Bakuman . Episode 9
( 服部 哲 ( はっと り あき ら ) ) うん
( 2 人 ) う っ
( 服部 ) この 前 より 数 段 よく なって る
( 2 人 ) えっ ?
ビックリ し た よ
話 も 絵 も 指摘 し た ところ が 解消 さ れ て ―
とても よく なって る
特に 話 が いい
( 高木 秋 人 ( た かぎ あき と ) ) はい ! 今回 は 真 城 ( ま しろ ) の 意見 も いっぱい 入れ た ので
今日 9 月 30 日 だ し
これ 手塚 ( て づか ) 賞 に 出し て み ない ?
( 2 人 ) あっ
はい !
( 操作 音 )
( 秋 人 ) 最終 候補 止まり
入選 から 佳作 まで 4 本 出 た けど
俺 たち の は ダメ だった って
( 石沢 ( いし ざ わ ) ) この 入選 と 準 入選 取って る 新妻 ( に い づま ) エイジ って やつ と ―
お前 ら の 差 何 か 分かる か ?
絵 だ よ 絵
( 真 城 最高 ( もり たか ) ) あっ …
( 石沢 ) 現に 評価 も ストーリー は どっち も 5 段階 の 4
画 力 ( が りょく ) は あ っち が 5 で お前 ら は 3
それ も おまけ の 3 だ ろ う な
つまり 高木 は 才能 ある が 真 城 が 足 引っ張って る
石沢 君 ずばり 言い すぎ
( 石沢 ) ホント の こと な ん だ から しかた ねえ だ ろ
( 秋 人 ) あの な …
お前 …
秋 人 ( シュー ジン ) やめろ !
俺 の 絵 が 追い つい て ない の は 確か だ
ほら 本人 も 認め てる じゃ ん
お前 一 度 でも 31 ページ マンガ 描 い た こと ある の か ?
( 石沢 ) ない よ
… けど こんな 下手 な やつ より 全然 うまい よ
見る ?
俺 と お前 が 組め ば 絶対 …
ウワッ !
( どよめき )
秋 人 ( シュー ジン ) !
真 城 に 謝れ !
( 石沢 ) な … 何 す ん だ ? 先生 に 言いつける ぞ !
( 秋 人 ) 言いつけ て いい から 謝 れ っつ って ん だ よ !
♪ ~
~ ♪
( 女子 生徒 ) ねえ 知って る ?
昨日 3 年 で ケンカ が あった ん だ って
( 女子 生徒 ) え ? 誰 ?
( 女子 生徒 ) 名前 まで は 分か ん ない けど
いつも テスト で トップ の 人 だって
( 女子 生徒 ) へえ そんな 人 が ケンカ し た の ?
( 鈴木 ( すずき ) ) お っす ! 最高 ( サイコー ) ( 最高 ) ん ?
お前 水 くせ え じゃ ん マンガ 描 い て た なんて さ
全然 知ら なかった よ
( 川崎 ( かわさ き ) ) なあ 手塚 賞 って すげ え ん だ ろ ?
その 最終 候補 に 残った なんて よ
( 鈴木 ) 俺 高木 見直し た よ
成績 落とし て まで マンガ 描 い てる なんて さ
なあ 今回 の 石沢 の こと も マンガ と 関係 あん の か ?
あいつ も マンガ 家 目指し てる って 言って る し
( 鈴木 ) ええ ? マジ で ?
( 2 人 ) あ ?
( 川崎 ) あれ ? ( 鈴木 ) 最高 ( サイコー ) ?
( 担任 ) … で この 問題 は ―
この 公式 を 当てはめ れ ば 解ける わけ だ
分かった か ? 川崎
( 川崎 ) 先生 !
なんで いつも 俺 に 念 を 押す ん です か ?
( 担任 ) お前 が 理解 でき れ ば みんな 大丈夫 だ ろ ?
( 川崎 ) 鈴木 君 分かって ない と 思い ま ー す
( 生徒 たち の 笑い声 ) ( 鈴木 ) 何 言って ん だ よ お前 !
( 担任 ) じゃあ この 問題 は 鈴木 に 解 い て もら お う
( バイブ 音 ) ( 最高 ) あっ
( 操作 音 )
あっ
秋 人 ( シュー ジン ) から だ
( 見 吉 香 耶 ( みよし かや ) ) い た 真 城 !
