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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 107 - 呉越同舟

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 107 - 呉越 同舟

( いの ) は ぁ 。 何の 役 に も 立て なかった 。

そればかりか 迷惑 ばかり かけて 。

リ ー さん は どんな とき も ポジティブ で ひと 汗 かけば ➡

ヤ な こと も すぐ 忘れちゃ う でしょ ?

私 は そう は いか なくて 。

( リ ー ) これ は 汗 で は あり ませ ん ! 悔し涙 です !

今度 こそ お 役 に 立ち たい と ➡

万全の 準備 を して る とこ じゃ ないで すか ぁ !

わ わかった わ よ ! 私 だって 今度 こそ は !

( サクラ ) カカシ 先生 !

( サクラ ) ナル …! ( ヒナタ ) ナルト 君 は !?

そんな …。 その 子 は ?

( カカシ ) 恐らく 三 尾 を 操る こと が できる と いう ➡

特殊な 能力 の 持ち主 が この 子 だ 。

三尾 は 湖 に 消えて しまった が これ で 終わり って わけじゃ ない 。

封印 班 の 回復 を 待って ➡

再度 結 界 四方 封 陣 を 行う 。 だが …。

今 この 子 を 動かす こと は でき ない 。

彼 が 回復 し しだい ➡

もっと 安全な 場所 に 移動 し 態勢 を 整える 。

その 間 に ナルト を 捜索 する 。

ナルト …。 大丈夫 よ !

ナルト の こと だ から 湖 で 平泳ぎ でも して る わ よ !

( カカシ ) ヤマト サイ キバ ヒナタ 。

そして オレ の 5 人 で ナルト 捜索 に あたる 。

シズネ 。 ナルト が ケガ を して いた 場合 に 備えて ➡

キミ に も ついてきて もらう 。

サクラ いの は この 子 の 治療 を 頼む 。

残り の 者 は その 警護 に あたって くれ 。

敵 は 必ず この 子 を 奪い 返し に 来る 。

渡し は し ませ ん ! 必ず 守りぬいて みせ ます と も !

みんな 。 気 を 引き締め それぞれ の 任務 に あたって くれ !

白 眼 !

ナルト 君 …。

( ヤマト ) クッ ! ( シズネ ) ヒナタ や キバ 君 を 擁して も ➡

見つから なかったら …。

いい ? 三尾 封印 の あと だ から 疲労 が 激しい と 思う けど ➡

慎重に チャクラ を コントロ ー ル して 。 わかって る 。

汚名 返上 よ 。 絶対 に この 子 を … 助ける んだ から 。

では ボク は せめて 2 人 の チャクラコントロ ー ル が ➡

うまく いく ように 願 掛け の スクワット を …。

気 が 散る 。 あっ … はい 。

( テンテン ) 私 たち は 護衛 に あたる んでしょ ?

そ … そう でした !

( テンテン ) かたまって いて も しようがない わ 。

ここ に は シノ も いる こと だ し 私 たち は 裏 に まわり ましょう 。

ボク は … ボク は …。 ( テンテン ) アンタ は 屋根 の 上 よ 。

了解 です 。

《 シノ : 蟲 たち が これほど まで に 弱る と は …。

これ も 三尾 の チャクラ の 影響 か …》

( ナルト ) ここ は …。

そう だ … 三尾 の 野郎 に 飲み込ま れて …。

てこ と は ここ は ヤツ の 腹 ん 中 かよ ?

かて ぇ ! った く 胃 荒れ すぎ だっ つう の 。

何 食って や がん だ よ 。

あっ オレ か …。

お前 は …。

コイツ …。

( 紅 蓮 ) お前 に 幽鬼 丸 は 渡さ ない !

幽鬼 丸 は …。

死ね !!

( うめき声 )

( 濡 羅 吏 ) 鱗 児 !

( 鬼 霧 ) テメエ どういう こった ! 戦闘 中 に ばっ くれる なんて よ !

( 鬼 鳳 ) お陰 で オレ たち は この 有様 だ ぜ 。

( 鱗 児 ) まあ そう 言う な 。 紅 蓮 さん から ➡

緊急の 呼び出し を 受けたら 行か ざる を え ないだ ろ 。

ふん !

な … 何 を …。

ふむ …。

この 野郎 …。

( 鬼 霧 ) な … なんだ よ 。

失礼 ね ! 人 の 顔 を ジロジロ と …。 ふん 。

戦場 で は 刻一刻 と 状況 が 変わる 。 ちょ … ちょっと !

文句 ばかり 言う んじゃ ない 。 ( 濡 羅 吏 ) どこ に 行く の よ ?

鱗 児 !

