NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 106 - 赤い 椿
( 紅 蓮 ) 幽鬼 丸 !
≪ 幽鬼 丸 : 紅 蓮 さん ≫
( シノ ) あれ だけ 暴れて いた 尾 獣 に 何 が 起きた と いう のだ ?
( ナルト ) これ って ば …。
(( 幽鬼 丸 : うわ ~ っ !!))
幽鬼 丸 ! アイツ が 来て る の か ?
( リ ー ) 大丈夫です か ? 皆さん 。
( サクラ ) ありがとう リ ー さん 。
( シズネ ) チャクラ の 消耗 が 激しい けど 大丈夫 よ 。
《 だけど あれほど 激しく 感じ られた 三尾 の チャクラ が …》
( キバ ) ヤマト 隊長 ! ( ヤマト ) ああ わかって いる 。
だが 今 は 体勢 を 立て直す の が 先決 だ 。
ボク ら は 指示 どおり 封印 班 と 合流 する 。
( キバ ) おう !
( カカシ ) いったい 何 が 起きて る と いう んだ …。
ナルト たち が 心配だ 。 急ぐ ぞ 。 ( サイ ) ええ 。
♪♪~
( トビ ) ふ ~ む …。
どう なって ん の ? これ 。
( カブト ) 紅 蓮 の 危機 に 力 が 発動 した の か ?
なら 試して みる 価値 は ある ね 。
ハァ … ハァ … ハァ … ハァ …。
ハァ … ハァ … ハァ …。
よかった … 紅 蓮 さん が 無事で 。
(( でも … 母さん は 帰って こ なかった よ 。
みんな い なく なっちゃ った …。
コイツ の 故郷 の 話 か ?))
《 アイツ は 自分 の 帰る 場所 を 失った 》
(( 幽鬼 丸 ?))
♪♪~
キャ ー !!))
♪♪~
《 私 は なんて こと を …。
すまない 幽鬼 丸 》
紅 蓮 さん 早く … 逃げて …。
くっ … ハァハァハァ …。
ぐ っ !
あれ は !
(( 紅 蓮 : お前 これ は …。
もう これ が ある から 。
あの なぁ …。 だ から こっち は 紅 蓮 さん に 。
交換 って わけ か 。 わかった よ ))
(( あっ ! 今度 は ボク が 手 を 握って て あげる 。
フッ …))
早く … 早く !
《 紅 蓮 : それなのに …》
《 こんな 私 を …》
《 思って くれて る って の かい 》
う っ !
幽鬼 丸 !
紅 蓮 さん !
待って いろ と 言った のに …。
でも 紅 蓮 さん が 心配で ➡
思って いれば 帰って くる 。 そう 思って …。
《 幽鬼 丸 の 帰る 場所 … 私 は それ を 奪 っち まった 。
そんな 私 に できる こと …。
こんな 私 でも お前 が 望んで くれる なら ➡
私 が … 私 が お前 の 帰る 場所 に 》
あっ !
( 鱗 児 ) 感動 の 再会 は 終わり ました か ?
鱗 児 …。
あっ !? 幽鬼 丸 伏せろ !
三尾 封印 の 阻止 に は 成功 した 。
幽鬼 丸 を 連れて 引きあげる よ !
( 鱗 児 ) あなた だった んです ね 。
何 を わけ の わから ない こと を …。
う っ !
まっ 大 蛇 丸 様 の ため に も 仲よく やろう じゃ ない か 。
( 鱗 児 ) なん せ アンタ が バケモノ を コントロ ー ル する ため の 道具 。
幽鬼 丸 を 動かす 引き金 な んだ から 。
お前 … どうして …。
紅 蓮 さん !
うわ っ !
う っ !
あっ !
大丈夫 ? 紅 蓮 さん 。
大丈夫だ 。 よかった 。
私 に は これ が ある から な 。 うん 。
ボク に も 。
う っ ぐ わ ぁ ! あっ 紅 蓮 さん !
あっ !
《 さっき の は 母 様 の 草笛 。
やっと 赤い 椿 が 見 られる 》
(( あ …。
母 様 !))
イヤ だ ダメ だ よ そんな の 。
♪♪~
幽鬼 丸 。
幽鬼 丸 。
紅 蓮 さん は 動ける 状態 じゃ ない 。
お前 が 三尾 を 止め なければ 。
( 鱗 児 ) 幽鬼 丸 。
このまま だ と 紅 蓮 さん は 死ぬ ぞ 。
ダメ だ よ 。
紅 蓮 さん は ボク の 帰る 場所 な んだ 。
そう だ 幽鬼 丸 。
お前 の 力 は 愛する 紅 蓮 が 危機 に 陥った とき に 増幅 さ れる 。
三尾 を 止め なければ 紅 蓮 は 本当に 死んで しまう ぞ 。
♪♪~
イヤ だ 。
そんな の …。
そんな の イヤ だ !
