InuYasha Episode 147-148 (2) inuyasha|episode InuYasha Episode 147-148 (2) InuYasha Episode 147-148 (2) InuYasha 에피소드 147-148 (2) 犬夜叉第147-148集 (2)

フフ 修羅 の 道 を 進む この 私 が 今さら 非業 の 死 など 恐れる もの か |しゅら||どう||すすむ||わたくし||いまさら|ひごう||し||おそれる||

お 姉 さま |あね|

言 霊 は 愛し い が 良い かも な げん|れい||あいし|||よい||

これ は ？

俺 が 持って いて も 何の 役 に も 立た ねえ お め え に やる おれ||もって|||なんの|やく|||たた||||||

お袋 が 残して くれた の は そい つと この 火 鼠 の 衣 だけ だった おふくろ||のこして|||||||ひ|ねずみ||ころも||

お前 の 母 は 人間 だった の か おまえ||はは||にんげん|||

ああ まあ な

こんな 大切な 物 を |たいせつな|ぶつ|

気 に す んな 　 火 鼠 の 衣 は 十分 役 に 立って る き||||ひ|ねずみ||ころも||じゅうぶん|やく||たって|

あ あ

すまなかった 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

そう と は 知ら ず 何度 も 射 抜いて しまった |||しら||なんど||い|ぬいて|

へ っ 　 気 に しちゃ い ねえ よ 　 それ より お前 が 渡す って 言って た の は 何 な んだ よ ||き||||||||おまえ||わたす||いって||||なん|||

あっ ああ すま ぬ 　 忘れた ||||わすれた

何で え 　 期待 さ せ や がって なんで||きたい||||

本当に 貰って よい の か ほんとうに|もらって|||

うん ？　 ふん 　 ああ

ヌフフフフフ 　 犬 夜叉 と 桔梗 か |いぬ|やしゃ||ききょう|

ん 　 ん ん

その 夜 桔梗 お 姉 さま は 紅 を さして いた |よ|ききょう||あね|||くれない|||

美しかった うつくしかった

だが どこ か はかなく 幼い 私 の 目 に も 切なく 見えた ||||おさない|わたくし||め|||せつなく|みえた

フフフフ 　 アハハハ 　 ヒヒヒ 　 フフフフ

さあ 今度 は 何 を して 遊ぶ ？ |こんど||なん|||あそぶ

う うんと

犬 夜叉 　 そんな 所 に い ないで こっち に 来て 一緒に 遊ば ない か いぬ|やしゃ||しょ||||||きて|いっしょに|あそば||

ふ ふざけ ん な

お手玉 しよう おてだま|

- 花 摘み しよう - ん ？　 フフフフ か|つまみ|||

アハハハハハハ

ん ？

ウフフフ ハハハハ …

ふ っ

た あ

駄目だ 　 とても お 姉 さま の ように は いか ない だめだ|||あね|||よう に|||

う う

感心だ な 楓 かんしんだ||かえで

は あ 桔梗 お 姉 さま ||ききょう||あね|

ん ？

あ あの お 姉 さま |||あね|

うん ？　 何 だ ？ |なん|

う うん 　 何でもない ||なんでもない

フ 　 そう か

綺麗な お 姉 さま を もう 一 度 見て み たい お 姉 さま を 助けて あげ たい きれいな||あね||||ひと|たび|みて||||あね|||たすけて||

こんな こと を 考えて いた の は 私 だけ だ と 思って いた |||かんがえて||||わたくし||||おもって|

ん ん

き 桔梗 か |ききょう|

そう だ 　 粥 を 持って 来て やった ぞ ||かゆ||もって|きて||

もう 俺 に |おれ|

構う んじゃ ねえ かまう||

あっ ち 行って ろ ||おこなって|

う お 姉 さま は 鬼 蜘蛛 と いう 名 の 夜 盗 を 匿 って いた ||あね|||おに|くも|||な||よ|ぬす||とく|| どうして 犬 夜叉 に も 言って は いけない の ？ |いぬ|やしゃ|||いって|||

