|しま|

何 の 用 なん||よう

相変わらず 冷たい ね あいかわらず|つめたい|

まあ そんな 所 が 君 の 魅力 な ん だ けど ね ||しょ||きみ||みりょく|||||

気持ち 悪 り い ん だ よ キザ 野郎 きもち|あく|||||||やろう

眼帯 の 彼 がんたい||かれ

新 入り だ ね しん|はいり||

あの

名前 は ？ なまえ|

カ カネキ です

不思議 な 香り だ ふしぎ||かおり|

おい て め え 仕事 の 邪魔 だし 気持ち 悪 り い から とっとと 帰れ ||||しごと||じゃま||きもち|あく|||||かえれ

全く 無粋 だ ね 君 は まったく|ぶすい|||きみ|

今度 ゆっくり コーヒー を 飲み に 来る よ こんど||こーひー||のみ||くる|

芳村 氏 が 居る 時 に ね よしむら|うじ||いる|じ||

はい …

Ravissant じゃ あね カネキ くん ravissant||||

また 会 お う |かい||

あ あの 人 は ||じん|

あいつ に は 気 を 付け な |||き||つけ|

20 区 の 厄介 者 だ よ く||やっかい|もの||

Merci merci

カネキ くん か 興味深い ね |||きょうみぶかい|

あの 匂い |におい

教え て 教え て よ その 仕組み を おしえ||おしえ||||しくみ|

僕 の 中 に 誰 が いる の ぼく||なか||だれ|||

壊れ た 壊れ た よ この 世界 で こぼれ||こぼれ||||せかい|

君 が 笑う 何も 見え ず に きみ||わらう|なにも|みえ||

壊れ た 僕 なんて さ 息 を 止め て こぼれ||ぼく|||いき||とどめ|

FREEZE freeze

壊せ る 壊せ ない 狂え る 狂え ない こわせ||こわせ||くるえ||くるえ|

あなた を 見つけ て ||みつけ|

揺れ た 歪 ん だ 世界 に だんだん 僕 は ゆれ||ひずみ|||せかい|||ぼく|

透き通って 見え なく なって すきとおって|みえ||

見つけ ない で 僕 の こと を みつけ|||ぼく|||

見つめ ない で みつめ||

誰 か が 描 い た 世界 の 中 で だれ|||えが|||せかい||なか|

あなた を 傷つけ たく は ない よ ||きずつけ||||

覚え て い て 僕 の こと を おぼえ||||ぼく|||

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何 だ よ なん||

また ジャム パン |じゃむ|ぱん

いい ん だ よ これ が 一 番 食い やすい の ||||||ひと|ばん|くい||

駄目 だ よ 成長 期 な ん だ から だめ|||せいちょう|き||||

どれ に しよ う か

唐 揚げ とう|あげ

はい どうぞ

は いい よ

パン だけ じゃ 持た ない よ ぱん|||もた||

ほら 食べ て |たべ|

たく …

味付け 変え て み た ん だ けど どう かな あじつけ|かえ||||||||

何 痛 っ なん|つう| まあ おいしい よ

あー 何 か 適当 |なん||てきとう

本当 だって ほんとう|

通れ 通れ 通れ 通れ 通れ とおれ|とおれ|とおれ|とおれ|とおれ

通れ 通れ とおれ|とおれ

ごちそうさま

食べ た よ 依子 たべ|||よりこ

カネキ くん

や あ

あ どうも えっ と

月山 習 ここ 良い かな がっさん|なら||よい|

あ どうぞ

Merci beaucoup merci|

あの 月山 さん は どうして 上井 大学 に |がっさん||||かみい|だいがく|

君 に 会い に … きみ||あい|

だ と し たら どう

あ えっ と どう でしょ う

この 人 が 美食 家 20 区 の 厄介 者 |じん||びしょく|いえ|く||やっかい|もの

君 は なかなか の 活字 中毒 らしい ね きみ||||かつじ|ちゅうどく||

あん て いく の 常連 から 聞い た よ ||||じょうれん||ききい||

いや そんな 僕 なんて まだまだ ||ぼく||

