宇崎 ちゃん は 遊びたい!07
( 宇崎 ) う ~ ん …。
お っ 。
あっ 。
こんばん は
どうした ん す か ? 先輩 。
( 桜井 ) あぁ …。
先輩 ?
突然 すまない 宇崎 。
なん す か ?
つきあって くれ 。
俺 に は お前 が 必要な んだ 。
えっ …。
桜井 : つきあって くれ
俺 に は お前 が 必要な んだ
《 先輩 …》
( 桜井 ) お っ … よ ぅ 。
あっ どうも っす 。
悪い な 急に 。
別に いい っす けど 。
あの … 電話 で 言って た
「 つきあえ 」 って …。
それ な んだ けど さ …。
ん っ ?
いや ぁ 一 人 じゃ
どうも 入り づらく って な 。
つきあって くれよ 猫 カフェ 。
ホント お前 が いて くれて
助かった よ !
あ ~ す っげ ぇ 楽しみ !
初めて だ から 緊張 する なぁ 。
イタ ! タタッ イッテ ! なんだ よ !?
蹴る な イテ !
やめろ やめろ ! イテッ イテッ !
2 名 様 です ね 。
どうぞ 靴 を 脱いで
お 入り ください 。
お ぉ …。
( 猫 の 鳴き声 )
すげ ぇ … 猫 だ 。
猫 が いる ぞ 宇崎 。
そう っす ね 猫 いま すね 。
《 そりゃ 猫 カフェ なんだ から
いる でしょう よ 》
えっ …。
さ 触って いい んです よ ね ?
( 宇崎 ) 先輩 落ち着いて
目 が 怖い から 。
どうぞ 猫 ちゃん が 嫌がら なければ
優しく なでて あげて ください 。
う っす …。
先輩 前 に 教えた とおり に
下 から っす よ 。
お お ぅ …。
うわ ぁ 。
今 っす よ 猫 は 首 と か 耳 の 付け根 を
かかれる の が 好き っす 。
お お ぅ …。
あぁ ぁ ~。
あっ … あっ !
宇崎 見てくれ 猫 が 膝 に !
はい はい よかった っす ね 。
でも 大きい 声 出す と
猫 が 逃げ ます よ 。
は ぁぁ …。
先輩 … キモ い なぁ 。
ふだん 人間 相手 に は
こんな テンション 見せ ない くせ に 。
やっぱり ネクラ な 分
日頃 抑えつけて る もん が
ある んだろう なぁ 。
コチョコチョコチョ 。
なんか す っご い 紛らわしい 感じ で
呼び出さ れた こと も
もう どうでも よく なる ぐらい
キモ い なぁ 。
は ぁ ~ ウフフ …。
( 宇崎 ) うれし すぎて
言葉 が 出て こ ない んだ なぁ 。
ん っ ? なんだ 宇崎
その アルカイックスマイル は 。
ふだん ク ー ル ぶって る くせ に
かわいい もの好きで キモ い なって 。
なんだ と この ヤロウ 。
おっと 間違えて 本音 が 。
テメエ …。
猫 が ビックリ し ない よう
小声 で 喋る 気遣い を
しちゃ う あたり も キモ い 。
さすが っす 。
おい また 本音 出て る ぞ 。
ともかく 今日 は 助かった よ 。
俺 一 人 じゃ 入り口 で U タ ー ン して た 。
大げさ っす ね 。
宇崎 に は なんか お 礼 し なきゃ な 。
お 礼 っす か ?
あぁ なんか ある か ?
あ ~ そう っす ね …。
実は 私
もう すぐ 誕生日 なん す よ ね 。
二十 歳 の 誕生日 っす から
ちょ ~ っと 特別な 誕生日 を
迎え たい な と 。 そんで …。
すま ん 宇崎 。
えっ 。
実は な …。
あ … はい …。
さっき から
めちゃくちゃ 足 が しびれて て
全然 話 が 頭 に 入って こ ない 。
す まんが もう 1 回 言って 。
猫 を 下ろしたら
いい じゃ ない っす か 。
嫌だ 。
話 でき ない から 。
ああ っ !
