Elfen Lied Episode 5

Os iusti meditabitur sapientiam ,

Et lingua eius loquetur indicium .

Beatus vir qui suffert tentationem ,

Quoniqm cum probates fuerit accipient coronam vitae .

Kyrie , ignis divine , eleison .

O quam sancta , quam serena ,

Quam benigma , quam amoena , \ NO castitatis lilium .

こんな ところ に い ら しゃ った ん です か

七 番 処理 の 件 上官 に 報告 し まし た なな|ばん|しょり||けん|じょうかん||ほうこく|||

後悔 さ さ って いる ん じゃ こうかい||||||

後悔 など 過去 を 振り返る 権利 が ある 人間 のみ に 許さ れる もの だ こうかい||かこ||ふりかえる|けんり|||にんげん|||ゆるさ|||

室長 しつちょう

浩 太 浩 太 ひろし|ふと|ひろし|ふと

いろいろ お 世話 に なり まし た ||せわ||||

ご飯 とても 美味しかった ん です ごはん||おいしかった||

私 が いる と きっと ご 迷惑 に なり ます わたくし||||||めいわく|||

お 借り し た 病院 代 は いつか 必 す 返し ます |かり|||びょういん|だい|||ひつ||かえし|

黙って 出 て い て ごめんなさい だまって|だ||||

真由 まゆ

起 し に 行ったら 置 い て あった の おこ|||おこなったら|お||||

よっ ぼ と 何 か 事情 が ある ん だ ろ う な |||なん||じじょう|||||||

ね どう しよ

真由 ちゃん ここ で 引き 取れ ない か な まゆ||||ひき|とれ|||

引き取る ？ ひきとる

に ゅ う

に ゅ う

だって ほっとけ ない だ ろ う 由香 だって 心配 し てった じゃ ない か ||||||ゆか||しんぱい|||||

そ そうだ よ ね |そう だ||

あんな 女の子 が 一 人 で いる なんて 危ない し |おんなのこ||ひと|じん||||あぶない|

でも 引き取る の は やっぱり 難しい かな |ひきとる||||むずかしい|

ちゃんと 自分 家 に 帰って くれ れ ば それ が 一 番 |じぶん|いえ||かえって||||||ひと|ばん

何 言って ん の なん|いって||

家 に 帰り たく ない から 家 でし てる ん でしょ う か いえ||かえり||||いえ||||||

まずは 真由 ちゃん 見つけ なきゃ |まゆ||みつけ|

ほら 速く 着替え て |はやく|きがえ|

に ゅ うちゃ ん お出かけ よ ||||おでかけ|

相変わらず よく 分か ん ない よ な あいかわらず||わか||||

駄目 だ ろ う これ は 玩具 じゃ ない ぞ だめ||||||がんぐ|||

に ゅ う

今日 は 来 てい な いわ よ きょう||らい||||

あの の 知り合い ||しりあい

あ はい まあ

あの ね

あの 子 と 会 える なら 渡し て ほしい もの が ある ん だ けど |こ||かい|||わたし||||||||

はい ？

新しい パパ よ あたらしい|ぱぱ|

よろしく 真由 ちゃん |まゆ|

いい 子 だ |こ|

遠く 脱ぎ なさい とおく|ぬぎ|

いい 子 だ |こ|

さあ いつも の よう に

ママ もう 嫌 だ まま||いや|

あの 人 嫌 だ よ |じん|いや||

あら どうして

だって 母さん が 留守 に なる と |かあさん||るす|||

いら ない の は あなた の 方 よ ||||||かた|

あなた が いる から あなた が いる から あの 人 は |||||||||じん|

どう し た 全部 脱ぎ なさい |||ぜんぶ|ぬぎ|

もう

もう こう な の 嫌 だ ||||いや|

海 だ うみ|

あなた も 一 人 ？ ||ひと|じん

捨て られ ちゃ った の ？ すて||||

私 と 一緒 だ ね わたくし||いっしょ||

