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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 273 - 本当 の優しさ

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 273 - 本当 の 優し さ

( 角 都 ) 久しぶりだ な 。 猪 鹿 蝶 の ガキ ども 。

( シカマル ) 角 都 と いった っけ か あんた 。

金 は 取った 。

角 の あんた の 動き も 手の内 も 知って る 。

こっか ら は こっち が 攻め 倒す 。

( 角 都 ) 影 を 使う ガキ 。

お前 が ここ に いる と いう こと は 飛 段 は 止めた のだ な 。

( 角 都 ) また 祈り の 最中 に 首 でも はね られた の か …。

それとも あいつ が ここ に い ない の は →

まだ 死んで ない と いう こと か 。

( い の ) あいつ の 腐れ 期限 なんて 知る か !

フン … 飛車 も なく 金銀 取ら れて 防戦 一方 と は な …。

ぐ わ っ !

これ で 5 つ 目 。

( い の ) そう いえば あいつ →

5 つ の 心臓 が あって 5 回 分 倒さ ない と …。

ああ そう だった な 。

( 角 都 ) さて そろそろ 角 成 と いく か …。

う お ~ っ !

で だ …。

こちら も 金銀 の 手 ゴマ を 取って て な 。

そい つら は どんな やつ か 気 に なら ない か ?

( 角 都 ) 加藤 ダン 。 綱 手 姫 の 相方 …。

そして …。

うわ っ !

( 角 都 ) 猿 飛 アスマ 。

三 代 目 火影 の 子 で お前 ら の 師 だ 。

( チョウジ ) アスマ 先生 …。

何も 相手 の 手 ゴマ を 取った の は お前たち ばかり で は ない ようだ 。

他 に も まだ 何 人 も いる 。

皮肉だ な 。

野郎 …。

( ダン ) チョウザ ! 四 紫 炎 陣 の 準備 は まだ か !?

早く 俺 を 結 界 の 中 へ 閉じ込めろ !

( ダン ) 俺 が 霊 化 の 術 を 使う 前 に !

( チョウザ ) そう 簡単に は いきま せ ん よ 。 相手 が あなた で は !

あっ ! 何 か 変な 黒い の が 出て きた ぞ !

気 を つけろ !

クク … 反撃 開始 と 行こう か 。

( コテツ ) て め え に は 借り が ある 。 忘れて ねえ よ な ヒジキ 野郎 !

悪い が カネ に なら ん 相手 は 覚えて ない な …。

( イズモ ) 地獄 の 沙汰 も カネ 次第 って いう が →

死んで みて それ が 役 に 立った か 聞いて い いか ?

先輩 ! イズモ さん コテツ さん !

( イズモ ) シカマル チョウジ いの ! 協力 して こいつ を 封印 する ぞ !

よ ~ し ! うん !

《 シカク : イズモ コテツ 角 都 は お前たち と ダルイ に 任せる 。

( シカク ) そい つ は 土 遁 を 使う 。 雷 遁 の ダルイ を 軸 に 戦え 。

シカマル たち は アスマ と やら せる 》

し しかし それ じゃ あまりに も …。

アスマ 先輩 は 彼ら の 師 です よ ! そんな 酷な こと を !

《 あいつ ら は アスマ の 部下 元 十 班 だ 。

アスマ の こと なら 誰 より も 知っている や つら だ 。

いちばん 勝機 が ある 》

でも …。

《 泣き言 は 言う な お前たち !

これ は 戦争 だ ! 必ず 勝た なきゃ いけ ねえ !》

そんな … 僕 …。

♪~

(( 危ない !

ちょっと チョウジ !

これ じゃ シカマル と 戦って ばっ か じゃ ない !

だって … きっと 痛い よ 。

僕 力 ある し 2 人 が 痛 がる の 見 たく ない よ 。

って なんで 上 から 目線 な の よ !

だったら 痛 がら せて みせ なさい よ ~!

おら おら ~! 泣け ! わめけ ~!

やめて ! 僕 が 痛い よ …。

まったく … めん どくせ え な …。

( アスマ ) チョウジ その 優し さ は 仲間 を 思って の こと か ?

