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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン21 - 488 - 最後の一人

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 488 - 最後 の 一 人

( サスケ ) その 力 で →

血 之池 一族 を 地獄 谷 に 追いやった うち は に 対する →

復讐 を 企てた わけ か 。

狙い は 最初 から 俺 だった んだ な 。

( チノ ) 起爆 人間 に 木 ノ 葉 を 襲わ せれば →

あんた は きっと 戻って くる 。

あんた を 木 ノ 葉 の 里 ごと →

亡き 者 に する つもりだった んだ けど 。

竹 ノ 村 で 俺 に 出会って しまった 。

怖い よ ね 偶然 って 。

あの 村 は 以前 の お返し に 襲った だけ だった んだ けど →

まさか 近く に →

うち は サスケ あんた が いた なんて 。

でも 竹 ノ 村 の 村長 が →

おもしろい こと 言い残して くれた んで →

計画 を 変更 した って わけ 。

(( イオウ : 許さ ん ぞ 風 心 め ~!))

風 心 を 捜す 俺 と 同行 。

こと ある ごと に 起爆 人間 で 陽動 し →

ノワキ いや 風 心 の チャクラ 刀 で 俺 を 狙った 。

殺せ なかった とき の ため に →

かつて の 仲間 に 風 心 を 装わ せる 保険 まで かけて 。

どう ? 私 を 殺す ?

お互い 血 之池 とうち は の 最後 の 一 人 同士 →

一族 の 生き残り を かけて →

殺し 合おう よ 。

あいにくだ が そんな こと に 興味 は ない 。

フン 相変わらず だ ね 。

だけど いつまでも そんな 涼しい 顔 で →

いら れる と は 思わ ない こと さ 。

血 之池 一族 は 血 を 使う こと で さまざまな 術 を 扱う 。

そして この 場所 。

鉄分 を 多く 含んだ この 赤池 は →

血 之池 の 力 を 更に 強く して くれる 。

なに !?

くらえ !

くっ … いけ !

あ !

まだ 続ける か ?

傷口 から チャクラ を ?

フッ …。

なに !?

私 の チャクラ は 傷口 を ふさいで →

その とき を 待つ の 。 その とき ?

決まって る でしょ 。

♪♪~

う っ … ガハッ …。

さよなら うち は サスケ 。

そう やって 起爆 人間 を 作って いた の か 。

写 輪 眼 !? あっ …。

私 は あんた が うらやましかった よ サスケ 。

木 ノ 葉 と いう 里 に 生まれ うち は と いう 名 を 持ち →

愛して くれる 家族 が いて 。

里 を 抜けた あと は 悪 名 を とどろか せて いた けど →

今 は 自由に 旅 を して いる 。

それ は あんた を 愛し 守って くれる 人 が いる から だ 。

( チノ ) わかる よ 。

あんた は ずっと ずっと ずっと →

誰 か に 愛さ れ 続けて 生きて きた んだろう って 。

独り きり だった 私 と は 違う !

(( 俺 の 何 が わかる って んだ よ 。

はじめ から 独り きり だった て め え に →

俺 の 何 が わかる って んだ !

つながり が ある から こそ 苦しい んだ 。

それ を 失う こと が どんな もんか →

お前 なんか に わかって たまる か !))

だから って …。

だから って どうして 木 ノ 葉 の ため に 戦う の ?

木 ノ 葉 の 葉 は 鮮やかで 根 は 暗い !

木 ノ 葉 に は 光 と 闇 が ある !

あんた の 一族 は 木 ノ 葉 の 養分 に なる ため に →

根 に 吸収 さ れた んでしょ !

なのに どうして 木 ノ 葉 の ため に !

俺 が 生きて いる から だ 。

どういう 意味 ? 俺 を 救い出した 友 が いる 。

互い の 心 を 痛み 合う こと が できる 友 が いる 。

そい つ は いつか この 世界 も そう なれば いい と 願って いる 。

そんな 世界 絶対 に あり え ない 。

そんな の ただ の きれいごと じゃ ない か 。

きれいごと だ から 実現 し たい 。

そう 願う 心 が 俺 を 木 ノ 葉 に つなげて いる 。

俺 の 兄 が そう だった ように この 世界 を 陰 から 支え →

そして …。 そして ?

