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はたらく細胞, はたらく細胞13

はたらく 細胞 13

1.2.3.4 We are cells at work !

1.2.3.4 We are HATARAKU Fuu !

今日 も 運ぶ よ 酸素 酸素

カラダ 中 の スミ から スミ へ

だけど 広くて 迷子 迷子

手助け さ れて る はたらく 細胞 さ ぁ いこう

はたらく ぞ はたらく ぞ 毎日 毎日 修行 中

今日 も 雑菌 排除 排除

細菌 ウイルス 出て こい や ぁ

絶対 逃がす な 遊 走 遊 走

プロフェッショナルな はたらく 細胞 さ ぁ いこう

はたらく ぞ はたらく ぞ 毎日 毎日 戦場

37兆 個 の ひと り

次に 会える の は いつか な

誰 か の ため に

一生懸命

あなた も わたし も 必死に はたらいて る

みんな の ため に

命がけ だ ぞ

プライド 持って 健康 第 イチ !

はたらく ? はたらく ! はたらく ? はたらく ! HATARAKU !!!!

君 らしい ペース で さあ 歩こう よ

あつい 陽 の 下 汗 を かいたら

冷たい 水 を 届ける よ

寒 さ に 震えて 風邪 を 引いたら

元気 の 魔法 を となえる よ

ひとりひとり が 違う カタチ で

同じ 日 を 生きて る

Happy Good Day

君 に 向かって エール 満点 じゃ なくて も

It ' s Okay , All Okay

だから Happy Good Day

大きな 声 で フレー

少し 転んで も All Okay 笑って

じゃあ ね また 明日

昨日 が くれた 今 を 未来 へ

君 らしい ペース で 届けて よ

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组

日 听 fanife · 煎 饼 / 日 校 谢方 / 翻 译 沐沐 · 咔咔

翻 校 Syura / 时轴 椒粉 / 压制 河 蟹

緊急 事態 が 発生 し ました

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます

免疫 細胞 の 皆様 損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え

至急 現場 へ 急行 して ください

お ー い

おい 誰 か い ない の か

おい 誰 か

誰 か い ない の か

おい みんな

血球 たち が い ない ?

