Digimon 15
ゴマモン 丈 さん の パートナー の デジモン です
キレイ な 白い 体 毛 で —
水中 でも 体温 を 保つ こと が できる んです
さて 僕 の チェック ポイント
必殺 技 の マーチングフィッシーズ で 出現 する 魚 たち は —
ゴマモン の 子分 と いわ れて い ます が —
普段 から 近く で ずっと 待機 して いる のでしょう か 偉い
次回 は どんな デジモン かな ?
( ナレーション ) 迷路 の ような 渓谷 を 進む 太一 たち を 待ち受けて いた の は —
クワガーモン の 群れ を 率いる 完全 体 オオクワモン であった
マシン の 不調に より 動揺 する 光子 郎 だった が —
カブテリモン の 励まし で 冷静 さ を 取り戻し —
自ら の 頭 で 生み出した ひらめき で 状況 は 逆転
反撃 へ の 道 が 開か れた
そして カブテリモン は 完全 体 アトラーカブテリモン に 超 進化
オオクワモン を 打ち破る のであった
( 空 ) この あたり が いい かしら
( 空 ) バードラモン ( バードラモン ) 分かった
( ピヨモン ) う … ちょっと 休む ね
ずっと 飛び っぱなし だった もん ね ありがとう ピヨモン
( 丈 ) う … やっと 休憩 だ 〜
( ゴマモン ) 丈 も 頑張った ね お 疲れ さま
( ヤマト ) 八神 たち と の 合流 予定 地点 まで —
もう そう 遠く ない な
この先 の 地形 は …
う 〜 ん スゴ く 大きい 川 が ある
普通に 泳いで は 渡れ な さ そう
( ガブモン ) それ なら ゴマモン の 出番 だ ね
了解 ! 任せ と いて !
まずは この 山越え だ が …
ああ 俺 が みんな を 乗せて いく よ
ありがとう ピヨモン ゆっくり 休んで て
うん 川 を 越えたら 合流 地点 まで ひと っ 飛び
おい ら の 出番 だって
川 を 越える みたいだ ね
それにしても すっかり あの 2 人 が 作戦 担当 だ な
丈 は うしろで ド 〜 ン と 構えて れば いい の さ
確かに 僕 は リーダー だ から ね
うん そう だ よ お ? ( 地響き )
( 丈 たち ) うわ 〜!
( 地響き ) ( 空 ) あ …
( 続く 地響き ) ん …
足音 ?
( 丈 ) うわ 〜!
なんだ この デカ いの は !
あいつ は マンモン だ 完全 体 だ よ
( ガブモン ) 周り に いる の は ユキダルモン !
来る ぞ
( マンモン の 鳴き声 )
( ヤマト ) よけろ 〜! ( 丈 たち ) うわ 〜!
( 一同 ) うわ 〜!
う …
空 ! う う !
ピヨモン ! う う …
う う … ああ !
( 空 ) う う … ( 丈 ) ああ 空 君 !
空 !
マーチングフィッシーズ !
う う … 何 これ
( ピヨモン ) 空 … ( 空 ) 広がって る …
( ヤマト ) ガブモン ! ( ガブモン ) うん !
う う …
は あ !
う う … う う う …
( ガブモン ) これ は … ( ピヨモン ) 空 …
( マンモン の 鳴き声 ) ああ !
( ヤマト ) あ … ( 丈 ) あ … な … 何 !?
( 踏み鳴らす 音 ) 一体 何 を …
雪崩 だ 〜!
ガブモン !
うん !
( 丈 ) ダメだ 間に合わ ない …
( 太一 ) おお 〜
こりゃ また スゴ いとこ だ な
( アグモン ) なんにも ない ね 〜
それ で 俺 たち は どっち へ 行けば いい んだ ?
( 光子 郎 ) 今 調べて ます えっ と …
( ミミ の 叫び声 ) ( 太一 たち ) ん ?
( テントモン ) なん や ?
( ミミ ) なんとか して !
( パルモン ) うわ 〜 止まり なさい !
( 太一 たち ) え 〜!? ( テントモン ) キウイモン の 群れ や
( アグモン ) どうして ミミ 乗って る の 〜!
かわいい から 乗って み たく なった の 〜!
う う … 止まり なさい って ば 〜
でも 方角 は こっち であって ます
( 太一 ・ ミミ ) そう じゃ な 〜 い !
( ヤマト ) どうやら まいた みたいだ
( 丈 ) 危なかった 〜
助かった よ ガルルモン
( ガルルモン ) ああ それ より …
空 …
( ゴマモン ) ユキダルモン に やられた 足 の 氷 が まだ 残って る んだ
どんどん 広がって ないかい ?
