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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン11 - 233 - 参上、偽?ナルト

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 233 - 参上 、 偽 ? ナルト

( ナルト ) 久しぶりだ なぁ 陸地 を 行く の は 。

( ガイ ) いい なぁ ! 踏ん張り の きく この 感触 。

やはり 俺 の 熱い 血潮 に は →

大地 が よく 馴染む 。

( アオバ ) と いって も 次の 港 まで です よ 。

( ガイ ) そこ なんだ が 雷 の 国 まで 陸 路 を 行く って ことに →

変更 でき ん の か な ?

駄目でしょう ね 。 現在 我々 は 水 の 国 の 領域 内 です 。

( アオバ ) 大小 の 島国 で 成り立って いる 水 の 国 は →

もともと 雷 の 国 と は 陸地 が つながって ない んです 。

( ガイ ) やっぱり … 船 に 乗る こと を 考える と … う ぅっ !

アッハハハ 。 じゃあ 雷 の 国 まで は まだ 遠い の ?

( ヤマト ) うん 残り 4 分 の 1 って ところ か な 。

そう いえば 港 で 小 耳 に 挟んだ のだ が …。

偽者 が 出る らしい な 。

偽者 ? 何の 偽者 だ よ ?

( バンナ ) おう おうおう !

お め え たち に は 何の 恨み も ねえ が →

ここ で 会った が 運 の ツキ 。

お め えら の 持って る もの は 身ぐるみ いただく ぜ !

誰 だ ? お前 …。

その 額 当て …。

お うよ ! 木 ノ 葉 の 里 から 暁 を 追 っ 払った 大 忍者 …。

うずまき ナルト 様 と は あっ 俺 の こと よ !

ヘヘ ~!

どうやら 出た ようだ な 。

え ~ っ !? それ じゃあ さっき の ニセモン って …。

そういう こと だ 。 ( ガイ ) これ が … ナルト ?

( 笑い声 )

こりゃ そっくりだ ! どこ が だ よ !

おいおい おい ! 俺 を 無視 して な に 騒いで や がる !

まったく … おい !

お前 が 木 ノ 葉 の うずまき ナルト なら 俺 は いったい 誰 な んだ よ !?

あっ ? なんだ お め え 自分 の 名前 も わかん ねえ の か ?

なんで お め え たち まで 木 ノ 葉 の 額 当て を …。

まさか …。

俺 が ほんとの うずまき ナルト !

ウソッ !? ほんと だって !

( ヤマト ) しか し ナルト の 偽者 が 出る なんて →

これ も 有名 税 って やつ です か ね 。

で お め え こそ 誰 な んだ よ ?

お 俺 は …。

《 だが 待てよ 。 ここ で こいつ を やっつければ …》

ようし ならば !

ここ で 俺 とお め え どっち が 本当の うずまき ナルト か 勝負 だ !

わけ わかん ねえ こ と 言って んな !

ナルト ~ しっかり 戦え 。

負けたら あっ ち を 本物 に する ぞ 。 ( ヤマト / ガイ ) うん うん 。

しよう が ねえ って ば よ 。

や ~ っ !

( 鳥 の 鳴き声 )

口 ほど に も ねえ な 。

これ じゃ 準備 運動 に も な ん ねえ ぜ 。

こいつ は 没収 だ 。

しかし この 男 の 身柄 どうし ます ?

我々 は 急いで いる 身 で すし 。

こんな やつ そこら へんに ぶん 投げ ときゃ いい だ ろ !

おい いい の か ? 逃げて また 悪 さ を したら →

お前 の 評判 が 落ちる ぞ 。

う ~ ん … それ も また 迷惑だ な 。

( イギー ) お ~ い ! 待った 待った !

で あんた 誰 だ ?

俺 は この 盗賊 を 追って きた イギー って もんだ 。

こいつ を ? あぁ 。

こいつ に 立ち向かおう って 勇気 の ある やつ は 俺 か →

ま ぁ お前 くらい の もん だ 。

こいつ は な みんな が 恐れる 大 盗賊 うずまき ナルト って んだ 。

あ ~ っ ! こいつ は うずまき ナルト じゃ ねえ !

へ ? なぜ そんな こと が わかる ?

て ぇ ~ っ だ から さ 俺 が 本物 の うずまき ナルト だって ば よ 。

なに ? お前 が 本物 ?

たく 俺 の 名前 で 盗賊 やる なんて ふて ぇや ろう だ ぜ 。

盗賊 を 追って る と いう こと は 君 は 役人 な の か ?

ま ぁ そんな ところ よ 。

では あと は この 方 に 任せて 我々 は 先 を 急ぎ ましょう 。

うむ そう しよう 。

けど 兄ちゃん 大丈夫 か ? あん ま 強そうに 見え ねえ けど 。

なに を 言って る 。 こう 見えて も 俺 は …。

忍者 マスター の イギー 様 だ ぞ 。

へ ぇ あんた そんなに すげ え の か 。 人 は 見かけ に よら ねえ な 。

じゃあ あと は 頼む って ば よ 。

では いき ましょう 。

った く 。 すま ねえ 相棒 。

は ぁん ? バカヤロー ! て め え が やられて どう すんだ よ 。

この ウスノロ が ! 俺 も やっつける つもりだった んだ よ 。

でも 聞いた ろ ? あいつ は 本物 の うずまき ナルト だった んだ ぜ 。

ま ぁ まさか こんな ところ で 本物 に 会う と は 思わ なかった けど よ 。

って バカヤロー が 。 バンナ て め え の 言い訳 なん ざ どうでも いい 。

俺 たち の 計画 は 暴れる て め え を 俺 が やっつけて 名前 を 売る 。

これ から 始まる 戦争 に その くらい の 手柄 が なきゃ →

高く 売り込め ねえ 。 うずまき ナルト を やっつければ →

俺 の 名前 が 評判 に なる んだ よ 。

俺 だって わかって る よ 。

でも よ もう こんな 危 ねえ こと やめ ねえ か ?