なんか … おかしく ねえ か ? 鱗 児 。

たるんで る の よ 。 完全な 敵 前 逃亡 じゃ ない 。

( カブト ) 誰 が 敵 前 逃亡 だって ?

あっ … いえ … その …。

もう … また ジロジロ と …。

チッ … 鱗 児 と いい 何 な んだ よ 。

アンタ 自分 の 目 を 鏡 で 見た こと ある か ?

人間 を 見る 目 じゃ ねえ よ 。 そりゃ あ 。

フフフフ …。

キミ たち このまま じゃ 死んじゃ うよ 。 (3 人 ) えっ !?

そ … そんなに 悪い の か オレ たち 。

ウソ だ ろ !? いやだ 冗談 じゃ …。

( カブト ) 冗談 じゃ ない 。 ない ?

チャクラ の 流れ が メチャクチャ 。

いや この 場合 破壊 に 向かって 進んで る と 言う べき か …。

破壊 …。

( カブト ) いや ぁ 恐ろしい 敵 と 戦った もの だ ね 。

例えば 鬼 鳳 キミ の 場合 は ➡

そう だ なぁ あと 2 時間 も もた ず に ボン 。

う っ … うわ ぁ !

マジ かよ … オレ は どう な んだ !? オレ は !

やめて ! 自分 の 死に 方 なんて 知り たく も ない わ !

し … 死に たく ない ! なにとぞ お 助け ください カブト 様 !

オ … オレ も です ! どうか 助けて ください !

ボン は イヤ だ ! ボン は イヤ だ !!

いくら 頼ま れて も ボク の 医療 忍術 に も ➡

できる こと と でき ない こと が …。

あっ ! (3 人 ) えっ !?

いや ぁ ダメ だ ダメ だ 。

大事な 仲間 に そんな こと は でき ない 。

そんな こと ! その そんな こと って ヤツ を ➡

オレ たち に して ください ! なんでも し ます !

どんな こと でも 耐えて みせ ます !

( 鬼 鳳 ) ボン は イヤ だ !

フン …。

( カブト ) キミ たち が そこ まで 言う なら …。

(( アイツ は 利用 さ れて る んだ !

いつか 帰る べき 場所 だって 信じて る ヤツ に ➡

必ず 必ず 裏切ら れる …。

そう なったら アイツ は ➡

帰る 場所 が なくな っち まう んだ 。

思って いる 人 が いる ところ が 帰る べき 場所 だって 言う ん なら ➡

オレ は … オレ が アイツ の こと を 思い 続けて やる !))

( サクラ ) ナルト が 言って た の は この 子 だった の ね 。

えっ ? あっ …。

ナルト は 大丈夫 。 きっと この 子 の こと を ➡

どこ か で 思い 続けて …。 ( 幽鬼 丸 ) う ぅ …。

( 幽鬼 丸 ) あっ … ここ は ?

大丈夫 。 これ から は 私 たち が あなた を 守る から 。

守る …?

あっ ! ない … ない !

どうした の ?

何 か なくなって る の ? ない …。

ない !

( 幽鬼 丸 ) ない ! ない !!

(( ここ は …。

あっ … あれ は 幽鬼 丸 ?

じゃ … じゃあ あなた は …!

♪♪~

私 … 私 は 許して もらえる の ?

あなた は 私 を …。

( 大 蛇 丸 ) 人 を 殺して おいて ➡

なんて 虫 の いい こと を 言う の かしら 。

許さ れる で すって ? イヤ !

そんな こと は ある わけない じゃ ない !

うわ ぁ ~!!))

( 泣き声 )

( 紅 蓮 ) やめて … やめて くれ 。

わ 私 は …。

傷 が …。

お前 が 手当て を した の か 。

どういう つもり だ ? 何 を 企んで いる 。

べつに 。 ウソ を つく な !

敵 が 意識 を 失って いる 。

忍 の お前 が その チャンス を ムダ に する …。

オレ は 戦え ねえ ヤツ を 手 に かける ような ➡

そんな 卑怯 な こと は し ねえ 。

幽鬼 丸 は ?

近く に は い ない 。

あの とき 三尾 に 飲み込ま れた の は たぶん オレ たち だけ だ 。

じゃあ 幽鬼 丸 は まだ 湖 に …。

あるいは お前たち の 手 に 渡 っち まった か ➡

それとも オレ の 仲間 の 誰 か に 助け られて いる か 。

だったら 一刻 も 早く ここ を 脱出 して ➡

それ を 確かめ なきゃ なら ない 。

お前 と 私 と の 戦い は 必然 だ 。

私 は お前 を 倒して ここ を 出る 。

お前 が ここ を 出る こと は 叶わ ない 。

私 を 倒さ ぬ かぎり は な 。

だ よ な オレ も そう 思う って ば よ 。

《 でも な …》

ん ? な なんだ ?

