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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン10 - 201 - 苦渋の決断

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 201 - 苦渋 の 決断

( 香 燐 ) あれ ? あいつ どこ 行った ?

( サスケ ) フン …。

( マダラ ) いい か ? ( ゼツ ) あぁ …。

( マダラ ) 始めろ 。

《 サクラ : 綱 手 様 が 意識 を とり戻して くだされば →

サスケ 君 の こと も きっと 何とか して くれる …》

( シズネ ) サクラ …。

( サイ ) 失礼 し ます 。

サイ …。

少し 話 が あり ます 。

ナルト が !?

そう … サスケ を かばう ため に ね 。

体中 ボロボロ で …。

(( カルイ : ハァ ハァ ハァ … こん に ゃろ …))

( サイ ) でも … 絶対 に サスケ を 売ら なかった 。

それ に … 君 を 心配 さ せまい と →

この こと は サクラ に 黙って おけ って …。

ナルト …。

今 は 雷 影 の もと に →

サスケ の こと を 許して もらう ため に 向かった よ 。

そんな ムチャ な こと どうして !?

カカシ さん が ついて い ながら …。

おそらく 無理だろう けど …。

カカシ 先生 は ナルト を 信じて る から …。

たとえ 無理だ と して も チャンス は 作って あげ たい んだ と 思う 。

《 その 場 に 綱 手 様 が いて も … 同じ こと を …》

( サイ ) サクラ …。

僕 は 最近 サスケ の 代わり に →

カカシ 班 に 配属 さ れた 。

だから カカシ 班 の こと は まだ よく わから ない し …。

人 の 感情 も よく わから ない …。

それ に …。

(( ナルト : な っ !? 告白 と かした んです か ?

んな もん で きっか よ …。

約束 も 守れ ねえ 男 が よ ))

君 と ナルト の 約束 は 知ら ない 。

(( ナルト 私 の 一生 の お 願い …。

サスケ 君 を … サスケ 君 を 連れ戻して …))

けど ナルト が 君 の こと を 本当に 好き だって こと くらい →

この 僕 に だって わかる !

(( サクラ ちゃん は サスケ が 大好きだ から な 。

今 サクラ ちゃん が 本当に 苦しんで る って こと は →

痛い ほど わかる って ば よ 。

サスケ は ぜ って ぇ 俺 が 連れて 帰る !

一生 の 約束 だって ば よ !

サクラ ちゃん 約束 は 絶対 守る って ば よ 。

一生 の 約束 だって 言った から な 俺 って ば 。

言った から な 俺 。

まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ 。

それ が 俺 の 忍 道 だ から よ !))

( シズネ ) サクラ 。

ナルト は 君 と の 約束 を ずっと 背負って る ようだった 。

一生 背負う 気 で いる みたいだった 。

君 が ナルト に 何 を 言った の か は 知ら ない 。

でも それ は まるで 僕 の さ れて いる もの と 同じ …。

呪 印 の ように 感じた 。

ナルト を 苦しめて る の は サスケ だ けど …。

君 も な んじゃ ない の かい ?

( チョウジ ) いの …。

( キバ ) 泣く な いの !

( テンテン ) キバ ! そんな 言い 方 !

いの は ね サスケ 君 の こと を …。

しかた ねえ だ ろ ! もう 昔 と は 違う んだ 。

( シノ ) 大丈夫な の か いの が これ だ …。

サクラ や ナルト は …。

( ネジ ) シカマル に 任せよう あいつ なら うまく 言って くれる 。

それ に 前 の 小 隊長 と して の 初 任務 失敗 に →

少なからず 責任 を 感じて いる 。

あの とき サスケ を 奪い 返す こと が できて いたら …。

だから 説得 役 に 名乗り出た の さ 。

( シズネ ) 待って ! ナルト 君 は サクラ と の 約束 だけ じゃ ない 。

自分 で サスケ 君 を 助け たい と 心から 願って る !

そう じゃ ない ?