アスマ 先生 …。

だ と したら 思い違い も はなはだしい ぞ 。

より 強い 相手 と 練習 できる って こと は →

こいつ ら も 更に 強く なれる って こと だ から な 。

ピンと こ ない か ?

じゃあ わかり やすく して やろう 。

今 から 俺 と 組み手 だ 。

一 発 でも パンチ を 当てる こと が できたら 合格 。

ただし 1 時間 以内 に →

殴り 返す こと も でき ない よう なら チョウジ お前 だけ じゃ ない 。

いの シカマル 3 人 で アカデミー に 戻って もらう 。

え ぇ !? そんな ~!

こいつ ら の ため に も →

俺 を 敵 だ と 思って かかって きて みろ !

お前 の 優し さ を 力 に 変える んだ !))

( い の ) チョウジ ! 大丈夫 ?

う … うん …。

《 どうした ? お前たち 。

急ぎ アスマ の 所 へ 向かえ !》

(( 本当に 仲間 を 大切に 思う なら な 逃げる こと を 考える 前 に →

仲間 の ため に て め え が →

より 優秀に なる こと を 考え や がれ 。

それ が 本当の 仲間 って もんだ ろ ? この 腰抜け が !

頼んだ ぞ … シカマル …))

俺 は 行く ぞ ! シカマル !

いの は … どう す ん の ?

チョウジ !

周り の 仲間 を ちゃんと 見ろ !

♪~

( テンテン ) かかって こい って え の !

チョウザ さん !

わか っと る !

♪~

チョウジ … アスマ 先生 の 最期 の 言葉 覚えて る ?

(( チョウジ … お前 は 仲間 思い の 優しい 男 だ …。

だからこそ 誰 より も 強い 忍 に なる 。

自分 に もっと 自信 を 持て ))

♪~

(( お前 は 気 が 強い が 面倒 見 の いい 子 だ 。

チョウジ も シカマル も …。

こいつ ら 不器用だ から な … 頼む ))

( い の ) 行く よ 2 人 と も 。

( シカマル ) おう 。 ( チョウジ ) う … うん 。

《 頼む ぞ お前たち 》

《 よしっ 》

《 クナイ は 気 を そら せる ため … これ を 狙って いた か 》

やった か ?

まだ だ !

アスマ さん 止め させて もらい ます 。

急ごしらえの 連携 に して は いい 動き だ 。

そのまま 追い詰めて くれ !

はい !

もう 一 度 だ ! 今度 は 破壊 で なく →

拘束 出来る ように 動く ! わかった !

ええ い 封印 班 は どこ で 油 を 売って や がる !

くっ 強い …。 く っそ 。

♪~

《 火 遁 灰 積 焼 !》

くっ 。 これ は …。

目 くらまし か !?

( 悲鳴 )

お前 ら …。

( ゼツ ) あぁ ~!

《 ダルイ : 大事な 刀 を 探しだす の に 手間取った …。

さて … 角 都 と やら は …》

《 さっき 拾った これ …》

え ~ い !

《 あれ ? 意外 と 使える …》

逃がす か ぁ !

よし 雷 を 出す やつ は やっつけた !

《 いい 物 拾っちゃ った けど 誰 の 落とし物 だろう …》

《 なんか … 猛烈に チャクラ の 消費 が 激しい 気 が する けど …》

今 は そんな の 気 に して らん ない よ ね !

( イズモ / コテツ ) うわ っ !

このまま おとなしく して いる と でも 思った か 。

ダルイ 隊長 !

本部 から の 指示 は 聞いた … でも !

うら ぁ ~!

隊長 … あそこ は 雷 遁 で 一気に …。

すみません …。

実は さっき の 戦闘 で 張り切り すぎちゃ って …。

(( 黒 斑 差 !

レイザーサーカス !

ダブル 黒 斑 差 !))

ちょっと チャクラ が 足りない っす …。

少し 待って もらって いい っす か ?

追う ぞ コテツ 。 おう !

