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ナルト, Naruto Episode 138

Naruto Episode 138

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ

♪ 明日 なんて もう いら ない から

♪ 握った 拳 を 隠す な よ

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ

♪ 少年 よ 心 の 銃 の

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に

♪ たった 今 生き て いる から

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ すべて の 本当 と 嘘 を

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に

♪ すべて の 若者 は 言った

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる

♪ からっぽ の この 街 で

♪ すべて の 若者 は 行った

♪ 風 の 無い この 夜 に

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から

♪ ~

( 自 来 也 ) 口 寄せ の 術 !

( 自 来 也 ) ナルト つかまれ !

よし ! 引き上げろ !

( カゲロウ ) そこ か !

( カゲロウ ) えい ! 分身 体 の ほう か 。

( ナルト ) こっち だって ば よ !

反撃 行く ぜ !

螺旋 丸 ! 行け ! ( カゲロウ ) 何 ! ?

この ~ !

( カゲロウ ) う っ ! う わ ~ !

やった ! 気 を 付けろ ナルト !

あと 2 人 潜 ん でる ぞ ! えっ ! ?

( 自 来 也 ) そ ~ れ おいで な すった !

( ジグモ ) カゲロウ 。 ( カミキリ ) ここ は いったん 引く ぞ 。

だっ … 待て !

逃げ足 速 すぎる って ば よ 。

ナルト 何 ボ ~ っと し てる ん だ ? あ … 。

サクラ は どう し た ? あっ ヤッベェ !

サクラ ちゃん !

( サクラ ) あっ ナルト 。

あぁ よかった 無事 だった か ササメ ちゃん !

ええ ササメ ちゃん は 無事 よ ササメ ちゃん は 。

あら ? 何 怒って る ん だって ば よ ?

ここ で ひと休み し ま しょ う 。

サクラ その めん こい 子 は 何者 だ ?

はい そこ まで 。

どう し た ? サクラ 。

はい それ 以上 近づか ない !

ん ?

え ぇ ~ ! ? おい ! わし が 興味 ある の は 大人 の 女 じゃ !

誤解 し て は いかん ぞ 誤解 し て は ! うん うん 。

誤解 じゃあ ない サクラ ちゃん も やっと

エロ 仙人 の 本性 が 分かって き た みたい だって ば よ 。

だから エロ 仙人 は やめろ って 言った だ ろ !

そんじゃ あ スケベ 仙人 だ !

2 人 と も やめ な さ ~ い !

ササメ ちゃん が おびえ てる じゃ ない !

( ナルト ・ 自 来 也 ) はい … 。 全く もう … 。

この 子 は ササメ ちゃん 田 ノ 国 の 忍者 。

ふう ま 一族 の 一 人 で

大 蛇 丸 に 連れ て いか れ た いとこ を 捜す ため に

アジト を 探って い た の よ 。

あ あそ ん で 今 の 忍者 たち は

アジト の 秘密 を 守る ため に ササメ ちゃん を 狙って き た ん だ 。

ほう ふう ま 一族 と な 。

お っ 知 っ てん の か ?

宿場町 で ふう ま 一族 を 抜け た 忍者 たち と 接触 し た ん だ が のう 。

何 ~ ! ? エロ 仙人 が 真面目 に 探索 活動 や って たっ つう の か ! ?

… って 信じ られ ない !

あい や な に よ さ そう な スナック に 行ったら

そい つ ら の アジト だった っ ちゅう だけ の 話 だ が の 。

何 だ よ ! 結局 姉ちゃん たち と 遊 ん で た だけ な ん だ ろ !

お前 誤解 を 生む よう な 言い 方 を し ちゃ い かんのう 。

わし を 尊敬 し とる サクラ まで お前 … 。

とっくに 尊敬 し て ませ ん から !

あっ そう … あ そ っか ぁ … 。

( ササメ ) ふう ま 一族 の 者 が … 。

あぁ 頭 は ハンザキ と か 言って おった が ?

ハンザキ たち は 一族 を 捨て た 裏切り者 たち です 。

( 自 来 也 ) ほう 。

その 人 たち が 何 か し た ん です か ?

わし の 路 銀 を 狙った から ちょっと 懲らしめ ついでに

大 蛇 丸 の アジト の こと を 聞こ う と し た ん だ が

何 も 知ら ん かった 。

ふ ぅ ~ あの … 。

大 蛇 丸 の アジト なら 私 が 案内 でき ます 。

ホント か ? ええ 。

やった って ば よ !

( ササメ ) う っ … あっ … 。 まだ 傷 は 癒え て ない わ 。

無理 し ちゃ ダメ 。 ええ でも … 。

( 自 来 也 ・ サクラ ・ ナルト ) ん ?

( ササメ ) ここ が 音 隠れ の 里 の 入り口 。

あの 山 の 奥 に 大 蛇 丸 の アジト が 。

《 あの 山 の どこ か に きっと サスケ 君 が … 》

よ ~ し ! いよいよ だって ば よ !

急 い で 行 こ う ぜ ! ま ぁ 待て 。

何で だ よ ! ? 急 が なけ れ ば

大 蛇 丸 の アジト に 着く 前 に 日 が 暮れ て しまい ます 。

そう だ よ ! もう すぐ 目 と 鼻 の 先 に

サスケ が いる ん だ ぞ エロ 仙人 !