あいつ の こと だ 　 きっと 焼きもち を 妬 く |||||やきもち||ねた|

焼きもち ？ やきもち

犬 夜叉 お前 の 力 を 貸せ いぬ|やしゃ|おまえ||ちから||かせ

何 だ やぶ から 棒 に なん||||ぼう|

他国 の 妖怪 退治 を 頼ま れた のだ が さすが に 私 でも 手 に 余る ような ので な たこく||ようかい|たいじ||たのま||||||わたくし||て||あまる|||

けっ 高く つく ぜ |たかく||

う っ

ウワアア

犬 夜叉 行った ぞ いぬ|やしゃ|おこなった|

任せろ まかせろ

散 魂 鉄 爪 ち|たましい|くろがね|つめ

ウワアア

桔梗 あれ が 本体 だ ききょう|||ほんたい|

ああ

えい

ウウウ

へ っ やった ぜ

よう チビ

楓 です かえで|

お前 の 姉 貴 四 魂 の 玉 って ヤツ を 持って る んだろう おまえ||あね|とうと|よっ|たましい||たま||やつ||もって||

あ 　 玉 の こと 何で 知って る ？ |たま|||なんで|しって|

悪党 は 皆 狙って る から な あくとう||みな|ねらって|||

お前 も ？ おまえ|

玉 は 恨み の 血 を 吸う ほど 悪く なる ん だって な いい なあ たま||うらみ||ち||すう||わるく||||||

お 姉 さま が 清めて いる 　 悪く は なら ない |あね|||きよめて||わるく|||

桔梗 は いつも すました 顔 して や がる もん な ききょう||||かお|||||

見て みて え なあ 　 あの 女 の 乱れた 顔 みて|||||おんな||みだれた|かお

ウフ ゾクゾク して くる ぜ

フフフフフフ 　 フフフフフフフフ

そう か 　 鬼 蜘蛛 が そんな こと を ||おに|くも||||

お 姉 さま 　 私 あいつ 嫌いです |あね||わたくし||きらいです

許して お あげ ゆるして||

あの 男 は 恐らく 一生 あそこ から 動け ない のだ から |おとこ||おそらく|いっしょう|||うごけ|||

桔梗 お 姉 さま は そう 言った ききょう||あね||||いった

私 は そんな お 姉 さま の 優し さ に 何かしら 危うい もの を 感じて いた わたくし||||あね|||やさし|||なにかしら|あやうい|||かんじて|

見事だ な みごとだ|

だが 桜 の 下 に 長い こと 立って いる と 気 が 変に なる そうだ |さくら||した||ながい||たって|||き||へんに||そう だ

この 桜 の せい か ？　 前 に 会った 時 と は まるで 別人 だ ぞ 桔梗 |さくら||||ぜん||あった|じ||||べつじん|||ききょう

その 弱々しい 霊 力 は 何 だ |よわよわしい|れい|ちから||なん|

物 の 怪 や 魑魅 魍魎 の 類 が 貴 様 の 結 界 を 通り抜けて ゆく ぞ ぶつ||かい||ちみ|もうりょう||るい||とうと|さま||けつ|かい||とおりぬけて||