て め え 俺 から の 恩 を 忘れた の か よ 。

俺 が い なかったら 今ごろ て め え は まだ 一 人 ぼ っち で 泣いて いた 。

そう だろう が 。 ごめん よ 。

イギー は 俺 に とって たった 1 人 の 友達 だ から よ 。

けど 今度 は 俺 たち でも 倒せ そうな 弱い や つら を …。

この っ !

俺 たち でも 倒 せる だ と ? 俺 の 手 に かかりゃ →

うずまき ナルト の 1 人 や 2 人 くらい どう って こと ねえ んだ よ 。

許して くれよ イギー 。

わかりゃ いい んだ 。 わかりゃ 。

この 辺り で うずまき ナルト が 盗賊 を やって いる と いう の は →

本当な の か ? ああ 間違い ない 。

もう 何 人 も 被害 に あって いる 。

なんでも 赤ら顔 の 巨漢 だ そうだ 。

しかし なぜ うずまき ナルト が ここ で 盗賊 など ?

やつ は 里 を 救った 英雄 で は ない の か ?

詳細 は わから ぬ が うずまき ナルト は 里 の 厄介 者 だった →

と の 噂 も ある から な 。 抜け 忍 に なった の かも しれ ぬ 。

里 を 抜けた の なら 木 ノ 葉 も 追って いる はず 。

捕まえれば 木 ノ 葉 は 受け渡し 金 と して 大金 を 払う 。

だが 大丈夫 か ? 相手 は うずまき ナルト だ ぞ 。

臆する な 。 うずまき ナルト は 中 忍 試験 に も 受かって は い ない と 聞く 。

英雄 伝説 は おそらく でっち上げ だ 。 なるほど な 。

俺 たち 傭兵 忍者 に とっちゃ やつ は カネ の なる 木 と いう わけ か 。

その とおり だ 。

まあ 俺 の 強 さ を もって すり ゃあ →

本当 は こんな こと する 必要 は ねえ んだ けど よ 。

寄って らっしゃい 見て らっしゃい !

世 の ため 人 の ため 世界 の 平和 を 守る 大 忍者 →

イギー 様 た ぁ 俺 の こと よ !

イギー かっこいい ! イギー は 本気 出したら 強 え もん な 。

すぐ に でも 戦争 で 活躍 できる ぜ 。

あ たぼう よ !

俺 は 畑 仕事 なんか やめて 英雄 に なる 。

ほら つけ な 。

これ で お前 は また うずまき ナルト だ 。

( イギー ) お っ 見ろ よ バンナ … じゃ なくて ナルト 。

獲物 が 来た ぜ 。

行商 なら お前 が 負ける こと も ねえ だ ろ 。

うん 。 よし 行って くる ぜ !

ん ?

おう おう おう !

お め え たち に は 縁 も 恨み も ねえ が ここ で 会った が 運 の 尽き 。

お め えら の 持って る もの は この うずまき ナルト が →

身ぐるみ いただく ぜ !

うずまき ナルト って 言った か ?

あ そう そう おとなしく 置いて け ば …。

あ …。 な 何 だ ?

あいつ ら 行商 じゃ ねえ の か よ 。

これ は ちょうど いい ぜ 。 うずまき ナルト か 。

そっち から やってきて くれる と は な 。

何 ? な 何 !? 捕らえろ !

ウソ !?

う ぅ …。 ( 笑い声 )

う っ … うわ ぁ !

待って くれ ! こいつ は うずまき ナルト じゃ ねえ 。

バンナ って チンケ な 盗賊 だ 。

なんだ と !? だが こいつ の 外見 は 噂 どおり 。

それ に 木 ノ 葉 の 額 当て も して いる 。

いや それ は 俺 が …。

貴 様 は 誰 だ ? こいつ の 仲間 か ?

邪魔 を する なら 貴 様 も 始末 して や ろうか ?

え … そんな …。

違う ! 俺 は うずまき ナルト だ 。 そい つ は 俺 の 仲間 じゃ ねえ 。

山奥 の 村 から 来た 農家 の 出さ 。

畑 仕事 が 嫌で 忍者 の 真似 事 を やって や がる 。

俺 を 捕まえれば 名前 が 売れる と 思って →

つきまとって る の さ ! 《 バンナ …》

チッ エセ 忍者 か よ 。

ならば 引っ込んで いて もらおう か 。 でなければ 始末 する ぞ 。

いく ぞ !

《 どう したら … どう したら …》

ふ ぅ ~ やっと 腹の虫 が おさまった 。

ハハハ 。 では 先 を 急ぐ ぞ 。

( イギー ) 待て 待て 待て 待って くれ !

よかった 見つかった 。

どう した んだ よ ? それ が 申し訳 ねえ が →

お前たち から 預かった 盗賊 を 別の 盗賊 に 奪わ れた 。

なん だって !? それ で 頼み が ある 。

あの 盗賊 を 奪い 返して もら いて えん だ 。

けど あんた 忍者 マスター なんだ ろ ? 自分 で やりゃ いい じゃ ねえ か よ 。

い いや … それ が ちょっと 今 の 俺 は 本 調子 じゃ ねえ 。

忍者 に 調子 も クソ も ある の か ?