この 世界 が 見つめる 先 に 光 を 。

そんな 世界 私 は 見 たく ない !

もう いい 殺せ ! 早く 殺せ !

( 風 心 ) チノ !

風 心 !

グッ …。

風 心 !

風 心 なんで 出て きた の よ !

風 心 ?

俺 が 言った 言葉 の 意味 が 今 なら わかる はずだ 。

(( 俺 を 救い出した 友 が いる 。

互い の 心 を 痛み 合う こと が できる 友 が いる ))

殺す なら 俺 だけ に しろ 。

風 心 もう いい 。

もう いい よ 。

あんた が 死んだら 私 が 痛い 。

チノ 。

竹 ノ 村 で サスケ ちゃん に 会わ なきゃ よかった よ 。

そう すれば 一方的に 憎んで い られた のに さ 。

それ に あんた が 言う きれいごと の 世界 →

私 も 見て み たい や 。

( ヒナタ ) これ が 最後 。

上 腕 動脈 に 到達 。

( ヒナタ ) 大丈夫 。 もう この 人 の 中 に 特殊な チャクラ は 流れて い ない 。

( サクラ ) ありがとう 。

( サクラ ) ヒナタ が 協力 して くれた おかげ で 助かった わ 。

サクラ ちゃん の 高い 技術 が あって こそ だ よ 。

昨晩 首謀 者 の 身柄 が 送検 さ れて きた んだ よ ね ?

うん 。 サスケ 君 も 一緒に ?

そう 思って た んだ けど →

木 ノ 葉 の 忍 が 湯 の 国 まで 引き取り に 行った んだ って 。

身柄 を 拘束 した 本人 は 戻って こ ず 。

は ぁ …。

( 戸 が 開く 音 )

( カカシ ) どうも 。

私 が 首謀 者 だ よ 。

すべて 私 が 責任 を とる 。

だから 他の やつ ら は 穏便に 済ませて やって ほしい 。

チノ ! 俺 たち は そんな こと 望んじゃ い ない 。

( カリュウ ) そ … そうです チノ さん ! 俺 は …。

ま ぁ 落ち着いて 。

実は 霧 隠れ の 水 影 が キミ たち を 引き取り たい そう な んだ よ 。

ど … どうして ?

負 の 連鎖 を 止める の は 今 しか ない って こと ね 。

どうぞ 。

( メイ ) 挨拶 は 抜き よ 。

( メイ ) あなた たち と 昔 の 霧 隠れ の 因縁 は →

聞いた こと が あった の 。 えっ ?

あなた たち が よければ って 話 だ けど →

霧 隠れ の ため に 尽力 して ほしい 。

な … なんで ?

キミ たち の やった こと は →

一生 を かけて 償わ なきゃ なら ない もの だ 。

だけど それ は すべて の 忍 が →

大なり小なり 抱えて いる もの で も ある 。

俺 も そう だ よ 。

もう 一 度 戦って み ない か ? 自分 の 人生 と 。

それ と 1 つ 伝えて おか なきゃ なら ない こと が あって ね 。

今ごろ あいつ が …。

( エン ) フン …。

な … なんと なんと !

[ マイク ] 最後 の うち は こと うち は サスケ が コロシアム に 帰って きた !

(( 被害 者 に して みれば 加害 者 も 第三者 も 一緒 。

ここ で 行わ れて いる 金持ち ども の 道楽 を 止める こと なく →

同情 的な 言葉 を 口 に する だけ の サスケ ちゃん だって →

共犯 者 に すぎ ない よ ))

俺 は すべて の 挑戦 を 受ける 。

そして すべて の 忍 を 解放 する 。

うち は の 目 が 欲しければ かかって こい !

サスケ ちゃん が !?

でも あそこ に は 血 継 限界 が 大勢 いる !

いくら サスケ ちゃん でも …。 ( ナルト ) サスケ を なめる なって ば よ 。

サスケ は たぶん お前 の ため に やって んだ 。

だから 絶対 負け ねえ 。

お前 が サスケ の …。

ん ? あぁ 友達 の うずまき ナルト だって ば よ 。

ハハッ !

