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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 186 - ああ、青春の漢方丸

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 186 - ああ 、青春 の 漢方 丸

( リー ) サクラ さん 。

火影 様 の 様子 は ?

そう です か 。

サクラ さん これ は ガイ 先生 の 作った 飲み 薬 です 。

火影 様 に 飲ま せて あげて ください 。

( サクラ ) リー さん 。

五 代 目 に は この 体 を 治して もらい ました し →

少し でも 回復 の お 役 に 立てれば と 思って 。

綱 手 : 悪い こと は 言わ ない 。

お前 もう 忍 は やめろ 。

重要な 神経 系 の 周辺 に 骨 の 破片 が 多数 。

しかも 深く 潜り込んで いる 。

とても 忍 と して の 任務 を こなして いける ような 体 じゃ ない 。

ガイ 先生 教えて ください 。

どうして 僕 だけ こんな こと に なる んです 。

僕 は どう したら いい んです か ?

いの 。

( ナルト ) お前 も リー の 見舞い に 来た の か ?

( い の ) やっぱり ここ だった わ ね 。

私 は アンタ たち を 探し に 来た の よ 。

サスケ 君 の ところ に い なかった から きっと こっち だ と 思って 。

待ち伏せ よ 。

もし かして いの 1 人 で サスケ 君 の ところ に 行った わけ ?

見舞い と か 言っちゃ って →

てっきり アンタ が 抜けがけ して んじゃ ない か と 思って ね 。

抜けがけ は アンタ の ほう でしょ !

アンタ たち を 探し に 来た だけ って 言って る でしょ !

私 たち に 何の 用 だって 言う の よ !

私 たち 3 人 に 任務 の 要請 よ 。

任務 ?

俺 たち に 何で ?

アンタ たち の 班 は サスケ 君 が あんな 状態 だし →

私 たち は シカマル が 五 代 目 火影 様 に 直々 に 呼び出さ れ →

チョウジ も 里 の 修復 に 借り出さ れて る し で 。

まあ D ランク 任務 だし 寄せ集め で 十 分 って こと な んじゃ ない ?

久々の 任務 だって の に やる 気 なくなる って ば よ 。

寄せ集め って 。

オス ゲジマユ ! あ サクラ さん 。

そこ は 「 あ ナルト 君 」 だ ろ 。

体 の 調子 は どう です か ?

ええ まあ 大丈夫です 。

ホントに 絶好調です 。

それ に ガイ 先生 が 作って くれた →

この 特製 青春 ドリンク が あり ます から !

アハハハ … すみません 。 ちょっと 手 が 滑っちゃ い ました 。

( 飲む 音 )

プハーッ ! マズッ !!

栄養 ドリンク じゃ ねえ の かよ ? これ !

いて ぇ …。 バカ ! 何 やって ん の よ !?

サクラ ちゃん 怒る なら 殴る 前 に して ください …。

さ … 最後 の 特製 青春 ドリンク が …。

そんなに 貴重な もの だった の ? わ … 悪かった って ば よ …。

今 まで 1 日 5 リットル 毎日 欠かさ ず 飲み 続けて た のに …。

5 リットル !? こんな 激 マズ な もの を ?

それ だけ 飲み 続ければ 必ず 元どおりの 体 に 戻れる と

ガイ 先生 が …。

こんな 激 マズ な もん を 飲み 続ける 根性 あれば

ケガ なんて 大丈夫 だって ば よ !

あきらめ ず に 努力 す ん の が お前 の 忍 道 だ ろ ?

その とおり です ね …。

そんじゃ ガイ 先生 の ところ に 行って くる って ば よ !

ちょ … ナルト !

任務 だって 言った でしょ !

あぁ … 先 に 南 大 門 で 待って て くれ って ば よ !

すぐに 戻って くっ から !

もう …。 相変わらず ね 。

リー : 術 者 の 体 を むしばむ 禁 術 です か 。

覚悟 は できて ます 。 その 禁 術 を 教えて ください 。

すべて は 夢 の ため に !

ガイ 先生 ?

( ガイ ) お ぉ ナルト 君 か 。 どうした ?

いや それ が ちょっと リー の 薬 の こと で …。

なるほど 。 早速 の 情報 収集 か 。

偉い ぞ ! えっ ?

リー の 薬 作り に 絶対 欠かせ ない も の それ が 徐福 花 だ 。

徐福 花 ?

徐福 花 と は 火 の 国 国境 の

徐福 山 の 麓 に ある 森 のみ に しか 咲か ぬ 霊 草 。

その 花 は 七色 に 輝き 万病 に 効く と いわ れて いる 。

徐福 山 …。

貴重な 花 ゆえ 簡単に 採れる もの で は ない 。 それゆえ …。

その 花 が あれば 薬 が できる んだ な ?

うん ? 任せ と けって ば よ !

この 俺 が 採って きて やる ぜ 。 ちょ … ちょっと 待て !

人 の 話 は 最後 まで 聞け って !

《 待って ろ よ ゲジマユ ! すぐ 採って きて やっ から な 》

そう だ !

おかしい な ? たしか この へんに …。

あった !

( い の ) 遅い わ ね ナルト …。

何 やって る の かしら ? あの バカ !

リー さん の こと が 心配だ から って 今 は 任務 が …。

うん ?

サクラ さん !

お 待た せ だって ば よ !