いい 人 たち だった な |じん|||

みんな いい 人 ばかり だったら いい のに ||じん||||

ごめん ね 私 に は ワン 犬 が いる もん ね ||わたくし|||わん|いぬ||||

ジェムス ？

ジェムス ？

よかった ジェムス 探し た ん だ から ||さがし||||

あ あの 飼い主 さん です か ||かいぬし|||

そう よ

あ え と 時々 その こ に 会い に 行って も いい です か |||ときどき||||あい||おこなって||||

汚い 格好 きたない|かっこう

冗談 じゃ な いわ よ じょうだん||||

さあ 行 こ う ジェムス |ぎょう|||

見つかって 本当 に 良かった みつかって|ほんとう||よかった

よかった ね これ から は 美味しい もの いっぱい 食べ させ て もらえ る よ ね |||||おいしい|||たべ|さ せ|||||

よかった ね

今日 誕生日 だった ん だ きょう|たんじょうび|||

ワン 犬 が いったら １４ 歳 に なった ん だ よう で 自慢 で きたな ん だ わん|いぬ|||さい|||||||じまん||||

だめ 泣 い ちゃ だめ |なき|||

絶対 泣か な って 決め た ん だ から ぜったい|なか|||きめ||||

寒い な 寒い な さむい||さむい|

ここ で なに を し てる ん だ

あ あの 私 ||わたくし

先 ここに 女の子 が いる って 通報 が あって ね あ あの 私 さき|ここ に|おんなのこ||||つうほう||||||わたくし

先 ここに 女の子 が いる って 通報 が あって ね さき|ここ に|おんなのこ||||つうほう|||

とにかく 出 てき なさい |だ||

あ 待ち なさい 君 |まち||きみ

先回り しろ さきまわり|

は 嫌 だ 家 に は 帰り たく ない |いや||いえ|||かえり|| 真由 ちゃん まゆ|

よかった ずっと 探し てった ん だ よ ||さがし||||

私 を ？ どうして わたくし||

君 たち は この 子 の 知り合い か ね きみ||||こ||しりあい||

はい

僕たち の 家族 です ぼくたち||かぞく|

家族 ？ かぞく

はい

ちょっと 喧嘩 し ちゃ って |けんか|||

うち の 家族 は 皆 腹 立って る と 飛び出す 癖 が あって ||かぞく||みな|はら|たって|||とびだす|くせ||

さあ 帰る ぞ |かえる|

お巡りさん ぎょっと と し た わ ね おまわりさん||||||

あの どうして

君 が 夜 に 海岸 に いった こと を 思い出し た ね きみ||よ||かいがん|||||おもいだし||

そ その こと じゃ なく て

どうして 私 を 探し に |わたくし||さがし|

さあ 遠く し ない と 風邪 引 い ちゃ う ぞ |とおく||||かぜ|ひ||||

で でも

事情 は 知ら ない けど じじょう||しら||

気持ち が 落ち着く まで ここ に いな よ きもち||おちつく|||||

こ ここ に ？

その方 が 俺 たち も 安心 だ から さ そのほう||おれ|||あんしん|||

今日 誕生日 だった ん でしょ う きょう|たんじょうび||||

パン 屋 さん が 売れ残り だ けど って ぱん|や|||うれのこり|||

パン 屋 さん ぱん|や|

とりあえず 誕生日 おめでとう |たんじょうび|

おめでとう

なん だ それ

昨日 ご 飯 食 ベ って た 真由 ちゃん が 嬉し そう だった から きのう||めし|しょく||||まゆ|||うれし|||

こいつ は こいつ なり に 気 を 付 かって る ん だ な |||||き||つき|||||

だめ

に ゅ う

真由 ちゃん ？ まゆ|

駄目 です よ だめ||

そう な 私 なんて 迷惑 です よ ||わたくし||めいわく||

悲しく なく て も 涙 って 出る ん です ね かなしく||||なみだ||でる|||

行って き ます おこなって||

に ゅ うに ゅ う

真由 ちゃん 良かった ね まゆ||よかった|

学校 行く よう に なって たら 明るく なった よ がっこう|いく|||||あかるく||