うわ っ ! で っけ え 虫 。

… って こりゃ ち っけ え 三 尾 だ 。

うわ っ !

あぁ もう !

何 を する ?

うわ ぁ ~!!

私 の 晶 遁 で …。 できる わけ ねえ だ ろ 。

その ケガ じゃ ムリ だ 。

離せ !

自分 で 走る 。

( 幽鬼 丸 ) ない ない 。

どうした の ? 何 探して る の ?

あ … あっ !

あった あった よ !

ほら 。

きれいな 水晶 。

傷 も ついて ない よかった 。

紅 蓮 さん は 無事だ よ 。

紅 蓮 さん って …。

《 もし かして ナルト が 言って た この 子 が 思って る 人 の こと ?》

ウフフフ … あっ !

大丈夫 ?

紅 蓮 さん は 無事だ よ ウフフ あっ !

この 子 いったい …。

(( アイツ は 利用 さ れて る んだ 。

いつか 帰る べき 場所 だって 信じて る ヤツ に ➡

必ず … 必ず 裏切ら れる ))

アハハ !

大丈夫 か ?

なぜ …。

なぜ 私 を 助けよう と する ?

オレ は キズ を 負った 敵 に …。

あの 三 尾 も どき に 片づけ させれば よかった じゃ ない か !

そんな もん 見たら 気持 悪い じゃ ねえ かよ !

フッ 甘い な お前 。

フン ! 私 なら 必ず お前 を 殺して いる 。

そして なんと して も ここ を 出て 幽鬼 丸 を …。

そんなに 幽鬼 丸 が ほしい の か よ ?

大 蛇 丸 の ため に 。

お前たち こそ 幽鬼 丸 の 力 に 気づき ➡

捕らえよう と して いる じゃ ない か !

三尾 を 手 に 入れれば 途方 も ない 軍事 力 が ➡

木 ノ 葉 に 備わる から な 。

んな もん オレ たち に は 必要 ねえ !

ウソ だ ! すでに 木 ノ 葉 は 尾 獣 を …。

九 尾 と その 人 柱 力 を 手 に 入れて いる だろう が !

そんな 力 を 持つ お前たち が 大 蛇 丸 様 を …。

私 たち を 非難 する 資格 など ない !

オレ が その 人 柱 力 だって ば よ !

だけど オレ は この 力 を 使わ ねえ 。

コイツ の 力 は とんで も ねえ 。

オレ の 力 じゃ コイツ を コントロ ー ル でき ねえ んだ 。

知ら ねえ うち に 仲間 を 傷つける こと だって ある 。

だから オレ は コイツ の 力 を 使わ ねえ 。

オレ が あんな こと 言わ なけりゃ …。

(( 思って る ヤツ が いる ところ が 帰って くる 場所 な んだ 。

じゃあ 誰 か が ボク の こと を 思って くれたら ➡

そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ ね ))

お前 が 言った の か ?

でも よ いくら 思わ れて たって ➡

大 蛇 丸 の ため に 幽鬼 丸 の 力 を 使って ➡

三尾 を コントロ ー ル さ せよう って んじゃ ➡

ダメ だ ろ 。

オレ は 幽鬼 丸 を 尾 獣 に 近づけ たく ねえ んだ よ 。

オレ みたいに な っち まったら …。

違う 私 は そんな こと は させ ない 。

信用 でき ねえ 。

あの 子 に は 帰る 場所 が 必要な んだ 。

あの 子 の 母親 が 死んだ とき ➡

幽鬼 丸 は 帰る 場所 を なくした 。

だから 私 が 代わり に …。

大 蛇 丸 の 仲間 が 何 言って や がる !

オレ は 幽鬼 丸 に お前 の 帰る 場所 は ここ じゃ ねえ って ➡

言わ なきゃ な ん ねえ んだ ! だったら それ でも いい !

でも 私 に とって あの 子 が …➡

幽鬼 丸 が 私 の 帰る 場所 な んだ !

お前 …。

とにかく ここ で 言い合って る 場合 じゃ ねえ ようだ な 。

お前 が 倒れて る 間 に 1 人 で あたり を 調べて みた 。

けど 中 は 複雑で 出口 らしい もん は 見つけ らん なかった 。

でも 手 わけ して 探せば 。 手 わけ ?

お前 と 私 2 人 で か ?

もっと だ 。 1,000 人 は 必要だ な 。

多重 影 分身 の 術 !

( 悲鳴 )

キミ たち 3 人 の 使命 は 木 ノ 葉 から 幽鬼 丸 を 奪還 する こと 。

その 目的 を 果たす ため なら 何 を して も いい 。

その 力 存分に 楽しんで くる と いい よ 。

《 ヒナタ : ナルト 君 …》

《 ナルト …》

第 1 回 ナルト 杯 争奪 ! 何 か わけ の わかん ない 場所 脱出 記念 !