お前 の 友 が 私 を 救い出して くれた 。

感謝 して いる 。

そ っか 。

ハァ ハァ ハァ …。

[ マイク ] ま … まさか まさか の 展開 だ !

[ マイク ] うち は サスケ すべて の 忍 に 勝利 !

[ マイク ] イコ ー ル すべて の 忍 を 手 に 入れた と いう こと だ !

( フツ ) 俺 たち は どう なる んだ ?

雲隠れ に 引き取って もらう 。

雲隠れ ? ( エ ー ) いかにも !

( エ ー ) すべて の 忍 は 我が 雲隠れ が 保護 する 。

同時に ここ で 違法な 賭博 に 手 を 染めて いた →

お前たち の 身柄 も 拘束 する 。

( ダルイ ) あぁ だるい …。

( エン ) や ばい でしょう !

来て やった ぞ 小僧 。

感謝 する 。

感謝 なら 六 代 目 に する こと だ 。

あいつ が この 島 に は どの 里 より も →

わし ら の 里 が 近い これ は 雲隠れ の 仕事 だ 。

そう 言う から 来て やった まで 。 だるい 。

昔 ナルト が →

お前 の ため に 両手 を ついて 熱弁 した こと が あった 。

弟 の ビ ー を 拉致 した お前 を →

わし ら の 依頼 で ダンゾウ が 抜け 忍 と して →

始末 する こと を 許可 した とき だ 。

(( サスケ を うち は サスケ を 始末 する の を →

やめて もら いて えん だ お 願い だって ば よ !

もう 復讐 で 殺し あう ような こと し たく ねえ んだ !))

お前 を 始末 し なくて よかった 。

己 を 知り 人 を 知り →

二度と 道 を 違える な 。

お前 が 今 自由 に この 世界 を 歩いて いる 意味 を 感じろ 。

そして 周り を 納得 さ せる 理由 も 作れ 。

今回 の 件 で 1 つ 作れた かも しれ ん な 。

だが 1 つ じゃ 足り ん ぞ 。

( 大 蛇 丸 ) あなた は 捕まら なかった の ?

ご覧 の とおり 。

( 大 蛇 丸 ) 計画 どおり に なった の かしら ?

おかげ さま で 。

狭い コミュニティ ー で は 争い ごと が 生まれ やすい 。

長年 共に 肩 を 寄せ合い 生きて きた と いう のに →

小さな いざこざ が 積もり 重なり 憎しみ 合って →

最後 は 同士討ち だ 。

まるで うち は 一族 の こと みたい 。

確かに 似て いる けども これ は →

血 之池 一族 の 真実です 。

妻 が 巻き込ま れて 死んだ 時点 で →

いろんな こと が どうでも よく なって しまい ました よ 。

だから 一族 を 皆殺し に した ?

それ でも 娘 は 案外 かわいい もん だ 。

その かわいい 娘 が バカ な マネ を して いる の を →

コロシアム で 直 に 見た 。

だから サスケ 君 を 手 に 入れる こと を 諦め →

彼 を 使って 娘 を 止めた って とこ かしら 。

親 バカ ね 。

どっち か って いう と バカ 親 です けど ね 。

それにしても 不思議な 感じ だって ば よ 。

サスケ は 里 に い ねえ のに 里 の こと を 守って んだ もん な 。

そう ね サスケ 君 みたいに 優秀な 忍 じゃ ない と →

でき ない こと は たくさん ある し 。

今回 みたいに とんで も ねえ こと を →

しでかし ち まう やつ も いる けど よ 。

ちゃんと できる サスケ みたいな やつ が →

しっかり 対応 して いけば いい んだ よ な 。

うん ? サクラ ちゃん なんか 嬉し そう だって ば よ 。

え ? フフ 。

サスケ 君 言って た んだ 旅 に 出る 前 。

(( 罪 を 償う 旅 で も ある ))

今回 の 件 で サスケ 君 が →

確かな 足取り で 前 に 進んで る の が わかった から 。

ただ 。 うん ?

その 隣 に 自分 が 並べて い ない こと が …。

い 今 言った こと 忘れ なさい !

