InuYasha Episode 127 inuyasha|episode InuYasha Episode 127 犬夜叉 第 127 集

やって 来た ぜ 戌 の 刻 犬 夜叉 様 の 始まり だ |きた||いぬ||きざ|いぬ|やしゃ|さま||はじまり|

四 魂 の 玉 の かけら を 集めて よっ|たましい||たま||||あつめて

この 鉄 砕 牙 で 奈落 を 倒す |くろがね|くだ|きば||ならく||たおす

新たな 戦い が 始まる あらたな|たたかい||はじまる

さあ まずは 現代 に 帰って ||げんだい||かえって

思いっきり 勉強 する ぞ おもいっきり|べんきょう||

って 思ったら |おもったら

戦国 の 妖怪 相手 より 恐ろしい 戦い が 待って いた せんごく||ようかい|あいて||おそろしい|たたかい||まって|

弥勒 に 珊瑚 に 七宝 雲母 みろく||さんご||しっぽう|うんも

タイム スリップ 戦国 御伽 草 子 たいむ|すりっぷ|せんごく|おとぎ|くさ|こ

「 犬 夜叉 」 いぬ|やしゃ

ねえ 本当に 帰って いい の ？ |ほんとうに|かえって||

ああ お前 が いたって やる こと が ねえ んだ |おまえ|||||||

ふ じゃあ 遠慮 なく ||えんりょ|

う っ

ふ っ

は あ

か ー |-

「 煮ちゃ ダメ ！ 恐怖 の 干物 妖怪 」 にちゃ|だめ|きょうふ||ひもの|ようかい

うん あっ

ふう

姉ちゃん ？ ねえちゃん

お 帰り |かえり

あっ

ただいま

あら まあ お 帰り なさい |||かえり|

おお ー 今回 は 長かった のう |-|こんかい||ながかった|

学校 へ の 言い訳 が 大変だった ぞ がっこう|||いいわけ||たいへんだった|

でも 無事に 帰って 来て くれて よかった わ |ぶじに|かえって|きて|||

う う

どうした ？　 疲れて いる の か ？ |つかれて|||

そう じゃ ない けど

あ はい これ お土産 |||おみやげ 珍しい 干物 だって めずらしい|ひもの|

- まあ - おお 楽しみじゃ のう ||たのしみじゃ|

ちょっと 部屋 で 休んで る |へや||やすんで|

う っ

う っ 行 か ねえ ||ぎょう||

あんた は 行っちゃ う 奴 な の よ ||おこなっちゃ||やつ|||

だけど その 時 あたし は ムッと する わ よ ||じ|||むっと|||

その くらい 当然 よ ね ||とうぜん||

かご め

ちょっと 疲れちゃ った かな |つかれちゃ||

ん よし - は あー - うん はっ

うん っ うん っ はっ

ふ っ は っ は っ ふ っ むっ

姉ちゃん 食べ 過ぎ じゃ ない の ねえちゃん|たべ|すぎ|||

明日 は 久しぶりの 学校 だ も の あした||ひさしぶりの|がっこう|||

エネルギー 補給 し と か ない と えねるぎー|ほきゅう|||||

ふ っ ふ っ ひ う っ

は あ 　 しばらく こっち に い られ そうだ から |||||||そう だ|

ここ は 気持ち を 切り替えて ガンガン 勉強 して ||きもち||きりかえて||べんきょう|

う っ うん うん

これ まで の 授業 の 遅れ を 取り戻さ ない と 　 はっ う っ |||じゅぎょう||おくれ||とりもどさ|||||

張り切 っと る の お はりき||||

おかわり

は いはい

何 よ ？ なん|

別に べつに

これ で 一晩 ぐっすり 寝て ||ひとばん||ねて

戦国 時代 の こと は しばらく 忘れて せんごく|じだい|||||わすれて

女子 中学生 の 本来 あるべき 姿 に 戻る んだ もの じょし|ちゅうがくせい||ほんらい||すがた||もどる||

えっ

何 ？ なん

あっ かご め

かご め ちゃん

学校 来 られる くらい 元気に なった の ？ がっこう|らい|||げんきに||

あ うん

今回 特に 長かった もん ね こんかい|とくに|ながかった||

何 だ っけ なん||

耳 から 蜃気楼 が 噴き出す 奇病 だった っけ ？ みみ||しんきろう||ふきだす|きびょう||

えっ ？

そんな こと より あれ 何 ？ ||||なん

別に 普通だ けど べつに|ふつうだ|

あっ そう よ

かご め ちゃん ずっと 休んで たから 知ら ない の よ ||||やすんで||しら|||

ああ そ っか

そう ね

何 よ なん|