( サイ ) もちろん そう だ と 僕 も 思う よ けど →

サクラ も 僕 も みんな は ナルト に 頼り すぎて る 。

最近 の ナルト を 見て いる と →

感じる こと が できる ように なった んだ 。

悲しい って 。

そして サスケ の こと を 考える と →

お腹 の あたり が 熱く なって くる 。

それ が 怒り なん だって わかった よ 。

ナルト の ため に も 木 ノ 葉 の ため に も →

ナルト に 頼る んじゃ なく →

僕ら 自身 が なんとか し なきゃ 駄目だ 。

サスケ は …。 ( シカマル ) サイ の 言う とおり だ 。

( シズネ ) シカマル 君 。

俺 たち は もう ガキ じゃ ねえ 。

俺 たち が 暁 を とめる 。

そして サスケ を とめる んだ 。

俺 は ここ に 第 七 班 の メンバー に →

承諾 を 得に 来た 。

まさか 承諾 って …。

そう 。 それ っす よ 。

サスケ の せい で 木 ノ 葉 隠れ →

雲隠れ が 戦争 する わけに は いか ねえ 。

少し 遠まわしに 話す 。 よく 聞け 。

もし 雲隠れ が サスケ を やったら →

基本 いの や お前 ナルト が 黙って ねえ はずだ 。

もし それ で ムチャ して い の や お前 ら が 雲 に やられたら →

俺 や チョウジ も いの いち さん や →

お前 の 両親 だって 黙って ねえ し →

仇 は きっちり とる 。

そ したら 向こう も 黙って ねえ 。 復讐 して くる 。

それ でも し 俺 や チョウジ が やられたら →

今度 は 俺 たち の 親父 が 出て きて →

気づけば 戦争 だ 。

雲 の 伝令 役 の 情報 から して →

サスケ は もう 国際 的に も 重罪 人 と して 扱わ れる 。

サスケ が これ 以上 暁 に 同調 して →

あちこち で 憎しみ を 増やして いく なら →

サスケ を 木 ノ 葉 の 手 で 処理 する べき と 俺 は 考える 。

俺 の 言って る 意味 わかる よ な ? サクラ 。

その ため の 承諾 だ 。

サクラ お前 は …。 ( サクラ ) シカマル 。

それ より 先 は 何も 言わ ないで 。

悪い が サクラ お前 の 答え が どう であれ →

木 ノ 葉 の 未来 の ため に 俺 は 行動 さ せて もらう 。

この こと は ナルト に も 話す 。 あいつ は どこ に いる ?

ナルト は 今 鉄 の 国 へ 行った よ 。

雷 影 に 会う ため に 。

あいつ そこ まで して …。

こりゃ ひと 筋 縄 じゃ いき そうに ねえ な 。

ナルト に は 私 が 話 を する 。

サクラ …。

私 なんか を 好きに なって くれた バカだ から →

だから それ は 私 の 役目 に さ せて 。

《 ナルト を いちばん 苦しめて た の は 私 だった 。

私 は いつも 間違って ばかり 。 失敗 ばかり 。

もう 間違い たく ない 。

もう 失敗 し たく ない 。

だから !》

♪~

( エー ) 火影 を 忍 連合 の 長 に する だ と !?

♪~

( ダンゾウ ) 私 で よければ その 任務 請け負う つもりだ 。

♪~

( エー ) なぜ 火影 だ !?

こいつ は 忍 の 闇 の 代名詞 が 付く 男 だ ぞ !

こんな 男 に 任せて は おけ ん !

( ミフネ ) なら 誰 に ?

我が 里 から 暁 は 1 人 と して 出して おら ん !

信用 を 欠いて は その 大役 は 務 ま らん !

その 役 は わし が …!

それ は 承服 し かねる 。 なんだ と ~!?

ん っ ?