ナルト … 何 ? その 格好 。

ど っか で 見た ような …。

ゲジマユ の ため に 薬草 を 採り に 行く んだ から さ

この 格好で アイツ と 気持 を 一緒に する ん だって ば よ 。

結構 似合って んだ ろ ?

似合って る かって …。

私 たち の リアクション で 気づき なさい よ 。

ちょ … ナルト ! アンタ 任務 の こと 忘れて る んじゃ ない わ よ ね ?

だって 俺 って ば 薬草 採り に →

徐福 山 に 行か なくちゃ いけ ねえ んだ もん 。

徐福 山 ? そう 徐福 山 。

今回 の 任務 地 が その 徐福 山 な んだ けど …。

えっ ?

( ガイ ) ダメじゃ ない か リー 。 あっ …。

手術 を 受ける まで は 安静に して ろ と 言った はずだ ぞ 。

すみません 。

しかし 少し でも 体力 を 回復 して おいた ほう が →

いい と 思った ので 。

リー よ どう しよう も なく 不安で →

何 か せ ず に は い られ ない 気持 は わかる 。

しかし 前 へ も 進め ず 後ろ へ も 退け ない →

絶体絶命の とき は 下手に 動か ず →

じっと して いた ほう が いい 結果 に 結びつく こと も ある 。

今 の 自分 を 信じて →

静かに 時 が 過ぎ去る の を 待つ 。

それ も ひと つ の 勇気 だ ぞ リー 。

はい …

サクラ : ナルト リー さん って 五 代 目 に 診て もらった の よね ?

もちろん だって ば よ 。

でも この頃 なんか リー さん の 様子 が 変じゃ ない ?

元気 が なくなった って いう か …。

大 ケガ して んだ から しかた ねえ って ば よ 。

そう じゃ なくて 前向き さ が なくなった って いう か →

リハビリ に も ちゃんと 来 なかった こと も あった し …。

それ に 今日 だって いつも の リー さん だったら …。

サクラ さん あなた を 守る ため に 1 日 でも 早く →

いえ 1 時間 1 分 1 秒 でも 早く 元気に なって みせ ます から

これ くら の こと を 言って 迎えて くれて も →

おかしく ない んじゃ ない ?

あぁ … サクラ ちゃん の ため ?

でも サクラ の 言う とおり かも ね 。

えっ ? もともと 里 の 医療 班 でも →

治せ ない ほど の 大 ケガ だった の よ 。

完治 でき なくて も 不思議じゃ ない わ 。

リー さん が そう 言わ れた と したら …。

綱 手 の ばあちゃん なら 絶対 治して くれる って ば よ 。

変に 期待 さ せる ような こと を →

軽々しく 言っちゃ ダメな とき も ある って 言って る の !

えっ ? 相手 を 元気づけよう と 思って も →

それ が 反対に 相手 の 重荷 に なる こと が ある の よ !

だから ナルト 今 の リー さん に →

気楽に 頑張れ なんて 言っちゃ ダメ よ !

えっ …。

アイツ は そんな ヤワ な ヤツ じゃ ねえ 。

中 忍 試験 で 我 愛 羅 と 命がけ で 戦って る の を 見た とき →

コイツ は すげ え ヤツ だ と 思った 。

そんで 気絶 して ん のに →

まだ 相手 に 向かって いこう と する 姿 見て →

コイツ は 何 が あって も →

ぜ って ぇ 諦め ねえ ヤツ なん だって 思った 。

ゲジマユ が 今 どんなに 辛くて 苦しい の か は わかん ねえ 。

でも それ を 乗り越えよう と 頑張る はずだ 。

俺 は そう 信じて る !

だから ゲジマユ に は 頑張れ って 言って やりて ぇん だって ば よ 。

ナルト 。

そんで 今回 の 任務 って 何 な んだ ?

( サクラ ) 今頃 何 言って ん の よ 。

( い の ) この先 の 徐福 山 の 麓 の 村 に →

密 書 を 届ける の 。

そんな 簡単な 任務 なら 楽勝 楽勝 !

早い とこ 済まして 徐福 花 を 摘み に 行く って ば よ !

( サクラ ) ねぇ ねぇ ちょっと 休んで いか ない ?

お だんご 食べ たく なっちゃ った 。

サクラ ちゃん は 俺 の 話 を 聞いて た ?

アンタ たち 徐福 の 森 に 行く の か え ?

え え ぇ …。

そう 。 薬草 を 探し に 行く んだ って ば よ 。

やめ といた ほう が 身 の ため だ よ 。

なぜ です か ?

あの 森 は この 辺り じゃ →

「 さまよい の 森 」 って 呼ば れて て ね →

村 の 者 は 誰 も 近づか ない んだ よ 。

さまよい の 森 ?

ここ い ら 辺り は 古戦場 で ね →

戦 で 死んだ 忍 たち の 亡霊 が →

森 を さまよって いる って 話さ 。

ぼ … 亡霊 って ?

( 物音 )

鼻緒 が 切れ ち まった 。

鏡 が 割れ ました !

ニャー !

(2 人 ) ひ ぃ ! ふ … 不吉 !

幽霊 なんて いね えっ てば よ 。

(2 人 ) ああ !

そんな 噂 ウソ に 決まって る って 。

あっ ばあちゃん お茶 ちょうだい 。

なんか うさんくさい ばあちゃん だった なぁ 。

( サクラ ) 亡霊 なんか より よっぽど 怖かった わ よ 。

( い の ) ホント 悪 趣味 よ ね 。

うん ? なんだ あれ ?

