Chuunibyou demo Koi ga Shitai ! Episode 9 Chuunibyou demo Koi ga Shitai! Episode 9

学園 祭 こそ まさに この 部 が 伸し上がる チャンス な の よ がくえん|さい||||ぶ||のしあがる|ちゃんす|||

誰 に も 知ら れ て い ない この 部室 で 時間 だけ を 食い潰し て いく 日々 だれ|||しら||||||ぶしつ||じかん|||くいつぶし|||ひび

な に 突然 やる 気 に なって ん の か ||とつぜん||き|||||

このまま で は この 部活 は あって ない よう な も の ||||ぶかつ|||||||

あいつ チア 部 やめ たから な ||ぶ|||

この 部 なんとか し て 皆 に また |ぶ||||みな||

「 丹生 谷 さん すごい あんな 部 を 立て直す なんて 」 と か 言わ れ たい ん じゃ ない の にう|たに||||ぶ||たてなおす||||いわ||||||

そういう お前 は 軽 音 部 どう し た |おまえ||けい|おと|ぶ|||

バーカ 今 茴香 先輩 だ ろ う なに を 差し置 い て も |いま|かいかおり|せんぱい||||||さしお|||

と いう わけ で 学園 祭 に なに か 出し物 を やろう と 考え て いる わけ ||||がくえん|さい||||だしもの||||かんがえ|||

面白 そう おもしろ|

なに 偉 そう に し て いる の デス か この 組織 の トップ は マスター デス |えら||||||||||そしき||とっぷ||ますたー|

ほか の 組織 の 活動 に 迎合 する の は 反対 ||そしき||かつどう||げいごう||||はんたい

そもそも ここ は 公 に は でき ない 組織 |||おおやけ|||||そしき

堂々 と 勧誘 活動 を し とい て 公 に でき ない も なにも ない でしょ う どうどう||かんゆう|かつどう|||||おおやけ|||||||| You can't be proudly recruiting and not go public with it, can you?

でも 教室 も 講堂 も みんな 別 の 部 に 押さえ られ て いる ん だ ろ う |きょうしつ||こうどう|||べつ||ぶ||おさえ|||||||

屋台 です が 既に 一等地 は ない って いう し やたい|||すでに|いっとうち|||||

それ で 諦める から あんた たち は モテ ない の よ ||あきらめる||||||||

なに か アイデア が ある の ||あいであ|||

もちろん 語り継が れる 伝説 の 部活 動 の 始まり よ |かたりつが||でんせつ||ぶかつ|どう||はじまり|

わ ～ 楽しみ |たのしみ

なんて 感じ で 二 学期 も 中盤 に 差し掛か ろ う と いう のに |かんじ||ふた|がっき||ちゅうばん||さしかか|||||

俺 は 夏 休み の あの 時 以来 六 花 と まとも に 話し て い なかった おれ||なつ|やすみ|||じ|いらい|むっ|か||||はなし|||

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって|

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって|

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと|

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと|

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

もう 始まって た |はじまって|

もう 始まって た |はじまって|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

君 が そう さ せ た きみ|||||

君 が そう さ せ た きみ|||||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

パフォーマンス ？ ぱふぉーまんす

そう

テレビ で 見 た こ と ある なんか 通行人 の ふり し て て てれび||み||||||つうこうにん|||||

繁華街 で 急に 皆 で 歌い だ し たり する ん だ よ ね はんかがい||きゅうに|みな||うたい||||||||

そう そう それ は ね 学園 祭 の 最中 あちこち で やる の よ ゲリラ 的 に |||||がくえん|さい||さい なか||||||げりら|てき|

なん だ これ は

なに が いい か って 考え た ん だ けど |||||かんがえ||||

やっぱり 戦い が 一 番 注目 浴びる か な って |たたかい||ひと|ばん|ちゅうもく|あびる|||

断る ことわる

いつも やって る じゃ ない

やって ない つ ー か お前 が やれ ば いい だ ろ う モリ サマー で |||-||おまえ|||||||||さまー|

呪い 殺す わ よ 私 は 卒業 し た の まじない|ころす|||わたくし||そつぎょう|||

俺 だって とうに 卒業 し てる おれ|||そつぎょう||

ねえ 小鳥 遊 さ ん あなた も 真 の 姿 を 取り戻し た ダーク フレイム マスター を 見 て み た いわ よ ね |ことり|あそ|||||まこと||すがた||とりもどし||だーく||ますたー||み||||||