ちょっと ど いて もらう っす よ 。
せっかく 乗って くれた んだ から
せめて もう 少し 。
先輩 は 足 崩して
早く しびれ とって ください 。
そんな すぐ
とれる もん で も ない って テテテ …。
あっ …。
えい っ 。
ぬ お ぉっ !
やめろ お前 ! な に すんだ バカ !
いや ぁ ここ まで
無防備な 姿 見せ られる と
むしろ 誘って ん の か なって …。
ふ お ぉ …。
んな わけ ねえ だ ろ !
足 しびれたら
誰 だって 無防備に なる わ !
大きな 声 出しちゃ だめ っす よ
猫 ちゃん たち が 怖がり ます から ね 。
ハッ …。
うり 。
ああ っ 。
うり うり ~。
あぁ …。
うり うり うり うり うり ~。
あっ … ああ っ …。
うり うり うり うり !
あっ ! ああ っ !
どう しよう ヤバ い 楽しい 。
これ なんか 目覚め そう !
ハァ … ハァ … 宇崎 もう 勘弁 して 。
う ~ ん ? 聞こえ ない っす ね ~。
テメエ の 血 は 何 色 だ ~!
お 客 様 そういった プレ ー は
家 で やって ください 。
( 宇崎 / 桜井 ) プレ ー !?
いや ぁ 堪能 した !
なかなか 楽しかった っす ね 先輩 。
前半 は な 。
お前 の おかげ で
追い出さ れた じゃ ねえ か 。
クソ 次 は 絶対 に 一 人 で 行って やる 。
でも たぶん あの 店 出 禁 っす よ 。
誰 の せい だ よ 。
いや しかし
猫 カフェ って なかなか いい っす ね
人 懐っこい 子 多かった し 。
だ よ な なんか
すげ ぇ 人 に 馴 れて た よ な 。
難易 度 ベリ ー イ ー ジ ー っす よ 。
コミュ 力 たった の 5 か ゴミ め
な 先輩 でも
なで られ ました から ね 。
俺 は 猟銃 持った お っ さんか 。
うち に も 猫 い ます けど
たまに は 違う 猫 と
触れ合う の も 悪く ない っす ね 。
へ ぇ いい なぁ … ん っ ?
結婚 して る のに
キャバクラ 行く 男 の 人 って
こういう 気分 なん す かね ?
知ら ねえ よ 。
なんか すごい 嫌だ わ その 例え 。
じゃ お 疲れ っす 先輩 !
あぁ 今日 の お 礼 し たい から
なんか 考え といて くれ 。
それ なら もう 考えて ある っす 。
なんだ ?
さっき 言い ました けど
私 もう すぐ 誕生日 なん す 。
8 月 7 日 先輩 期待 して ます ね ~。
誕生日 …。
って わけで 。
「 誕生日 期待 して る 」 って
言わ れ まして 。
( 亜紀 彦 ) 悩んで いる … と 。
( 亜実 ) そういう の
苦手 そうだ もん ね ~。
はい …。
《 桜井 くん が
こういう の 苦手だ と 見越して
あえて 「 期待 して る 」 と
曖昧な 表現 で 惑わす と は
なかなか の 策 士 》
《 でも それ は 自分 の ため に
悩んで ほしい と いう
恋する 乙女 特有 の
心理 から くる もの 。
花 ちゃん 本人 は
無自覚でしょう けど
ま ぁ これ は これ で 》
《2 人 : 銀 シャリ が うまい わ ~》
何 して ん す か ?
(2 人 ) 別に 。
で 何 か アイデア は ある の かい ?
一応 考えて は み たんす けど 。
う 宇崎 …。
私 の 名前 が 花 だ から 花 っす か ?
ギャグセンス も ゼロ っす ね !
う 宇崎 …。
サイズ 全然 合って ない ん す けど 。
あと こういう の
プレゼント して いい の は
「 ただし イケメン に かぎる 」
って 人 たち だ けっす よ
う 宇崎 …。
どうせ くれる なら
U チュ ー ンカ ー ド ください よ 。
イベント 特攻 出し たい んで
もう 何 を プレゼント して も
だめな 気 が して 。
《2 人 : こじら せて る ね ~》
《 ま ぁ 実際 は …》
先輩 花 選ぶ センス
な いっす ね ~ エヘッ エヘヘ
カッコカリ ! エヘヘヘ …
あっ マルチプレ ー できる !