こいつ は 完全に 溶かし きら ない 限り —
何度 も 広がり 続ける んだ
氷 の ウイルス …
( ゴマモン ) うん 早く 温めて 溶かさ ない と
大丈夫 よ こんな の … うわ っ う う …
空 ! 私 の 炎 で …
( ガルルモン ) ピヨモン ( ピヨモン ) あ …
ムチャ は ダメだ それでは 空 を 傷つけて しまう
たき火 で 温める に も ここ で は 危険だ
ガルルモン に 乗せて 一気に ふもと まで …
( マンモン の 鳴き声 ) ( ヤマト たち ) う …
( 丈 ) ユキダルモン が 増えて る
おい ら たち が 雪崩 に 巻き込ま れた と 思って 捜して る んだ
誰 か が やつ ら を 引きつけ ない と な
できる か ?
( ゴマモン ) 分かった 丈 に 任せて ( 丈 ) ええ !?
う ぐ … う う …
ハア ハア …
う う 分かった やって みる
うん
( うなり 声 )
ここ … ここ ここ … こっち だ 〜!
ああ … あ … ああ 〜!
う う … う ああ 〜!
( 丈 ) イッカクモン ! ( イッカクモン ) うん !
そう だ こっち に 来い !
丈 あっ ちから も 来る よ !
( 丈 ) これ で ユキダルモン は 全部 引きつけた よ ね
あと は マンモン だ
う … いた !
( イッカクモン ) いくよ ! ( 丈 ) う … 分かった
ハープーンバルカン !
( マンモン の 鳴き声 )
あ … もう 一 発 !
( イッカクモン ) オッケー !
( マンモン の 鳴き声 )
( 丈 ) 来た 来た 来た 〜!
もしもし ! もしも 〜 し ! ええ … こちら 城戸
マンモン たち を こっち に 引きつけた ぞ ! う う …
( ヤマト ) 分かった こっち も 出る 頼む ガルルモン !
分かった
( イッカクモン ) 川 に 向かえば いい んだ よ ね
( 丈 ) ああ みんな は 上流 へ 行く から —
僕たち は 下流 に やつ ら を 引きつけよう
分かった !
丈 つかまって !
え ? うわ うわ … うわ 〜!
あっ あっ あっ あ 〜! クレバス 〜!
だ あ ! う おう おわ …
ハアハア … う ?
( ユキダルモン たち の うめき声 ) ど … どんな もん だ 〜!
(2 人 ) え 〜!?
( 咆哮 )
( 丈 ) うわ 〜!
こんな の 聞いて な 〜 い !
どうやら やりすごせ たな
( アグモン ) うん ( 太一 ) もう 大丈夫だ
ああ ヒド い 目 に 遭った
いろんな デジモン が いる んだ から —
気軽に ちょっか い 出さ ない ほう が いい わ
は 〜 い
( 風 の 音 )
( ミミ ) あれ ? ( パルモン ) どうした の ?
この 洞窟 中 から 風 が 吹いて くる
( テントモン ) なん や て ?
( 光子 郎 ) 風 が こちら に 吹いて くるって こと は …
どこ か に 繋がって る んでしょう か
ん …
( ミミ ) なんと な 〜 く 怪しい わ ね
あ …
う っ …
うわ 〜!
もっと 速く 滑り ましょう !
( イッカクモン ) 木 が 多くて 無理だ よ !
( 丈 ) ああ 来た 来た 〜!
もう だいぶ 降りて きた のに 川 は まだ 見え ない の !?
まだ だ よ 〜! 丈 しっかり つかまって て !
ダメだ 追いつか れる 〜!
崖 の 上 から も 来た 〜!
捕まる 〜!
よし 助かった
向こう の スピード が 落ちて る
丈 つかまって !
え ? うわ 〜!
( イッカクモン ) う ぐ … う … ( 丈 ) う 〜 う う …
うわ 〜!
( イッカクモン ) 危なかった 〜
( 足音 ) (2 人 ) ん ?
( マンモン の 咆哮 )
( 丈 ) ここ に 追い詰め られて たって こと ?
( イッカクモン ) どう する 丈
どう する って 僕 は 作戦 担当 じゃ …
あ … う う …
ああ … ダメだ
あんな 大きい ヤツ に 勝てる わけな いよ !
おい ら たち の 役目 を 思い出して !
( イッカクモン ) 丈 ! ( 丈 ) は っ …
( 丈 ) 僕たち の 役目 は —
空 君 を 助ける ため に やつ ら を 引きつける こと
やろう よ 丈
おい ら たち の やる べき こと を
そう だ
足止め さえ できれば いい んだ
足 … 足 … はっ … ( ヒビ が 入る 音 )
あれ だ !
イッカクモン 狙い は 地面 ! あいつ が 足 を 着く ところ !
了解 !
( 鳴き声 )
う う … 今 だ 〜!
ふ !
( うめき声 )
(2 人 ) やった 〜!
え … ちょ … ちょっと 待って …
(2 人 ) ああ 〜
ああ 〜!