シンクロ 率 100 ％ マスター と シンクロ し た デス |りつ|ますたー|||||

必要な い ひつような|

マスター 帰る … デス か ますたー|かえる||

どうか し た の あの 子 |||||こ

そう いや 最近 帰る の 別々 だ よ な お前 ら ||さいきん|かえる||べつべつ||||おまえ|

まあ な

なんか 知ら ない けど 皆 で 海 行って 以来 ずっと あんな 感じ で さ |しら|||みな||うみ|おこなって|いらい|||かんじ||

海 海 海 海 お前 やっぱり うみ|うみ|うみ|うみ|おまえ| 違う 何も ない 本当 だ ちがう|なにも||ほんとう|

家 に 泊まった の は 事実 だ が 本当 に なにも ない いえ||とまった|||じじつ|||ほんとう|||

なにも ない ？ 一晩 中 二 人 っきり で なんか こそ こそ やって た でしょ う ||ひとばん|なか|ふた|じん|||||||||

そう デス サーヴァント の 凸 守 を 差し置 い て ||||とつ|しゅ||さしお||

マスター と 行動 を 共に する と は 万 死に 値 する デース ますたー||こうどう||ともに||||よろず|しに|あたい||

言う デス なに が あった デス か いう||||||

いや あいつ が さ 不可 視 境界 線 だ っけ ||||ふか|し|きょうかい|せん||

それ を 探す って 聞か なく って さ ||さがす||きか|||

付き合って た だけ だって つきあって|||

なに シンクロ し て ん だ

それ 以上 の こと は 黙って い た |いじょう||||だまって||

お 父さん が 亡くなった こと も |とうさん||なくなった||

昔 の 家 に 行 こ う と して 十 花 さん と 喧嘩 に なった こと も むかし||いえ||ぎょう|||||じゅう|か|||けんか||||

六 花 の 過去 の こと も むっ|か||かこ|||

やっぱり 気 に してん の かな |き||||

お 兄ちゃん なんか 焦げ 臭い |にいちゃん||こげ|くさい

じゃあ 行って き ます |おこなって||

お 母さん 行儀 悪い よ |かあさん|ぎょうぎ|わるい|

しょうがない でしょ う もう 出 なきゃ いけない ん だ から しょうが ない||||だ|||||

だから まだ ここ に いる の

境界 線 の 向こう から ここ を 私 を 見て いる きょうかい|せん||むこう||||わたくし||みて|

信じ て いる ん だ よ な 本気 で しんじ|||||||ほんき|

なん です か

よく こんな ところ に 入って い られ まし た ね ||||はいって|||||

高校 の 頃 は 新 体操 の 選手 だった から な こうこう||ころ||しん|たいそう||せんしゅ|||

これ でも 体 は 柔らかい ||からだ||やわらかい

面白い 本 が あった おもしろい|ほん||

こういう の が 好み な の か |||よしみ|||

用心 しよ う ようじん||

し なく て いい です

で どう なって いる

あいつ だ あまり 話し て こ ない の は しかたない に し て も |||はなし||||||||||

弁当 は 残し て くる 夕食 に も ほとんど 手 を つけ ない べんとう||のこし|||ゆうしょく||||て|||

そんなに ？

実家 で の こ と か じっか|||||

だ と 思い ます けど ||おもい||

なに か 言って た か ||いって||

なにも

そう か

なん な ん です か いきなり