おい そこ の 細胞 くん

白血球

待て 怖がる な

教えて くれ ここ ら の 血球 たち は

まさか みんな

そ … そうだ よ 僕 は 見た んだ

助けて くれ

何 万 何 十万 何 百万 いや もっと たくさんの 血球 が

あっという間 に 傷口 に 向かって 吸い込ま れる ように 飛ばさ れて いく の を

そして 出血 は 今もなお 続いて いる

それ が どういう こと か 分かる かい

僕ら 細胞 が 生きて いく の に 不可欠な 酸素 を

体中 に 巡らせる 赤血球 たち が い ない んだ

肺 やら 分泌 系 やら 体中 の 組織 細胞 が いろいろ やる だろう けど

これ ばっかり は どうにも なら ない

その うち 体中 が 冷たく なって

やがて 末端 の 方 の 細胞 から じわじわ と 酸欠 で 死んで いく はず

その 世界 は もう 終わり なんだ よ

その 世界 は もう 終わり なんだ よ

細胞 さん

大丈夫です か 酸素 を お 届け に

苦しい

さ … 細胞 さん

酸素 酸素 を くれ

細胞 さん ど … どうした ん です か

先輩 見て みんな 様子 が おかしい です よ

酸素 は まだ 届か ない の か

苦しい

死ぬ

これ 一体 どういう こと

大丈夫です か 何 が あった んです か

さ … 酸素 苦しい

しっかり して ください 細胞 さん この 酸素 置いて き ます

待って て ください すぐ 新しい 酸素 持ってき ます から

行く よ 後輩 ちゃん

先輩

先輩

先輩 なんか 仲間 の 姿 見え なく ない です か

そ … そう いえば

何 これ

肺 が こんなに 激しく 活動 を して いる

何 な の この 風

誰 か この 酸素 を 運んで ください

肺 が こんなに 呼吸 して 酸素 を 取り入れて る

なのに

誰 か この 酸素 を 運んで ください

それ が 体中 に 行き渡ら ない

早く これ を 届けて ください

てこ と は 運搬 する 赤血球 が 全然 足りて ない んだ

せ … 先輩

驚いて いる 場合 じゃ ない よ 早く 運ば なきゃ

細胞 さん たち が 待って いる んだ から

先輩

待って ください よ なんで そんなに 肝 が 据わって る んです か

お 待た せ し ました 新しい 酸素 です

本日 分 の 酸素 を お 届け に 参り ました

お 待た せ し ました

新しい 酸素 です

お 待た せ し ました すぐ 次の 酸素 持ってき ます ね

お 待た せ し ました

本日 分 の 酸素 と なり ます

お 待た せ し ました 酸素 お 持ち し ました

新しい 酸素 を すぐに 持ってき ます から 待って て ください

ここ から 傷口 付近 の 血管 と なって おり ます

血球 の 皆さん は 飛ばさ れ ない よう 気 を つけて ください

傷口 付近 の 血管 は こちら です

飛ばさ れ ない よう 気 を つけて ください

血球 の 皆さん 気 を つけて お 進み ください

行こう

くそ どう な っと る んだ

血管 を 通過 する 赤血球 の 数 が かつて ない ほど 少ない

急げ 急げ

こっち だって 人手 が 足りて ない んだ

血球 の 数 が 損じて い ます

酸素 運搬 どう なって る の

供給 間に合って ませ ん

こんなんじゃ とても 酸素 は 細胞 たち に 行き渡ら ん ぞ

こう なったら 俺 たち が バックアップ する しか ない

赤血球 を 血圧 で 後押し する んだ

ガンガン 循環 さ せろ

はい

後押し する ぞ

アテンション 血圧 上昇 中

アテンション 血圧 上昇 中

が … 頑張って 後輩 ちゃん

おい 押す な よ

俺 じゃ ない よ 血圧 が 上がった から 後ろ から 押さ れて

お … 押す な

危ない

傷口 が ある のに 血圧 上げる な バカ

大量 出血 時 の 症状 『 血圧 上昇 』

初期 は 交感 神経 が 興奮 し 血圧 が 上昇 する

や ばい です 血圧 を 上げた せい で 余計 出血 が 激しく

なに

振り向いちゃ ダメ 後輩 ちゃん

もう ちょっと だ から 頑張ろう ね

どんどん 運んで ください

大量 出血 時 の 症状 『 体温 低下 』

循環 する 血液 量 が 減少 する ため 体温 が 低下 する

ゆ … 雪

吹雪

先輩 待って ください この 雪 じゃ …

でも 行か なきゃ

私 たち だけ でも 酸素 を 運ば ない と

細胞 さん たち が 死んじゃ う

頑張って 後輩 ちゃん

手 が … かじかんで …

後輩 ちゃん

後輩 ちゃん

大丈夫

手 を

いい加減に して ください

ちょっと は 周り を 見て ください よ

私 たち が どう こうした ところ で この 状況 が 変わる と 思い ます か

もう どう やった って 酸素 の 供給 が 追いつく わけない じゃ ないで す か

私 たち の 他 に 赤血球 なんて 誰 も いない じゃ ないで す か

そう やって 先輩 は 後輩 に かっこいい ところ を 見せよう と 思って

意地 は って 頑張って る だけ な んでしょ

無意味です よ

知ら ない んです か 出血 性 ショック 死

出血 性 ショック

外傷 に よる 出血 や 消化 管 など 体 内 から の 出血 など に よって

大量の 血液 が 失わ れる と

血圧 が 保た れ なくなり 意識 が 朦朧と したり 失神 したり する

適切な 処置 を 行わ なければ 命 を 失う こと も ある