いつまで 未練がましく 寝 て ん の よ |みれんがましく|ね||||

起きる よ 起き ます で ば おきる||おき|||

あ 勝 手口 閉め なきゃ 起きる よ 起き ます で ば |か|てぐち|しめ||おきる||おき|||

あ 勝 手口 閉め なきゃ |か|てぐち|しめ|

閉じ まり ぐらい 手伝って よ とじ|||てつだって|

けど よく 簡単 に 認め た よ な ||かんたん||みとめ|||

何 が なん|

真由 ちゃん の お 母さん さ まゆ||||かあさん|

もっと 揉める と 思った ん だけ と な |もめる||おもった||||

普通 見ず知らず の 他人 に 簡単 に 娘 を 預ける かな ふつう|みずしらず||たにん||かんたん||むすめ||あずける|

警察 に も 届け て なかった みたい だ し ね けいさつ|||とどけ||||||

どう 言う ん だ ろ ね |いう||||

詮索 し ない って 決め た の 浩 太 じゃ ない の せんさく||||きめ|||ひろし|ふと|||

そりゃ まあ

これ 以上 女の子 増やさ ない で よ |いじょう|おんなのこ|ふやさ|||

別に 好き 好んで 連れ て 来 てる わけ じゃ ない だ ろ う べつに|すき|このんで|つれ||らい|||||||

ほら ほら 学校 行く よ ||がっこう|いく|

速く 準備 し て はやく|じゅんび||

ほら さっさと 起き なさい よ ||おき||

いい か それ 絶対 に 取っちゃ 駄目 だ ぞ |||ぜったい||とっちゃ|だめ||

に ゅ う

に ゅ う じゃ ない だ ろ う

はい

に ゅ うちゃ ん 言葉 少しずつ 覚え て 来 てる ね ||||ことば|すこしずつ|おぼえ||らい||

もう 名前 ぐらい 呼 ん で くれ て も いい のに な |なまえ||よ||||||||

その うち その うち

次 の 先生 かなり の 変人 で 噂 だ よ つぎ||せんせい|||へんじん||うわさ||

すぐに 当てる って 評判 な ん だ から |あてる||ひょうばん||||

そんな 顔 し てる と |かお|||

はい

に ゅ うちゃ ん が 当てられ たら 困る ね |||||あてられ||こまる|

な 由 香って さ |よし|かおって|

由香 って 案外 頭 良く ない の な ゆか||あんがい|あたま|よく|||

何 いってん の いきなり なん|||

ここ で さ 医学部 以外 そう なに 偏差値 高く ない し |||いがくぶ|いがい|||へんさち|たかく||

ま 俺 は やっと 引っ掛かった くち だけ と |おれ|||ひっかかった|||

受かった と か 全部 消 った ん だ よ うかった|||ぜんぶ|け||||

え なに

はい は い そうです よ |||そう です|

私 は 浩 太 と 同じ ぐらい バカ です よ わたくし||ひろし|ふと||おなじ||ばか||

お 。 。 。 おい

はい

１９５２ 年 ミラー が 水溶 性 有機 化合 物 を 作り出し た が とし|||すいよう|せい|ゆうき|かごう|ぶつ||つくりだし||

君 は 。 。 はい きみ|| ミラー が タングステン 電極 を 使った 理由 は |||でんきょく||つかった|りゆう|

分かり ませ ん わかり||

では 他の 人 |たの|じん

他 に 分かる 人 は た||わかる|じん|

はい

あ 。 。 。 バカ |ばか

お前 おまえ

教授 どう し た ん だ きょうじゅ|||||

どういう 事 だ |こと|

なぜ ここ に

すいません ちょっと この 子 気分 悪い みたい で |||こ|きぶん|わるい||

あたし たち が 連れ て いき ます から |||つれ||||

待ち なさい まち|

今日 は 休講 に する きょう||きゅうこう||

君 たち は 一緒 に 来 なさい きみ|||いっしょ||らい|

あの 子 ルーシー は 私 の 弟 の 子 な ん だ |こ|||わたくし||おとうと||こ|||

どういう 事 が 話し て もらえ る か な |こと||はなし|||||

海岸 で 彷徨って い た あの 子 を 警察 に も 届け ず かいがん||さまよって||||こ||けいさつ|||とどけ|

自分 の 家 に 連れ帰った と じぶん||いえ||つれかえった|