お前 が あまり に 使え ない ので ちょっと 腹 が 立った おまえ||||つかえ||||はら||たった

いつも 六 花 と 一緒 に い て その 様 は な ん だ |むっ|か||いっしょ|||||さま||||

淡々 と 怒ら ない で ください たんたん||いから|||

そんなに 心配 なら 自分 で 聞け ば いい でしょ う |しんぱい||じぶん||きけ||||

体裁 と いう 物 が ある ていさい|||ぶつ||

いま まで の 姉 の イメージ と いう やつ だ |||あね||いめーじ||||

さっぱり 分かり ませ ん けど |わかり|||

鈍い な にぶい|

要するに 恥ずかしい ようするに|はずかしい

よし

なん だ 相変わらず 綺麗 に 避け て ある な もらう ぞ ||あいかわらず|きれい||さけ|||||

食べる の か たべる||

ほれ やっぱり 食べ られ ない ん だ ろ う なに 無理 し て … ||たべ||||||||むり||

なに どうして こんな ところ で

分から ない わから|

なに か の パフォーマンス ？ |||ぱふぉーまんす

くみ ん くみ ん

六 花 ちゃん むっ|か|

平気 ？ やはり 空間 悖理 か へいき||くうかん|はいり|

悖理 ？ はいり

お 天気 だ から 寝 て い た だけ だ よ |てんき|||ね||||||

違う 邪 曲 特異 点 に よる 空間 悖理 全て その せい ちがう|じゃ|きょく|とくい|てん|||くうかん|はいり|すべて||

勇太 も 私 も なんとか し なくて は なら ない ゆうた||わたくし|||||||

じゃあ 冨樫 君 が |とがし|きみ|

邪 曲 特異 点 やはり 管理 局 の 支配 地域 に 連れ て 行く べき で は なかった じゃ|きょく|とくい|てん||かんり|きょく||しはい|ちいき||つれ||いく||||

あそこ で 呪術 的 な なに か が 勇太 に 施さ れ た と 考える の が 自然 ||じゅじゅつ|てき|||||ゆうた||ほどこさ||||かんがえる|||しぜん

別に 変わった 様子 は なかった けど べつに|かわった|ようす|||

一般 人 で は 感じる こと は 不可能 いっぱん|じん|||かんじる|||ふかのう

しかし この 邪 王 真 眼 が 間違い なく 反応 し て いる ||じゃ|おう|まこと|がん||まちがい||はんのう|||

大丈夫 だいじょうぶ

なんとか これ 以上 の 影響 が 出る の を 食い止め て いる 状態 ||いじょう||えいきょう||でる|||くいとめ|||じょうたい

少し でも 気 を 抜く と 全身 の 毛穴 から 血 が 噴き出し そう に なる すこし||き||ぬく||ぜんしん||けあな||ち||ふきだし|||

えっ ？

とく に 勇太 に 近づく と 鼓動 が 速く なって 耐え られ なく なる ||ゆうた||ちかづく||こどう||はやく||たえ|||

それ で 話さ なかった の ||はなさ||

そう

さらに 今 の 勇太 の 目 は 危険 |いま||ゆうた||め||きけん

見 た だけ で なに か が 飛び込 ん で き て み|||||||とびこ||||

体 の 中 を 暴れ まわる からだ||なか||あばれ|

全て 特異 点 の 影響 恐ろしい すべて|とくい|てん||えいきょう|おそろしい

でも どう すれ ば

ダーク フレイム マスター と して なんとか 自ら の 意思 で 特異 点 を 破壊 し て ほしい と 祈って い た が だーく||ますたー||||おのずから||いし||とくい|てん||はかい|||||いのって|||

