NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 092 - 遭遇
♪♪~
( 鼻歌 )
♪♪~
( カブト ) それ は 蒲 の 穂 だ よ 。
( 幽鬼 丸 ) え ? ( カブト ) 穂先 を つまんで ごらん 。
わ っ !
へ ぇ ~。
フン …。
♪♪~
ここ が 例の 湖 だ 。
( 鼻歌 )
ホント だ 。 湖 の 水 って しょっぱく ない んだ 。
海 と は 違う んだ 。
でも ボク 海 だって 知ら ない けど ね 。
♪♪~
今 …! ん ?
フフフ 。
さて この あたり で いい かな 。
フフッ 。
フフフ ! 何 が おかし い ん だい ?
フフッ 何 か おもしろい こと が 始まる 気 が して 。
あぁ おもしろい こと を する んだ 。
これ を つけて もらえる かな ?
これ は キミ の 能力 を 引き出す …。
いや おもしろい こと が 起きる 特別な 薬 だ よ 。
う っ ! う ぅ …。
う ぅ … う ぁ ~!
♪♪~
《 来る …》
あ … う ぅ …。
《 限界 か …》
《 確かに いる この 湖 に 。
そして この 子 は … この 子 は 使え ます よ ➡
大 蛇 丸 様 》
( パックン ) な んじゃ ? カカシ 。
( カカシ ) これ を 里 に 。
五 代 目 に 届け 分析 する よう 頼んで くれ 。
ん !? 何 じゃ これ は 。
( カカシ ) 大 蛇 丸 の 仲間 と 思わ れる 敵 の 術 に やられた ➡
シノ の 寄 壊 蟲 だ 。
大 蛇 丸 じゃ と ?
( カカシ ) 足跡 から する と 他 に も 敵 が 5~6 人 ➡
オレ たち は コイツ ら を 追跡 し なければ なら ない 。
( カカシ ) 大至急 で 頼む よ 。
任せろ 。 ( カカシ ) 頼んだ よ 。
( カカシ ) よし オレ たち は 敵 を 追う 。
この 方角 の 延長 線上 を 範囲 を 広げて 捜す よ 。
わずかな 痕跡 も 見逃す な 。
( ヒナタ ) はい 。 ( 赤 丸 ) ワン ! ( キバ ) おう !
( リンジ ) あなた の 留守 は この リンジ が ➡
しっかり 仕切って おき ます よ ご 心配 なく 。
( 紅 蓮 ) 任せた よ 。
( キギリ ) フンッ 結局 は オレ たち を ➡
信用 でき ない だけ じゃ ない す か 。
( キギリ ) 大 蛇 丸 の アジト を 知ら れ たく ない から ➡
オレ たち を こんな ところ に 押し込めて 。
( リンジ ) あの 人 は それ だけ 慎重な 方 な んだ よ 。
だからこそ 仕えて 間違い は 起き ねえ 。
逆に 信用 できる って もんだ 。
( キギリ ) 殺さ れた 連中 は 大 蛇 丸 に 会う の が イヤ で ➡
逃げよう と した んです ぜ 。
ホント に 信用 できる ん す か ?
( ガマ 力 ) ワンツ ー ワンツ ー !
( ナルト ) ワンツ ー ワンツ ー 。
( 自 来 也 ) フフン ! やっ とる な ナルト 。
ガマ 力 さん の 厳し さ が お前 を 鋼 の ように 鍛え ➡
成長 さ せ やがて は …。 ≪( 女 たち ) キャ ~ 気持 いい スゴイ !
やがて は 強靭な 肉体 を 作り上げ ➡
この世 の あらゆる 誘惑 を はねつけ … ムフフフ !
あらゆる 誘惑 を はねつけ られ ない ~!
( ガマ 力 ) もう ! どうして こんな 簡単な こと も でき ない の よ !
そんな の 知る か ! ガマ 力 さん の 教え 方 が ➡
わりいん じゃ ねえ の か !?
あら 逆 ギレ ? 自分 の ヘタレ を 棚 に 上げ ?
フン ! もう ヤダ ! ガマン で きね って ば よ !
コラッ ! お 待ち なさい ! 愛 の ムチ !
うわ っ !
クソ ~ ッ ! いきなり 後ろ から 卑怯 じゃ ねえ かよ !
あら っ 痛い ! もう ムリ だ ! もう ムリ だ !
やめ なさい 。 やめ なさい って !
(2 人 ) うわ ぁ ~!
( 女の子 ) キャ ~ ッ ! ( 女の子 ) なに ?
( 女の子 ) な に これ ?
( 女の子 ) お 湯 が なくなっちゃ った 。
( 女の子 ) 行き ましょう 。
の ぉ ~!
なに が 修業 だって ば よ !
ベロベロ なめ まわし や が って ! これ は 愛 の ムチ !
なに が 愛 の ムチ だ 。 もう コンビ 解消 だ !
こっち こそ ごめん だ わ !