ほんと … すみません 。

俺 たち は 覚悟 できて ます 。

だから … 先生 も 覚悟 して もらわ ねえ と 。

チョウジ … シカマル … いの …。

本当に 立派に なった な 。

あんた の おかげ だ …。

見せて もらう ぞ 猪 鹿 蝶 。

一気に 縮める ぞ !

変わり 身 の 術 … 逃げろ !

うわ っ ! 動き が 鈍い ぞ チョウジ !

しっかり しろ ! 来た よ !

シカマル ! 影 真似 の 網 を 張って →

チョウジ の ほう へ 俺 を 誘い込め !

その つもり だ よ !

《 影 真似 の 術 !

もう 一 手 !

たとえ ハッタリ でも →

心 転身 の 術 を 知っていれば よける しか ねえ !

影 真似 を よけて 逃げる と したら い の の 死角 !

狙い どおり ! そして そこ に …》

( チョウジ ) 部分 倍 化 の 術 !

《 詰み だせ アスマ !》

今 だ チョウジ !

《 よし !》

何 して る チョウジ !

しっかり しろ ! 覚悟 決めた んじゃ ねえ の か !

チョウジ !

や っぱ … や っぱ 僕 に は 無理だ !

先生 を 殴り 倒す なんて こと で き っこ ない よ !

チョウジ ! ぐ あっ ! よけろ !

《 あれ は !》

《 風 遁 風 塵 の 術 !》

《 クソ ! かわさ れた !》

大丈夫 か !? どうにか ギリ ね 。

なんで …。

なんで こんな こと に なっちゃ った んだ よ !

今さら 泣 きご と 言う な !

俺 たち で アスマ を 止める って 覚悟 を 決めた ろ !

なんて 顔 して や がる チョウジ !

今 の 俺 は 敵 で しか ない !

死んで いる 人間 だ ! 容赦 はいらん !

わかって る … わかって る けど …。

でも あの とき だって 先生 は …。

(( どうした ? チョウジ 。

このまま 3 人 で アカデミー に 戻り たい の か ?

大丈夫 かしら ?

チョウジ 戦え 。 この 臆病 者 。

ダメだ な ありゃ 。 逆 効果 だ 。 え ?

チョウジ は ビビ って 手 が 出 ない んじゃ ねえ 。

今 受けて いる 痛み と 同じ 痛み を アスマ 先生 に 与え たく ない んだ 。

あいつ は 根っから 優しい やつ な んだ よ 。

でも このまま じゃ …。 仕方 ねえ な 。

おい チョウジ いいかげんに しろ この デブ 。

シカマル 今 デブ って 言った よ ね ?

ああ デブ って 言った ぜ 。 アスマ 先生 が な 。

ほんと ? アスマ 先生 。

あ … ああ 。

そう よ 。 あんな デブ 野郎 の パンチ なんか →

1 発 も 俺 に 当たりゃ し ない って 言った の よ 。

そりゃ 言いすぎ だ いの 。

いくら 先生 でも 僕 を デブ 呼ばわり する やつ は 許さ ない 。

ごめんなさい 。 僕 やっぱり 先生 を 殴る なんて ムリ です 。

でも でも アカデミー に 戻る の は 僕 だけ で →

シカマル と いの は 勘弁 して ください 。

チョウジ わかった よ 。 俺 の 負け だ 。

お前 は 怒り に とらわれて いて も それ を 抑え →

相手 の こと を 考える こと が できる 本当の 優し さ を 持って いる 。

今 は その 優し さ を 育んで いけ 。

いつか その 優し さ が 力 に 変わる 日 が 来る 。

ただ な 組手 の とき は な 。

それ なら 大丈夫 。 アスマ 先生 や シカマル や いの や →

里 の 仲間 と やる の は 嫌だ けど →

みんな を 傷つけたり する ような や つら を 相手 に する とき は →

きっと 戦って み せる から 。 たとえ シカマル とい の が →

これ から も 僕 の こと を デブ デブ と 言い 続けた と して も ね 。

そう だ ぞ シカマル いの 。 チョウジ は デブ なんか じゃ ない 。

ポッチャリ 系 だ ))

アスマ 先生 が それ で い いって 言った んじゃ ない か 。

今 な んだ チョウジ 。 お前 の 優し さ は わかって いる 。

だが 今 は 俺 を 倒す こと が 優し さ だ 。

お前 の 優し さ を 力 に 変える とき は 今 な んだ 。

今 な んだ よ チョウジ 。 頼む 。 俺 を 止める んだ 。

いいかげんに しろ デブ 。 俺 を やって みろ !