本 は 良い よ ね ほん||よい||

たった 一 文 から でも 様々 な 夢想 に 耽 る 事 が できる |ひと|ぶん|||さまざま||むそう||たん||こと||

僕 が 思う に 作品 と いう の は ぼく||おもう||さくひん||||

読み 手 の 意識 が 作者 に 近付く ほど よみ|て||いしき||さくしゃ||ちかづく|

深く 味わう 事 が できる と 思う ん だ ふかく|あじわう|こと||||おもう||

そして 紡ぎ 手 の 目線 で 物語 の 世界 を 自由 に 歩き回る |つむぎ|て||めせん||ものがたり||せかい||じゆう||あるきまわる

本 の 世界 に 没頭 し て いる 時 だけ ほん||せかい||ぼっとう||||じ|

自分 が 何者 な の か を 忘れ られる じぶん||なにもの|||||わすれ|

本 好き な ん です ね ほん|すき||||

辛く 苦しい 時 に 僕 を 支え て くれ た の は からく|くるしい|じ||ぼく||ささえ|||||

たくさん の 物語 だった ||ものがたり|

同じ だ 僕 と おなじ||ぼく|

驚 い た 君 も 高槻 を 読む の か おどろ|||きみ||たかつき||よむ||

あ はい

文体 は 繊細 だ けど 力強 さ も あって ぶんたい||せんさい|||ちからづよ|||

掴み 所 の ない 作風 に 凄く 惹 き付け られる ん です つかみ|しょ|||さくふう||すごく|じゃく|きつけ|||

僕 も あの 作風 好き な ん だ ぼく|||さくふう|すき|||

そう か 高槻 ね ||たかつき|

そう だ カネキ くん

本 好き の マスター が やって いる カフェ が ある ん だ けど ほん|すき||ますたー||||かふぇ|||||

よかったら 今度 一緒 に どう だい |こんど|いっしょ|||

噂 に よる と 高槻 泉 も 来る らしい よ うわさ||||たかつき|いずみ||くる||

えっ 高槻 さん が |たかつき||

あっ ああ いえ やっぱり …

霧 嶋 さん から 何 か 言わ れ た ん だ ね きり|しま|||なん||いわ|||||

あ いえ その …

いや い い ん だ

どうも 昔 から 誤解 さ れ 易く て さ |むかし||ごかい|||やすく||

神代 さん が 居 なく なって から 話し相手 も 居 なく て ね くましろ|||い||||はなしあいて||い|||

神代 くましろ

神代 利 世 さん くましろ|り|よ|

君 から 彼女 と 同じ 空気 を 感じ た ん だ きみ||かのじょ||おなじ|くうき||かんじ|||

読書 を 嗜む 喰 種 は あまり 多く ない し どくしょ||たしなむ|しょく|しゅ|||おおく||

僕 は ただ 静か な 空間 で ぼく|||しずか||くうかん|

好き な 物 に つい て 語り合え る 友人 が 欲しかった だけ な ん だ すき||ぶつ||||かたりあえ||ゆうじん||ほしかった||||

あ あの 僕 で 良 けれ ば ||ぼく||よ||

それ じゃあ 日曜日 の 15 時 に ||にちようび||じ|

悪い 人 に は 見え なかった けど なぁ わるい|じん|||みえ|||

カネキ くん もう 上がって いい よ |||あがって||

あ はい

お 疲れ 様 です |つかれ|さま|

ああ カネキ くん

ヨモ 君 が 下 で 待って る って 言って た よ |きみ||した||まって|||いって||

ヨモ さん が 下 で ？ |||した|

あの ここ は

相変わらず 無口 だ なぁ あいかわらず|むくち||

白 鳩 が この 20 区 に 入り込 ん で いる しろ|はと|||く||はいりこ|||

それ って

いざ と いう 時 は 自分 の 身 は 自分 で 守ら なけ れ ば なら ない |||じ||じぶん||み||じぶん||まもら|||||

いく ぞ

ち ょ ちょっと

お前 は 避ける の は 多少 マシ だ が おまえ||さける|||たしょう|||

他 は まるで 駄目 だ た|||だめ|

はい

店 が ある 日 は ここ に 寄れ 稽古 を 付け て やる てん|||ひ||||よれ|けいこ||つけ||