文化 祭 ぶんか|さい

へ っ

文化 祭 の 準備 な の ぶんか|さい||じゅんび||

文化 祭 ぶんか|さい

あの じゃあ 授業 は ？ ||じゅぎょう|

授業 なんか もう 準備 に 振り替え 振り替え じゅぎょう|||じゅんび||ふりかえ|ふりかえ

あって 午前 中 って ぐらい |ごぜん|なか||

何で あたし は なんで||

こんな どう で も いい 時 に |||||じ|

戻って 来て しまった のだろう もどって|きて||

う かご め ちゃん ？

帰る かえる

お ああ ちょっと ちょっと

どうせ 今 の あたし は こっち に も |いま||||||

向こう に も いる 意味 が ない の よ むこう||||いみ||||

何 いきなり 落ち込んで る の よ なん||おちこんで|||

駄目 よ かご め ちゃん だめ||||

一緒に 元気 出そう いっしょに|げんき|だそう

あ ねえ 歌おう ||うたおう

歌う ？ うたう

そう 元気に なる んだ から |げんきに|||

そう か

かご め も 今 から 文化 祭 に 参加 したら いい の よ |||いま||ぶんか|さい||さんか||||

えっ

あっ そういう こと なら

こっち も 人手 が 足りない の よ ||ひとで||たりない||

な 何 よ |なん|

う ふ ふ ふ

リザーバー ？

そう 補充 要員 てい うか |ほじゅう|よういん||

控え 選手 って いう か ひかえ|せんしゅ|||

ね 今 から 頑張ろう よ |いま||がんばろう|

いい わ よ 分かった わ よ |||わかった||

で 何 すれば いい の ？ |なん|||

合唱 がっしょう

合唱 ？ がっしょう

料理 発表 りょうり|はっぴょう

料理 りょうり

舞台 ぶたい

舞台 ぶたい

ヒロイン の 友人 ブリリアント の 役 ひろいん||ゆうじん|||やく

ブリリアント ね

で その 三 つ の どれ を やれば いい の ？ ||みっ|||||||

全部 に 決まって る でしょ ？ ぜんぶ||きまって||

どうして

リザーバー だ もん

歌って 欲しい もん うたって|ほしい|

あたし たち は

今 まで 準備 と 練習 重ねて 来た の よ いま||じゅんび||れんしゅう|かさねて|きた||

あんた は 本番 まで 何 日 か で 済む んだ から ||ほんばん||なん|ひ|||すむ||

三 つ くらい 楽な もん よ みっ|||らくな||

は ー い |-|

はい

あー あー あー あー あー

あー あー あー あー あー

はい かご め ちゃん

もっと 声 出して |こえ|だして

心から こころから

あー あー あー あー あー

何 か こう 珍しい 逸品 が 欲しい の よ ね なん|||めずらしい|いっぴん||ほしい|||

あたし 野外 料理 なら 得意だ けど |やがい|りょうり||とくいだ|

バーベキュー みたいな やつ ？ ばーべきゅー||

川 魚 の 焚き火 焼き と か かわ|ぎょ||たきび|やき||

山菜 の 焚き火 焼き と か さんさい||たきび|やき||

黙って 手 を 動かして だまって|て||うごかして

は はい じゃあ ２ 幕 の ブリリアント の 台詞 から |まく||||せりふ|

行き ます いき|

お じいさん が 疝気 の 虫 に 倒れて から |||せんき||ちゅう||たおれて|

- うち で は ずっと … - うーん 違う |||||ちがう

もっと こう 大きく 腕 を 広げて アピール し ながら よ ||おおきく|うで||ひろげて|あぴーる|||

- あっ - は ー い じゃあ もう 一 回 ||-||||ひと|かい

お じいさん が 疝気 の 虫 に |||せんき||ちゅう|

うーん

- う っ う っ う っ - どう ？

そこそこ いける のう

- あ じゃあ 僕 も - ただいま ||ぼく||

- う っ う っ う っ - あ 姉ちゃん 帰って 来た んだ |||||||ねえちゃん|かえって|きた|

うん ？

う あ は あ

補給 した エネルギー は どうした の ？ ほきゅう||えねるぎー|||

今 日一日 で 使い切った わ よ いま|ひいちにち||つかいきった||

そんなに 勉強 きつかった ？ |べんきょう|

勉強 の 方 が まだ マシ よ べんきょう||かた||||

かご め これ は なかなか うまい なあ

