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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 180 - イナリ、試される勇気

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 180 - イナリ 、試さ れる 勇気

( コテツ ) おい こっち こっち 。

この 木 なら また 使える んじゃ ない か 。

( イズモ ) そうだ な 。

( コテツ ) しかし 歴代 火影 の 築いて きた もの が →

何も 残って ねえ よ 。

まさか こんな こと に な っち まう と は な 。

( ゲンマ ) 火影 たち の 遺産 は この 里 だけ じゃ ないだ ろ 。

( ヤマト ) その とおり 。 ヤマト さん 。

( ヤマト ) まだ 俺 たち が 残って る 。

木 連 柱 家 の 術 !

こりゃ あっという間 に 木 ノ 葉 も 復活 だ な 。

ハァ ハァ … 簡単に 言って くれ ます ね 。

( ナルト ) 綱 手 の ばあちゃん まだ 目 を 覚まさ ない の か 。

( サクラ ) うん 。

俺 ばあちゃん に 話し たい こと いっぱい あった んだ って ば よ 。

大丈夫 よ 。 綱 手 様 は すぐに 意識 を 取り戻す から 。

なん たって 強い 女 。 火影 な んだ し 大丈夫 。

《 って な に ナルト 励まして んだろう 。

そうして ほしい の は こっち な んだ よ ナルト 》

( タズナ ) 超 久しぶりじゃ のう ナルト サクラ 。

( イナリ ) ヒーロー に また 会える と は な ナルト の 兄ちゃん 。

もし かして …。

イナリ と タズナ の おっちゃん ?

イナリ 大きく なった な 。 おっちゃん は 老けた って ば よ 。

ほっとけ 。 俺 は 大工 に なった んだ 。

だから 木 ノ 葉 の 依頼 を 受けて ここ に 来 たって わけ 。

ついでに 兄ちゃん たち に 挨拶 しよう と 思って さ 。

サクラ の 姉ちゃん も きれいに なった な 。

そう ? いや ~ ホント どん くらい ぶり だ ?

2 年 3 年 ? もっと か ?

しかし あの お前 が な 。

あ ~ ない ない !

もう な んな の よ 騒がしい !

ない んだ って ば よ !

テウチ の おっちゃん に もらった 一 楽 の サービス 券 が 。

肌身 離さ ず 持って た のに 。

きっと タズナ の おっちゃん ち に 忘れて きた んだ 。

あ ちょっと 待ち なさい !

すぐ 戻る って ば よ !

もう せっかちな んだ から 。

( サスケ ) ウスラトンカチ 。 ( カカシ ) まったく 。

早々 に 帰って 長引いた 任務 の 報告 を し なくちゃ なん ない のに 。

カカシ 先生 あんな ヤツ ほっといて さっさと 行っちゃ い ましょう 。

そういう わけ に も いか ない でしょ 。

サスケ ちょっと 行って 連れ戻して 来て くれ ない か 。

何で 俺 が 。 まあまあ 。

これ も チームワ - ク って ヤツ だ よ 。

いち がく ? 聞いた こと ない 店 じゃ な 。

木 ノ 葉 の 連中 が 泊まって いた 部屋 に 落ちて いた んじゃ が 。

えっ ?

い っつ も 任務 の あと は この ラーメン って 決めて んだ 。

へ ぇ … そんなに おいしい の ? あったり め ぇよ !

俺 の 血 と 肉 と 魂 は

一 楽 の ラーメン で できて る と 言って も 過言 じゃ ない ぜ 。

いつか お前 が 里 に 来たら おごって やる よ

これ ナルト の 兄 ちゃん のだ 。 僕 ちょっと 行って くる よ 。

やれ やれ …。

うわ っ !

危 ねえ って ば よ !! いきなり 何 す んだ !? コラ !

お前 が チームワーク を 乱す から だろう が 。 あぁ ?

これ 以上 ムダ な 時間 を 取ら せる な 。

とっとと 戻れ 。

わかった って ば よ …。 フン !

ただし 俺 の 用 が 済んだら な !

お前 の 指図 なんか 受ける か よ バカ !

この !

( ヤマブキ ) 見ろ よ イナリ だ ぜ 。

アイツ 調子 に のって る よ な 。

例の ガトー の 事件 で 目立っちゃ って さ 。

イテッ ! なんだ よ !? 急に …。

( アカネ ) お前 さ 生意気な んだ よ 。 ( ヤマブキ ) 泣き虫 イナリ の くせ に 。

僕 は 泣き虫 じゃ ない 。 どけよ ! 急いで る んだ 。

( ダイダイ ) やけに 強気じゃ ん 。

1 人 じゃ なんにも でき ない くせ に さ 。

どう すんだ ?