分かり まし た わかり||

お前 も 来る か おまえ||くる|

お前 に 会い た がって いる 奴 が 居る おまえ||あい||||やつ||いる

君 が カネキ くん か ぁ きみ|||||

会い に 来 て くれ て 嬉しい よ あい||らい||||うれしい|

蓮 ちゃん や ウー さん から 君 の 事 を 聞い て た から ね はす||||||きみ||こと||ききい||||

この 店 やって る イトリ よ よろしく |てん|||||

こ こちら こそ

まあまあ 硬く なら ず に |かたく|||

くつろぎ たまえ よ カネキ ちん

あ あの 皆さん は 昔 から の 知り合い な ん です か ||みなさん||むかし|||しりあい||||

まあ 腐れ縁 み たい な |くされえん|||

昔 は 蓮 と ウタ って す っ ごい 仲 悪かった の よ むかし||はす|||||||なか|わるかった||

二 人 の せい で 昔 の 4 区 って 今 より 無茶苦茶 だった ん だ から ふた|じん||||むかし||く||いま||むちゃくちゃ||||

今 は 仲良し だ よ ね 僕達 いま||なかよし||||ぼくたち

さあ な

ホント 手付け らん なかった ん だ から ほんと|てつけ|||||

昔 の 蓮 ちゃん むかし||はす|

そ そんなに …

うん 怒って る 時 の トーカ さん みたい な 感じ |いかって||じ||||||かんじ

ああ 似 てる 似 てる |に||に|

それ は 怖い です ね ||こわい||

俺 の 話 は もう いい おれ||はなし|||

イトリ こいつ に 話 が ある ん じゃ なかった の か |||はなし|||||||

ああ そう そう

はい どうぞ

あ いえ 未 成年 な ん で ||み|せいねん|||

ワイン な わけ 無い じゃ ー ん わいん|||ない||-|

あっ ち ょ …

凄い 初めて 見 た すごい|はじめて|み|

隻 眼 の 喰 種 せき|がん||しょく|しゅ

ごめん ごめん

今 は 喰 種 しか 居 ない から いま||しょく|しゅ||い||

ほ い これ は お 詫び の 印 |||||わび||いん

あっ ち の 隻 眼 も こんな 感じ な の か ね |||せき|がん|||かんじ||||

さあ な

あ あの 僕 以外 に も 片方 だけ の その ||ぼく|いがい|||かたほう|||

お 興味 津 々 かい |きょうみ|つ||

はい

よし 金木 ちん は さあ |かなぎ|||

人間 と 喰 種 が 愛し 合い 交わったら どう なる と 思う にんげん||しょく|しゅ||あいし|あい|まじわったら||||おもう

人間 と 喰 種 が です か にんげん||しょく|しゅ|||

死 ん じゃ う の し||||

え 衰弱 死 |すいじゃく|し 妊娠 する 可能 性 自体 相当 低い ん だ けど ね にんしん||かのう|せい|じたい|そうとう|ひくい||||

でも 極 稀 に 生まれて くる 事 も ある |ごく|まれ||うまれて||こと||

喰 種 と 人間 の ハーフ と して しょく|しゅ||にんげん||はーふ||

喰 種 と 人間 の ハーフ しょく|しゅ||にんげん||はーふ

ハーフ の 喰 種 は 純血 の 喰 種 より も ずっと 優れ て いる はーふ||しょく|しゅ||じゅんけつ||しょく|しゅ||||すぐれ||

そして そい つ の 赫 眼 は 片方 だけ なん だって ||||せき|がん||かたほう|||

ま 都市 伝説 レベル の 話 な ん だ けど さ |とし|でんせつ|れべる||はなし|||||

隻 眼 の 喰 種 せき|がん||しょく|しゅ

あ あの

お 何 々 何でも 聞い て よ |なん||なんでも|ききい||

リゼ さん 神代 利 世 さん に つい て 何 か 知り ませ ん か ||くましろ|り|よ|||||なん||しり|||

何で また なんで|

僕 が こんな 体 に なった の も 全て は 彼女 と 出会った 事 が きっかけ です し ぼく|||からだ|||||すべて||かのじょ||であった|こと||||