体 内 の 血液 量 の 3 分 の 1 程度 を 失う と

ショック 状態 に なる と 言わ れる

血液 の 三 分 の 一 が 失わ れたら 体 は 死ぬ んです

この 体 は もう ダメな んです よ

今 すぐ っ

ちょ やめ っ 何 を

私 は 最後 まで 酸素 を 運ぶ よ

それ が 私 たち の 仕事 なんだ から

せ … 先輩

先輩 待って もう やめて ください

手 が 重い

足 も 重い

みんな 待って る

早く 早く 届け なきゃ この 酸素 を

死ね や この 雑菌 が

ぶ っ 殺す ぶ っ 殺す

力 業 で ゴリ 押し よ

みんな 頑張って る

バカ 野郎 弱気に なる な 生きろ

みんな 風 に 飛ばさ れ ない ように

私 も やら なきゃ

届け なきゃ

酸素 を

先輩

ダメな 先輩 で ごめん ね

眩 しい

で え じょ ぶか

ど ど ど ど ど

どちら 様

ここ どこ だ

みんな 一緒だ ぞ

その 娘 赤血球 みて ぇな カッコ して んな

何の 仕事 し とる の

オラ たち と 同じ 赤血球 の 子 じゃ ねえ ん の かい

ええ でも 制服 の デザイン が 少し つ が うよ

でも わし ら に 似 とる ね この 子

はずめ ま すて

な して こげ なに ヘトヘト なん 雪 まみれ だ べ

あ … あの 実は 大きな 傷口 が あって

いろいろ 頑張った んです けど 酸素 の 配達 員 が 足りなくて

それ じゃ この まん まだ と オラ たち の 今 いる この 体 は 終わ っち まう だ か

わけ も 分から ず 連れて こ られた と 思ったら 理不尽 すぎる だ

お ー い みんな 大変だ

か くかく しか じか そう いう わけで 旅 は 道連れ 世 は 情け

すべて は 成り行き だ

オラ たち 血球 である 以上 流れ に 身 を 任せ ん だ

なるほど

言う 通り だ

賢い べ

もともと の 職場 は 違え ど 仕事 は 一緒

オラ たち 全員 で この 酸素 さ

運ぶ ぞ

どこ から と も なく 現れた この 赤血球 たち は

あっという間 に 体 の 隅々 まで 酸素 を 行き渡ら せた

だれ

フィブリン 繋ぎ合わせて ください

は ー い

だれ

オラ 赤血球

息 我慢 せん でも 大丈夫だ ぞ

だれ

ええ とこ だ な この 体 も ちょっと 荒れ てっ けど

そして

もう ダメ …

用意 周到に 死ぬ な

酸素

あら

酸素 お 届け に 参り ました

遅れ まして 申し訳 あり ませ ん でした

助かった ぞ

突然 現れた 大勢 の 赤血球 たち

そして 各 細胞 の 頑張り に より

そして 各 細胞 の 頑張り に より

出血 性 ショック に よる 危機 は 回避 できた のであった

やっと 届け られた

ちょっと あんた

よう お 疲れ さ ん

どれ くらい の 血球 たち が 失わ れて しまった んでしょう

正確な 数字 は 分から ん が とても 数え きれ ない だろう な

あの 新しい 赤血球 さん たち は どこ から 来た んでしょう ね

さあ な だ が おかげ で 助かった

オラ たち ある 日 突然 見た こと も ねえ 筒 状 の もん に 吸い込ま れて

なんか よく 分か ん ねえ けど ぐるぐる 回転 さ せ られて

ひ ゃっ こい 部屋 で 寝かさ れて

ほん で ま ぁ 気 が ついたら ここ に い ただよ

輸血

足りなく なった 血液 成分 を 補充 する 治療 方法

へえ 不思議 ね

前 の 体 と は 別の ところ だ けど

体 ん 中 で また はたらけて 嬉しい だ よ

やたら 馴染んで ます ね

どこ から 来た んだろう なぁ ホントに

では 私 後輩 ちゃん を 探し に 行き ます

ああ

お茶 ありがとう ございました

先輩 先輩

おお 後輩 ちゃん

私 先輩 に 言い たい こと が ある んです けど

か … 顔 が 怖い

今回 の 新人 研修

ありがとう ございました

私 今 まで ずっと 自分 の こと 優秀な 方 だ と 思って た んです けど

あ 事実 そう な んです けど

あ うん

仕事 って それ だけ じゃ ない んだ って いう 大事な こと を

今回 先輩 に 教えて いただき ました

仕事 は 知識 だけ じゃ なく 経験 と

あと 熱い ハート が 大事 って こと を

後輩 ちゃん

よ … よかった よ

後輩 ちゃん に 何も 教えて あげ られ ない と 思って た から

そんな 風 に 言って もらって …

せ … 先輩 泣か ないで ください よ

ダメな 先輩 で 申し訳ない けど

これ から も よろしく …

どうも よろしく どちら 様 です か

よろしく お 願い し ます

おお こちら こそ

あれ

す すす … すみません 人違い でした

あれ あれ

後輩 ちゃん どこ

優秀な 後輩 と 新たに 増えた 膨大な 数 の 仲間 たち に

早くも 翻弄 さ れる 赤血球 であった

お 待た せ いたし ました

よし

すみません まだ 工事 中 です

ご 迷惑 を おか けして い ます

あ 記憶 さん どうも っす

お 待た せ し ました

本日 分 の 酸素 に なり ます

ご苦労さま

今日 は 大漁 ね

おら

急げ のろま 共

あれ

あれ

よう 赤血球

こんな ところ で 何 して んだ

白血球 さん

まさか 道 に 迷って

そ … そんな こと ないで すよ

成長 し ました よ

いや 地図 逆さまだ けど

