NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 474 - おめでとう
《 サクラ : 私 だって いる んだ 。
同じ 女 なら バカ に し ないで !》
《 カカシ : ナルト サスケ サクラ …。
うん いい 画 だ 。 今 の お前 ら は …。
大好きだ 》
( サスケ ) 今 だ ! しゃ ~ んな ろ ~!
( ナルト ) よっ しゃ ~!
(2 人 ) 六 道 地 爆天 星 。
《 カグヤ : またしても →
この チャクラ の 祖 である わらわ が →
このような 分散 した チャクラ ども に 敗れる と は …》
《 カグヤ : なぜ だ !?》
《 ハゴロモ : フッ やり よった か 。
あと は お前たち を 連れ戻す だけ だ 》
う っ ! ぐ ぅ ~!
グォ ~!
グォ ~!
うわ っ !
大地 が 吸い寄せ られて いる の か !?
( 孫 ) やっと 出 られた 。
九 喇嘛 やる な お前 の 人 柱 力 は 。
( 九 喇嘛 ) フン …。
オオ …。
グォ ~!
こっち だ !
サスケ 君 !
ん ? ナルト は どうした ?
やり 残して いる こと を 片づけて くる と 一 人 離れた 。
それ より ここ から もっと 遠く へ 離れろ !
( ゼツ ) こう なって は しかたない 。
また 次の 母 復活 へ 向け …。
そう いや お前 親 離れ し たく ねえ んだった な 。
き 貴 様 !
今 まで ずっと 陰に 隠れて コソコソ して た お前 の こと だって →
見逃しゃ し ねえ よ 。 グッ お前 など !
ただ 俺 の 作った 忍 の 歴史 の 一部 !
お前 の ような ガキ に 俺 は …。
歴史 ?
忍 の 歴史 っ つう の は →
いろんな 忍者 の 生き ざま と 死に ざま だ 。
俺 は いろんな 忍者 から →
忍 って の が な んな の か 教えて もらった 。
人 の 死 の 悲しみ や 戦争 の 悲惨 さ …。
それ だけ じゃ ねえ 。
認めて もらえる 嬉し さ に 愛さ れる 喜び も だ !
みんな の 生き ざま が 死に ざま が 俺 に 教えて くれた んだ !
俺 に 託して いった んだ !
親 離れ も でき ねえ ガキ 1 人 が 勘違い して んじゃ ねえ って ば よ !
うわ ~ っ !
ぐ わ ~ っ !
( カカシ ) まだ 大きく なって る …。
まるで 月 の ようだ な 。
( サクラ ) あっ !
みんな ! 終わった な 。
封印 終了 !
これ で めでたし めでたし だって ば よ 。
そう な の ね 。
う ~ ん … まずは お 風呂 に 入って 汗 と 汚れ を 落として →
さっぱり し たい わ ね 。
って … 私 たち は どう す ん の !?
この 空間 から どう やって 戻る の よ !?
あぁ ~ っ ! そう だった !!
やる こと は やる 。 だが 少々 アホ だ な やはり 。
♪♪~
口 寄せ の 術 !
♪♪~
ん ? ん ?
( ミナト ) お かえり ナルト 。
父ちゃん …。
ナルト … この 人 誰 ?
六 道 の 大 じいちゃん 。
これ って ば …。
そう だ 戻って きた のだ 。
かつて の 五 影 皆 で 口 寄せ の 術 を して な 。
( ハゴロモ ) 歴代 の 五 影 に 協力 して もらう よう →
わし が 浄土 から 呼んだ のだ 。
ナルト サスケ … そして みんな 。
よくぞ 世界 を 救って くれた 。
六 道 の 大 じいちゃん ?
もし かして あなた が 伝説 の …。
わし は 大 筒 木 ハゴロモ 。 通称 六 道 仙人 と 呼ば れて おる 。
でしょう ね … 浮いて る し 。
ここ まで くる と もう びっくり する の も 疲れちゃ った 。
どうやら よ うまく いった ようじゃ ねえ の よ 。
死 ん ど る 間 に 忍 の 世界 も →
大変な こと に な っと る な まったく …。
尾 獣 が ここ まで 揃う の を 見る の は 初めて だ な 。
六 道 仙人 か …。
まるで おとぎ話 の 中 に 迷い 込んだ よう よ 。
( カカシ ) やはり そう でした か 。
先代 の 五 影 様 を 呼び寄せたり →
あの 空間 から 我々 を 尾 獣 ごと 呼び戻したり …。
こんな 神 が かった こと が できる の は →
あなた だけ でしょう から 。
お前 が はたけ カカシ だ な ? あ … はい 。
( ハゴロモ ) よくぞ 皆 を 導き 母 を 封印 して くれた 。
これ こそ 神 の 御 業 よ のう 。
いえ 私 は ほとんど 何も でき ませ ん でした 。
こいつ ら と 多く の 仲間 の おかげ です 。
それ に かつて の 友 が 私 に 力 を 貸して くれ ました から 。
だから 言った よくぞ 皆 を 導いた と 。
お前 は 迷い ながら も ナルト たち の 師 で →
オビト の 友 で あり 続けた 。
でなければ 恐らく 母 は 止め られ なかった であろう 。
お ~ い 九 喇嘛 !
俺 と 離れて 寂しく なかった か ?