ぼっ ちな 先輩 と
一緒に やって あげ ます か
《 って 感じ に なる わ ね 》
《 桜井 くん から の プレゼント を
喜ば ない わけない から ね 》
ハァ … 考え すぎて
わけ わかん なくなって きた 。
そういう とき は
直感 に 従って みたら ?
直感 っす か ?
誕生日 プレゼント って 聞いて
最初に 思いついた もの に する の 。
最初に 思いついた もの …。
《 と 言わ れた もの の
やっぱり わから ん 。
しかし 今日 中 に は
何 か 選ば ない と 》
ん っ 。
あっ 。
どうした ? 宇崎 。
あ … あの ぅ 。
ん っ ?
急に すみ ませ ん 先輩 。
なに が だ ?
つきあって ほしい っす 。
先輩 が 必要な ん す 。
えっ …。
つきあって ほし いっす
《 なんだ よ … 宇崎 の ヤツ 》
あっ 。
先輩 。
あっ … よ ぅ 。
すみません 急に 。
別に いい けど … そ それ で …。
電話 で 言って た …
「 つきあって 」 って …。
あっ それ なん す けど 。
いや ぁ 一 人 じゃ 入り づらく って !
先輩 つきあって ください !
居酒屋 …。
先輩 の おごり で
お ねっしゃ ~ っす !
なんで だ よ 。
言った じゃ ない っす か ~。
私 の 二十 歳 の 誕生日 。
期待 して ます よ ~。
先輩 の お ・ さ ・ い ・ ふ 。
期待 して る って …
もし かして 最初 から 居酒屋 に ?
です よ ~。
あれっ ? どうし たんす か ?
早く 入り ましょう よ ~。
わ ぁぁ ~!
ん っ ?
いらっしゃい ませ ~!
いらっしゃい ませ ~。
でも 本当に いい の か ?
せっかく の 二十 歳 の 誕生日 に
居酒屋 って 。
いいん す 先輩 と 一緒に
飲んで み たかった ん すよ 。
お 酒 飲む って
楽しい もん な んでしょう ?
そこ は 人 に よる と いう か
状況 と いう か …。
保証 は し かねる 。
楽しく なかったら 先輩 が
なんか おもしろい こと して
盛り上げて ください 。
おい ムチャ ぶり やめろ 。
まっ 楽しく やり ましょう 。
そう だ な じゃ 。
エヘヘ 。
(2 人 ) 乾杯 。
エヘヘヘ 。
じゃ いき ます よ 。
お っ いけ いけ 。
どう だ ?
う ~ ん フム …。
ジュ ー ス っぽい けど
ジュ ー ス じゃ ない と いう か 。
うまい の か ? うまく ない の か ?
喉 の 奥 が
カ ー ッ て なって くる っす ね 。
カ ー ッ て 。
それ が 酒 だ から な 。
ビ ー ル は どんな 感じ っす か ね ?
試して みる か ?
フンフン …。
お 待た せ し ました 。
ご ゆっくり どうぞ 。
飲んで みろ よ 。
お ぉ ~ っ 。
大丈夫 か ?
ビ ー ル って こんな 感 じなん すね 。
苦い けど 苦い だけ じゃ ない ような 。
それ が 揚げ物 と か
塩味 に 合う んだ よ 。
では で は …。
ジュ ー シ ー っす ね !
そこ へ ビ ー ル を ひと 口 。
プハ ー !
な っ ? うまい だろう ?
なんか め っちゃ 合う っす ~。
から 揚げ の 油 が
ビ ー ル で リセット さ れて
食べる たび に 新鮮な 味わい が ~
プハ ー ッ 。
一気に いった な で どう だ ?
め っちゃ いい っす ! お 酒 って
料理 に 合わせて
飲む もの な ん すね 。
酒 だけ を 味わう 人 も
いる みたいだ けど な 。
まっ 楽しければ なんでも いい さ 。
ヒヒッ それ じゃ 先輩 の
ありがたい お 言葉 どおり
楽しむ と し ます か 。
お ぉ そうしろ そう しろ 。
ほ ぉぉ …。
アタタタタ !
