NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 2 - 047 - 潜入 !毒 蛇 の 巣 窟
( ナルト ) なん だって ば よ ? この 絵 …。
変な 絵 …。 ( サクラ ) この 絵本 …➡
真ん中 の 見開き の ペ ー ジ だけ 描き かけ な の …。
これ … なんか 気味 悪い って ば よ 。
ナルト !
今度 こそ …➡
私 たち で サスケ 君 を !
あぁ !
♪♪~
( サスケ ) 遅かった な …。
午後 から 新 術 の 修業 に ➡
つきあう って 話 じゃ なかった か ? 大 蛇 丸 。
( カブト ) また そんな 言葉遣い を …。
( 大 蛇 丸 ) そう 怒ら ないで …。
かわり に 今日 は ➡
ちょっと した プレゼント が 手 に 入って ね …。
( 大 蛇 丸 ) あなた と 同じ 木 ノ 葉 出身 の 忍 …。
( 大 蛇 丸 ) 懐かしい ふるさと 話 でも できる んじゃ なくて ?
♪♪~
フンッ …。
♪♪~
《 サイ : うち は … サスケ …》
♪♪~
はじめ まして 。 ボク は サイ と 言い ます 。
キミ が うち は サスケ 君 で …。 失せ ろ …。
♪♪~
笑顔 を 作って は みて も ➡
ボク は 何かと 嫌わ れ やすい タイプ みたいだ …。
ナルト 君 に も 嫌わ れた ばかりだ って のに …。
♪♪~
でも … ナルト 君 と 比べる と ➡
キミ の ほう が なかよく でき そうな んだ けど な 。
♪♪~
サスケ 君 !!
♪♪~
汗 …。
♪♪~
《 何も 感じ ない …。
感情 の ない ボク が 目 を 見合わせた だけ で …➡
自分 でも 認識 でき ない 心 の 奥底 で ➡
サスケ 君 を 恐れた と いう の か !?》
あまり サスケ 君 を お ちょ くら ない ほう が いい わ よ 。
私 より 厄介だ から ね …。
そんな ヤツ は どう で も いい 。
これ から すぐ つきあえ 。 大 蛇 丸 。
( サイ ) キミ の こと は ナルト 君 から いろいろ 聞いて ます 。
キミ の こと を ずっと 捜して いた みたいだ 。
この 3 年間 …。
♪♪~
いた な … そんな ヤツ も …。
いく ぞ 大 蛇 丸 。
( サイ ) ナルト 君 は キミ の こと を …。
キミ の こと を 本当の 兄弟 の ように 思って る と ➡
そう サクラ さん から 聞き ました 。
オレ の 兄弟 は 殺し たい 男 …➡
ただ 1 人 だけ だ 。
♪♪~
じゃあ 私 も 行く わ 。
カブト これ で ビンゴブック を 作って おき なさい 。
はい 。
じゃあ あと は お 願い 。
これ は …!?
火影 直轄 部隊 暗部 構成 員 リスト の 写し か …。
( カブト ) どうやら 本物 の ようだ な 。
( ヤマト ) ここ か ?
入り口 は 正面 に ある あの 岩場 の 下 だ 。
もしかしたら あの 下 に …。
サスケ が …。
可能 性 は 十分 ある わ ね 。
少なくとも なんらか の 手がかり は ある はずだ よ 。
よし 行く って ば よ !
ちょっと 待って …。
行く の は これ を 飲んで から だ よ … ナルト 。
♪♪~
大丈夫 心配 は いら ない よ 。
ほら サクラ も だ 。
もし バラバラ に なった と して も ➡
これ で キミ たち の 居場所 が すぐ わかる 。
えっ …。 マジ で !?
そんな こと が …。
これ って …。
この 種 は 簡単に 言う と 追跡 用 の 発信 機 だ よ 。
ボク の チャクラ と だけ 共鳴 する 忍 具 だ 。
( ヤマト ) サイ の 服 と 食事 に 仕込んで おいた の と 同じ やつさ 。
サイ の 服 と 食事 に …?
うん 。
これ を …。
そ っか それ で ここ まで 追跡 できた んだ 。
ヤマト 隊長 って ば いつの間に そんな こと …。
覚えて る ? 温泉 で ボク 先 に 上がった ろ ?
そう いえば …。
(( ヤマト : ボク は 先 に 上がる から ね ))
確かに 先 に 上がって った って ば よ 。
なんで ボク が わざわざ 自腹 を 切って ➡
キミ たち に 豪華な 食事 と 温泉 を 堪能 さ せた か …➡
これ で わかった だ ろ ?
ただ 親睦 を はかる ため だけ じゃ なかった って わけ ね 。
特に サイ に 関して は 注意 する よう ➡
綱 手 様 に 言わ れて たし ね 。
(( 綱 手 : もう 1 人 あの 暗部 養成 部門 「 根 」 から ➡
新人 が 1 人 カカシ 班 に 配属 さ れる 。
ただ …。 な んです ?