う ？

お前 の くれた お土産 酒 の つまみ に ピッタリ じゃ おまえ|||おみやげ|さけ||||ぴったり|

そう よかった

奈落 は かご め の 目 を 使おう と した ？ ならく|||||め||つかおう||

はい

四 魂 の かけら を 探さ せる ため に よっ|たましい||||さがさ|||

すると 奈落 は |ならく|

全て の かけら の 所在 を 掴んで いる 訳 で は ない の か すべて||||しょざい||つかんで||やく|||||

ええ それ も

わざわざ かご め 様 を さらった と いう こと は |||さま||||||

奈落 だけ で は 探せ ない ならく||||さがせ|

かけら が まだ ある と いう こと です

どんな かけら じゃ

恐らく おそらく

よほど 見つかり にくい 場所 に ある のでしょう |みつかり||ばしょ|||

奴 も 困って る って こと だ やつ||こまって||||

へ へ へ へ へ へ

来 たな 奈落 らい||ならく

貴 様 が 来る の は 四 里 も 先 から 聞こえ とった とうと|さま||くる|||よっ|さと||さき||きこえ|

ほう 　 これ は 話 が 早い |||はなし||はやい

耳 千里 みみ|ちさと

貴 様 は この世 の あらゆる こと を とうと|さま||このよ||||

聞き取る 耳 の 持ち主 だ と いう な ききとる|みみ||もちぬし||||

ああ 奈落 貴 様 の 噂 も 聞いて おる よ |ならく|とうと|さま||うわさ||きいて||

この わし の 耳 も 貴 様 の 体 に 取り込む つもり かえ ？ |||みみ||とうと|さま||からだ||とりこむ||

安心 しろ あんしん|

貴 様 の 薄汚い 体 など 興味 は ない とうと|さま||うすぎたない|からだ||きょうみ||

はては て

では なぜ こんな 所 まで 来 なさった |||しょ||らい|

貴 様 は 四 魂 の かけら の 行方 を 聞いて いる か とうと|さま||よっ|たましい||||ゆくえ||きいて||

ああ 妖怪 ども の 噂 で は |ようかい|||うわさ||

奈落 貴 様 が ならく|とうと|さま|

ほぼ 全て の かけら を |すべて|||

手中 に して いる と の こと で は ない か しゅちゅう||||||||||

あと 一 つ |ひと|

あと 一 つ だけ |ひと||

この 奈落 に も 行方 の 掴め ぬ かけら が ある |ならく|||ゆくえ||つかめ||||

へえ で は 耳 を 澄ま せて みる かのう |||みみ||すま|||

ふうう

我々 の かけら は 全て 奈落 の 手 に 渡って いる われわれ||||すべて|ならく||て||わたって|

後 は 鋼 牙 の 野郎 の 足 に 二 つ あと||はがね|きば||やろう||あし||ふた|

そして 琥珀 の 命 を 繋ぐ 一 つ |こはく||いのち||つなぐ|ひと|

珊瑚 さんご

奈落 が 玉 を 完成 さ せる と いう こと は ならく||たま||かんせい||||||

琥珀 が 死ぬ と いう こと こはく||しぬ|||

心配 す んな 珊瑚 しんぱい|||さんご

絶対 さ せ ねえ ぜったい|||

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

残り の かけら を 先 に 見つけ ん の は 俺 たち だ のこり||||さき||みつけ||||おれ||

うん あたし だって その つもり だ

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

うん ？

言う まで も ない こと だ が いう||||||

う ？

かご め 様 に 気 を 配って やれ 　 二度と ||さま||き||くばって||にどと

奈落 の 手 に 落ち ん ように な ならく||て||おち||よう に|

けっ そんな こと 分かって る よ |||わかって||

お おい １ 人 で 何 食って んだ ？ ||じん||なん|くって| ん これ か ？

これ は 前 に 助けた 村人 と か 山伏 と か が ||ぜん||たすけた|むらびと|||やまぶし|||

- お礼 に って くれて よこした 干物 じゃ - ああ 全く もう お れい|||||ひもの|||まったく|

- あっ - あたし ら 退治 屋 が どんなに やめろ |||たいじ|や|||