助ける ん なら 一刻 も 早い ほう が … 何で 待た なきゃ いけ ない の ! ?

( 自 来 也 の おなか が 鳴る 音 )

えっ … ? 何 … ?

あぁ い や ぁ … アハ ハハ … 。

その … 腹 が 減って のう … 。

あの なぁ ! 忍 たる 者 … !

( 自 来 也 ) 腹 が 減って は 戦 は でき ぬ !

ここ から 先 は 本格 的 な 敵地 と なる

ゆっくり 腹ごしらえ する 時間 も ない じゃ ろう から のう 。

さ ぁ お前 ら も 食え ほら 食え 。

( サクラ ・ ナルト ) は ぁ … 。 ( ササメ ) あっ … 。

ンフフフフ ~ うまい ぞ こりゃ あ !

これ って ば 待って る 俺 たち の ため に 準備 し て くれ た の か ?

いや な スナック の いちばん キレイ な 姉ちゃん が

わし の 色 香 に ざわめ い た らしく て な 。

オッ ホホホ … !

愛情 込め て 握って くれ たり し て くれ ちゃ ったり し た の よ ~。

ウッフフフ … !

( ササメ ) 私 お茶 を 入れ て き ます 。

おう すま ん の 。

なかなか うまい って ば よ 。

( ササメ ) お茶 入り まし た 。

( ササメ ) はい 。

はい 。 ( 自 来 也 ) おう 。

はい 。 あっ ありがとう ササメ ちゃん 。

プハッ ! ササメ ちゃん も こっち へ 来 て

一緒に 食べ とい た ほう が いい わ 。 は い 。

あ … あっ 。

♪ ~

ぐ っ … ぐ は ~。

あっ … エロ 仙人 どう し た ん だ って … 。

あっ ! ナルト … う っ … 。

♪ ~

♪ ~

( カミキリ ) フフフ … ササメ やり おった な 。

( ジグモ ) こう なりゃ こっち の もん さ 。

( カゲロウ ) う … う っ … 。

( ジグモ ) 傷 は まだ 癒え て ねえ カゲロウ お前 は ここ で 待って いろ 。

あいつ ら 木 ノ 葉 の 忍 に 違いない 。

木 ノ 葉 の 追っ手 を 始末 し た と なれ ば

大 蛇 丸 様 も われら ふう ま 一族 の 力

お 認め くださる だ ろ う 。

ああ … 。

( ジグモ ) 朗報 を 持って 戻って こよ う ぞ !

( カミキリ ) 木 ノ 葉 隠れ の 者 たち の 首 を 土産 に !

♪ ~

( 足音 )

( ササメ ) < はっ ! >

< やっと 見つけ た !

あっ ! >

< 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 者 か と 思え ば

なんと ササメ で は ない か >

< あっ … カミキリ ジグモ カゲロウ ! >

( カミキリ ) < 変わった 再会 だ な >

( ササメ ) < アラシ 兄ちゃん は ? みんな と 一緒 じゃ なかった の ? >

< アラシ は 大 蛇 丸 様 の お 近く に 仕え

修業 の 日々 を 過ごし て いる > ( ササメ ) < はっ … 。

アラシ 兄ちゃん に 会 える の ? >

< お前 も われら と 共に 大 蛇 丸 様 の ため に 働く なら

きっと 会 える だ ろ う >

♪ ~

( ジグモ ) 首尾 は ?

( カミキリ ) よく やった 。 ( ササメ ) これ で

アラシ 兄ちゃん に 会わ せ て もら える ね 。

こいつ ら に とどめ を 刺し たら な 。

どう し て ? 捕まえ たら

検分 の ため に 大 蛇 丸 様 の 所 へ 連れ て いく だけ だ って … 。

検分 に は 首 だけ が あれ ば いい 。

ダメ ! この 人 たち 私 の ため に … 。

どけ !

な っ … 。 ( ジグモ ) ん ! ?

ヘッ 。 ( ジグモ ) な っ ! ?

ふう ま の しびれ 薬 が 効か な ん だ と ! ?

そんな の 最初 っ から お 見通し な ん だって ば よ !

サクラ ちゃん !

( カミキリ ) 《 あっ ! ? 変わり 身 ? 》

ササメ ちゃん を 頼む 。 任せ とい て 。

ササメ ちゃん しっかり !

あ … 。

何で … 何で ササメ ちゃん が

こんな こと やら なきゃ いけ ねえ ん だ ! ?

嫌々 やって いる わけ で は ない ササメ が 望 ん で やった こと だ 。

うそ つけ !