デブ って 言った 。

今 デブ って 言った よ ね ?

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 273 - 本当  の 優し さ naruto||しっぷう|つたい|しーずん|ほんとう||やさし| Naruto Shippuden - Season 12 - 273 - True Kindness

( 角 都 ) 久しぶりだ な 。 猪 鹿 蝶 の ガキ ども 。 かど|と|ひさしぶりだ||いのしし|しか|ちょう||がき|

( シカマル ) 角 都 と いった っけ か あんた 。 |かど|と|||||

金 は 取った 。 きむ||とった

角 の あんた の 動き も 手の内 も 知って る 。 かど||||うごき||てのうち||しって|

こっか ら は こっち が 攻め 倒す 。 |||||せめ|たおす

( 角 都 ) 影 を 使う ガキ 。 かど|と|かげ||つかう|がき

お前 が ここ に いる と いう こと は 飛 段 は 止めた のだ な 。 おまえ|||||||||と|だん||とどめた||

( 角 都 ) また   祈り の 最中 に 首 でも はね られた の か …。 かど|と||いのり||さい なか||くび|||||

それとも   あいつ が ここ に い ない の は →

まだ   死んで ない と いう こと か 。 |しんで|||||

( い の ) あいつ の 腐れ 期限 なんて 知る か ! ||||くされ|きげん||しる|

フン …  飛車 も なく 金銀 取ら れて 防戦 一方 と は な …。 ふん|ひしゃ|||きんぎん|とら||ぼうせん|いっぽう|||

ぐ わ っ !

これ で 5 つ 目 。 |||め

( い の ) そう いえば   あいつ →

5 つ の 心臓 が あって 5 回 分 倒さ ない と …。 ||しんぞう|||かい|ぶん|たおさ||

ああ   そう だった な 。

( 角 都 ) さて   そろそろ 角 成 と いく か …。 かど|と|||かど|しげ|||

う お ~ っ !

で だ …。

こちら も 金銀 の 手 ゴマ を 取って て な 。 ||きんぎん||て|ごま||とって||

そい つら は   どんな やつ か 気 に なら ない か ? ||||||き||||

( 角 都 ) 加藤 ダン 。 綱 手 姫 の 相方 …。 かど|と|かとう||つな|て|ひめ||あいかた

そして …。

うわ っ !