うん うん

なのに 僕 は 彼女 の 事 を 何も 知ら ない |ぼく||かのじょ||こと||なにも|しら|

なるほど ね

リゼ か

トラブル メーカー の 謎 めい た 死 とらぶる|めーかー||なぞ|||し

確かに ここ 数 ヶ月 は その 話題 で 持ち きり だった の よ ね たしかに||すう|かげつ|||わだい||もち|||||

謎 めい た 死 って あれ は 事故 で なぞ|||し||||じこ|

あら 君 は あれ が 本当 に ただ の 事故 だ と 思って おる の か ね |きみ||||ほんとう||||じこ|||おもって||||

金木 研 君 かなぎ|けん|きみ

イトリ

あの 日 さ 事故 現場 の ビル の 上 に 立つ 人影 を さ |ひ||じこ|げんば||びる||うえ||たつ|ひとかげ||

見 た って いう 噂 が あったり なか っ たり み||||うわさ|||||

え じゃ じゃあ あれ は 偶然 じゃ なく て |||||ぐうぜん|||

誰 か が リゼ を 殺し た と か ね だれ|||||ころし||||

イトリ

な ー ん て ね |-|||

単なる 噂 よ うわさ たんなる|うわさ||

誰 が 誰 が そんな 事 を だれ||だれ|||こと|

カネキ くん カネキ くん

あっ あ はい

何 か あった の か な なん|||||

あ いえ

あの 月山 さん |がっさん|

ん 何 だい |なん|

リゼ さん と は どんな 話 を し た ん です か |||||はなし||||||

神代 さん か くましろ||

彼女 と は 本 の 話し や かのじょ|||ほん||はなし|

もちろん 食事 の 話 も し た ね |しょくじ||はなし||||

月山 君 お 誘い は 嬉しい けど がっさん|きみ||さそい||うれしい|

私 その 会員 制 美食 クラブ と や ら に は わたくし||かいいん|せい|びしょく|くらぶ|||||

まったく 興味 ない わ |きょうみ||

なぜ

君 は 更 なる 高み を 味わい たく は ない の か きみ||こう||たかみ||あじわい|||||

だって お 皿 に 並び きれ る 量 じゃ 足り ない もの ||さら||ならび|||りょう||たり||

そりゃ 確かに 喰 べ る なら 美味しい に こし た こと は ない けど |たしかに|しょく||||おいしい|||||||

喰 種 が ハイソ ぶって 味覚 に 趣向 を 凝らす なんて しょく|しゅ||||みかく||しゅこう||こらす|

まるで 人間 み たい で 滑稽 じゃ ない 月山 君 |にんげん||||こっけい|||がっさん|きみ

ああ あの 女 ||おんな

卑しい メス 豚 の 分 際 で いやしい|めす|ぶた||ぶん|さい|

僕 の 食 を 愚 弄 する など ぼく||しょく||ぐ|もてあそ||

あの 月山 さん |がっさん|

痛 っ つう|

ああ 僕 と した こと が |ぼく||||

すまない

大丈夫 です だいじょうぶ|

ちょっと 切った だけ です から |きった|||

そう だ カネキ くん

お 詫び と 言って は なん だ けど |わび||いって||||

神代 さん も 行き着け だった 店 が この 近く に ある ん だ くましろ|||ゆきつけ||てん|||ちかく||||

一緒 に 行か ない かい いっしょ||いか||

リゼ さん の 行き着け の |||ゆきつけ|

行って み たい です おこなって|||

よし

そう と 決まれ ば ||きまれ|

早速 今 から 向か お う さっそく|いま||むか||

指 は 大丈夫 かい ゆび||だいじょうぶ|

はい 血 も 止まった みたい です |ち||とまった||

後 で ちゃん と 洗って あと||||あらって

あっ ああ いい ん だ 気 に し ない で |||||き||||

自分 で 洗って くる から じぶん||あらって||

危ない 危ない あぶない|あぶない

僕 と した こと が 彼 を 警戒 さ せ て しまった ぼく|||||かれ||けいかい||||

Be cool be|

フラット に 行 こ う じゃ ない か ふらっと||ぎょう|||||