ソイツ の 行動 に は 注意 を 払って おけ ))
( ヤマト ) まさに その とおり だった 。
♪♪~
(( サクラ : すご ~ い !
うま そう !))
♪♪~
( ヤマト ) 早 めに 手 を 打って おいて よかった 。
… と そんな こと より すぐ それ 飲んで 。
わかった わ 。
よし … じゃあ 2 人 と も いくよ !
オッス ! はい !
♪♪~
あの …。 ん ?
この アジト に いる 他 の 皆さん に も ➡
挨拶 して おき たい のです が …。
その 必要 は ない よ 。
正確に は 今 は ムリ だ 。
今 ここ に いる 大 蛇 丸 様 の 部下 は ➡
ボク と サスケ 君 だけ だ から ね 。
人 の 気配 は ほとんど 感じ られ ない 。
敵 の 数 は ごく わずか と 考えて いい だろう 。
だからといって 気 を 抜か ない ように 。
相手 は 大 蛇 丸 だし サイ も 敵 側 に ついた と ➡
考える べきだろう しね 。
潜入 隊列 は ボク サクラ ナルト の 順だ 。
潜入 方法 は ?
定石 どおり 土 遁 で 地下 から 近づく 。
まずは この あたり から 縦 穴 を 開けて いこう 。
ある 程度 掘り進んだら ➡
あの 入り口 の ある 岩場 に 向かって 横穴 を 開け ➡
少しずつ 進む よ 。
はい 。 うん わかった って ば よ !
それ じゃ 始める よ 。
♪♪~
合図 を したら 順番 に 下りて きて くれ 。
それ じゃ いくよ !
( 指 笛 )
いく わ よ ナルト !
おう !
♪♪~
《 やっと 見つけた ぞ …。
お前 を !》
♪♪~
さ ぁ 中 へ 。
♪♪~
ここ が キミ の 部屋 だ 。
何も ない 殺風景な ところ だ が 勘弁 して くれ 。
トイレ は その 奥 だ 。
用 が ない とき は ここ で おとなしく して いて くれ 。
何 か あれば こちら から 声 を かける 。
悪い けど 一応 外 から 鍵 を かけ させて もらう よ 。
キミ は ほら … わかる だろう ?
♪♪~
( 足音 )
♪♪~
やはり アジト は 岩 に 囲ま れて る みたいだ ね 。
こんな の すぐに ぶ っ 壊して やる って ば よ !
オレ の 螺旋 丸 で !
ちょ い 待ち …。
そんな 大きな 術 したら すぐに 敵 に 気づか れる でしょ !
えっ …。
( ヤマト ) 潜入 は あくまで 音 も なく …。
でも どう やって ?
あった …。
♪♪~
( ヤマト ) 硬い 岩 ほど …。
小さな 亀裂 に 少し 力 を 加えた だけ で …。
♪♪~
ほら この とおり !
へ ぇ ~。
さて ここ から 先 は チャクラ の 使用 も 制限 さ せて くれ 。
大 蛇 丸 に 気づか れて しまう から ね 。
では いくよ !
♪♪~
とりあえず は 潜入 成功 ね !
まずは サイ を 捜す 。
♪♪~
こっち だ よ !
♪♪~
さて と さっさと ビンゴブック を 作って おか ない と ➡
また 大 蛇 丸 様 に 小言 を …。
♪♪~
フッ … A 型 の ほう が 部下 に むいて いる と も ➡
言わ れ そうだ な これ じゃ …。
♪♪~
大丈夫 … いくよ !
♪♪~
もう 少し …!
♪♪~
( 鍵 の 開く 音 )
( サクラ ) 前回 に 引き続き サスケ 君 を 振り返る わ !
一見 復讐 者 と いう 立場 を ➡
忘れた ように 見えた サスケ 君 だった けど ➡
イタチ と の 再会 が サスケ 君 の 心 を 変えて しまった 。
(( 今 まで オレ は 何 を して いた んだ !?
( イタチ ) なぜ 弱い か … 足りない から だ 。
憎しみ が …))
( サクラ ) イタチ を 倒す 力 を 得る ため ➡
すべて の つながり を 断ち切って ➡
里 を 抜け 大 蛇 丸 の もと へ 走って しまう の …。
(( お前 は 大 蛇 丸 なんか に は やら ねえ って ば よ ~!
初め から 一 人きり だった テメエ に ➡
オレ の 何 が わかる って んだ !))
( サクラ ) ナルト の 命懸け の 説得 で さえ ➡
サスケ 君 を 止める こと は でき なかった 。
( サクラ ) 今 も 自分 が 大 蛇 丸 の 器 に なろう と ➡
かまわ ない と 思って いる はず 。
それ でも 私 たち は 絶対 サスケ 君 を ➡
とりもどして みせる わ ! それでは また !!