それ は 何 か に 追わ れる みたい だった から ||なん|||おわ||||

匿 って やろう と とく|||

お前 たち 何 を し た か 分かって る の か おまえ||なん|||||わかって|||

未 成年 者 略取 および 誘拐 罪 み|せいねん|もの|りゃくしゅ||ゆうかい|ざい

立派 な 犯罪 行為 だ りっぱ||はんざい|こうい|

そんな 私 たち は |わたくし||

この 子 は 私 が 預かる |こ||わたくし||あずかる

どうして

当然 だ ろ う とうぜん|||

君 たち は この 子 の 家族 が どんなに 心配 し てる か 分かる の か きみ||||こ||かぞく|||しんぱい||||わかる||

だから 話 を 聞い て ください |はなし||ききい||

彼女 は 記憶 を 失って その 上 言語 に 障害 まで かのじょ||きおく||うしなって||うえ|げんご||しょうがい|

両親 に 返し て 治療 を 受け させ なけ れ ば なら ない の は りょうしん||かえし||ちりょう||うけ|さ せ|||||||

君 ら に だって 分かる だ ろ う きみ||||わかる|||

君 たち が した こと を 私 は うまく 処理 する きみ||||||わたくし|||しょり|

今後 の こと は 私 に 任せ て 君 たち は 帰り なさい こんご||||わたくし||まかせ||きみ|||かえり|

そう な の 一方的 過ぎ ます ね |||いっぽうてき|すぎ||

分かり まし た わかり||

浩 太 ひろし|ふと

に ゅ う いえ あの 子 の こと |||||こ||

よろしく お 願い し ます ||ねがい||

浩 太 ひろし|ふと

に ゅ う

に ゅ う ？

元気 で な に ゅ う げんき|||||

浩 太 ひろし|ふと

浩 太 浩 太 浩 太 浩 太 浩 太 ひろし|ふと|ひろし|ふと|ひろし|ふと|ひろし|ふと|ひろし|ふと

浩 太 浩 太 ひろし|ふと|ひろし|ふと

浩 太 。 。 。 ひろし|ふと

ごめん な 付き合わ せ ちゃ って ||つきあわ|||

う うん

急に ここ から の 景色 が 見 たく なっちゃ っ て きゅうに||||けしき||み||||

浩 太 昔 から 好き だった もん ね ここ ひろし|ふと|むかし||すき||||

俺 何も 言い返さ なかった よ おれ|なにも|いいかえさ|| 勝手 に 連れ て 帰って 方 が 悪い に 決まって る よ な かって||つれ||かえって|かた||わるい||きまって|||

真由 ちゃん の 時 と は 違う もん ね まゆ|||じ|||ちがう||

に ゅ う も 本当 の 家 に 帰って さ これ で 幸せ に 暮らせ る ん だ よ な ||||ほんとう||いえ||かえって||||しあわせ||くらせ|||||

そう だ ね

少し の 間 だ けど に ゅ うちゃ ん が いって 楽しかった ん だ ね すこし||あいだ|||||||||たのしかった|||

浩 太 ひろし|ふと

バカ 何 泣 い てん の よ 男の子 でしょ う ばか|なん|なき|||||おとこのこ||

そう な に 泣か ない で よ |||なか|||

そう な に 泣 い たら 私 だって |||なき|||わたくし|

ディ クロ 二 ウス の 前 頭 葉 を 占める 臣人 の 松 果 体 ||ふた|||ぜん|あたま|は||しめる|しんにん||まつ|か|からだ

ベクタ を 操る より どころ ||あやつる||

あり 得る ところ だ が |える|||

まさか 知能 が 分裂 を 起こし て い た と は な |ちのう||ぶんれつ||おこし||||||

に ゅ う に ゅ う

見つから ない 訳 だ みつから||やく|

お前 は 人 を 殺す こと で しか その 存在 は アピール でき ない の だ から な おまえ||じん||ころす|||||そんざい||あぴーる||||||

ルーシー 素晴らしい は 思わ ない か |すばらしい||おもわ||

私 たち で 十五 万 年 に 渡る ホマ サピエンス の 歴史 を 終わら せ られる ん だ ぞ わたくし|||じゅうご|よろず|とし||わたる||||れきし||おわら|||||