お前 の 仲間 の 忍者 たち は もう 里 に 帰 っち まった ぜ 。

( ゾウリ ) へ ぇ ~! そりゃ いい こと を 聞いた ぜ 。

お前たち は !

( ワラジ ) 待って たかい が あった って もんだ 。

った く … しつけ ぇっ てば よ !

《 こう なったら …》

ねぇ 待って よ ボク …。 ちょっと だけ だ から 。

甘い !

イテッ !

この 野郎 …。

思いっきり かよ !!

観念 する んだ な 。

( タズナ ) お前 ら こんな 所 で 何 やっ とる ?

タズナ の おっちゃん ! ちょうど いい ところ に 来た って ば よ 。

俺 よ おっちゃん とこ に 忘れ もん しち まって …。

忘れ物 って 超 ちっちゃな 紙切れ か ?

うん うん !

それ なら つい さっき イナリ の ヤツ が お前 に 渡す んだ と

超 はりきって 持っていった が …。 えっ ?

( イナリ ) お前 ら なんで ここ に いる んだ ?

外 の 連中 も そうだ 。

あの とき ナルト の 兄ちゃん たち が 追 っ 払った はずな のに …。

追 っ 払った ?

俺 ら は ただ 面倒な 連中 が い なく なる の を 待って いた だけ だ 。

( ゾウリ ) アイツ ら が 消えれば 忍者 の い ない この 国 で →

俺 たち の 邪魔 を する ヤツ は い なく なる から な 。

何 を する つもりな んだ ?

安心 しろ ボウズ 。 俺 たち が 次の ガトー に なって やる よ 。

イナリ ! お ~ い どこ だ ?

お っか し い な 。

たぶん この 道 だ と 思う んだ けど … って !

こら サスケ ! ちった ぁ お前 も 捜せ って んだ よ !!

イナリ は お前 を 捜して る んだ 。 俺 に は 関係ない 。

なんだ と !? やい ! チームワーク は どこ いった ?

だから こうして つきあって やって る 。

感謝 しろ ウスラトンカチ 。

この …。

おい どこ 行く ? う っせ ぇな 。 ションベン だ よ ションベン 。

なんで 俺 の ラーメン 券 が こんな ところ に ?

おい 見て みろ 。

これ って ば …。 わずかだ が 争った 形跡 が ある 。

えっ …。

《 何 か あった か ?》

( 雷鳴 )

イナリ …。

手始め に ガキ ども を 人質 に 金 を 奪う って の は どう だ ?

しかし 俺 ら が 次の ガトー に なる って の は 名案 だ な 。

酒 も 金 も ありったけ 奪って やら ぁ !

( 笑い声 )

フン 。 あ ~ あ … なんか 斬り て ぇな 。

奥 の ガキ と か よ 。

やめて おけ 。 悪い 癖 だ 。

( 泣き声 )

( ヤマブキ ) なぁ 俺 たち どう なる んだろう ?

やっと ガトー が い なく なった って いう のに また …。

ウワ ~ ン ! ( イナリ ) 泣いた って ダメだ 。

泣いて たって なんにも なら ない 。

僕 は ナルト の 兄ちゃん に そう 教わった よ 。

イナリ ?

戦う んだ 。 じゃ なきゃ 大事な もの は 守れ ない よ 。

( 雷鳴 )

《 まずい な 》

この 雨 だ 。

痕跡 が 洗い流さ れる の は 時間 の 問題 だ な 。

だったら その 前 に なんとか 他の 手がかり を 探す んだ 。

《 無事で いろ よ …》

( 雷鳴 )

( イナリ ) みんな 行ける な ? ( アカネ ) ああ 。

なんとか 町 まで 走って 大人 たち に 知らせる んだ 。

( アカネ たち ) ああ 。

( 鳴子 の 音 )

《 しまった !》

なに !? ガキ ども の 部屋 だ !

追え ! ガキ が 逃げた ぞ !

まだ 新しい 傷 だ な 。 刀 傷 か ?

お っ ! 俺 って ば 前 に 見た こと ある って ば よ 。

犯人 は ガトー の 残党 か !

この先 か !

追う ぞ ナルト ! おう !

捜せ ! 近く に いる はずだ !

ガキ が ナメ や が って !

おい … このまま じゃ 見つか っち まう ぞ 。

僕 が 引きつける よ 。

(3 人 ) えっ ? バカ 言う な !

そんな こと したら お前 !

でも このまま じゃ 全滅 だ !

それ に … 考え が ある んだ 。

った く ! どこ 行き や がった ?

( 物音 )

いた ぞ こっち だ !

イナリ …。

行く ぞ 2 人 と も !