え ? グハッ !

( タカ の 鳴き声 )

カカシ から か 。

汚い … ナルト の 字 だ な 。

「 サスケ お前 って ば 里 に い ねえ のに ちゃん と 里 の こと を 守って る 。

まるで 警務 部隊 みて えだ な 」。

(( 兄さん も ここ に 入る の ?

( イタチ ) さあ どうか なあ ?

そう しな よ 大きく なったら →

俺 も 警務 部隊 に 入る から さ !))

久しぶりに 帰る か 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 488 - 最後 の 一 人 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|さいご||ひと|じん Naruto Shippuden - Season 21 - 488 - The Last One

( サスケ ) その 力 で → ||ちから|

血 之池 一族 を 地獄 谷 に 追いやった うち は に 対する → ち|ゆきいけ|いちぞく||じごく|たに||おいやった||||たいする

復讐 を 企てた わけ か 。 ふくしゅう||くわだてた||

狙い は 最初 から 俺 だった んだ な 。 ねらい||さいしょ||おれ|||

( チノ ) 起爆 人間 に 木 ノ 葉 を 襲わ せれば → |きばく|にんげん||き||は||おそわ|

あんた は きっと 戻って くる 。 |||もどって|

あんた を 木 ノ 葉 の 里 ごと → ||き||は||さと|

亡き 者 に する つもりだった んだ けど 。 なき|もの|||||

竹 ノ 村 で 俺 に 出会って しまった 。 たけ||むら||おれ||であって|

怖い よ ね 偶然 って 。 こわい|||ぐうぜん|

あの 村 は 以前 の お返し に 襲った だけ だった んだ けど → |むら||いぜん||おかえし||おそった||||

まさか 近く に → |ちかく|

うち は サスケ あんた が いた なんて 。

でも 竹 ノ 村 の 村長 が → |たけ||むら||そんちょう|

おもしろい こと 言い残して くれた んで → ||いいのこして||

計画 を 変更 した って わけ 。 けいかく||へんこう|||

(( イオウ : 許さ ん ぞ 風 心 め ~!)) |ゆるさ|||かぜ|こころ|

風 心 を 捜す 俺 と 同行 。 かぜ|こころ||さがす|おれ||どうこう

こと ある ごと に 起爆 人間 で 陽動 し → ||||きばく|にんげん||ようどう|

ノワキ いや 風 心 の チャクラ 刀 で 俺 を 狙った 。 ||かぜ|こころ|||かたな||おれ||ねらった

殺せ なかった とき の ため に → ころせ|||||

かつて の 仲間 に 風 心 を 装わ せる 保険 まで かけて 。 ||なかま||かぜ|こころ||よそおわ||ほけん||

どう ? 私 を 殺す ? |わたくし||ころす

お互い 血 之池 とうち は の 最後 の 一 人 同士 → おたがい|ち|ゆきいけ||||さいご||ひと|じん|どうし

一族 の 生き残り を かけて → いちぞく||いきのこり||

殺し 合おう よ 。 ころし|あおう|

あいにくだ が そんな こと に 興味 は ない 。 |||||きょうみ||

フン 相変わらず だ ね 。 |あいかわらず||

だけど いつまでも そんな 涼しい 顔 で → |||すずしい|かお|

いら れる と は 思わ ない こと さ 。 ||||おもわ|||

血 之池 一族 は 血 を 使う こと で さまざまな 術 を 扱う 。 ち|ゆきいけ|いちぞく||ち||つかう||||じゅつ||あつかう

そして この 場所 。 ||ばしょ

鉄分 を 多く 含んだ この 赤池 は → てつぶん||おおく|ふくんだ||あかいけ|

血 之池 の 力 を 更に 強く して くれる 。 ち|ゆきいけ||ちから||さらに|つよく||

なに !?

くらえ !

くっ … いけ !

あ !

まだ 続ける か ? |つづける|

傷口 から チャクラ を ? きずぐち|||

フッ …。

なに !?