( カミキリ ) 本当 さ 。

( ササメ ) < 何 を … 何 を すれ ば また アラシ 兄ちゃん に 会 える の ? >

( カミキリ ) < 難しい こと で は ない 。

田 ノ 国 へ の 侵略 者 を 眠ら せ れ ば よい だけ だ >

< 殺す の ? > ( カミキリ ) < 大 蛇 丸 様 の 所 へ

検分 の ため に 連れ て ゆく > ( ササメ ) < 殺さ ない の ね ! ? >

< それ だけ の 仕事 を 成せ ば 大 蛇 丸 様 も 認め て くださる >

< ハンザキ たち は アラシ 兄ちゃん たち が 大 蛇 丸 に だまさ れ て いる と …

利用 さ れ て 捨て られる だけ だ と … >

< ハンザキ など しょせん 里 を 捨て た 裏切り者 。

われら の 言う こと を 信じる か

それとも 裏切り者 を 信じる か … >

< 大 蛇 丸 様 は 必ずや われら ふう ま 一族 を

復興 し て くださる お方 だ >

( カミキリ ) < ササメ まだ 年 端 も 行か ぬ と は いえ

お前 も ふう ま の 衆 。

われら 一族 の 復興 の ため 力 を 貸せ >

やっぱり ササメ ちゃん を だまし た ん じゃ ねえ か !

すべて は ふう ま 一族 再興 の ため !

この !

影 分身 の 術 !

行く ぜ ! ( カミキリ ) あっ !

うずまき … 。

ナルト 連 弾 ! ( カミキリ ) う わ っ !

( ジグモ ) あっ … マズ い !

( ジグモ ) う わ っ !

( 自 来 也 ) 螺旋 丸 !

( ジグモ ) ぐ わ っ !

( ジグモ ) あぁ … 。 ( カミキリ ) う ぅ … 。

これ は ササメ ちゃん の 分 だ ! 覚悟 しろ って ば よ !

あっ ! ナルト ! あっ … う わ っ 。

お前 は … さっき の … 。

( 自 来 也 ) 例 の 土 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 使い か … だが のう

この 岩場 じゃ ああ の 術 は 使って も 意味 が ない のう 。

( カゲロウ ) 確か に 。

蟻 地獄 が 土 の 中 から 現れ

陽光 の 下 で 羽 を 広げる の は ひととき の 輝き に すぎ ぬ 。

それ は かげろう と し て 死ぬ る とき !

気 を 付けろ 。

♪ ~

何 だ ? こりゃ … 。

見ろ ナルト 。

♪ ~

あっ … 。

♪ ~

な … なんと ! ? お前 女 だった の か ! ?

( カゲロウ ) 一族 を もう 一 度 日 の 当たる 場所 に … 。

大 蛇 丸 様 が そう 約束 し て くださった の です 。

その ため なら ば 一生 に 一 度 の この 術 を 使 お う と も … 。

( カゲロウ ) 蜉蝣 忍法 泡 沫 。

え … あぁ ! ナルト わし に つけ !

♪ ~

ナルト … 。

♪ ~

あっ … 。

おい これ は … 見 た こと が ある よう な … 。

忍法 蝦蟇口 縛り の 術 。

妙 木 山 岩 宿 の 大 蝦蟇 の

飛びっ切り 丈夫 な 胃袋 を 口 寄せ し た 。

胃袋 … 。

えっ ! ? … って 溶け てる … 。

こう で も せ ね ば あや つ の チャクラ は 防 げ なかった のう 。

信じ て い た … 。

いつか 一族 を もう 一 度 … 。

そう 信じ て … 。

消え た って ば よ … 。

敵 ながら あっぱれ 。

恐らく 命 の すべて を 懸けて 仲間 を 救 お う と し た の で あ ろ う 。

許 せ ねえ … 。

あいつ ら も … ふう ま の 忍者 たち も …

一族 を 思う 気持ち は 俺 たち と 同じ だって ば よ !

一族 を 復興 さ せよ う って いう ふう ま の みんな の 心 を 利用 し て … 。

大 蛇 丸 だけ は 絶対 俺 が ぶ っ 飛ばす !

♪ ~

う っ … 。

う ぅ … 。

こ … ここ は ?

カゲロウ !

お前 俺 たち を 助ける ため に 命 を 懸け た の か … 。

♪ ~

バカ 野郎 !

♪ ~

( ジグモ ) お 願い で ござい ます 。

大 蛇 丸 様 の 医療 忍術 を 用い

余命 いく ば く も ない 仲間 の 命 を お 救い ください ませ !

( 大 蛇 丸 ) お前 たち 胸 に 手 を 当て て 考え なさい 。

何 を 成し 何 を 成し え なかった か … ね 。

われら は ふう ま 一族 復興 の ため

大 蛇 丸 様 の 力 と なら ん と

命 を 賭 し て 務め て まいり まし た !

われら の 働き を お 認め ください !

( 大 蛇 丸 ) 自分 の 犯し た 失敗 は

その 身 を もって 償う しか ない の よ 。

♪ ~

( カミキリ ) 大 蛇 丸 様 !

裏切り 御免 !

あっ ! ( ジグモ ) う っ !