って 言った って 駄目な んだ から |いった||だめな||

何の こと じゃ ？ なんの||

- 駄目だ よ 雲母 - キュー だめだ||うんも|

これ 妖怪 な んだ よ |ようかい|||

へ っ

白 入 道 って いう キノコ の 妖怪 の 菌糸 な んだ しろ|はい|どう|||きのこ||ようかい||きんし||

食べて も 平気な の か ？ たべて||へいきな||

うん 平気だ けど ね |へいきだ||

ただ 水 に 入れて 火 に かける と |すい||いれて|ひ|||

つまり 煮る と ？ |にる|

新しい 白 入 道 が そこ から 生まれる んだ あたらしい|しろ|はい|どう||||うまれる|

そんな 干物 じゃ った の か |ひもの||||

ま あたし と して は 捨て させ たい 代物 さ |||||すて|さ せ||しろもの|

う 本当に うまい のに のう |ほんとうに|||

だから 厄介な んだ |やっかいな|

へ っ 干物 なんか ほっとけ ||ひもの||

とにかく

四 魂 の かけら を 探す こと が よっ|たましい||||さがす||

全て に 繋がる って こと だ すべて||つながる|||

う っ あれ が 全て の 始まり だ から な ||||すべて||はじまり|||

ああ 奈落 の 野郎 が どこ に 隠れよう と |ならく||やろう||||かくれよう|

かけら の ある 所 に 奴 は 必ず 出て くる |||しょ||やつ||かならず|でて|

あー あー あー あー あー あー あー あー あー

はい もっと 高く ||たかく

- あー あー あー あー あー あー あー - うん ？

あゆみ ちゃん ごめん 風邪 引いちゃ った |||かぜ|ひいちゃ|

え えっ

ゴホッゴホッ ごめん

- ゴホッゴホッ - ああ いい わ よ 仕方ない もの |||||しかたない|

ええ どう する ？

かご め ちゃん

えっ ？

アルト の ソロ パート よろしく ね ？ あると||そろ|ぱーと||

えっ ソロ って 何 ？ |そろ||なん

ね ？

あっ う っ

ちょっと そこ の ガムテープ 取って くれ |||がむてーぷ|とって|

あい よっ

- ほ い - サンキュ

マキ ちゃん 大丈夫 ？ まき||だいじょうぶ

痛 っ 痛い よ ー つう||いたい||-

う う

とにかく 保健 室 に |ほけん|しつ|

うん

どう だった ？

捻挫 みたい 　 しばらく 動け ない って ねんざ|||うごけ||

ブリリアント ？

えっ 何 ？ |なん

たった今 から あなた は ブリリアント じゃ なくて たったいま||||||

主役 の エスカルゴプリン よ しゅやく|||

えー っ

さあ 稽古 を 続ける わ よ |けいこ||つづける||

エスカルゴ は 舞台 に あがって ||ぶたい||

そんな

２ 人 と も 酷 い と 思わ ない ？ じん|||こく|||おもわ|

これ じゃ 全然 控え と か 補充 と か 言わ ない わ よ ||ぜんぜん|ひかえ|||ほじゅう|||いわ|||

ねえ

駄目だ だめだ

全然 良い 料理 が 見つから ない ぜんぜん|よい|りょうり||みつから|

もう

こう パンチ が あって インパクト が あって |ぱんち|||いんぱくと||

それでいて 誰 も 知ら ない ような 料理 |だれ||しら|||りょうり

知ら ない ？ しら|

知ら ない しら|

じゃあ 見つけて 来て |みつけて|きて

えっ

あっ あたし

これ が 終わったら 合唱 の 個人 練習 が あって ||おわったら|がっしょう||こじん|れんしゅう||

それ から 舞台 の 稽古 に 戻って … ||ぶたい||けいこ||もどって

- よろしく - う っ

よろしく じゃ な ー い |||-|

- ふう ふう - 本当に 元気に なった んだ な 日 暮 ||ほんとうに|げんきに||||ひ|くら

北条 くん ほうじょう|

他 も 色々 掛け持ち して る ん だって ？ た||いろいろ|かけもち||||

して る んじゃ なくて さ せら れて る の

それ も 最初 は お 手伝い ぐらい だった のに ||さいしょ|||てつだい|||

それ が だんだん

日 暮 久しぶりの 学校 だ から さ ひ|くら|ひさしぶりの|がっこう|||

皆 いっぱい 参加 して もらおう と みな||さんか|||