高木 は ? 今日 見かけ ない ん だ けど
( 最高 ) 1 週間 の 謹慎 だって
え えっ ? なんで よ ?
石沢 は 学校 来 てる よ
あいつ が ひどい こと 言った の が 悪い ん じゃ ん
まあ 少し やり すぎ だ と は 思う けど
でも 高木 が あんな ガツン と やる と は 思わ なかった よ
なんか ちょ い 見直し たっ つう か さ
あれ … 何 ?
ちょっと 行っちゃ う の ?
真 城 !
う っ …
俺 と 組 ん で マンガ 家 に なって くれ
( 最高 の 声 ) 秋 人 ( シュー ジン ) と 一緒に マンガ 家 に なる こと を 決め て …
18 まで に アニメ 化
それ を 目標 に いや 現実 に しよ う ぜ !
じゃあ 俺 も 北 高 ( きた こう ) だ
( 最高 の 声 ) 少し でも 早く マンガ 家 に なる ため に
進路 まで 変え て
なのに 俺 は …
特に 話 が いい
つまり 高木 は 才能 ある が 真 城 が 足 引っ張って る
( 最高 の 声 ) せめて 賞 に 入って い れ ば …
( 見 吉 ) ねえ 美保 ( みほ ) これ 見 て
( 亜豆 ( あずき ) 美保 ) え ?
石沢 が 言って た の って この こと だ よ ね ?
ビックリ だ よ ホント
あの 高木 が マンガ 家 目指し て た なんて さ
全然 知ら なかった よ
それ で あんな に フラフラ だった ん だ
納得
( 亜豆 美奈 ( みな ) ) ねえ 何 読 ん でる の ?
美奈
( 美奈 ) あっ 「 ジャック 」
美奈 ちゃん 「 ジャック 」 知って る の ?
クラス の 男子 みんな 読 ん でる
( 見 吉 ) そう な ん だ
でも なんで 「 ジャック 」 読 ん でる の ?
フフン
私 たち の 知り合い の 名前 が 載って る の
すごい !
私 に も 見せ て
( 亜豆 美雪 ( みゆき ) ) ダメ でしょ 美奈 お 姉ちゃん たち の 邪魔 し ちゃ
だって …
( 美雪 ) あと で 見せ て くれる わ よ
テーブル の 上 に ケーキ 用意 し て ある から ―
食べ ちゃ い なさい
は ー い
ごめんなさい ね 香 耶 ちゃん 騒々しく て
いいえ うち に 比べ たら 全然
( 美雪 ) そう いえ ば さっき の 高木 君 って ―
美保 と 同じ クラス の 高木 君 ?
知って る ん です か ?
ええ 学年 トップ で 有名 だ から
でも 高木 謹慎 に なっちゃ っ た ん です よ
( 美雪 ) まあ どう し て ?
イヤ な やつ を ぶ っ 飛ばし ちゃ った ん です
まあ
でも 男の子 は 少し くらい 悪い ほう が 魅力 的 よ ね
お 母 さん
( 見 吉 ) こう いう 時 彼女 と し て は どう す べき か …
え えっ すごい !
香 耶 ちゃん 彼 氏 でき た ん だ
いや ! まだ ちゃん と つきあって る わけ じゃ ない けど
落ち込 ん でる だ ろ う から さ
( 美奈 ) さすが 香 耶 ちゃん 内助 の 功 って やつ だ ね
いやいや
( 美奈 ) お 姉 ( ねえ ) も 頑張 ん な よ
( 見 吉 ) あっ
( 見 吉 ) フフッ ( 亜豆 ) うるさい
( 最高 ) ん ?
( 真 城 二三男 ( ふみ お ) ) ん ?
どう し た ? 最高
う … うん
ちょっと 眠 れ なく て
( 二三男 ) そう か
どう だ ? マンガ
うん … まあ 頑張って る
そう か
あっ 叔父さん の 仕事場 の 光熱 費 と か ありがとう
( 二三男 ) うん …
それ を 払 っと る の は 昌弘 ( まさ ひろ )
えっ 父さん ?