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) フフフ … フフ フフ … 。

ハハハハ … !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに

♪ 色褪せ た 言葉 は

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった

♪ 答え の 出 ない 夜 と

♪ 一片 の 温もり と

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの

♪ 時 の しずく

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶

♪ 失 くし た 言葉

♪ ~

♪ この 思い は

〈 あれ が 大 蛇 丸 の 館 〉

( 自 来 也 ) 〈 屋敷 を 地中 に 構える と は いかに も あいつ らしい のう 〉

〈 あの 屋敷 の どこ か に サスケ 君 が いる の ね ! 〉

〈 サクラ ちゃん 急ぐ って ば よ ! 〉 〈 ええ ! 〉

( 自 来 也 ) 〈 気 を 付け ろ ここ から 先 は 地獄 の 一 丁目 だ 。

鬼 が 出る か 蛇 が 出る か 〉 〈 ハッ ! 望む ところ だ !

鬼 も 蛇 も ぶ っ 飛ばし て この 俺 が サスケ と アラシ 兄ちゃん を

連れ戻し て やる って ば よ ! 〉

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Naruto Episode 138 naruto|episode Naruto Episode 138

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ 少年 よ 聞い て くれ しょうねん||ききい||

♪ 人間 なんて たいし た もん じゃ ない さ にんげん|||||||

♪ 明日 なんて もう いら ない から あした|||||

♪ 握った 拳 を 隠す な よ にぎった|けん||かくす||

♪ 不安 に 夢 を 売りとばす ほど ふあん||ゆめ||うりとばす|

♪ まだ 老 いぼ れ ちゃ い ない だ ろ |ろう|||||||

♪ 少年 よ 心 の 銃 の しょうねん||こころ||じゅう|

♪ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ ひきがね||ひける|||きみ||

♪ ~

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ どう しよ も なく くだらない

♪ この 素晴らしい 世界 に |すばらしい|せかい|

♪ たった 今 生き て いる から |いま|いき|||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ すべて の 本当 と 嘘 を ||ほんとう||うそ|

♪ 決して 忘れ て しまわ ない よう に けっして|わすれ|||||

♪ すべて の 若者 は 言った ||わかもの||いった

♪ 死ぬ に は 若 すぎる だ ろ う しぬ|||わか||||

♪ しらけ た 面 が 並 ん でる ||おもて||なみ||

♪ からっぽ の この 街 で |||がい|

♪ すべて の 若者 は 行った ||わかもの||おこなった

♪ 風 の 無い この 夜 に かぜ||ない||よ|

♪ 何 か を 変えよ う と し てる から なん|||かえよ|||||

♪ ~

( 自 来 也 ) 口 寄せ の 術 ! じ|らい|や|くち|よせ||じゅつ

( 自 来 也 ) ナルト つかまれ ! じ|らい|や||つかま れ

よし ! 引き上げろ ! |ひきあげろ

( カゲロウ ) そこ か !

( カゲロウ ) えい ! 分身 体 の ほう か 。 ||ぶんしん|からだ|||

( ナルト ) こっち だって ば よ !

反撃 行く ぜ ! はんげき|いく|

螺旋 丸 ! 行け ! ( カゲロウ ) 何 ! ? らせん|まる|いけ||なん

この ~ !

( カゲロウ ) う っ ! う わ ~ !

やった ! 気 を 付けろ ナルト ! |き||つけろ|

あと 2 人 潜 ん でる ぞ ! えっ ! ? |じん|ひそ||||

( 自 来 也 ) そ ~ れ おいで な すった ! じ|らい|や|||||

( ジグモ ) カゲロウ 。 ( カミキリ ) ここ は いったん 引く ぞ 。 ||||||ひく|

だっ … 待て ! |まて

逃げ足 速 すぎる って ば よ 。 にげあし|はや||||

ナルト 何 ボ ~ っと し てる ん だ ? あ … 。 |なん|||||||

サクラ は どう し た ? あっ ヤッベェ ! さくら||||||

サクラ ちゃん ! さくら|

( サクラ ) あっ ナルト 。

あぁ よかった 無事 だった か ササメ ちゃん ! ||ぶじ||||

ええ ササメ ちゃん は 無事 よ ササメ ちゃん は 。 ||||ぶじ||||

あら ? 何 怒って る ん だって ば よ ? |なん|いかって|||||

ここ で ひと休み し ま しょ う 。 ||ひとやすみ||||

サクラ その めん こい 子 は 何者 だ ? さくら||||こ||なにもの|

はい そこ まで 。

どう し た ? サクラ 。 |||さくら

はい それ 以上 近づか ない ! ||いじょう|ちかづか|

ん ?

え ぇ ~ ! ? おい ! わし が 興味 ある の は 大人 の 女 じゃ ! |||||きょうみ||||おとな||おんな|

誤解 し て は いかん ぞ 誤解 し て は ! うん うん 。 ごかい||||||ごかい|||||

誤解 じゃあ ない サクラ ちゃん も やっと ごかい|||さくら|||

エロ 仙人 の 本性 が 分かって き た みたい だって ば よ 。 |せんにん||ほんしょう||わかって||||||

だから エロ 仙人 は やめろ って 言った だ ろ ! ||せんにん||||いった||

そんじゃ あ スケベ 仙人 だ ! |||せんにん|

2 人 と も やめ な さ ~ い ! じん||||||

ササメ ちゃん が おびえ てる じゃ ない !