( 角 都 ) 猿 飛 アスマ 。 かど|と|さる|と|

三 代 目 火影 の 子 で お前 ら の 師 だ 。 みっ|だい|め|ほかげ||こ||おまえ|||し|

( チョウジ ) アスマ 先生 …。 ||せんせい

何も 相手 の 手 ゴマ を 取った の は お前たち ばかり で は ない ようだ 。 なにも|あいて||て|ごま||とった|||おまえたち|||||

他 に も まだ 何 人 も いる 。 た||||なん|じん||

皮肉だ な 。 ひにくだ|

野郎 …。 やろう

( ダン ) チョウザ ! 四 紫 炎 陣 の 準備 は まだ か !? ||よっ|むらさき|えん|じん||じゅんび|||

早く 俺 を 結 界 の 中 へ 閉じ込めろ ! はやく|おれ||けつ|かい||なか||とじこめろ

( ダン ) 俺 が   霊 化 の 術 を 使う 前 に ! |おれ||れい|か||じゅつ||つかう|ぜん|

( チョウザ ) そう 簡単に は いきま せ ん よ 。 相手 が あなた で は ! ||かんたんに||||||あいて||||

あっ !  何 か 変な 黒い の が 出て きた ぞ ! |なん||へんな|くろい|||でて||

気 を つけろ ! き||

クク …  反撃 開始 と 行こう か 。 |はんげき|かいし||いこう|

( コテツ ) て め え に は   借り が ある 。 忘れて ねえ よ な   ヒジキ 野郎 ! ||||||かり|||わすれて||||ひじき|やろう

悪い が   カネ に なら ん 相手 は 覚えて ない な …。 わるい||かね||||あいて||おぼえて||

( イズモ ) 地獄 の 沙汰 も カネ 次第 って いう が → |じごく||さた||かね|しだい|||

死んで みて それ が 役 に 立った か 聞いて い いか ? しんで||||やく||たった||きいて||

先輩 ! イズモ さん   コテツ さん ! せんぱい||||

( イズモ ) シカマル   チョウジ   いの ! 協力 して こいつ を 封印 する ぞ ! ||||きょうりょく||||ふういん||

よ ~ し ! うん !

《 シカク : イズモ   コテツ 角 都 は   お前たち と ダルイ に 任せる 。 |||かど|と||おまえたち||||まかせる

( シカク ) そい つ は   土 遁 を 使う 。 雷 遁 の ダルイ を 軸 に 戦え 。 ||||つち|とん||つかう|かみなり|とん||||じく||たたかえ

シカマル たち は   アスマ と やら せる 》

し   しかし それ じゃ   あまりに も …。

アスマ 先輩 は   彼ら の 師 です よ ! そんな 酷な こと を ! |せんぱい||かれら||し||||こくな||

《 あいつ ら は   アスマ の 部下 元 十 班 だ 。 |||||ぶか|もと|じゅう|はん|

アスマ の こと なら 誰 より も 知っている や つら だ 。 ||||だれ|||しっている|||

いちばん 勝機 が ある 》 |しょうき||

でも …。

《 泣き言 は 言う な   お前たち ! なきごと||いう||おまえたち

これ は   戦争 だ ! 必ず 勝た なきゃ いけ ねえ !》 ||せんそう||かならず|かた|||

そんな …  僕 …。 |ぼく

♪~

(( 危ない ! あぶない

ちょっと   チョウジ !

これ じゃ   シカマル と 戦って ばっ か じゃ ない ! ||||たたかって||||

だって …  きっと 痛い よ 。 ||いたい|

僕   力 ある し 2 人 が 痛 がる の   見 たく ない よ 。 ぼく|ちから|||じん||つう|||み|||

って   なんで 上 から 目線 な の よ ! ||うえ||めせん|||

だったら 痛 がら せて みせ なさい よ ~! |つう|||||

おら おら ~!  泣け !  わめけ ~! ||なけ|

やめて !  僕 が 痛い よ …。 |ぼく||いたい|

まったく …  めん どくせ え な …。

( アスマ ) チョウジ   その 優し さ は 仲間 を 思って の こと か ? |||やさし|||なかま||おもって|||

アスマ 先生 …。 |せんせい

だ と したら 思い違い も   はなはだしい ぞ 。 |||おもいちがい|||

より 強い 相手 と 練習 できる って こと は → |つよい|あいて||れんしゅう||||

こいつ ら も 更に 強く なれる って こと だ から な 。 |||さらに|つよく||||||

ピンと   こ ない か ? ぴんと|||

じゃあ   わかり やすく して やろう 。

今 から   俺 と 組み手 だ 。 いま||おれ||くみて|

一 発 でも パンチ を 当てる こと が できたら 合格 。 ひと|はつ||ぱんち||あてる||||ごうかく

ただし  1 時間 以内 に → |じかん|いない|

殴り 返す こと も   でき ない よう なら チョウジ   お前 だけ じゃ ない 。 なぐり|かえす||||||||おまえ|||

いの   シカマル  3 人 で アカデミー に 戻って もらう 。 ||じん||あかでみー||もどって|

え ぇ !?  そんな ~!