( 二三男 ) 何 か あった の か ?
( 最高 ) 別に
まあ 生き てりゃ 何 か は ある が な
お じいちゃん
( 二三男 ) うん ?
( 最高 ) 一緒に マンガ 描 い てる やつ が い て
でも 僕 そ いつ の 足 を 引っ張って る よう な 気 が し て …
もしかしたら 僕 と 組 ん で い たら そい つ
マンガ 家 に な れ ない かも しれ ない
それ で 後悔 し ない の か な って …
( 二三男 ) いい ん じゃ ない か ?
え ?
自分 で 選 ん だ こと だ ろ う
だったら 納得 できる
真剣 に 悩 ん で
誰 で も ない 自分 が 決め た こと なら な
… そう “ 漢 ( おとこ ) の 痩 ( や ) せ 我 ( が ) マン ” が 言って おった
え ?
信弘 ( のぶ ひろ ) の マンガ
たしか 4 巻
( 最高 の 声 ) 読 ん でる ! しかも 覚え てる !
叔父さん も …
川口 ( かわ ぐち ) たろう も そう 思って い た の か な
( ドア が 開く 音 )
( 最高 ) いって き ます
( 教師 ) ここ ここ 分かる かな 川崎 君
( 川崎 ) “ ここ ” ? ここ です か ? 先生
( 教師 ) 違う よ そこ じゃ なく て ここ
( 岩瀬 愛子 ( いわ せ あいこ ) ) 先生 授業 が 進み ませ ん
重要 な 箇所 は 黒板 に 書 い て ください
( 教師 ) あっ はい
あ …
( 担任 ) ほ い 高木 ん 家 ( ち ) の 住所
一応 謹慎 中 な ん だ から な
( 最高 ) あっ はい
( 担任 ) しかし 人気者 だ な あいつ は
( 最高 ) ん ?
あっ
ここ だ
( 最高 の 声 ) そう いや …
( 秋 人 の 母 ) 仇 ( かたき ) …
( 秋 人 ) え ?
( 秋 人 の 母 ) お 父さん の …
仇 とって ね
( 最高 の 声 ) お 母 さん … い ない よ な
( ノック )
( 秋 人 ) は ー い ! 今 出 ます
( 最高 ) う わ っ
おお っ 最高 ( サイコー ) か !
いい と こ 来 た な ちょうど メール しよ う と 思って た
時間 ある から さ 結構 いい 話 でき てる
ネーム に し ちゃ お う か 迷って て 最高 ( サイコー ) に 見 て ほしかった とこ
( 最高 の 声 ) よかった
秋 人 ( シュー ジン ) 思った より 全然 元気 だ
さあ 上がれよ
狭い とこ だ けど さ
( 最高 ) ああ
( 秋 人 ) ボロ い アパート で ビックリ し た ろ ?
あっ スリッパ と か ない から そのまま 上がって
えっ ?
( 最高 の 声 ) なんで ?
お … お邪魔 し ます
これ まだ 文章 だ けど 結構 自信 ある
あっ 見せ て
( 秋 人 ) 気 に 入ら なかったら 遠慮 なく 言って くれよ
( 最高 の 声 ) こんなに ?
僕 に 見せ てる の は ―
考え た 中 で も いい と 思った ほんの 一部 な ん だ
( 秋 人 ) お っ これ も オススメ
( 小声 で ) それ より あの 2 人 何 な ん だ よ
( 小声 で ) 石沢 殴っちゃ っ た から かな
急に モテ ちゃ って
や っぱ 男 は 少し 悪い くらい の ほう が ―
いい って ホント かも
( 最高 ) … ん な こ と 言って る 場合 か ?
( 秋 人 ) 俺 も 困って た から “ いい とこ 来 た ” って 言った ん だ !
見 吉 は 心配 し て 来 て くれ た みたい
( 最高 ) それ は 何となく 分かった けど なんで 岩瀬 ?
( 秋 人 ) 岩瀬 と 俺 どうやら つきあって る みたい な ん だ よ な
( 最高 ) えっ ? “ みたい ” って 何 だ よ
いや … 俺 も 忘れ て た けど
1 年 の 3 学期 …
岩瀬 愛子 です
( 秋 人 ) え … えっ と
( 岩瀬 ) 今回 の 期末 でも 2 位 だった 岩瀬 愛子 です
ああ … そう な ん だ
ん ?