強者 ども を まとめる に は それなり の 情 と →

力 が 必要な の は 某 に も わかる が →

感情 任せ に 力 で 行動 する あなた の ような 方 は →

連合 軍 を その 机 の ように バラバラ に する であろう 。

中 立国 から 見た 冷静な 判断 で 提案 して いる だけ で ご ざる 。

風 影 殿 は この 大権 を 使う に は まだ 若 すぎる 。

他国 に 顔 が きか ぬだろう 。

風 影 の 肩書き だけ で は きつい 。

土 影 殿 は 逆に 歳 を 召し すぎて →

機動 力 に 欠ける イメージ が ある 。

それ に 暁 を 利用 し すぎた 。

信用 に いちばん 欠ける 。

水 影 殿 は 暁 発祥 の 地 と さ れて いる 霧 隠れ だけ に →

こちら の 情報 が 漏れる 心配 が ある 。

スパイ が いる こと も 懸念 さ れる 。

暁 が 尾 獣 を 集めて 何 を する つもり か は 知ら ない が →

九 尾 を 渡す わけに は いか ない 。

九 尾 は 木 ノ 葉 の もの だ 。

火影 が 受け持つ の が 妥当 と 考える が …。

そもそも 我が 里 の 手の内 を 明かす こと に なる 。

忍 連合 軍 など わし は 認め ん ぞ !

《 青 : 何 か 釈然と し ない 。

この 状況 … 確かめて みる か 》

長 十郎 戦闘 の 準備 を して おけ 。

( 長 十郎 ) えっ !?

《 白 眼 !》

《 こ … これ は …!

どういう こと だ !?

右 肩 と 右腕 …。

しかも あの 右 目 の 色 は …》

《 間違い ない 。

うち は シスイ の 色 !

一 度 手 合わせ した 強敵 。

忘れ よう の ない 色 だ !》

火影 殿 !

その 包帯 の 下 の 右 目 を 見せて いただこう 。

( オオノキ ) どういう こと じゃ ?

( 青 ) その 右 目 →

うち は シスイ の 目 を 奪って 移植 した ようです な 。

( 我 愛 羅 ) うち は … シスイ …。

( メイ ) かつて の うち は 一族 に おいて →

あの うち は イタチ と も 並び称さ れた 瞳 術 の 天才 か …。

ええ 。 シスイ の 瞳 術 は 相手 の 脳 内 に 入り →

あたかも 己 の 意思 である か の ように →

疑似 体験 さ せ 操る 術 だった 。

操ら れて いる こと に すら 気づか ない 。

瞳 術 でも 最高 クラス !

火影 … まさか ミフネ を !

しかし … そんな …。

私 の 右 目 も かつて の 日向 と 戦った 貴重な 戦 利 品 。

あなた と 同じで 人 の こと は 言え ませ ん が →

四 代 目 水 影 に かけ られた 幻 術 を 解いた →

この 私 の 目 は ごまかせ ませ ん よ !

そして その …。 貴 様 ~!!

( ゼツ ) ハロー !

次 から 次 へ と 何 だ !

暁 か ?

じゃ な 。

うち は サスケ が 侵入 し てるよ !

さて どこ に 隠れて いる んでしょう か ?

なんだ と !

サスケ だ と ? あいつ …。 なんで あいつ が !

あの 写 輪 眼 の …。

白 と 再 不 斬 を やった やつ か 。

こいつ は ?

暁 の ひと り 。 確か …。

みんな で サスケ を 捜して みよう ! オー !

うち は サスケ は どこ だ !

はっきり 答えろ !!

《 こ … こいつ むちゃくちゃ 速い な 》

答え ぬ なら 容赦 は せ ん !

《 サスケ …》

《 お前 は 今 どこ に いて →

何 を 考えて いる んだ ?

俺 の こと や サクラ ちゃん の こと →

カカシ 先生 の こと 少し は 考えて くれて ん の か ?》

《 お前 は 兄貴 の イタチ を 倒した 。

復讐 を した 。 スッ と した の か ?

それとも もっと 苦しく なった の か ?》

《 サスケ … なんで 木 ノ 葉 に 帰って こ ねえ …》

《 憎しみ に やられ ち まった の か ? サスケ !

本当に ただ の 犯罪 者 に な っち まった の か ?》

《 今 は お前 の こと が わか ん なく なって きた って ば よ 》

( マダラ ) よう 。

話 でも どう だ ? うずまき ナルト 。

もしもし そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?

今回 は 東京 の 有名 私鉄 スペシャルじゃ 。

2 本 も 見 られる 。

もちろん 不思議な 景色 も たくさん 見 られる ぞ 。

何 です か これ !?