出口 探し 大会 ! いって みよ っか !

お ~ っ !

位置 に ついて 。

よ ~ い ドン !

こん だけ の 数 で 探せば 出口 なんて すぐに 見つかる って ば よ !

よし オレ が 見つける ぜ ! オレ だ !

《 何と して も ここ を 出て 幽鬼 丸 に …》

ヤッホ ー !

わかった わかった よ 紅 蓮 さん の いる ところ !

えっ ? きっと ナルト さん も 一緒だ よ 。

三尾 の お腹 の 中 に いる !

ウフフッ 。

♪♪~

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 107 - 呉越 同舟 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|ごえつ|どうしゅう Naruto Shippuden - Staffel 5 - 107 - Kuretu Doukou Naruto Shippuden - Season 5 - 107 - Kurette Doukyu Naruto Shippuden - Saison 5 - 107 - Kuretu Doukou 火影忍者 Shippuden - 第五季 - 107 - Kuretu Doukou

( いの ) は ぁ 。 何の 役 に も 立て なかった 。 |||なんの|やく|||たて|

そればかりか 迷惑 ばかり かけて 。 |めいわく||

リ ー さん は どんな とき も ポジティブ で ひと 汗 かけば ➡ ||||||||||あせ|

ヤ な こと も すぐ 忘れちゃ う でしょ ? |||||わすれちゃ||

私 は そう は いか なくて 。 わたくし|||||

( リ ー ) これ は 汗 で は あり ませ ん ! 悔し涙 です ! ||||あせ||||||くやしなみだ|

今度 こそ お 役 に 立ち たい と ➡ こんど|||やく||たち||

万全の 準備 を して る とこ じゃ ないで すか ぁ ! ばんぜんの|じゅんび||||||||

わ わかった わ よ ! 私 だって 今度 こそ は ! ||||わたくし||こんど||

( サクラ ) カカシ 先生 ! ||せんせい

( サクラ ) ナル …! ( ヒナタ ) ナルト 君 は !? ||||きみ|

そんな …。 その 子 は ? ||こ|

( カカシ ) 恐らく 三 尾 を 操る こと が できる と いう ➡ |おそらく|みっ|お||あやつる|||||

特殊な 能力 の 持ち主 が この 子 だ 。 とくしゅな|のうりょく||もちぬし|||こ|

三尾 は 湖 に 消えて しまった が これ で 終わり って わけじゃ ない 。 みお||こ||きえて|||||おわり|||

封印 班 の 回復 を 待って ➡ ふういん|はん||かいふく||まって

再度 結 界 四方 封 陣 を 行う 。 だが …。 さいど|けつ|かい|しほう|ふう|じん||おこなう|

今 この 子 を 動かす こと は でき ない 。 いま||こ||うごかす||||

彼 が 回復 し しだい ➡ かれ||かいふく||

もっと 安全な 場所 に 移動 し 態勢 を 整える 。 |あんぜんな|ばしょ||いどう||たいせい||ととのえる

その 間 に ナルト を 捜索 する 。 |あいだ||||そうさく|

ナルト …。 大丈夫 よ ! |だいじょうぶ|

ナルト の こと だ から 湖 で 平泳ぎ でも して る わ よ ! |||||こ||ひらおよぎ|||||

( カカシ ) ヤマト サイ キバ ヒナタ 。

そして オレ の 5 人 で ナルト 捜索 に あたる 。 |||じん|||そうさく||

シズネ 。 ナルト が ケガ を して いた 場合 に 備えて ➡ |||||||ばあい||そなえて

キミ に も ついてきて もらう 。

サクラ いの は この 子 の 治療 を 頼む 。 ||||こ||ちりょう||たのむ

残り の 者 は その 警護 に あたって くれ 。 のこり||もの|||けいご|||

敵 は 必ず この 子 を 奪い 返し に 来る 。 てき||かならず||こ||うばい|かえし||くる

渡し は し ませ ん ! 必ず 守りぬいて みせ ます と も ! わたし|||||かならず|まもりぬいて||||

みんな 。 気 を 引き締め それぞれ の 任務 に あたって くれ ! |き||ひきしめ|||にんむ|||

白 眼 ! しろ|がん

ナルト 君 …。 |きみ

( ヤマト ) クッ ! ( シズネ ) ヒナタ や キバ 君 を 擁して も ➡ ||||||きみ||ようして|

見つから なかったら …。 みつから|

いい ? 三尾 封印 の あと だ から 疲労 が 激しい と 思う けど ➡ |みお|ふういん|||||ひろう||はげしい||おもう|

慎重に チャクラ を コントロ ー ル して 。 わかって る 。 しんちょうに||||||||

汚名 返上 よ 。 絶対 に この 子 を … 助ける んだ から 。 おめい|へんじょう||ぜったい|||こ||たすける||

では ボク は せめて 2 人 の チャクラコントロ ー ル が ➡ ||||じん|||||

うまく いく ように 願 掛け の スクワット を …。 |||ねがい|かけ|||

気 が 散る 。 あっ … はい 。 き||ちる||

( テンテン ) 私 たち は 護衛 に あたる んでしょ ? |わたくし|||ごえい|||

そ … そう でした !

