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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン11 - 230 - 影の逆襲

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 230 - 影 の 逆襲

< ナルト : 航海 日誌 補足 。

これ で 5 日 連続 の 嵐 だ 。

船 を 転覆 さ せ ない ため 乗員 総出 の 大忙し >

( ガイ ) う ぅ … う っ !

< でも 俺 に は 頼れる 仲間 たち が いた のであった >

い っけ ~ 分身 ども !

♪~

これ で 最後 だ 。

しゃ ~! 終わった ぜ 。

ご 苦労 さん 今 術 を 解く から な 。

フゥ ~ やっと 休める って ば よ ぉ 。

( ヤマト ) ナルト ! マスト が 風 で 持って かれ そうだ 。

分身 たち と ロープ を 支えて くれ ! 了解 ! すぐ 向かう って ば よ 。

え ~ っ ! まだ 働かせ ん の か よ ~。

今 は 猫 の 手 も … いや 分身 の 手 も 借り たい 時 な んだ 。

さ ぁ 働いた 働いた !

頑張れ ~ 俺 !

いくら 分身 だ から って あんまり だって ば よ ぉ ~!

あぁ ~ っ !

なんか 危ない って ば よ 。

誰 か 上 に 上がって 調べて こい よ 。

おい 。 お前 が 行け って ば 。

俺 は 疲れて んだ よ 。

みんな 疲れて る って ば よ 。

分身 と 本体 は 疲れ 方 が 違う だ ろ 。

んな 話 初耳 だ 。

リーダー と して の 重み が 違う んだ よ 。

誰 が リーダー って 決めた ?

何 だ と !? だいたい 何 だ よ !

徹夜 徹夜 で 俺 たち を コキ 使って !

そんで ようやく 嵐 が 去った って のに →

多重 影 分身 の 術 を 解か ない なんて よ !

どういう つもり だ !? また 嵐 に なったら →

お前たち に 働いて もらわ なきゃ なら ねえ んだ から よ ぉ 。

待て … こら もう …。

ふざけ ん な ! 俺 たち を 何 だ と 思って んだ !?

俺 の 分身 だ !

お前たち は 俺 の 言う とおり に 動いて れば いい んだ よ 。

な っ 何 だ と !? やめろ !

分身 に も 信頼 さ れ ねえ 本体 なんか 放っておけ 。

こっち だって 分身 相手 に ムキ に なる ほど →

バカじゃ ねえ って んだ !

まったく 本体 風情 が 偉 そうに しや が って 。

いい か ? 分身 あって の お前 じゃ ねえ か 。

風 遁 を 覚えた の も 俺 たち の おかげ だ 。

ふざける な ! あれ は 俺 の 実力 だ !

なんだ と ?

なんか お前 ら さっき まで と 雰囲気 違 くない か ?

フン お前 が 今 まで 俺 たち 分身 一人ひとり と →

いかに 向き合って こ なかった か って こと だ 。

つまり 分身 と は いえ ムラ と いう か 偏り が できちゃ うんだ なぁ 。

偏り って いう か →

俺 の 中 に 存在 する と は 思え ない やつ も いる って ば よ 。

あら や だ 自己 否定 ?

お前 みたいな な よっ ち ~ いの と か →

こんな 湿っぽい の 俺 ん 中 に は い ねえ って の !

分身 して も 自分 って 見え ない もん な の ね 。

そっち の 気 が なかったら →

お 色気 の 術 とか さま に なん ねえ し →

あんな 術 ほんと は 恥ずかしかった けど →

寂しかった から 誰 か に かまって ほしくて …。

泣く なって ! 昔 の こと だって ば よ !

今 じゃ 里 の みんな に チ ~ ヤホヤ さ れて →

ハッピー ハッピー ! やめろ !

お前 ら う ざい ! お 望み どおり 術 を 解いて やる って ば よ 。

冗談 じゃ ねえ 。

どうせ また コキ 使わ れ ん だ 。 こう なりゃ 居座って やる 。

しばらく 反省 して ろ ! 解 !

ポーン ! わ ぁ ~ 消えた ~。

な … なんで 消え ない って ば …。

解 !

解 !

解 ! 解 解 … 解 ! か ~ い !

解け ねえ 。

知ら なかった の か よ 。 分身 を 出す の も 解く の も →

俺 たち の 同意 あって の こと な んだ よ 。

お お前 ら …。 と っつ かまえろ !

わ っ やめろ ! こら 放せ ~!

殴ら れて 消滅 する の は 勘弁 だ から な 。

縛り 上げる ぞ ! お ~ っ !

何 やって る んだ ? ナルト 。

お っ いい ぞ ! 熱き 血潮 を たぎら せ →

ぶつかり合う 男 たち 。 嫌い じゃ ない 。

( アオバ ) そんな 雰囲気 じゃ な さ そうです けど …。

た … 助けて くれ ヤマト 隊長 。

この 船 は 俺 たち ナルト 組 が 占拠 した !

こいつ は 人質 だ !

ナルト の 命 を 助け たければ 俺 たち の 要求 に 無 条件 で 従え !

