Elfen Lied Episode 7

Os iusti meditabitur sapientiam ,

Et lingua eius loquetur indicium .

Beatus vir qui suffert tentationem ,

Quoniqm cum probates fuerit accipient coronam vitae .

Kyrie , ignis divine , eleison .

O quam sancta , quam serena ,

Quam benigma , quam amoena , \ NO castitatis lilium .

答えろ 何 な ん だ その 角 は こたえろ|なん|||||かど|

あなた が １００ 人 いたって 私 に は 勝て ない よ ||じん||わたくし|||かて||

何 だ と なん||

よかった ね

あたし パパ に いい 子 って いろ って 言わ れる から |ぱぱ|||こ||||いわ||

あなた 死な なく て すむ の |しな||||

拳銃 向か られ て 眉 一 つ 動かさ ねえ けんじゅう|むか|||まゆ|ひと||うごかさ|

間違い ね まちがい|

お前 あの 女 の 仲間 だ な おまえ||おんな||なかま||

なめ ん の も いい 加 威 に しろ よ な め|||||か|たけし|||

何 今 の なん|いま|

すごく 重い |おもい

特注 の 五十 口径 タングステン 弾 だ とくちゅう||ごじゅう|こうけい||たま|

9 ミリ パワー の 鉛 玉 に み たい に 弾け や し ねえ ぞ みり|ぱわー||なまり|たま|||||はじけ||||

この 距離 で 掠り傷 なら |きょり||かすりきず|

もう 少し 近づけ や 死ぬ な |すこし|ちかづけ||しぬ|

お前 の 手 の 届か ない 距離 で な おまえ||て||とどか||きょり||

ワン 太 おい わん|ふと|

浩 太 ひろし|ふと

に ゅ う また ワン 太 の ロープ 取った ろ ||||わん|ふと||ろーぷ|とった|

に ゅ う

に ゅ う さん 帰って き て よかった です ね ||||かえって|||||

まあ 帰って き た の は 本当 嬉しい ん だ けど |かえって|||||ほんとう|うれしい|||

に ゅ う 何 してん だ よ |||なん|||

に ゅ う に ゅ う

こら こら

危ない ぞ ほら あぶない||

どう し た の 真由 ちゃん ||||まゆ|

いえ

真由 ちゃん 宿題 ある ん でしょ う まゆ||しゅくだい||||

いい よ ここ は 一 人 で やる し ||||ひと|じん|||

お 手伝い し たい ん です と いう か させ て ください |てつだい||||||||さ せ||

真由 ちゃん が そい いう なら いい けど まゆ|||||||

だって 私 も この お家 の 一員 だ から |わたくし|||おいえ||いちいん||

しょうがない な しょうが ない|

そろそろ ほか の 一員 に も 手伝わ せ なきゃ |||いちいん|||てつだわ||

こら あんた たち 食器 ぐらい 並べ なさい よ もう 遊 ん 。 。 |||しょっき||ならべ||||あそ|

やっぱり 話し た ほう が |はなし|||

でも どうして に ゅ う さん が

何 が 百 人 いたって た ボケ なん||ひゃく|じん|||

居場所 吐か なきゃ このまま 殺す ぞ いばしょ|はか|||ころす|

居場所 ？ 居場所 って 何 の こと いばしょ|いばしょ||なん||

愡 け て ん じゃ ねえ よ そう||||||

こんな 狭い 範囲 で 偶然 無関係 な 角 女 が 二 人 いたって の か |せまい|はんい||ぐうぜん|むかんけい||かど|おんな||ふた|じん|||

角 ？ ルーシー さん の こと ？ かど||||

やっぱり 知って 上がった の か 角 ？ ルーシー さん の こと ？ |しって|あがった|||かど||||

やっぱり 知って 上がった の か |しって|あがった||

そい つ だ よ どこ に いる

知ら ない しら|

そんなに 死に たい の か |しに|||