( ナルト ・ 自 来 也 ) はい … 。 全く もう … 。 |じ|らい|や||まったく|

この 子 は ササメ ちゃん 田 ノ 国 の 忍者 。 |こ||||た||くに||にんじゃ

ふう ま 一族 の 一 人 で ||いちぞく||ひと|じん|

大 蛇 丸 に 連れ て いか れ た いとこ を 捜す ため に だい|へび|まる||つれ|||||||さがす||

アジト を 探って い た の よ 。 ||さぐって||||

あ あそ ん で 今 の 忍者 たち は ||||いま||にんじゃ||

アジト の 秘密 を 守る ため に ササメ ちゃん を 狙って き た ん だ 。 ||ひみつ||まもる||||||ねらって||||

ほう ふう ま 一族 と な 。 |||いちぞく||

お っ 知 っ てん の か ? ||ち||||

宿場町 で ふう ま 一族 を 抜け た 忍者 たち と 接触 し た ん だ が のう 。 しゅくばまち||||いちぞく||ぬけ||にんじゃ|||せっしょく||||||

何 ~ ! ? エロ 仙人 が 真面目 に 探索 活動 や って たっ つう の か ! ? なん||せんにん||まじめ||たんさく|かつどう||||||

… って 信じ られ ない ! |しんじ||

あい や な に よ さ そう な スナック に 行ったら ||||||||すなっく||おこなったら

そい つ ら の アジト だった っ ちゅう だけ の 話 だ が の 。 ||||||||||はなし|||

何 だ よ ! 結局 姉ちゃん たち と 遊 ん で た だけ な ん だ ろ ! なん|||けっきょく|ねえちゃん|||あそ||||||||

お前 誤解 を 生む よう な 言い 方 を し ちゃ い かんのう 。 おまえ|ごかい||うむ|||いい|かた|||||

わし を 尊敬 し とる サクラ まで お前 … 。 ||そんけい|||さくら||おまえ

とっくに 尊敬 し て ませ ん から ! |そんけい|||||

あっ そう … あ そ っか ぁ … 。

( ササメ ) ふう ま 一族 の 者 が … 。 |||いちぞく||もの|

あぁ 頭 は ハンザキ と か 言って おった が ? |あたま|||||いって||

ハンザキ たち は 一族 を 捨て た 裏切り者 たち です 。 |||いちぞく||すて||うらぎりもの||

( 自 来 也 ) ほう 。 じ|らい|や|

その 人 たち が 何 か し た ん です か ? |じん|||なん||||||

わし の 路 銀 を 狙った から ちょっと 懲らしめ ついでに ||じ|ぎん||ねらった|||こらしめ|

大 蛇 丸 の アジト の こと を 聞こ う と し た ん だ が だい|へび|まる||||||ききこ|||||||

何 も 知ら ん かった 。 なん||しら||

ふ ぅ ~ あの … 。

大 蛇 丸 の アジト なら 私 が 案内 でき ます 。 だい|へび|まる||||わたくし||あんない||

ホント か ? ええ 。 ほんと||

やった って ば よ !

( ササメ ) う っ … あっ … 。 まだ 傷 は 癒え て ない わ 。 |||||きず||いえ|||

無理 し ちゃ ダメ 。 ええ でも … 。 むり|||だめ||

( 自 来 也 ・ サクラ ・ ナルト ) ん ? じ|らい|や|||

( ササメ ) ここ が 音 隠れ の 里 の 入り口 。 |||おと|かくれ||さと||いりぐち

あの 山 の 奥 に 大 蛇 丸 の アジト が 。 |やま||おく||だい|へび|まる|||

《 あの 山 の どこ か に きっと サスケ 君 が … 》 |やま||||||さすけ|きみ|

よ ~ し ! いよいよ だって ば よ !

急 い で 行 こ う ぜ ! ま ぁ 待て 。 きゅう|||ぎょう||||||まて

何で だ よ ! ? 急 が なけ れ ば なんで|||きゅう||||

大 蛇 丸 の アジト に 着く 前 に 日 が 暮れ て しまい ます 。 だい|へび|まる||||つく|ぜん||ひ||くれ|||

そう だ よ ! もう すぐ 目 と 鼻 の 先 に |||||め||はな||さき|

サスケ が いる ん だ ぞ エロ 仙人 ! さすけ|||||||せんにん

助ける ん なら 一刻 も 早い ほう が … 何で 待た なきゃ いけ ない の ! ? たすける|||いっこく||はやい|||なんで|また||||

( 自 来 也 の おなか が 鳴る 音 ) じ|らい|や||||なる|おと

えっ … ? 何 … ? |なん

あぁ い や ぁ … アハ ハハ … 。

その … 腹 が 減って のう … 。 |はら||へって|

あの なぁ ! 忍 たる 者 … ! ||おし||もの

( 自 来 也 ) 腹 が 減って は 戦 は でき ぬ ! じ|らい|や|はら||へって||いくさ|||

ここ から 先 は 本格 的 な 敵地 と なる ||さき||ほんかく|てき||てきち||

ゆっくり 腹ごしらえ する 時間 も ない じゃ ろう から のう 。 |はらごしらえ||じかん||||||

さ ぁ お前 ら も 食え ほら 食え 。 ||おまえ|||くえ||くえ

( サクラ ・ ナルト ) は ぁ … 。 ( ササメ ) あっ … 。

ンフフフフ ~ うまい ぞ こりゃ あ !