え ? ど … どういう こと だい ?

ねぇ みんな … 1 時 の 方向 に 島影 が 見える って ば ~。

どれ どれ ?

ふむ 我々 の 画策 を 実行 に 移す に は もってこいだ 。

よ ~ し あの 島 へ 舵 を 取れ !

どう し ます か ?

分身 たち が ナルト の 命 を 本当に とる と は 思え ん 。

しかし 俺 も 陸地 で 休み たい し な 。

は ? ようそ ろ ~!

( ヤマト / アオバ ) ようそ ろ ~。

[ スピ ー カ ] あ ~ あ ~。

我々 の 分身 環境 の 向上 !

ならびに 危険 手当 や 補償 など の 要求 を 聞き入れる まで →

我ら 分身 労働 者 の 当然の 権利 と して →

ストライキ を 決行 する !

食事 の メニュー 改善 も よろしく ね 。

ラーメン 食わせろ ~ バカ 野郎 !

と ん こつ 味噌 チャーシュー ね ~! さすが 本体 。

わかって んじゃ ねえ か よ 。 フン !

我々 の 満足の いく 回答 を 得 られる まで →

お前たち に は その 島 で 待機 して もらう 。

やっかいな こと に なって しまい ました ね 。

万一 スト が 長引いて これ 以上 スケジュール が 遅れて しまったら →

火影 様 に 大 目玉 を くらう ぞ 。

そう そう ! お 肉 を たっぷり 頼む ぞ !

おい 2 人 と も しっかり 食って おけよ !

腹 が 減って は 戦 は で きんぜよ 。

こいつ ら の 要求 なんか 聞く こ た ぁ ねえ ぞ ~!

早く やっつけ ち まって くれ って ば ~!

みんな のんきに カレー 食べて る わ よ 。

ヤマト 隊長 たち 本体 を 救出 する つもり ある の かしら ?

ある に 決まって んだ ろ !

上 忍 の 高等 忍術 に かかりゃ →

単 細胞 の 俺 の 更に 分身 なん ざ 簡単に やられ ち まう って ば よ !

いったい どんな 作戦 で 来る か …。

誰 か が 飛び込んだ の か ?

あれ は …。

な なんで 泳いで んだ !?

忍 なんだ から 海 の 上 走って 来れば いい のに 。

お も しれ え ! ガイ 先生 だって 上 忍 だ 何 か ある んだ って ば よ !

よう ! ナルト の 諸君 。

気 を つけろ よ 。 死角 から 何 か 出て くる かも 。

わから ん の か ? 裸 一貫 の 俺 様 の メッセージ を 。

武器 も 小細工 も ない わ !

ノープラン で やって 来た の か よ !? この 人 …。

俺 たち の 要求 は 聞き入れて くれる んだろう な ?

そんな もの は こざかしい !

と ぉっ !

肉体 と 肉体 が ぶつかり合い →

その 骨 伝導 に よって 互い の 心 を 知る の が いちばん 。

お前たち の 思い を この 俺 に ぶつけて みろ !

なんで こんな 人 を よこす んだ よ …。

さっ 来い !

わっしょい ! ナイス ! ゲキマユ 先生 !

早く ロープ ほどいて くれ !

ど っせ ~ い ! え ~ っ !?

一 発 でも 食らったら 消滅 しちゃ う 。

しまった !

はっ ! は は ~ い !

う ぉっ ! 待て ~ い !

そりゃ そりゃ そりゃ そりゃ ~!

ん ?

う ぉ ~ っ !

や っほ ~ っ !

(2 人 ) ハイ ハイ ハイ ! し ゃっ !

《 いい ぞ そう こな くって は 》

本気で いく ぞ ~!

え ~ っ !

と ぉ ~ っ !

あい や ~ そりゃ ~!

や ばい ! や ばい ! 死ぬ か と 思った って ば !

は ぁ ~…。

ほう 無事だった か 。

船 に 戻った の は 正解 だ 。

俺 とて 船 の 上 で 本気で 戦う わけに はいかん から な 。

フンッ 俺 たち が ただ 漠然と 海 の 上 を 逃げて いた と 思って ん の か ?

ん ? 海 の 上 で ガイ 先生 が →

大技 を 出す ように 仕向け 船 に 戻れば …。

当然 ガイ 先生 も 追って 来る !

ちょうど その頃 ガイ 先生 の 大技 の 余波 が …。

ぬ お っ 。 う ぉっ …。

この 揺れ 止めて くれ 。

俺 の 三半規管 が …。 ウプッ 。

せっかく いただいた カレー が 。 ウグッ 。

ウモモ …。

さんざん 大 暴れ した あげく 状況 は 不利 。

あの 人 作戦 の 意図 わかって ん の か 。

( ヤマト ) 船上 生活 の ストレス を 発散 し たかった んじゃ ない です か 。

あっ 捕まった 。

こりゃ 一 本 とら れた 。 人質 が 増えた だけ じゃ ねえ か 。

ガイ 先生 ヤマト 隊長 たち が →

どんな 作戦 で くる の か 話して もらおう か 。

ウム 勝手に 飛び出して きちゃ った から な 。

作戦 の 内容 は な ~ ん も 知ら ん 。

フフッ 。 何 し に 来た んだ って ば よ !