どうして どうして こんな こと する の

ナナ パパ に た た かちゃ だめ って 言わ れ てる のに なな|ぱぱ|||||||いわ|||

言い付け 守 ろ う と し てる のに いいつけ|しゅ||||||

ナナ 何も 悪い ことし て ない のに なな|なにも|わるい||||

悪く ねえ だ っと ？ わるく|||

ナナ いい 子 だ もん 誰 と も 戦わ ない で なな||こ|||だれ|||たたかわ||

とこ か で 静か に 暮らし て そして |||しずか||くらし||

化け物 分 際 で 寝言 言って ん じゃ ねえ ばけもの|ぶん|さい||ねごと|いって|||

おっと 二 メートル 二 メートル っと |ふた|めーとる|ふた|めーとる|

お前 ら 角 人間 は な 生き てる だけ で 人類 の 敵 な ん だ おまえ||かど|にんげん|||いき||||じんるい||てき|||

住 ん で いい 場所 なんか どこ に も ね ん だ よ じゅう||||ばしょ||||||||

違う もん パパ が 嘘 言う はず ない もん ちがう||ぱぱ||うそ|いう|||

よく 考えろ よ |かんがえろ|

世界中 見 た って お前 ら 以外 に 角 は え た 人間 なんて どこ に も いやし ねえ だ ろ う な せかいじゅう|み|||おまえ||いがい||かど||||にんげん||||||||||

その 理由 は な 皆 生まれ たら すぐ 殺し ち まう から だ |りゆう|||みな|うまれ|||ころし||||

嘘 お前 ら が 今 まで 生き て 来 られ た の は 実験 代 と して なん だ よ うそ|おまえ|||いま||いき||らい|||||じっけん|だい||||| ち 。 。 。 違う もん |ちがう|

お前 ら な くそ いまいましい ウイルス は 運 ん で おまえ|||||ういるす||うん||

人類 を 滅ぼす 害虫 だ じんるい||ほろぼす|がいちゅう|

違う もん ちがう|

だから これ は 害虫 駆除 だ |||がいちゅう|くじょ|

違う ちがう

長官 から お前 を 殺す よう に 命令 さ れ た ちょうかん||おまえ||ころす|||めいれい|||

じゃ ナナ 何で 生まれ て き た の |なな|なんで|うまれ||||

ナナ この 世界 に じゃ いけない の なな||せかい||||

気付く の は お せい てん だ よ きづく|||||||

やっと 話 を する 気 に なった か |はなし|||き|||

じゃ ナナ が こんな 世界 消し ちゃ え ば いい ん だ |なな|||せかい|けし||||||

て 。 。 。 て め え

皆殺し て 理 め ちゃ え ば いい ん だ みなごろし||り|||||||

だから お前 今 まで どこ に いったん だ |おまえ|いま|||||

に ゅ う

やっぱり 無理 か |むり|

いい じゃ ない とりあえず 無事 に 帰って き た ん だ から ||||ぶじ||かえって|||||

もう それ は そう だ けど

なんか 気 に なる ん だ よ な |き||||||

おっと 本性 現し や がった な |ほんしょう|あらわし|||

やつ も 最初 は に ゅ う 言って 俺 たち を 油断 さ せ や がった ん だ ||さいしょ|||||いって|おれ|||ゆだん||||||

痛 がる ところ が 血 も 出 ねえ て か つう||||ち||だ|||

おっと それ 以上 近づか ねえ ほう が いい ぜ ||いじょう|ちかづか|||||

俺 が ここ まで 逃げ た わけ が 分かる か おれ||||にげ||||わかる|

分かった か ？ わかった|

ここ に は お め え の 武器 に なる よう な もの は なん も 落ち て ねえ |||||||ぶき|||||||||おち||

こっち は 五 メートル ありゃ て め え の 心臓 を 打ち 抜ける ||いつ|めーとる||||||しんぞう||うち|ぬける

お め えら な ん ざ 三 メートル 離れ れ ば ただ の 目つき わるい 変異 者 だ ||||||みっ|めーとる|はなれ|||||めつき||へんい|もの|