こいつ ら の ため に も →

俺 を   敵 だ と 思って かかって きて みろ ! おれ||てき|||おもって|||

お前 の 優し さ を 力 に 変える んだ !)) おまえ||やさし|||ちから||かえる|

( い の ) チョウジ !  大丈夫 ? |||だいじょうぶ

う …  うん …。

《 どうした ?  お前たち 。 |おまえたち

急ぎ   アスマ の 所 へ 向かえ !》 いそぎ|||しょ||むかえ

(( 本当に   仲間 を 大切に 思う なら な 逃げる こと を 考える 前 に → ほんとうに|なかま||たいせつに|おもう|||にげる|||かんがえる|ぜん|

仲間 の ため に   て め え が → なかま|||||||

より 優秀に なる こと を 考え や がれ 。 |ゆうしゅうに||||かんがえ||

それ が   本当の 仲間 って もんだ ろ ? この   腰抜け が ! ||ほんとうの|なかま|||||こしぬけ|

頼んだ ぞ …  シカマル …)) たのんだ||

俺 は   行く ぞ ! シカマル ! おれ||いく||

いの は …  どう す ん の ?

チョウジ !

周り の 仲間 を   ちゃんと 見ろ ! まわり||なかま|||みろ

♪~

( テンテン ) かかって こい って え の !

チョウザ さん !

わか っと る !

♪~

チョウジ … アスマ 先生 の 最期 の 言葉   覚えて る ? ||せんせい||さいご||ことば|おぼえて|

(( チョウジ … お前 は   仲間 思い の 優しい 男 だ …。 |おまえ||なかま|おもい||やさしい|おとこ|

だからこそ 誰 より も 強い   忍 に なる 。 |だれ|||つよい|おし||

自分 に   もっと   自信 を 持て )) じぶん|||じしん||もて

♪~

(( お前 は 気 が 強い が 面倒 見 の いい 子 だ 。 おまえ||き||つよい||めんどう|み|||こ|

チョウジ も   シカマル も …。

こいつ ら 不器用だ から な …  頼む )) ||ぶきようだ|||たのむ

( い の ) 行く よ  2 人 と も 。 ||いく||じん||

( シカマル ) おう 。 ( チョウジ ) う …  うん 。

《 頼む ぞ   お前たち 》 たのむ||おまえたち

《 よしっ 》

《 クナイ は 気 を そら せる ため … これ を 狙って いた か 》 ||き|||||||ねらって||

やった か ?

まだ だ !

アスマ さん   止め させて もらい ます 。 ||とどめ|さ せて||

急ごしらえの 連携 に して は いい 動き だ 。 きゅうごしらえの|れんけい|||||うごき|

そのまま 追い詰めて くれ ! |おいつめて|

はい !

もう 一 度 だ !  今度 は 破壊 で なく → |ひと|たび||こんど||はかい||

拘束 出来る ように 動く ! わかった ! こうそく|できる|よう に|うごく|

ええ い   封印 班 は どこ で 油 を 売って や がる ! ||ふういん|はん||||あぶら||うって||

くっ   強い …。 く っそ 。 |つよい||

♪~

《 火 遁   灰 積 焼 !》 ひ|とん|はい|せき|や

くっ 。 これ は …。

目 くらまし か !? め||

( 悲鳴 ) ひめい

お前 ら …。 おまえ|

( ゼツ ) あぁ ~!

《 ダルイ : 大事な 刀 を 探しだす の に 手間取った …。 |だいじな|かたな||さがしだす|||てまどった

さて …  角 都 と やら は …》 |かど|と|||

《 さっき 拾った これ …》 |ひろった|

え ~ い !

《 あれ ?  意外 と 使える …》 |いがい||つかえる

逃がす か ぁ ! にがす||

よし   雷 を 出す やつ は やっつけた ! |かみなり||だす|||

《 いい 物 拾っちゃ った けど 誰 の 落とし物 だろう …》 |ぶつ|ひろっちゃ|||だれ||おとしもの|

《 なんか …  猛烈に チャクラ の 消費 が 激しい 気 が する けど …》 |もうれつに|||しょうひ||はげしい|き|||

今 は そんな の 気 に して らん ない よ ね ! いま||||き||||||

( イズモ / コテツ ) うわ っ !