これ って ば 待って る 俺 たち の ため に 準備 し て くれ た の か ? |||まって||おれ|||||じゅんび||||||

いや な スナック の いちばん キレイ な 姉ちゃん が ||すなっく|||||ねえちゃん|

わし の 色 香 に ざわめ い た らしく て な 。 ||いろ|かおり|||||||

オッ ホホホ … !

愛情 込め て 握って くれ たり し て くれ ちゃ ったり し た の よ ~。 あいじょう|こめ||にぎって|||||||||||

ウッフフフ … !

( ササメ ) 私 お茶 を 入れ て き ます 。 |わたくし|おちゃ||いれ|||

おう すま ん の 。

なかなか うまい って ば よ 。

( ササメ ) お茶 入り まし た 。 |おちゃ|はいり||

( ササメ ) はい 。

はい 。 ( 自 来 也 ) おう 。 |じ|らい|や|

はい 。 あっ ありがとう ササメ ちゃん 。

プハッ ! ササメ ちゃん も こっち へ 来 て ||||||らい|

一緒に 食べ とい た ほう が いい わ 。 は い 。 いっしょに|たべ||||||||

あ … あっ 。

♪ ~

ぐ っ … ぐ は ~。

あっ … エロ 仙人 どう し た ん だ って … 。 ||せんにん||||||

あっ ! ナルト … う っ … 。

♪ ~

♪ ~

( カミキリ ) フフフ … ササメ やり おった な 。

( ジグモ ) こう なりゃ こっち の もん さ 。

( カゲロウ ) う … う っ … 。

( ジグモ ) 傷 は まだ 癒え て ねえ カゲロウ お前 は ここ で 待って いろ 。 |きず|||いえ||||おまえ||||まって|

あいつ ら 木 ノ 葉 の 忍 に 違いない 。 ||き||は||おし||ちがいない

木 ノ 葉 の 追っ手 を 始末 し た と なれ ば き||は||おって||しまつ|||||

大 蛇 丸 様 も われら ふう ま 一族 の 力 だい|へび|まる|さま|||||いちぞく||ちから

お 認め くださる だ ろ う 。 |みとめ||||

ああ … 。

( ジグモ ) 朗報 を 持って 戻って こよ う ぞ ! |ろうほう||もって|もどって|||

( カミキリ ) 木 ノ 葉 隠れ の 者 たち の 首 を 土産 に ! |き||は|かくれ||もの|||くび||みやげ|

♪ ~

( 足音 ) あしおと

( ササメ ) < はっ ! >

< やっと 見つけ た ! |みつけ|

あっ ! >

< 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 者 か と 思え ば き||は|かくれ||さと||もの|||おもえ|

なんと ササメ で は ない か >

< あっ … カミキリ ジグモ カゲロウ ! >

( カミキリ ) < 変わった 再会 だ な > |かわった|さいかい||

( ササメ ) < アラシ 兄ちゃん は ? みんな と 一緒 じゃ なかった の ? > ||にいちゃん||||いっしょ|||

< アラシ は 大 蛇 丸 様 の お 近く に 仕え ||だい|へび|まる|さま|||ちかく||つかえ

修業 の 日々 を 過ごし て いる > ( ササメ ) < はっ … 。 しゅぎょう||ひび||すごし||||

アラシ 兄ちゃん に 会 える の ? > |にいちゃん||かい||

< お前 も われら と 共に 大 蛇 丸 様 の ため に 働く なら おまえ||||ともに|だい|へび|まる|さま||||はたらく|

きっと 会 える だ ろ う > |かい||||

♪ ~

( ジグモ ) 首尾 は ? |しゅび|

( カミキリ ) よく やった 。 ( ササメ ) これ で

アラシ 兄ちゃん に 会わ せ て もら える ね 。 |にいちゃん||あわ|||||

こいつ ら に とどめ を 刺し たら な 。 |||||さし||

どう し て ? 捕まえ たら |||つかまえ|

検分 の ため に 大 蛇 丸 様 の 所 へ 連れ て いく だけ だ って … 。 けんぶん||||だい|へび|まる|さま||しょ||つれ|||||

検分 に は 首 だけ が あれ ば いい 。 けんぶん|||くび|||||

ダメ ! この 人 たち 私 の ため に … 。 だめ||じん||わたくし|||

どけ !

な っ … 。 ( ジグモ ) ん ! ?

ヘッ 。 ( ジグモ ) な っ ! ?

ふう ま の しびれ 薬 が 効か な ん だ と ! ? ||||くすり||きか||||

そんな の 最初 っ から お 見通し な ん だって ば よ ! ||さいしょ||||みとおし|||||

サクラ ちゃん ! さくら|

( カミキリ ) 《 あっ ! ? 変わり 身 ? 》 ||かわり|み

ササメ ちゃん を 頼む 。 任せ とい て 。 |||たのむ|まかせ||

ササメ ちゃん しっかり !

あ … 。

何で … 何で ササメ ちゃん が なんで|なんで|||

こんな こと やら なきゃ いけ ねえ ん だ ! ?