あからさまに 怪しい わ ね 。

ばあちゃん が 言って た 森 って ここ じゃ ねえ の か ?

じゃあ ここ に 徐福 花 が ?

よし ! 任務 優先 よ ナルト !

すぐに 戻る って ば よ 。

もう 勝手な んだ から 。 どう する ?

放っとく わけに は いか ない わ 。

ええ !?

(2 人 ) ふ 不吉 …。

七色 に 光る 花 … ガイ 先生 の 言って た とおり だ 。

ナルト 。 あっ サクラ ちゃん 。

見つけた って ば よ 。

これ が 徐福 花 ?

七色 に 光る 花 なんて 聞いた こと も ない わ 。

花屋 でも 知ら ない 花 が ある んだ な ?

花 って いって も これ は 薬草 でしょ 。

コイツ を 持って 帰れば ゲジマユ の 薬 が できる ぞ 。

なんだ ?

まさか 亡霊 ?

なん な の あれ …。 砂 を 操る あの 術 に 似て ない ?

砂 瀑 の 我 愛 羅 の 。

我 愛 羅 ! なんで ここ に !?

いったん ひき ましょう 。 そう だ な 。

う … うわ ぁ !

ナルト ! いきなり 襲って くる なんて 。

狙い は ナルト みたい 。

いの 今 なら スキ だらけ よ 。

ヤツ の 正体 を 探って みて 。 任せて 。

心 転身 の 術 。

そんな …。 どうした の ?

あそこ に は 意識 が ない わ 。

今日 の 俺 は ひと 味 違う って ば よ !

《 逃げて ばっ か じゃ …》

ダメ だって ば よ !

我 愛 羅 の マネ ばっ かしや が って 。 なら …。

影 分身 の 術 !

《 俺 に は ゲジマユ みて ぇな 体 術 は ねえ 。

けど …。

俺 に は 俺 の 戦い 方 が ある !》

~ 《 砂 の 鎧 まで !》 なら これ で どう だ !

う ! ず ! ま ! き !

ナルト 連 弾 !

とどめ は 螺旋 丸 の 巻 だって ば よ !

ぬ ぅ … お ぉ ~ っ !

ナルト ! 大丈夫 !?

やっつけた って ば よ …。

これ で やっと ゲジマユ に …。

( フロフキ ) コラーッ ! え ?

貴重な 徐福 花 に なんという こと を し とる んじゃ !

こんな こと を したら 枯れて しまう じゃ ろう !

誰 ?

( サクラ ) すみません でした 。 これ が 密 書 です 。 ( フロフキ ) うむ 。

こんな 寂しい 森 の 中 で →

一 人 で 暮らして ん の か ? ばあちゃん は 。

ばあちゃん で は ない ! フロフキ じゃ 。

木 ノ 葉 の 医療 忍者 と して ここ で 徐福 花 を 研究 して おる 。

好きで やっ とる んじゃ ほっとけ 。

あの … 私 たち が 出会った の は →

徐福 花 の 守り神 みたいな もの な んです か ?

徐福 花 は 無理に 引き抜く と 身 を 守る ため に →

抜いた 者 の 中 に ある 強敵 の イメージ と なって →

襲って くるんじゃ 。 私 たち が →

我 愛 羅 って 思い込んじゃ った から …。

チョウジ の こと を 考えて りゃ もっと 楽勝 だった のに な 。

徐福 の 森 に 勝手に 入り込ま なければ →

そもそも 戦わ ず に 済んだ ので は ?

(2 人 ) ごめんなさい 。 だって ば よ 。

お … 重い って ば よ 。

これ ぜ ~ ん ぶ 徐福 花 ?

さよう 。 お前たち の 任務 は それ を 里 に 持って 帰る こと じゃ 。

(2 人 ) いの ! この 任務 を 依頼 した →

張本人 を 恨み なさい !

喜べ リー 。 今日 は お前 に →

とびきり の プレゼント を 持ってきた ぞ !

俺 が 作った 特製 愛 の 漢方 丸 だ 。

この 漢方 丸 に は この マイト ・ ガイ の 汗 と 涙 と 愛 →

そして 仲間 たち の 熱い 友情 が 込め られて いる 。

仲間 の 友情 ? そうだ !

この 漢方 丸 を 作る ため に 必要な 薬草 を →

ナルト たち が 採って きて くれた んだ 。

サクラ さん が !? おう ! サクラ と いの も だ 。

つまり この 漢方 丸 に は →

サクラ さん の 愛 も 込め られて いる んです ね 。

《 サクラ さん この ご恩 に 応える ため 1 日 でも 早く … いや →

1 時間 … 1 分 … 1 秒 でも 早く よく なって みせ ます !》

これ を 100 個 食べれば 手術 など 恐 る る に たら ん !

100 個 です ね ! ( ガイ ) あ … 待て ! ちょっと 待て !

それ で 1 日 何 個 ずつ 食べれば いい んでしょう か ?

二度と 同じ 間違い は 犯さ ない と いう こと か 。

えらい ぞ リー 。 だが 今回 は 1 日 →

100 個 だ !

う お ぉ ~!

お前 だけ に 苦労 は させ ない ぞ 。

お前 が 食べて る 間 俺 は 高速 腕 立て 1,000 回 だ リー

( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?

