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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン5 - 110 - 罪の記憶

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 5 - 110 - 罪 の 記憶

( いの ) うわ ぁ ~!! な 何 な の これ ? 敵 の 術 ?

( ヒナタ ) な なめくじ !?

( サクラ ) 綱 手 様 の 口 寄せ カツユ 様 よ 。

ごめんなさい 。 すみません 。

どうして こちら に ? ( シズネ ) きて くださった のです ね カツユ 様 。

( カツユ ) 綱 手 様 は 前回 渡した 封印 術 式 だけ で は ➡

尾 獣 相手 に どれほど の 効果 が ある の か と ➡

心配 さ れて おいで でした 。

それ で 私 に 封印 術 の ため の チャクラ を 皆様 に 運ぶ ように と 。

助かり ます 。

さっそく 皆様 に 分け 与え ましょう 。

お 願い し ます 。 かしこまり ました 。

( 鱗 児 ) 綱 手 め カツユ を 送り込んで きた か クソッ 。

もっと だ ! もっと 力 を 幽鬼 丸 !

( 幽鬼 丸 ) うわ ぁ ~!!

( 紅 蓮 ) ナルト 。

( ナルト ) 何 だって ば よ !

許さ れる の か ?

いや 許して くれる の か ?

母親 を 殺した の が 私 だ と 知ったら ➡

幽鬼 丸 は …。

は ぁ … まだ そんな こと 迷って ん の か よ 。

幽鬼 丸 を この 手 で 守る 覚悟 なら できて いる 。

オレ だったら 思い 続ける 。

嫌わ れよう が 拒ま れよう が ➡

たとえ 憎ま れよう が 。

アイツ が オレ の こと を 帰る 場所 だって 思おう が 思わ なかろう が ➡

そんな こと は 関係 ねえ 。

オレ なら 思い 続ける 。 あっ !

そう だ な 。 私 も ナルト ➡

お前 みたいに バカ に なって みる 。 なんだ と !?

急ぐ ぜ 。

《 幽鬼 丸 》

水面 下 から の 三尾 の 力 が …。

すごい 今にも チャクラ が 爆発 し そう 。

こ こんな …。

カツユ 様 の チャクラ が なきゃ 私 の 力 だけ じゃ とても …。

いい 三 尾 の 力 が 大 蛇 丸 の もの に なろう が ➡

暁 の 手 に 落ちよう が ➡

木 ノ 葉 に とって すさまじい 脅威 に なる 。

でも 今 三 尾 は 我々 の 手 の 中 に ある 。

木 ノ 葉 の 里 を 仲間 たち を この 力 から 守れる の は ➡

私 たち だけ よ 。 (3 人 ) はい !

カツユ 様 チャクラ を 更に 強めて いただけ ませ ん か ?

はい やって み ます 。

一気に 異 空間 封印 に まで 持っていき ます !

う ~ ん !

♪♪~

クッ ヤツ ら め まだ 三 尾 を 抑え こんで いる の か 。

うわ ~!

幽鬼 丸 ! 三尾 の 荒 ぶる 魂 を 刺激 しろ !

暴れろ 木 ノ 葉 の ヤツ ら を すべて 蹂躙 して しまえ !

うわ ~!

( キバ ) サイ お前 も ヤツ ら に ?

( サイ ) ええ 幽鬼 丸 を 連れ 去ら れて しまい ました 。

( 赤 丸 ) ワンワン !

( テンテン ) これ は …。

( リ ー ) 間違い あり ませ ん ヤツ ら です !

待ち なさい よ ! わ あ !

何 を する んです ど根性 で リベンジ し ましょう !

今 飛び込んで も 同士討ち する 危険 性 が ある でしょ 。

ああ あの 霧 の なか で は 赤 丸 の 鼻 も 利か ねえ 。

ク ー ン 。

ここ は しばらく 様子 を み ましょう 。

ん もう ! 悔しい です !

《 カカシ : 敵 は 幽鬼 丸 を 使い ➡

三尾 を コントロ ー ル しよう と して いる の か 》

《 このまま で は シズネ の 封印 班 が 危ない 》

《 ちょっと 厄介だ な 。

この 数 の 分身 すべて を かわす の は 不可能 》

ダメ だ よけ きれ ない !!

うわ ~!

( 鬼 霧 ) そろそろ だ 煙 縛 牢 !

ハハハッ 噂 に 聞く 木 ノ 葉 の カカシ よ 。

オレ の この 手 で 倒 せる チャンス に めぐりあえる と は …。

人生 生き延びて みる もん だ ぜ 。

オレ も お前 ほど じゃ ない が 影 分身 が 使える んだ よ 。

雷 切 !