( 衝撃 音 )
( 丈 ) ぐ ああ あ … ( イッカクモン ) 痛 て て …
丈 平気 ?
なんとか … って ああ !
( イッカクモン ) 川 だ ! ( 丈 ) 着いちゃ った
スゴ いよ 丈 あの 状況 から 逃げきる なんて !
ハハハハ これ も 僕 の 計算 どおり さ
( 地響き ) (2 人 ) ん ?
( 咆哮 )
( 丈 ) ぐ わ ! ( イッカクモン ) しつこい な 〜!
( イッカクモン ) これ も 丈 の 計算 どおり !?
( 丈 ) いい から 早く 川 を 渡ろう !
( 丈 ) よし なんとか 足止め できた !
もう 大丈夫だ
( デジヴァイス の 着信 音 )
もしもし そっち の 状況 は !?
( ヤマト ) こちら は すでに 川 を 渡った
( 丈 ) ハア … ハハ 空 君 は どう ?
今 たき火 に あたって いる
じきに 氷 も 溶ける だろう
よかった 〜 こっち も 今 川 を 渡って いる
あいつ ら も 振りきった
( ヤマト ) そこ から 対岸 の 煙 が 見える はずだ
俺 たち は その 下 に いる
( イッカクモン ) お っ あれ だ !
( 丈 ) よし イッカクモン 全 速 前進 だ !
( 咆哮 )
なんだ !?
川 の 水 を 凍ら せて る !?
( イッカクモン ) まずい ! おい ら たち まで 氷 漬け に さ れる よ !
( 丈 ) 急いで 〜!
ふん !
( 丈 ) うわ 〜!
ぎ ゃっ ああ … 痛 て て て て
え ? ええ 〜!?
そ … そんな …
ん … 何 か あった の か ?
( 丈 ) く … 来る
う う … だ あ 〜!
丈 !
丈 戦おう
あいつ ら に この 橋 を 渡ら せちゃ ダメだ !
イッカクモン でも …
くっ う あ ! う う …
イッカクモン ! やっぱり ムチャ だ よ !
僕たち だけ じゃ …
う う … 空 は まだ 動け ない
ここ を 突破 さ れたら みんな が 危ない
う …
空 君 …
おい ら たち で みんな を 守ろう 丈 !
僕 が … 守る …
( デジヴァイス の 着信 音 )
( ヤマト ) こちら ヤマト 何 か あった の か ?
ヤバ そう なら そっち に 行く
いや 大丈夫 問題 ない
今 空 君 を 1 人 に は でき ない !
( ヤマト ) あ … ( 丈 ) 君 は 空 君 に ついて いて くれ !
ん …
う …
やろう イッカクモン !
僕たち で 絶対 に 食い止める んだ !
そう こ なくっちゃ !
うん
あ …
イッカクモン !
う お 〜! イッカクモン !
超 進化 〜!
( ズドモン ) ズドモン
ズドモン …
ふん !
う お 〜!
ふ … う う 〜! う お !
う おお 〜…
う おお 〜!
ハンマー …
スパーク !
( うめき声 )
ズドモン
( アナウンサー ) 災害 3 日 目 の 朝 と なり ました
各所 の 予備 電源 が 尽き 始める 中 —
ネットワーク に 繋がった 電子 機器 のみ が —
謎 の 稼働 を 続けて い ます
災害 に 関する 情報 は 各 自治 体 の 公式 サイト にて —
随時 更新 さ れて おり —
政府 は インターネット に 繋がる 機器 を 手放さ ず —
携帯 する こと を 推奨 して い ます
( ピヨモン ) ピヨモン 進化 〜!
バードラモン !
元気に なって よかった ね
ええ ありがとう 先輩 と ゴマモン の おかげ
え …
な 〜 に リーダー と して 当然の こと を した まで さ
ヌフ
( バードラモン ) さあ みんな
私 は もう いつでも 飛べる
そろそろ 出発 し ましょう
それ じゃあ リーダー 号令 よろしく 〜
よ 〜 し みんな …
( ヤマト ) 行く ぞ ( 空 ) ええ
だ あ 〜! なんで だ よ !
フフフフフ アハハハハハ
( ミミ ) ねえ 〜
この 洞窟 なんか ちょっと 変じゃ ない ?
ああ 暗くて よく 分から ない けど —
洞窟 って 感じ じゃ ない よ な これ
壁 も 地面 も ツルツル して ます
( アグモン ) あっ 太一 ( 光子 郎 ) まるで …
ん ?
( 太一 ) 出口 だ ! ( ミミ ) ええ !?
あ … ああ …
( ナレーション ) 不気味な デジモン が 暗躍 する 東京 で —
太一 たち は 驚愕 の 事実 を 知る
( 太一 ) 次回 「 デジモンアドベンチャー 」 “ 東京 浸食 漆黒 の 影 ”
( ナレーション ) 冒険 は 新たな 世界 へ