嫌々 やって いる わけ で は ない ササメ が 望 ん で やった こと だ 。 いやいや|||||||||のぞみ|||||

うそ つけ !

( カミキリ ) 本当 さ 。 |ほんとう|

( ササメ ) < 何 を … 何 を すれ ば また アラシ 兄ちゃん に 会 える の ? > |なん||なん||||||にいちゃん||かい||

( カミキリ ) < 難しい こと で は ない 。 |むずかしい||||

田 ノ 国 へ の 侵略 者 を 眠ら せ れ ば よい だけ だ > た||くに|||しんりゃく|もの||ねむら||||||

< 殺す の ? > ( カミキリ ) < 大 蛇 丸 様 の 所 へ ころす|||だい|へび|まる|さま||しょ|

検分 の ため に 連れ て ゆく > ( ササメ ) < 殺さ ない の ね ! ? > けんぶん||||つれ||||ころさ|||

< それ だけ の 仕事 を 成せ ば 大 蛇 丸 様 も 認め て くださる > |||しごと||なせ||だい|へび|まる|さま||みとめ||

< ハンザキ たち は アラシ 兄ちゃん たち が 大 蛇 丸 に だまさ れ て いる と … ||||にいちゃん|||だい|へび|まる||||||

利用 さ れ て 捨て られる だけ だ と … > りよう||||すて||||

< ハンザキ など しょせん 里 を 捨て た 裏切り者 。 |||さと||すて||うらぎりもの

われら の 言う こと を 信じる か ||いう|||しんじる|

それとも 裏切り者 を 信じる か … > |うらぎりもの||しんじる|

< 大 蛇 丸 様 は 必ずや われら ふう ま 一族 を だい|へび|まる|さま||かならずや||||いちぞく|

復興 し て くださる お方 だ > ふっこう||||おかた|

( カミキリ ) < ササメ まだ 年 端 も 行か ぬ と は いえ |||とし|はし||いか||||

お前 も ふう ま の 衆 。 おまえ|||||しゅう

われら 一族 の 復興 の ため 力 を 貸せ > |いちぞく||ふっこう|||ちから||かせ

やっぱり ササメ ちゃん を だまし た ん じゃ ねえ か !

すべて は ふう ま 一族 再興 の ため ! ||||いちぞく|さいこう||

この !

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

行く ぜ ! ( カミキリ ) あっ ! いく|||

うずまき … 。

ナルト 連 弾 ! ( カミキリ ) う わ っ ! |れん|たま||||

( ジグモ ) あっ … マズ い !

( ジグモ ) う わ っ !

( 自 来 也 ) 螺旋 丸 ! じ|らい|や|らせん|まる

( ジグモ ) ぐ わ っ !

( ジグモ ) あぁ … 。 ( カミキリ ) う ぅ … 。

これ は ササメ ちゃん の 分 だ ! 覚悟 しろ って ば よ ! |||||ぶん||かくご||||

あっ ! ナルト ! あっ … う わ っ 。

お前 は … さっき の … 。 おまえ|||

( 自 来 也 ) 例 の 土 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 使い か … だが のう じ|らい|や|れい||つち|がい|c|ba|e|b|c|a|つかい|||

この 岩場 じゃ ああ の 術 は 使って も 意味 が ない のう 。 |いわば||||じゅつ||つかって||いみ|||

( カゲロウ ) 確か に 。 |たしか|

蟻 地獄 が 土 の 中 から 現れ あり|じごく||つち||なか||あらわれ

陽光 の 下 で 羽 を 広げる の は ひととき の 輝き に すぎ ぬ 。 ようこう||した||はね||ひろげる|||||かがやき|||

それ は かげろう と し て 死ぬ る とき ! ||||||しぬ||

気 を 付けろ 。 き||つけろ

♪ ~

何 だ ? こりゃ … 。 なん||

見ろ ナルト 。 みろ|

♪ ~

あっ … 。

♪ ~

な … なんと ! ? お前 女 だった の か ! ? ||おまえ|おんな|||

( カゲロウ ) 一族 を もう 一 度 日 の 当たる 場所 に … 。 |いちぞく|||ひと|たび|ひ||あたる|ばしょ|

大 蛇 丸 様 が そう 約束 し て くださった の です 。 だい|へび|まる|さま|||やくそく|||||

その ため なら ば 一生 に 一 度 の この 術 を 使 お う と も … 。 ||||いっしょう||ひと|たび|||じゅつ||つか||||

( カゲロウ ) 蜉蝣 忍法 泡 沫 。 |かげろう|にんぽう|あわ|まつ

え … あぁ ! ナルト わし に つけ !