( テンテン ) かたまって いて も しようがない わ 。

ここ に は シノ も いる こと だ し 私 たち は 裏 に まわり ましょう 。 |||||||||わたくし|||うら|||

ボク は … ボク は …。 ( テンテン ) アンタ は 屋根 の 上 よ 。 |||||||やね||うえ|

了解 です 。 りょうかい|

《 シノ : 蟲 たち が これほど まで に 弱る と は …。 |むし||||||よわる||

これ も 三尾 の チャクラ の 影響 か …》 ||みお||||えいきょう|

( ナルト ) ここ は …。

そう だ … 三尾 の 野郎 に 飲み込ま れて …。 ||みお||やろう||のみこま|

てこ と は ここ は ヤツ の 腹 ん 中 かよ ? |||||||はら||なか|

かて ぇ ! った く 胃 荒れ すぎ だっ つう の 。 ||||い|あれ||||

何 食って や がん だ よ 。 なん|くって||||

あっ オレ か …。

お前 は …。 おまえ|

コイツ …。

( 紅 蓮 ) お前 に 幽鬼 丸 は 渡さ ない ! くれない|はす|おまえ||ゆうき|まる||わたさ|

幽鬼 丸 は …。 ゆうき|まる|

死ね !! しね

( うめき声 ) うめきごえ

( 濡 羅 吏 ) 鱗 児 ! ぬら|ら|り|うろこ|じ

( 鬼 霧 ) テメエ どういう こった ! 戦闘 中 に ばっ くれる なんて よ ! おに|きり||||せんとう|なか|||||

( 鬼 鳳 ) お陰 で オレ たち は この 有様 だ ぜ 。 おに|おおとり|おかげ||||||ありさま||

( 鱗 児 ) まあ そう 言う な 。 紅 蓮 さん から ➡ うろこ|じ|||いう||くれない|はす||

緊急の 呼び出し を 受けたら 行か ざる を え ないだ ろ 。 きんきゅうの|よびだし||うけたら|いか|||||

ふん !

な … 何 を …。 |なん|

ふむ …。

この 野郎 …。 |やろう

( 鬼 霧 ) な … なんだ よ 。 おに|きり|||

失礼 ね ! 人 の 顔 を ジロジロ と …。 ふん 。 しつれい||じん||かお||||

戦場 で は 刻一刻 と 状況 が 変わる 。 ちょ … ちょっと ! せんじょう|||こくいっこく||じょうきょう||かわる||

文句 ばかり 言う んじゃ ない 。 ( 濡 羅 吏 ) どこ に 行く の よ ? もんく||いう|||ぬら|ら|り|||いく||

鱗 児 ! うろこ|じ

なんか … おかしく ねえ か ? 鱗 児 。 ||||うろこ|じ

たるんで る の よ 。 完全な 敵 前 逃亡 じゃ ない 。 ||||かんぜんな|てき|ぜん|とうぼう||

( カブト ) 誰 が 敵 前 逃亡 だって ? |だれ||てき|ぜん|とうぼう|

あっ … いえ … その …。

もう … また ジロジロ と …。

チッ … 鱗 児 と いい 何 な んだ よ 。 |うろこ|じ|||なん|||

アンタ 自分 の 目 を 鏡 で 見た こと ある か ? |じぶん||め||きよう||みた|||

人間 を 見る 目 じゃ ねえ よ 。 そりゃ あ 。 にんげん||みる|め|||||

フフフフ …。

キミ たち このまま じゃ 死んじゃ うよ 。 (3 人 ) えっ !? ||||しんじゃ||じん|

そ … そんなに 悪い の か オレ たち 。 ||わるい||||

ウソ だ ろ !? いやだ 冗談 じゃ …。 ||||じょうだん|

( カブト ) 冗談 じゃ ない 。 ない ? |じょうだん|||

チャクラ の 流れ が メチャクチャ 。 ||ながれ||

いや この 場合 破壊 に 向かって 進んで る と 言う べき か …。 ||ばあい|はかい||むかって|すすんで|||いう||

破壊 …。 はかい

( カブト ) いや ぁ 恐ろしい 敵 と 戦った もの だ ね 。 |||おそろしい|てき||たたかった|||

例えば 鬼 鳳 キミ の 場合 は ➡ たとえば|おに|おおとり|||ばあい|

そう だ なぁ あと 2 時間 も もた ず に ボン 。 ||||じかん|||||

う っ … うわ ぁ !

