NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 2 - 051 - 再会
( サクラ ) 二 人 と も … 笑って る 。
あぁ 。 その 絵 を 描いた とき ➡
初めて ホント に 笑って た 。 心から …。
( ヤマト ) こ … これ は …!
( ドア を 開ける 音 )
♪♪~
( ヤマト ) サイ の バッグ の 中 に あった …。
( ヤマト ) これ は 暗部 の 者 が 己 の タ ー ゲット を 記す 暗殺 リスト …。
( ヤマト ) いわば ビンゴブック だ 。
暗殺 リスト …?
♪♪~
この × 印 … 何 な んです ?
これ は おそらく タ ー ゲット を すでに 抹殺 した と いう 印 だろう 。
でも … なんで そんな もの を サイ が …。
( ヤマト ) 見ろ 。
( サクラ ) これ って …!?
サスケ …!? なんで サイ が …!?
( サイ ) 忍法 超 獣 偽 画 !
まだ × 印 が ついて い ない …。
そう か … そういう こと だった の か …。
どういう こと だって ば よ !?
( ヤマト ) サイ … アイツ の 任務 は ➡
大 蛇 丸 と ダンゾウ と の パイプ 役 に なる こと なんか じゃ なかった …。
♪♪~
サイ の 本当の … 極秘 任務 は …。
♪♪~
サスケ の 暗殺 だった んだ !
♪♪~
そんな こと … ある わけ ねえ って ば よ !
だって さっき アイツ は サスケ を 助ける って …!
それ に ! ホント に … 心から 笑って た …。
(( サイ : 兄さん に 見せ たかった …。
二 人 の 夢 の 絵 を …))
今 まで と 違って アイツ は もう …。
それ が 全部 …。
ナルト を 出し抜く ため の ➡
芝居 だった と したら …。
(( ボク は ダンゾウ 様 の 手足 だ 。
ボク は 存在 し ない 。
だから ボク に 何 を 言って も …➡
無意味な んだ よ …))
♪♪~
この ビンゴブック の 持ち主 なら やり かね ない よ …。
これ を 見ろ 。
( ヤマト ) サスケ の 隣 に 載って いる この 男 …➡
霧 隠れ の 上 忍 で 木 ノ 葉 に 対し ➡
強硬 姿勢 を 示して いた 男 だ 。
サイ が … 倒した んです ね ?
うん …。 簡単に 倒 せる 相手 じゃ なかった はずだ 。
( ヤマト ) それ を 抹殺 した と いう こと は …➡
おそらく ありとあらゆる 手段 を 講じた はず 。
他人 を 出し抜く ため の 芝居 など は 日常茶飯事 だったろう 。
笑顔 は 目的 を 達する ため に …。
(( サイ : 騙さ れた な ~。
キミ の さっき の 作り 笑い …。
しかし 作り 笑い に も ➡
そんな 使い 方 が ある んだ ね 。
覚えて おく よ 。
… オメエ は 殴ら れて なに ヘラヘラ して んだ !!
厄介 事 を やり過ごす に は 笑顔 が いちばん 。
( サイ ) それ が 作り 笑い で も ね …。
意外 と みんな 騙さ れる 。
( サイ ) そう 本 に 書いて あった ))
( ヤマト ) この ビンゴブック に 記さ れて いる 人物 を ➡
一人ひとり 見れば よく わかる 。
サイ は 木 ノ 葉 に 対する ➡
危険 人物 の 処理 に あたって いた んだ 。
そして サスケ も …➡
その 危険 人物 の 一 人 …。
♪♪~
( ヤマト ) ダンゾウ の 目的 は ➡
大 蛇 丸 の 新たなる 肉体 …➡
サスケ を 葬る こと だった …。
その ため に サイ は 大 蛇 丸 に 近づこう と した んだ 。
( ヤマト ) 木 ノ 葉 を 裏切った わけで は なかった …。
( ヤマト ) ただ 木 ノ 葉 の ため に と …。
武闘 派 の 考え そうな こと だ …!
ここ で ゴチャゴチャ 話して て も しよう が ねえ って ば よ …。
サイ が どんな 命令 を 受けた と か ➡
ダンゾウ って ヤツ が 何 を 考えて る か なんて ➡
どうでも いい ! 一刻 も 早く サイ と 合流 して ➡
サスケ を 見つけ出す こと が 重要だ !
確かに ナルト の 言う とおり だ ね 。
さっき サイ の チャクラ を 感じた 。
急いで 向かう よ !
あぁ !
わかった って ば よ !
《 サクラ : サイ が … サスケ 君 を 狙って る のだ と したら ➡
私 が … 絶対 に 止めて みせる !》
( サスケ ) 誰 だ ?
バレ ちゃ い ました か …。
でも … ボク は もう 先手 を とって いる …。
目的 は なんだ ?
