異 世界 かる てっと - 09
( カズマ ) 拝啓 皆様 元気です か ?
僕たち は この ろく で も ない 異 世界 学園 生活 を …
( カズマ ) 満喫 して ま ー す !
♪~
~♪
( ヴァイス ) なあ みんな
( ノイマン ) はい
我々 は 今 ヴァルハラ に いる の かも しれ ん な
です な
( ケーニッヒ ) こう も きれいな 女子 たち を
帝国 で 見た こと が ある か ?
( グランツ ) いい や ない っす
これ は 日頃 戦場 で ひどい 目 に 遭って いる
我々 へ の ご 褒美 に 違いない
お前たち 全身 全 霊 楽しむ ぞ
( コキュートス ) 腕 立 テ 伏 セヲ 1,000 回
( グランツ ) ぬ おお … ( ケーニッヒ ) 何で こういう 目 に
( ノイマン ) だ な !
( コキュートス ) 体育 委員 タル 者 ―
運動 ノ 規範 トナラナクテハ 意味 ガナイ
( ダクネス ) ハァハァハァ … この 程度 か ?
この 程度 は やって る うち に 入ら ない ぞ !
( コキュートス ) 娘 見事 ダ
確かに 見事だ
ああ あの 腕 立て の 速 さ
違い ます よ 大尉 殿 ( ヴァイス ) え ?
あれ を 見て ください ( ヴァイス ) うん ?
( ダクネス ) ハァハァハァ …
( ヴァイス ) た … 確かに 見事だ
( グランツ ) あれ は もう 暴力 です
( ダクネス ) 視線 を 感じる ぞ そう なめ 回す ような 視線 だ
私 の この 姿 を 見て 陵辱 的な 妄想 を 膨らま せて いる 男 …
いや オス の 視線 だ !
私 は このあと どう なって しまう のだろう
腕 に 力 が 入ら なく なって 抵抗 も まま なら ぬ 私 は …
どう なって しまう のだろう !?
( コキュートス ) ドウシタラ イイノダロウ
( ラム ) 最低 ね ( ヴィーシャ ) 最低です
( スバル ) よう 姉 様 !
( スバル ) ちゃん と 仕事 して る か ー
って こんな 嫌 そうな 顔 で バーベキュー の 準備 して る ヤツ
初めて 見た よ
そんな こと な いわ
バーベキュー の せい で 給食 委員 の 仕事 が 増えて
嫌で 嫌で しかたない だ なんて ラム は 思って ない わ
絶対 思って る だ ろ
それ より バルス こそ 仕事 は して いる の ?
飼育 委員 は 臨海 学校 で やる こと ねえ んだ よ
だから いろんな 人 の 手伝い を やる って ことに なって ん の
要するに 雑用 ね
どこ に 行って も 役立た ず な の は 変わら ない と いう こと じゃ ない
言わ れる と 思った よ
( ヴィーシャ ) あの … ( スバル ) あ ?
スバル さん … です よ ね ?
そう よ バルス よ
ナツキ ・ スバル さん
そう よ バルス よ
( スバル ) 姉 様 本当に 混乱 して いる から やめろ
( カズマ の 叫び声 ) ( スバル ・ ヴィーシャ ) ん ?
( カズマ ) 目 が !
目 が ー !
( ターニャ ) 女子 の 水着 に 目 を 奪わ れ 続ける など
風紀 委員 が 風紀 を 乱して どういう つもり だ !
それ に したって !
フッ フフフ
スキル “ 潜伏 ” に よる ―
NO ・ ZO ・ KI
これ に 勝る もの は …
( デミウルゴス ) 何 を やって いる のです か
え ?
( デミウルゴス ) フラッシュ
目 が ! 目 が ー !
水着 見た だけ で 目 ん 玉 まで 焼く か !?
いや あ デミウルゴス 君 協力 感謝 する
いや あ デミウルゴス 君 協力 感謝 する
( カズマ ) って 聞いて !
いえいえ ターニャ 殿 こそ 迅速な 判断 お 見事です
何 を 言う か
君 の ような 部下 を 持って 本当に アインズ 君 が 羨ま し い
( デミウルゴス ) いえいえ
この 組み合わせ つらい んです けど
この 組み合わせ つらい んです けど
この 組み合わせ つらい んです けど
それ を 言う なら ターニャ 殿 も 十分
それ を 言う なら ターニャ 殿 も 十分
( レム ) 誰 も いらっしゃい ませ ん ね
( シャルティア ) そうであり ん すね
ん …
( レム ) どうかさ れ ました か ?
ん っ 何でもない であり ん す
ん …
( スバル ) これ うまい な ( ラム ) 当然 よ
( ダクネス ) すごい ! 的に 当たる !
( カズマ ) とう ぇ ~ い ( ケーニッヒ たち ) ぐ は っ !
( ロズワール ) と いう わ ~ け で …
肝 試し の 時間 だ ~ よ
くじ を 引いて チーム を 決めて ちょうだいな
( アルベド ) どうして … どうして ?
じゃあ 1 組 目 か ~ ら
よし いく ぞ お 嬢ちゃん 方
( めぐみ ん ) おい この 私 を 差し置いて
勝手に 仕切る の は やめて もらおう か
( ベアトリス ) 貴 様 より は 格段に 長く 生きて いる の よ 人間 !
( グランツ ) ただただ やり にくい
( マーレ ) ぼ 僕 …
( グランツ ) マーレ ちゃん だけ は 天使 だ なあ
僕 男 です
( グランツ ) ええ !? ( ベアトリス ・ め ぐみん ) ええ !?