私 の チャクラ は 傷口 を ふさいで → わたくし||||きずぐち||

その とき を 待つ の 。 その とき ? |||まつ|||

決まって る でしょ 。 きまって||

♪♪~

う っ … ガハッ …。

さよなら うち は サスケ 。

そう やって 起爆 人間 を 作って いた の か 。 ||きばく|にんげん||つくって|||

写 輪 眼 !? あっ …。 うつ|りん|がん|

私 は あんた が うらやましかった よ サスケ 。 わたくし||||||

木 ノ 葉 と いう 里 に 生まれ うち は と いう 名 を 持ち → き||は|||さと||うまれ|||||な||もち

愛して くれる 家族 が いて 。 あいして||かぞく||

里 を 抜けた あと は 悪 名 を とどろか せて いた けど → さと||ぬけた|||あく|な|||||

今 は 自由に 旅 を して いる 。 いま||じゆうに|たび|||

それ は あんた を 愛し 守って くれる 人 が いる から だ 。 ||||あいし|まもって||じん||||

( チノ ) わかる よ 。

あんた は ずっと ずっと ずっと →

誰 か に 愛さ れ 続けて 生きて きた んだろう って 。 だれ|||あいさ||つづけて|いきて|||

独り きり だった 私 と は 違う ! ひとり|||わたくし|||ちがう

(( 俺 の 何 が わかる って んだ よ 。 おれ||なん|||||

はじめ から 独り きり だった て め え に → ||ひとり||||||

俺 の 何 が わかる って んだ ! おれ||なん||||

つながり が ある から こそ 苦しい んだ 。 |||||くるしい|

それ を 失う こと が どんな もんか → ||うしなう||||

お前 なんか に わかって たまる か !)) おまえ|||||

だから って …。

だから って どうして 木 ノ 葉 の ため に 戦う の ? |||き||は||||たたかう|

木 ノ 葉 の 葉 は 鮮やかで 根 は 暗い ! き||は||は||あざやかで|ね||くらい

木 ノ 葉 に は 光 と 闇 が ある ! き||は|||ひかり||やみ||

あんた の 一族 は 木 ノ 葉 の 養分 に なる ため に → ||いちぞく||き||は||ようぶん||||

根 に 吸収 さ れた んでしょ ! ね||きゅうしゅう|||

なのに どうして 木 ノ 葉 の ため に ! ||き||は|||

俺 が 生きて いる から だ 。 おれ||いきて|||

どういう 意味 ? 俺 を 救い出した 友 が いる 。 |いみ|おれ||すくいだした|とも||

互い の 心 を 痛み 合う こと が できる 友 が いる 。 たがい||こころ||いたみ|あう||||とも||

そい つ は いつか この 世界 も そう なれば いい と 願って いる 。 |||||せかい||||||ねがって|

そんな 世界 絶対 に あり え ない 。 |せかい|ぜったい||||

そんな の ただ の きれいごと じゃ ない か 。

きれいごと だ から 実現 し たい 。 |||じつげん||

そう 願う 心 が 俺 を 木 ノ 葉 に つなげて いる 。 |ねがう|こころ||おれ||き||は|||

俺 の 兄 が そう だった ように この 世界 を 陰 から 支え → おれ||あに||||よう に||せかい||かげ||ささえ

そして …。 そして ?