悪い が 我々 に は 急ぎ の 用事 が ある んだ 。

それ に 君 は 役人 なんだ ろ ? だったら 役所 へ 戻り →

助け を 呼んだら どう だ ? な ! いや それ は …。

それ に 盗賊 が 盗賊 に 盗ま れよう と しょせん 同じ 穴 の 狢 。

自業自得 って やつ だ な 。 いや ちょっと 待って くれ !

やつ は 悪党 でも そんなに 悪い やつで は なかった 。

え ?

あいつ は … あんな 見てくれ の せい で →

みんな に は 嫌わ れ 恐れ られて きた が →

昔 から 気弱で お人好しで 人 の 面倒 見 は いい やつ だし …。

ずいぶん と あいつ の こと 詳しい んだ な 。

それ は …。

そもそも 君 は 本当に 役人 な の か な ?

最初 から 様子 が おかしい と は 思って た んだ 。

わかった 正直に 話す … 何もかも 。

これ が すべて だ 。 何 だ よ そりゃ あ !?

どうして そんな バカな こと を !? 頼む 助けて くれ !

あんた 木 ノ 葉 の 里 を 救った 英雄 なんだ ろ !?

おい 友達 だったら どうして そんな こと さ せた んだ よ ?

友達 だったら どうして あいつ の こと →

もっと 考えて やら なかった んだ よ !

友達 ? 何 言って んだ !

別に あいつ は 友達 なんか じゃ ねえ 。

あいつ は バカだ から 都合 が いい から 一緒に いただけ で →

別に 友達 なんか じゃ ねえ 。

友達 じゃ ねえ … だ と !?

何 しや が んだ よ !

じゃあ お前 に とって あいつ は 何 な んだ よ !?

確かに お め え は →

あいつ を バカに し ながら 生きて きた の かも しれ ねえ 。

でも … あいつ と お前 は →

ずっと 小さい 頃 から 一緒に いたんだ ろ !?

す っと 一緒に 生きて きた んだ ろ !?

それ は 友達 じゃ ねえ の かよ !

ナルト !

これ は 命令 だ 。 わかった よ 。

時間 が あれば 君 の 頼み を 聞いて やり たい 。

だが 今 は 無理だ 。 え ?

今 の 我々 は 迂闊 に 正体 と 居所 を 知ら れる ような →

悶着 は 起こし たく ない 。

君 も 我々 に 会った こと は 忘れて くれ 。

行き ましょう ! あ …。

待って くれ ! 頼む 俺 1 人 じゃ 無理だ !

聞いた だ ろ ? 手 は 貸せ ねえ んだ よ 。

そんな … だったら 俺 は どう すれば いい ?

自分 の こと は … 自分 で 考える んだ な 。

あいつ が … 友達 ?

♪~

起爆 札 !? 何 やつ !?

イギー !? どうして …。

やはり お前 …。 こいつ の 仲間 か !

仲間 なんか じゃ ねえ 。 友達 でも ねえ 。

こいつ は … 俺 の 親友 だ !!

イギー !

(2 人 ) うわ っ !

おのれ ! しまった ! 逃げ や がった 。

追え !

バンナ 大丈夫 か ? どうして ?

った く この 役立た ず が ! お前 を 救わ なくちゃ →

俺 たち の 作戦 は 次 が でき ねえ だ ろ 。

イギー 。

俺 は ずっと お前 を 利用 して た んだ 。

んな こと は ねえ 。

俺 は 鬼 みて え な 見てくれ で みんな に 嫌わ れて た 。

でも イギー は 友達 に なって くれた 。 ( イギー ) バカ 野郎 。

それ は あの とき 俺 も 他の やつ に いじめ られて て →

お前 を からかえば 俺 を いじめ ない って 言わ れて …。

知って る よ 。 でも イギー は 親友 に なって くれた 。

出て こい うずまき ナルト ! もう 逃がさ ねえ ぞ !

見せて やろう ぜ 俺 たち の 最後 の 意地 を !

あぁ 俺 は どこまでも イギー に ついていく ぜ !

いく ぜ ! お ぉ !

う ぅ ! へ な ちょ こ が 。

そんな 腕 で 俺 たち に 勝てる と 思う て か ?

うずまき ナルト は 生け捕り だ 。 もう 1 人 は 殺せ !

ごめん な 。 俺 が ナルト みて え に 強かったら →

イギー を 守れた のに …。 バンナ …。

逃げろ ! バンナ !

ありがとう 俺 を 親友 って 言って くれて …。

死ね ! ( イギー ) バンナ !

なに !?

った く て め えら 見 てら ん ねえ ぜ 。

あ …。 お お前たち …。

や あ すまなかった な 。

あの とき の 君 の 話 だけ で は 信用 でき なかった んで な 。

それ で 君 を 試さ せて もらった 。 ( イギー ) 俺 を ?

俺 は 今 猛烈に 感動 して いる !

よくぞ 友 を 見捨て なかった ! よくぞ 友情 を 信じた !

おうおう おう ! ここ に いる お方 を どなた と 心得る !?

こちら に おわす お方 は 木 ノ 葉 の 里 を 守った 英雄 →

うずまき ナルト 様 である ぞ ! ( バンナ / イギー ) えっ !?

しっかり しろ よ 。 お前 が ナルト だって ば よ 。

ナルト …。 そうだ !

お め え は 天下 の 英雄 うずまき ナルト だ !

うずまき ナルト 一世一代 の 大 暴れ だって ば よ !

ひ ~ っ ! ( 影 たち ) うわ ~!