くも み こっち も すごい ぞ 。

わ ぁ ! まったく 意味 が わかり ませ ん 。

では そろそろ 出発 じゃ 。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 201 - 苦渋 の 決断 ||しっぷう|つたい|しーずん|くじゅう||けつだん Naruto Shippuden - Season 10 - 201 - The Painful Decision

( 香 燐 ) あれ ? あいつ   どこ 行った ? かおり|りん||||おこなった fragrance||that|that person|where|

( サスケ ) フン …。 さすけ|ふん

( マダラ ) いい か ? ( ゼツ ) あぁ …。 まだら||||

( マダラ ) 始めろ 。 まだら|はじめろ

《 サクラ : 綱 手 様 が 意識 を とり戻して くだされば → さくら|つな|て|さま||いしき||とりもどして|

サスケ 君 の こと も きっと 何とか して くれる …》 さすけ|きみ|||||なんとか||

( シズネ ) サクラ …。 |さくら

( サイ ) 失礼 し ます 。 さい|しつれい||

サイ …。 さい

少し   話 が あり ます 。 すこし|はなし|||

ナルト が !?

そう … サスケ を かばう ため に ね 。 |さすけ|||||

体中   ボロボロ で …。 たいちゅう|ぼろぼろ|

(( カルイ : ハァ   ハァ   ハァ … こん に ゃろ …))

( サイ ) でも … 絶対 に   サスケ を 売ら なかった 。 さい||ぜったい||さすけ||うら|

それ に … 君 を 心配 さ せまい と → ||きみ||しんぱい|||

この こと は サクラ に 黙って おけ って …。 |||さくら||だまって||

ナルト …。

今 は   雷 影 の もと に → いま||かみなり|かげ|||

サスケ の こと を 許して もらう ため に 向かった よ 。 さすけ||||ゆるして||||むかった|

そんな ムチャ な こと   どうして !?