土下座 し たら 許し て やって も いい ぞ どげざ|||ゆるし|||||

だが 一 歩 でも 動 い たら 遠慮 なく 打ち抜く |ひと|ふ||どう|||えんりょ||うちぬく

て め え

死に て え の か しに||||

今 三 メートル あった ぞ いま|みっ|めーとる||

もう 武器 なく な ちゃ った ね |ぶき|||||

土下座 し たら 許し て あげる よ どげざ|||ゆるし|||

楽しい かい たのしい|

誰 か 銃 は 一 丁 まで 決め た ん だ だれ||じゅう||ひと|ちょう||きめ|||

くそ 外れ だ |はずれ|

やっぱり ５０ 口径 な 反動 に は 耐え られ なかった か |こうけい||はんどう|||たえ|||

血 ？ ち

血 だ 痛い ち||いたい

痛い よ パパ いたい||ぱぱ

痛い パパ パパ 助け て いたい|ぱぱ|ぱぱ|たすけ|

お前 よ おまえ|

痛い いたい

あれ どう し た の その 腕 ||||||うで

寝ぼけ てん じゃ ねえ ぞ あの 女 に やら れ た ん だ よ ねぼけ||||||おんな|||||||

お前 の 仲間 に な おまえ||なかま||

仲間 ？ 別に 仲間 じゃ ない よ なかま|べつに|なかま|||

何 この 体 って ルーシー さん に やら れ た ん だ し なん||からだ|||||||||| ナナ だって できる なら あの 人 を なな|||||じん|

俺 も お前 も 敵 は 同じ って こと か よ おれ||おまえ||てき||おなじ||||

敵 ？ てき

うん そう だ ね

あの 人 は ナナ の 敵 |じん||なな||てき

でも この 辺 に は い ない みたい ||ほとり|||||

何 ナナ たち は 少し ぐらい 離れ て でも 気配 で 分かる から なん|なな|||すこし||はなれ|||けはい||わかる| まじ か よ

ね 私 たち 協力 し ない ？ |わたくし||きょうりょく||

だって 一緒 に 戦った ほう が ルーシー さん を 懲らしめ やすい し |いっしょ||たたかった||||||こらしめ||

断る ことわる

やつ は 俺 の 手 で 倒す ん だ よ ||おれ||て||たおす|||

小 娘 な ん かた だの 足手まとい だ しょう|むすめ|||||あしでまとい|

そう

あの 女 の 気配 が 分かる って 言った な |おんな||けはい||わかる||いった|

そう か

気配 を 感じ たら 俺 に 知らせ に こい けはい||かんじ||おれ||しらせ||

何 これ なん|

見りゃ 分かる だ ろ う 携帯 の 番号 だ よ 携帯 の みりゃ|わかる||||けいたい||ばんごう|||けいたい|

携帯 って 何 けいたい||なん

もう いい 俺 大体 この 海岸 に いる ||おれ|だいたい||かいがん||

くれ ぐれ も いって おく が 勝手 に 一 人 だけ で 戦う なんて する な よ ||||||かって||ひと|じん|||たたかう||||

なに よ 偉 そう な こと を 言わ ない で だいたい ||えら|||||いわ|||

握手 じゃ ない よ 片手 じゃ 立ち上がり にくい でしょ う あくしゅ||||かたて||たちあがり|||

て 。 。 。 て め え わざ で やって ん だ ろ う この ボケ

分かった ？ わかった

やはり 蔵 間 は あの ジルペリット を 逃がし た の か な |くら|あいだ|||||にがし||||

はい

ジルペリット など 動き 蜂 に すぎ ん ||うごき|はち|||

人 を 殺す こと しか 脳 の ない 化け物 だ じん||ころす|||のう|||ばけもの|

この世 で 唯一 必要 な の は 女王 蜂 で ある ルーシー だけ だ このよ||ゆいいつ|ひつよう||||じょおう|はち|||||

あんな もの に 込 ん で 何 に なる と いう の だ |||こみ|||なん||||||

それ は 。 。 。

室長 は 娘 さん は その 無く さ れ た と 聞き まし た しつちょう||むすめ||||なく|||||きき||

ですから 七 番 を 自分 の 子供 の よう に 思って |なな|ばん||じぶん||こども||||おもって

蔵 閤 が そう 言った の か くら|こう|||いった||

はい

生まれ た 娘 さん が ベクタ ウイルス に 侵さ れ たて おり それ で ご 自身 で 娘 さん を うまれ||むすめ||||ういるす||おかさ|||||||じしん||むすめ||