よっ 。 すごい すごい 。

大漁 大漁 。

塩焼き かな ? フライ に して も おいし そう 。

ほ い 。 煮つけ も いい か な 。

そっち ちゃんと 見張れ よ 。 見張って る わ よ 。

( カモメ の 鳴き声 )

うわ ぁ なんだ こりゃ !

グッ 見え ない 。

うわ ぁ ~。

あっ 忍法 着 ぐるみ の 術 。 な ~ ん て な 。

もう ちょっと 真剣に 作戦 考えて くれ って ば よ 。

と っつ かまえろ 。

ヤマト 隊長 。 今 の うち に ロープ を 。

《 チッ 鳥 の 群れ は ヤマト 隊長 が 船 に 乗り込み →

術 を 発動 する まで の 目 くらまし だった の か 》

シャ ~ ッ ! やっと 自由 の 身 だって ば よ 。

でも なんか 今ひとつ 開放 感 に 欠ける ような 。

全員 人質 と いう 状況 に 変わり ねえ じゃ ねえ か 。 バ ~ カ 。

本体 に 向かって バカ と は な んだ 。 お前 ら バカ の 分身 じゃ ねえ か バカ 。

たぶん バカ だけ 本体 に 残った んじゃ ねえ の 。

な っ なんだ と ? まあ 待て ナルト 。

あいつ ら の 要求 を な のんで やって も いい んじゃ ない の か ?

何 言って んだ よ ゲキマユ 先生 。

あいつ ら の 気持 も わから ん で は ない 。

今 まで 無償 で お前 の ため に 働いて きた んだ 。

だったら 少し くらい 願い を 聞いて やって も いい だろう なぁ 。

あ … 俺 ら 少し でも わかって もらえたら →

要求 なんか 別に …。 ふざけ ん な 。

なんで 俺 が こい つら の 要求 を のま なきゃ なら ねえ んだ よ 。

俺 が 本体 だ ぞ 。 本体 は 親 も 同然 。

子供 が 親 の 言う こと を 聞く の は 当たり前だろう が 。

そんな もん いつ 決めた ? こう なったら 我々 は →

本体 を 持ち回り に して 平等に その リーダー と して の 権利 を 要求 する 。

分身 は 分身 だ 。 本体 に なんか なれる か よ 。

コピー の 分 際 で 何 言 いやがる 。

ナルト お前 言いすぎ だ ぞ 。

ゲキマユ 先生 って ば どっち の 味方 だ よ !

俺 は ナルト の 味方 だ 。

もう 一 度 あいつ ら を … お前 自身 を よく 見て みろ 。

ほれ !

♪~

俺 は あんなに メソメソ して ねえ し うぬぼれて も い ねえ 。

ニヤニヤ 舞い上がって も いね えし →

まして や ぜ って え オネエ じゃ ねえ !

ナルト !

ヤマト 隊長 せっかく 俺 の ため に 作戦 立てて くれた のに →

悪い や っぱ 俺 の やり 方 で いかせて もらう って ば よ 。

まだ 分身 頼り か よ 。

だって 分身 い なきゃ 螺旋 丸 も うて ない し 。

言って ろ 。 4 人 ぽっ ち 。

100 人 も 出せば あっという間 に 終わり だ 。

多重 影 分身 の 術 !

いく ぞ 分身 ども !

あぁ … あぁ … うわ ぁ !

ぐ は っ !

いつまでも お前 が お前 だって いう 保証 は ない んだ よ 。

いつ 自分 が 取って代わら れた って 不思議 は ない だろう 。

俺 たち は この チャンス を ずっと 待って いた んだ 。

だから お前 の 無 茶 な 要求 に も 耐えて きた 。

これ から は 俺 たち が お前 だ !

( 笑い声 )

バ … バカ ! 本体 の 俺 が やられたら →

分身 の お前たち だって 。

果たして 本当に お前 が 本体 な の か な ?

試して み ようじゃ ない か どっち が 本体 か 。

うわ ぁ ~ っ !

イテテ …。

うわ ぁ ~!

いや なにも そこ まで 驚か なく たって 。

え !? あれ 武器 は ?

お前たち ストライキ して →

俺 から 本体 を 奪おう と して た んじゃ …。

なに 訳 わかん ねえ こ と 言って ん だって ば よ 。

それ に 確か 分身 は 4 人 いた はず 。

だから ~ さっき マスト の 滑車 が 落ちて きて →

分身 の 1 体 が お前 を かばって 消え ち まった 。

俺 を かばった ?

覚えて ねえ の かよ ?

(( お前 ら … 俺 と 本体 …。

我々 は 本体 の 権利 を も 要求 する ))

あれ は 分身 が 見て た 夢 。

分身 が 解けて その 情報 が 俺 の 中 に 入って →

それ が 現実 と ゴチャゴチャ に なった の か 。

お ! ようやく 術 を 解いて くれる の か ?