カカシ さん が   ついて い ながら …。

おそらく   無理だろう けど …。 |むりだろう|

カカシ 先生 は ナルト を 信じて る から …。 |せんせい||||しんじて||

たとえ   無理だ と して も チャンス は 作って あげ たい んだ と 思う 。 |むりだ||||ちゃんす||つくって|||||おもう

《 その 場 に   綱 手 様 が いて も … 同じ こと を …》 |じょう||つな|て|さま||||おなじ||

( サイ ) サクラ …。 さい|さくら

僕 は 最近   サスケ の 代わり に → ぼく||さいきん|さすけ||かわり|

カカシ 班 に 配属 さ れた 。 |はん||はいぞく||

だから   カカシ 班 の こと は まだ   よく わから ない し …。 ||はん||||||||

人 の 感情 も   よく わから ない …。 じん||かんじょう||||

それ に …。

(( ナルト : な っ !? 告白 と かした んです か ? |||こくはく|||ん です|

んな もん   で きっか よ …。

約束 も 守れ ねえ 男 が よ )) やくそく||まもれ||おとこ||

君 と ナルト の 約束 は 知ら ない 。 きみ||||やくそく||しら|

(( ナルト   私 の 一生 の お 願い …。 |わたくし||いっしょう|||ねがい

サスケ 君 を … サスケ 君 を 連れ戻して …)) さすけ|きみ||さすけ|きみ||つれもどして

けど   ナルト が 君 の こと を 本当に 好き だって こと くらい → |||きみ||||ほんとうに|すき|||

この 僕 に だって わかる ! |ぼく|||

(( サクラ ちゃん は サスケ が 大好きだ から な 。 さくら|||さすけ||だいすきだ||

今   サクラ ちゃん が 本当に 苦しんで る って こと は → いま|さくら|||ほんとうに|くるしんで||||

痛い ほど わかる って ば よ 。 いたい|||||

サスケ は   ぜ って ぇ 俺 が 連れて 帰る ! さすけ|||||おれ||つれて|かえる

一生 の 約束 だって ば よ ! いっしょう||やくそく|||

サクラ ちゃん 約束 は 絶対   守る って ば よ 。 さくら||やくそく||ぜったい|まもる|||

一生 の 約束 だって 言った から な   俺 って ば 。 いっしょう||やくそく||いった|||おれ||

言った から な   俺 。 いった|||おれ

まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ 。 |じぶん||ことば||まげ|

それ が 俺 の 忍 道 だ から よ !)) ||おれ||おし|どう|||

( シズネ ) サクラ 。 |さくら

ナルト は 君 と の 約束 を ずっと 背負って る ようだった 。 ||きみ|||やくそく|||せおって||

一生   背負う 気 で いる みたいだった 。 いっしょう|せおう|き|||

君 が ナルト に 何 を 言った の か は 知ら ない 。 きみ||||なん||いった||||しら|

でも   それ は   まるで 僕 の さ れて いる もの と 同じ …。 ||||ぼく|||||||おなじ

呪 印 の ように 感じた 。 まじない|いん||よう に|かんじた

ナルト を 苦しめて る の は サスケ だ けど …。 ||くるしめて||||さすけ||

君 も な んじゃ ない の かい ? きみ||||||

( チョウジ ) いの …。

( キバ ) 泣く な   いの ! |なく||

( テンテン ) キバ !  そんな 言い 方 ! |||いい|かた

いの は ね   サスケ 君 の こと を …。 |||さすけ|きみ|||

しかた ねえ だ ろ ! もう 昔 と は 違う んだ 。 |||||むかし|||ちがう|

( シノ ) 大丈夫な の か いの が これ だ …。 しの|だいじょうぶな||||||

サクラ や ナルト は …。 さくら|||

( ネジ ) シカマル に 任せよう あいつ なら   うまく 言って くれる 。 ねじ|||まかせよう||||いって|

それ に   前 の 小 隊長 と して の 初 任務 失敗 に → ||ぜん||しょう|たいちょう||||はつ|にんむ|しっぱい|

少なからず 責任 を 感じて いる 。 すくなからず|せきにん||かんじて|

あの とき   サスケ を 奪い 返す こと が できて いたら …。 ||さすけ||うばい|かえす||||

だから   説得 役 に 名乗り出た の さ 。 |せっとく|やく||なのりでた||

( シズネ ) 待って !  ナルト 君 は サクラ と の 約束 だけ じゃ ない 。 |まって||きみ||さくら|||やくそく|||

自分 で サスケ 君 を 助け たい と 心から 願って る ! じぶん||さすけ|きみ||たすけ|||こころから|ねがって|

そう じゃ ない ?