あ …
( 岩瀬 ) お互い を 励み に し て 頑張り ま しょ う
( 秋 人 ) ああ … 頑張 ろ う ぜ
… みたい な こ と あって さ
( 最高 ) それ だけ で つきあった こと に さ れ た って こと ?
ああ 岩瀬 の 話 だ と …
握手 し た
つまり 手 を 握った こと が つきあう って 了承 し た こと です
… て 言って た
そん 時 は ただ ―
ライバル 意識 燃やさ れ てる ん だ と 思った から
( 最高 ) で も 真面目 な 岩瀬 なら そう なる の か …
最高 ( サイコー ) と 亜豆 手 も 握った こと ない から
俺 と 岩瀬 の ほう が 進 ん だ 関係 に なる し
ハハッ
“ ハハッ ” じゃ ねえ だ ろ
… で その “ つきあって る ” みたい な 会話
見 吉 は 聞い て た の ?
ああ 見 吉 は …
高木 君 本当 に 岩瀬 さん と つきあって る ん です か ?
つきあって る なら なんで 私 に 告白 し た ん です か ?
… て 怒った
そこ に 最高 ( サイコー ) 来 て くれ て 話 止まって る
俺 最悪 な 時 に 来た ん じゃ ん
修羅場 って やつ じゃ ん
( 見 吉 ) ちょっと ( 2 人 ) いっ !
何 2 人 で ボソボソ 話し てん の よ
男らしく し なさい よ
( 秋 人 ) えっ !
ああ … はい
私 と 岩瀬 さん どっち と つきあう の ?
う …
待て !
( 見 吉 ) ん ?
俺 は どっち と も つきあう なんて 言って ない
岩瀬 と は 握手 し た だけ で
それ が イコール つきあい ます と は 思わ なかった
見 吉 に は 話し たい って 言った だけ
それ が イコール 告白 し た こと に なる と は 思わ なかった
以上 です !
( 見 吉 ) バカらしい
私 帰る
( 秋 人 ) ん ? ( 岩瀬 ) 高木 君
私 の こと 嫌い ?
いや 嫌い じゃ ない けど …
じゃあ 好き ?
好き か 嫌い か って 言わ れ たら … 好き
さよなら
( 秋 人 ) 待て よ 見 吉
お前 も 好き か 嫌い か なら 好き だ
( 見 吉 ) あっ ?
何 堂々 と 二 股 かけ てん の よ !
( 秋 人 ) え ? ああ … そう なる の か ?
( 最高 の 声 ) なる だ ろ 何 考え てん だ ? 秋 人 ( シュー ジン )
じゃあ 聞く けど
見 吉 も 岩瀬 も 俺 の こと 好き な の か よ
好き ! 特別 な 意味 で
好き に 決まって ます
で なけ れ ば 手 なんか 握ら せ ませ ん
( 秋 人 ) ど お ー ! 何 だ ?
なんで 俺 が こんなに モテ てん だ ?
えっ おかしい だ ろ !
えっ えっ ちょっと 待って
ちょっと 待って え えっ !
( 最高 ) 何 うろたえ てん だ よ
( 秋 人 ) いっ ?
高木 は 岩瀬 さん と 私 どっち が 好き な の か
それ だけ は 答え なさい よ ね
( 秋 人 の 声 ) これ … 好き って 言った ほう と つきあう こと に なる の か ?
… つう か
俺 に は マンガ 家 に なる って 夢 が ある わけ で
恋愛 は 二の次 だ ぞ !
つきあった と し て も デート する 暇 なんか ない から な !
うん ! いい よ
応援 する
マンガ は やめ て ください
あ …
そんな こと し て い たら ―
必ず 後悔 し ます
あっ …
夢 追 って 破れ て 後悔 する なら 納得 できる
夢 追わ なかった こと に 後悔 し たく ない
真 城 と マンガ を 描き 始める 前 は ―
毎日 が ただ 過ぎ て いく だけ だった
… けど 今 は 楽しい
懸命 に 生き てる
岩瀬 俺
真 城 と 一緒に 谷 草 北 ( やく さ きた ) に 行く ん だ
( 岩瀬 ) ハッ …
そう
さよなら
高木 君
今 の こと 一生 後悔 する から
絶対 に
ああ
その 時 は 俺 を 笑え
笑え ない よ
( ドア が 開く 音 )
私 も 第 1 希望 谷 草 北
( 秋 人 ) ウソ ?