どうやら 無理 そう こう なったら |むり|||

分かった デス 実力 行使 デス ね わかった||じつりょく|こうし||

危険 を 伴う が それ しか ない きけん||ともなう||||

凸 守 は マスター の サーヴァント とつ|しゅ||ますたー||

どんな ラグナロク で あ ろ う と も

共に 戦う デス ともに|たたかう|

さすが 我が サーヴァント |わが|

それ が 契約 者 の 使命 な の デス ||けいやく|もの||しめい|||

凸 ちゃん ここ 教え て この 問題 とつ|||おしえ|||もんだい

これ デス か これ は デス ね ここ に 線 を 引く デス よ |||||||||せん||ひく||

そう する と ここ と ここ が 同じ 面積 に なる デス |||||||おなじ|めんせき|||

しかし ダーク フレイム マスター に そんな 魔術 が 施さ れ て い た と は |だーく||ますたー|||まじゅつ||ほどこさ||||||

決行 は けっこう|

次の 月 満ちる 夜 に つぎの|つき|みちる|よ|

御 意 です ご|い|

凸 ちゃん とつ|

はい

二 つ に 分け た けど やっぱり でき ない よ ふた|||わけ||||||

しょうがない デス ね しょうが ない||

なんか すごい ね 凸 ちゃん って |||とつ||

えっ 　 じゃあ 冨樫 君 も 小鳥 遊 さん も 来 ない の ||とがし|きみ||ことり|あそ|||らい||

満月 の 夜 だ から ね まんげつ||よ|||

綺麗 だ ね きれい||

動かし ちゃ だめ よ 風 水 な ん だ から うごかし||||かぜ|すい||||

言 っと く けど 占い と 中 二 病 が まったく 関係ない から げん||||うらない||なか|ふた|びょう|||かんけいない|

分かって る よ わかって||

でも 二 人 じゃ しょうがない わ よ ね |ふた|じん||しょうが ない|||

学園 祭 の パフォーマンス の 内容 詰めよ う と 思って た のに がくえん|さい||ぱふぉーまんす||ないよう|つめよ|||おもって||

一色 君 は ？ いっしょく|きみ|

ああ い た わ ね そんな の も Oh, there was one, wasn't there?

忘れ て た の わすれ|||

六 花 いる の か むっ|か|||

こんな 時間 に どう し た ん だ |じかん||||||

勇太 ゆうた

なん だ

すまない

なん だ わざ わ ず そんな こと を 言う ため に ||||||||いう||

あなた を 倒す ||たおす

えっ

確かに 見える デス 特異 点 が たしかに|みえる||とくい|てん|

どういう こと だ

勇太 管理 局 の 工作 に より 勇太 の 中 に 邪 曲 特異 点 が 生まれて いる ゆうた|かんり|きょく||こうさく|||ゆうた||なか||じゃ|きょく|とくい|てん||うまれて|

それ を 取り除く ||とりのぞく

マスター ますたー

爆ぜろ リアル 弾けろ シナプス はぜろ|りある|はじけろ|

バニッシュメントディスワールド

あれ

マスター こう なったら あれ デス ますたー||||

凸 守 とつ|しゅ

マスター ますたー

どう デス 見分け が つく デス か ||み わけ||||

私 は 六 花 わたくし||むっ|か

凸 守 は 凸 守 とつ|しゅ||とつ|しゅ

どっち が 六 花 ||むっ|か

どっち が マスター デス ||ますたー|

バレバレ だ

馬鹿 め そっち は 本物 デス ばか||||ほんもの|

影 武者 が 助かって どう する ん だ よ かげ|むしゃ||たすかって||||| What's the point of having a shadowy warrior save the day?

しまった そう だった デス

まったく なん の つもり だ よ 心配 し て 損 し た ぞ 大丈夫 か ||||||しんぱい|||そん||||だいじょうぶ|

ほれ

どう し た

そんな の 恋 に 決まって る じゃ ない ||こい||きまって|||

恋 ？ こい

そう

あの 子 冨樫 君 に 恋し てん の よ |こ|とがし|きみ||こいし|||

はい で は 皆さん けが に 注意 し て 銀杏 祭 の 準備 に 入って ください |||みなさん|||ちゅうい|||いちょう|さい||じゅんび||はいって|