《 ヤマト : まずい な 》

( 鬼 鳳 ) 何とか と 煙 は 高い ところ が 好き って ね 。

煙 龍 !

自在に 形 を 変える 煙 に 木 遁 は 不利 。

ならば こちら も スタイル を 合わせる まで 。

水 遁 ! 水 波 手 !

なに ?

気体 である 煙 は 水 で 液化 して しまえば ➡

自在に コントロ ー ル でき ない 。

水 遁 を 扱える ボク に は もう お前 の 術 は 無意味だ 。

あっ あ ~ っ !

( 濡 羅 吏 ) 受け なさい !

第 三 の 手 が ある こと を 忘れ ないで 。

♪♪~

遊び は 終わり 。

ムダ よ 。

( シノ ) 放 錘 の 陣 。

うわ っ ! なぜ なぜ な の ?

お前 の 術 は オレ の 蟲 たち に とって は かなり の 強敵 だった 。

しかし 日向 一族 の ヒナタ と 一 戦 交じ えた の が お前 の 敗因 だ 。

なぜ なら …。

(( シノ : ヒナタ 話し が ある 。

シノ 君 どうした の ?

あの 晶 遁使 い に ついて 些細 な こと で も いい ➡

何 か 気づいた こと が あれば 教えて ほしい 。

残念だ けど 彼女 の 術 は 完璧 。

とっさに 全身 を チャクラ で 覆って い なければ 今頃 私 は …。

全身 に チャクラ と いえば シノ 君 。

あの ヌル っと した 人 に は 気 を つけて 。

シノ 君 に とって は 強敵 に なる 。

どういう こと だ ?

敵 の 術 は 体 そのもの 。

あの ボディス ー ツ の 中 は チャクラ で 満たさ れて いて ➡

体型 を 自在に 変化 さ せる こと が できる 。

柔 拳 を 打ち込んだ とき も ➡

体 を ねじまげ すり抜ける ように かわさ れた の 。

柔 拳 を かわした だ と 。

問題 は その とき かすめた 私 の 手 に ついた 液体 の ほう 。

敵 の 体 は 全身 その とりもち の ような 粘液 に 覆わ れて る 。

ん ?))

事前 に 情報 は 得て いた 。

だから はじめ は その やっかいな 粘液 を ➡

お前 の 体 から そぎ 落とす こと に 集中 した 。

お前 はじめ から !

そう 。 お前 の その 粘液 の 膜 を 少し でも 薄く する ため に 。

さらに 攻撃 を 一 点 に 集中 さ せた こと で ➡

薄い 膜 は 簡単に 破けた 。

終わり だ 。 ギャ ー ッ !!

終わった か ? ええ 。

時間 は かかった が 。

( キバ ) カカシ 先生 ! ( 赤 丸 ) ワンワン !

( リ ー ) ご 無事でした か 。

キミ たち こそ 大丈夫 かい ?

ま ぁ なんとか 。

それ より ナルト は ? まだ 見つから ない 。

( サイ ) すみません 幽鬼 丸 を 。 ああ 。

さて 我々 は 封印 班 の 側面 援助 に 向かう ぞ 。

( みんな ) はい !

それ と もう ひと つ 。 幽鬼 丸 を 奪還 保護 する こと 。

まずは 封印 班 の 様子 を 見 に 行く 。

どうやら 苦戦 中 の ようだ しな 。

♪♪~

今度 こそ … 三 尾 を !

い の 焦ら ないで 。

チャクラ を 安定 さ せる こと に 精神 を 集中 さ せる の よ !

は はい !

ぐ お ぉ ~!!

ダメ か !? まだ 足りない の か !?

う ぅ … う っ う ぅ …!

この !! ダメ な の か !?

幽鬼 丸 の 力 は そんな もの な の か !?

こんな もん じゃ もう 効か ない 。

フッ !

こう なったら 最後 の 手段 だ 。

これ だけ は 使い たく なかった が な 。

大 蛇 丸 様 の ため に 死んで もらう よ !

あっ あぁ … あっ !

さあ !!

う っ …!

幽鬼 丸 ! 大丈夫 か !?

お前たち ! やっぱり 生きて いた か !

しっかり しろ ! どうした !?

あぁ … あっ あぁ …。

おい ! 幽鬼 丸 ! しっかり して くれ !

幽鬼 丸 !