あぁ ご 苦労 さん 。

解 !

♪~

< 季節 の ご飯 が 大好きな 豆 助 >

≪ は ~ い お 待た せ できた わ よ

< それ は 秋 の 到来 を しみじみ と →

しみじみ ~ と 実感 できる 炊き込み ご飯 >

< その 名 は …>

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 230 - 影 の 逆襲 ||しっぷう|つたい|しーずん|かげ||ぎゃくしゅう Naruto Shippuden - Season 11 - 230 - Shadow Strikes Back Naruto Shippuden - Säsong 11 - 230 - Skuggan slår tillbaka 火影忍者疾风传 - 第 11 季 - 230 - 暗影反击

< ナルト : 航海 日誌   補足 。 |こうかい|にっし|ほそく

これ で 5 日 連続 の 嵐 だ 。 ||ひ|れんぞく||あらし|

船 を 転覆 さ せ ない ため 乗員 総出 の 大忙し > せん||てんぷく|||||じょういん|そうで||おおいそがし

( ガイ ) う ぅ …  う っ !

<  でも 俺 に は   頼れる 仲間 たち が いた のであった > |おれ|||たよれる|なかま||||

い っけ ~  分身 ども ! ||ぶんしん|

♪~

これ で 最後 だ 。 ||さいご|

しゃ ~! 終わった ぜ 。 |おわった|

ご 苦労 さん   今   術 を 解く から な 。 |くろう||いま|じゅつ||とく||

フゥ ~  やっと 休める って ば よ ぉ 。 ||やすめる||||

( ヤマト ) ナルト ! マスト が 風 で 持って かれ そうだ 。 やまと||ますと||かぜ||もって||そう だ

分身 たち と ロープ を 支えて くれ ! 了解 !  すぐ 向かう って ば よ 。 ぶんしん|||ろーぷ||ささえて||りょうかい||むかう|||

え ~ っ !  まだ 働かせ ん の か よ ~。 |||はたらかせ||||

今 は 猫 の 手 も …  いや 分身 の 手 も 借り たい 時 な んだ 。 いま||ねこ||て|||ぶんしん||て||かり||じ||

さ ぁ   働いた 働いた ! ||はたらいた|はたらいた

頑張れ ~  俺 ! がんばれ|おれ

いくら 分身 だ から って あんまり だって ば よ ぉ ~! |ぶんしん||||||||

あぁ ~ っ !

なんか   危ない って ば よ 。 |あぶない|||

誰 か 上 に 上がって 調べて こい よ 。 だれ||うえ||あがって|しらべて||

おい 。 お前 が 行け って ば 。 |おまえ||いけ||

俺 は 疲れて んだ よ 。 おれ||つかれて||

みんな 疲れて る って ば よ 。 |つかれて||||

分身 と 本体 は 疲れ 方 が 違う だ ろ 。 ぶんしん||ほんたい||つかれ|かた||ちがう||

んな 話   初耳 だ 。 |はなし|はつみみ|

リーダー と して の 重み が 違う んだ よ 。 りーだー||||おもみ||ちがう||

誰 が   リーダー って 決めた ? だれ||りーだー||きめた

何 だ と !? だいたい 何 だ よ ! なん||||なん||

徹夜 徹夜 で 俺 たち を コキ 使って ! てつや|てつや||おれ||||つかって

そんで ようやく 嵐 が 去った って のに → ||あらし||さった||

多重 影 分身 の 術 を 解か ない なんて よ ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ||とか|||

どういう つもり だ !? また 嵐 に なったら → ||||あらし||

お前たち に 働いて もらわ なきゃ なら ねえ んだ から よ ぉ 。 おまえたち||はたらいて||||||||

待て …  こら   もう …。 まて||

ふざけ ん な ! 俺 たち を 何 だ と 思って んだ !? |||おれ|||なん|||おもって|

俺 の 分身 だ ! おれ||ぶんしん|

お前たち は 俺 の 言う とおり に 動いて れば いい んだ よ 。 おまえたち||おれ||いう|||うごいて||||

な っ   何 だ と !? やめろ ! ||なん|||

分身 に も 信頼 さ れ ねえ 本体 なんか 放っておけ 。 ぶんしん|||しんらい||||ほんたい||ほうっておけ

こっち だって   分身 相手 に ムキ に なる ほど → ||ぶんしん|あいて|||||

バカじゃ ねえ って んだ ! ばかじゃ|||

まったく 本体 風情 が 偉 そうに しや が って 。 |ほんたい|ふぜい||えら|そう に|||

いい か ? 分身 あって の お前 じゃ ねえ か 。 ||ぶんしん|||おまえ|||

風 遁 を 覚えた の も 俺 たち の おかげ だ 。 かぜ|とん||おぼえた|||おれ||||

ふざける な ! あれ は   俺 の 実力 だ ! ||||おれ||じつりょく|

なんだ と ?

