宇崎 ちゃん は 遊びたい!09
ダ ー ジリン ? それとも
カモミ ー ル が いい かしら ?
う ~ ん 悩む わ ねぇ 。
どんな の が お好み な の か
花 に 聞いて おけば よかった わ ね 。
僕 に は もう あなた しか いま せ ん 。
えっ ?
こ こんな おばさん 相手 に
そんな こと 言って
本気に なったら どう する の ?
少なくとも 僕 は
本気です !
あっ …。
ま ぁ 25 歳 差 で !?
ん っ … あら 。
そろそろ 来る ころ かしら
花 の 先輩 。
( 宇崎 ) 先輩 も 律 儀 っす ね ~。
布団 の 代金 もらい 過ぎた から
返し たい だ なんて 。
お 母さん は
別に いい って 言って ました よ 。
( 桜井 ) いや あれ は もらい 過ぎ だ 。
お前 は 受け取ら ない し
だったら 直接 返し に いか ない と 。
先輩 が 安い の 買った から
余った んじゃ ない っす か 。
この際 だ から
いい 布団 買えば いい のに 。
なんか 今日 は 静か っす ね 。
ハッ …。
もし かして 緊張 して ん っす か ?
さては 女の子 の 家 行く の
初めて だったり ~?
そう です ちょっと 胃 が 重い です 。
先輩 追い詰め られる と
ギブ 早 いっす よ ね 。
って いう か うち を
なんだ と 思って る ん す か ?
オバケ 屋敷 と か じゃ ない ん す から 。
大丈夫 取って 食 いやしま せ ん よ 。
ウ … ウム …。
猫 も い ます から 触り 放題 っす よ 。
ハッ !
ホワァ …。
露骨に 表情 変わり ました ね 。
猫 が いる から
我慢 する って こと っす か !?
んな わけ ねえ だ ろ 。
ムゥ … なんか ムカ つく 。
ほら 着き ました よ 。
お 母さん に は 先輩 連れて くるって
言って あり ます から 。
ただいま ~。
お 帰り なさ ~ い 。
いらっしゃい
その 人 が 花 の 学校 の 先輩 ?
花 から お 話 は かねがね …。
《 怖い …。
な なんて 鋭い 眼光 。
ただ 者 じゃ ない わ 体 も 大きい し 。
って いう か 男の子 って
聞いて ない んだ けど !?》
どうも … 花 の 母 です 。
はじめ まして 桜井 です 。
このたび は
布団 代 を 出して いただき
ありがとう ございました 。
《 あら 見た目 より
礼儀正しい 子 ね 》
それ で 頂いた お 金 な んです が
やっぱり お返し し たくて 。
ヒッ …。
《 あ ~ だめ やっぱり 目 が 怖い 》
ちょっと 先輩
玄関 で 立ち話 なんか して ないで
上がって ください よ 。
《 え ~ っ 上げちゃ う の !?》
( 桜井 ) いや でも
代金 返したら すぐ 帰る し 。
《 そう よ 引き止めちゃ 悪い わ よ 》
ん っ …。
ハッ !
では お 言葉 に 甘えて 。
《 ヒィ ー ッ !》
なるほど …
話 は だいたい わかり ました 。
花 が だめに した
お 布団 代 が 多 すぎた から
お釣り を 返し に きた と …。
《 桜井 / 宇崎 : 遠い …》
それ で 花 さん に
渡そう と した のです が
受け取って くれ なかった ので
ご 迷惑 か と 思い ました が 直接 …。
《 花 さん …》
花 ちょっと 。
ん っ ? なに ?
イテ !
お 母さん
学校 の 先輩 と しか
聞いて ない んだ けど !?
男の子 の 家 に お 泊まり と か
聞いて なかった んだ けど !?
イ イタタ …。
痛い ~。
《 そりゃ 怒ら れる わ 》
でも 先輩 は 大丈夫な のに ~。
そういう こと で は ない でしょう !
花 が よくて も 桜井 くん が !
その ! あれ でしょう !