フンッ 。

♪♪~

やっぱり … 帰って きて くれた んだ ね 。

紅 蓮 さん … ボク が 思って いた から 。

思って いる 人 が いる ところ が 帰って くる 場所 だ から 。

ああ … そう さ 。

お前 が 思って いて くれた から 帰って こ られた んだ 。

うん …。

三尾 の 異 空間 の 中 に 閉じ込め られて いた 間 ➡

ずっと 私 も お前 の こと を 思って いた 。

だから 幽鬼 丸 は 私 の ところ へ 帰って こ なくちゃ いけない んだ 。

嬉しい な … ボク は 帰る よ 。 紅 蓮 さん の ところ へ 。

ボク の 帰る ところ は 紅 蓮 さん の ところ しか ない んだ 。

フフッ … ハハハッ …。

ああ そうさ 。

お前 の 帰る ところ は もう そこ だけ しか ない んだ 。

帰る べき 母親 の 懐 は なく なって しまった から な 。

やめろ 。 お前 は 黙って ろ 。

いや これ だけ は 言わ せて もらう 。

聞く んだ 幽鬼 丸 !

黙れ って 言って る んだ 。

いい んだ ナルト …。

だけど よ …。

いい んだ … お前 が 教えて くれた から …。

紅 蓮 …。

フッ … ハッハッハッハッ ! 覚悟 の 上 か 。

立派な もん だ 。 いい か ? 幽鬼 丸 。

お前 の 帰る べき 場所 を 奪った の は ➡

白い 椿 を お前 の 母親 の 血 で 赤い 椿 に した の は …。

♪♪~

お前 の 母親 を 殺した の は その 女 …。

紅 蓮 な んだ !!

紅 蓮 の 本性 は 悪魔 な の さ 。 母親 を 殺した こと を 隠し ➡

お前 を 利用 する ため に 近づき 信用 さ せ ➡

利用 し 続けて きた んだ から な !

ハハ … ハハハハハ !

幽鬼 丸 ! 憎い だろう ? 殺して やり たい だろう ?

誰 も 止め やしない 。 止める もんか 。

さあ その 怒り を 三尾 に ぶつけろ !!

三尾 に 何もかも すべて 壊して しまえ と 命じる んだ ハハ …。

この 野郎 が !!

黙れ !

フッ … ハハハハハ 。

紅 蓮 さん …。

すまない 幽鬼 丸 … アイツ の 言った こと は 本当だ …。

聞く んだ 幽鬼 丸 。 昔 の 紅 蓮 は 大 蛇 丸 の ため に ➡

たくさんの 罪 を 犯した かも しん ねえ 。

でも 今 の 紅 蓮 は 違う !

今 まで の こと を 悔やんで 悔やんで 悔やんで …。

何 が あって も 幽鬼 丸 お前 を 守る って …。

どんなに 嫌わ れて も お前 の こと を 思い 続ける って オレ に 誓った んだ 。

どんなに 悔いて も 謝って も 私 の 犯した 罪 が ➡

決して 消える こと は ない の は わかって いる 。

お前 が 望む なら この 命 を 奪って も かまわ ない 。

でも もし 許さ れる なら ➡

お前 の こと を ずっと 守り 続けて い たい 。

紅 蓮 さん …。

あっ …。

♪♪~

そんな … 私 の こと を 憎ま ない の か ?

紅 蓮 さん は いい 人 だ よ 。

やっぱり 紅 蓮 さん の いる ところ が ボク の 帰る べき 場所 だ もん 。

紅 蓮 さん も ボク の いる ところ に 帰って くれば いい んだ よ 。

誓う 。 もう お前 の そば から 離れる こと は ない 。

お前 の こと を ずっと 思い 続ける 。

うん 。

ボク は ずっと 紅 蓮 さん の こと を 思い 続けて いる よ 。

これ から も ず ~ っと 。

ず ~ っと 大好きだ よ 。

ああ 私 も だ 。

お前たち もう 絶対 離れる んじゃ ねえ ぞ 。

フフフフ … とんだ 茶 番 だ よ 。

弱い 者 同士 が 傷 を なめ あった って ➡

そんな 絆 なんて すぐに ちぎれる もの だ 。

フッ …。

ふ っ !

♪♪~

カブト … テメエ !

( カブト ) ナルト 君 。

ジャマ する なら キミ も 殺す よ 。

カブト ! テメエ が 全部 やった の か !?

許さ ねえ !!

なぁ なぁ なぁ ! シノ の 素顔 って ➡

誰 も 見た こと ねえ よ な 。 そう いえば …。

でも キバ なら 見た こと ある んじゃ ない ?

オレ だって 見た こと ねえ よ 。

つうか あん ま 興味 ねえ し 。 ヒナタ は どう だ ?