決まり だ ね 岩瀬 に フラ れ た し
そ っか あ 谷 草 北 か
高木 頭 いい から
絶対 違う 高校 行っちゃ う と 思って た
よかった これ で 来年 から も 一緒に い られる
あっ でも その 前 に 高木 勉強 見 て …
見 吉 !
真 城 と 亜豆 は つきあって る って いう か
両 思い な ん だ
え えっ ! マジ ?
な … なんで それ を ここ で 言う ん だ よ !
俺 が 見 吉 に 亜豆 の こと 聞い た の は 真 城 の ため
えっ ?
私 と 話し たかった ん じゃ なく て ?
そう
亜豆 の こと を 聞き出し たかった の は
いっ ?
( 秋 人 ) ウッ …
ごめん
俺 が … 悪い
( 見 吉 ) 悪い ね
だから あと 10 発 殴ら せろ
ひ いっ !
お … お前
空手 と か 合 気道 と か やって た ん だ ろ ?
ボクシング も ね
じゃあ おまけ し て あと 3 発
それ だけ 殴れ ば スッ と する から
よし 殴れ !
殴り 終わったら つきあって
( 秋 人 ) そ … それ は 別 じゃ ね ?
さっき 私 の こと 好き って 言った じゃ ん
あ あっ もう うる せ え な !
早く 殴れ よ !
( 殴る 音 ) ( 秋 人 の うめき声 )
( 見 吉 ) 大丈夫 ~ ? 高木
もう 帰れ よ …
えー ?
( 秋 人 ) ああ … 最高 ( サイコー ) は 待って
( 秋 人 ) 話 が ある ( 最高 ) え ?
マンガ の 話 ?
( 秋 人 ) ああ
( 見 吉 ) ふ ー ん
分かった
2 人 の 邪魔 し ちゃ 悪い し また 来る
マンガ 頑張って ね !
( ドア が 閉まる 音 ) ( 最高 ) 見 吉 って いい やつ だ な
基本 的 に は な
( 最高 ) … で 話 って ?
さっき 服部 さん から 電話 来 て
この 前 の 手塚 賞 の 選評 を 見 ながら 反省 会し よ う って
都合 の いい 時 に 来 て くれ って
分かった
次 は 賞 を 取って デビュー しよ う な
( 最高 ) ああ
( 秋 人 ) 18 まで に アニメ 化 だ から な !
せっかく 時間 でき た ん だ
俺 すげ え 面白い ネーム 考える よ
お ?
( 最高 ) 俺 も もっと もっと 絵 の 練習 する
絶対 秋 人 ( シュー ジン ) に 後悔 さ せ ない
( 秋 人 ) 俺 今日 ホント に モテモテ だ な
痛 ( い た ) っ !
( 最高 ) キモ い こ と 言う な
仕事場 行く か !
( 服部 雄二郎 ( ゆうじ ろう ) ) 道 しっかり 覚え とい て よ
この 辺 だいぶ ゴチャゴチャ し てる から
まあ でも 学校 も 近い し
食べる 所 に は 困ら ない と 思う から さ
… て 新妻 君 ?
( 新妻 エイジ ) ん ん ん …
( カラス の 鳴き声 )
( エイジ ) ギャー !
新妻 君 そっち じゃ ない って !
( エイジ ) ギャー !
( 雄二郎 ) 新妻 く ー ん !
( エイジ の カラス の 鳴き まね )
♪ ~
~ ♪
( 見 吉 ) ねえ 高木 今日 の 放 課 後 デート し …
( 秋 人 ) ダメ
( 見 吉 ) じゃあ 明日 ( 秋 人 ) ダメ
次 の 作品 に 取りかかる
( 見 吉 ) 高木 ~ !
( 秋 人 ) 次回 「 10 と 2 」
俺 に は マンガ 家 って 夢 が ある の !