( サイ ) もちろん そう だ と 僕 も 思う よ   けど → さい|||||ぼく||おもう||

サクラ も 僕 も みんな は ナルト に 頼り すぎて る 。 さくら||ぼく||||||たより||

最近 の ナルト を 見て いる と → さいきん||||みて||

感じる こと が できる ように なった んだ 。 かんじる||||よう に||

悲しい って 。 かなしい|

そして   サスケ の こと を 考える と → |さすけ||||かんがえる|

お腹 の あたり が 熱く なって くる 。 おなか||||あつく||

それ が   怒り なん だって わかった よ 。 ||いかり||||

ナルト の ため に も 木 ノ 葉 の ため に も → |||||き||は||||

ナルト に 頼る んじゃ なく → ||たよる||

僕ら 自身 が なんとか し なきゃ 駄目だ 。 ぼくら|じしん|||||だめだ

サスケ は …。 ( シカマル ) サイ の 言う とおり だ 。 さすけ|||さい||いう||

( シズネ ) シカマル 君 。 ||きみ

俺 たち は   もう ガキ じゃ ねえ 。 おれ||||がき||

俺 たち が   暁 を とめる 。 おれ|||あかつき||

そして   サスケ を とめる んだ 。 |さすけ|||

俺 は   ここ に 第 七 班 の メンバー に → おれ||||だい|なな|はん||めんばー|

承諾 を 得に 来た 。 しょうだく||とくに|きた

まさか   承諾 って …。 |しょうだく|

そう 。  それ っす よ 。

サスケ の せい で   木 ノ 葉 隠れ → さすけ||||き||は|かくれ

雲隠れ が 戦争 する わけに は いか ねえ 。 くもがくれ||せんそう|||||

少し 遠まわしに 話す 。 よく 聞け 。 すこし|とおまわしに|はなす||きけ

もし   雲隠れ が サスケ を やったら → |くもがくれ||さすけ||

基本   いの や お前 ナルト が 黙って ねえ はずだ 。 きほん|||おまえ|||だまって||

もし   それ で ムチャ して い の や お前 ら が 雲 に やられたら → ||||||||おまえ|||くも||

俺 や チョウジ も   いの いち さん や → おれ|||||||

お前 の 両親 だって 黙って ねえ し → おまえ||りょうしん||だまって||

仇 は   きっちり とる 。 あだ|||

そ したら   向こう も 黙って ねえ 。  復讐 して くる 。 ||むこう||だまって||ふくしゅう||

それ でも し 俺 や   チョウジ が やられたら → |||おれ||||

今度 は   俺 たち の 親父 が 出て きて → こんど||おれ|||おやじ||でて|

気づけば 戦争 だ 。 きづけば|せんそう|

雲 の 伝令 役 の 情報 から して → くも||でんれい|やく||じょうほう||

サスケ は   もう 国際 的に も 重罪 人 と して 扱わ れる 。 さすけ|||こくさい|てきに||じゅうざい|じん|||あつかわ|

サスケ が   これ 以上 暁 に 同調 して → さすけ|||いじょう|あかつき||どうちょう|

あちこち で 憎しみ を 増やして いく なら → ||にくしみ||ふやして||

サスケ を 木 ノ 葉 の 手 で 処理 する べき と 俺 は 考える 。 さすけ||き||は||て||しょり||||おれ||かんがえる

俺 の 言って る 意味 わかる よ な ?  サクラ 。 おれ||いって||いみ||||さくら

その ため の 承諾 だ 。 |||しょうだく|

サクラ   お前 は …。 ( サクラ ) シカマル 。 さくら|おまえ||さくら|

それ より 先 は   何も 言わ ないで 。 ||さき||なにも|いわ|

悪い が   サクラ お前 の 答え が どう であれ → わるい||さくら|おまえ||こたえ|||

木 ノ 葉 の 未来 の ため に 俺 は   行動 さ せて もらう 。 き||は||みらい||||おれ||こうどう|||

この こと は   ナルト に も 話す 。 あいつ は どこ に いる ? ||||||はなす|||||

ナルト は 今   鉄 の 国 へ 行った よ 。 ||いま|くろがね||くに||おこなった|

雷 影 に 会う ため に 。 かみなり|かげ||あう||

あいつ   そこ まで して …。

こりゃ   ひと 筋 縄 じゃ いき そうに ねえ な 。 ||すじ|なわ|||そう に||

ナルト に は   私 が 話 を する 。 |||わたくし||はなし||

サクラ …。 さくら

私 なんか を 好きに なって くれた バカだ から → わたくし|||すきに|||ばかだ|

だから   それ は 私 の 役目 に さ せて 。 |||わたくし||やくめ|||

《 ナルト を いちばん 苦しめて た の は 私 だった 。 |||くるしめて||||わたくし|

私 は   いつも 間違って ばかり 。 失敗 ばかり 。 わたくし|||まちがって||しっぱい|

もう   間違い たく ない 。 |まちがい||

もう 失敗 し たく ない 。 |しっぱい|||

だから !》

♪~

( エー ) 火影 を   忍 連合 の 長 に する だ と !? |ほかげ||おし|れんごう||ちょう||||

♪~

( ダンゾウ ) 私 で よければ その 任務   請け負う つもりだ 。 |わたくし||||にんむ|うけおう|

♪~

( エー ) なぜ   火影 だ !? ||ほかげ|

こいつ は 忍 の 闇 の 代名詞 が 付く 男 だ ぞ ! ||おし||やみ||だいめいし||つく|おとこ||

こんな 男 に   任せて は おけ ん ! |おとこ||まかせて|||

( ミフネ ) なら   誰 に ? ||だれ|

我が 里 から 暁 は  1 人 と して 出して おら ん ! わが|さと||あかつき||じん|||だして||

信用 を 欠いて は その 大役 は 務 ま らん ! しんよう||かいて|||たいやく||つとむ||

その 役 は   わし が …! |やく|||

それ は   承服 し かねる 。 なんだ と ~!? ||しょうふく||||

ん っ ?