いい加減に せんか 2 人 と も !
(2 人 ) へ っ ?
( 自 来 也 ) った く の ぉ 。
ナルト だけ なら まだしも ガマ 力 さん が ついて い ながら …。
いえ ねぇ ジラ ちゃん の 言い たい こと は とても わかる の よ 。
わかる んだ けど …。
風 遁 と 水 遁 の コラボ 忍術 に は ガマ と の コンビネ ー ション が 最も 重要だ 。
( ガマ 力 ) だ から こそ なおさら 体 の 相性 で 決め ない と 私 … ムリ 。
ああ ! 相性 が 合わ ねえ んだ から ➡
他 に 相性 が よ さ そうな ヤツ を 捜した ほう が 断然 早 えっ てば よ 。
フン ! それ は 一理 ある かも しれ ん の ぉ 。
だからといって お前 その 手 じゃ 口 寄せ など で きんじ ゃろ 。
ヘッ オレ の 回復 の 速 さ を 忘れた わけじゃ ねえ よ な エロ 仙人 。
口 寄せ の 術 !
えっ !? ああ ~ っ !
( ガマ 吉 ) 久しぶりじゃ の ぉ 。
( ガマ 竜 ) ナルト 君 こんにちは です 。
あれ ? ガマ 吉 と 竜 …。 ああ っ !?
ほ ぉ ~ で かく なった の ぉ 。
ハハッ お前たち も 知ら ない 間 に 大きく なった んだ なぁ 。
当たり前じゃ あ 。
いっぱい いっぱい おやつ 食べた から です 。
それ より なん の ため に 呼び出した ん なら ?
おう そうだった 。
オレ と お前たち と で 体 の 相性 を 磨く んだ !
あん !? それ って おいしい の ?
♪♪~
《 大 蛇 丸 様 》
《 アイツ は …》
( 足音 )
(( ハァ ハァ …。
ハァ ハァ …。
♪♪~
遅かった ね 。
大 蛇 丸 様 は 幻 幽丸 を 選んだ 。
そして 今 の が うち は サスケ …➡
大 蛇 丸 様 の 次の 器 …。
♪♪~
( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 これ まで の 修業 の 成果 …➡
見せて もらう わ よ 。
( サスケ ) お前 が 相手 を する の か ?
まさか …。
しびれる わ ね …。
千 人 を 前 に 顔色 一 つ 変え ない その 表情 。
≪ あの 男 … どれほど の 器 か …≫
( 大 蛇 丸 ) 始め なさい 。
( 忍者 たち ) う お ~!
ぐ わ ~!
ぐ っ ! うわ っ !
サスケ 君 … やはり あなた は …。
何 な の … アイツ は …➡
あの 圧倒 的な …。
じゃあ よ そういう こと なら ビシビシ 鍛えちゃ る けん の 。
あぁ 頼む ぜ ! フッ …。
よっ しゃ ! ミュ ー ジックスタ ー ト !
♪♪「 かえる の うた が 」
♪♪「 きこえて くる よ 」 ♪♪「 かえる の うた が 」
あっ ? エッ ? これ は 何 が 始まった んだ ?
♪♪「 あれ !? うま そな ハエ が 飛んで いる ~」
♪♪( ガマ 吉 / ガマ 竜 )「 ブンブンブンブン ブ ー ン ブ ー ン 」
いただき ま ~。
何 しち ょる ナルト 。
ガマ 竜 と 心 を 通わせる んじゃ ついてこい !
何 だ よ ! これ の どこ が 修業 なん だって ば よ !
フ ー … わか っと らん の ぉ ナルト は …。
これ で 全部 か ?
全員 に とどめ は さして ない わ ね 。
まだまだ 甘い 。
殺し たい ヤツ は 他 に いる 。
非情に なら なければ イタチ に は 勝て ない わ よ 。
アイツ の 前 で は 非情に なる さ 。
否 が 応 でも な …。
≪ 返り血 を 1 滴 も …。
この 子 を 見て る と …➡
天才 と 呼ば れて いた 自分 が 惨めに 思えて くる わ ね …≫
≪ あと 少し …➡
ほんの 少し で 私 の もの …≫
♪♪~
( 大 蛇 丸 ) 久しぶり ね 。
紅 蓮 よく 来た わ 。
( 大 蛇 丸 ) そう よ 彼 が 次の 私 の 器 。
あなた まだ あきらめて い ない の ね 。
私 の 器 に なる こと 。
あなた の 能力 … 魅力 的 よ ね 。
初めて 会った とき は 驚いた わ 。
大 蛇 丸 様 …。
《 違う …》
♪♪~
(( あなた の 力 興味 が ある わ 。
一緒に いらっしゃい ))
♪♪~
≪ 紅 蓮 : あの とき その 力 に 魅入 られた の は ➡
私 の ほう だ 。
大 蛇 丸 様 の 力 そのもの に なり たい と 私 は 願った ≫
あなた を 呼んだ の は 他 で も ない 。
私 の ため に 働いて もらえる かしら ?
