NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン ６ - 133 - 自 来 也 豪傑 物語
刑法 に より 禁じ られた 犯罪 行為 ＞
＜５ 年 以下 の 懲役 または ➡
50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます ＞
＜ 後悔 して も 元 に は 戻せ ない ＞
不正 視聴 !?
( 綱 手 ) 嫌な 雨 が 続く な ｡
(( 自 来 也 : ｱﾊﾊﾊｯ 冗談 だ 冗談 ！
お前 に は 感謝 して る ))
( ｼｽﾞﾈ ) 自 来 也様 なら 大丈夫です ｡ あの 方 が そうそう …｡
ｱｲﾂ は 帰って 来 ない ｡ えっ …｡
私 は そっち に 賭けた ｡
私 の 賭け は 必ず ﾊｽﾞ れる から な ｡
そういう こと です か ｡
(( 自 来 也 : 男 は ﾌﾗ れて 強く なる ｡
それ に 幸せ なんて の は 男 が 求める もん じゃ ない の ぉ ))
ﾌｯ かっこ つけ や が って ｡
帰って 来たら そろそろ かっこ つ か なくさ せて やる かな ｡
ﾍﾟｲﾝ お前 は いったい 何者 な んだ ｡
( ﾍﾟｲﾝ ) ﾍﾟｲﾝ それ は ｵﾚ たち ６ 人 全員 を 指し示す 呼び名 だ ｡
お お前 は その 顔 …｡
弥彦 な の か ？
(( ああ いた な そんな ﾔﾂ も ｡ とっくに 死んだ よ そんな ﾔﾂ は ))
いったい どういう こと だ ？ 弥彦 は 死んだ んじゃ …｡
それ に その 目 …｡
ｵﾚ に 弥彦 の 面影 を 見た か ｡
やはり かつて の 師 で は ある ｡
だが すでに 弥彦 は 死んだ ｡
ここ に いる の は ﾍﾟｲﾝ だ ｡
そんな 屁理屈 は いい ！ なぜ お前 が 輪廻 眼 を 持って いる ！
( ﾌｶｻｸ ) どういう こと じゃ 自 来 也 ちゃん ｡
かつて の 弟子 の １ 人 が あの なか に い ます ｡
ただ その 子 は あの 目 を 持って は い なかった ｡
( ｼﾏ ) いったい 何 が どう な っと る んじゃ ？
あの なか に 予言 の 子 が ２ 人 も おる ん か ？
《 いや 違う ｡ 輪廻 眼 を 見て ➡
最初の ﾔﾂ を 長門 だ と 思い込んで しまった が ➡
わし が 知る 長門 と は 違和感 が ある ｡
それ に よく 見れば あの ６ 人 の なか に ➡
長門 の 面影 を 感じる ﾔﾂ は １ 人 と して い ない ｡
それなのに 弥彦 の 面影 を 持ち ➡
長門 の 輪廻 眼 を 持つ もの が いる 》
弥彦 な の か 長門 な の か …｡
お前 ら は いったい 何 な んだ ？
我々 は ﾍﾟｲﾝ ｡
神 だ ｡
自 来 也 ちゃん 退け ！
《 神 だ と ？》
弥彦 なぜ お前 が 長門 の 目 を 持って いる ？
そんな こと を 知って も 我々 に は 勝て ん ！
小僧 ！ あきらめ ん さい ！
なんとか 隙 を 見つけて 刺し 違えて でも …｡
気配 が 消えた ｡
ここ は … 結 界 か …｡
《 胃液 ？》
螺旋 丸 ！
やった の ぉ 自 来 也 ちゃん ｡
( ｼﾏ ) 死んだ か …｡
( 自 来 也 ) 結 界 に 引きずり込んで やっと で 一 人 か …｡
大丈夫 か !? 小僧 ！ くっ … なんとか …｡
体 が … ﾁｬｸﾗ が 乱さ れる ！
これ か !?
正体 も 奇妙じゃ けど の 武器 まで 奇妙な もの を 使う て くるわ い ｡
ｺｲﾂ ら は もう ただ の 人 じゃ あら へん の ｡
何 か 別の もの じゃ ｡
(( 誰 も 彼 の 顔 を よく 知ら ない し ➡
実際 に は 存在 し ない んじゃ ない か と ➡
ｳﾜｻ する 者 さえ いる ))
《 自 来 也 : あの 顔 … ﾔﾂ は 間違い なく 弥彦 だ 》
《 それなのに 長門 の 輪廻 眼 を 持って いた ｡
弥彦 が なんらか の 理由 で 長門 から 奪い取った の か ？
しかし … 他 に も あれ だけ の 輪廻 眼 が ある ｡
いったい どういう こと だ …》
《 それ に …》
(( 自 来 也 : だが そういう 痛 み を 知っている から こそ ➡
人 に 優しく できる こと も ある ｡ それ が 人 だ ｡
( 長門 ) それ って … どういう こと ？
成長 する って こと だ の ぉ ｡
( 長門 ) 成長 する って … つまり どういう こと ？
( 自 来 也 ) どう する か 自分 で 考える こと だ ))
(( ここ で は 人 が 死に すぎる ｡
それ ら の 痛み が ｵﾚ を 成長 さ せた ))
だ と する と やはり ｺｲﾂ が 長門 か …｡
ん っ !?