少し 眠って もらう ぞ すこし|ねむって||

そして お前 が 目覚め た とき |おまえ||めざめ||

私 たち は 新 人類 の アダム と イブ と いう わけ だ わたくし|||しん|じんるい||||||||

お前 は 私 の 子 を 作る ん だ おまえ||わたくし||こ||つくる||

お 帰り なさい |かえり|

あの に ゅ う さん は

あの

ごめん ね 真由 ちゃん ||まゆ|

後 で 話す から あと||はなす|

そう だった ん です か

に ゅ う さん に お 別れ し たかった な ||||||わかれ|||

でも 時々 合い に 行け ば いい ん じゃ ない です か |ときどき|あい||いけ|||||||

誘拐 犯 呼ばわり さ れる ん だ ぞ ゆうかい|はん|よばわり|||||

でも それ で 本当 な の か な |||ほんとう||||

あ 。 。 。 あの

家族 と かって 私 あんまり 信じ て ない から かぞく|||わたくし||しんじ|||

今 思う と 少し 変 な 感じ だった よ ね いま|おもう||すこし|へん||かんじ|||

あの 角 沢 先生 で あんまり いい 噂 聞か ない し |かど|さわ|せんせい||||うわさ|きか||

やっぱり もう 一 度 角 沢 先生 に あって 話 を 聞こ い ||ひと|たび|かど|さわ|せんせい|||はなし||ききこ|

そう だ ね

さあ 始めよ う か |はじめよ||

それ じゃ お やすみ なさい

お やすみ 真由 ちゃん ||まゆ|

お やすみ

ね 浩 太 もし あたし が い なく なったら |ひろし|ふと||||||

先 み たい に 泣 い て くれる ？ さき||||なき|||

知ら ない よ そんな こと しら||||

別に 泣き たく て 泣 い た わけ じゃ ない し べつに|なき|||なき||||||

そう だ ね

俺 寝る けど おれ|ねる|

お たし お 風呂 に 入って から |||ふろ||はいって|

じゃ お やすみ

うん お やすみ

バカ 浩 太 の バカ ばか|ひろし|ふと||ばか

そんな こと 聞く な よ バカ ||きく|||ばか

いつか 回収 しよ う と 思って は い た が |かいしゅう||||おもって||||

まさか こんな ところ で と は な

天 は 親父 で は なく この 私 を 選 ん だ と いう こと だ てん||おやじ|||||わたくし||せん||||||

眠って なかった の か ねむって|||

眠って る よ ねむって||

もう 一 人 の 方 は |ひと|じん||かた|

誰 だ お前 は だれ||おまえ|

待て 私 は 君 の 協力 者 だ ぞ まて|わたくし||きみ||きょうりょく|もの||

この 私 が 君 を 解放 し た ん だ |わたくし||きみ||かいほう||||

親父 も 私 の 同じ 事 を 考え て いる おやじ||わたくし||おなじ|こと||かんがえ||

だが 私 は 親父 の よう に 君 を 拘束 する つもり など ない |わたくし||おやじ||||きみ||こうそく||||

だから そう なる 前 に 逃がし て やった ん だ |||ぜん||にがし||||

君 は ＤＮＡ の 命令 に 忠実 だ きみ||||めいれい||ちゅうじつ|

愚か の 人類 を 根絶やし に し 繁 榮 しろ と いう ね おろか||じんるい||ねだやし|||しげ|さかえ||||

だから 私 と ともに 旧 人類 を 滅ぼし て ディクロニュウス だけ の 世界 を 築き上げる ん だ |わたくし|||きゅう|じんるい||ほろぼし|||||せかい||きずきあげる||

どう だ ルーシー

素晴らしい と 思わ ない か すばらしい||おもわ||

戻 て もど|

聞け ルーシー きけ|

お前 と 私 は 敵 じゃ ない し 仲間 な ん だ おまえ||わたくし||てき||||なかま|||

貢 様 も 愚か な 猿 だ みつぎ|さま||おろか||さる|

違う ちがう

私 も 君 と 同じ 種族 な ん だ よ わたくし||きみ||おなじ|しゅぞく||||

驚 い た か ね おどろ||||

私 に は この 角 だけ が 印 と して 残って いる だけ だ な わたくし||||かど|||いん|||のこって||||

ルーシー 君 は 違う |きみ||ちがう

我々 が 待ち望 ん だ 純粋 。 。 。 われわれ||まちのぞ|||じゅんすい

お前 など 私 に は 必要な い おまえ||わたくし|||ひつような|

不安 と 安堵 ふあん||あんど

苦し さ と 優し さ にがし|||やさし|

零れ て 止ま ない 様々 の 思い こぼれ||やま||さまざま||おもい

矛盾 し なから も むじゅん||な から|

その 意味 する もの は ただ 一 つ |いみ|||||ひと|

閉め られ た 昔 年 の 思い は しめ|||むかし|とし||おもい|

振り し 切る 雨 に 咎 さ れ ふり||きる|あめ||とが||

やがて 静か に 流れ て いく |しずか||ながれ||

次回 エルフェンリート 第 6 話 じかい||だい|はなし

衷情 ちゅうじょう