425 そう か 　 お前 が 物 の 怪 を 放って いた のだ な ||おまえ||ぶつ||かい||はなって|||

男 に 心 を 惑わさ れ おって おとこ||こころ||まどわさ||

相手 は さしずめ でき 損ない の 半 妖 か ？ あいて||||そこない||はん|よう|

四 魂 の 玉 を よこせ よっ|たましい||たま||

貴 様 の 代わり に この 椿 が 清めて やる 　 ふん とうと|さま||かわり|||つばき||きよめて||

お前 に は 無理だ おまえ|||むりだ

う う 　 死ね 桔梗 ||しね|ききょう

グワアアアア

ウウウウウ

ウオオ 　 グワア

うわ あ

ああ ああ ああ

ああ ああ

おのれ 桔梗 |ききょう

失 せろ 　 命 まで 取り は せ ん うしな||いのち||とり|||

う う う 　 う う

鬼 蜘蛛 おに|くも

うん ？　 う う う

鬼 蜘蛛 おに|くも

う うん ？

貴 様 の 邪 な 思い が 我ら を 呼び寄せた とうと|さま||じゃ||おもい||われら||よびよせた

妖怪 … か ようかい|

聞いて やる 　 貴 様 の 望み は 何 だ きいて||とうと|さま||のぞみ||なん|

俺 は 自由に 動く 体 が 欲しい おれ||じゆうに|うごく|からだ||ほしい

四 魂 の 玉 を そして 桔梗 を 俺 の もの に する ため に な よっ|たましい||たま|||ききょう||おれ|||||||

いい だろう 　 その 引き換え に 貴 様 の 魂 を 頂く |||ひきかえ||とうと|さま||たましい||いただく

フフフフフフフフフフ 俺 の 腐った 魂 も 捨てた もん じゃ ねえ な |おれ||くさった|たましい||すてた||||

うま そうだろう 　 食 いてん だろう |そう だろう|しょく||

さあ 食え |くえ

そして 体 を 力 を 俺 に よこせ ！ |からだ||ちから||おれ||

う おお おお おお おお

ふ っ

う う

ん ？

は あ

かなり 上達 した な |じょうたつ||

はい

あと は 封印 の 矢 か ||ふういん||や|

封印 の 矢 ？ ふういん||や

ふ っ

これ が 封印 の 矢 だ ||ふういん||や|

どうしても 倒せ ない 妖怪 に 使う |たおせ||ようかい||つかう

その 妖怪 は どう なる の ？ |ようかい||||

永遠に 眠り 続ける えいえんに|ねむり|つづける

目覚める の は 矢 を 放った 者 が その 妖怪 を 復活 さ せ たい と 願った 時 だけ だ めざめる|||や||はなった|もの|||ようかい||ふっかつ|||||ねがった|じ||