このまま   おとなしく して いる と でも 思った か 。 ||||||おもった|

ダルイ 隊長 ! |たいちょう

本部 から の 指示 は 聞いた …  でも ! ほんぶ|||しじ||きいた|

うら ぁ ~!

隊長 …  あそこ は 雷 遁 で 一気に …。 たいちょう|||かみなり|とん||いっきに

すみません …。

実は   さっき の 戦闘 で 張り切り すぎちゃ って …。 じつは|||せんとう||はりきり||

(( 黒 斑 差 ! くろ|ぶち|さ

レイザーサーカス !

ダブル 黒 斑 差 !)) だぶる|くろ|ぶち|さ

ちょっと   チャクラ が 足りない っす …。 |||たりない|

少し 待って もらって   いい っす か ? すこし|まって||||

追う ぞ   コテツ 。 おう ! おう|||

ほんと …  すみません 。

俺 たち は   覚悟 できて ます 。 おれ|||かくご||

だから … 先生 も 覚悟 して もらわ ねえ と 。 |せんせい||かくご||||

チョウジ …  シカマル …  いの …。

本当に 立派に なった な 。 ほんとうに|りっぱに||

あんた の おかげ だ …。

見せて もらう ぞ   猪 鹿 蝶 。 みせて|||いのしし|しか|ちょう

一気に 縮める ぞ ! いっきに|ちぢめる|

変わり 身 の 術 …  逃げろ ! かわり|み||じゅつ|にげろ

うわ っ ! 動き が 鈍い ぞ   チョウジ ! ||うごき||にぶい||

しっかり しろ ! 来た よ ! ||きた|

シカマル !  影 真似 の 網 を 張って → |かげ|まね||あみ||はって

チョウジ の ほう へ   俺 を 誘い込め ! ||||おれ||さそいこめ

その つもり だ よ !

《 影 真似 の 術 ! かげ|まね||じゅつ

もう 一 手 ! |ひと|て

たとえ   ハッタリ でも →

心 転身 の 術 を 知っていれば よける しか ねえ ! こころ|てんしん||じゅつ||しっていれば|||

影 真似 を よけて 逃げる と したら い の の 死角 ! かげ|まね|||にげる||||||しかく

狙い どおり !  そして   そこ に …》 ねらい||||

( チョウジ ) 部分 倍 化 の 術 ! |ぶぶん|ばい|か||じゅつ

《 詰み だせ   アスマ !》 つみ||

今 だ   チョウジ ! いま||

《 よし !》

何 して る   チョウジ ! なん|||

しっかり しろ ! 覚悟 決めた んじゃ ねえ の か ! ||かくご|きめた||||

チョウジ !

や っぱ …  や っぱ   僕 に は 無理だ ! ||||ぼく|||むりだ

先生 を 殴り 倒す なんて こと で き っこ ない よ ! せんせい||なぐり|たおす|||||||

チョウジ ! ぐ あっ ! よけろ !

《 あれ は !》

《 風 遁   風 塵 の 術 !》 かぜ|とん|かぜ|ちり||じゅつ

《 クソ !  かわさ れた !》 くそ||

大丈夫 か !? どうにか   ギリ ね 。 だいじょうぶ||||

なんで …。

なんで   こんな こと に なっちゃ った んだ よ !