わ … 私 も 見た こと ない 。

う ~ ん 誰 も 見た こと ねえ と なる と ますます 気 に なる !

( サクラ ) 意外に サスケ 君 みたいに ク ー ル かも ! フフ ー ッ !

( キバ ) サスケ の どこ が いんだ よ 。 カカシ 先生 みたいじゃ ねぇ の ?

( サクラ ) ずいぶん マヌケ 面 ね 。 確かに !

( ヒナタ ) リ ー さん みたいな 目 は どう かな ?

はっ ゲジマユ ? わ っ あっ 濃 ゆ !

あっ だったら さ ギャップ を 狙って お 色気 系 と か ?

( 笑い声 )

( シノ ) オッホン ! ( ナルト たち ) あっ げ っ ! シノ !?

しかたない 。 お前 ら が そんなに 言う なら …。

( 叫び声 )

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( いの ) うわ ぁ ~!! な 何 な の これ ? 敵 の 術 ? ||||なん||||てき||じゅつ

( ヒナタ ) な なめくじ !?

( サクラ ) 綱 手 様 の 口 寄せ カツユ 様 よ 。 |つな|て|さま||くち|よせ||さま|

ごめんなさい 。 すみません 。

どうして こちら に ? ( シズネ ) きて くださった のです ね カツユ 様 。 |||||||||さま

( カツユ ) 綱 手 様 は 前回 渡した 封印 術 式 だけ で は ➡ |つな|て|さま||ぜんかい|わたした|ふういん|じゅつ|しき|||

尾 獣 相手 に どれほど の 効果 が ある の か と ➡ お|けだもの|あいて||||こうか|||||

心配 さ れて おいで でした 。 しんぱい||||

それ で 私 に 封印 術 の ため の チャクラ を 皆様 に 運ぶ ように と 。 ||わたくし||ふういん|じゅつ||||||みなさま||はこぶ||

助かり ます 。 たすかり|

さっそく 皆様 に 分け 与え ましょう 。 |みなさま||わけ|あたえ|

お 願い し ます 。 かしこまり ました 。 |ねがい||||

( 鱗 児 ) 綱 手 め カツユ を 送り込んで きた か クソッ 。 うろこ|じ|つな|て||||おくりこんで|||

もっと だ ! もっと 力 を 幽鬼 丸 ! |||ちから||ゆうき|まる

( 幽鬼 丸 ) うわ ぁ ~!! ゆうき|まる||

( 紅 蓮 ) ナルト 。 くれない|はす|

( ナルト ) 何 だって ば よ ! |なん|||

許さ れる の か ? ゆるさ|||

いや 許して くれる の か ? |ゆるして|||

母親 を 殺した の が 私 だ と 知ったら ➡ ははおや||ころした|||わたくし|||しったら

幽鬼 丸 は …。 ゆうき|まる|

は ぁ … まだ そんな こと 迷って ん の か よ 。 |||||まよって||||

幽鬼 丸 を この 手 で 守る 覚悟 なら できて いる 。 ゆうき|まる|||て||まもる|かくご|||

オレ だったら 思い 続ける 。 ||おもい|つづける

嫌わ れよう が 拒ま れよう が ➡ きらわ|||こばま||

たとえ 憎ま れよう が 。 |にくま||

アイツ が オレ の こと を 帰る 場所 だって 思おう が 思わ なかろう が ➡ ||||||かえる|ばしょ||おもおう||おもわ||

そんな こと は 関係 ねえ 。 |||かんけい|

オレ なら 思い 続ける 。 あっ ! ||おもい|つづける|

そう だ な 。 私 も ナルト ➡ |||わたくし||

お前 みたいに バカ に なって みる 。 なんだ と !? おまえ|||||||

急ぐ ぜ 。 いそぐ|

《 幽鬼 丸 》 ゆうき|まる

水面 下 から の 三尾 の 力 が …。 すいめん|した|||みお||ちから|

すごい 今にも チャクラ が 爆発 し そう 。 |いまにも|||ばくはつ||

こ こんな …。

カツユ 様 の チャクラ が なきゃ 私 の 力 だけ じゃ とても …。 |さま|||||わたくし||ちから|||

いい 三 尾 の 力 が 大 蛇 丸 の もの に なろう が ➡ |みっ|お||ちから||だい|へび|まる|||||

暁 の 手 に 落ちよう が ➡ あかつき||て||おちよう|

木 ノ 葉 に とって すさまじい 脅威 に なる 。 き||は||||きょうい||

でも 今 三 尾 は 我々 の 手 の 中 に ある 。 |いま|みっ|お||われわれ||て||なか||

木 ノ 葉 の 里 を 仲間 たち を この 力 から 守れる の は ➡ き||は||さと||なかま||||ちから||まもれる||

私 たち だけ よ 。 (3 人 ) はい ! わたくし||||じん|

カツユ 様 チャクラ を 更に 強めて いただけ ませ ん か ? |さま|||さらに|つよめて||||

はい やって み ます 。

一気に 異 空間 封印 に まで 持っていき ます ! いっきに|い|くうかん|ふういん|||もっていき|

う ~ ん !