どこまでも 愚か な 男 だ |おろか||おとこ|

長官 それ は どういった ちょうかん|||

蔵 間 の 処分 は 保留 に する くら|あいだ||しょぶん||ほりゅう||

しかし 私 に 背 い た 罪 は 償って もら お う |わたくし||せ|||ざい||つぐなって|||

ナナ お前 だけ は なな|おまえ||

お前 だけ は 生き延び て くれ おまえ|||いきのび||

これ から どう すれ ば いい の か な パパ |||||||||ぱぱ

何 これ 紙 ? なん||かみ

お腹 すい た よ おなか|||

なんて 美味し そう な 匂い |おいし|||におい

す 。 。 。 すみません

あい いっ らし ゃ い

何 あの これ ください なん||| ５００ 円 だ よ えん||

５００ 円 ？ えん

イチゴ グレープ ください いちご||

私 チョコ クリーム わたくし|ちょこ|くりーむ

いっ らし ゃ い 私 チョコ クリーム ||||わたくし|ちょこ|くりーむ

いっ らし ゃ い

５００ 円 です えん|

はい 毎度 ありがとう ござい ます |まいど|||

あの

５００ 円 ねえ ん だ ろ う えん|||||

邪魔 邪魔 さっさと 行って い た じゃま|じゃま||おこなって||

何 あの 子 なん||こ

ボロボロ じゃ ぼろぼろ|

どう しよ う ５００ 円 が ない と ご飯 も 食べ られ ない ん だ |||えん||||ごはん||たべ||||

持って き た よ もって|||

に ゅ う

そこ 置 い と い て |お||||

真由 ちゃん は ？ まゆ||

ワン 太 を 散歩 に 連れ て いく って 出 て だけ と わん|ふと||さんぽ||つれ||||だ|||

今頃 ？ いまごろ

その辺 一 周 し て くる だけ だ ろ う そのへん|ひと|しゅう|||||||

やっぱり に ゅ う さん の こと 確かめ ない と ね |||||||たしかめ|||

あ あった

ワン 太 わん|ふと

ここ れ ルーシー さん に 負け ちゃ った ん だ よ ね |||||まけ||||||

やっぱり パパ に 捨て られ ちゃ った の かな |ぱぱ||すて|||||

ナナ どうして いい か 分か ん ない なな||||わか||

パパ パパ に 会い たい ぱぱ|ぱぱ||あい|

寂しい よ パパ さびしい||ぱぱ

ごめんなさい いつも は 吠える 子 じゃ ない ん です けど |||ほえる|こ|||||

こ 。 。 。 この 子 ||こ

よかった 付い てる |つけい|

どう し た の 顔色 悪い よ ||||かおいろ|わるい|

そう よ ね あれ 夢 だ もん ||||ゆめ||

足 が 取れ た り くっ つい たり する はず あし||とれ|||||||

まだ 気 を 抜く と だめ だ な |き||ぬく||||

で あたし に 何 か 用 |||なん||よう

ちょっと ね

お前 その 時計 好き だ な おまえ||とけい|すき||

に ゅ う

まあ 元々 壊れ てる から 心配 ない けど さ |もともと|こぼれ|||しんぱい|||

お前 どう やって 教授 の ところ から 逃げ出し た ん だ おまえ|||きょうじゅ||||にげだし|||

俺 が 行った とき は おれ||おこなった||

浩 太 ？ ひろし|ふと

いや なんでもない

もう お前 も 先生 も い なかった ん だ よ |おまえ||せんせい||||||

あんまり 心配 さ せる もん じゃ ない ぞ |しんぱい||||||

に ゅ う

気 が 付い た ？ き||つけい|

びっくり し た よ いきなり 倒れ た まま 起き ない ん だ もん |||||たおれ|||おき||||

その 生き物 も ずっと 心配 そう だった よ |いきもの|||しんぱい|||

これ 取ったら だめ だった ん だ |とったら||||

うん 多分 |たぶん

これ で 全部 元 に 戻し た ね ||ぜんぶ|もと||もどし||

はい

あの その 足 は ||あし|

あ これ ちょっと 油断 し て たら 取れ ちゃ った |||ゆだん||||とれ||

と 。 。 。 取れ た ？ |とれ|

うん そう

そ 。 。 。 それ で

あの それ

やっぱり 気 に なる ？ |き||

そんな こと は やっぱり 気 に なる ？ ||||き||

そんな こと は