今回 わし ら が 飛ぶ の は 鬼怒川 那須 高原 じゃ 。

( くも み ) うわ ~ っ ! とっても きれいな 紅葉 !

絶景 の 紅葉 も たっぷり !

もちろん 不思議な 風景 や 建物 も いっぱいじゃ 。

うわ っ ! な んです か ? これ 。

では そろそろ 出発 じゃ 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 186 - ああ 、青春 の 漢方 丸 naruto||しっぷう|つたい|しーずん||せいしゅん||かんぽう|まる Naruto Shippuden - Season 9 - 186 - Ah, Seishun no Hanpomaru 火影忍者疾風傳 - 第 9 季 - 186 - 啊,青春之鐮丸

( リー ) サクラ さん 。 |さくら| (Lee) Sakura.

火影 様 の 様子 は ? ほかげ|さま||ようす| How is Hokage-sama doing?

そう です か 。 Is that so .

サクラ さん   これ は ガイ 先生 の 作った 飲み 薬 です 。 さくら|||||せんせい||つくった|のみ|くすり| Sakura, this is a potion made by Guy.

火影 様 に 飲ま せて あげて ください 。 ほかげ|さま||のま||| Please let the Hokage drink it.

( サクラ ) リー さん 。 さくら|| (Sakura) Lee.

五 代 目 に は この 体 を 治して もらい ました し → いつ|だい|め||||からだ||なおして||| I had this body healed by the fifth generation .

少し でも 回復 の お 役 に 立てれば と 思って 。 すこし||かいふく|||やく||たてれば||おもって I hope I can be of some help in your recovery.

綱 手 : 悪い こと は 言わ ない 。 つな|て|わるい|||いわ|

お前   もう 忍 は やめろ 。 おまえ||おし||

重要な 神経 系 の 周辺 に 骨 の 破片 が 多数 。 じゅうような|しんけい|けい||しゅうへん||こつ||はへん||たすう

しかも   深く 潜り込んで いる 。 |ふかく|もぐりこんで|

とても 忍 と して の 任務 を こなして いける ような 体 じゃ ない 。 |おし||||にんむ|||||からだ||

ガイ 先生   教えて ください 。 |せんせい|おしえて|

どうして 僕 だけ こんな こと に なる んです 。 |ぼく||||||ん です

僕 は   どう したら いい んです か ? ぼく|||||ん です|

いの 。

( ナルト ) お前 も リー の 見舞い に 来た の か ? |おまえ||||みまい||きた||

( い の ) やっぱり ここ だった わ ね 。

私 は   アンタ たち を 探し に 来た の よ 。 わたくし|||||さがし||きた||

サスケ 君 の ところ に い なかった から きっと こっち だ と 思って 。 さすけ|きみ|||||||||||おもって

待ち伏せ よ 。 まちぶせ|

もし かして   いの  1 人 で サスケ 君 の ところ に 行った わけ ? |||じん||さすけ|きみ||||おこなった|

見舞い と か 言っちゃ って → みまい|||いっちゃ|

てっきり   アンタ が 抜けがけ して んじゃ ない か と 思って ね 。 |||ぬけがけ||||||おもって|

抜けがけ は   アンタ の ほう でしょ ! ぬけがけ|||||

アンタ たち を 探し に 来た だけ って 言って る でしょ ! |||さがし||きた|||いって||

私 たち に 何の 用 だって 言う の よ ! わたくし|||なんの|よう||いう||

私 たち  3 人 に 任務 の 要請 よ 。 わたくし||じん||にんむ||ようせい|

任務 ? にんむ

俺 たち に   何で ? おれ|||なんで

アンタ たち の 班 は サスケ 君 が あんな 状態 だし → |||はん||さすけ|きみ|||じょうたい|

私 たち は   シカマル が 五 代 目 火影 様 に 直々 に 呼び出さ れ → わたくし|||||いつ|だい|め|ほかげ|さま||じきじき||よびださ|

チョウジ も 里 の 修復 に 借り出さ れて る し で 。 ||さと||しゅうふく||かりださ||||

まあ   D ランク 任務 だし 寄せ集め で 十 分 って こと な んじゃ ない ? |d|らんく|にんむ||よせあつめ||じゅう|ぶん|||||

久々の 任務 だって の に やる 気 なくなる って ば よ 。 ひさびさの|にんむ|||||き||||

寄せ集め って 。 よせあつめ|

オス   ゲジマユ ! あ   サクラ さん 。 おす|||さくら|

そこ は  「 あ   ナルト 君 」 だ ろ 。 ||||きみ||

体 の 調子 は どう です か ? からだ||ちょうし||||

ええ   まあ   大丈夫です 。 ||だいじょうぶです

ホントに 絶好調です 。 ほんとに|ぜっこうちょうです

それ に   ガイ 先生 が 作って くれた → |||せんせい||つくって|

この 特製 青春 ドリンク が あり ます から ! |とくせい|せいしゅん|||||

アハハハ …  すみません 。 ちょっと   手 が 滑っちゃ い ました 。 |||て||すべっちゃ||

( 飲む 音 ) のむ|おと

プハーッ !  マズッ !!