月山 習 もう 少し の 辛抱 だ ろ う がっさん|なら||すこし||しんぼう|||

柔らか な 甘み と やわらか||あまみ|

芳 醇 の ハーモニー かおり|あつし||はーもにー

新しい ご馳走 の 発見 は あたらしい|ごちそう||はっけん|

人 の 幸福 に とって じん||こうふく||

星 の 発見 以上 の もの だ ほし||はっけん|いじょう|||

ムッシュ ・ サヴァ ラン ||らん

あなた の 言う とおり だ ||いう||

僕 な ん で シャワー なんて 浴び てる ん だ ろ う ぼく||||しゃわー||あび|||||

カネキ 様 |さま

あっ あ はい

こちら で 服 を 用意 さ せ て いただき まし た ||ふく||ようい||||||

どうぞ お 召し ください ||めし|

はい どうも

ここ に リゼ さん も 通って い た の か |||||かよって||||

コーヒー を お 持ち し まし た こーひー|||もち|||

ご ゆっくり

あっ あの 月山 さん は ||がっさん||

なに これ

皆さん お 待た せ し まし た みなさん||また||||

本日 の メイン ディッシュ です ほんじつ||||

本日 の メイン は 変わった 食肉 ほんじつ||||かわった|しょくにく

なんと 喰 種 です |しょく|しゅ|

喰 種 しょく|しゅ

私 共 喰 い は ちょっと … わたくし|とも|しょく|||

提供 は ＭＭ 氏 です ていきょう||ｍｍ|うじ|

おお ＭＭ 氏 |ｍｍ|うじ

ＭＭ 氏 だ よ ｍｍ|うじ||

紳士 淑女 の 皆様 方 しんし|しゅくじょ||みなさま|かた

喰 種 の 肉 など 喰 う に 値し ない 粗雑 な 味わい しょく|しゅ||にく||しょく|||あたいし||そざつ||あじわい

舌 の 肥え た 皆様 は すでに ご 承知 の こと と 存じ 上げ ます した||こえ||みなさま||||しょうち||||ぞんじ|あげ|

つ 月山 さん |がっさん|

な なんで

僕 が 注目 し た の は ぼく||ちゅうもく||||

彼 の 匂い です かれ||におい|

彼 は 喰 種 の 身 で あり ながら かれ||しょく|しゅ||み|||

人 の 匂い を 色 濃く 醸し て い ます じん||におい||いろ|こく|かもし|||

確かに たしかに

なんと 芳しい |かんばしい

素晴らしい すばらしい

たまらない

興味 が 涌き ませ ん か きょうみ||わき|||

人 の 匂い の する 喰 種 が どの よう な 味 な の か じん||におい|||しょく|しゅ|||||あじ|||

嵌 め られ た ん だ かん|||||

全部 罠 だった ん だ ぜんぶ|わな|||

臭覚 と 味覚 未知 なる 刺激 を しゅうかく||みかく|みち||しげき|

さあ 究極 の 美食 を 楽しめ ま しょ う |きゅうきょく||びしょく||たのしめ|||

それでは 本日 の メイン を 勤め ます スクラッパー の 登場 です |ほんじつ||||つとめ||||とうじょう|

ねぇ ねぇ マダム A |||a

あら な ん です の PG さま |||||pg|

今日 は どの スクラッパー 君 つれ て き た ん です か きょう||||きみ|||||||

今日 は 一 番 の お気に入り の タロ ちゃん よ きょう||ひと|ばん||おきにいり||||

よろしく お 願い し ます ||ねがい||

しっかり 潰せ |つぶせ

ま ま 待って ||まって

ま 待って |まって

タロ ちゃん ほら 走って |||はしって

ママ まま

オーナー の マダム A さま から も エール が 送ら れ て おり ます おーなー|||a||||えーる||おくら||||

逃げ なきゃ 逃げ なきゃ にげ||にげ|

なんとか し なきゃ

逃げ じゃ ダメ にげ||だめ

やれ

まずい 逃げ られ ない |にげ||

ダメ だ 全然 効 い て ない だめ||ぜんぜん|き|||

どう し た カネキ くん

なぜ 赫子 を 使わ ない |せきこ||つかわ|

急が ない と そろそろ いそが|||

なんとか ここ を 抜け出す 方法 を 考え ない と |||ぬけだす|ほうほう||かんがえ||

シュート しゅーと