そう だ 思い出した ！
ｺｲﾂ は 長門 なんか じゃ ない ！
どうした !? この 目の前 の 男 ➡
前 に 一 度 手 合わせ した こと が ある ｡
大 ｶﾞﾏ 仙人 の 予言 に 従って 旅 を 始めた ばかりの 頃 出会った ➡
風 魔 一族 の 男 だ ｡
この 額 の 傷 は わし が つけた もの ｡
なんで そんな ﾔﾂ が ここ に おる ん なら ？
ますます ﾍﾟｲﾝ の こと が わから ん ように なった な ｡
(( 大 ｶﾞﾏ 仙人 : お ぬし は その 変革 者 を 導く 者 じゃ ｡
いずれ お ぬし に は 大きな 選択 を 迫ら れる とき が 来る じゃ ろう ｡
わし は どう すれば いい んです か ？
正しく 選択 する に は ！
夢 で は 世界 を 歩いて 本 を 書いて おった のう ))
《 まさか 予言 の とおり なら …》
わし は もう 一 度 ﾔﾂ ら の 前 に 出て 確かめ たい こと が あり ます ｡
お 二 人 は お 帰り ください ｡
なに !? ﾀﾞﾒ じゃ ！
次 出て いけば 必ず 殺さ れる ｡ さらに 眼 が 増えた ｡
それ に 結 界 ﾄﾗｯﾌﾟ が 二 度 も 通じる 相手 じゃ ありゃ せんぞ ！
今 ﾔﾂ ら は こっち に 気づ い と らん の じゃけん ｡
逃げる なら 今 しか ない ！
今 出て 行けば 殺さ れる かも しれ ませ ん が の ｡
だが 敵 の 正体 を つかめる かも しれ ませ ん ｡
この 機 を 逃したら ➡
もう ここ まで ﾍﾟｲﾝ に 近づける 者 は たぶん おら んでしょう ｡
正体 を 見抜く ﾁｬﾝｽ は 今 しか ない ！
そして … 今 こそ が 大 ｶﾞﾏ 仙人 の 予言 さ れた ➡
選択 の とき ！
頭 と 姐 さん は 今 まで の ﾍﾟｲﾝ の 情報 と ➡
この ﾍﾟｲﾝ の 死体 を 持って 帰って くだされ ｡
そして 綱 手 に …｡
それ は かあちゃん だけ で 十分じゃ ｡
えっ !? しかし ！
晩 飯 まで に 戻り ん さい ｡
ああ 終わったら 自 来 也 ちゃん と 一緒に ➡
飯 を 食い に 帰る ｡
《 ありがとう … ございます 》
《 やっぱり そう だ ！》
《 ｺｲﾂ ら 全員 わし の 会った こと の ある 忍 だ 》
♪♪～
《 そう か わかった ぞ ﾍﾟｲﾝ の 正体 》
《 ﾉﾄﾞ が …！》 自 来 也 ちゃん ！
遅かった な 気づく の が ｡
《 ﾍﾟｲﾝ の 正体 頭 に 伝え なくて は …》
しっかり しろ 自 来 也 ちゃん ！
《 ﾀﾞﾒ だ … ﾉﾄﾞ を 潰さ れた か ｡
ｸｿｯ ！ これ で は …｡
ﾀﾞﾒ だ … 気 が 遠く なる ｡
わし は … 死ぬ の か ？
失敗 な の か ？》
《 自 来 也 : 忍 は 生き ざ まで は なく 死 に ざま の 世界 …｡
忍 の 人生 と は どう やって 生きて きた か で は なく ➡
死ぬ まで に 何 を した か で その 価値 が 決まる ｡
思い返せば わし の 人生 は 失敗 ばかり だった ｡
綱 手 に ﾌﾗ れ 続け 友 を 止める こと も でき ず ➡
弟子 と 師 を 守る こと も でき なかった ｡
火影 たち が 成した 偉業 に 比べれば わし の して きた こと は ➡
取る に 足ら ぬ くだら ぬ こと ばかり …｡
わし も 歴代 火影 たち の ように 死に たかった ｡
物語 は 最後 の 結び の でき で 決まる ｡
失敗 も 一興 ！ その 試練 が 己 を 磨いて くれた と 信じ 生きて きた ｡
その代わり 今 まで の 失敗 を ﾁｬﾗ に する ような ➡
大きな 偉業 を なし遂げ 立派な 忍 と して 死ぬ ｡
その はずだった ｡ ﾌﾌﾌ …｡
だが その 結び … 死に ざま が これ か ｡
大 ｶﾞﾏ 仙人 は わし を 変革 者 を 導く 者 と 予言 した ｡
忍 の 世界 の 安定 と 破壊 に 関わる 大きな 選択 を する 者 と ｡
ここ で ﾍﾟｲﾝ を 倒し 暁 を 止め 忍 の 世界 を 救う …｡
結局 その 選択 も 失敗 して しまった ｡