ちょ ! どん だけ 注文 する 気 だ !
お前 の 財布 は もう 死んで いる 。
やかましい ! キャンセル だ キャンセル !
ホワ ー ッタタタタ !
ひで ぶ ~!
お 客 様 … 遊ば ないで ください 。
(2 人 ) ごめんなさい 。
フゥ …。
まったく
あんまり ふざける んじゃ …。
って 辛 ぇ ! なんだ こりゃ !
1 個 だけ 超 激辛 が
入って る みたい っす ね 。
ゴホッ … ビ ー ルビ ー ル … 空か よ !
水 も ねえ ! 宇崎
なんでも いい から 飲み物 を …。
ちょっと 待って ください ね 。
今 選んで ます から 。
俺 は 待て ねえ の !
あっ これ と か
自分 でも 作れ そう っす ね 。
今度 作って あげ ましょう か ?
お 願い だ から 早く して ~!
ハ ー ッ 死ぬ か と 思った ~。
あっ これ おいしい 。
ゆず 酒 気 に 入った かも 。
そりゃ よかった 。
ハ ー ッ おかわり おかわり ~。
ちょ ちょっと 待て 。
なん す か ?
いや ペ ー ス 早く ない か ?
初めて な んだ し
ほどほどに し とけ 。
失礼 し ます 。
ゆず 酒 です 。
どうも っす ~。
だから 早 ぇ って !
でも 平気 っす けど 。
いや 「 平気 」 って …。
何 杯 目 だ それ 。
さ ぁ 。
「 さ ぁ 」 って … もう いい や
ちょくちょく 水 も 飲 ん どけよ 。
ん っ … ハァ 。
私 も しか して 強い ん す かね 。
いい から
もっと ゆっくり 飲め って 。
ゆず 酒 お 待た せ し ました 。
はい 。
よっ しゃ ~!
ありがとう ございました ~。
おっと っと …。
大丈夫 っす か 先輩 !
フラフラ して ます よ ~。
お前 だ よ フラフラ して ん の は 。
《 飲み 始め は
平気 そうに して た けど
案の定 だった な 》
お前 が 飲んだ 量 メモ っと いた から
次 は その 量 を 超え ない ように
注意 して 飲めよ 。
あれ 先輩
急に 背 が 伸び ました ね 。
電柱 だ そりゃ
ほら ちゃんと 歩け 。
も ~ 先輩 が 運んで ください よ ~。
は ~ な ~ れ ~ ろ ~。
あ ~ おんぶ ~ オンブズマン 。
やめ …
当たって んだ よ いろいろ と 。
いろいろ って 何 が っす か ~?
どこ に ~ どこ に に ゃ ~?
《 ウゼ ぇ 酔い 方 す んな コイツ 》
むに ゅ ~ に おいつけ ~。
これ 一 人 で 帰ら す の は 無理 か 。
ほれ 立て 家 まで 送って やる 。
え ぇ ~ 帰ら ない っす よ ~。
次 は 先輩 の 家 で 飲み ましょう よ ~。
まだ 飲む 気 か 帰って 寝ろ アホ !
あと ちゃんと 立て !
パンツ 見えて んだ よ !
アホ と は なん す か アホ と は 。
ところで 先輩
今 何時か 知って ます ?
あぁ ? あっ
う ~ わ もう こんな 時間 !?
残念でした ~
もう 電車 あり ませ ~ ん 。
や ~ い アホ ー ! エヘヘ 。
帰れ なく なった 側 が 言う な アホ !
タクシ ー が ある わ い 。
《 な っ … 宇崎 が
アホ ほど 飲んだ から
所持 金 が もう … まだ ATM が …。
しかし 手数 料 もったいない 。
しかも 深夜 料金 の
やたら 高い タクシ ー 代 が …。
泊める ? いや そういう わけ に は 。
ヌヌヌ … 酒 の せい で
考え が まとまら ~ ん 》
困った っす ね ~。
先輩 は 帰れ ない 後輩
見捨てたり し ない っす よ ね ~?
