Naruto Episode 149
♬ ( オ ー プニングテ ー マ )
♬~
♬ 少年 よ 聞いて くれ
♬ 人間 なんて たいした もん じゃ ない さ
♬ 明日 なんて もう いら ない から
♬ 握った 拳 を 隠す な よ
♬ 不安に 夢 を 売りとばす ほど
♬ まだ 老 いぼ れちゃ いない だ ろ
♬ 少年 よ 心 の 銃 の
♬ 引き金 を 引ける の は 君 だけ さ
♬~
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ どうし よ も なく くだらない
♬ この 素晴らしい 世界 に
♬ たった今 生きて いる から
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ すべて の 本当 と 嘘 を
♬ 決して 忘れて しまわ ない ように
♬ すべて の 若者 は 言った
♬ 死ぬ に は 若 すぎる だろう
♬ しらけた 面 が 並んで る
♬ からっぽの この 街 で
♬ すべて の 若者 は 行った
♬ 風 の 無い この 夜 に
♬ 何 か を 変えよう と して る から
♬~
( 綱 手 ) 静かだ ねぇ 。 ➡
やっぱり 平和 って の は いい ね こんなに 落ち着いて ➡
酒 が 飲める んだ から ねぇ 。
( シズネ ) … って お 酒 なんか 飲んで る 場合 じゃ あり ませ ん !
( シズネ ) 里 が 平和な 時 に こそ ➡
ちゃ っちゃ と 仕事 を 片づけて ください !
あぁ … どうして 仕事 って の は 増える 一方 な んだろう ねぇ 。
( シズネ ) 綱 手 様 が 一 つ ずつ きちんと 終わら せて いか ない から です !
「 上 水流 一族 に 不穏な 動き あり 」。
土 の 国 に 放って ある 暗部 から の 報告 です ね 。
あまり 聞か ない 名 です けど … 。
( 綱 手 ) 上 水流 一族 って の は 岩 隠れ の 里 の 蟲使 い の 一族 さ 。
昔 は 油 女 一族 と 並び称さ れる ぐらい 有名だった 。
( 綱 手 ) だが すっかり 廃れて ➡
今 じゃ 名前 を 覚えて いる 人間 も ほとんど い なく なった 。
そう だった んです か 。
不穏な 動き った って もう 何 人 も 残って ない はずだ よ 。
気 に する ほど の こと も ない だろう 。
( ナルト ) す ん げ ぇ 虫 が いっぱいだ 。
( キバ ) まさに 虫 たち の 楽園 だ な 。
( ヒナタ ) 刺さ れたり し ない か な ?
( シノ ) 人間 に 危害 を 加える 虫 は ほとんど いない 。 ➡
油 女 一族 秘伝 の 虫 よけ の 薬 が ある が … 。
あぁ ! ( シノ ) できれば 使い たく ない 。 ➡
微 香 虫 も 寄って こ なく なる から だ 。
だったら 最初 から 出す なって の 。
( スズメバチ ) 間違い ない 先頭 の あの ガキ ➡
やはり 油 女 一族 の 者 だ 。
♬~
( スズメバチ ) まさか こんな 場所 で 鉢合わせ しよう と は な 。
( クロバチ ) ヤツ ら の 目的 も 微 香 虫 な の か ? ジバチ 。
( ジバチ ) 微 香 虫 を 手 に 入れる に は ➡
この 時期 この 場所 に 来る しか ない から な 。
あたし たち の 任務 に は 上水 流 一族 の 再興 が 懸かって る 。
何と して も 微 香 虫 は あたし たち が 手 に 入れる んだ 。
( シノ ) これ が 微 香 虫 の 雌 だ 。 ➡
特徴 を よく 頭 に たたき込んで おけ 。
OK 。 ( ヒナタ ) うん 分かった 。
あっ これ 見た こと ある って ば よ 。
おい ホント か よ ? ( ヒナタ ) どこ で 見た の ? ナルト 君 。
あれ は … 。
うっかり 食べ物 を 置き っ放し に し とくと ➡
ど っ から と も なく 集まって くる んだ 。
それ も 山 の ように 。
あれ が 微 香 虫 だった の か ぁ 。
う ~ ん あれ なら すぐ 捕まえ られる な 。
あの な … 。
ナルト 君 … 。 ( シノ ) それ は ゴキブリ と いう もの だ 。
えっ ゴキブリ ?
( シノ ) 似て も 似つか ぬ 虫 だ 。
こいつ と は 全然 違う だろう が !
ん ~? そっくりだ と 思う けど な 。
( ヒナタ ・ キバ ・ シノ ) 違う !