そう だ よ ね

皆 と 違う し みな||ちがう|

い 。 。 。 いえ 可愛い と 思い ます けど ||かわいい||おもい||

本当 ？ ほんとう

本当 に 本当 ？ ほんとう||ほんとう

ええ

本当 は ね ナナ も そう 思って た ん だ ほんとう|||なな|||おもって|||

だって 家 に も |いえ||

あの さ

はい

ね お 願い が ある ん だ けど ||ねがい|||||

な 。 。 。 なん です か

あの ね ナナ と お 友達 に なって くれ ない ？ ||なな|||ともだち||||

お 友達 ？ |ともだち

ナナ ずっと その 。 。 施設 設 み たい の とこ に 居 て なな|||しせつ|せつ||||||い|

外 の こと 何も 知ら なく て がい|||なにも|しら||

帰る 場所 も なく て 食べる もの も なく て かえる|ばしょ||||たべる||||

それ は 我慢 できる ん だ けど 一 人 な の は 寂しく て ||がまん|||||ひと|じん||||さびしく|

あの 私 で よけ れ ば |わたくし||||

私 なんか で よかったら いくら でも お 友達 に なり ます よ わたくし|||||||ともだち||||

本当 ？ ほんとう

はい

私 ナナ あなた は ？ わたくし|なな||

真由 真由 って 言い ます まゆ|まゆ||いい|

ナナ お 友達 でき た の 初めて なな||ともだち||||はじめて

あ もう すぐ 消え ちゃ う ん だ から 本当 使え ない 紙 だ な |||きえ||||||ほんとう|つかえ||かみ||

だめ です だめ だめ お 金 燃やし ちゃ だめ |||||きむ|もやし||

こんなに いっぱい 燃やし ちゃ った ん です か ||もやし|||||

だって まだ こんなに ある し

どう 。 。 。 どう し た ん です か こんなに

施設 を 出る とき パパ が 持た せ て くれ た の しせつ||でる||ぱぱ||もた|||||

こんな 紙切れ じゃ なく ５００ 円 だったら よかった の |かみきれ|||えん|||

ナナ さん って お 金 の こと なんにも 知ら ない ん です ね なな||||きむ||||しら||||

バカ に し ない で 知って る よ それ くらい ばか|||||しって||||

じゃ そんなに たくさん の お 金 纏め て おい て おい たら 危ない の 知って ます よ ね |||||きむ|まとめ||||||あぶない||しって|||

え 危ない ？ |あぶない

だって ナナ さん が 寝 てる とき 合体 し て 大きく なって 襲って くる じゃ ない です か |なな|||ね|||がったい|||おおきく||おそって|||||

襲う ？ おそう

勿論 合体 し ない 呪文 知って ます よ ね もちろん|がったい|||じゅもん|しって|||

それ なら 安心 です ね ||あんしん||

ごめんなさい ごめんなさい

お 金 の こと 知って る なんて ウソ で し た |きむ|||しって|||うそ|||

呪文 の こと 教え て ください じゅもん|||おしえ||

これ で お 相子 です よ 俺 が 言った こと も 嘘 です から |||あいこ|||おれ||いった|||うそ||

この 紙切れ も お 金 だった ん だ |かみきれ|||きむ|||

じゃ これ 全部 使って ご飯 食べよ う よ ||ぜんぶ|つかって|ごはん|たべよ||

そんな 使い 方 し ちゃ だめ です |つかい|かた||||

だめ な の 難しい な |||むずかしい|

ナナ さん が 羨ま し い です こんなに たくさん の お 金 なな|||うらやま||||||||きむ

よっ ぽ と ナナ さん の こと が 心配 だった から 渡し た ん だ と 思う し |||なな|||||しんぱい|||わたし|||||おもう|

本当 ？ でも お 金 より パパ と 一緒 に い た ほう が よかった な ほんとう|||きむ||ぱぱ||いっしょ|||||||

心配 して くれる 人 が いる だけ で 羨ま し い です しんぱい|||じん|||||うらやま|||

ナナ さん なな|

何 に ゅ う さん が 男 の 人 に 狙わ れ てる みたい な ん です なん||||||おとこ||じん||ねらわ|||||| ナナ さん 知って まし た なな||しって||