だが 楓 　 この 木 に は 気 を 付ける んだ |かえで||き|||き||つける|

え ？　 ご 神木 が ？ ||しんぼく|

これ は 時代 樹 と いって な 時 を 超える 力 を 持つ ||じだい|き||||じ||こえる|ちから||もつ

時代 樹 じだい|き

この 木 に 封印 したら その 妖怪 の 肉体 が 朽ち果てる こと … |き||ふういん|||ようかい||にくたい||くちはてる|

う ？

477 な 何 ？ |なん

何という 数 だ なんという|すう|

バカな 　 この 私 が あれほど の 邪気 に 気付か ぬ と は ばかな||わたくし||||じゃき||きづか|||

ゆけ 　 物 の 怪 ども |ぶつ||かい|

行って 四 魂 の 玉 を 奪って こい おこなって|よっ|たましい||たま||うばって|

四 魂 の 玉 は 貴 様 ら に 最大 の 妖力 を 与えて くれる ぞ よっ|たましい||たま||とうと|さま|||さいだい||ようりょく||あたえて||

最強の 妖怪 と なって 巫女 の 桔梗 を 殺せ ！ さいきょうの|ようかい|||いちこ||ききょう||ころせ

- う う わ ああ あ ああ ああ - うわ ああ

散 魂 鉄 爪 ち|たましい|くろがね|つめ

アア

ウア

犬 夜叉 ！ いぬ|やしゃ

遅 え ぞ 桔梗 おそ|||ききょう

すま ぬ

う っ

ギヤアアアア

やはり 霊 力 が 落ちて いる |れい|ちから||おちて|

ようし 私 も |わたくし|

えい

グウウウウウ

来 や がれ らい||

ウワアア

ウウウ

う う

飛 刃 鉄 爪 と|は|くろがね|つめ

オオオオオオ

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

危ない お 姉 さま あぶない||あね|

うん っ

き ゃあ ああ

楓 えい かえで| ガアア

き ゃあ ああ ああ

ああ ？

すまない 楓 |かえで

う 　 あ 私 は だ 大丈夫です ||わたくし|||だいじょうぶです

う う

う う

う う

う っ

う っ

グウウウ 　 ウウ 　 ウウウ

チビ の 目 どう だ ？ ||め||

可哀想な こと を した かわいそうな|||

全て 私 の 責任 だ すべて|わたくし||せきにん|

私 が 不 甲斐 ない ばかりに わたくし||ふ|かい||

ん … そんなに 自分 を 責める な ||じぶん||せめる|

喧嘩 し てりゃ あ こんな こと しょっちゅう じゃ ねえ か けんか|||||||||

犬 夜叉 　 戦って い なければ お前 は お前 で い られ ない の か いぬ|やしゃ|たたかって|||おまえ||おまえ||||||

前 に も そんな こと 聞いて きたな ぜん|||||きいて|

戦い を やめて み ない か たたかい|||||

あ 何 ？ |なん

戦い を やめて 人間 に なって み ない か たたかい|||にんげん|||||

俺 が 人間 に ？ おれ||にんげん|

なれる さ 　 お前 は もともと 半分 は 人間 だ も の ||おまえ|||はんぶん||にんげん|||

う う

四 魂 の 玉 は 邪 な 妖怪 の 手 に 渡れば ますます 妖力 が 強まる よっ|たましい||たま||じゃ||ようかい||て||わたれば||ようりょく||つよまる

だが お前 を 人間 に する ため に 使う ならば 玉 は 浄化 さ れ おそらくは 消滅 する |おまえ||にんげん|||||つかう||たま||じょうか||||しょうめつ|