( バンナ ) うずまき ナルト の 名前 は 返上 する よ 。

俺 に は 荷 が 重 すぎ だ 。 ありがとう ナルト 。

いい って ば よ 。

それ より お前 ら これ から どう する んだ ?

本当に 忍者 に なる つもり か ? いや やめ とく よ 。

こんな 怖 え 思い する なら 俺 に は 向いて ねえ 。

俺 たち は 故郷 で 地道に 暮らす ぜ 。

俺 は イギー が 行く なら どこ だって いい ぜ 。

そう か 。

いつまでも 仲よく 暮らせよ !

( イギー ) ナルト !

あり が とよ ~! 気 を つけて な ~!

あいつ ら で っけ え 声 で …。

達者で 暮らせよ ~!

ヘヘ … や っぱ 親友 って いい な 。

《 俺 たち も いつか あい つら みて え に …》

< 今日 から 8 代 目 >

< 季節 の ごはん が 大好きな 豆 助 >

は ~ い お 待た せ ごはん できた わ よ

< それ は 海 と 大地 の 恵み が 互い の 魅力 を 最大 限 に →

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 233 - 参上 、 偽 ? ナルト ||しっぷう|つたい|しーずん|さんじょう|ぎ| Naruto Shippuden - Season 11 - 233 - Come in, Fake? Naruto

( ナルト ) 久しぶりだ なぁ   陸地 を 行く の は 。 |ひさしぶりだ||りくち||いく||

( ガイ ) いい なぁ ! 踏ん張り の きく   この 感触 。 |||ふんばり||||かんしょく

やはり   俺 の 熱い 血潮 に は → |おれ||あつい|ちしお||

大地 が よく 馴染む 。 だいち|||なじむ

( アオバ ) と いって も   次の 港 まで です よ 。 ||||つぎの|こう|||

( ガイ ) そこ なんだ が   雷 の 国 まで 陸 路 を 行く って ことに → ||||かみなり||くに||りく|じ||いく||

変更 でき ん の か な ? へんこう|||||

駄目でしょう ね 。  現在 我々 は 水 の 国 の 領域 内 です 。 だめでしょう||げんざい|われわれ||すい||くに||りょういき|うち|

( アオバ ) 大小 の 島国 で 成り立って いる 水 の 国 は → |だいしょう||しまぐに||なりたって||すい||くに|

もともと   雷 の 国 と は 陸地 が つながって ない んです 。 |かみなり||くに|||りくち||||ん です

( ガイ ) やっぱり …  船 に 乗る こと を 考える と …  う ぅっ ! ||せん||のる|||かんがえる|||

アッハハハ 。  じゃあ   雷 の 国 まで は まだ 遠い の ? ||かみなり||くに||||とおい|

( ヤマト ) うん   残り 4 分 の 1 って ところ か な 。 やまと||のこり|ぶん|||||

そう いえば   港 で 小 耳 に 挟んだ のだ が …。 ||こう||しょう|みみ||はさんだ||

偽者 が 出る らしい な 。 にせもの||でる||

偽者 ?  何の 偽者 だ よ ? にせもの|なんの|にせもの||

( バンナ ) おう おうおう !

お め え たち に は 何の 恨み も ねえ が → ||||||なんの|うらみ|||

ここ で 会った が 運 の ツキ 。 ||あった||うん||

お め えら の 持って る もの は 身ぐるみ いただく ぜ ! ||||もって||||みぐるみ||

誰 だ ?  お前 …。 だれ||おまえ

その 額 当て …。 |がく|あて

お うよ !  木 ノ 葉 の 里 から 暁 を 追 っ 払った 大 忍者 …。 ||き||は||さと||あかつき||つい||はらった|だい|にんじゃ

うずまき ナルト 様 と は あっ   俺 の こと よ ! ||さま||||おれ|||

ヘヘ ~!

どうやら   出た ようだ な 。 |でた||

え ~ っ !?  それ じゃあ さっき の ニセモン って …。

そういう こと だ 。 ( ガイ ) これ が …  ナルト ?

( 笑い声 ) わらいごえ

こりゃ   そっくりだ ! どこ が だ よ !

おいおい おい !  俺 を 無視 して な に 騒いで や がる ! ||おれ||むし||||さわいで||

まったく …  おい !

お前 が   木 ノ 葉 の   うずまき ナルト なら 俺 は   いったい 誰 な んだ よ !? おまえ||き||は|||||おれ|||だれ|||

あっ ?  なんだ   お め え 自分 の 名前 も わかん ねえ の か ? |||||じぶん||なまえ|||||

なんで   お め え たち まで 木 ノ 葉 の 額 当て を …。 ||||||き||は||がく|あて|

まさか …。

俺 が ほんとの   うずまき ナルト ! おれ||||

ウソッ !? ほんと だって !

( ヤマト ) しか し   ナルト の 偽者 が 出る なんて → やまと|||||にせもの||でる|

これ も   有名 税 って やつ です か ね 。 ||ゆうめい|ぜい|||||

で   お め え こそ 誰 な んだ よ ? |||||だれ|||

お   俺 は …。 |おれ|

《 だが   待てよ 。  ここ で こいつ を やっつければ …》 |まてよ|||||

ようし   ならば !

ここ で   俺 とお め え   どっち が 本当の   うずまき ナルト か 勝負 だ ! ||おれ||||||ほんとうの||||しょうぶ|

わけ わかん ねえ こ と 言って んな ! |||||いって|

ナルト ~  しっかり 戦え 。 ||たたかえ

負けたら   あっ ち を 本物 に する ぞ 。 ( ヤマト / ガイ ) うん うん 。 まけたら||||ほんもの||||やまと|||

しよう が ねえ って ば よ 。

や ~ っ !