♪♪~

クッ ヤツ ら め まだ 三 尾 を 抑え こんで いる の か 。 |||||みっ|お||おさえ||||

うわ ~!

幽鬼 丸 ! 三尾 の 荒 ぶる 魂 を 刺激 しろ ! ゆうき|まる|みお||あら||たましい||しげき|

暴れろ 木 ノ 葉 の ヤツ ら を すべて 蹂躙 して しまえ ! あばれろ|き||は||||||じゅうりん||

うわ ~!

( キバ ) サイ お前 も ヤツ ら に ? ||おまえ||||

( サイ ) ええ 幽鬼 丸 を 連れ 去ら れて しまい ました 。 ||ゆうき|まる||つれ|さら|||

( 赤 丸 ) ワンワン ! あか|まる|

( テンテン ) これ は …。

( リ ー ) 間違い あり ませ ん ヤツ ら です ! ||まちがい||||||

待ち なさい よ ! わ あ ! まち||||

何 を する んです ど根性 で リベンジ し ましょう ! なん||||どこんじょう||||

今 飛び込んで も 同士討ち する 危険 性 が ある でしょ 。 いま|とびこんで||どうしうち||きけん|せい|||

ああ あの 霧 の なか で は 赤 丸 の 鼻 も 利か ねえ 。 ||きり|||||あか|まる||はな||きか|

ク ー ン 。

ここ は しばらく 様子 を み ましょう 。 |||ようす|||

ん もう ! 悔しい です ! ||くやしい|

《 カカシ : 敵 は 幽鬼 丸 を 使い ➡ |てき||ゆうき|まる||つかい

三尾 を コントロ ー ル しよう と して いる の か 》 みお||||||||||

《 このまま で は シズネ の 封印 班 が 危ない 》 |||||ふういん|はん||あぶない

《 ちょっと 厄介だ な 。 |やっかいだ|

この 数 の 分身 すべて を かわす の は 不可能 》 |すう||ぶんしん||||||ふかのう It is impossible to dodge all of this number of alter ego >>

ダメ だ よけ きれ ない !!

うわ ~!

( 鬼 霧 ) そろそろ だ 煙 縛 牢 ! おに|きり|||けむり|しば|ろう

ハハハッ 噂 に 聞く 木 ノ 葉 の カカシ よ 。 |うわさ||きく|き||は|||

オレ の この 手 で 倒 せる チャンス に めぐりあえる と は …。 |||て||たお||||||

人生 生き延びて みる もん だ ぜ 。 じんせい|いきのびて||||

オレ も お前 ほど じゃ ない が 影 分身 が 使える んだ よ 。 ||おまえ|||||かげ|ぶんしん||つかえる||

雷 切 ! かみなり|せつ

《 ヤマト : まずい な 》

( 鬼 鳳 ) 何とか と 煙 は 高い ところ が 好き って ね 。 おに|おおとり|なんとか||けむり||たかい|||すき||

煙 龍 ! けむり|りゅう

自在に 形 を 変える 煙 に 木 遁 は 不利 。 じざいに|かた||かえる|けむり||き|とん||ふり

ならば こちら も スタイル を 合わせる まで 。 |||||あわせる|

水 遁 ! 水 波 手 ! すい|とん|すい|なみ|て

なに ?

気体 である 煙 は 水 で 液化 して しまえば ➡ きたい||けむり||すい||えきか||

自在に コントロ ー ル でき ない 。 じざいに|||||

水 遁 を 扱える ボク に は もう お前 の 術 は 無意味だ 。 すい|とん||あつかえる|||||おまえ||じゅつ||むいみだ

あっ あ ~ っ !

( 濡 羅 吏 ) 受け なさい ! ぬら|ら|り|うけ|

第 三 の 手 が ある こと を 忘れ ないで 。 だい|みっ||て|||||わすれ|

♪♪~

遊び は 終わり 。 あそび||おわり

ムダ よ 。

( シノ ) 放 錘 の 陣 。 |はな|すい||じん

うわ っ ! なぜ なぜ な の ?