栄養 ドリンク じゃ ねえ の かよ ?  これ ! えいよう||||||

いて ぇ …。 バカ !  何 やって ん の よ !? ||ばか|なん||||

サクラ ちゃん   怒る なら 殴る 前 に して ください …。 さくら||いかる||なぐる|ぜん|||

さ …  最後 の 特製 青春 ドリンク が …。 |さいご||とくせい|せいしゅん||

そんなに 貴重な もの だった の ? わ …  悪かった って ば よ …。 |きちょうな|||||わるかった|||

今 まで  1 日  5 リットル   毎日 欠かさ ず   飲み 続けて た のに …。 いま||ひ||まいにち|かかさ||のみ|つづけて||

5 リットル !? こんな 激 マズ な もの を ? ||げき||||

それ だけ   飲み 続ければ   必ず 元どおりの 体 に 戻れる   と ||のみ|つづければ|かならず|もとどおりの|からだ||もどれる|

ガイ 先生 が …。 |せんせい|

こんな 激 マズ な もん を 飲み 続ける 根性   あれば |げき|||||のみ|つづける|こんじょう|

ケガ なんて   大丈夫 だって ば よ ! けが||だいじょうぶ|||

あきらめ ず に 努力 す ん の が お前 の 忍 道 だ ろ ? |||どりょく|||||おまえ||おし|どう||

その とおり です ね …。

そんじゃ   ガイ 先生 の ところ に 行って くる って ば よ ! ||せんせい||||おこなって||||

ちょ …  ナルト !

任務 だって   言った でしょ ! にんむ||いった|

あぁ …  先 に 南 大 門 で 待って て くれ って ば よ ! |さき||みなみ|だい|もん||まって|||||

すぐに 戻って くっ から ! |もどって||

もう …。 相変わらず ね 。 |あいかわらず|

リー : 術 者 の 体 を むしばむ 禁 術 です か 。 |じゅつ|もの||からだ|||きん|じゅつ||

覚悟 は できて ます 。 その 禁 術 を 教えて ください 。 かくご|||||きん|じゅつ||おしえて|

すべて は   夢 の ため に ! ||ゆめ|||

ガイ 先生 ? |せんせい

( ガイ ) お ぉ   ナルト 君 か 。  どうした ? ||||きみ||

いや   それ が ちょっと   リー の 薬 の こと で …。 ||||||くすり|||

なるほど 。  早速 の 情報 収集 か 。 |さっそく||じょうほう|しゅうしゅう|

偉い ぞ ! えっ ? えらい||

リー の 薬 作り に 絶対   欠かせ ない も の それ が   徐福 花 だ 。 ||くすり|つくり||ぜったい|かかせ||||||じょふく|か|

徐福 花 ? じょふく|か

徐福 花 と は   火 の 国   国境 の じょふく|か|||ひ||くに|くにざかい|

徐福 山 の 麓 に ある 森 のみ に しか 咲か ぬ 霊 草 。 じょふく|やま||ふもと|||しげる||||さか||れい|くさ

その 花 は   七色 に 輝き 万病 に 効く と   いわ れて いる 。 |か||なないろ||かがやき|まんびょう||きく||||

徐福 山 …。 じょふく|やま

貴重な 花 ゆえ   簡単に 採れる もの で は ない 。  それゆえ …。 きちょうな|か||かんたんに|とれる|||||

その 花 が あれば 薬 が できる んだ な ? |か|||くすり||||

うん ? 任せ と けって ば よ ! |まかせ||||

この 俺 が 採って きて やる ぜ 。 ちょ …  ちょっと   待て ! |おれ||とって||||||まて

人 の 話 は   最後 まで 聞け って ! じん||はなし||さいご||きけ|

《 待って ろ よ   ゲジマユ ! すぐ   採って きて やっ から な 》 まって|||||とって||||

そう だ !

おかしい な ? たしか   この へんに …。

あった !

( い の ) 遅い わ ね   ナルト …。 ||おそい|||

何 やって る の かしら ?  あの バカ ! なん||||||ばか

リー さん の こと が 心配だ から って 今 は   任務 が …。 |||||しんぱいだ|||いま||にんむ|

うん ?

サクラ さん ! さくら|

お 待た せ だって ば よ ! |また||||

ナルト …  何 ?  その 格好 。 |なん||かっこう

ど っか で 見た ような …。 |||みた|

ゲジマユ の ため に 薬草 を 採り に 行く んだ から さ ||||やくそう||とり||いく|||

この 格好で   アイツ と 気持 を 一緒に する ん だって ば よ 。 |かっこうで|||きもち||いっしょに|||||

結構   似合って んだ ろ ? けっこう|にあって||

似合って る かって …。 にあって||

私 たち の リアクション で 気づき なさい よ 。 わたくし|||||きづき||

ちょ …  ナルト !  アンタ   任務 の こと 忘れて る んじゃ ない わ よ ね ? |||にんむ|||わすれて||||||

だって   俺 って ば   薬草 採り に → |おれ|||やくそう|とり|

徐福 山 に 行か なくちゃ いけ ねえ んだ もん 。 じょふく|やま||いか|||||

徐福 山 ? そう   徐福 山 。 じょふく|やま||じょふく|やま

今回 の 任務 地 が その   徐福 山 な んだ けど …。 こんかい||にんむ|ち|||じょふく|やま|||

えっ ?