その 時 桔梗 　 お前 は どう なる |じ|ききょう|おまえ|||

私 は 玉 を 守る 者 わたくし||たま||まもる|もの

玉 が 無くなれば ただ の 女 に なる たま||なくなれば|||おんな||

ああ

お っ

ああ

あ …

う …

桔梗 ききょう

えっ

桔梗 俺 は 人間 に なる ききょう|おれ||にんげん||

ああ

気 の 迷い で も 何でも ねえ 　 俺 は 人間 に なる き||まよい|||なんでも||おれ||にんげん||

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

だから お前 も 一 人 の 女 に |おまえ||ひと|じん||おんな|

この 俺 の … |おれ|

もう いい

う っ

それ 以上 は 何も 言う な |いじょう||なにも|いう|

桔梗 　 俺 は お前 の こと … ききょう|おれ||おまえ||

う っ

犬 夜叉 　 よい の か いぬ|やしゃ|||

何 が だ ？ なん||

こんな 私 で 本当に よい の か |わたくし||ほんとうに|||

か っ 何 当たり 前 の こと を 言って んだ よ ||なん|あたり|ぜん||||いって||

明日 の 昼 あした||ひる

うん ？

西 の 森 の ご 神木 の 前 だ にし||しげる|||しんぼく||ぜん|

そこ で 待って いて くれ ||まって||

四 魂 の 玉 を 持っていく から よっ|たましい||たま||もっていく|

あ ああ 　 ん っ 分かった ||||わかった

さ せる か

さ せて たまる か

誰 だ だれ|

俺 だ よ 桔梗 おれ|||ききょう

どうした ？　 何 か あった の か ？ |なん||||

待ち遠しくて たまら ねえ まちどおしくて||

なあ 桔梗 　 俺 を 今 すぐ 人間 に して くれ ない か |ききょう|おれ||いま||にんげん|||||

無理 を 言う な むり||いう|

夜 は 邪悪な 力 が 満ちて いる よ||じゃあくな|ちから||みちて|

四 魂 の 玉 を 使う なら 日 が 昇って から だ よっ|たましい||たま||つかう||ひ||のぼって||

う う 　 分かった 　 じゃあ 夜 が 明けたら すぐに 頼む ぜ ||わかった||よ||あけたら||たのむ|

ウフ 　 仕方 の 無い 奴 だ |しかた||ない|やつ|

ん ？

あ ？

犬 夜叉 ？ いぬ|やしゃ

お 姉 さま どこ へ 行く の |あね||||いく|

ああ うん 　 ちょっと

ふわ あ

まだ 早い 　 寝て い なさい |はやい|ねて||

でも

心配 し なくて いい お前 の 薬草 を 探して くる だけ だ から しんぱい||||おまえ||やくそう||さがして||||

薬草 ？　 薬草 なら ここ に いっぱい やくそう|やくそう||||

あ ああ

もっと 効く 薬 が ある かも しれ ない もう 一 度 見て くる |きく|くすり|||||||ひと|たび|みて|

ありがとう 桔梗 お 姉 さま |ききょう||あね|

楓 目 は 痛む か かえで|め||いたむ|

う うん 　 今日 は だいぶ 楽 ||きょう|||がく

そう か 　 すぐ 戻る から |||もどる|

その 時 の 私 は いつ に なく 寂しかった |じ||わたくし|||||さびしかった

お 姉 さま に いつまでも ここ に いて 欲しい |あね|||||||ほしい

今日 は どこ に も 行か ないで 欲しい きょう|||||いか||ほしい

強く そう 願った つよく||ねがった

はっ はっ はっ …

遅く なって しまった おそく||

は あ は あ …

犬 夜叉 ？ いぬ|やしゃ

ああ

まだ 来て い ない の か |きて||||

犬 夜叉 の 奴 寝坊 でも した の か いぬ|やしゃ||やつ|ねぼう||||

ん フフフフフフ ハハハハハハハハ 　 は ああ ！ ああ

う う う っ

こんなんで 化粧 した って て め え の 本性 は 変わら ねえ よ |けしょう|||||||ほんしょう||かわら||

ん 何 ？ |なん

似合わ ねえ んだ よ こんな 紅 にあわ|||||くれない

て め え は 妖怪 の 返り血 で 十分だろう が ||||ようかい||かえりち||じゅうぶんだろう|

ああ 　 犬 夜叉 ？ |いぬ|やしゃ

う う

けっ バカ が |ばか|

う - 俺 は 人間 に なる 気 なん ざ さらさら ねえ よ - う う 　 くう |おれ||にんげん|||き|||||||| ああ あ

四 魂 の 玉 ありがたく 貰って おく ぜ よっ|たましい||たま||もらって||