この 世界 が 見つめる 先 に 光 を 。 |せかい||みつめる|さき||ひかり|

そんな 世界 私 は 見 たく ない ! |せかい|わたくし||み||

もう いい 殺せ ! 早く 殺せ ! ||ころせ|はやく|ころせ

( 風 心 ) チノ ! かぜ|こころ|

風 心 ! かぜ|こころ

グッ …。

風 心 ! かぜ|こころ

風 心 なんで 出て きた の よ ! かぜ|こころ||でて|||

風 心 ? かぜ|こころ

俺 が 言った 言葉 の 意味 が 今 なら わかる はずだ 。 おれ||いった|ことば||いみ||いま|||

(( 俺 を 救い出した 友 が いる 。 おれ||すくいだした|とも||

互い の 心 を 痛み 合う こと が できる 友 が いる )) たがい||こころ||いたみ|あう||||とも||

殺す なら 俺 だけ に しろ 。 ころす||おれ|||

風 心 もう いい 。 かぜ|こころ||

もう いい よ 。

あんた が 死んだら 私 が 痛い 。 ||しんだら|わたくし||いたい

チノ 。

竹 ノ 村 で サスケ ちゃん に 会わ なきゃ よかった よ 。 たけ||むら|||||あわ|||

そう すれば 一方的に 憎んで い られた のに さ 。 ||いっぽうてきに|にくんで||||

それ に あんた が 言う きれいごと の 世界 → ||||いう|||せかい

私 も 見て み たい や 。 わたくし||みて|||

( ヒナタ ) これ が 最後 。 |||さいご

上 腕 動脈 に 到達 。 うえ|うで|どうみゃく||とうたつ

( ヒナタ ) 大丈夫 。 もう この 人 の 中 に 特殊な チャクラ は 流れて い ない 。 |だいじょうぶ|||じん||なか||とくしゅな|||ながれて||

( サクラ ) ありがとう 。

( サクラ ) ヒナタ が 協力 して くれた おかげ で 助かった わ 。 |||きょうりょく|||||たすかった|

サクラ ちゃん の 高い 技術 が あって こそ だ よ 。 |||たかい|ぎじゅつ|||||

昨晩 首謀 者 の 身柄 が 送検 さ れて きた んだ よ ね ? さくばん|しゅぼう|もの||みがら||そうけん||||||

うん 。 サスケ 君 も 一緒に ? ||きみ||いっしょに

そう 思って た んだ けど → |おもって|||

木 ノ 葉 の 忍 が 湯 の 国 まで 引き取り に 行った んだ って 。 き||は||おし||ゆ||くに||ひきとり||おこなった||

身柄 を 拘束 した 本人 は 戻って こ ず 。 みがら||こうそく||ほんにん||もどって||

は ぁ …。

( 戸 が 開く 音 ) と||あく|おと

( カカシ ) どうも 。

私 が 首謀 者 だ よ 。 わたくし||しゅぼう|もの||

すべて 私 が 責任 を とる 。 |わたくし||せきにん||

だから 他の やつ ら は 穏便に 済ませて やって ほしい 。 |たの||||おんびんに|すませて||

チノ ! 俺 たち は そんな こと 望んじゃ い ない 。 |おれ|||||のぞんじゃ||

( カリュウ ) そ … そうです チノ さん ! 俺 は …。 ||そう です|||おれ|

ま ぁ 落ち着いて 。 ||おちついて

実は 霧 隠れ の 水 影 が キミ たち を 引き取り たい そう な んだ よ 。 じつは|きり|かくれ||すい|かげ|||||ひきとり|||||

ど … どうして ?

負 の 連鎖 を 止める の は 今 しか ない って こと ね 。 ふ||れんさ||とどめる|||いま|||||

どうぞ 。

( メイ ) 挨拶 は 抜き よ 。 |あいさつ||ぬき|

( メイ ) あなた たち と 昔 の 霧 隠れ の 因縁 は → ||||むかし||きり|かくれ||いんねん|

聞いた こと が あった の 。 えっ ? きいた|||||

あなた たち が よければ って 話 だ けど → |||||はなし||

霧 隠れ の ため に 尽力 して ほしい 。 きり|かくれ||||じんりょく||

な … なんで ?

キミ たち の やった こと は →

一生 を かけて 償わ なきゃ なら ない もの だ 。 いっしょう|||つぐなわ|||||

だけど それ は すべて の 忍 が → |||||おし|

大なり小なり 抱えて いる もの で も ある 。 だいなりしょうなり|かかえて|||||

俺 も そう だ よ 。 おれ||||

もう 一 度 戦って み ない か ? 自分 の 人生 と 。 |ひと|たび|たたかって||||じぶん||じんせい|

それ と 1 つ 伝えて おか なきゃ なら ない こと が あって ね 。 |||つたえて||||||||

今ごろ あいつ が …。 いまごろ||

( エン ) フン …。

な … なんと なんと !