なんか   お前 ら さっき まで と 雰囲気 違 くない か ? |おまえ|||||ふんいき|ちが||

フン   お前 が 今 まで 俺 たち 分身 一人ひとり と → ふん|おまえ||いま||おれ||ぶんしん|ひとりひとり|

いかに 向き合って こ なかった か って こと だ 。 |むきあって||||||

つまり   分身 と は いえ   ムラ と いう か 偏り が できちゃ うんだ なぁ 。 |ぶんしん||||むら||||かたより||||

偏り って いう か → かたより|||

俺 の 中 に 存在 する と は 思え ない やつ も いる って ば よ 。 おれ||なか||そんざい||||おもえ|||||||

あら   や だ   自己 否定 ? |||じこ|ひてい

お前 みたいな な よっ ち ~ いの と か → おまえ|||||||

こんな 湿っぽい の 俺 ん 中 に は   い ねえ って の ! |しめっぽい||おれ||なか||||||

分身 して も 自分 って 見え ない もん な の ね 。 ぶんしん|||じぶん||みえ|||||

そっち の 気 が なかったら → ||き||

お 色気 の 術 とか さま に なん ねえ し → |いろけ||じゅつ|と か|||||

あんな 術   ほんと は 恥ずかしかった けど → |じゅつ|||はずかしかった|

寂しかった から 誰 か に   かまって ほしくて …。 さびしかった||だれ||||

泣く なって ! 昔 の こと だって ば よ ! なく||むかし|||||

今 じゃ   里 の みんな に チ ~ ヤホヤ さ れて → いま||さと|||||||

ハッピー   ハッピー ! やめろ ! はっぴー|はっぴー|

お前 ら   う ざい !  お 望み どおり 術 を 解いて やる って ば よ 。 おまえ|||||のぞみ||じゅつ||といて||||

冗談 じゃ ねえ 。 じょうだん||

どうせ また   コキ 使わ れ ん だ 。 こう なりゃ 居座って やる 。 |||つかわ||||||いすわって|

しばらく 反省 して ろ !  解 ! |はんせい|||かい

ポーン !  わ ぁ ~  消えた ~。 |||きえた

な …  なんで 消え ない って ば …。 ||きえ|||

解 ! かい

解 ! かい

解 !  解   解 …  解 !  か ~ い ! かい|かい|かい|かい||

解け ねえ 。 とけ|

知ら なかった の か よ 。 分身 を 出す の も 解く の も → しら|||||ぶんしん||だす|||とく||

俺 たち の 同意 あって の こと な んだ よ 。 おれ|||どうい||||||

お   お前 ら …。 と っつ かまえろ ! |おまえ||||

わ っ   やめろ !  こら   放せ ~! ||||はなせ

殴ら れて 消滅 する の は 勘弁 だ から な 。 なぐら||しょうめつ||||かんべん|||

縛り 上げる ぞ ! お ~ っ ! しばり|あげる|||

何 やって る んだ ?  ナルト 。 なん||||

お っ   いい ぞ ! 熱き 血潮 を たぎら せ → ||||あつき|ちしお|||

ぶつかり合う 男 たち 。 嫌い じゃ ない 。 ぶつかりあう|おとこ||きらい||

( アオバ ) そんな 雰囲気 じゃ な さ そうです けど …。 ||ふんいき||||そう です|

た …  助けて くれ   ヤマト 隊長 。 |たすけて||やまと|たいちょう

この 船 は 俺 たち   ナルト 組 が 占拠 した ! |せん||おれ|||くみ||せんきょ|

こいつ は 人質 だ ! ||ひとじち|

ナルト の 命 を 助け たければ 俺 たち の 要求 に 無 条件 で 従え ! ||いのち||たすけ||おれ|||ようきゅう||む|じょうけん||したがえ

え ?  ど …  どういう こと だい ?

ねぇ   みんな … 1 時 の 方向 に 島影 が 見える って ば ~。 ||じ||ほうこう||しまかげ||みえる||

どれ どれ ?

ふむ   我々 の 画策 を 実行 に 移す に は   もってこいだ 。 |われわれ||かくさく||じっこう||うつす|||

よ ~ し   あの 島 へ 舵 を 取れ ! |||しま||かじ||とれ

どう し ます か ?

分身 たち が   ナルト の 命 を 本当に   とる と は 思え ん 。 ぶんしん|||||いのち||ほんとうに||||おもえ|

しかし   俺 も 陸地 で 休み たい し な 。 |おれ||りくち||やすみ|||

は ? ようそ ろ ~!