会い たかった ぜ 。
で け え 声 出して 呼ぶ な 寂しく なんか ねえ よ 。
わし の 半分 は そっち 入って んだろう が 。
アハハハ 。 フフフ 。
あの 九 喇嘛 が 恥ずかし がって 慌てて おる わ 。
だが これ こそ わし が 思い描いた もの 。
尾 獣 たち すら 自ら 協力 し たく なる 。
そういう 忍 が 現れた のだ から な 。
オビト の こと も 本当 は ナルト が …。
彼 が オビト を 戻して くれた 。
そう か なら その 話 は あの世 で オビト に 詳しく 聞く と しよう 。
ん ? 彼 は まだ …。
( オビト ) そろそろ 行く 。
そう か 。
俺 は 忍 の 世界 を ムチャクチャ に して しまった 。
いまさら 何 を 言って →
去って いったら いい の かも わから ない 。
最後 は 敵 で なく 友 と して 別れ が できる 。
人助け ばかり で 遅刻 して いた あの 頃 の お前 と な 。
俺 に とって は それ だけ で いい 。
( オビト ) あり が と な カカシ 。
じゃあ な もう 行く よ 。
リン を 待た せて っ から 。
( カカシ ) 遅刻 の 言い訳 は 考えて ある の か ?
お前 を 助けて くるって 前もって 言 っと いた 。
そう か 。
《 カカシ : こっち こそ …。
あり が と な オビト 》
カカシ 先生 !
あ … サクラ すまない 。
はっ カカシ 先生 目 が …。
ああ 写 輪 眼 の カカシ も 今日 で 終わり だ 。
マダラ は 一 度 人 柱 力 と なった 。
尾 獣 たち が 抜けた 今 助から ん 。
そんな もの を 利用 する から ああ なる 。
サスケ ナルト 。
お前たち の 前任 者 の 最後 だ 。
見て おく と いい 。
( マダラ ) 柱 間 … か ? ( 柱 間 ) うむ 。
お前 も … 俺 も …。
望んで も 届か ない … もの だ な …。
そう 簡単に いく か 。
俺 たち の 生きて る 間 に できる こと は しれて る 。
だから 託して いか ねば な 。
先 の 者 が やって くれる 。
相変わらず … 甘い な 。
フフフ 。
お前 は いつも … 楽観 的だった 。
だが それ が 正しい の かも しれ ん な …。
俺 の 夢 は ついえた 。
だが … お前 の 夢 は まだ つながって … いる 。
急ぎ すぎた な 。
俺 たち は 届か なくて も よかった のだ 。
後ろ を ついてきて くれる もの →
託せる 者 を 育てて おく こと が 大切だった 。
なら 俺 は 無理だった って … こと だ 。
後ろ に 立た れる の が 嫌いだった … から な 。
ガキ の 頃 お前 は 俺 たち は 忍 で →
いつ 死ぬ かも わから ぬ と 言った 。
互いに 死な ぬ 方法 が ある と すれば →
敵 同士 腹 の 中 を 見せ 合って →
兄弟 の 杯 を 酌み 交わす しか ねえ と 。
だが もう 互いに 死ぬ 。
今 なら ただ 戦友 と して 酒 を 酌み 交わせる 。
戦友 … か 。
まあ … それ なら …。
俺 … たち も …。
頃合い だ な 。
五 影 たち も 穢土 転生 たち も →
わし が 解 術 する 。
行って こい 。
父ちゃん 。
そう だ … 言 っと か なきゃ なって 思って た んだ 。
えっ 。
誕生日 おめでとう 。
本当に 立派に なった ね ナルト 。
うん サンキュ ー 。
俺 たち は 外法 の 存在 。
いつまでも ここ に いる わけに は いか ない 。
お 別れ だ 。
クシナ に いろいろ 伝えて おく よ 。
俺 って ば ちゃん と 飯 食って っ から 大丈夫 だって 言って くれ 。
好き嫌い し ねえ で いろいろ 食べて んだ 。
え ~ と と ん こつ に 味噌 に しょうゆ に …。
あ ! ラ ー メン ばっ か じゃ ねえ よ もちろん 。
あ ~ 風呂 も ほぼ 毎日 入って る し 。
たまに 木 ノ 葉 の 温泉 行 くし 。
みんな に は 烏 の 行水 と か 何とか 言わ れて っけ ど ハハッ 。
それ から えっ と えっ と …。
友達 は いっぱい できた んだ 。 みんな いい やつ な んだ 。
それ から 勉強 は まったく うまく いか なかった けど →
まったく 落ち込ま ない って いう 自信 っ つう の かな 。
それ は 誰 より あった んだ よ ね 。
もちろん 三 代 目 や カカシ 先生 の 言う こと も →
ちゃんと 聞いて た ぞ 。 尊敬 して る し 。
あっ ここ に いる から 直接 聞いて も いい って ば よ 。
あぁ それ と 忍 の 三 禁 って やつ ?
エロ 仙人 に ついて た とき に いろいろ 勉強 に なった って ば よ 。
三 禁 に ついちゃ ダメダメ だった けど →
エロ 仙人 は 三 忍 と しちゃ かっけ え 忍 で →
いちばん 尊敬 して んだ 。
俺 って ば 今日 17 歳 に なった ばっ か だ から →
酒 も まだ よく わかん ねえ 。
ただ 母ちゃん は →
母ちゃん みたいな 女 を 見つけろ って 言って た 。
けど … それ は えっ と …。
とにかく 母ちゃん の 言った こと 全部 うまく いって ねえ けど →
そこそこ 頑張って んだ !
夢 だって ちゃんと ある 。
俺 って ば 父ちゃん を 超す 火影 に なる 。
ぜ って え なる から な !
あっ ち で 母ちゃん に も 伝えて くれ 。
俺 の こと は 全然 心配 なんか す ん なって 。
しっかり やって ん だって !
わかった 。
全部 しっかり 伝えて おく よ 。
う っ … う ぅ …。