( 宇崎 ) う ぅ ~。
《 何も 言え ない 》
なんとなく 察し ました 。
この 子 は さぞ
ふだん から たいへんな ご 迷惑 を 。
いえいえ そんな 。
この際
もっと 言って やって ください 。
先輩 !? なん す か 先輩 !
私 が 構って あげて る の
迷惑だ と 思って たんす か ?
いやいや そんな こと ねえ よ 。
10 回 に 1 回 は 感謝 して る し 。
打率 1 割 ? おんどり ゃ ~!
《2 人 が 今 まで
どんな 日々 を 送って きた か
なんとなく 理解 できた わ 。
でも ずいぶん 仲 よ さ そう 。
花 に とって 桜井 くん は
いい 先輩 であり いい 友人 な の ね 。
一見 怖 そうだ けど
真面目 そうな 子 で よかった わ 。
心配 し すぎ ね 。
でも 花 が
男の子 を 連れて くる なんて 。
もしかしたら 将来 は 別の 心配 を
する こと に なる の か な ~。
アハハ な ~ ん て … ん っ ?
桜井 くん
なんか 私 の ほう を ジッ と 見て …。
私 と いう より
私 の … 胸 !?》
《 そんな 堂々と 一 点 を 見つめて 。
まさか この 子
会った ばかりの 私 の 体 を !?
それとも 娘 ともども !?》
《 いい なぁ 猫 》
触り たい ん す か ? 先輩 。
《 花 !?》
ま ぁ … できれば …。
《 さ 桜井 くん !?》
たぶん まだ だめ っす よ
警戒 して る みたいです 。
近づいて こ ない でしょう ?
《 たぶん ? まだ ?》
人見知り する っす から ね ~。
《 人見知り って いう か !》
ちょくちょく 通って 馴 れて くれば
その うち 向こう から
触ら せて くれる かも
しれ ない っす よ 。
《 そんな こと ない わ よ !
ノ ー チャンス よ !
なんて こ と 言う の
母親 の 目の前 で !》
そう だ な ま ぁ 今 は 無理で も …。
えっ …。
いつか … 抱いて みたいな 。
ハアッ !
じゃあ 俺 そろそろ 帰り ます 。
お 金 も 返せ ました し 。
あっ 。
えっ もう 帰る ん す か ?
あぁ 。
あんまり 長居 する の も 悪い し 。
あ あの …。
( 宇崎 ) じゃあ
先輩 ん ち 行って も いい っす か ?
ゲ ー ム し ましょう よ !
( 桜井 ) 別に いい けど 。
どうも おじゃま し ました
失礼 し ます 。
そんじゃ お 母さん
いって きま ~ す 。
なんで 私
こんなに ドキドキ して る んだろう 。
( 亜実 ) ありがとう ございました 。
はい お 母さん 。
ありがとう 。
じゃあ お 仕事 して くる から
ゆっくり して って ね 。
うん 頑張って 。
《 バイト して いる 花 の 様子 を
見 に きた んだ けど
私 の 知ら ない
花 を 見 られて うれしい わ 。
けれど …》
《 桜井 くん も いる と は
思わ なかった 》
どうも どうも
花 ちゃん の お 母さん で すって ?
《 若 ~》
どうも はじめ まして
花 が お 世話に なって おり ます 。
( 亜紀 彦 ) いえいえ こちら こそ 。
花 ちゃん は
しっかり やって おり ます よ 。
アルバイト は 初めて と 聞いて ました が
もともと 明るい 性格 の おかげ か
ものおじ せ ず 接客 できて ます し ね 。
そう です か
それ なら よかった です 。
それ に お 客 さん から の
評判 も いい んです よ 。
ほら !
えっ ?
それ で ね …。
そう そう !
いらっしゃい 。
( 子ども たち ) 花 ちゃん !