( 鳥 の 鳴き声 ) ちょう||なきごえ

口 ほど に も ねえ な 。 くち|||||

これ じゃ 準備 運動 に も な ん ねえ ぜ 。 ||じゅんび|うんどう||||||

こいつ は 没収 だ 。 ||ぼっしゅう|

しかし   この 男 の 身柄 どうし ます ? ||おとこ||みがら|どう し|

我々 は   急いで いる 身 で すし 。 われわれ||いそいで||み||

こんな やつ   そこら へんに ぶん 投げ ときゃ いい だ ろ ! |||||なげ||||

おい   いい の か ? 逃げて   また 悪 さ を したら → ||||にげて||あく|||

お前 の 評判 が 落ちる ぞ 。 おまえ||ひょうばん||おちる|

う ~ ん …  それ も また 迷惑だ な 。 |||||めいわくだ|

( イギー ) お ~ い !  待った   待った ! |||まった|まった

で   あんた 誰 だ ? ||だれ|

俺 は   この 盗賊 を 追って きた イギー って もんだ 。 おれ|||とうぞく||おって||||

こいつ を ? あぁ 。

こいつ に 立ち向かおう って 勇気 の ある やつ は   俺 か → ||たちむかおう||ゆうき|||||おれ|

ま ぁ   お前 くらい の もん だ 。 ||おまえ||||

こいつ は な   みんな が 恐れる 大 盗賊   うずまき ナルト って んだ 。 |||||おそれる|だい|とうぞく||||

あ ~ っ ! こいつ は   うずまき ナルト じゃ ねえ !

へ ?  なぜ そんな こと が わかる ?

て ぇ ~ っ   だ から さ   俺 が 本物 の うずまき ナルト だって ば よ 。 ||||||おれ||ほんもの||||||

なに ?  お前 が 本物 ? |おまえ||ほんもの

たく   俺 の 名前 で 盗賊 やる なんて ふて ぇや ろう だ ぜ 。 |おれ||なまえ||とうぞく|||||||

盗賊 を 追って る と いう こと は 君 は   役人 な の か ? とうぞく||おって||||||きみ||やくにん|||

ま ぁ   そんな ところ よ 。

では   あと は この 方 に 任せて 我々 は 先 を 急ぎ ましょう 。 ||||かた||まかせて|われわれ||さき||いそぎ|

うむ   そう しよう 。

けど   兄ちゃん 大丈夫 か ? あん ま 強そうに 見え ねえ けど 。 |にいちゃん|だいじょうぶ||||きょうそうに|みえ||

なに を 言って る 。 こう 見えて も 俺 は …。 ||いって|||みえて||おれ|

忍者 マスター の イギー 様 だ ぞ 。 にんじゃ|ますたー|||さま||

へ ぇ   あんた そんなに すげ え の か 。 人 は 見かけ に よら ねえ な 。 ||||||||じん||みかけ||||

じゃあ   あと は 頼む って ば よ 。 |||たのむ|||

では   いき ましょう 。

った く 。 すま ねえ   相棒 。 ||||あいぼう

は ぁん ?  バカヤロー ! て め え が やられて どう すんだ よ 。

この ウスノロ が ! 俺 も やっつける つもりだった んだ よ 。 |||おれ|||||

でも 聞いた ろ ?  あいつ は 本物 の うずまき ナルト だった んだ ぜ 。 |きいた||||ほんもの||||||

ま ぁ   まさか こんな ところ で 本物 に 会う と は 思わ なかった けど よ 。 ||||||ほんもの||あう|||おもわ|||

って   バカヤロー が 。  バンナ   て め え の 言い訳 なん ざ どうでも いい 。 ||||||||いい わけ||||

俺 たち の 計画 は   暴れる て め え を 俺 が やっつけて 名前 を 売る 。 おれ|||けいかく||あばれる|||||おれ|||なまえ||うる

これ から 始まる 戦争 に その くらい の 手柄 が なきゃ → ||はじまる|せんそう|||||てがら||

高く 売り込め ねえ 。 うずまき ナルト を やっつければ → たかく|うりこめ|||||

俺 の 名前 が 評判 に なる んだ よ 。 おれ||なまえ||ひょうばん||||

俺 だって わかって る よ 。 おれ||||

でも よ   もう こんな 危 ねえ こと やめ ねえ か ? ||||き|||||

て め え 俺 から の 恩 を 忘れた の か よ 。 |||おれ|||おん||わすれた|||

俺 が い なかったら 今ごろ   て め え は まだ 一 人 ぼ っち で 泣いて いた 。 おれ||||いまごろ||||||ひと|じん||||ないて|

そう だろう が 。 ごめん よ 。

イギー は 俺 に とって たった 1 人 の 友達 だ から よ 。 ||おれ||||じん||ともだち|||

けど   今度 は 俺 たち でも 倒せ そうな 弱い や つら を …。 |こんど||おれ|||たおせ|そう な|よわい|||

この っ !