( ヤマト / アオバ ) ようそ ろ ~。 やまと|||

[ スピ ー カ ] あ ~  あ ~。

我々 の   分身 環境 の 向上 ! われわれ||ぶんしん|かんきょう||こうじょう

ならびに   危険 手当 や 補償 など の 要求 を 聞き入れる まで → |きけん|てあて||ほしょう|||ようきゅう||ききいれる|

我ら 分身 労働 者 の 当然の 権利 と して → われら|ぶんしん|ろうどう|もの||とうぜんの|けんり||

ストライキ を 決行 する ! すとらいき||けっこう|

食事 の メニュー 改善 も   よろしく ね 。 しょくじ||めにゅー|かいぜん|||

ラーメン 食わせろ ~  バカ 野郎 ! らーめん|くわせろ|ばか|やろう

と ん こつ 味噌 チャーシュー ね ~! さすが 本体 。 |||みそ||||ほんたい

わかって んじゃ ねえ か よ 。 フン ! |||||ふん

我々 の 満足の いく 回答 を 得 られる まで → われわれ||まんぞくの||かいとう||とく||

お前たち に は その 島 で 待機 して もらう 。 おまえたち||||しま||たいき||

やっかいな こと に なって しまい ました ね 。

万一   スト が 長引いて   これ 以上 スケジュール が 遅れて しまったら → まんいち|すと||ながびいて||いじょう|すけじゅーる||おくれて|

火影 様 に 大 目玉 を くらう ぞ 。 ほかげ|さま||だい|めだま|||

そう そう ! お 肉 を   たっぷり 頼む ぞ ! |||にく|||たのむ|

おい  2 人 と も しっかり 食って おけよ ! |じん||||くって|

腹 が 減って は   戦 は で きんぜよ 。 はら||へって||いくさ|||

こいつ ら の 要求 なんか 聞く こ た ぁ ねえ ぞ ~! |||ようきゅう||きく|||||

早く やっつけ ち まって くれ って ば ~! はやく||||||

みんな   のんきに カレー 食べて る わ よ 。 ||かれー|たべて|||

ヤマト 隊長 たち   本体 を 救出 する つもり ある の かしら ? やまと|たいちょう||ほんたい||きゅうしゅつ|||||

ある に 決まって んだ ろ ! ||きまって||

上 忍 の 高等 忍術 に かかりゃ → うえ|おし||こうとう|にんじゅつ||

単 細胞 の 俺 の   更に   分身 なん ざ 簡単に やられ ち まう って ば よ ! ひとえ|さいぼう||おれ||さらに|ぶんしん|||かんたんに||||||

いったい   どんな 作戦 で 来る か …。 ||さくせん||くる|

誰 か が 飛び込んだ の か ? だれ|||とびこんだ||

あれ は …。

な   なんで 泳いで んだ !? ||およいで|

忍 なんだ から   海 の 上 走って 来れば いい のに 。 おし|||うみ||うえ|はしって|くれば||

お も しれ え !  ガイ 先生 だって 上 忍 だ 何 か ある んだ って ば よ ! |||||せんせい||うえ|おし||なん||||||

よう !  ナルト の 諸君 。 |||しょくん

気 を つけろ よ 。  死角 から 何 か 出て くる かも 。 き||||しかく||なん||でて||

わから ん の か ? 裸 一貫 の   俺 様 の メッセージ を 。 ||||はだか|いっかん||おれ|さま||めっせーじ|

武器 も 小細工 も   ない わ ! ぶき||こざいく|||

ノープラン で やって 来た の か よ !? この 人 …。 |||きた|||||じん

俺 たち の 要求 は 聞き入れて くれる んだろう な ? おれ|||ようきゅう||ききいれて|||

そんな もの は   こざかしい !

と ぉっ !

肉体 と 肉体 が   ぶつかり合い → にくたい||にくたい||ぶつかりあい

その 骨 伝導 に よって 互い の 心 を 知る の が いちばん 。 |こつ|でんどう|||たがい||こころ||しる|||

お前たち の 思い を   この 俺 に ぶつけて みろ ! おまえたち||おもい|||おれ|||

なんで こんな 人 を よこす んだ よ …。 ||じん||||

さっ   来い ! |こい

わっしょい ! ナイス !  ゲキマユ 先生 ! |||せんせい

早く   ロープ ほどいて くれ ! はやく|ろーぷ||

ど っせ ~ い ! え ~ っ !?

一 発 でも 食らったら 消滅 しちゃ う 。 ひと|はつ||くらったら|しょうめつ||

しまった !

はっ ! は は ~ い !

う ぉっ ! 待て ~ い ! ||まて|

そりゃ   そりゃ   そりゃ   そりゃ ~!

ん ?

う ぉ ~ っ !

や っほ ~ っ !

(2 人 ) ハイ   ハイ   ハイ !  し ゃっ ! じん|はい|はい|はい||

《 いい ぞ   そう こな くって は 》

本気で いく ぞ ~! ほんきで||

え ~ っ !

と ぉ ~ っ !

あい や ~  そりゃ ~!