( ガイ ) ダメじゃ ない か   リー 。 あっ …。 |だめじゃ||||

手術 を 受ける まで は 安静に して ろ と 言った はずだ ぞ 。 しゅじゅつ||うける|||あんせいに||||いった||

すみません 。

しかし   少し でも 体力 を 回復 して おいた ほう が → |すこし||たいりょく||かいふく||||

いい と 思った ので 。 ||おもった|

リー よ   どう しよう も なく 不安で → ||||||ふあんで

何 か せ ず に は い られ ない 気持 は   わかる 。 なん|||||||||きもち||

しかし   前 へ も 進め ず 後ろ へ も 退け ない → |ぜん|||すすめ||うしろ|||しりぞけ|

絶体絶命の とき は   下手に 動か ず → ぜったいぜつめいの|||へたに|うごか|

じっと して いた ほう が   いい 結果 に 結びつく こと も ある 。 ||||||けっか||むすびつく|||

今 の 自分 を 信じて → いま||じぶん||しんじて

静かに 時 が 過ぎ去る の を 待つ 。 しずかに|じ||すぎさる|||まつ

それ も   ひと つ の 勇気 だ ぞ   リー 。 |||||ゆうき|||

はい …

サクラ : ナルト   リー さん って 五 代 目 に 診て もらった の よね ? さくら|||||いつ|だい|め||みて|||

もちろん だって ば よ 。

でも   この頃   なんか リー さん の 様子 が 変じゃ ない ? |このごろ|||||ようす||へんじゃ|

元気 が なくなった って いう か …。 げんき|||||

大 ケガ して んだ から しかた ねえ って ば よ 。 だい|けが||||||||

そう じゃ なくて   前向き さ が なくなった って いう か → |||まえむき||||||

リハビリ に も   ちゃんと 来 なかった こと も あった し …。 りはびり||||らい|||||

それ に 今日 だって いつも の リー さん だったら …。 ||きょう||||||

サクラ さん   あなた を 守る ため に 1 日 でも 早く → さくら||||まもる|||ひ||はやく

いえ  1 時間  1 分  1 秒 でも 早く 元気に なって みせ ます から |じかん|ぶん|びょう||はやく|げんきに||||

これ くら の こと を 言って 迎えて くれて も → |||||いって|むかえて||

おかしく ない んじゃ ない ?

あぁ …  サクラ ちゃん の ため ? |さくら|||

でも   サクラ の 言う とおり かも ね 。 |さくら||いう|||

えっ ? もともと   里 の 医療 班 でも → ||さと||いりょう|はん|

治せ ない ほど の 大 ケガ だった の よ 。 なおせ||||だい|けが|||

完治 でき なくて も 不思議じゃ ない わ 。 かんち||||ふしぎじゃ||

リー さん が そう 言わ れた と したら …。 ||||いわ|||

綱 手 の ばあちゃん なら 絶対   治して くれる って ば よ 。 つな|て||||ぜったい|なおして||||

変に 期待 さ せる ような こと を → へんに|きたい|||||

軽々しく 言っちゃ ダメな とき も ある って 言って る の ! かるがるしく|いっちゃ|だめな|||||いって||

えっ ? 相手 を 元気づけよう と 思って も → |あいて||げんきづけよう||おもって|

それ が 反対に 相手 の 重荷 に なる こと が ある の よ ! ||はんたいに|あいて||おもに|||||||

だから ナルト   今 の リー さん に → ||いま||||

気楽に 頑張れ なんて 言っちゃ ダメ よ ! きらくに|がんばれ||いっちゃ|だめ|

えっ …。

アイツ は   そんな ヤワ な ヤツ じゃ ねえ 。 |||||やつ||

中 忍 試験 で   我 愛 羅 と 命がけ で 戦って る の を 見た とき → なか|おし|しけん||われ|あい|ら||いのちがけ||たたかって||||みた|

コイツ は   すげ え ヤツ だ と 思った 。 ||||やつ|||おもった

そんで   気絶 して ん のに → |きぜつ|||

まだ 相手 に 向かって いこう と する 姿 見て → |あいて||むかって||||すがた|みて

コイツ は   何 が あって も → ||なん|||

ぜ って ぇ 諦め ねえ ヤツ なん だって 思った 。 |||あきらめ||やつ|||おもった

ゲジマユ が 今   どんなに 辛くて 苦しい の か は   わかん ねえ 。 ||いま||からくて|くるしい|||||

でも   それ を 乗り越えよう と 頑張る はずだ 。 |||のりこえよう||がんばる|

俺 は   そう 信じて る ! おれ|||しんじて|

だから   ゲジマユ に は 頑張れ って 言って やりて ぇん だって ば よ 。 ||||がんばれ||いって|||||

ナルト 。

そんで   今回 の 任務 って 何 な んだ ? |こんかい||にんむ||なん||

( サクラ ) 今頃   何 言って ん の よ 。 さくら|いまごろ|なん|いって|||

( い の ) この先 の 徐福 山 の 麓 の 村 に → ||このさき||じょふく|やま||ふもと||むら|

密 書 を 届ける の 。 みつ|しょ||とどける|

そんな 簡単な 任務 なら 楽勝 楽勝 ! |かんたんな|にんむ||らくしょう|らくしょう

早い とこ 済まして   徐福 花 を 摘み に 行く って ば よ ! はやい||すまして|じょふく|か||つまみ||いく|||

( サクラ ) ねぇ ねぇ ちょっと 休んで いか ない ? さくら||||やすんで||

お だんご 食べ たく なっちゃ った 。 ||たべ|||

サクラ ちゃん は   俺 の 話 を 聞いて た ? さくら|||おれ||はなし||きいて|

アンタ たち   徐福 の 森 に 行く の か え ? ||じょふく||しげる||いく|||

え   え ぇ …。

そう 。 薬草 を 探し に 行く んだ って ば よ 。 |やくそう||さがし||いく||||

やめ といた ほう が 身 の ため だ よ 。 ||||み||||

なぜ です か ?