花 ちゃん は
お 子 さん に 人気 な んです 。
退屈 して る お 子 さん の 相手 を
買って出て くれる んです よ 。
( 亜紀 彦 ) 手 が 空いて る とき に
限り ます が ね 。
うは ~ すごい ね ~。
なるほど 花 が …。
親 と して は
正直 心配 して た んです が
少し 安心 し ました 。
私 も 親 です から
気持ち は わかり ます が ね 。
( 亜実 ) 接客 業 と は つまるところ
お 客 さん に
ファン に なって もらう の が 理想 です 。
ファン なら 足しげく
通って くれ ます から ね 。
その 理由 に なれて いる の は
大きな 強み です よ 。
初めて の 子 に は なかなか
でき ない こと です から ね 。
大した お 子 さん です よ 。
あまり 褒め られる と
恐縮 して しまい ます が
役 に 立って いる の なら 幸いです 。
それ に ~ あの お 母さん 方 に は
もう 一 つ 足しげく 通う
理由 も あり ます し ね 。
えっ ?
あっ … 桜井 くん … です か 。
( 亜実 ) 彼 の こと ご存じ でした か 。
えっ え ぇ 少し …。
( 亜実 ) ちょっと 目つき は
鋭い ですが
見慣れる と 隠れ イケメン で
ついでに 背 が 高くて 細 マッチョ
性格 も 真面目で 礼儀正しく
なかなか の 好 物件 です !
そう 言わ れる と
ま ぁ 確かに … そう な の かも 。
元 運動 部 です から 年上 を 立てる
言葉遣い も できて ます し
なにより 堂々と して い ます から
大人 に 好か れる タイプ な んでしょう 。
そ そうです か …。
自分 の 子供 も 面倒 を 見て もらって
若い 男子 と お 話 できる なら
そりゃ あ ママ さん たち も
熱心に 通い ます よ ね ~。
いい 商売 して ます わ ~。
父親 の 店 を いかがわしい ふうに
言う の は やめ なさい 。
彼 に ファン が つく
理由 は わかり ました が
桜井 くん の ほう は
どう な のでしょう か ?
はっ ?
「 どう 」 と は ?
あ … あぁ ちょっと その …。
あ ~ なんて いう か … 例えば …。
人妻 …。
年上 が … 好み と か …。
(2 人 ) あっ … この 人 …。
マスタ ー 。
届いた 豆 運ぶ ついで に
倉庫 整理 して き ます ね 。
( 宇崎 ) 私 も 手伝う っす 。
( 亜紀 彦 ) なに か
大いなる 誤解 が ある ようです が 。
えっ ?
大丈夫です よ
彼 は 年上 キラ ー と か じゃ ないで す 。
彼 の は 天然 です から 。
そ そう な んです か ?
え ぇ もともと
誤解 を 受け やすい 子 な ので 。
《 人妻 は マズ い 》
安心 して ください 。
娘 さん と も
仲よく 楽しく 働いて ます から 。
《 人妻 は マズ い 》
ハァ … そ そうです よ ね !
私 ったら 何 を 考えて !
恥ずかしい わ ~ 忘れて ください !
《 照れ 方 が 娘 と 一緒 …》
な に 言って ん の かしら 私 ったら 。
コ ー ヒ ー 豆 っす か ?
あぁ 。
や っぱ コ ー ヒ ー 豆 は
きちんと 熟成 さ せ ない と な 。
花 お 母さん そろそろ 帰る から 。
( 宇崎 ) フンフン 先輩 もや っぱ
熟した 大人 の ほう が いい っす か ?
えっ 。
( 桜井 ) 熟した 大人 ? ま ぁ そうだ な
俺 は 好きだ な そっち の ほう が 。
ほら や っぱ 全体 的に
豊か って いう か 。
ハッ … 豊か って …。
でも 通 は
そのまま 味わう んでしょう ?
ハアッ !
らしい な 。
けど ほどほどに し ない と
あんまり やり すぎる と
眠れ なく なる くらい 興奮 する し 。
《 こ … 興奮 …》
じゃあ うち の で 試して み ます ?