マジ かよ … オレ は どう な んだ !? オレ は !

やめて ! 自分 の 死に 方 なんて 知り たく も ない わ ! |じぶん||しに|かた||しり||||

し … 死に たく ない ! なにとぞ お 助け ください カブト 様 ! |しに|||||たすけ|||さま

オ … オレ も です ! どうか 助けて ください ! |||||たすけて|

ボン は イヤ だ ! ボン は イヤ だ !!

いくら 頼ま れて も ボク の 医療 忍術 に も ➡ |たのま|||||いりょう|にんじゅつ||

できる こと と でき ない こと が …。

あっ ! (3 人 ) えっ !? |じん|

いや ぁ ダメ だ ダメ だ 。

大事な 仲間 に そんな こと は でき ない 。 だいじな|なかま||||||

そんな こと ! その そんな こと って ヤツ を ➡

オレ たち に して ください ! なんでも し ます !

どんな こと でも 耐えて みせ ます ! |||たえて||

( 鬼 鳳 ) ボン は イヤ だ ! おに|おおとり||||

フン …。

( カブト ) キミ たち が そこ まで 言う なら …。 ||||||いう|

(( アイツ は 利用 さ れて る んだ ! ||りよう||||

いつか 帰る べき 場所 だって 信じて る ヤツ に ➡ |かえる||ばしょ||しんじて|||

必ず 必ず 裏切ら れる …。 かならず|かならず|うらぎら|

そう なったら アイツ は ➡

帰る 場所 が なくな っち まう んだ 。 かえる|ばしょ|||||

思って いる 人 が いる ところ が 帰る べき 場所 だって 言う ん なら ➡ おもって||じん|||||かえる||ばしょ||いう||

オレ は … オレ が アイツ の こと を 思い 続けて やる !)) ||||||||おもい|つづけて|

( サクラ ) ナルト が 言って た の は この 子 だった の ね 。 |||いって|||||こ|||

えっ ? あっ …。

ナルト は 大丈夫 。 きっと この 子 の こと を ➡ ||だいじょうぶ|||こ|||

どこ か で 思い 続けて …。 ( 幽鬼 丸 ) う ぅ …。 |||おもい|つづけて|ゆうき|まる||

( 幽鬼 丸 ) あっ … ここ は ? ゆうき|まる|||

大丈夫 。 これ から は 私 たち が あなた を 守る から 。 だいじょうぶ||||わたくし|||||まもる|

守る …? まもる

あっ ! ない … ない !

どうした の ?

何 か なくなって る の ? ない …。 なん|||||

ない !

( 幽鬼 丸 ) ない ! ない !! ゆうき|まる||

(( ここ は …。

あっ … あれ は 幽鬼 丸 ? |||ゆうき|まる

じゃ … じゃあ あなた は …!

♪♪~

私 … 私 は 許して もらえる の ? わたくし|わたくし||ゆるして||

あなた は 私 を …。 ||わたくし|

( 大 蛇 丸 ) 人 を 殺して おいて ➡ だい|へび|まる|じん||ころして|

なんて 虫 の いい こと を 言う の かしら 。 |ちゅう|||||いう||

許さ れる で すって ? イヤ ! ゆるさ||||

そんな こと は ある わけない じゃ ない !

うわ ぁ ~!!))

( 泣き声 ) なきごえ

( 紅 蓮 ) やめて … やめて くれ 。 くれない|はす|||

わ 私 は …。 |わたくし|

傷 が …。 きず|

お前 が 手当て を した の か 。 おまえ||てあて||||

どういう つもり だ ? 何 を 企んで いる 。 |||なん||たくらんで|

べつに 。 ウソ を つく な !