に ゅ う さん ？ 誰 それ ||||だれ|

ほら ここ で ナナ さん と 一緒 に 会って た |||なな|||いっしょ||あって|

ここ で ？

喧嘩 し ちゃ だめ けんか|||

そ っか 真由 って あの 時 の 。 。 ||まゆ|||じ|

じゃ に ゅ う さん って いう 人 |||||||じん

私 が お 世話 に なって る 家 で 一緒に 暮らし てる ん です わたくし|||せわ||||いえ||いっしょに|くらし|||

ナナ さん み たい な 角 の ある 女 の 人 な ん です よ なな|||||かど|||おんな||じん||||

ちょっと その辺 探し て くる |そのへん|さがし||

うん

犬 の 散歩 に し ちゃ 時間 かかり すぎ た よ いぬ||さんぽ||||じかん||||

に ゅ う じゃ ない だ から 迷子 って こと は ない だ ろ う けど |||||||まいご||||||||

に ゅ う ？

いって らっしゃい

に ゅ う に ゅ う

何 す ん の よ に ゅ う に ゅ う なん||||||||||

何 す ん の よ なん||||

なんか 変な こと 覚え ちゃ った な |へんな||おぼえ|||

いい から あんた は 探し に 行き なさい よ ||||さがし||いき||

ちょっと ダメ だ そんな とこ 触 っ じゃ |だめ||||さわ||

き 。 。 。 気 に なる な |き|||

ここ ？

はい

うそ 信じ られ ない |しんじ||

だって 何 の 気配 も |なん||けはい|

ルーシー の こと を 忘れろ ||||わすれろ

あの ナナ さん ？ |なな|

やっぱり 何も 感じ ない 違う わ |なにも|かんじ||ちがう|

あ 。 。 。 あの

君 その 角 は どう し た ん だ どこ から 来 た きみ||かど|||||||||らい|

君 は 誰 な ん だ きみ||だれ|||

浩 太 さん ひろし|ふと|

ご 。 。 ごめん つい 。 。 。

先 知り合った ん です に ゅ う さん に 会い たい って さき|しりあった||||||||あい||

に ゅ うに ？

でも その 人 は ナナ の 知って る 人 じゃ な さ そう だ から ||じん||なな||しって||じん||||||

待って ナナ さん まって|なな|

あ 。 。 ごめんなさい

と 。 。 とにかく ちょっと 待って よ 聞き たい こと ある し |||まって||きき||||

でも 浩 太 さん |ひろし|ふと|

この 人 お腹 すい てる みたい な ん です |じん|おなか||||||

夕 ご飯 の 残り まだ あり まし た よ ね ゆう|ごはん||のこり||||||

ご飯 ？ ごはん

それ じゃ 今 用意 する から ||いま|ようい||

とにかく 中 へ 入って |なか||はいって

ね うん 別に いい けど ||べつに|| ご飯 に つられ ちゃ う なんて ごはん|||||

気 に し ない 気 に し ない き||||き|||

もう だめ だって ば

あれ 帰って き た ？ |かえって||

浩 太 ひろし|ふと

あれ ひっかかっちゃ っ た

広い お家 ひろい|おいえ

元 は 料亭 だった ん です って もと||りょうてい||||

料亭 ？ りょうてい

浩 太 ひろし|ふと

差別 恐れ 憐 み 堅固 さべつ|おそれ|れん||けんご

そして 裏切り |うらぎり

膨張 し た 人 の 持つ 罪悪 に ぼうちょう|||じん||もつ|ざいあく|

容赦 なく 凌 辱 さ れる 少女 ようしゃ||しの|じょく|||しょうじょ

そして 少女 の 体 内 で |しょうじょ||からだ|うち|

怨念 と いう 名 の 魔物 が おんねん|||な||まもの|

ついに ちゃ くし ょ う する

次回 エルフェンリート 第 八 話 じかい||だい|やっ|はなし

嚆矢 こうし