ちょうど ここ に あり ます し 。
う っ …。
( 桜井 ) そりゃ だめだ ろ 。
でも …。
その うち
じっくり と 味わって みる か 。
ああ っ 。
あっ 通 っす ね 先輩 。
バカ やめろ 。
《 やっぱり … 狙わ れて る ?》
( 宇崎 ) うりゃ りゃ りゃ …。
( 桜井 ) わ っ !
よっ しゃ ~!
また 私 の 勝ち っす ね ~
雑魚 いっす ね 先輩 ~。
クッ … しよう が ねえ だ ろ
俺 この ゲ ー ム 初めて な んだ から 。
そんな の は 言い訳 に なら ない っす 。
私 だって この ゲ ー ム 買った の
おと と いっす よ 。
う っ …。
ま ぁ 先輩 を ギタギタ に する ため に
昨日 みっちり 練習 して き ました が 。
フフフ …。
悪辣 !
先輩 を 悔しがら せる ため なら
私 は なん だって やり ます よ 。
胸 張って 言う こと か 卑怯 者 め !
そういう の を 負け 犬 の 遠吠え って
いう ん すよ 先輩 。
や ~ い 負け ドッグ ~。
クッ !
ハァ … 俺 ちょっと 飲み物 。
あっ 私 の も ~。
は ぁ ?
なん す か ?
先輩 は 負けた んだ から
その くらい 聞いて くれて も
いい じゃ ない っす か 。
ムッ … チッ し かた ねえ な 。
あ ~ あ なんなら
なんか 賭ければ よかった かな 。
ちょっと 高い 新 商品 の プリン と か
コンビニ まで 走って もらって ~。
ゲ ー ム くらい で
果てしなく 傍若無人な ヤツ め 。
まったく … 母親 は あんなに
穏やかで 優し そうだった のに よ 。
《 プンムク !》
うん 今日 も おいしく でき ました 。
えっ ?
だめ よ 私 に は 主人 が 。
何 を 言う んです か あきこ さん 。
う ~ ズル いわ よ
あそこ で 愛 の 告白 だ なんて 。
えっ ?
フゥ … いい お 湯 。
フム …。
あっ !
な なにかしら ?
う うん なんでもない 。
娘 に も 狙わ れて る ?
お 会計 お 願い し ます 。
ありがとう ございました 。
また の ご 来店
お 待ち して おり ま ~ す 。
宇崎 ちゃん … どうかした ?
いえいえ お 気 に なさら ず に 。
( 宇崎 ) ウフフ ー 。
《 いつも なら 》
あざ っ した ~!
ちゃんと やれ !
冷た っ !
おい 貴 様 !
なんか した でしょう ?
はい 俺 です ! そうです !
俺 です けども お 冷や かける の
やめて ください !
なるほど …
そりゃ 花 ちゃん も 怒る わ 。
デリカシ ー の ない 男 め !
う っ 。
う ~ ん 丁寧な 接客 は
いい こと だ けど
常連 さん が ビックリ しちゃ って る から
どうした もの やら 。
う っ …。
片づけ 終わり ました ~。
もう 皆さん ったら 。
お 客 さん が い ない から って
立ち話 して ちゃ だめです よ 。
ウフフフ …。
どうかし ました ? 先輩
私 の 顔 ジッ と 見て 。
やめろ それ 。
それ って な んです か ?
その 喋り 方 だ よ …
しぐさ も … なんか や だ 。
あら ぁ 昨日 は
礼儀正しく しろ って 言った のに
今日 は やめろ って 言う んです か ?
困った 先輩 です ねぇ 。
あ ~ っ ! やめて くれ !
なんか すごい 嫌だ ~!
って か 「 ウフフフ 」 と か 言う なぁ !
大丈夫です か ? 先輩 。
体調 悪い なら 少し 休んで ます か ?
ウグッ !
( 斬 撃 音 )
お 仕事 なら 先輩 の 分 も
私 が やって おき ます よ 。
ハウッ !
( 機関 銃 の 音 )
お 願い です から
体 を いたわって ください ね 。
グハ ー ッ !
( 爆発 音 )
やめろ ~!
なんで 優しく さ れて
ダメ ー ジ を 受けて る の ?