や ばい !  や ばい ! 死ぬ か と 思った って ば ! ||||しぬ|||おもった||

は ぁ ~…。

ほう   無事だった か 。 |ぶじだった|

船 に 戻った の は   正解 だ 。 せん||もどった|||せいかい|

俺 とて   船 の 上 で 本気で 戦う わけに はいかん から な 。 おれ||せん||うえ||ほんきで|たたかう||||

フンッ   俺 たち が   ただ 漠然と 海 の 上 を 逃げて いた と 思って ん の か ? |おれ||||ばくぜんと|うみ||うえ||にげて|||おもって|||

ん ? 海 の 上 で   ガイ 先生 が → |うみ||うえ|||せんせい|

大技 を 出す ように 仕向け 船 に 戻れば …。 おおわざ||だす|よう に|しむけ|せん||もどれば

当然   ガイ 先生 も 追って 来る ! とうぜん||せんせい||おって|くる

ちょうど その頃   ガイ 先生 の 大技 の 余波 が …。 |そのころ||せんせい||おおわざ||よは|

ぬ お っ 。  う ぉっ …。

この 揺れ 止めて くれ 。 |ゆれ|とどめて|

俺 の 三半規管 が …。  ウプッ 。 おれ||さんはんきかん||

せっかく いただいた カレー が 。  ウグッ 。 ||かれー||

ウモモ …。

さんざん 大 暴れ した あげく 状況 は 不利 。 |だい|あばれ|||じょうきょう||ふり

あの 人 作戦 の 意図 わかって ん の か 。 |じん|さくせん||いと||||

( ヤマト ) 船上 生活 の ストレス を 発散 し たかった んじゃ ない です か 。 やまと|せんじょう|せいかつ||すとれす||はっさん||||||

あっ   捕まった 。 |つかまった

こりゃ 一 本 とら れた 。 人質 が 増えた だけ じゃ ねえ か 。 |ひと|ほん|||ひとじち||ふえた||||

ガイ 先生   ヤマト 隊長 たち が → |せんせい|やまと|たいちょう||

どんな 作戦 で くる の か 話して もらおう か 。 |さくせん|||||はなして||

ウム   勝手に 飛び出して きちゃ った から な 。 |かってに|とびだして||||

作戦 の 内容 は   な ~ ん も 知ら ん 。 さくせん||ないよう|||||しら|

フフッ 。 何 し に 来た んだ って ば よ ! |なん|||きた||||

よっ 。 すごい   すごい 。

大漁   大漁 。 たいりょう|たいりょう

塩焼き かな ? フライ に して も おいし そう 。 しおやき||ふらい|||||

ほ い 。  煮つけ も いい か な 。 ||につけ||||

そっち   ちゃんと 見張れ よ 。 見張って る わ よ 。 ||みはれ||みはって|||

( カモメ の 鳴き声 ) ||なきごえ

うわ ぁ   なんだ こりゃ !

グッ   見え ない 。 |みえ|

うわ ぁ ~。

あっ   忍法 着 ぐるみ の 術 。 な ~ ん て な 。 |にんぽう|ちゃく|||じゅつ||||

もう ちょっと 真剣に 作戦 考えて くれ って ば よ 。 ||しんけんに|さくせん|かんがえて||||

と っつ かまえろ 。

ヤマト 隊長 。 今 の うち に ロープ を 。 やまと|たいちょう|いま||||ろーぷ|

《 チッ   鳥 の 群れ は ヤマト 隊長 が 船 に 乗り込み → |ちょう||むれ||やまと|たいちょう||せん||のりこみ

術 を 発動 する まで の 目 くらまし だった の か 》 じゅつ||はつどう||||め||||

シャ ~ ッ ! やっと 自由 の 身 だって ば よ 。 |||じゆう||み|||

でも   なんか 今ひとつ 開放 感 に 欠ける ような 。 ||いまひとつ|かいほう|かん||かける|

全員 人質 と いう 状況 に 変わり ねえ じゃ ねえ か 。  バ ~ カ 。 ぜんいん|ひとじち|||じょうきょう||かわり||||||

本体 に 向かって バカ と は な んだ 。 お前 ら バカ の 分身 じゃ ねえ か   バカ 。 ほんたい||むかって|ばか|||||おまえ||ばか||ぶんしん||||ばか

たぶん   バカ だけ 本体 に 残った んじゃ ねえ の 。 |ばか||ほんたい||のこった|||

な っ   なんだ と ? まあ 待て   ナルト 。 |||||まて|

あいつ ら の 要求 を な   のんで やって も いい んじゃ ない の か ? |||ようきゅう||||||||||

何 言って んだ よ   ゲキマユ 先生 。 なん|いって||||せんせい

あいつ ら の 気持 も わから ん で は ない 。 |||きもち||||||

今 まで 無償 で お前 の ため に 働いて きた んだ 。 いま||むしょう||おまえ||||はたらいて||

だったら 少し くらい 願い を 聞いて やって も いい だろう   なぁ 。 |すこし||ねがい||きいて|||||

あ …  俺 ら 少し でも わかって もらえたら → |おれ||すこし|||

要求 なんか 別に …。 ふざけ ん な 。 ようきゅう||べつに|||

なんで 俺 が こい つら の 要求 を のま なきゃ なら ねえ んだ よ 。 |おれ|||||ようきゅう|||||||

俺 が 本体 だ ぞ 。  本体 は 親 も 同然 。 おれ||ほんたい|||ほんたい||おや||どうぜん

子供 が 親 の 言う こと を 聞く の は 当たり前だろう が 。 こども||おや||いう|||きく|||あたりまえだろう|

そんな もん いつ 決めた ? こう なったら 我々 は → |||きめた|||われわれ|

本体 を 持ち回り に して 平等に その リーダー と して の 権利 を 要求 する 。 ほんたい||もちまわり|||びょうどうに||りーだー||||けんり||ようきゅう|