遅く なる ところ は きちんと 申請 出し て ください おそく|||||しんせい|だし||

盛り上がって き た な もりあがって|||

よし 後 は タイミング だ タイミング |あと||たいみんぐ||たいみんぐ

な に 一 人 で テンション 上 がって ん だ ||ひと|じん||てんしょん|うえ|||

お前 高校 の 学園 祭 だ ぞ おまえ|こうこう||がくえん|さい||

とく に 代わり映え し ない 彼 も 何故 か 格好良く 見え ||かわりばえ|||かれ||なぜ||かっこいく|みえ

恋 の カオス と 言わ れる あの 宴 だ ぞ こい||かおす||いわ|||えん||

そして ラスト を 締めくくる 後 夜 祭 |らすと||しめくくる|あと|よ|さい

後 夜 祭 ？ あと|よ|さい

ああ くみ ん 先輩 と マイム マイム だ ぞ オクラホマ ミキサー だ ぞ |||せんぱい|||||||みきさー||

分かった 分かった わかった|わかった

ありゃ まったく 気づ い て ない って 感じ ね ||きづ|||||かんじ|

小鳥 遊 さ ん ことり|あそ||

丹生 谷 にう|たに

ちょっと 話 が ある ん だ けど |はなし|||||

冨樫 君 の こと で とがし|きみ|||

やめ なさい

恋 ？ こい

そう 分から ない ？ あなた 冨樫 君 の こと が 好き な の よ |わから|||とがし|きみ||||すき|||

分かり や す っ わかり|||

ち ょ … 小鳥 遊 さ ん 大丈夫 ？ ||ことり|あそ|||だいじょうぶ

邪 王 真 眼 は 最強 じゃ|おう|まこと|がん||さいきょう

既に 勇太 と は 最 上位 契約 で 結ばれ て いる すでに|ゆうた|||さい|じょうい|けいやく||むすばれ||

恋人 など と いう 契約 形態 は 必要な い こいびと||||けいやく|けいたい||ひつような|

でも 冨樫 君 と 一緒 に いる と どきどき する ん でしょ う |とがし|きみ||いっしょ||||||||

家 に 帰る と 想像 し ない ？ 二 人 で 手 を 繋 い で いる ところ と か いえ||かえる||そうぞう|||ふた|じん||て||つな||||||

キス し てる ところ と か きす|||||

しかし 邪 王 真 眼 の 力 は ス … いや でも … |じゃ|おう|まこと|がん||ちから||||

中 二 病 設定 と リアル 恋愛 が ご っちゃ に なって わけ が わから ない … なか|ふた|びょう|せってい||りある|れんあい|||||||||

痛い 痛い 痛い いたい|いたい|いたい

シュバルツシールド

これ で いかなる 精神 攻撃 も 無効 |||せいしん|こうげき||むこう

六 花 俺 俺 さ お前 の こと 見て いる と なんか 胸 が どきどき する ん だ むっ|か|おれ|おれ||おまえ|||みて||||むね|||||

逃げ た にげ|

逃げ て も 解決 し ない わ よ にげ|||かいけつ||||

まあ 迷惑 に なら ない なら この ぐらい いい か と 思う けど |めいわく||||||||||おもう|

本当 です か ほんとう||

ただ

分かって ます なんでも 言って ください 全力 で 手伝い ます から わかって|||いって||ぜんりょく||てつだい||

本当 に いい の ほんとう|||

はい

この 二 人 案外 似 て いる の かも な |ふた|じん|あんがい|に|||||

だ な

じゃあ 一色 と くみ ん 先輩 は |いっしょく||||せんぱい|

はい

実行 委員 と 一緒 に 暗幕 の 数 の 確認 じっこう|いいん||いっしょ||あんまく||すう||かくにん

はい

で 冨樫 君 と 小鳥 遊 さん は 後 夜 祭 の 下 準備 に 回って |とがし|きみ||ことり|あそ|||あと|よ|さい||した|じゅんび||まわって

なんで お前 が 仕切って ん だ よ |おまえ||しきって|||

それ に つい て は 同意 デス |||||どうい| I agree with you on that.