すごい ぞ 思った 以上 の 成果 だ 。
間違い ねえ 幽鬼 丸 が いる んだ 。
( カカシ ) ナルト !
遅い ぞ カカシ 先生 !
あの 光 は ? どう なって いる ?
アイツ だ 幽鬼 丸 が 来て る んだ 。
三尾 を コントロ ー ル する と いう あの 少年 か 。
アイツ を 助け に いか ねえ と ! 待て ナルト !
チッ 。 作戦 は ➡
三尾 を コントロ ー ル する 少年 の 保護 へ と 移行 する 。
ナルト を 追う ぞ 。 (2 人 ) はい 。
《 待って ろ よ 幽鬼 丸 》
ふ ~ む も しか して あの 子 が 三尾 を 操って る の ?
これ って や ばい じゃ ん 先輩 に 知らせ なくっちゃ !
デイダラ 先輩 ~!
♪♪~
う う …。
♪♪~
《 これ が 限界 か 。
チッ やはり ガキ だ な チャクラ 切れ か 》
♪♪~
しまった !
♪♪~
う う 助け なきゃ 。
くっ う う 。
ボク が 紅 蓮 さん を 。 わ っ !
♪♪~
来る な あ っち へ 行け ! 紅 蓮 さん は 。
紅 蓮 さん は ボク の 帰る 場所 な んだ !
♪♪~
紅 蓮 さん !
幽鬼 丸 を やらせ は し ない 。
いい か ちょっと さがって ろ 。 うん 。
結実 せよ 晶 遁 紅 の 果実 !
紅 蓮 さん !
そこ に いれば 安全だ 。 どんな 攻撃 に も 耐え られる 。
うん 。 おとなしく 待って んだ ぞ 。
紅 蓮 さん も 気 を つけて !
私 の 心配 は 無用だ よ 。
今 行く ぞ 幽鬼 丸 。
《 コイツ を 幽鬼 丸 から 遠ざけ なければ …》
クソッ これ じゃ うかつに 近づけ ない な 。 ナルト !
幽鬼 丸 !
どこ だ 幽鬼 丸 !
晶 遁 手 裏 剣 乱舞 ! ハァ !
あっ ! コイツ は !
幽鬼 丸 を 狙って る !
さ せる かよ !
《 何とか コイツ を 止め なくて は 》
紅 蓮 さん … う っ …。
まだ だ !
晶 遁 水晶 壁 八 の 陣 !
《 チャクラ が そろそろ 限界 か ね 》
三尾 ?
アイツ は !
あれっ てば 幽鬼 丸 か ?
ハァ … コイツ は 木 ノ 葉 の 忍 !
なに ?
や ばっ !
さあ こい !
で でか すぎ だって ば よ !
幽鬼 丸 に は 手 を 出さ せ ん !
テメエ から 幽鬼 丸 を 奪い に きた ぜ 。
だが その 前 に …。
やる こと が ある みて えだ な 。
♪♪~
い っけ ~!!
ぐ わ っ !
チクショウ ! なんて 頑丈な ヤツ な んだ !
弱点 なんて 見つかりゃ し ねえ !
頭 の 悪い ガキ だ ね 。
テメエ ! ケンカ 売って ん の か !?
( 紅 蓮 ) こんな ヤツ でも 防御 する って こと は ➡
攻撃 さ れて 困る 場所 も ある って こと だ ろ 。
グオォ !!
チッ ! 口 だけ じゃ ねえ か !
クソッ !
《 一 時 … 一 時 だけ で いい 。
私 の 命 を チャクラ に 変えて !》
《 死 生 点 穴 !》
( 心 音 )
う お ぉ !!
紅 蓮 ! 晶 遁 !
一 矢 光明 !
ヘッ ! 確かに 目 ん 玉 は 鍛え らん ねえ な !
くらえ ! 大玉 螺旋 丸 !!
グオォ ~! やった ぜ !
グオォ ~!!
♪♪~
お前 って ば ➡
なかなか やる じゃ ねえ か 。 フンッ 。
でも 次 は お前 と 決着 つけ ねえ と !
何 !?
♪♪~
ナルト の 言って いた の は この 子 の こと か !?
♪♪~
クソッ ! なんという 失態 !
クッ … 幽鬼 丸 を なんと して も 取り返さ なければ !