この 玉 もっと 恨み の 血 を 吸わ せ なきゃ いけ ねえ な |たま||うらみ||ち||すわ|||||

村 の 奴 ら 皆殺し だ むら||やつ||みなごろし|

ああ あ 　 おのれ 犬 夜叉 |||いぬ|やしゃ

最初 から 私 を 騙す 気 だった の か さいしょ||わたくし||だます|き|||

う う あの 言葉 は 嘘 だった の か |||ことば||うそ|||

気 の 迷い で も 何でも ねえ 　 俺 は 人間 に なる き||まよい|||なんでも||おれ||にんげん||

だから お前 も |おまえ|

おのれ 　 おのれ ええ ええ

さて 次 は |つぎ|

あの 半 妖 だ |はん|よう|

桔梗 ？ ききょう

ん 　 い ない の か

- フフフフフフ 現れた な 半 妖 - ん ？ |あらわれた||はん|よう|

ああ

桔梗 ？　 今 何て 言った ？ ききょう|いま|なんて|いった

半 妖 だ よ はん|よう||

その 醜い 犬 の 耳 は 私 の 言葉 も 聞き取れ ぬ の か |みにくい|いぬ||みみ||わたくし||ことば||ききとれ|||

て て め え

貴 様 の ような 半 妖 に 四 魂 の 玉 を 渡して たまる か とうと|さま|||はん|よう||よっ|たましい||たま||わたして||

ここ で 成 敗 して くれる ||しげ|はい||

死ね 犬 夜叉 しね|いぬ|やしゃ

て え

滅びよ 半 妖 ほろびよ|はん|よう

ちき しょう

フフフフフ 　 これ で 四 魂 の 玉 は 憎しみ と 恨み で 汚れて ゆく わ |||よっ|たましい||たま||にくしみ||うらみ||けがれて||

ち きしょう 俺 を 騙して いた の か 利用 して いた だけ な の か ||おれ||だまして||||りよう||||||

だったら 名 を 言え 　 そう すれば 二度と 半 妖 と は 呼ば ない |な||いえ|||にどと|はん|よう|||よば|

お前 は そう 言った じゃ ねえ か な のに な のに 何で 今さら おまえ|||いった||||||||なんで|いまさら

犬 夜叉 だ いぬ|やしゃ|

わ ああ あ

てっ

ヘヘヘヘヘ

えっ

ヘヘヘヘ

ざま あみ や がれ

これ さえ あれば 俺 は 本物 の 妖怪 に なれる んだ |||おれ||ほんもの||ようかい|||

これ で もう 俺 の こと を 半 妖 なんて 言わ せ ねえ |||おれ||||はん|よう||いわ||

犬 夜叉 ー ！ いぬ|やしゃ|-

はっ 　 くっ

信じて いた のに 　 お前 の こと を 信じて いた のに しんじて|||おまえ||||しんじて||

俺 は 一 度 だって お前 を 疑った こと は 無かった おれ||ひと|たび||おまえ||うたがった|||なかった

なのに て め え は

犬 夜叉 ー ！ いぬ|やしゃ|-

うわ あ

ああ あ

き 桔梗 |ききょう

て め え よくも

う う う う

お 姉 さま 桔梗 お 姉 さま |あね||ききょう||あね|

桔梗 様 ききょう|さま

ひで え 傷 だ ||きず|

お 姉 さま この 傷 は |あね|||きず|

俺 は このまま 死 ん じ まう の か おれ|||し|||||

それ 以上 は 何も 言う な |いじょう||なにも|いう|

まあ それ でも いい か

桔梗 　 こんな こと に なって も やっぱり 俺 は お前 の こと ききょう|||||||おれ||おまえ||

四 魂 の 玉 　 こんな 物 の ため に よっ|たましい||たま||ぶつ|||

う う

よい か 楓 　 これ を この 四 魂 の 玉 を 私 の 亡骸 と 共に 燃やせ ||かえで||||よっ|たましい||たま||わたくし||なきがら||ともに|もやせ

二度と 再び 悪 しき者 ども の 手 に 渡ら ぬ ように にどと|ふたたび|あく|しきしゃ|||て||わたら||よう に

う う う

お 姉 さま ？ |あね|

あっ

お 姉 さま ー ！ |あね||-

四 魂 の 玉 私 が あの世 に 持って ゆく よっ|たましい||たま|わたくし||あのよ||もって|

あれ から 50 年 ||とし

犬 夜叉 は ご 神木 に 封印 さ れて いる いぬ|やしゃ|||しんぼく||ふういん|||

犬 夜叉 は あの 時 の まま だ いぬ|やしゃ|||じ|||

あの 時 お 姉 さま は 自分 の 命 が 果てる こと を 知っていた |じ||あね|||じぶん||いのち||はてる|||しっていた

ならば なぜ 破 魔 の 矢 で は なく 封印 の 矢 を 放った のだろう ||やぶ|ま||や||||ふういん||や||はなった|