考えて みれば これ は チャンス かも しれ ない ね 。
どういう こと だ ? スズメバチ 。
あたし たち が ここ に 来て から 10 日 。
微 香 虫 の 手がかり は まるで つかめ なかった 。
だが 油 女 一族 の あの ガキ なら … 。
なるほど 微 香 虫 を 捕まえ られる かも しれ ない って わけ か 。
見た ところ あいつ ら 全員 下 忍 の ようだ 。
微 香 虫 さえ 見つけて くれれば ➡
あと は あたし たち で 頂こう じゃ ない か 。
虫 なんて どれ も 同じに 見える って ば よ 。
( シノ ) 蟲寄 せ の 術 。
( シノ ) この 中 に は い ない か 。
♬~
こいつ は 違う か 。
( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) あ ?
ふ ~ ん 。
♬~
( ヒアシ ) < 皆 の 足手まといに なら ぬ ように な >
( ヒナタ ) 《 今回 の 任務 私 から 言いだした もの だ もの 。 ➡
必ず 私 が 見つけて みせる 。 ➡
白 眼 !》
♬~
( ヒナタ ) 《 やっぱり 虫 みたいに 小さな もの は はっきり 捉え にくい 》
えっ ?
( 足音 ) ( キバ ) あ ?
( ヒナタ ) シノ 君 キバ 君 ! ( キバ ) ヒナタ お前 も 気付いた か 。
じゃあ 2 人 と も … 。
( シノ ) 一応 身 を 隠して る つもりだろう が … 。
あいにく こっち に は 敵 を 見つける こと に 関しちゃ ➡
スペシャリスト が そろって る から な 。
どう する ? シノ 今回 の 任務 は お前 が リーダー だ 。
( シノ ) 戦闘 に なれば 虫 たち を 巻き込む お それ が ある 。 ➡
肝心の 微 香 虫 を 傷つける お それ も な 。 ➡
向こう が 手出し し ない かぎり は 静観 する 。
分かった 。 ( ヒナタ ) ナルト 君 は 気付いて いる かな ?
気付いて いれば 大騒ぎ して る さ 。
( シノ ) 事 を 荒だて たく ない 知らせる な 。
うん 。 おい シノ ! シノ って ば !
見つけた ! 見つけた って ば よ ! ( ほえ 声 )
微 香 虫 見つけた って ば よ !
( ヒナタ ) はっ ! ( シノ ) あっ … 。
( 一同 ) あっ !
もう 見つけた の か ? ( スズメバチ ) バカな !
われわれ は 10 日 かかって も 見つけ られ なかった のだ ぞ !?
すごい よ ナルト 君 。
ホント か ? ナルト 。
( シノ ) 見せて もらおう 。 ニッヒヒヒ !
ほら これ だ ろ ?
( ヒナタ ・ キバ ) ん ? ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( ヒナタ ・ キバ ) あぁ … 。
な っ ! 写真 と ばっ ちし 同じだろう !
俺 って ば 虫 探し の 天才 かも !
あ ?
( シノ ) お前 に は 同じに 見える の か ?
あ ?
( シノ ) それ は カブトムシ と いう もの だ 。
え ~! 同じじゃ ない の !?
( シノ ) 微 香 虫 は 夜 は 活動 し ない 。
じゃあ … 。
きょう は これ ぐらい に し とく か 。
シノ ! シノ !
見つけた って ば よ ! 今度 こそ 間違い ない って ば よ !
また 全然 違う 虫 じゃ ねえ の か ? ( ヒナタ ) ナルト 君 … 。
( ほえ 声 )
うん 間違い ない って ば よ 。
こっち こっち ! 早く 行か ねえ と ど っか 行 っち まう って ば よ !
( キバ ) おい 持ってきた んじゃ ねえ の かよ ?
木 に 止まって ん の を 見つけた んだ 。
( シノ ) 確かに 触角 の 形 も 同じ 特徴 は すべて 一致 して る 。
なぁ ? こいつ に 間違い ねえ だ ろ ?
で … でも ナルト 君 … 。
こいつ は やっぱり 違う だ ろ … 。 えっ どうして だ よ ?
( キバ ) 虫 って 大き さ じゃ ねえ だ ろ ‼➡
こんな の に どう やって におい 嗅が せ んだ よ !?➡
った く お前 は ! ヘッ こう やれば いい だ ろ !
( シノ ) これ は 微 香 虫 も どき と いう やつ だ 。 ➡
性格 は 極めて 凶暴 鼻先 を 触ら れる と ➡
怒って 人間 を 食う こと も ある 。 え ?
え ?
( 微 香 虫 も どき の うなり 声 )
い ぃ !?
( 咆哮 ) だっ …!
あ ~!
危険な 虫 は い ない って 言って た じゃ ん か シノ !