あの 森 は   この 辺り じゃ → |しげる|||あたり|

「 さまよい の 森 」 って 呼ば れて て ね → ||しげる||よば|||

村 の 者 は   誰 も 近づか ない んだ よ 。 むら||もの||だれ||ちかづか|||

さまよい の 森 ? ||しげる

ここ い ら 辺り は   古戦場 で ね → |||あたり||こせんじょう||

戦 で 死んだ 忍 たち の 亡霊 が → いくさ||しんだ|おし|||ぼうれい|

森 を さまよって いる   って 話さ 。 しげる|||||はなさ

ぼ …  亡霊 って ? |ぼうれい|

( 物音 ) ものおと

鼻緒 が 切れ ち まった 。 はなお||きれ||

鏡 が 割れ ました ! きよう||われ|

ニャー !

(2 人 ) ひ ぃ !  ふ …  不吉 ! じん||||ふきつ

幽霊 なんて   いね えっ てば よ 。 ゆうれい|||||

(2 人 ) ああ ! じん|

そんな 噂   ウソ に 決まって る って 。 |うわさ|うそ||きまって||

あっ   ばあちゃん お茶   ちょうだい 。 ||おちゃ|

なんか   うさんくさい ばあちゃん だった なぁ 。

( サクラ ) 亡霊 なんか より よっぽど 怖かった わ よ 。 さくら|ぼうれい||||こわかった||

( い の ) ホント   悪 趣味 よ ね 。 ||ほんと|あく|しゅみ||

うん ?  なんだ   あれ ?

あからさまに 怪しい わ ね 。 |あやしい||

ばあちゃん が 言って た 森 って ここ じゃ ねえ の か ? ||いって||しげる||||||

じゃあ   ここ に 徐福 花 が ? |||じょふく|か|

よし ! 任務 優先 よ   ナルト ! |にんむ|ゆうせん||

すぐに 戻る って ば よ 。 |もどる|||

もう   勝手な んだ から 。 どう する ? |かってな||||

放っとく わけに は   いか ない わ 。 ほっとく|||||

ええ !?

(2 人 ) ふ   不吉 …。 じん||ふきつ

七色 に 光る 花 … ガイ 先生 の 言って た とおり だ 。 なないろ||ひかる|か||せんせい||いって|||

ナルト 。 あっ   サクラ ちゃん 。 ||さくら|

見つけた って ば よ 。 みつけた|||

これ が   徐福 花 ? ||じょふく|か

七色 に 光る 花 なんて 聞いた こと も ない わ 。 なないろ||ひかる|か||きいた||||

花屋 でも 知ら ない 花 が ある んだ な ? はなや||しら||か||||

花 って いって も これ は 薬草 でしょ 。 か||||||やくそう|

コイツ を 持って 帰れば ゲジマユ の 薬 が できる ぞ 。 ||もって|かえれば|||くすり|||

なんだ ?

まさか   亡霊 ? |ぼうれい

なん な の   あれ …。 砂 を 操る あの 術 に 似て ない ? ||||すな||あやつる||じゅつ||にて|

砂 瀑 の 我 愛 羅 の 。 すな|ばく||われ|あい|ら|

我 愛 羅 ! なんで ここ に !? われ|あい|ら|||

いったん   ひき ましょう 。 そう だ な 。

う …  うわ ぁ !

ナルト ! いきなり 襲って くる なんて 。 ||おそって||

狙い は   ナルト みたい 。 ねらい|||

いの   今 なら スキ だらけ よ 。 |いま||すき||

ヤツ の 正体 を 探って みて 。 任せて 。 やつ||しょうたい||さぐって||まかせて

心 転身 の 術 。 こころ|てんしん||じゅつ

そんな …。 どうした の ?

あそこ に は   意識 が ない わ 。 |||いしき|||

今日 の 俺 は   ひと 味 違う って ば よ ! きょう||おれ|||あじ|ちがう|||

《 逃げて ばっ か じゃ …》 にげて|||

ダメ だって ば よ ! だめ|||

我 愛 羅 の マネ ばっ かしや が って 。 なら …。 われ|あい|ら||まね|||||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

《 俺 に は ゲジマユ みて ぇな 体 術 は ねえ 。 おれ||||||からだ|じゅつ||

けど …。

俺 に は   俺 の 戦い 方 が ある !》 おれ|||おれ||たたかい|かた||

~ 《 砂 の 鎧 まで !》 すな||よろい| なら   これ で どう だ !

う !  ず !  ま !  き !

ナルト 連 弾 ! |れん|たま

とどめ は   螺旋 丸 の 巻 だって ば よ ! ||らせん|まる||かん|||

ぬ ぅ …  お ぉ ~ っ !

ナルト ! 大丈夫 !? |だいじょうぶ

やっつけた って ば よ …。

これ で   やっと   ゲジマユ に …。

( フロフキ ) コラーッ ! え ?