情けない の ぉ …｡
これ が 自 来 也 豪傑 物語 の 結び だ と は の ぉ …｡
くだら ぬ 物語 だった 》
(( ﾐﾅﾄ : いい や そんな こと は ないで す ｡
この 物語 は すばらしい です ｡
ｴﾋﾟｿ ｰ ﾄﾞ が 先生 の 数々 の 伝説 に なぞらえて あって ➡
何 か 自伝 小説 っぽくて …｡
この 本 の 主人公 … 最後 まで ➡
あきらめ なかった ところ が かっこよかった ｡
先生 らしい です ね この 主人公 ｡
そ … そう か の ぉ ？
で … ｵﾚ 思った んです ｡ ん ？
今度 生まれて くる 子供 も ➡
こんな 主人公 みたいな 忍 に なって くれたら いい な って ｡
だから この 小説 の 主人公 の 名前 いただいて も いい です か ？
お … おい ！ そんな ん で いい の か ？
ﾗ ｰ ﾒﾝ 食 いながら 適当に 決めた 名前 だ ぞ ｡
( ｸｼﾅ ) ﾅﾙﾄ …｡
ｽﾃｷ な 名前 です ｡
ｸｼﾅ …｡
ｱﾊﾊﾊ … った く … って こと は わし が 名づけ親 か の ぉ ？
わし なんか で 本当に いい の か ？
先生 だ から こそ です ｡
本当の 忍 の 才能 を 持つ 立派な 忍者 で ➡
あなた ほど の 忍 は いま せ ん から ね ))
《 そうだ … そう だった ｡ わし は あの 子 に …》
(( ﾅﾙﾄ : ｵﾚ って ば 火影 に なる !!
そんで も って どの 火影 を も 超える 火影 に なる んだ ！
まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ ｡ それ が ｵﾚ の 忍 道 だ ！))
《 ﾅﾙﾄ … 思えば お前 は あの 小説 の 主人公 どおり だ ｡
ﾐﾅﾄ と ｸｼﾅ の 想い … 願い を ちゃんと 受け取って いた ｡
それなのに わし は …》
(( 先生 だ から こそ です ｡
本当の 忍 の 才能 を 持つ 立派な 忍者 で ➡
あなた ほど の 忍 は いま せ ん から ね ))
(( 忍者 と は 忍び 堪える 者 の こと な んだ よ ｡
ひと つ ﾃﾒｴ に 教え といて やる ｡
忍 の 才能 で いちばん 大切な の は 持って いる 術 の 数 なんか じゃ ねえ ｡
大切な の は あきらめ ねえ ド 根性 だ ！))
《 まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ない ｡
そして どんな とき も あきらめ ない ｡
それ が お前 の 忍 道 なら … ﾅﾙﾄ よ ！ わし は その お前 の 師 だ ｡
弱音 を 吐く わけに は いかんの ぉ ｡
なぜなら 弟子 の 忍 道 は 師匠 ゆずり と 相場 は 決 まっ とる ｡
なぁ そう だ ろ ？ ﾅﾙﾄ よ ｡ の ぉ !!》
《 気力 で 吹き返した ん か !?》
自 来 也 ちゃん ！
心 の 臓 は 止まって いた はずだ が …｡
よし ！
くっ …｡
《 あきらめ ねえ …｡
それ こそ が わし の 取る べき 本当の 選択 だった ！》
さすが に しぶとい な ｡ 片づける ｡
よし ！ 確かに 受け取った けん の !!
ﾀﾞｲｲﾝｸﾞﾒｯｾ ｰ ｼﾞ … 暗号 化 した か ｡
《 ﾅﾙﾄ … 予言 の 子 は 間違い なく お前 だ ｡
あと は … すべて 託す ぞ …》
ｶｴﾙ に は 逃げ られた か …｡
《 自 来 也 豪傑 物語 …｡
これ で ちった ぁ ﾏｼ に なった か の ぉ …｡
最終 章 … 井 の 中 の 蛙 大海 で 散る … の 巻か ｡
ﾌﾌﾌ … ほどほどに あっぱれ あっぱれ …｡
さて … そろそろ ﾍﾟﾝ を 置く と しよう ｡
おお … そうだ ！ 続編 の ﾀｲﾄﾙ は 何 が いい か の ぉ ｡
そう だ の ぉ …｡
『 うずまき ﾅﾙﾄ 物語 』 うむ … それ が いい …》
( 水音 )
《 ｳﾙﾃｨｱ : 許せ ない … 許せ ない …》
私 は 煉獄 の 七 眷属 が 長 ｳﾙﾃｨｱ ！
( ｸﾞﾚｲ ) こ いよ 不良 娘 ！
母親 に 代わって 説教 して やら ぁ ！