ん っ …。
《 コイツ まさか すべて
計算 ずく じゃ ねえ だろう な ?》
フェ ー エッヘヘヘヘ 。
ハァ …。
なんか どうでも よく なって きた
コンビニ 寄る ぞ 水 買い たい 。
はい っ ! お 酒 も !
年齢 確認 ボタン 押し たい !
二十 歳 だ から 。
好きに して くれ 。
言 っと く けど うち は
布団 ひと 組 しか ねえ から な 。
一緒に 寝 ます ?
1 枚 ずつ 分け 合う んだ よ バカタレ !
アヒャヒャヒャヒャ …。
先輩 ~ ねぇ 先輩 。
ちょっと 寝 ないで ください よ 。
頼む から もう 寝 させて くれ
3 時 だ ぞ 。
ゲ ー ム し ましょう よ ~。
お前 卑怯 な 手 ばっかり
使う から や だ 。
チェ ー ッ 。
って まだ 飲む の か よ !?
はい !
まったく …。
《 コイツ に は マジ で 1 回
酒 の 怖 さ を 教え とか ない と 》
イカ うま うま ~。
《 いや … 朝 に は 思い知る か 。
いかん … ホント に 眠い 。
いい や このまま 寝 ち まおう 》
よっ しゃ ~!
次 は ハメ 技 使わ ない っす から
対戦 し ましょう ~。
先輩 ? 先輩 って ば ~。
《 あぁ うる せ ぇ 》
先輩 ? ホント に 寝 たんす か ?
ハァ やれやれ 。
後輩 残して 勝手に 寝ちゃ って 。
《 無視 無視 》
チュ ー したら 起き ます か ね 。
ん っ …。
だ あっ ! ハッ ウウッ …。
ん っ …。
やっぱり 寝た フリ じゃ ない っす か
そんなに 慌て ないで ください よ 。
冗談 っす よ じょ ・ う ・ だ ・ ん !
クッ …。
ところで 先輩
ずいぶん 必死だった っす けど
もし かして
チュ ー した こと な いん す か ?
ブッ !
ねえ よ ! う っせ ~ な 寝ろ よ バカ !
エヘヘヘ … ふわ ぁ …。
寝る っす …。
( 宇崎 ) オエェ ー ッ 。
オエ ー ッ 。
あ ~ あ ~ あ 。
頭 イタ … 気持ち 悪 …。
それ が 二日酔い って やつ だ
しばらく 苦しむ ぞ 。
嫌だ ~
なんで 先輩 は 平気な ん す か ?
大人 は そう なら ない ように
加減 して 飲む んだ よ 。
加減 って なん す … オエェ !
心配 す んな みんな そう やって
酒 の 失敗 を 経験 して くんだ よ 。
よかった な
初 飲酒 が 雑な 飲み 会 じゃ なくて 。
よか ない っす …。
早 めに 自分 の 限界 量
知れた じゃ ねえ か 。
ウゥ … あぁ 説教 モ ー ド だ 。
あと お前
あんまり 水 飲ま なかったろう 。
アルコ ー ル 分解 する のに
水分 が いる から
合間 合間 に 水 飲ま ない と
悪酔い する んだ よ 。
昼 ぐらい に は スッキリ する と 思う から
我慢 する しか ねえ な 。
オェェェ !
聞いて る ?
ボエェェ …。
地獄 だ な あ っち は 。
手 ひどい 失敗 ほど 教訓 に なる 。
次 は 酒 と 同じ 量
水 も 飲む ように しろ 。
いい っす …
もう 一生 お 酒 飲ま ない っす 。
ハァ …。
そうした ほう が いい かも な 。
二日酔い に なったら
みんな それ 言う けど 。
絶対 … 飲ま ない っす …。
さて ちょっと コンビニ 行って くる から
留守番 頼む わ 。
おとなしく 寝て ろ よ 。
う ぅ … 先輩 。
ん っ ?
居酒屋 … つきあって くれて …
ありがとう ございました …。
楽しかった っす … エヘヘ 。
楽しかった なら よかった よ
あっ 言い 忘れて た 。
宇崎 二十 歳 の 誕生日 …。
ウエェェ !
オエェェ !
おめでとう …。
( セミ の 鳴き声 )