♪ ~

ナルト … 。

♪ ~

あっ … 。

おい これ は … 見 た こと が ある よう な … 。 |||み||||||

忍法 蝦蟇口 縛り の 術 。 にんぽう|がまぐち|しばり||じゅつ

妙 木 山 岩 宿 の 大 蝦蟇 の たえ|き|やま|いわ|やど||だい|がま|

飛びっ切り 丈夫 な 胃袋 を 口 寄せ し た 。 とびっきり|じょうぶ||いぶくろ||くち|よせ||

胃袋 … 。 いぶくろ

えっ ! ? … って 溶け てる … 。 ||とけ|

こう で も せ ね ば あや つ の チャクラ は 防 げ なかった のう 。 |||||||||||ふせ|||

信じ て い た … 。 しんじ|||

いつか 一族 を もう 一 度 … 。 |いちぞく|||ひと|たび

そう 信じ て … 。 |しんじ|

消え た って ば よ … 。 きえ||||

敵 ながら あっぱれ 。 てき||

恐らく 命 の すべて を 懸けて 仲間 を 救 お う と し た の で あ ろ う 。 おそらく|いのち||||かけて|なかま||すく||||||||||

許 せ ねえ … 。 ゆる||

あいつ ら も … ふう ま の 忍者 たち も … ||||||にんじゃ||

一族 を 思う 気持ち は 俺 たち と 同じ だって ば よ ! いちぞく||おもう|きもち||おれ|||おなじ|||

一族 を 復興 さ せよ う って いう ふう ま の みんな の 心 を 利用 し て … 。 いちぞく||ふっこう|||||||||||こころ||りよう||

大 蛇 丸 だけ は 絶対 俺 が ぶ っ 飛ばす ! だい|へび|まる|||ぜったい|おれ||||とばす

♪ ~

う っ … 。

う ぅ … 。

こ … ここ は ?

カゲロウ !

お前 俺 たち を 助ける ため に 命 を 懸け た の か … 。 おまえ|おれ|||たすける|||いのち||かけ|||

♪ ~

バカ 野郎 ! ばか|やろう

♪ ~

( ジグモ ) お 願い で ござい ます 。 ||ねがい|||

大 蛇 丸 様 の 医療 忍術 を 用い だい|へび|まる|さま||いりょう|にんじゅつ||もちい

余命 いく ば く も ない 仲間 の 命 を お 救い ください ませ ! よめい||||||なかま||いのち|||すくい||

( 大 蛇 丸 ) お前 たち 胸 に 手 を 当て て 考え なさい 。 だい|へび|まる|おまえ||むね||て||あて||かんがえ|

何 を 成し 何 を 成し え なかった か … ね 。 なん||なし|なん||なし||||

われら は ふう ま 一族 復興 の ため ||||いちぞく|ふっこう||

大 蛇 丸 様 の 力 と なら ん と だい|へび|まる|さま||ちから||||

命 を 賭 し て 務め て まいり まし た ! いのち||かけ|||つとめ||||

われら の 働き を お 認め ください ! ||はたらき|||みとめ|

( 大 蛇 丸 ) 自分 の 犯し た 失敗 は だい|へび|まる|じぶん||おかし||しっぱい|

その 身 を もって 償う しか ない の よ 。 |み|||つぐなう||||

♪ ~

( カミキリ ) 大 蛇 丸 様 ! |だい|へび|まる|さま

裏切り 御免 ! うらぎり|ごめん

あっ ! ( ジグモ ) う っ !

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) フフフ … フフ フフ … 。 だい|へび|まる|||

ハハハハ … !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ 一つ一つ 思い出せ ば ひとつひとつ|おもいだせ|

♪ 全て わかって い た 気 が し て い た のに すべて||||き||||||

♪ 色褪せ た 言葉 は いろあせ||ことば|

♪ 僕 の すぐ そば に 置 い て あった ぼく|||||お|||

♪ 答え の 出 ない 夜 と こたえ||だ||よ|

♪ 一片 の 温もり と いっぺん||ぬくもり|

♪ 遥か 彼方 の 憧れ と はるか|かなた||あこがれ|

♪ ただ それ だけ を

♪ 繰り返し 僕 は 生き て いる くりかえし|ぼく||いき||

♪ ~

♪ この 両手 に 抱え て いる もの |りょうて||かかえ|||

♪ 時 の しずく じ||

♪ そっと 握り締め て 忘れ た 記憶 |にぎりしめ||わすれ||きおく

♪ 失 くし た 言葉 うしな|||ことば

♪ ~

♪ この 思い は |おもい|

〈 あれ が 大 蛇 丸 の 館 〉 ||だい|へび|まる||かん

( 自 来 也 ) 〈 屋敷 を 地中 に 構える と は いかに も あいつ らしい のう 〉 じ|らい|や|やしき||ちちゅう||かまえる|||||||

〈 あの 屋敷 の どこ か に サスケ 君 が いる の ね ! 〉 |やしき|||||さすけ|きみ||||

〈 サクラ ちゃん 急ぐ って ば よ ! 〉 〈 ええ ! 〉 さくら||いそぐ||||

( 自 来 也 ) 〈 気 を 付け ろ ここ から 先 は 地獄 の 一 丁目 だ 。 じ|らい|や|き||つけ||||さき||じごく||ひと|ちょうめ|

鬼 が 出る か 蛇 が 出る か 〉 〈 ハッ ! 望む ところ だ ! おに||でる||へび||でる|||のぞむ||

鬼 も 蛇 も ぶ っ 飛ばし て この 俺 が サスケ と アラシ 兄ちゃん を おに||へび||||とばし|||おれ|||||にいちゃん|

連れ戻し て やる って ば よ ! 〉 つれもどし|||||