ここ ここ に ちょうど 届ける ところ だった んです よ

細菌 だ

ぶ っ 殺す

待て この 雑菌 野郎

赤血球 頑張れよ

はい

抗原 発見

白血球 さん も 頑張って ください

あの う

それ …

あ すいません

お 待た せ し ました

こちら 本日 分 の 酸素 に なり ます

今日 も 細胞 たち は 元気に はたらいて い ます

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はたらく 細胞 13 |さいぼう

1.2.3.4 We are cells at work !

1.2.3.4 We are HATARAKU Fuu !

今日 も 運ぶ よ   酸素   酸素 きょう||はこぶ||さんそ|さんそ

カラダ 中 の スミ から スミ へ |なか||すみ||すみ|

だけど 広くて   迷子   迷子 |ひろくて|まいご|まいご

手助け さ れて る はたらく 細胞   さ ぁ   いこう てだすけ|||||さいぼう|||

はたらく ぞ   はたらく ぞ   毎日 毎日 修行 中 ||||まいにち|まいにち|しゅぎょう|なか

今日 も 雑菌   排除   排除 きょう||ざっきん|はいじょ|はいじょ

細菌 ウイルス 出て こい や ぁ さいきん|ういるす|でて|||

絶対 逃がす な   遊 走   遊 走 ぜったい|にがす||あそ|はし|あそ|はし

プロフェッショナルな はたらく 細胞   さ ぁ   いこう ぷろふぇっしょなるな||さいぼう|||

はたらく ぞ   はたらく ぞ   毎日 毎日 戦場 ||||まいにち|まいにち|せんじょう

37兆 個 の ひと り ちょう|こ|||

次に 会える の は いつか な つぎに|あえる||||

誰 か の ため に だれ||||

一生懸命 いっしょうけんめい

あなた も わたし も 必死に はたらいて る ||||ひっしに||

みんな の ため に

命がけ だ ぞ いのちがけ||

プライド 持って   健康 第 イチ ! ぷらいど|もって|けんこう|だい|いち

はたらく ?  はたらく !  はたらく ?  はたらく !  HATARAKU !!!!

君 らしい ペース で   さあ   歩こう よ きみ||ぺーす|||あるこう|

あつい 陽 の 下   汗 を かいたら |よう||した|あせ||

冷たい 水 を 届ける よ つめたい|すい||とどける|

寒 さ に 震えて   風邪 を 引いたら さむ|||ふるえて|かぜ||ひいたら

元気 の 魔法 を となえる よ げんき||まほう|||

ひとりひとり が   違う カタチ で ||ちがう||

同じ 日 を 生きて る おなじ|ひ||いきて|

Happy Good Day

君 に 向かって エール   満点 じゃ なくて も きみ||むかって|えーる|まんてん|||

It ' s Okay , All Okay

だから   Happy Good Day

大きな 声 で フレー おおきな|こえ||

少し 転んで も   All Okay   笑って すこし|ころんで||||わらって

じゃあ ね   また 明日 |||あした

昨日 が くれた   今 を 未来 へ きのう|||いま||みらい|

君 らしい ペース で   届けて よ きみ||ぺーす||とどけて|

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途 ほん|じまく|よし|诸かみ|じまく|组しゅつ|しな|仅とも|まな||こうりゅう|きんし|よう|うしょう||ようと

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组 こうた|ちゅうにち|そう||じまく|つく|ざい||||およ|び|はく|诸かみ|じまく|

日 听 fanife · 煎 饼 / 日 校 谢方 / 翻 译 沐沐 · 咔咔 ひ|きん||い||ひ|こう|谢ほう|ひるがえ||もくもく|

翻 校 Syura / 时轴 椒粉 / 压制 河 蟹 ひるがえ|こう|||しょうこな|压せい|かわ|かに

緊急 事態 が 発生 し ました きんきゅう|じたい||はっせい||

生命 に 関わる レベル の ダメージ を 確認 せいめい||かかわる|れべる||だめーじ||かくにん

頭部 付近 の 組織 ・ 血管 が 激しく 損傷 して い ます とうぶ|ふきん||そしき|けっかん||はげしく|そんしょう|||

免疫 細胞 の 皆様   損傷 部 から の 細菌 の 侵入 に 備え めんえき|さいぼう||みなさま|そんしょう|ぶ|||さいきん||しんにゅう||そなえ

至急 現場 へ 急行 して ください しきゅう|げんば||きゅうこう||

お ー い |-|

おい   誰 か い ない の か |だれ|||||

おい   誰 か |だれ|

誰 か い ない の か だれ|||||

おい   みんな

血球 たち が い ない ? けっきゅう||||

おい   そこ の 細胞 くん |||さいぼう|

白血球 はっけっきゅう

待て   怖がる な まて|こわがる|

教えて くれ   ここ ら の 血球 たち は おしえて|||||けっきゅう||

まさか   みんな

そ … そうだ よ   僕 は 見た んだ |そう だ||ぼく||みた|

助けて くれ たすけて|

何 万   何 十万   何 百万   いや   もっと たくさんの 血球 が なん|よろず|なん|じゅうまん|なん|ひゃくまん||||けっきゅう|

あっという間 に 傷口 に 向かって 吸い込ま れる ように 飛ばさ れて いく の を あっというま||きずぐち||むかって|すいこま||よう に|とばさ||||