思った んじゃ ない ？ おもった||

- そう か なあ ？ - そうだ よ |||そう だ|

ねえ 北条 くん |ほうじょう|

珍しい 料理 なんか 知ら ない わ よ ね めずらしい|りょうり||しら||||

俺 は そういう の は ちょっと おれ|||||

やっぱり ママ に 頼る しか |まま||たよる|

あっ

どうかした ？

うん 何とか なり そう |なんとか||

あの さ 日 暮 ||ひ|くら

日 暮 が ヒロイン 役 に なった から さ ひ|くら||ひろいん|やく||||

俺 の 役 と 結構 絡む から おれ||やく||けっこう|からむ|

２ 人 で 練習 と かし ない か って じん||れんしゅう|||||

あれ ？

日 暮 ？ ひ|くら

ただいま ー |-

あった

じいちゃん ごめん ね

あー あー あー あー

この エスカルゴプリン は

決して 逃げ も 隠れ も し ない けっして|にげ||かくれ|||

うまい

なあ に ？　 これ

へ へ ー ||-

パンチ が あって インパクト が あって ぱんち|||いんぱくと||

誰 も 知ら ない ような 料理 だれ||しら|||りょうり

じゃあ 行って くら あ |おこなって||

おう

そろそろ 四 魂 の かけら を |よっ|たましい|||

探し に 出 ん と いかん から の さがし||だ|||||

ああ かご め の 奴 ほっとく と なげ え から な ||||やつ||||||

あっ と

あー 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

かご め に 忍者 食 を 頼む ぞ |||にんじゃ|しょく||たのむ|

せっかちじゃ のう

ウアーウ

アウアウ

うん ？　 う っ うん

この 干物 味 は いい んじゃ が |ひもの|あじ||||

ち と 硬い の が 何 じゃ な ||かたい|||なん||

煮て みる か にて||

ふむ

お ー お ー マツイ が な ー |-||-|まつい|||-

おお 景気 が のう |けいき||

うん ？

うん

うーん

うーん

オオオ グオーッ

う う えっ

うん ？　 おお 久しぶりじゃ な ||ひさしぶりじゃ|

う っ 　 何 やって んだ ||なん||

散 魂 鉄 爪 ち|たましい|くろがね|つめ

うん ？

何 じゃ なん|

は あ こいつ は 珊瑚 の 言って いた 白 入 道 か ||||さんご||いって||しろ|はい|どう|

他 は ？ た|

他 ？ た

他の 干物 は どうした って 聞いて んだ たの|ひもの||||きいて|

ああ そこ の 鍋 の 中 の が 最後 じゃ |||なべ||なか|||さいご|

う っ

後 は 皆 食って しまった ぞ あと||みな|くって||

は あ だったら いい や

あら いらっしゃい

犬 の 兄ちゃん 遊び に 来た の ？ いぬ||にいちゃん|あそび||きた|

遊び じゃ ねえ あそび||

ご飯 食べて 行く んでしょ ？ ごはん|たべて|いく|

待って て ね まって||

お あ おう

ただいま ー |-

ほ ー れ ほれ ほれ ほれ ほれ へ っへ へ へ へ へ っと |-||||||||||||

あ 来て た んだ |きて||

おう 飯 食 ったら 戻る ぞ |めし|しょく||もどる|

ちょっと 待って よ |まって|

大体 あんた 早く 戻れ なんて 一言 も だいたい||はやく|もどれ||いちげん|

う っせ え

お前 が い なけりゃ かけら を 探せ ねえ だろう が おまえ||||||さがせ|||

そう な の ？

そう じゃ ねえ か

それ だけ ？

えっ それ だけ って

別に いい けど べつに||

何 か なん|

調子 取り戻した みたい ちょうし|とりもどした|

へ っ 顔 が 見 たく なった んで え ||かお||み||||

文句 あっか もんく|

別に べつに

我が 儘 だ な 兄ちゃん わが|まま|||にいちゃん

悪い んだ けど わるい||

あたし 今 そっち に 行く 訳 に いか ない の よ |いま|||いく|やく|||||

何で え また テスト と か いう 奴 か なんで|||てすと||||やつ|

文化 祭 ぶんか|さい

文化 祭 ぶんか|さい

姉ちゃん 何 や ん の ？ ねえちゃん|なん|||

ちょっと 色々 ね |いろいろ|