敵 が 意識 を 失って いる 。 てき||いしき||うしなって|

忍 の お前 が その チャンス を ムダ に する …。 おし||おまえ|||||||

オレ は 戦え ねえ ヤツ を 手 に かける ような ➡ ||たたかえ||||て|||

そんな 卑怯 な こと は し ねえ 。 |ひきょう|||||

幽鬼 丸 は ? ゆうき|まる|

近く に は い ない 。 ちかく||||

あの とき 三尾 に 飲み込ま れた の は たぶん オレ たち だけ だ 。 ||みお||のみこま||||||||

じゃあ 幽鬼 丸 は まだ 湖 に …。 |ゆうき|まる|||こ|

あるいは お前たち の 手 に 渡 っち まった か ➡ |おまえたち||て||と|||

それとも オレ の 仲間 の 誰 か に 助け られて いる か 。 |||なかま||だれ|||たすけ|||

だったら 一刻 も 早く ここ を 脱出 して ➡ |いっこく||はやく|||だっしゅつ|

それ を 確かめ なきゃ なら ない 。 ||たしかめ|||

お前 と 私 と の 戦い は 必然 だ 。 おまえ||わたくし|||たたかい||ひつぜん|

私 は お前 を 倒して ここ を 出る 。 わたくし||おまえ||たおして|||でる

お前 が ここ を 出る こと は 叶わ ない 。 おまえ||||でる|||かなわ|

私 を 倒さ ぬ かぎり は な 。 わたくし||たおさ||||

だ よ な オレ も そう 思う って ば よ 。 ||||||おもう|||

《 でも な …》

ん ? な なんだ ?

うわ っ ! で っけ え 虫 。 |||||ちゅう

… って こりゃ ち っけ え 三 尾 だ 。 |||||みっ|お|

うわ っ !

あぁ もう !

何 を する ? なん||

うわ ぁ ~!!

私 の 晶 遁 で …。 できる わけ ねえ だ ろ 。 わたくし||あき|とん||||||

その ケガ じゃ ムリ だ 。

離せ ! はなせ

自分 で 走る 。 じぶん||はしる

( 幽鬼 丸 ) ない ない 。 ゆうき|まる||

どうした の ? 何 探して る の ? ||なん|さがして||

あ … あっ !

あった あった よ !

ほら 。

きれいな 水晶 。 |すいしょう

傷 も ついて ない よかった 。 きず||||

紅 蓮 さん は 無事だ よ 。 くれない|はす|||ぶじだ|

紅 蓮 さん って …。 くれない|はす||

《 もし かして ナルト が 言って た この 子 が 思って る 人 の こと ?》 ||||いって|||こ||おもって||じん||

ウフフフ … あっ !

大丈夫 ? だいじょうぶ

紅 蓮 さん は 無事だ よ ウフフ あっ ! くれない|はす|||ぶじだ|||

この 子 いったい …。 |こ|

(( アイツ は 利用 さ れて る んだ 。 ||りよう||||

いつか 帰る べき 場所 だって 信じて る ヤツ に ➡ |かえる||ばしょ||しんじて|||

必ず … 必ず 裏切ら れる )) かならず|かならず|うらぎら|

アハハ !