お前 の 術 は オレ の 蟲 たち に とって は かなり の 強敵 だった 。 おまえ||じゅつ||||むし|||||||きょうてき|

しかし 日向 一族 の ヒナタ と 一 戦 交じ えた の が お前 の 敗因 だ 。 |ひゅうが|いちぞく||||ひと|いくさ|まじ||||おまえ||はいいん|

なぜ なら …。

(( シノ : ヒナタ 話し が ある 。 ||はなし||

シノ 君 どうした の ? |きみ||

あの 晶 遁使 い に ついて 些細 な こと で も いい ➡ |あき|とんし||||ささい|||||

何 か 気づいた こと が あれば 教えて ほしい 。 なん||きづいた||||おしえて|

残念だ けど 彼女 の 術 は 完璧 。 ざんねんだ||かのじょ||じゅつ||かんぺき

とっさに 全身 を チャクラ で 覆って い なければ 今頃 私 は …。 |ぜんしん||||おおって|||いまごろ|わたくし|

全身 に チャクラ と いえば シノ 君 。 ぜんしん||||||きみ

あの ヌル っと した 人 に は 気 を つけて 。 ||||じん|||き||

シノ 君 に とって は 強敵 に なる 。 |きみ||||きょうてき||

どういう こと だ ?

敵 の 術 は 体 そのもの 。 てき||じゅつ||からだ|その もの

あの ボディス ー ツ の 中 は チャクラ で 満たさ れて いて ➡ |||||なか||||みたさ||

体型 を 自在に 変化 さ せる こと が できる 。 たいけい||じざいに|へんか|||||

柔 拳 を 打ち込んだ とき も ➡ じゅう|けん||うちこんだ||

体 を ねじまげ すり抜ける ように かわさ れた の 。 からだ|||すりぬける||||

柔 拳 を かわした だ と 。 じゅう|けん||||

問題 は その とき かすめた 私 の 手 に ついた 液体 の ほう 。 もんだい|||||わたくし||て|||えきたい||

敵 の 体 は 全身 その とりもち の ような 粘液 に 覆わ れて る 。 てき||からだ||ぜんしん|||||ねんえき||おおわ||

ん ?))

事前 に 情報 は 得て いた 。 じぜん||じょうほう||えて|

だから はじめ は その やっかいな 粘液 を ➡ |||||ねんえき|

お前 の 体 から そぎ 落とす こと に 集中 した 。 おまえ||からだ|||おとす|||しゅうちゅう|

お前 はじめ から ! おまえ||

そう 。 お前 の その 粘液 の 膜 を 少し でも 薄く する ため に 。 |おまえ|||ねんえき||まく||すこし||うすく|||

さらに 攻撃 を 一 点 に 集中 さ せた こと で ➡ |こうげき||ひと|てん||しゅうちゅう||||

薄い 膜 は 簡単に 破けた 。 うすい|まく||かんたんに|やぶけた

終わり だ 。 ギャ ー ッ !! おわり||||

終わった か ? ええ 。 おわった||

時間 は かかった が 。 じかん|||

( キバ ) カカシ 先生 ! ( 赤 丸 ) ワンワン ! ||せんせい|あか|まる|

( リ ー ) ご 無事でした か 。 |||ぶじでした|

キミ たち こそ 大丈夫 かい ? |||だいじょうぶ|

ま ぁ なんとか 。

それ より ナルト は ? まだ 見つから ない 。 |||||みつから|

( サイ ) すみません 幽鬼 丸 を 。 ああ 。 ||ゆうき|まる||

さて 我々 は 封印 班 の 側面 援助 に 向かう ぞ 。 |われわれ||ふういん|はん||そくめん|えんじょ||むかう|

( みんな ) はい !

それ と もう ひと つ 。 幽鬼 丸 を 奪還 保護 する こと 。 |||||ゆうき|まる||だっかん|ほご||

まずは 封印 班 の 様子 を 見 に 行く 。 |ふういん|はん||ようす||み||いく

どうやら 苦戦 中 の ようだ しな 。 |くせん|なか|||

♪♪~

今度 こそ … 三 尾 を ! こんど||みっ|お|

い の 焦ら ないで 。 ||あせら|

チャクラ を 安定 さ せる こと に 精神 を 集中 さ せる の よ ! ||あんてい|||||せいしん||しゅうちゅう||||

は はい !

ぐ お ぉ ~!!

ダメ か !? まだ 足りない の か !? |||たりない||

う ぅ … う っ う ぅ …!

この !! ダメ な の か !?

幽鬼 丸 の 力 は そんな もの な の か !? ゆうき|まる||ちから||||||

こんな もん じゃ もう 効か ない 。 ||||きか|

フッ !