[ マイク ] 最後 の うち は こと うち は サスケ が コロシアム に 帰って きた ! |さいご|||||||||||かえって|

(( 被害 者 に して みれば 加害 者 も 第三者 も 一緒 。 ひがい|もの||||かがい|もの||だいさんしゃ||いっしょ

ここ で 行わ れて いる 金持ち ども の 道楽 を 止める こと なく → ||おこなわ|||かねもち|||どうらく||とどめる||

同情 的な 言葉 を 口 に する だけ の サスケ ちゃん だって → どうじょう|てきな|ことば||くち|||||||

共犯 者 に すぎ ない よ )) きょうはん|もの||||

俺 は すべて の 挑戦 を 受ける 。 おれ||||ちょうせん||うける

そして すべて の 忍 を 解放 する 。 |||おし||かいほう|

うち は の 目 が 欲しければ かかって こい ! |||め||ほしければ||

サスケ ちゃん が !?

でも あそこ に は 血 継 限界 が 大勢 いる ! ||||ち|つ|げんかい||おおぜい|

いくら サスケ ちゃん でも …。 ( ナルト ) サスケ を なめる なって ば よ 。

サスケ は たぶん お前 の ため に やって んだ 。 |||おまえ|||||

だから 絶対 負け ねえ 。 |ぜったい|まけ|

お前 が サスケ の …。 おまえ|||

ん ? あぁ 友達 の うずまき ナルト だって ば よ 。 ||ともだち||||||

ハハッ !

お前 の 友 が 私 を 救い出して くれた 。 おまえ||とも||わたくし||すくいだして|

感謝 して いる 。 かんしゃ||

そ っか 。

ハァ ハァ ハァ …。

[ マイク ] ま … まさか まさか の 展開 だ ! |||||てんかい|

[ マイク ] うち は サスケ すべて の 忍 に 勝利 ! ||||||おし||しょうり

[ マイク ] イコ ー ル すべて の 忍 を 手 に 入れた と いう こと だ ! ||||||おし||て||いれた||||

( フツ ) 俺 たち は どう なる んだ ? |おれ|||||

雲隠れ に 引き取って もらう 。 くもがくれ||ひきとって|

雲隠れ ? ( エ ー ) いかにも ! くもがくれ|||

( エ ー ) すべて の 忍 は 我が 雲隠れ が 保護 する 。 ||||おし||わが|くもがくれ||ほご|

同時に ここ で 違法な 賭博 に 手 を 染めて いた → どうじに|||いほうな|とばく||て||そめて|

お前たち の 身柄 も 拘束 する 。 おまえたち||みがら||こうそく|

( ダルイ ) あぁ だるい …。

( エン ) や ばい でしょう !