そして   出血 は 今もなお 続いて いる |しゅっけつ||いまもなお|つづいて|

それ が どういう こと か 分かる かい |||||わかる|

僕ら 細胞 が 生きて いく の に 不可欠な 酸素 を ぼくら|さいぼう||いきて||||ふかけつな|さんそ|

体中 に 巡らせる 赤血球 たち が い ない んだ たいちゅう||めぐらせる|せっけっきゅう|||||

肺 やら 分泌 系 やら 体中 の 組織 細胞 が いろいろ やる だろう けど はい||ぶんぴつ|けい||たいちゅう||そしき|さいぼう|||||

これ ばっかり は どうにも なら ない

その うち   体中 が 冷たく なって ||たいちゅう||つめたく|

やがて   末端 の 方 の 細胞 から じわじわ と 酸欠 で 死んで いく はず |まったん||かた||さいぼう||||さんけつ||しんで||

その 世界 は もう 終わり なんだ よ |せかい|||おわり||

その 世界 は もう 終わり なんだ よ |せかい|||おわり||

細胞 さん さいぼう|

大丈夫です か   酸素 を お 届け に だいじょうぶ です||さんそ|||とどけ|

苦しい くるしい

さ … 細胞 さん |さいぼう|

酸素   酸素 を くれ さんそ|さんそ||

細胞 さん   ど … どうした ん です か さいぼう||||||

先輩   見て   みんな 様子 が おかしい です よ せんぱい|みて||ようす||||

酸素 は まだ 届か ない の か さんそ|||とどか|||

苦しい くるしい

死ぬ しぬ

これ   一体 どういう こと |いったい||

大丈夫です か   何 が あった んです か だいじょうぶ です||なん|||ん です|

さ … 酸素   苦しい |さんそ|くるしい

しっかり して ください   細胞 さん   この 酸素 置いて き ます |||さいぼう|||さんそ|おいて||

待って て ください   すぐ 新しい 酸素 持ってき ます から まって||||あたらしい|さんそ|もってき||

行く よ   後輩 ちゃん いく||こうはい|

先輩 せんぱい

先輩 せんぱい

先輩   なんか 仲間 の 姿   見え なく ない です か せんぱい||なかま||すがた|みえ||||

そ … そう いえば

何 これ なん|

肺 が こんなに 激しく 活動 を して いる はい|||はげしく|かつどう|||

何 な の   この 風 なん||||かぜ

誰 か   この 酸素 を 運んで ください だれ|||さんそ||はこんで|

肺 が こんなに 呼吸 して 酸素 を 取り入れて る はい|||こきゅう||さんそ||とりいれて|

なのに

誰 か   この 酸素 を 運んで ください だれ|||さんそ||はこんで|

それ が 体中 に 行き渡ら ない ||たいちゅう||ゆきわたら|

早く   これ を 届けて ください はやく|||とどけて|

てこ と は   運搬 する 赤血球 が 全然 足りて ない んだ |||うんぱん||せっけっきゅう||ぜんぜん|たりて||

せ … 先輩 |せんぱい

驚いて いる 場合 じゃ ない よ   早く 運ば なきゃ おどろいて||ばあい||||はやく|はこば|

細胞 さん たち が 待って いる んだ から さいぼう||||まって|||

先輩 せんぱい

待って ください よ   なんで そんなに 肝 が 据わって る んです か まって|||||かん||すわって||ん です|

お 待た せ し ました   新しい 酸素 です |また||||あたらしい|さんそ|

本日 分 の 酸素 を お 届け に 参り ました ほんじつ|ぶん||さんそ|||とどけ||まいり|

お 待た せ し ました |また|||

新しい 酸素 です あたらしい|さんそ|

お 待た せ し ました   すぐ 次の 酸素 持ってき ます ね |また|||||つぎの|さんそ|もってき||

お 待た せ し ました |また|||

本日 分 の 酸素 と なり ます ほんじつ|ぶん||さんそ|||

お 待た せ し ました   酸素 お 持ち し ました |また||||さんそ||もち||

新しい 酸素 を すぐに 持ってき ます から   待って て ください あたらしい|さんそ|||もってき|||まって||

ここ から 傷口 付近 の 血管 と なって おり ます ||きずぐち|ふきん||けっかん||||

血球 の 皆さん は 飛ばさ れ ない よう   気 を つけて ください けっきゅう||みなさん||とばさ||||き|||