ん っ …。
無理 だけ は し ないで ください ね 。
先輩 に
もしも の こと が あったら 私 …。
お前 ! ふざける な コノヤロウ !
なに いい 後輩 ぶって や がる !
いつも どおり
ちゃんと ふざけろ ~!
落ち着いて 桜井 くん
言う こと が 滅 裂 に なって きて る 。
でも 桜井 くん 今 の 花 ちゃん も
これ は これ で いい と 思う の 。
ごきげんよう ~。
お 体 ご 自愛 ください ませ
ごめん あそば せ ウフフ
新しい サ ー ビス の 予感 !
亜実 少し 下がって なさい 。
ウ ー ン そんなに 嫌 なら
やめて あげて も いい です けど 。
本当 か !
その 前 に … 先輩
私 に 何 か 言う こと あり ます よ ね ?
ハッ …。
《 ふざけ ん な なんで 俺 が お前 に ?
しかし このまま で は
やはり あれ しか ない の か …》
俺 が 悪かった すみません でした 。
(2 人 ) お ぉ …。
わかれば い い ん すよ ~。
体 も 大きくて こわ も て の
桜井 くん が しおらしく 謝罪 する 。
これ も 主婦 層 に 向けた
新しい サ ー ビス の 可能 性 が !
亜実 少し 黙って なさい 。
いつも の 宇崎 の ほう が いい です 。
ん っ !
《2 人 : あ ~ っと これ は !
桜井 くん の いつも の 》
《 亜実 : 効いて る 効いて る !》
先輩 … ホント そういう とこ っす よ 。
えっ ? なに が ?
な にがって …。
いつも そう やって
考え なし に 喋る ところ っす よ !
は ぁ !? お前 に 言わ れ たく ねえ し !
元 は と いえば
先輩 が 悪い ん す から ね !
お前 が
調子 に 乗った から だろう が !
2 人 に は 例えば 月 水 金 だけ
キャラ を 変えて
接客 して もらう と か どう かな ?
特に しおらしい 桜井 くん に は
マダム たち 大喜び !
それ もう
喫茶 店 じゃ なく なって る し 。
ちょくちょく 親 の 店 の ジャンル
変えよう と し ないで くれる かな 。
だいたい お前 は な !
だいたい 先輩 はっす ね !
ケンカ しちゃ だめ !
(2 人 ) えっ 。
ム ー ッ …。
あっ … いらっしゃい ませ 。
こら … ご ごめんなさい ね
なんか 急に 変な こと 言って 。
これ は ね ケンカ じゃ なくて
痴話 ゲンカ って いって …。
違い ます !
違う っす !
じゃあ これ あげる から
仲直り して 。
やれやれ 。
まさか 子供 に 叱ら れる と は な 。
まいった っす ね ~。
だいたい 先輩 が
あそこ で 変な こと 言う から 。
変な こと ?
だから … 「 いつも の 宇崎 が 」 って 。
ん っ ?
《 油断 する と 表情 が ふやける 》
あっ …。
ほら 。
せっかく もらった んだ から
やり ましょう 。
そう だ な 。
こ これ は …。
おめでとう ござ いま ~ す !
(2 人 ) えっ ?
特賞 鳥取 旅行 一 泊 二 日
ペアチケット 大当たり ~!
( 宇崎 ) へ っ ?
( 桜井 ) なん … だ と ?
お ぉ …。
わ ぁ !
なんか 空港 が
すごい こと に なって る っす ね ~。
で 今更 だ けど …。
なん っす か ?
いい の か ? 俺 まで 一緒に 来て 。
な に 言って る ん す か 先輩 !
2 人 で 当てた んだ から
当然の 権利 っす よ !
キャ ー 怪 盗 キッド 様 ~。
かっこいい !
私 鳥取 初めて な ん すよ ~
って 先輩 目つき が 全然 違う っす 。
もっと 優しく っす !
うる せ ぇ !
って お前 メガネ かければ 案外 …。
ちゃんと やって ください よ 先輩 。
うる せ ぇ !
だいたい 何 を やら せて んだ よ !