了解 りょうかい

えっ ？ マ マスター マスター ||ますたー|ますたー

あんた は 部 外 者 でしょ う ||ぶ|がい|もの||

離せ 離す デス はなせ|はなす|

なんで 俺 が こんな こと を |おれ||||

いい ？ 二 人きり に なったら こう 言う の |ふた|ひときり||||いう|

私 の こと どう 思って る って わたくし||||おもって||

ゆ … ゆ … 勇太 ||ゆうた

私 の … 私 の 邪 王 真 眼 どう 思って る ？ わたくし||わたくし||じゃ|おう|まこと|がん||おもって|

邪 王 真 眼 は 私 そのもの この 場合 の 私 と いう の は じゃ|おう|まこと|がん||わたくし|その もの||ばあい||わたくし||||

つまり 邪 王 真 眼 が |じゃ|おう|まこと|がん|

なに ご ちゃ ご ちゃ 言って る ん だ |||||いって|||

なに 余計 な もん 足し てる の よ |よけい|||たし|||

な に し てる の

あんた なん で ここ に いる の よ 一色 は ？ ||||||||いっしょく|

それ が …

離せ 離せ 俺 は やめる はなせ|はなせ|おれ||

軽 音 部 の 先輩 に … どう しよ う けい|おと|ぶ||せんぱい||||

全力 で ほっとき なさい ぜんりょく|||

あんた が 中 二 病 だって こと 忘れ て た わ ||なか|ふた|びょう|||わすれ|||

今度 は 一言 も 喋ら なく て いい から この とおり に やる の こんど||いちげん||しゃべら|||||||||

邪 王 真 眼 に 誓って じゃ|おう|まこと|がん||ちかって

誓わ なく て いい ちかわ|||

どこ 行って た ん だ ちょっと そこ の テープ 取って くれ |おこなって|||||||てーぷ|とって|

なん だ ふざけ てる 時間 ない ぞ ||||じかん||

った く なん な ん だ よ

そう そうして 彼 の 顔 が すぐ 近く まで 来 た なって ところ で ||かれ||かお|||ちかく||らい||||

どうか し た

急に 顔 を 上げる の そし たら 目 が 合って きゅうに|かお||あげる||||め||あって

勇太 ゆうた

い た た … な に す ん だ よ

勇太 隙 だらけ ゆうた|すき|

思った より 高い な おもった||たかい|

ごめん 垂れ幕 持って くる の に もう 少し かかる って そこ で 待って て |たれまく|もって|||||すこし|||||まって|

古典 的 だ けど やっぱり 吊り橋 効果 が 一 番 こてん|てき||||つりばし|こうか||ひと|ばん

ちょっと スリル の ある ところ で 二 人きり に なれ ば |すりる|||||ふた|ひときり|||

下手 に 伝えよ う と し なく て も へた||つたえよ|||||| You don't have to be bad at communicating.

自然 と 互い の 気持ち は 近づく はず しぜん||たがい||きもち||ちかづく|

なんか 気持ちよ さ そう だ ね |きもちよ||||

綺麗 だ な きれい||

やっぱり なんか 変 だ な お前 ||へん|||おまえ

知ら れ たく なかった か お 父さん の こと と か 家 の こと と か しら||||||とうさん|||||いえ||||

俺 は 知って よかった な って いう か お前 の こと ちょっと 誤解 し て た の か なって おれ||しって||||||おまえ||||ごかい||||||

お前 が 言って た 不可 視 境界 線 と か も 格好良い から と か おまえ||いって||ふか|し|きょうかい|せん||||かっこいい|||

そんな 理由 か なって そんな ふう に 思って たから さ |りゆう||||||おもって||

毎日 見て いる から あんまり 思わ ない けど さ まいにち|みて||||おもわ|||

空 が 真っ赤 に なる って すごい よ な から||まっか||||||

あんな 火 の 玉 み たい な の が 消え て 真っ暗 に なる って |ひ||たま||||||きえ||まっくら|||

考え て みる と すごい よ な かんがえ||||||

不可 視 境界 線 くらい あって も おかしく ない って 思う ん だ ふか|し|きょうかい|せん|||||||おもう||

勇太 ゆうた

六 花 むっ|か

勇太 ゆうた

くそ

下 よ 三 階 から なら 届く わ した||みっ|かい|||とどく|

待って ろ まって|

退け 退け 退け しりぞけ|しりぞけ|しりぞけ

もう 大丈夫 だ |だいじょうぶ|

ゆっくり だ ぞ ゆっくり 手 放し て いい ぞ ||||て|はなし|||

勇太 勇太 勇太 … ゆうた|ゆうた|ゆうた

六 花 むっ|か

私 私 … わたくし|わたくし

六 花 むっ|か

INSIDE IDENTITY

居場所 は どこ ？ いばしょ||

勘違い が 恥 だ と か かんちがい||はじ|||

素直 さ が 痛い と か すなお|||いたい||

誰 が なんと 言いよう と か だれ|||いいよう||

正し さ なんて 分か ん ない ぜ ただし|||わか|||

普通 に 流れ て く 日常 に ふつう||ながれ|||にちじょう|

無理 し て 馴染ま せ た むり|||なじま||

沈 ん じ まった 個性 と 血 を しず||||こせい||ち|

噛 ん で 飲 ん で 吐 い て 割れ か|||いん|||は|||われ

こんな 僕 を 分かって ほしい |ぼく||わかって|

言い たい けど 言え なく て いい|||いえ||

なんで 誰 も 分かって くん ない の と |だれ||わかって||||

思う の は 贅沢 な の か な ？ な の か な ？ おもう|||ぜいたく||||||||

感情 的 な 太陽 は かんじょう|てき||たいよう|

熱 を 上げ すぎ て ねつ||あげ||

どうにか なり そう

叫び たく て しょうがない さけび|||しょうが ない

がむしゃら に 求め てる IDENTITY ||もとめ||

INSIDE IDENTITY

INSIDE MY JUSTICE

邪魔 し ない で じゃま|||

居場所 は 何 処 ？ いばしょ||なん|しょ