傷口 付近 の 血管 は こちら です きずぐち|ふきん||けっかん|||

飛ばさ れ ない よう   気 を つけて ください とばさ||||き|||

血球 の 皆さん   気 を つけて お 進み ください けっきゅう||みなさん|き||||すすみ|

行こう いこう

くそ   どう な っと る んだ

血管 を 通過 する 赤血球 の 数 が かつて ない ほど 少ない けっかん||つうか||せっけっきゅう||すう|||||すくない

急げ   急げ いそげ|いそげ

こっち だって 人手 が 足りて ない んだ ||ひとで||たりて||

血球 の 数 が 損じて い ます けっきゅう||すう||そんじて||

酸素 運搬 どう なって る の さんそ|うんぱん||||

供給   間に合って ませ ん きょうきゅう|まにあって||

こんなんじゃ   とても 酸素 は 細胞 たち に 行き渡ら ん ぞ ||さんそ||さいぼう|||ゆきわたら||

こう なったら   俺 たち が バックアップ する しか ない ||おれ|||ばっくあっぷ|||

赤血球 を 血圧 で 後押し する んだ せっけっきゅう||けつあつ||あとおし||

ガンガン 循環 さ せろ |じゅんかん||

はい

後押し する ぞ あとおし||

アテンション   血圧 上昇 中 |けつあつ|じょうしょう|なか

アテンション   血圧 上昇 中 |けつあつ|じょうしょう|なか

が … 頑張って   後輩 ちゃん |がんばって|こうはい|

おい   押す な よ |おす||

俺 じゃ ない よ   血圧 が 上がった から   後ろ から 押さ れて おれ||||けつあつ||あがった||うしろ||おさ|

お … 押す な |おす|

危ない あぶない

傷口 が ある のに 血圧 上げる な   バカ きずぐち||||けつあつ|あげる||ばか

大量 出血 時 の 症状 『 血圧 上昇 』 たいりょう|しゅっけつ|じ||しょうじょう|けつあつ|じょうしょう

初期 は 交感 神経 が 興奮 し   血圧 が 上昇 する しょき||こうかん|しんけい||こうふん||けつあつ||じょうしょう|

や ばい です   血圧 を 上げた せい で 余計 出血 が 激しく |||けつあつ||あげた|||よけい|しゅっけつ||はげしく

なに

振り向いちゃ ダメ   後輩 ちゃん ふりむいちゃ|だめ|こうはい|

もう ちょっと だ から   頑張ろう   ね ||||がんばろう|

どんどん 運んで ください |はこんで|

大量 出血 時 の 症状 『 体温 低下 』 たいりょう|しゅっけつ|じ||しょうじょう|たいおん|ていか

循環 する 血液 量 が 減少 する ため   体温 が 低下 する じゅんかん||けつえき|りょう||げんしょう|||たいおん||ていか|

ゆ … 雪 |ゆき

吹雪 ふぶき

先輩   待って ください   この 雪 じゃ … せんぱい|まって|||ゆき|

でも   行か なきゃ |いか|

私 たち だけ でも 酸素 を 運ば ない と わたくし||||さんそ||はこば||

細胞 さん たち が 死んじゃ う さいぼう||||しんじゃ|

頑張って   後輩 ちゃん がんばって|こうはい|

手 が … かじかんで … て||

後輩 ちゃん こうはい|

後輩 ちゃん こうはい|

大丈夫 だいじょうぶ

手 を て|

いい加減に して ください いいかげんに||

ちょっと は 周り を 見て ください よ ||まわり||みて||

私 たち が どう こうした ところ で この 状況 が 変わる と 思い ます か わたくし||||||||じょうきょう||かわる||おもい||

もう どう やった って 酸素 の 供給 が 追いつく わけない じゃ ないで す か ||||さんそ||きょうきゅう||おいつく|||||

私 たち の 他 に 赤血球 なんて 誰 も いない じゃ ないで す か わたくし|||た||せっけっきゅう||だれ||||||

そう やって 先輩 は 後輩 に かっこいい ところ を 見せよう と 思って ||せんぱい||こうはい|||||みせよう||おもって

意地 は って   頑張って る だけ な んでしょ いじ|||がんばって||||

無意味です よ むいみ です|

知ら ない んです か   出血 性 ショック 死 しら||ん です||しゅっけつ|せい|しょっく|し

出血 性 ショック しゅっけつ|せい|しょっく

外傷 に よる 出血 や 消化 管 など 体 内 から の 出血 など に よって がいしょう|||しゅっけつ||しょうか|かん||からだ|うち|||しゅっけつ|||