大丈夫 か ? だいじょうぶ|

なぜ …。

なぜ 私 を 助けよう と する ? |わたくし||たすけよう||

オレ は キズ を 負った 敵 に …。 ||||おった|てき|

あの 三 尾 も どき に 片づけ させれば よかった じゃ ない か ! |みっ|お||||かたづけ|さ せれば||||

そんな もん 見たら 気持 悪い じゃ ねえ かよ ! ||みたら|きもち|わるい|||

フッ 甘い な お前 。 |あまい||おまえ

フン ! 私 なら 必ず お前 を 殺して いる 。 |わたくし||かならず|おまえ||ころして|

そして なんと して も ここ を 出て 幽鬼 丸 を …。 ||||||でて|ゆうき|まる|

そんなに 幽鬼 丸 が ほしい の か よ ? |ゆうき|まる|||||

大 蛇 丸 の ため に 。 だい|へび|まる|||

お前たち こそ 幽鬼 丸 の 力 に 気づき ➡ おまえたち||ゆうき|まる||ちから||きづき

捕らえよう と して いる じゃ ない か ! とらえよう||||||

三尾 を 手 に 入れれば 途方 も ない 軍事 力 が ➡ みお||て||いれれば|とほう|||ぐんじ|ちから|

木 ノ 葉 に 備わる から な 。 き||は||そなわる||

んな もん オレ たち に は 必要 ねえ ! ||||||ひつよう|

ウソ だ ! すでに 木 ノ 葉 は 尾 獣 を …。 |||き||は||お|けだもの|

九 尾 と その 人 柱 力 を 手 に 入れて いる だろう が ! ここの|お|||じん|ちゅう|ちから||て||いれて|||

そんな 力 を 持つ お前たち が 大 蛇 丸 様 を …。 |ちから||もつ|おまえたち||だい|へび|まる|さま|

私 たち を 非難 する 資格 など ない ! わたくし|||ひなん||しかく||

オレ が その 人 柱 力 だって ば よ ! |||じん|ちゅう|ちから|||

だけど オレ は この 力 を 使わ ねえ 。 ||||ちから||つかわ|

コイツ の 力 は とんで も ねえ 。 ||ちから||||

オレ の 力 じゃ コイツ を コントロ ー ル でき ねえ んだ 。 ||ちから|||||||||

知ら ねえ うち に 仲間 を 傷つける こと だって ある 。 しら||||なかま||きずつける|||

だから オレ は コイツ の 力 を 使わ ねえ 。 |||||ちから||つかわ|

オレ が あんな こと 言わ なけりゃ …。 ||||いわ|

(( 思って る ヤツ が いる ところ が 帰って くる 場所 な んだ 。 おもって|||||||かえって||ばしょ||

じゃあ 誰 か が ボク の こと を 思って くれたら ➡ |だれ|||||||おもって|

そこ が ボク の 帰る 場所 に なる んだ ね )) ||||かえる|ばしょ||||

お前 が 言った の か ? おまえ||いった||

でも よ いくら 思わ れて たって ➡ |||おもわ||

大 蛇 丸 の ため に 幽鬼 丸 の 力 を 使って ➡ だい|へび|まる||||ゆうき|まる||ちから||つかって

三尾 を コントロ ー ル さ せよう って んじゃ ➡ みお||||||||

ダメ だ ろ 。

オレ は 幽鬼 丸 を 尾 獣 に 近づけ たく ねえ んだ よ 。 ||ゆうき|まる||お|けだもの||ちかづけ||||

オレ みたいに な っち まったら …。

違う 私 は そんな こと は させ ない 。 ちがう|わたくし|||||さ せ|

信用 でき ねえ 。 しんよう||

あの 子 に は 帰る 場所 が 必要な んだ 。 |こ|||かえる|ばしょ||ひつような|

あの 子 の 母親 が 死んだ とき ➡ |こ||ははおや||しんだ|

幽鬼 丸 は 帰る 場所 を なくした 。 ゆうき|まる||かえる|ばしょ||

だから 私 が 代わり に …。 |わたくし||かわり|

大 蛇 丸 の 仲間 が 何 言って や がる ! だい|へび|まる||なかま||なん|いって||

オレ は 幽鬼 丸 に お前 の 帰る 場所 は ここ じゃ ねえ って ➡ ||ゆうき|まる||おまえ||かえる|ばしょ|||||

言わ なきゃ な ん ねえ んだ ! だったら それ でも いい ! いわ|||||||||

でも 私 に とって あの 子 が …➡ |わたくし||||こ|

幽鬼 丸 が 私 の 帰る 場所 な んだ ! ゆうき|まる||わたくし||かえる|ばしょ||

お前 …。 おまえ

とにかく ここ で 言い合って る 場合 じゃ ねえ ようだ な 。 |||いいあって||ばあい||||

お前 が 倒れて る 間 に 1 人 で あたり を 調べて みた 。 おまえ||たおれて||あいだ||じん||||しらべて|

けど 中 は 複雑で 出口 らしい もん は 見つけ らん なかった 。 |なか||ふくざつで|でぐち||||みつけ||

でも 手 わけ して 探せば 。 手 わけ ? |て|||さがせば|て|

お前 と 私 2 人 で か ? おまえ||わたくし|じん||

もっと だ 。 1,000 人 は 必要だ な 。 ||じん||ひつようだ|

多重 影 分身 の 術 ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

( 悲鳴 ) ひめい

キミ たち 3 人 の 使命 は 木 ノ 葉 から 幽鬼 丸 を 奪還 する こと 。 ||じん||しめい||き||は||ゆうき|まる||だっかん||

その 目的 を 果たす ため なら 何 を して も いい 。 |もくてき||はたす|||なん||||

その 力 存分に 楽しんで くる と いい よ 。 |ちから|ぞんぶんに|たのしんで||||

《 ヒナタ : ナルト 君 …》 ||きみ

《 ナルト …》

第 1 回 ナルト 杯 争奪 ! 何 か わけ の わかん ない 場所 脱出 記念 ! だい|かい||さかずき|そうだつ|なん||||||ばしょ|だっしゅつ|きねん

出口 探し 大会 ! いって みよ っか ! でぐち|さがし|たいかい|||

お ~ っ !

位置 に ついて 。 いち||

よ ~ い ドン !

こん だけ の 数 で 探せば 出口 なんて すぐに 見つかる って ば よ ! |||すう||さがせば|でぐち|||みつかる|||

よし オレ が 見つける ぜ ! オレ だ ! |||みつける|||

《 何と して も ここ を 出て 幽鬼 丸 に …》 なんと|||||でて|ゆうき|まる|

ヤッホ ー !

わかった わかった よ 紅 蓮 さん の いる ところ ! |||くれない|はす||||

えっ ? きっと ナルト さん も 一緒だ よ 。 |||||いっしょだ|

三尾 の お腹 の 中 に いる ! みお||おなか||なか||

ウフフッ 。

♪♪~