分身 は 分身 だ 。 本体 に なんか なれる か よ 。 ぶんしん||ぶんしん||ほんたい|||||

コピー の 分 際 で 何 言 いやがる 。 こぴー||ぶん|さい||なん|げん|

ナルト   お前   言いすぎ だ ぞ 。 |おまえ|いいすぎ||

ゲキマユ 先生 って ば どっち の 味方 だ よ ! |せんせい|||||みかた||

俺 は ナルト の 味方 だ 。 おれ||||みかた|

もう 一 度 あいつ ら を … お前 自身 を   よく 見て みろ 。 |ひと|たび||||おまえ|じしん|||みて|

ほれ !

♪~

俺 は   あんなに メソメソ して ねえ し うぬぼれて も い ねえ 。 おれ|||めそめそ|||||||

ニヤニヤ 舞い上がって も いね えし → |まいあがって|||

まして や   ぜ って え   オネエ じゃ ねえ !

ナルト !

ヤマト 隊長   せっかく 俺 の ため に 作戦 立てて くれた のに → やまと|たいちょう||おれ||||さくせん|たてて||

悪い   や っぱ 俺 の やり 方 で いかせて もらう って ば よ 。 わるい|||おれ|||かた||いか せて||||

まだ 分身 頼り か よ 。 |ぶんしん|たより||

だって   分身 い なきゃ 螺旋 丸 も   うて ない し 。 |ぶんしん|||らせん|まる||||

言って ろ 。 4 人 ぽっ ち 。 いって||じん||

100 人 も 出せば あっという間 に 終わり だ 。 じん||だせば|あっというま||おわり|

多重 影 分身 の 術 ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

いく ぞ   分身 ども ! ||ぶんしん|

あぁ …  あぁ …  うわ ぁ !

ぐ は っ !

いつまでも   お前 が お前 だって いう 保証 は ない んだ よ 。 |おまえ||おまえ|||ほしょう||||

いつ 自分 が 取って代わら れた って 不思議 は ない だろう 。 |じぶん||とってかわら|||ふしぎ|||

俺 たち は   この チャンス を ずっと 待って いた んだ 。 おれ||||ちゃんす|||まって||

だから   お前 の 無 茶 な 要求 に も 耐えて きた 。 |おまえ||む|ちゃ||ようきゅう|||たえて|

これ から は   俺 たち が   お前 だ ! |||おれ|||おまえ|

( 笑い声 ) わらいごえ

バ …  バカ ! 本体 の 俺 が やられたら → |ばか|ほんたい||おれ||

分身 の   お前たち だって 。 ぶんしん||おまえたち|

果たして 本当に   お前 が 本体 な の か な ? はたして|ほんとうに|おまえ||ほんたい||||

試して み ようじゃ ない か どっち が 本体 か 。 ためして|||||||ほんたい|

うわ ぁ ~ っ !

イテテ …。

うわ ぁ ~!

いや   なにも そこ まで 驚か なく たって 。 ||||おどろか||

え !?  あれ   武器 は ? ||ぶき|

お前たち   ストライキ して → おまえたち|すとらいき|

俺 から 本体 を 奪おう と して た んじゃ …。 おれ||ほんたい||うばおう||||

なに 訳 わかん ねえ こ と 言って ん だって ば よ 。 |やく|||||いって||||

それ に   確か 分身 は 4 人 いた はず 。 ||たしか|ぶんしん||じん||

だから ~ さっき マスト の 滑車 が 落ちて きて → ||ますと||かっしゃ||おちて|

分身 の 1 体 が お前 を かばって 消え ち まった 。 ぶんしん||からだ||おまえ|||きえ||

俺 を   かばった ? おれ||

覚えて ねえ の かよ ? おぼえて|||

(( お前 ら …  俺 と 本体 …。 おまえ||おれ||ほんたい

我々 は 本体 の 権利 を も 要求 する )) われわれ||ほんたい||けんり|||ようきゅう|

あれ は   分身 が 見て た 夢 。 ||ぶんしん||みて||ゆめ

分身 が 解けて その 情報 が 俺 の 中 に 入って → ぶんしん||とけて||じょうほう||おれ||なか||はいって

それ が 現実 と ゴチャゴチャ に なった の か 。 ||げんじつ||||||

お ! ようやく 術 を 解いて くれる の か ? ||じゅつ||といて|||

あぁ   ご 苦労 さん 。 ||くろう|

解 ! かい

♪~

< 季節 の ご飯 が 大好きな 豆 助 > きせつ||ごはん||だいすきな|まめ|じょ

≪ は ~ い   お 待た せ できた わ よ |||また||||

<  それ は   秋 の 到来 を しみじみ と → ||あき||とうらい|||

しみじみ ~ と 実感 できる 炊き込み ご飯 > ||じっかん||たきこみ|ごはん

<  その 名 は …> |な|