大量の 血液 が 失わ れる と たいりょうの|けつえき||うしなわ||

血圧 が 保た れ なくなり   意識 が 朦朧と したり   失神 したり する けつあつ||たもた|||いしき||もうろうと||しっしん||

適切な 処置 を 行わ なければ   命 を 失う こと も ある てきせつな|しょち||おこなわ||いのち||うしなう|||

体 内 の 血液 量 の 3 分 の 1 程度 を 失う と からだ|うち||けつえき|りょう||ぶん||ていど||うしなう|

ショック 状態 に なる と 言わ れる しょっく|じょうたい||||いわ|

血液 の 三 分 の 一 が 失わ れたら   体 は 死ぬ んです けつえき||みっ|ぶん||ひと||うしなわ||からだ||しぬ|ん です

この 体 は もう ダメな んです よ |からだ|||だめな|ん です|

今 すぐ っ いま||

ちょ   やめ っ   何 を |||なん|

私 は 最後 まで 酸素 を 運ぶ よ わたくし||さいご||さんそ||はこぶ|

それ が 私 たち の 仕事 なんだ から ||わたくし|||しごと||

せ … 先輩 |せんぱい

先輩   待って   もう やめて ください せんぱい|まって|||

手 が 重い て||おもい

足 も 重い あし||おもい

みんな   待って る |まって|

早く   早く 届け なきゃ   この 酸素 を はやく|はやく|とどけ|||さんそ|

死ね や   この 雑菌 が しね|||ざっきん|

ぶ っ 殺す   ぶ っ 殺す ||ころす|||ころす

力 業 で ゴリ 押し よ ちから|ぎょう|||おし|

みんな   頑張って る |がんばって|

バカ 野郎   弱気に なる な   生きろ ばか|やろう|よわきに|||いきろ

みんな   風 に 飛ばさ れ ない ように |かぜ||とばさ|||よう に

私 も   やら なきゃ わたくし|||

届け なきゃ とどけ|

酸素 を さんそ|

先輩 せんぱい

ダメな 先輩 で   ごめん ね だめな|せんぱい|||

眩 しい くら|

で え じょ ぶか

ど   ど   ど   ど   ど

どちら 様 |さま

ここ どこ だ

みんな 一緒だ ぞ |いっしょだ|

その 娘   赤血球 みて ぇな カッコ して んな |むすめ|せっけっきゅう|||かっこ||

何の 仕事 し とる の なんの|しごと|||

オラ たち と 同じ 赤血球 の 子 じゃ ねえ ん の かい |||おなじ|せっけっきゅう||こ|||||

ええ   でも 制服 の デザイン が 少し つ が うよ ||せいふく||でざいん||すこし|||

でも   わし ら に 似 とる ね   この 子 ||||に||||こ

はずめ ま すて should||

な して こげ なに ヘトヘト なん   雪 まみれ だ べ ||||||ゆき|||

あ … あの   実は 大きな 傷口 が あって ||じつは|おおきな|きずぐち||

いろいろ 頑張った んです けど   酸素 の 配達 員 が 足りなくて |がんばった|ん です||さんそ||はいたつ|いん||たりなくて

それ じゃ   この まん まだ と オラ たち の 今 いる この 体 は 終わ っち まう だ か |||||||||いま|||からだ||しまわ||||

わけ も 分から ず 連れて こ られた と 思ったら 理不尽 すぎる だ ||わから||つれて||||おもったら|りふじん||

お ー い   みんな 大変だ |-|||たいへんだ

か くかく   しか じか   そう いう わけで   旅 は 道連れ   世 は 情け |||||||たび||みちづれ|よ||なさけ

すべて は 成り行き だ ||なりゆき|

オラ たち 血球 である 以上   流れ に 身 を 任せ ん だ ||けっきゅう||いじょう|ながれ||み||まかせ||

なるほど

言う 通り だ いう|とおり|

賢い べ かしこい|

もともと の 職場 は 違え ど   仕事 は 一緒 ||しょくば||ちがえ||しごと||いっしょ

オラ たち 全員 で この 酸素 さ ||ぜんいん|||さんそ|

運ぶ ぞ はこぶ|

どこ から と も なく 現れた この 赤血球 たち は |||||あらわれた||せっけっきゅう||

あっという間 に 体 の 隅々 まで 酸素 を 行き渡ら せた あっというま||からだ||すみずみ||さんそ||ゆきわたら|

だれ

フィブリン 繋ぎ合わせて ください |つなぎあわせて|

は ー い |-|

だれ

オラ 赤血球 |せっけっきゅう

息 我慢 せん でも 大丈夫だ ぞ いき|がまん|せ ん||だいじょうぶだ|

だれ

ええ とこ だ な   この 体 も   ちょっと 荒れ てっ けど |||||からだ|||あれ||

そして

もう ダメ … |だめ

用意 周到に 死ぬ な ようい|しゅうとうに|しぬ|

酸素 さんそ

あら

酸素   お 届け に 参り ました さんそ||とどけ||まいり|

遅れ まして   申し訳 あり ませ ん でした おくれ||もうし わけ||||

助かった ぞ たすかった|

突然 現れた 大勢 の 赤血球 たち とつぜん|あらわれた|おおぜい||せっけっきゅう|

そして 各 細胞 の 頑張り に より |かく|さいぼう||がんばり||

そして 各 細胞 の 頑張り に より |かく|さいぼう||がんばり||

出血 性 ショック に よる 危機 は 回避 できた のであった しゅっけつ|せい|しょっく|||きき||かいひ||