俺 たち でも 倒 せる だ と ? 俺 の 手 に かかりゃ → おれ|||たお||||おれ||て||

うずまき ナルト の 1 人 や 2 人 くらい どう って こと ねえ んだ よ 。 |||じん||じん|||||||

許して くれよ   イギー 。 ゆるして||

わかりゃ いい んだ 。  わかりゃ 。

この 辺り で   うずまき ナルト が 盗賊 を やって いる と いう の は → |あたり|||||とうぞく|||||||

本当な の か ? ああ   間違い ない 。 ほんとうな||||まちがい|

もう 何 人 も 被害 に あって いる 。 |なん|じん||ひがい|||

なんでも   赤ら顔 の 巨漢 だ そうだ 。 |あからがお||きょかん||そう だ

しかし   なぜ うずまき ナルト が ここ で 盗賊 など ? |||||||とうぞく|

やつ は 里 を 救った 英雄 で は ない の か ? ||さと||すくった|えいゆう|||||

詳細 は わから ぬ が   うずまき ナルト は 里 の 厄介 者 だった → しょうさい||||||||さと||やっかい|もの|

と の 噂 も ある から な 。 抜け 忍 に なった の かも しれ ぬ 。 ||うわさ|||||ぬけ|おし||||||

里 を 抜けた の なら 木 ノ 葉 も 追って いる はず 。 さと||ぬけた|||き||は||おって||

捕まえれば   木 ノ 葉 は 受け渡し 金 と して 大金 を 払う 。 つかまえれば|き||は||うけわたし|きむ|||たいきん||はらう

だが   大丈夫 か ? 相手 は   うずまき ナルト だ ぞ 。 |だいじょうぶ||あいて|||||

臆する な 。  うずまき ナルト は 中 忍 試験 に も 受かって は い ない と 聞く 。 おくする|||||なか|おし|しけん|||うかって|||||きく

英雄 伝説 は おそらく でっち上げ だ 。 なるほど な 。 えいゆう|でんせつ|||でっちあげ|||

俺 たち 傭兵 忍者 に とっちゃ やつ は カネ の なる 木 と いう わけ か 。 おれ||ようへい|にんじゃ|||||かね|||き||||

その とおり だ 。

まあ   俺 の 強 さ を もって すり ゃあ → |おれ||つよ|||||

本当 は   こんな こと する 必要 は ねえ んだ けど よ 。 ほんとう|||||ひつよう|||||

寄って らっしゃい 見て らっしゃい ! よって||みて|

世 の ため 人 の ため 世界 の 平和 を 守る 大 忍者 → よ|||じん|||せかい||へいわ||まもる|だい|にんじゃ

イギー 様 た ぁ   俺 の こと よ ! |さま|||おれ|||

イギー   かっこいい ! イギー は 本気 出したら 強 え もん な 。 ||||ほんき|だしたら|つよ|||

すぐ に でも 戦争 で 活躍 できる ぜ 。 |||せんそう||かつやく||

あ たぼう よ !

俺 は   畑 仕事 なんか やめて 英雄 に なる 。 おれ||はたけ|しごと|||えいゆう||

ほら   つけ な 。

これ で   お前 は また うずまき ナルト だ 。 ||おまえ|||||

( イギー ) お っ   見ろ よ バンナ … じゃ なくて   ナルト 。 |||みろ|||||

獲物 が 来た ぜ 。 えもの||きた|

行商 なら お前 が 負ける こと も ねえ だ ろ 。 ぎょうしょう||おまえ||まける|||||

うん 。  よし   行って くる ぜ ! ||おこなって||

ん ?

おう   おう   おう !

お め え たち に は 縁 も 恨み も ねえ が ここ で 会った が 運 の 尽き 。 ||||||えん||うらみ||||||あった||うん||つき

お め えら の 持って る もの は この   うずまき ナルト が → ||||もって|||||||

身ぐるみ いただく ぜ ! みぐるみ||

うずまき ナルト って 言った か ? |||いった|

あ   そう そう おとなしく 置いて け ば …。 ||||おいて||

あ …。 な   何 だ ? ||なん|

あいつ ら   行商 じゃ ねえ の か よ 。 ||ぎょうしょう|||||

これ は   ちょうど いい ぜ 。 うずまき ナルト か 。

そっち から やってきて くれる と は な 。

何 ?  な   何 !? 捕らえろ ! なん||なん|とらえろ

ウソ !? うそ

う ぅ …。 ( 笑い声 ) ||わらいごえ

う っ …  うわ ぁ !

待って くれ ! こいつ は   うずまき ナルト じゃ ねえ 。 まって|||||||

バンナ って   チンケ な 盗賊 だ 。 ||||とうぞく|

なんだ と !? だが   こいつ の 外見 は 噂 どおり 。 |||||がいけん||うわさ|

それ に 木 ノ 葉 の 額 当て も して いる 。 ||き||は||がく|あて|||

いや   それ は   俺 が …。 |||おれ|

貴 様 は 誰 だ ?  こいつ の 仲間 か ? とうと|さま||だれ||||なかま|

邪魔 を する なら 貴 様 も 始末 して や ろうか ? じゃま||||とうと|さま||しまつ|||

え …  そんな …。

違う !  俺 は   うずまき ナルト だ 。 そい つ は 俺 の 仲間 じゃ ねえ 。 ちがう|おれ||||||||おれ||なかま||

山奥 の 村 から 来た 農家 の 出さ 。 やまおく||むら||きた|のうか||ださ

畑 仕事 が 嫌で 忍者 の 真似 事 を やって や がる 。 はたけ|しごと||いやで|にんじゃ||まね|こと||||

俺 を 捕まえれば 名前 が 売れる と 思って → おれ||つかまえれば|なまえ||うれる||おもって

つきまとって る の さ ! 《 バンナ …》

チッ   エセ 忍者 か よ 。 ||にんじゃ||

ならば 引っ込んで いて もらおう か 。 でなければ 始末 する ぞ 。 |ひっこんで|||||しまつ||

いく ぞ !