ダンゾウ 様 の 目的 は …➡
キミ を 葬る こと 。
ボク は … キミ を …。
《 サイ …!》
木 ノ 葉 へ 連れ帰る !
♪♪~
最も 最初 は キミ を 殺す つもりで 来た んだ けど …。
(( アイツ は … 誰 より も オレ の こと を 認めて くれた 一 人 だ !))
(( ナルト は … サスケ 君 の こと を ➡
兄弟 みたいに 思って る から …))
(( その 仲間 を 救う ため なら …➡
なん だって やる さ !
お前 と だって … 組んで やる !))
(( たとえ バラバラ に さ れよう が ➡
オレ は 大 蛇 丸 から …➡
サスケ を 奪い 返して やる んだ って ば よ !))
(( サスケ は … オレ の 友達 だ …。
やっと できた … 大切な つながり だ ))
ボク は … 彼 が 必死に たぐり寄せよう と して いる ➡
キミ と の つながり って の を …➡
守って み たい んだ !
♪♪~
つながり …?
そんな こと の ため に オレ の 眠り を ジャマ した の か ?
( 爆発 音 )
( 爆発 音 )
なんだ …!?
サイ の チャクラ だ 。 あっ ち の ほう ね !
♪♪~
なんだ !?
《 カブト : サスケ 君 か …。
寝起き は 機嫌 が 悪い から ね … あの 子 は …》
♪♪~
う っ … さすが です ね 。
ボク の 術 を 強引に 振り ほどく と は …。
♪♪~
《 見つけた !》
サクラ !
アンタ ホント は 何 が 狙い な の ?
私 たち を 何 回 裏切れば …! サクラ か ?
《 この 声 …》
♪♪~
サスケ 君 …?
♪♪~
サスケ …。
♪♪~
ナルト か …。
お前 まで いた の か …。
なら カカシ も いる の か ?
カカシ さん で なくて 残念だ けど ボク が 代理 だ 。
これ から カカシ 班 は キミ を 木 ノ 葉 に 連れ帰る 。
カカシ 班 か …。
サイ ! あなた やっぱり !
ソイツ が オレ の 穴埋め か ?
また ぬるい ヤツ が 入った もん だ な 。
ナルト と オレ の つながり を 守り たい だの なんだ の 言って た が 。
サイ あなた の 任務 は サスケ 君 を …。 ( サイ ) 確かに ボク の 極秘 任務 は ➡
サスケ 君 の 暗殺 だった 。
けど 命令 は もう いい 。
今 は 自分 の 考え で 動き たい 。
ナルト 君 が 思い出さ せて くれ そうな んだ 。
ボク の 昔 の 気持 を …。
何 か とても 大切だった 気 が する もの な んだ 。
ボク は キミ の こと を よく 知ら ない けど ➡
ナルト 君 や サクラ さん が ここ まで 必死に キミ を 追う の に は ➡
何 か 訳 が ある 。
キミ と の つながり を 切る まい と ➡
つなぎ止めて おこう と 必死に なって いる 。
ボク に は まだ はっきり と は わから ない 。
けど サスケ 君 … キミ に は わかって いる はずだ !
ああ … わかって いた 。
だから 断ち切った !
♪♪~
(( ふざけ ん な ~ っ !!))
♪♪~
(( 上等だ ~ っ !
う っ !!
《 なんで …》
《 あの とき から 少しも 縮まら ない …?
この 差 は なんだ ?》
♪♪~
( イタチ ) お前 は 弱い 。
なぜ 弱い か … 足りない から だ …。
憎しみ が …。
♪♪~
うわ ぁぁ ぁぁ っ !!))
オレ に は 別の つながり が ある …。
♪♪~
兄 と の 憎しみ って いう つながり が な …。
今日 の テ ー マ は ナルト を めぐる 「 つながり 」 に ついて よ 。
( サクラ ) 生い立ち ゆえ に 誰 に も 認め られ ず ➡
孤独だった ナルト を 初めて 認めて くれた 人 …➡
それ は イルカ 先生 。
ナルト が 初めて 手 に した 大切な つながり ね 。
そして 仲間 と いう つながり を 作る きっかけ と なる ➡
私 たち カカシ 班 が 結成 さ れた 。
その後 の ナルト は 持ち前 の 負けん気 と がんばり で ➡
里 の みんな に も 認め られ ➡
次々 と つながり の 輪 を 広げて いった の よ 。
人 と 人 と を 結ぶ つながり の 糸 は 時 を 経る に 従い ➡
太く 力強く なって いく 。
一 度 この 糸 を 持って しまった 人間 は ➡
相手 の こと を 理屈 抜きで 放って は おけ ない 。
イルカ 先生 の 言葉 だ けど 心 に 残る 言葉 よ ね 。
みんな も 自分 の つながり の 糸 を ➡
探して みて ね 。