来て やった ぞ 小僧 。 きて|||こぞう

感謝 する 。 かんしゃ|

感謝 なら 六 代 目 に する こと だ 。 かんしゃ||むっ|だい|め||||

あいつ が この 島 に は どの 里 より も → |||しま||||さと||

わし ら の 里 が 近い これ は 雲隠れ の 仕事 だ 。 |||さと||ちかい|||くもがくれ||しごと|

そう 言う から 来て やった まで 。 だるい 。 |いう||きて|||

昔 ナルト が → むかし||

お前 の ため に 両手 を ついて 熱弁 した こと が あった 。 おまえ||||りょうて|||ねつべん||||

弟 の ビ ー を 拉致 した お前 を → おとうと|||||らち||おまえ|

わし ら の 依頼 で ダンゾウ が 抜け 忍 と して → |||いらい||||ぬけ|おし||

始末 する こと を 許可 した とき だ 。 しまつ||||きょか|||

(( サスケ を うち は サスケ を 始末 する の を → ||||||しまつ|||

やめて もら いて えん だ お 願い だって ば よ ! ||||||ねがい|||

もう 復讐 で 殺し あう ような こと し たく ねえ んだ !)) |ふくしゅう||ころし|||||||

お前 を 始末 し なくて よかった 。 おまえ||しまつ|||

己 を 知り 人 を 知り → おのれ||しり|じん||しり

二度と 道 を 違える な 。 にどと|どう||ちがえる|

お前 が 今 自由 に この 世界 を 歩いて いる 意味 を 感じろ 。 おまえ||いま|じゆう|||せかい||あるいて||いみ||かんじろ

そして 周り を 納得 さ せる 理由 も 作れ 。 |まわり||なっとく|||りゆう||つくれ

今回 の 件 で 1 つ 作れた かも しれ ん な 。 こんかい||けん|||つくれた||||

だが 1 つ じゃ 足り ん ぞ 。 |||たり||

( 大 蛇 丸 ) あなた は 捕まら なかった の ? だい|へび|まる|||つかまら||

ご覧 の とおり 。 ごらん||

( 大 蛇 丸 ) 計画 どおり に なった の かしら ? だい|へび|まる|けいかく|||||

おかげ さま で 。

狭い コミュニティ ー で は 争い ごと が 生まれ やすい 。 せまい|||||あらそい|||うまれ|

長年 共に 肩 を 寄せ合い 生きて きた と いう のに → ながねん|ともに|かた||よせあい|いきて||||

小さな いざこざ が 積もり 重なり 憎しみ 合って → ちいさな|||つもり|かさなり|にくしみ|あって

最後 は 同士討ち だ 。 さいご||どうしうち|

まるで うち は 一族 の こと みたい 。 |||いちぞく|||

確かに 似て いる けども これ は → たしかに|にて||||

血 之池 一族 の 真実です 。 ち|ゆきいけ|いちぞく||しんじつです

妻 が 巻き込ま れて 死んだ 時点 で → つま||まきこま||しんだ|じてん|

いろんな こと が どうでも よく なって しまい ました よ 。

だから 一族 を 皆殺し に した ? |いちぞく||みなごろし||

それ でも 娘 は 案外 かわいい もん だ 。 ||むすめ||あんがい|||

その かわいい 娘 が バカ な マネ を して いる の を → ||むすめ|||||||||

コロシアム で 直 に 見た 。 ||なお||みた

だから サスケ 君 を 手 に 入れる こと を 諦め → ||きみ||て||いれる|||あきらめ

彼 を 使って 娘 を 止めた って とこ かしら 。 かれ||つかって|むすめ||とどめた|||

親 バカ ね 。 おや||

どっち か って いう と バカ 親 です けど ね 。 ||||||おや|||

それにしても 不思議な 感じ だって ば よ 。 |ふしぎな|かんじ|||

サスケ は 里 に い ねえ のに 里 の こと を 守って んだ もん な 。 ||さと|||||さと||||まもって|||

そう ね サスケ 君 みたいに 優秀な 忍 じゃ ない と → |||きみ||ゆうしゅうな|おし|||

でき ない こと は たくさん ある し 。

今回 みたいに とんで も ねえ こと を → こんかい||||||

しでかし ち まう やつ も いる けど よ 。

ちゃんと できる サスケ みたいな やつ が →

しっかり 対応 して いけば いい んだ よ な 。 |たいおう||||||

うん ? サクラ ちゃん なんか 嬉し そう だって ば よ 。 ||||うれし||||

え ? フフ 。

サスケ 君 言って た んだ 旅 に 出る 前 。 |きみ|いって|||たび||でる|ぜん

(( 罪 を 償う 旅 で も ある )) ざい||つぐなう|たび|||

今回 の 件 で サスケ 君 が → こんかい||けん|||きみ|

確かな 足取り で 前 に 進んで る の が わかった から 。 たしかな|あしどり||ぜん||すすんで|||||

ただ 。 うん ?

その 隣 に 自分 が 並べて い ない こと が …。 |となり||じぶん||ならべて||||

い 今 言った こと 忘れ なさい ! |いま|いった||わすれ|

え ? グハッ !

( タカ の 鳴き声 ) ||なきごえ

カカシ から か 。

汚い … ナルト の 字 だ な 。 きたない|||あざ||

「 サスケ お前 って ば 里 に い ねえ のに ちゃん と 里 の こと を 守って る 。 |おまえ|||さと|||||||さと||||まもって|

まるで 警務 部隊 みて えだ な 」。 |けいむ|ぶたい|||

(( 兄さん も ここ に 入る の ? にいさん||||はいる|

( イタチ ) さあ どうか なあ ?

そう しな よ 大きく なったら → |||おおきく|

俺 も 警務 部隊 に 入る から さ !)) おれ||けいむ|ぶたい||はいる||

久しぶりに 帰る か 。 ひさしぶりに|かえる|