《 どう したら …  どう したら …》

ふ ぅ ~ やっと 腹の虫 が おさまった 。 |||はらのむし||

ハハハ 。 では 先 を 急ぐ ぞ 。 ||さき||いそぐ|

( イギー ) 待て 待て 待て   待って くれ ! |まて|まて|まて|まって|

よかった   見つかった 。 |みつかった

どう した んだ よ ? それ が   申し訳 ねえ が → ||||||もうし わけ||

お前たち から 預かった 盗賊 を 別の 盗賊 に 奪わ れた 。 おまえたち||あずかった|とうぞく||べつの|とうぞく||うばわ|

なん だって !? それ で   頼み が ある 。 ||||たのみ||

あの 盗賊 を 奪い 返して もら いて えん だ 。 |とうぞく||うばい|かえして||||

けど   あんた 忍者 マスター なんだ ろ ? 自分 で やりゃ いい じゃ ねえ か よ 。 ||にんじゃ|ますたー|||じぶん|||||||

い   いや …  それ が ちょっと 今 の 俺 は 本 調子 じゃ ねえ 。 |||||いま||おれ||ほん|ちょうし||

忍者 に 調子 も クソ も ある の か ? にんじゃ||ちょうし||くそ||||

悪い が 我々 に は 急ぎ の 用事 が ある んだ 。 わるい||われわれ|||いそぎ||ようじ|||

それ に   君 は 役人 なんだ ろ ? だったら 役所 へ 戻り → ||きみ||やくにん||||やくしょ||もどり

助け を 呼んだら どう だ ?  な ! いや   それ は …。 たすけ||よんだら||||||

それ に 盗賊 が 盗賊 に 盗ま れよう と しょせん 同じ 穴 の 狢 。 ||とうぞく||とうぞく||ぬすま||||おなじ|あな||かく

自業自得 って やつ だ な 。 いや   ちょっと 待って くれ ! じごうじとく|||||||まって|

やつ は 悪党 でも そんなに 悪い やつで は なかった 。 ||あくとう|||わるい|||

え ?

あいつ は … あんな 見てくれ の せい で → |||みてくれ|||

みんな に は 嫌わ れ 恐れ られて きた が → |||きらわ||おそれ|||

昔 から 気弱で   お人好しで 人 の 面倒 見 は いい やつ だし …。 むかし||きよわで|おひとよしで|じん||めんどう|み||||

ずいぶん と あいつ の こと 詳しい んだ な 。 |||||くわしい||

それ は …。

そもそも 君 は 本当に 役人 な の か な ? |きみ||ほんとうに|やくにん||||

最初 から 様子 が おかしい と は 思って た んだ 。 さいしょ||ようす|||||おもって||

わかった   正直に 話す …  何もかも 。 |しょうじきに|はなす|なにもかも

これ が すべて だ 。 何 だ よ   そりゃ あ !? ||||なん||||

どうして   そんな バカな こと を !? 頼む   助けて くれ ! ||ばかな|||たのむ|たすけて|

あんた   木 ノ 葉 の 里 を 救った 英雄 なんだ ろ !? |き||は||さと||すくった|えいゆう||

おい   友達 だったら   どうして そんな こと さ せた んだ よ ? |ともだち||||||||

友達 だったら どうして   あいつ の こと → ともだち|||||

もっと 考えて やら なかった んだ よ ! |かんがえて||||

友達 ?  何   言って んだ ! ともだち|なん|いって|

別に あいつ は 友達 なんか じゃ ねえ 。 べつに|||ともだち|||

あいつ は バカだ から   都合 が いい から 一緒に いただけ で → ||ばかだ||つごう||||いっしょに||

別に 友達 なんか じゃ ねえ 。 べつに|ともだち|||

友達 じゃ ねえ …  だ と !? ともだち||||

何 しや が んだ よ ! なん||||

じゃあ   お前 に とって あいつ は 何 な んだ よ !? |おまえ|||||なん|||

確かに   お め え は → たしかに||||

あいつ を バカに し ながら 生きて きた の かも しれ ねえ 。 ||ばかに|||いきて|||||

でも …  あいつ と   お前 は → |||おまえ|

ずっと 小さい 頃 から 一緒に いたんだ ろ !? |ちいさい|ころ||いっしょに||

す っと 一緒に 生きて きた んだ ろ !? ||いっしょに|いきて|||

それ は 友達 じゃ ねえ の かよ ! ||ともだち||||

ナルト !

これ は 命令 だ 。 わかった よ 。 ||めいれい|||

時間 が あれば 君 の 頼み を 聞いて やり たい 。 じかん|||きみ||たのみ||きいて||

だが   今 は 無理だ 。 え ? |いま||むりだ|

今 の 我々 は   迂闊 に 正体 と 居所 を 知ら れる ような → いま||われわれ||うかつ||しょうたい||いどころ||しら||

悶着 は 起こし たく ない 。 もんちゃく||おこし||

君 も 我々 に 会った こと は 忘れて くれ 。 きみ||われわれ||あった|||わすれて|

行き ましょう ! あ …。 いき||

待って くれ ! 頼む   俺 1 人 じゃ 無理だ ! まって||たのむ|おれ|じん||むりだ

聞いた だ ろ ? 手 は 貸せ ねえ んだ よ 。 きいた|||て||かせ|||

そんな … だったら 俺 は   どう すれば いい ? ||おれ||||

自分 の こと は … 自分 で 考える んだ な 。 じぶん||||じぶん||かんがえる||

あいつ が …  友達 ? ||ともだち

♪~

起爆 札 !? 何 やつ !? きばく|さつ|なん|

イギー !?  どうして …。

やはり   お前 …。 こいつ の 仲間 か ! |おまえ|||なかま|

仲間 なんか じゃ ねえ 。 友達 でも ねえ 。 なかま||||ともだち||

こいつ は …  俺 の 親友 だ !! ||おれ||しんゆう|

イギー !