こう なったら 最後 の 手段 だ 。 ||さいご||しゅだん|

これ だけ は 使い たく なかった が な 。 |||つかい||||

大 蛇 丸 様 の ため に 死んで もらう よ ! だい|へび|まる|さま||||しんで||

あっ あぁ … あっ !

さあ !!

う っ …!

幽鬼 丸 ! 大丈夫 か !? ゆうき|まる|だいじょうぶ|

お前たち ! やっぱり 生きて いた か ! おまえたち||いきて||

しっかり しろ ! どうした !?

あぁ … あっ あぁ …。

おい ! 幽鬼 丸 ! しっかり して くれ ! |ゆうき|まる|||

幽鬼 丸 ! ゆうき|まる

フンッ 。

♪♪~

やっぱり … 帰って きて くれた んだ ね 。 |かえって||||

紅 蓮 さん … ボク が 思って いた から 。 くれない|はす||||おもって||

思って いる 人 が いる ところ が 帰って くる 場所 だ から 。 おもって||じん|||||かえって||ばしょ||

ああ … そう さ 。

お前 が 思って いて くれた から 帰って こ られた んだ 。 おまえ||おもって||||かえって|||

うん …。

三尾 の 異 空間 の 中 に 閉じ込め られて いた 間 ➡ みお||い|くうかん||なか||とじこめ|||あいだ

ずっと 私 も お前 の こと を 思って いた 。 |わたくし||おまえ||||おもって|

だから 幽鬼 丸 は 私 の ところ へ 帰って こ なくちゃ いけない んだ 。 |ゆうき|まる||わたくし||||かえって||||

嬉しい な … ボク は 帰る よ 。 紅 蓮 さん の ところ へ 。 うれしい||||かえる||くれない|はす||||

ボク の 帰る ところ は 紅 蓮 さん の ところ しか ない んだ 。 ||かえる|||くれない|はす||||||

フフッ … ハハハッ …。

ああ そうさ 。 |そう さ

お前 の 帰る ところ は もう そこ だけ しか ない んだ 。 おまえ||かえる||||||||

帰る べき 母親 の 懐 は なく なって しまった から な 。 かえる||ははおや||ふところ||||||

やめろ 。 お前 は 黙って ろ 。 |おまえ||だまって|

いや これ だけ は 言わ せて もらう 。 ||||いわ||

聞く んだ 幽鬼 丸 ! きく||ゆうき|まる

黙れ って 言って る んだ 。 だまれ||いって||

いい んだ ナルト …。

だけど よ …。

いい んだ … お前 が 教えて くれた から …。 ||おまえ||おしえて||

紅 蓮 …。 くれない|はす

フッ … ハッハッハッハッ ! 覚悟 の 上 か 。 ||かくご||うえ|

立派な もん だ 。 いい か ? 幽鬼 丸 。 りっぱな|||||ゆうき|まる

お前 の 帰る べき 場所 を 奪った の は ➡ おまえ||かえる||ばしょ||うばった||

白い 椿 を お前 の 母親 の 血 で 赤い 椿 に した の は …。 しろい|つばき||おまえ||ははおや||ち||あかい|つばき||||

♪♪~

お前 の 母親 を 殺した の は その 女 …。 おまえ||ははおや||ころした||||おんな

紅 蓮 な んだ !! くれない|はす||

紅 蓮 の 本性 は 悪魔 な の さ 。 母親 を 殺した こと を 隠し ➡ くれない|はす||ほんしょう||あくま||||ははおや||ころした|||かくし

お前 を 利用 する ため に 近づき 信用 さ せ ➡ おまえ||りよう||||ちかづき|しんよう||

利用 し 続けて きた んだ から な ! りよう||つづけて||||

ハハ … ハハハハハ !