貴重な 徐福 花 に なんという こと を し とる んじゃ ! きちょうな|じょふく|か|||||||

こんな こと を したら 枯れて しまう じゃ ろう ! ||||かれて|||

誰 ? だれ

( サクラ ) すみません でした 。 これ が 密 書 です 。 ( フロフキ ) うむ 。 さくら|||||みつ|しょ|||

こんな 寂しい 森 の 中 で → |さびしい|しげる||なか|

一 人 で 暮らして ん の か ? ばあちゃん は 。 ひと|じん||くらして|||||

ばあちゃん で は ない !  フロフキ じゃ 。

木 ノ 葉 の 医療 忍者 と して ここ で   徐福 花 を 研究 して おる 。 き||は||いりょう|にんじゃ|||||じょふく|か||けんきゅう||

好きで やっ とる んじゃ   ほっとけ 。 すきで||||

あの …  私 たち が 出会った の は → |わたくし|||であった||

徐福 花 の 守り神 みたいな もの な んです か ? じょふく|か||まもりがみ||||ん です|

徐福 花 は 無理に 引き抜く と 身 を 守る ため に → じょふく|か||むりに|ひきぬく||み||まもる||

抜いた 者 の 中 に ある 強敵 の イメージ と なって → ぬいた|もの||なか|||きょうてき||いめーじ||

襲って くるんじゃ 。 私 たち が → おそって||わたくし||

我 愛 羅 って 思い込んじゃ った から …。 われ|あい|ら||おもいこんじゃ||

チョウジ の こと を 考えて りゃ もっと 楽勝 だった のに な 。 ||||かんがえて|||らくしょう|||

徐福 の 森 に 勝手に 入り込ま なければ → じょふく||しげる||かってに|はいりこま|

そもそも   戦わ ず に 済んだ ので は ? |たたかわ|||すんだ||

(2 人 ) ごめんなさい 。 だって ば よ 。 じん||||

お …  重い って ば よ 。 |おもい|||

これ   ぜ ~ ん ぶ   徐福 花 ? ||||じょふく|か

さよう 。  お前たち の 任務 は それ を 里 に 持って 帰る こと じゃ 。 |おまえたち||にんむ||||さと||もって|かえる||

(2 人 ) いの ! この 任務 を 依頼 した → じん|||にんむ||いらい|

張本人 を 恨み なさい ! ちょうほんにん||うらみ|

喜べ   リー 。  今日 は お前 に → よろこべ||きょう||おまえ|

とびきり の プレゼント を 持ってきた ぞ ! ||ぷれぜんと||もってきた|

俺 が 作った   特製   愛 の 漢方 丸 だ 。 おれ||つくった|とくせい|あい||かんぽう|まる|

この 漢方 丸 に は この マイト ・ ガイ の 汗 と 涙 と 愛 → |かんぽう|まる|||||||あせ||なみだ||あい

そして   仲間 たち の 熱い 友情 が 込め られて いる 。 |なかま|||あつい|ゆうじょう||こめ||

仲間 の 友情 ? そうだ ! なかま||ゆうじょう|そう だ

この 漢方 丸 を 作る ため に 必要な 薬草 を → |かんぽう|まる||つくる|||ひつような|やくそう|

ナルト たち が 採って きて くれた んだ 。 |||とって|||

サクラ さん が !? おう !  サクラ と   いの も だ 。 さくら||||さくら||||

つまり   この 漢方 丸 に は → ||かんぽう|まる||

サクラ さん の 愛 も 込め られて いる んです ね 。 さくら|||あい||こめ|||ん です|

《 サクラ さん   この ご恩 に 応える ため 1 日 でも 早く …  いや → さくら|||ごおん||こたえる||ひ||はやく|

1 時間 … 1 分 … 1 秒 でも 早く よく なって みせ ます !》 じかん|ぶん|びょう||はやく||||

これ を  100 個 食べれば 手術 など 恐 る る に たら ん ! ||こ|たべれば|しゅじゅつ||こわ|||||

100 個 です ね ! ( ガイ ) あ …  待て !  ちょっと 待て ! こ|||||まて||まて

それ で  1 日 何 個 ずつ 食べれば いい んでしょう か ? ||ひ|なん|こ||たべれば|||

二度と 同じ 間違い は 犯さ ない と いう こと か 。 にどと|おなじ|まちがい||おかさ|||||

えらい ぞ   リー 。  だが 今回 は 1 日 → ||||こんかい||ひ

100 個 だ ! こ|

う お ぉ ~!

お前 だけ に 苦労 は させ ない ぞ 。 おまえ|||くろう||さ せ||

お前 が 食べて る 間 俺 は   高速 腕 立て  1,000 回 だ   リー おまえ||たべて||あいだ|おれ||こうそく|うで|たて|かい||

( くも じい ) もしもし   そこ の あなた 。

たまに は   空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は   どう じゃ ろう ? ||から||にっぽん||ながめて||||||||

今回   わし ら が 飛ぶ の は 鬼怒川   那須 高原 じゃ 。 こんかい||||とぶ|||きぬかわ|なす|こうげん|

( くも み ) うわ ~ っ ! とっても きれいな 紅葉 ! ||||||こうよう

絶景 の 紅葉 も   たっぷり ! ぜっけい||こうよう||

もちろん   不思議な 風景 や 建物 も いっぱいじゃ 。 |ふしぎな|ふうけい||たてもの||

うわ っ !  な んです か ?  これ 。 |||ん です||

では   そろそろ 出発 じゃ 。 ||しゅっぱつ|