今さら   泣 きご と 言う な ! いまさら|なき|||いう|

俺 たち で   アスマ を 止める って 覚悟 を 決めた ろ ! おれ|||||とどめる||かくご||きめた|

なんて 顔 して や がる   チョウジ ! |かお||||

今 の 俺 は   敵 で しか ない ! いま||おれ||てき|||

死んで いる 人間 だ ! 容赦 はいらん ! しんで||にんげん||ようしゃ|

わかって る …  わかって る けど …。

でも   あの とき だって 先生 は …。 ||||せんせい|

(( どうした ?  チョウジ 。

このまま 3 人 で アカデミー に 戻り たい の か ? |じん||あかでみー||もどり|||

大丈夫 かしら ? だいじょうぶ|

チョウジ   戦え 。  この 臆病 者 。 |たたかえ||おくびょう|もの

ダメだ な   ありゃ 。  逆 効果 だ 。 え ? だめだ|||ぎゃく|こうか||

チョウジ は ビビ って 手 が 出 ない んじゃ ねえ 。 ||||て||だ|||

今 受けて いる 痛み と 同じ 痛み を アスマ 先生 に 与え たく ない んだ 。 いま|うけて||いたみ||おなじ|いたみ|||せんせい||あたえ|||

あいつ は 根っから 優しい やつ な んだ よ 。 ||ねっから|やさしい||||

でも   このまま じゃ …。 仕方 ねえ な 。 |||しかた||

おい   チョウジ   いいかげんに しろ この デブ 。

シカマル   今   デブ って 言った よ ね ? |いま|||いった||

ああ   デブ って 言った ぜ 。 アスマ 先生 が な 。 |||いった|||せんせい||

ほんと ?  アスマ 先生 。 ||せんせい

あ …  ああ 。

そう よ 。 あんな デブ 野郎 の パンチ なんか → ||||やろう||ぱんち|

1 発 も 俺 に 当たりゃ し ない って 言った の よ 。 はつ||おれ||あたりゃ||||いった||

そりゃ 言いすぎ だ   いの 。 |いいすぎ||

いくら 先生 でも 僕 を デブ 呼ばわり する やつ は 許さ ない 。 |せんせい||ぼく|||よばわり||||ゆるさ|

ごめんなさい 。  僕 やっぱり 先生 を 殴る なんて ムリ です 。 |ぼく||せんせい||なぐる||むり|

でも   でも アカデミー に 戻る の は 僕 だけ で → ||あかでみー||もどる|||ぼく||

シカマル と   いの は 勘弁 して ください 。 ||||かんべん||

チョウジ   わかった よ 。  俺 の 負け だ 。 |||おれ||まけ|

お前 は 怒り に とらわれて いて も それ を 抑え → おまえ||いかり|||||||おさえ

相手 の こと を 考える こと が できる 本当の 優し さ を 持って いる 。 あいて||||かんがえる||||ほんとうの|やさし|||もって|

今 は   その 優し さ を 育んで いけ 。 いま|||やさし|||はぐくんで|

いつか その 優し さ が 力 に 変わる 日 が 来る 。 ||やさし|||ちから||かわる|ひ||くる

ただ な   組手 の とき は な 。 ||くみて||||

それ なら 大丈夫 。 アスマ 先生 や シカマル や   いの や → ||だいじょうぶ||せんせい|||||

里 の 仲間 と やる の は 嫌だ けど → さと||なかま|||||いやだ|

みんな を 傷つけたり する ような や つら を 相手 に する とき は → ||きずつけたり||||||あいて||||

きっと 戦って み せる から 。 たとえ   シカマル とい の が → |たたかって||||||||

これ から も 僕 の こと を デブ   デブ と 言い 続けた と して も ね 。 |||ぼく|||||||いい|つづけた||||

そう だ ぞ   シカマル   いの 。 チョウジ は デブ なんか じゃ ない 。

ポッチャリ 系 だ )) |けい|

アスマ 先生 が それ で い いって 言った んじゃ ない か 。 |せんせい||||||いった|||

今 な んだ   チョウジ 。 お前 の 優し さ は わかって いる 。 いま||||おまえ||やさし||||

だが 今 は 俺 を 倒す こと が 優し さ だ 。 |いま||おれ||たおす|||やさし||

お前 の 優し さ を 力 に 変える とき は 今 な んだ 。 おまえ||やさし|||ちから||かえる|||いま||

今 な んだ よ   チョウジ 。 頼む 。  俺 を 止める んだ 。 いま|||||たのむ|おれ||とどめる|

いいかげんに しろ   デブ 。 俺 を やって みろ ! |||おれ|||

デブ って 言った 。 ||いった

今   デブ って 言った よ ね ? いま|||いった||