なん だ

足 が もつれ た か あし||||

皆様 どうやら 薬 が 効 い て き た よう で ござい ます みなさま||くすり||き||||||||

まさか コーヒー に … |こーひー|

よ … よし つ … 捕まえ た |||つかまえ|

やれ 締め 上げろ |しめ|あげろ

内臓 を ぶちまけ て おくれ ないぞう||||

た の たのしい

ええ 何 |なん

あれ は

せ 隻 眼 の 喰 種 |せき|がん||しょく|しゅ

隻 眼 せき|がん

隻 眼 って マジ か よ せき|がん||||

タロ ちゃん しっかり

立ち し て たち||

痛い 痛い 痛い いたい|いたい|いたい

隻 眼 レア せき|がん|

ＭＭ 様 大丈夫 です か ｍｍ|さま|だいじょうぶ||

珍味 ちんみ

立ち なさい タロ ちゃん たち|||

ママ まま

ダメ … か だめ|

そ ー れ あん よ が 上手 |-|||||じょうず

あん よ が 上手 |||じょうず

あん よ が 上手 |||じょうず

ママ を 興奮 さ せ て まま||こうふん|||

痛い いたい

皆様 大変 お 騒がせ いた し まし た みなさま|たいへん||さわがせ||||

まさか 彼 は 世に 言う 隻 眼 の 喰 種 と は 知り え ませ ん で し た |かれ||よに|いう|せき|がん||しょく|しゅ|||しり||||||

しかし 僕 は せっかく の 晩餐 を 台無し に する つもり は ござい ませ ん |ぼく||||ばんさん||だいなし|||||||

こういう の は どう でしょ う

痛い よ いたい|

マダム A の 飼い 人 スクラッパー 君 を 味わう の は |a||かい|じん||きみ||あじわう||

タロ ちゃん タロ ちゃん

痛い よ いたい|

タロ ちゃん この 役立た ず |||やくだた|

恥 かか せ や が って 早く 餌 に なれ 畜生 はじ||||||はやく|えさ|||ちくしょう

ママ … まま

楽しい んで くれ た かい カネキ くん たのしい||||||

これ は ちょっと し た ジョーク の つもり だった ん だ |||||じょーく|||||

少し ハード だった けど すこし|はーど||

忘れ て くれ ない か なぁ わすれ|||||

こんな 珍しい もの |めずらしい|

僕 以外 に 喰 べ さ せ て たまる か ぼく|いがい||しょく||||||

街 は 眠れ ど 建物 は ずっと 建設 中 さ がい||ねむれ||たてもの|||けんせつ|なか|

都市 計画 遂行 中 とし|けいかく|すいこう|なか

噛み合う ヘビ モーフィング し た 環状 線 かみあう|へび||||かんじょう|せん

エン ドルフィン あおって 行けよ ゴーゴー ゴー えん|||いけよ||

夜 の 空 に 上昇 する 魂 よ||から||じょうしょう||たましい

行進 と 信仰 は 常軌 を 逸 し た こうしん||しんこう||じょうき||そら||

クイズ の よう だ クイズ の よう だ くいず||||くいず|||

まだ 空っぽ な 明日 は 限りなく 黒 に 近い グレー |からっぽ||あした||かぎりなく|くろ||ちかい|ぐれー

何 か に も なれ ず に 限りなく 黒 に 近い グレー なん|||||||かぎりなく|くろ||ちかい|ぐれー

今夜 君 が 欲しい の さ 聖者 たち こんや|きみ||ほしい|||せいじゃ|

終わり 告げ て 欲しい の さ 聖者 たち おわり|つげ||ほしい|||せいじゃ|

聖者 たち せいじゃ|

聖者 たち せいじゃ|

いい ね いい ね 月山 君 ||||がっさん|きみ

いい 顔 する ね ナイス フィーリング |かお||||

もっと もっと 自分 を 解放 し て ||じぶん||かいほう||

き てるよ

ファン タス テック ふぁん||

最高 だ よ 月山 君 さいこう|||がっさん|きみ

何も いえ ねえ なにも||

あの 何 し てる ん です か |なん|||||

おや いや

今度 コメックス の 表紙 を 飾る らしく て ね こんど|||ひょうし||かざる|||

カネキ くん も 一緒 に どう |||いっしょ||

どう

あ いいえ 遠慮 し ます ||えんりょ||