(2 人 ) うわ っ ! じん||

おのれ !  しまった ! 逃げ や がった 。 ||にげ||

追え ! おえ

バンナ   大丈夫 か ? どうして ? |だいじょうぶ||

った く   この 役立た ず が ! お前 を 救わ なくちゃ → |||やくだた|||おまえ||すくわ|

俺 たち の 作戦 は 次 が でき ねえ だ ろ 。 おれ|||さくせん||つぎ|||||

イギー 。

俺 は   ずっと お前 を 利用 して た んだ 。 おれ|||おまえ||りよう|||

んな こと は ねえ 。

俺 は   鬼 みて え な 見てくれ で みんな に 嫌わ れて た 。 おれ||おに||||みてくれ||||きらわ||

でも   イギー は 友達 に なって くれた 。 ( イギー ) バカ 野郎 。 |||ともだち|||||ばか|やろう

それ は   あの とき 俺 も 他の やつ に いじめ られて て → ||||おれ||たの|||||

お前 を からかえば 俺 を いじめ ない って 言わ れて …。 おまえ|||おれ|||||いわ|

知って る よ 。 でも   イギー は 親友 に なって くれた 。 しって||||||しんゆう|||

出て こい   うずまき ナルト ! もう 逃がさ ねえ ぞ ! でて|||||にがさ||

見せて やろう ぜ 俺 たち の 最後 の 意地 を ! みせて|||おれ|||さいご||いじ|

あぁ   俺 は   どこまでも イギー に   ついていく ぜ ! |おれ||||||

いく ぜ ! お ぉ !

う ぅ ! へ な ちょ こ が 。

そんな 腕 で 俺 たち に 勝てる と 思う て か ? |うで||おれ|||かてる||おもう||

うずまき ナルト は 生け捕り だ 。 もう 1 人 は 殺せ ! |||いけどり|||じん||ころせ

ごめん な 。 俺 が   ナルト みて え に 強かったら → ||おれ||||||つよかったら

イギー を 守れた のに …。 バンナ …。 ||まもれた||

逃げろ ! バンナ ! にげろ|

ありがとう 俺 を 親友 って 言って くれて …。 |おれ||しんゆう||いって|

死ね ! ( イギー ) バンナ ! しね||

なに !?

った く   て め えら   見 てら ん ねえ ぜ 。 |||||み||||

あ …。 お   お前たち …。 ||おまえたち

や あ   すまなかった な 。

あの とき の 君 の 話 だけ で は 信用 でき なかった んで な 。 |||きみ||はなし||||しんよう||||

それ で   君 を 試さ せて もらった 。 ( イギー ) 俺 を ? ||きみ||ためさ||||おれ|

俺 は 今   猛烈に 感動 して いる ! おれ||いま|もうれつに|かんどう||

よくぞ 友 を 見捨て なかった ! よくぞ   友情 を 信じた ! |とも||みすて|||ゆうじょう||しんじた

おうおう おう !  ここ に いる お方 を どなた と 心得る !? |||||おかた||||こころえる

こちら に   おわす お方 は 木 ノ 葉 の 里 を 守った 英雄 → |||おかた||き||は||さと||まもった|えいゆう

うずまき ナルト 様 である ぞ ! ( バンナ / イギー ) えっ !? ||さま|||||

しっかり しろ よ 。 お前 が   ナルト だって ば よ 。 |||おまえ|||||

ナルト …。 そうだ ! |そう だ

お め え は 天下 の 英雄   うずまき ナルト だ ! ||||てんか||えいゆう|||

うずまき ナルト 一世一代 の 大 暴れ だって ば よ ! ||いっせいちだい||だい|あばれ|||

ひ ~ っ ! ( 影 たち ) うわ ~! ||かげ||

( バンナ ) うずまき ナルト の 名前 は 返上 する よ 。 ||||なまえ||へんじょう||

俺 に は 荷 が 重 すぎ だ 。 ありがとう   ナルト 。 おれ|||に||おも||||

いい って ば よ 。

それ より   お前 ら これ から   どう する んだ ? ||おまえ||||||

本当に 忍者 に なる つもり か ? いや   やめ とく よ 。 ほんとうに|にんじゃ||||||||

こんな 怖 え 思い する なら 俺 に は 向いて ねえ 。 |こわ||おもい|||おれ|||むいて|

俺 たち は 故郷 で 地道に 暮らす ぜ 。 おれ|||こきょう||じみちに|くらす|

俺 は   イギー が 行く なら どこ だって いい ぜ 。 おれ||||いく|||||

そう か 。

いつまでも 仲よく 暮らせよ ! |なかよく|くらせよ

( イギー ) ナルト !

あり が とよ ~! 気 を つけて な ~! |||き|||

あいつ ら   で っけ え 声 で …。 |||||こえ|

達者で 暮らせよ ~! たっしゃで|くらせよ

ヘヘ …  や っぱ 親友 って いい な 。 |||しんゆう|||

《 俺 たち も いつか   あい つら みて え に …》 おれ||||||||

< 今日 から 8 代 目 > きょう||だい|め

< 季節 の ごはん が 大好きな 豆 助 > きせつ||||だいすきな|まめ|じょ

は ~ い   お 待た せ ごはん   できた わ よ |||また|||||

<  それ は 海 と 大地 の 恵み が 互い の 魅力 を 最大 限 に → ||うみ||だいち||めぐみ||たがい||みりょく||さいだい|げん|