強者 ども を   まとめる に は それなり の 情 と → きょうしゃ||||||||じょう|

力 が 必要な の は 某 に も   わかる が → ちから||ひつような|||ぼう||||

感情 任せ に   力 で 行動 する あなた の ような 方 は → かんじょう|まかせ||ちから||こうどう|||||かた|

連合 軍 を   その 机 の ように バラバラ に する であろう 。 れんごう|ぐん|||つくえ||よう に|ばらばら|||

中 立国 から 見た   冷静な 判断 で 提案 して いる だけ で ご ざる 。 なか|りっこく||みた|れいせいな|はんだん||ていあん||||||

風 影 殿 は   この 大権 を 使う に は まだ 若 すぎる 。 かぜ|かげ|しんがり|||たいけん||つかう||||わか|

他国 に   顔 が きか ぬだろう 。 たこく||かお|||

風 影 の 肩書き だけ で は   きつい 。 かぜ|かげ||かたがき||||

土 影 殿 は 逆に   歳 を 召し すぎて → つち|かげ|しんがり||ぎゃくに|さい||めし|

機動 力 に 欠ける イメージ が ある 。 きどう|ちから||かける|いめーじ||

それ に   暁 を 利用 し すぎた 。 ||あかつき||りよう||

信用 に   いちばん 欠ける 。 しんよう|||かける

水 影 殿 は   暁 発祥 の 地 と さ れて いる 霧 隠れ だけ に → すい|かげ|しんがり||あかつき|はっしょう||ち|||||きり|かくれ||

こちら の 情報 が 漏れる 心配 が ある 。 ||じょうほう||もれる|しんぱい||

スパイ が いる こと も   懸念 さ れる 。 すぱい|||||けねん||

暁 が   尾 獣 を 集めて 何 を する つもり か は 知ら ない が → あかつき||お|けだもの||あつめて|なん||||||しら||

九 尾 を   渡す わけに は いか ない 。 ここの|お||わたす||||

九 尾 は   木 ノ 葉 の もの だ 。 ここの|お||き||は|||

火影 が 受け持つ の が 妥当 と 考える が …。 ほかげ||うけもつ|||だとう||かんがえる|

そもそも   我が 里 の 手の内 を 明かす こと に なる 。 |わが|さと||てのうち||あかす|||

忍 連合 軍 など   わし は 認め ん ぞ ! おし|れんごう|ぐん||||みとめ||

《 青 : 何 か   釈然と し ない 。 あお|なん||しゃくぜんと||

この 状況 …  確かめて みる か 》 |じょうきょう|たしかめて||

長 十郎 戦闘 の 準備 を して おけ 。 ちょう|じゅうろう|せんとう||じゅんび|||

( 長 十郎 ) えっ !? ちょう|じゅうろう|

《 白 眼 !》 しろ|がん

《 こ …  これ は …!

どういう こと だ !?

右 肩 と   右腕 …。 みぎ|かた||みぎうで

しかも   あの   右 目 の 色 は …》 ||みぎ|め||いろ|

《 間違い ない 。 まちがい|

うち は シスイ の 色 ! ||||いろ

一 度   手 合わせ した 強敵 。 ひと|たび|て|あわせ||きょうてき

忘れ よう の ない 色 だ !》 わすれ||||いろ|

火影 殿 ! ほかげ|しんがり

その 包帯 の 下 の 右 目 を 見せて いただこう 。 |ほうたい||した||みぎ|め||みせて|

( オオノキ ) どういう こと じゃ ?