( シノ )「 ほとんど 」 だ 皆無 と いう わけで は ない 。
( 微 香 虫 も どき の 咆哮 )
( キバ ) あ ~! だ ぁ ~!
うわ ~! ( キバ ) お ~!
うわ ~! ( ジバチ ) あ ~!
( スズメバチ ) う お ~… 。 ( 一同 ) うわ ~!
クロバチ ジバチ 。
あいつ ら ホントに 微 香 虫 を 見つけ られる と 思う かい ?
無理 かも … 。
♬~
ハァ ハァ ハァ … 。
( ヒナタ ) 《 もっと 完璧に チャクラ を コントロール し なきゃ ➡
虫 みたいに 小さい もの は 見つけ られ ない 》
( スズメバチ ) 《 フン こんな とこ まで 来て 修業 と は ➡
熱心だ ね 》
♬~
♬~
( ヒナタ ) ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ … 。
あ ?
( シノ ) 気圧 が 変化 して いる 天候 が 変わる 予兆 だ 。
( 鳴き声 ) ( キバ ) ああ 分かって る 。
湿気 を 含んだ 風 が 吹いて きや がる 。
こりゃ 一 雨 来る ぞ 。 あ ?
ん ~? こんなに いい 天気 な のに ?
( ヒナタ ) でも 遠く に 雲 が 見えた から 。
ヒナタ !
( シノ ) われわれ は 急が なければ なら ない 。
( シノ ) なぜなら 微 香 虫 は 雨 が 降る と 産卵 し ➡
その 卵 は 次の 日 の 朝 に は 羽化 する と いわ れて いる から だ 。
つまり きょう 降れば あす の 朝 に は 成虫 に なる って わけだ 。
( シノ ) 時期 的に 見て も これ が 最後 の チャンス だろう 。 ➡
きょう を 逃せば 微 香 虫 で サスケ を 捜す と いう の は ➡
不可能に なる 。 サスケ … 。
大丈夫 絶対 見つけだして やる って ば よ 。
♬~
( 遠 雷 ) 降る な よ まだ 降る な よ 。
くそ っ どこ に いる んだ って ば よ 。
雨 が 降りだす 前 に 出て きて くれよ !
ナルト 君 … 。
もし あいつ ら が 微 香 虫 を 見つけ られ なかったら ➡
どう する ? スズメバチ 。
われら 上 水流 一族 が 没落 する きっかけ を 作った の は ➡
油 女 一族 だ 。
( スズメバチ ) 《 一族 の 積年 の 恨み を 晴らす ため ➡
一 人 残ら ず 始末 する 》
( 遠 雷 )
あいつ ら きょう まで 手 を 出して こ なかった な 。
( シノ ) 彼ら は われわれ が 微 香 虫 を 探して いる の を 知っている はず 。 ➡
と いう こと は われわれ が 微 香 虫 を 見つける の を 待って いる 。
なるほど 俺 たち が 見つけた ところ を ➡
横取り しよう って 寸法 か 。
せ こい 連中 だ ぜ 。
( ほえ 声 ) ( キバ ・ シノ ) あっ … 。
雨 … 。
こいつ で も ない !
く っそ ~ 降る なって 言った のに !
( ヒナタ ) 《 もう タイムリミット だ 》
( ヒアシ ) < 皆 の 足手まといに なら ぬ ように な >
( ヒナタ ) 《 結局 何の 役 に も 立た なかった …》
まだまだ 時間 は ある って ば よ !
ナルト 君 … 。
< まっすぐ 自分 の ことば は 曲げ ねえ 。 ➡
それ が 俺 の 忍 道 だ !>
( ヒナタ ) 《 そう よ 今回 の 任務 は ➡
私 が 自分 で 言いだした こと じゃ ない 。 ➡
ナルト 君 が 諦めて ない のに 私 が 諦めて どう する の !》
( シノ ) ヒナタ 。
( シノ ) この 雨 お前 に とって は 好都合 かも しれ ない 。
どういう こと ?
( シノ ) なぜなら 周り の 温度 が 冷える こと に よって ➡
生物 の 所在 が はっきり する から だ 。
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … あたし も 諦め ない !》
白 眼 !
( ヒナタ ) 《 もっと … もっと 集中 して …》
( ヒナタ ) 《 もっと … もっと !➡
チャクラ を コントロール して … 。 ➡
見えた ! これ が 虫 たち ね 。 ➡
あの 虫 は …➡
違う … 。 ➡
この 虫 も 違う … 。 ➡
あれ は ?》
( ヒナタ ) 《 いた !》
ナルト 君 ! あそこ の 木 の 横 !
微 香 虫 が いる !
えっ ?
あっ !