合唱 と か 料理 と か 舞台 と か がっしょう|||りょうり|||ぶたい||

家族 が 見 に 行って も いい の か かぞく||み||おこなって||||

まあ そう だ けど

あら それ なら 皆 で 行き ましょう か |||みな||いき||

そんな いい って

いやいや 孫 の 晴れ姿 は 見 に 行か ん と な |まご||はれすがた||み||いか|||

- へ へ っ 俺 も 行って いい … - 駄目 |||おれ||おこなって||だめ

お っ

何で だ よ なんで||

だって

あんた の 正体 が ばれたら 大変だ もの ||しょうたい|||たいへんだ|

う けっ

じゃあ あたし 色々 準備 が ある から ||いろいろ|じゅんび|||

行って き ま ー す おこなって|||-|

さあ 私 たち も 準備 し ましょう か |わたくし|||じゅんび|||

楽しみ たのしみ

わし も おしゃれ せ ん と な

- あ そう そう しわ を … - う あー あ

戻って 来 ん のう もどって|らい||

犬 夜叉 も かご め も いぬ|やしゃ||||

は あ

へ っ は っく くく

う っ 硬い ||かたい

狐 火 きつね|ひ

う ー うま そうな におい じゃ |-||そう な||

あっ えっ 何 じゃ ||なん|

ブガショッ

飛来 骨 ひらい|こつ

クワッ

う っ

- 大丈夫 ？ - あっ だいじょうぶ|

しかし この 人里 に 妖怪 と は ||ひとざと||ようかい||

今 の は クロテングダケ の 干物 が 蘇った もの だ よ いま|||||ひもの||よみがえった|||

干物 か ひもの|

あっ あっ は は は

お礼 に 貰った って いう 干物 全部 捨てる よ お れい||もらった|||ひもの|ぜんぶ|すてる|

まだ 持って いた の か |もって|||

仕方ない のう しかたない|

どれ も うまい のに のう

う っ

白 入 道 クロテングダケ しろ|はい|どう|

- ユメナマズ ワライアザミ アマダルマ - えっ

- カミツキスイカ に エセダイコク - うわ あ

よくも こんなに 集めた もん だ ||あつめた||

これ で 全部 な の ？ ||ぜんぶ||

残り は かご め が 持って行った ぞ のこり|||||もっていった|

かご め 様 が ？ ||さま|

実家 に ？ じっか|

ああ 犬 夜叉 も 向こう に いる こと だ し |いぬ|やしゃ||むこう|||||

そう だ ね 犬 夜叉 が いれば 平気だ よ |||いぬ|やしゃ|||へいきだ|

じゃ が かご め の 国 で は |||||くに||

犬 夜叉 は あまり 好き勝手に 動け ん らしい ぞ いぬ|やしゃ|||すきかってに|うごけ|||

- あっ - う う

あっ ちょっと ごめん

シュシュシュシュシュ

ん っ ん っ ん

じゃあ 焼き 菓子 から テーブル に 並べ ま しょ |やき|かし||てーぶる||ならべ||

シャー カシェーッ

シヨォオオオ

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ

井戸 の 中身 は 何 じゃ ろ な ？　 はい いど||なかみ||なん||||

文化 祭 の 当日 ぶんか|さい||とうじつ

き ゃ ー ||-

荒らさ れた 家庭 科 室 あらさ||かてい|か|しつ

ち っ ありゃ 妖怪 クロテングダケ じゃ ねえ か |||ようかい||||

学校 中 を 闊歩 する 妖怪 たち がっこう|なか||かっぽ||ようかい|

一体 どこ から 来た の ？ いったい|||きた|

日 暮 神社 の この 札 で 退治 して くれる わ ひ|くら|じんじゃ|||さつ||たいじ|||

かご め は 大事な 発表 が ある でしょ |||だいじな|はっぴょう|||

怖い けど 僕 も 手伝う よ こわい||ぼく||てつだう|

勝負 だ 覚悟 しろ 妖怪 め しょうぶ||かくご||ようかい|

次回 犬 夜叉 「 干物 妖怪 と 激闘 文化 祭 」 じかい|いぬ|やしゃ|ひもの|ようかい||げきとう|ぶんか|さい

何 してん の 北条 くん 相手 は 本物 よ なん|||ほうじょう||あいて||ほんもの|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ

井戸 の 中身 は ？ いど||なかみ|

こいつ じゃ