( 青 ) その 右 目 → あお||みぎ|め

うち は シスイ の 目 を 奪って 移植 した ようです な 。 ||||め||うばって|いしょく||よう です|

( 我 愛 羅 ) うち は …  シスイ …。 われ|あい|ら|||

( メイ ) かつて の うち は 一族 に おいて → |||||いちぞく||

あの   うち は イタチ と も 並び称さ れた 瞳 術 の 天才 か …。 |||いたち|||ならびしょうさ||ひとみ|じゅつ||てんさい|

ええ 。  シスイ の 瞳 術 は 相手 の 脳 内 に 入り → |||ひとみ|じゅつ||あいて||のう|うち||はいり

あたかも 己 の 意思 である か の ように → |おのれ||いし||||よう に

疑似 体験 さ せ   操る 術 だった 。 ぎじ|たいけん|||あやつる|じゅつ|

操ら れて いる こと に すら 気づか ない 。 あやつら||||||きづか|

瞳 術 でも 最高 クラス ! ひとみ|じゅつ||さいこう|くらす

火影 …  まさか   ミフネ を ! ほかげ|||

しかし …  そんな …。

私 の 右 目 も   かつて の 日向 と 戦った 貴重な 戦 利 品 。 わたくし||みぎ|め||||ひゅうが||たたかった|きちょうな|いくさ|り|しな

あなた と 同じで 人 の こと は 言え ませ ん が → ||おなじで|じん||||いえ|||

四 代 目 水 影 に かけ られた 幻 術 を 解いた → よっ|だい|め|すい|かげ||||まぼろし|じゅつ||といた

この 私 の 目 は ごまかせ ませ ん よ ! |わたくし||め|||||

そして   その …。 貴 様 ~!! ||とうと|さま

( ゼツ ) ハロー ! |はろー

次 から 次 へ と 何 だ ! つぎ||つぎ|||なん|

暁 か ? あかつき|

じゃ な 。

うち は サスケ が 侵入 し てるよ ! ||さすけ||しんにゅう||

さて   どこ に 隠れて いる んでしょう か ? |||かくれて|||

なんだ と !

サスケ だ と ? あいつ …。 なんで   あいつ が ! さすけ||||||

あの 写 輪 眼 の …。 |うつ|りん|がん|

白 と 再 不 斬 を やった やつ か 。 しろ||さい|ふ|き||||

こいつ は ?

暁 の ひと り 。  確か …。 あかつき||||たしか

みんな で   サスケ を 捜して みよう ! オー ! ||さすけ||さがして||おー

うち は サスケ は   どこ だ ! ||さすけ|||

はっきり 答えろ !! |こたえろ

《 こ …  こいつ むちゃくちゃ 速い な 》 |||はやい|

答え ぬ なら   容赦 は せ ん ! こたえ|||ようしゃ|||

《 サスケ …》 さすけ

《 お前 は   今   どこ に いて → おまえ||いま|||

何 を 考えて いる んだ ? なん||かんがえて||

俺 の こと や   サクラ ちゃん の こと → おれ||||さくら|||

カカシ 先生 の こと 少し は 考えて くれて ん の か ?》 |せんせい|||すこし||かんがえて||||

《 お前 は   兄貴 の イタチ を 倒した 。 おまえ||あにき||いたち||たおした

復讐 を した 。  スッ と した の か ? ふくしゅう|||||||

それとも もっと 苦しく なった の か ?》 ||くるしく|||

《 サスケ …  なんで 木 ノ 葉 に 帰って こ ねえ …》 さすけ||き||は||かえって||

《 憎しみ に やられ ち まった の か ? サスケ ! にくしみ|||||||さすけ

本当に   ただ の 犯罪 者 に な っち まった の か ?》 ほんとうに|||はんざい|もの||||||

《 今 は   お前 の こと が わか ん なく なって きた って ば よ 》 いま||おまえ|||||||||||

( マダラ ) よう 。 まだら|

話 でも どう だ ?  うずまき ナルト 。 はなし|||||

もしもし   そこ の あなた 。

たまに は   空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ? ||から||にっぽん||ながめて||||||||

今回 は 東京 の 有名 私鉄 スペシャルじゃ 。 こんかい||とうきょう||ゆうめい|してつ|すぺしゃるじゃ

2 本 も 見 られる 。 ほん||み|

もちろん   不思議な 景色 も たくさん 見 られる ぞ 。 |ふしぎな|けしき|||み||

何 です か   これ !? なん|||

くも み   こっち も すごい ぞ 。

わ ぁ ! まったく 意味 が わかり ませ ん 。 |||いみ||||

では   そろそろ 出発 じゃ 。 ||しゅっぱつ|