もちろん です 。 私 は その ため に ➡
大 蛇 丸 様 に お 仕え して いる のです から 。
この 仕事 は ね どうしても あなた に やって もらい たい の よ 。
いいえ あなた に しか でき ない 仕事 よ 。
私 に しか ?
( 大 蛇 丸 ) そう したら もう 一 度 考えて みて も いい わ よ 。
私 の 器 に いちばん ふさわしい の は 誰 か …。
♪♪~
ハァ … ハァ … ハァ …。
《 かなり 疲労 が 激しい 。
少し 休んで いく か 》
( 女 たち ) キャハハハ !
あ ~ あ …。
クソッ … あんな メチャクチャ な 動き に どう やって 合わせりゃ いい んだ よ 。
や っぱ ガマ たち と 心 を 通い 合わせ ん の は ➡
ムチャ が あん の かな …。
( 幽鬼 丸 ) 心 って 通い 合う の ?
だ … 誰 だって ば よ !
お前 どこ から …。
( 幽鬼 丸 ) 心 が 通う って どういう こと ?
え !? そりゃ あ ➡
こっち の 気持 が 相手 に 伝わって 相手 の 気持 が こっち に も …。
そんな こと って ある んだ ね 。 そりゃ ある ぞ 。
いや … 一生懸命 思って れば いつか いつか 伝わる んだ 。
そ したら サスケ だって …。
思って る ヤツ が いる ところ が 帰って くる 場所 な んだ !
ま ぁ … 何 言って ん の か わかん ねえ よ な 。
いきなり こんな 話さ れて も よ 。
じゃあ 誰 か が ボク の こと を 思って くれたら ➡
そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ ね 。
あぁ ! そこ が お前 の 帰る 場所 だ 。
フフフフ … いい こと 聞いた 。
そう だ ろ そうだ ろ 。
フフフフ … フフフフ …。
あ … そう いえば お前 名前 は …?
あれ !? … ん ?
アイツ どこ 消えた んだ ?
カカシ 先生 こんな 所 で のんびり して て 大丈夫な の か よ 。
( シノ ) 捜索 は オレ の 蟲 たち に 任せ 今 は 体 を 休めて おく こと だ 。
そう だ よ キバ 君 。
( カカシ ) あぁ 。 敵 の 正体 も つかめて い ない 今 ➡
闇 雲 に 動く の は 危険だ 。
それ に あの 結晶 の 術 …➡
パックン が 戻る まで は 慎重に 動いた ほう が いい 。
( 綱 手 ) 入れ ! ( ノック )
( シズネ ) 綱 手 様 … カカシ さん より 伝令 です 。
ハァ ハァ ハァ …。
パックン じゃ ない か 。
ハァ ハァ … カカシ から の 伝言 の 前 に まずは 水 くれ 。
あ ~ いい 湯 じゃ !
あれ !? ガマ 吉 その 体 どうした ん だって ば よ ?
何 言 っと る んじゃ !
あんな 大きな 体 じゃ 公衆 浴場 で は 迷惑じゃ けん ➡
忍術 で 小さく な っと る んじゃ 。
ふ ~ ん … おもしろい 術 使える んだ なぁ 。
にいちゃん や っぱ 温泉 は いいね ~。
修業 の 疲れ が ぶ っ 飛ぶ よ 。
何 が 修業 だ ! お前 は ハエ を 追っかけて た だけ じゃ ねえ か !
な ~ に 言 っと る んじゃ ! あれ が ワシ ら の コンビ 修業 の 基本 じゃ わ い 。
修業 って あんな メチャクチャ な フリ 真似 できる わけ ねえ だろう が 。
誰 が 真似 せ え と 言った ? この 修業 は なぁ ➡
ガマ 竜 の 心 を 読み それ に 合わせる 修業 よ 。
えっ ? ガマ 竜 の …?
あ ~ いい 湯 だ ねぇ 。
( ガマ 吉 ) タイミング や 合わせる こと など どう で も いい 。
いかに 相手 の 心 を 読み それ に 応えて やれる か が コンビ の 神髄 じゃ 。
そう やって 初めて 心 が 通い 合う って もんじゃ 。
相手 の 心 … 気持 …。
そう か … そうだ よ な 。
もう 一 度 … もう 一 度 やら せて くれ って ば よ !
今度 こそ コラボ 忍術 の 修業 もの に して みせる !
わ ~ い ! 修業 修業 !
えっ !? えい っ ! イタッ !
≪( 女の子 ) キャ ー ッ ! また お 湯 が なくなった じゃ ない 。
こら ガマ 竜 しっかり せ ぇ ! ( ガマ 竜 ) お腹 痛い …。
の ぉ ~! たくさんの 女子 の 黄色い 声 !
今 全員 上がって った って ば よ 。
の ぉ ~ っ !!