幽鬼 丸 ! 憎い だろう ? 殺して やり たい だろう ? ゆうき|まる|にくい||ころして|||

誰 も 止め やしない 。 止める もんか 。 だれ||とどめ||とどめる|

さあ その 怒り を 三尾 に ぶつけろ !! ||いかり||みお||

三尾 に 何もかも すべて 壊して しまえ と 命じる んだ ハハ …。 みお||なにもかも||こわして|||めいじる||

この 野郎 が !! |やろう|

黙れ ! だまれ

フッ … ハハハハハ 。

紅 蓮 さん …。 くれない|はす|

すまない 幽鬼 丸 … アイツ の 言った こと は 本当だ …。 |ゆうき|まる|||いった|||ほんとうだ

聞く んだ 幽鬼 丸 。 昔 の 紅 蓮 は 大 蛇 丸 の ため に ➡ きく||ゆうき|まる|むかし||くれない|はす||だい|へび|まる|||

たくさんの 罪 を 犯した かも しん ねえ 。 |ざい||おかした|||

でも 今 の 紅 蓮 は 違う ! |いま||くれない|はす||ちがう

今 まで の こと を 悔やんで 悔やんで 悔やんで …。 いま|||||くやんで|くやんで|くやんで

何 が あって も 幽鬼 丸 お前 を 守る って …。 なん||||ゆうき|まる|おまえ||まもる|

どんなに 嫌わ れて も お前 の こと を 思い 続ける って オレ に 誓った んだ 。 |きらわ|||おまえ||||おもい|つづける||||ちかった|

どんなに 悔いて も 謝って も 私 の 犯した 罪 が ➡ |くいて||あやまって||わたくし||おかした|ざい|

決して 消える こと は ない の は わかって いる 。 けっして|きえる|||||||

お前 が 望む なら この 命 を 奪って も かまわ ない 。 おまえ||のぞむ|||いのち||うばって|||

でも もし 許さ れる なら ➡ ||ゆるさ||

お前 の こと を ずっと 守り 続けて い たい 。 おまえ|||||まもり|つづけて||

紅 蓮 さん …。 くれない|はす|

あっ …。

♪♪~

そんな … 私 の こと を 憎ま ない の か ? |わたくし||||にくま|||

紅 蓮 さん は いい 人 だ よ 。 くれない|はす||||じん||

やっぱり 紅 蓮 さん の いる ところ が ボク の 帰る べき 場所 だ もん 。 |くれない|はす||||||||かえる||ばしょ||

紅 蓮 さん も ボク の いる ところ に 帰って くれば いい んだ よ 。 くれない|はす||||||||かえって||||

誓う 。 もう お前 の そば から 離れる こと は ない 。 ちかう||おまえ||||はなれる|||

お前 の こと を ずっと 思い 続ける 。 おまえ|||||おもい|つづける

うん 。

ボク は ずっと 紅 蓮 さん の こと を 思い 続けて いる よ 。 |||くれない|はす|||||おもい|つづけて||

これ から も ず ~ っと 。

ず ~ っと 大好きだ よ 。 ||だいすきだ|

ああ 私 も だ 。 |わたくし||

お前たち もう 絶対 離れる んじゃ ねえ ぞ 。 おまえたち||ぜったい|はなれる|||

フフフフ … とんだ 茶 番 だ よ 。 ||ちゃ|ばん||

弱い 者 同士 が 傷 を なめ あった って ➡ よわい|もの|どうし||きず||な め||

そんな 絆 なんて すぐに ちぎれる もの だ 。 |きずな|||||

フッ …。

ふ っ !

♪♪~

カブト … テメエ !

( カブト ) ナルト 君 。 ||きみ

ジャマ する なら キミ も 殺す よ 。 |||||ころす|

カブト ! テメエ が 全部 やった の か !? |||ぜんぶ|||

許さ ねえ !! ゆるさ|

なぁ なぁ なぁ ! シノ の 素顔 って ➡ |||||すがお|

誰 も 見た こと ねえ よ な 。 そう いえば …。 だれ||みた||||||

でも キバ なら 見た こと ある んじゃ ない ? |||みた||||

オレ だって 見た こと ねえ よ 。 ||みた|||

つうか あん ま 興味 ねえ し 。 ヒナタ は どう だ ? |||きょうみ||||||

わ … 私 も 見た こと ない 。 |わたくし||みた||

う ~ ん 誰 も 見た こと ねえ と なる と ますます 気 に なる ! ||だれ||みた|||||||き||

( サクラ ) 意外に サスケ 君 みたいに ク ー ル かも ! フフ ー ッ ! |いがいに||きみ||||||||

( キバ ) サスケ の どこ が いんだ よ 。 カカシ 先生 みたいじゃ ねぇ の ? ||||||||せんせい|||

( サクラ ) ずいぶん マヌケ 面 ね 。 確かに ! |||おもて||たしかに

( ヒナタ ) リ ー さん みたいな 目 は どう かな ? |||||め|||

はっ ゲジマユ ? わ っ あっ 濃 ゆ ! |||||こ|

あっ だったら さ ギャップ を 狙って お 色気 系 と か ? |||||ねらって||いろけ|けい||

( 笑い声 ) わらいごえ

( シノ ) オッホン ! ( ナルト たち ) あっ げ っ ! シノ !?

しかたない 。 お前 ら が そんなに 言う なら …。 |おまえ||||いう|

( 叫び声 ) さけびごえ