( ロズワール ) 早く 出発 して くれた まえ
みんな ほとんど 怖がら なかった ね ~ え
当たり前です わ
そもそも アインズ 様 と 一緒で ない 時点 で ―
この 企画 は まったく 意味 が ない のです
君 に とって は そう だろう ね
ん ?
えっ と 私 たち は 前 の 世界 の ほう が もっと 恐ろしかった です から
まあ 前 の 世界 と いう か 少佐 殿 が いちばん 恐ろしい です から
大尉 ! 私 は 言って ませ ん から ね
そう か ? 言って た ような
言って ませ ん !
( くしゃみ ) ( スバル ) お っ 風邪 か ?
いや
誰 か が ウワサ して る んじゃ ない か ?
( アクア ) ねえ あなた たち ( スバル ・ ターニャ ) ん ?
( アインズ ) また か
そろそろ 突っかかる の は やめて くれる と ありがたい のだ が な
( アクア ) 違う わ よ ( アインズ ) ん ?
( アクア ) あなた たち って 地球 から 来た んでしょ ?
な っ … どうして それ を ?
分かる わ よ カズマ も その 1 人 だ し ―
何より あの 人 を 前 の 世界 に 送った の って 私 だ も の
( ターニャ ) その 話 を もう 1 回
( アクア ) だ から ―
私 は 神様 と して カズマ を 地球 から 呼び寄せた の
ここ に 来る 前 の 世界 に 魔 王 討伐 の ため に ね
神様 と して ?
( アクア ) そう 私 女神 だ もん ( スバル ) えっ マジ か
( ターニャ ) 貴 様 が … ( アクア ) え ?
貴 様 が “ 存在 X ” か ー !
( アルベド ) あ …
スバル 君
( カズマ ) あ …
( ヴィーシャ ) ああ …
( アインズ ) ターニャ 君 待て 待つ のだ !
( ターニャ ) 止め ないで くれ アインズ 君
えっ 何 ? なに なに なに ? ちょ ちょっと 怖い んです けど
怖い だ と ?
存在 X と も あろう 者 が 情けない !
( アクア ) だ から 存在 X って 何 よ !
黙れ ! この 神 を 自称 する ペテン 師 め !
( スバル ) ちょ ちょ ちょ … ちょっと !
状況 分か ん ねえ けど ストーップ !
何 だ 貴 様
邪魔 を する なら …
ターニャ さんよ あんた の 世界 で 何 が あった か 知ら ねえ けども
あんた が キレ てる 対象 たぶん こいつ じゃ ねえ よ
( アインズ ) 彼 の 言う とおり だ ぞ
君 を その 世界 に 送り込んだ 神 …
自称 神 こと 存在 X だった か ?
そい つと 彼女 が 同一 人物 だ と 本当に 思える の か ?
あ …
ああ …
確かに … まったく 違う
( スバル ) だ ろ ?
ハァ … そうだった
ここ は たくさんの 世界 が 絡み合って いる 場所 だった な
アクア 殿 失礼 した
( アクア ) は はい
( ターニャ ) 神 を 自称 する 者 に 過敏に なって いた ようだ
でも 私 前 から 言って たわ よ 私 は 女神 だって ずっと !
え ?
え ?
え ?
( アインズ ) ああ 言って た ぞ
あ … ああ
あまりに 女神 っぽく ない から
俺 たち 脳 に 染みて なかった んだ わ たぶん
そう … かも
それ ひどく ない ?
( ターニャ ) いや こんなに 残念な 自称 女神 に 冷静 さ を 失う と は
私 も まだまだ だ な
ホント ひど っ !
( アルベド ) アインズ 様 !
アインズ 様
( アインズ ) ああ お前たち
今 そっち から 地鳴り みたいな 膨大な 魔力 を 感じた ~ よ
一体 何 が あった の か ~ な
( アインズ ) いや それ は …
小 官 が 冷静 さ を 失い ました
アインズ 殿 と スバル 殿 の おかげ で 今 は 落ち着き を 取り戻して おり ます
ご 迷惑 を おか けして 申し訳 あり ませ ん でした
まあ みんな が 無事 なら いいん だけ ~ れ ど
君 の 魔力 に 当てられて ―
何 人 か が 気絶 して いる んだ ~ よ
( グランツ ) ああ …
ハァ …
貴 様 ら ! 精神 力 が 足りない ぞ !
いや たぶん こい つら は いつも の あんた を 知って る から こそ
こう なっちゃ って んじゃ ない の ?
トラウマ と かさ
うん そう かもし れ ん
だが それ でも 許さ ん ! ( ヴィーシャ ) ひ っ …
( スバル ) 無慈悲 っ
私 女神 な のに 女神 って 信じて もらえ なくて
信じて くれた と 思ったら なぜ か キレ られて …
そう だ な アクア は 頭 の おかしくて
自称 女神 の アークプリースト だ もん な
( アクア ) ひど っ ( スバル ) こっち も 無慈悲 っ
( アインズ ) それにしても あの 力 ユグドラシル で いう と ―
第 八 位 階 より 強い だろう
あれ を 間近で 受けて も 平然と 立って い られる あの 男 …
( アクア ) カズマ は 分かって る でしょ ? 私 は 本物 の 女神 だって
( アインズ ) 一体 どれ だけ の 精神 負荷 の 中 で 生きて いた のだろう
♪~
~♪