やっと 届け られた |とどけ|

ちょっと あんた

よう   お 疲れ さ ん ||つかれ||

どれ くらい の 血球 たち が 失わ れて しまった んでしょう |||けっきゅう|||うしなわ|||

正確な 数字 は 分から ん が   とても 数え きれ ない だろう な せいかくな|すうじ||わから||||かぞえ||||

あの 新しい 赤血球 さん たち は どこ から 来た んでしょう ね |あたらしい|せっけっきゅう||||||きた||

さあ な   だ が おかげ で 助かった ||||||たすかった

オラ たち   ある 日 突然 見た こと も ねえ 筒 状 の もん に 吸い込ま れて |||ひ|とつぜん|みた||||つつ|じょう||||すいこま|

なんか よく 分か ん ねえ けど   ぐるぐる 回転 さ せ られて ||わか|||||かいてん|||

ひ ゃっ こい 部屋 で 寝かさ れて |||へや||ねかさ|

ほん で ま ぁ   気 が ついたら   ここ に い ただよ ||||き||||||

輸血 ゆけつ

足りなく なった 血液 成分 を 補充 する 治療 方法 たりなく||けつえき|せいぶん||ほじゅう||ちりょう|ほうほう

へえ   不思議 ね |ふしぎ|

前 の 体 と は 別の ところ だ けど ぜん||からだ|||べつの|||

体 ん 中 で また はたらけて 嬉しい だ よ からだ||なか||||うれしい|| |||||working|||

やたら 馴染んで ます ね |なじんで||

どこ から 来た んだろう なぁ   ホントに ||きた|||ほんとに

では 私   後輩 ちゃん を 探し に 行き ます |わたくし|こうはい|||さがし||いき|

ああ

お茶   ありがとう ございました おちゃ||

先輩   先輩 せんぱい|せんぱい

おお   後輩 ちゃん |こうはい|

私   先輩 に 言い たい こと が ある んです けど わたくし|せんぱい||いい|||||ん です|

か … 顔 が 怖い |かお||こわい

今回 の 新人 研修 こんかい||しんじん|けんしゅう

ありがとう ございました

私   今 まで ずっと 自分 の こと   優秀な 方 だ と 思って た んです けど わたくし|いま|||じぶん|||ゆうしゅうな|かた|||おもって||ん です|

あ   事実 そう な んです けど |じじつ|||ん です|

あ   うん

仕事 って   それ だけ じゃ ない んだ って いう 大事な こと を しごと|||||||||だいじな||

今回   先輩 に 教えて いただき ました こんかい|せんぱい||おしえて||

仕事 は 知識 だけ じゃ なく   経験 と しごと||ちしき||||けいけん|

あと   熱い ハート が 大事 って こと を |あつい|はーと||だいじ|||

後輩 ちゃん こうはい|

よ … よかった よ

後輩 ちゃん に 何も 教えて あげ られ ない と 思って た から こうはい|||なにも|おしえて|||||おもって||

そんな 風 に 言って もらって … |かぜ||いって|

せ … 先輩   泣か ないで ください よ |せんぱい|なか|||

ダメな 先輩 で 申し訳ない けど だめな|せんぱい||もうし わけない|

これ から も よろしく …

どうも よろしく   どちら 様 です か |||さま||

よろしく お 願い し ます ||ねがい||

おお   こちら こそ

あれ

す すす … すみません   人違い でした |||ひとちがい|

あれ   あれ

後輩 ちゃん   どこ こうはい||

優秀な 後輩 と 新たに 増えた 膨大な 数 の 仲間 たち に ゆうしゅうな|こうはい||あらたに|ふえた|ぼうだいな|すう||なかま||

早くも 翻弄 さ れる 赤血球 であった はやくも|ほんろう|||せっけっきゅう|

お 待た せ いたし ました |また|||

よし

すみません   まだ 工事 中 です ||こうじ|なか|

ご 迷惑 を おか けして い ます |めいわく|||||

あ   記憶 さん   どうも っす |きおく|||

お 待た せ し ました |また|||

本日 分 の 酸素 に なり ます ほんじつ|ぶん||さんそ|||

ご苦労さま ごくろうさま

今日 は 大漁 ね きょう||たいりょう|

おら

急げ   のろま 共 いそげ||とも

あれ

あれ

よう   赤血球 |せっけっきゅう

こんな ところ で 何 して んだ |||なん||

白血球 さん はっけっきゅう|

まさか   道 に 迷って |どう||まよって

そ … そんな こと ないで すよ

成長 し ました よ せいちょう|||

いや   地図   逆さまだ けど |ちず|さかさまだ| ||upside down|

ここ   ここ に ちょうど 届ける ところ だった んです よ ||||とどける|||ん です|

細菌 だ さいきん|

ぶ っ 殺す ||ころす

待て   この 雑菌 野郎 まて||ざっきん|やろう

赤血球   頑張れよ せっけっきゅう|がんばれよ

はい

抗原 発見 こうげん|はっけん

白血球 さん も   頑張って ください はっけっきゅう|||がんばって|

あの う

それ …

あ   すいません

お 待た せ し ました |また|||

こちら 本日 分 の 酸素 に なり ます |ほんじつ|ぶん||さんそ|||

今日 も 細胞 たち は 元気に はたらいて い ます きょう||さいぼう|||げんきに|||