♬~
あっ 。
♬~
捕まえた ぞ ~! やった … 。
やった ! 捕まえた ~!
( ほえ 声 )
( シノ ) 間違い ない 雌 の 微 香 虫 だ 。
い ~ やった って ば よ ~! 全く お前 の 執念 に は あきれる ぜ ➡
ナルト 。 ( ヒナタ ) よかった ね ナルト 君 !
ヒナタ お前 の おかげ だって ば よ !
ヌヘヘヘヘ …! ( ヒナタ ) 《 ナルト 君 が あたし を …➡
あたし を …》
( ほえ 声 )
どうした ? 赤 丸 。 ➡
よっ しゃ ! 卵 だ ! ( シノ ) 産んだ か 。
ホント か !?
( シノ ) あす の 朝 まで に は 羽化 する 。
その とき に サスケ の に おい を 嗅が せれば いい んだ な 。
《 サスケ 絶対 に お前 を 見つけ出して やる って ば よ !》
フン ついに 見つけた よう ね 。
いよいよ だ な 。 ( クロバチ ) ああ 。
ナ … ナルト 君 ったら ➡
急に あんなに 顔 近づける んだ もの 。
あっ !
( クロバチ ) ほう 今 の を かわした か 。
下 忍 に して は なかなか やる な 。
( ヒナタ ) 《 この 人 たち ずっと 私 たち を つけて いた 人 たち …》
でも この 攻撃 は よけ きれる かしら ?
忍法 蜂蜜 の 術 !
蜂 !?
あっ !
違う … これ は !
気付いた よう ね それ は 蜜 だ 。 ➡
接着 材 並み の 粘着 力 を 持った ね 。
さっき チャクラ を 使い果たして … 。
( 刺さる 音 ) はっ !
そい つ は 本物 の 蜂 だ 。
ナルト 君 … 。
どう だ ? 赤 丸 。 ( 赤 丸 の 鳴き声 )
そう か あいつ ら てっきり 何 か 仕掛けて くる か と 思った んだ が ➡
さっき から 気配 もし ねえ 。
( シノ ) われわれ は 何 か を 見落として いる 可能 性 が ある 。
おい ナルト 。 あ ?
( シノ ) ヒナタ は ? 顔 洗って くるって 。
ふ ~ ん 。 でも だいぶ たつ な 。
な ~ に やって んだ ろ ? あいつ 。
( シノ ) もしや !? ん ? 何 ?
ナルト ! な っ !
( シノ ) 投げ 文 !? ( ナルト ・ キバ ) あ ?
( クロバチ ) 「 く の 一 の ガキ は 預かった 。 ➡
返して ほしく ば 微 香 虫 と 交換 だ 。 ➡
今夜 東側 の 丘 の 上 で 待つ 」。
く っそ ! こんな 手 で 来た か !
ヒナタ !
♬~
♬ ( エンディングテ ー マ )
♬~
♬ く そった れ な ニュ ー ス が 通りすぎて
♬ 君 は 言葉 を 無くす
♬ 僕 の 声 じゃ まるで 小さ すぎて
♬ 君 は 返事 も し ない
♬ 君 が 泣いて る
♬ ひと り で 泣いて る
♬ 僕 は どう する ?
♬ 僕 も 泣いて る の さ 。
♬ 『 夜 に ひとりぼっち の オレ の さけび に のせて 』
♬ ざわめく 時代 を オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ さんざ めく 夜 も オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ つんざく ギター と オレ の スピード で
♬ ぶ っと ば して く Yeah
♬ 傾く 世界 も わるい や つら も
♬ けちらして く Yeah
♬~
〈 くそ っ ! もう 打つ手 が 全然 ねえ じゃ ねぇ か !〉
( シノ ) 〈 諦める の は 早い 〉 ( キバ ) 〈 でも 俺 ら ➡
ヒナタ の 居場所 も 分か ん ねえ んだ ぞ !〉
( シノ ) 〈 いや たった 一 つ ヒナタ が 確実に 現れる 場所 が ある 〉
( キバ ) 〈 そう か ! 微 香 虫 の 交換 場所 !〉
( シノ ) 〈 チャンス は 一 度 だ 〉 〈 よし やって やる !➡
俺 って ば ヒナタ も 微 香 虫 も ➡
絶対 守りきって みせる って ば よ !〉
( ナレ ー ション )〈 王国 を 救う ため 残る 七 つ の 大 罪 を 捜す エリザベス は ➡
オーダン の 村 で 不思議な 少年 に 出会った 。➡
一方 メリオダス たち は 七 つ の 大 罪 ゴート ・ シン ➡
ゴウセル と お ぼ しき 鎧 の 巨人 が ➡
殺りく 集団 ドーン ・ ロアー に ➡