《 一 か 八 か 守って くれ ! 父ちゃん !》

( ツナミ ) イナリ 遅い わ ね 。 どこ まで 行った の かしら ?

そう じゃ な 。

( ノック )

どうした ?

( ギイチ ) 遊び に 出た 子供 たち が 戻ら ん そうだ 。

アカネ の ヤツ が 戻って こ ない んだ 。

ウチ の せがれ も だ 。

ヤマブキ も まだ 戻って ない らしい 。

昼間 に お前 ん と この イナリ と 一緒に いる の を →

見た って ヤツ が いる んだ が …。

手間 かけ させ や がって よ ! また 逃げ られる と 面倒だ 。

どうせ なら 足 の 1 本 でも 斬り 落として おく か ?

~ 観念 する んだ な 。 クソッ 飛び込み や がった 。

下 だ 下 に 回れ !

イナリ : 父ちゃん は 激流 の 中 を 泳いで →

あの せき を 閉じた んだ よ ね 。

( カイザ ) モロ そんな こと も あった な 。

すごい な 父ちゃん は 。

僕 全然 泳げ ない のに 。

だったら お前 も 泳げる ように モロ 頑張れば いい 。

でも 怖い よ …。 大丈夫 。

その 2 本 の 手 が あれば なんだ って できる 。

モロ 手 を 動かせ 。 しっかり かく んだ 。

《 無理だ よ 父ちゃん 水 が 冷たい んだ 》

こっち だ 頑張れ 。

《 でも 全然 進ま ない 。 なんで こんなに …》

《 待って 待って よ !》

大丈夫 お前 なら できる 。

さあ イナリ !

イナリ !

イナリ つかまれ 。

よし 。

兄ちゃん たち どうして ?

よく やった な イナリ 。

お前 が 仲間 たち を 逃がした おかげ で →

この 場所 が わかった んだ って ば よ 。

アカネ たち が ?

どうやら 無駄 話 を して いる 暇 は な さ そうだ な 。

テメー ら 木 ノ 葉 の ガキ か 。

性懲り も なく 現れ や が って 。

相手 は ガキ 2 匹 だ や っち まえ !

( みんな ) おお !

ナルト 。 ああ 。

数 だったら こっち も 負け ねえ って ば よ 。

みんな いく ぞ 。

おお !

お前 は ここ に いろ 。 うん 。

兄ちゃん たち …。

ヘヘヘ 弱 え 弱 え てんで 相手 に なら ねえ な 。

不意打ち さえ くらわ なきゃ ざっと こんな もん だ ぜ 。

風 魔 手 裏 剣 ! なに !?

この … 叩き 落として やる ! よせ !

フン ! 単純な ヤツ ら だ 。

ナメ や が って … 叩き 斬って やる !

てんで 相手 に なら ねえ って ば よ !

そ ~ ら ぁ !

クソ ! ガキ でも 忍 って わけ か 。

分 が 悪い ! 出直し だ 退く ぞ !

なんだ と !?

( タズナ ) 出直し な ん ぞ さ せる か ! お前 ら は ここ で おしまい じゃ !

じいちゃん !

みんな !

( タズナ ) 二度と この 国 を 悪党 ども の 好きに は させ ん ぞ !

( タズナ ) ガトー の 残党 が 超 よから ぬ こと を 考え おって …。

二度と 悪事 が でき ん ように 役人 に 引き渡して やる わ い 。

ちょっと 前 まで は 腑 抜けた 連中 だった のに よ 。

( アカネ ) あり が と な イナリ 。

( イナリ ) アカネ ! 俺 … お前 の こと 見直した ぜ 。

ヘヘヘヘ 。

ヘヘヘ じゃ ねえ って ば よ ! イッ !

った く 心配 かけ や が って !

お前 って ヤツ は ホントに …。

兄ちゃん …。

僕 … う ぅ …。

ごめん よ ~ っ !

あ 泣いて る 。

いい んだ よ ! こういう とき は 。

そう だ ! 僕 兄ちゃん に 忘れ物 を 届けよう と して …。

大丈夫だ 。 その 券 なら ここ に …。

ない 。

川 に でも 落とした んだ ろ 。 諦めろ 。

だ ~ っ ! うわ ~ ん !

( イナリ ) あの アカネ たち も 俺 と 同じ 大工 に なった んだ ぜ 。

ほら あそこ で 作業 して る だ ろ ?

驚いた な 。

あの とき と いい ガトー の とき と いい →

超 すま なかった な 。

おかげ で 波 の 国 は 超 豊かに なった 。

だから さ 今度 は 俺 たち が お返し する 番 だ 。

兄ちゃん に は まず … 一 楽だ ろ !

見て て くれ 。 すごい の 建てて やる から !

イナリ …。

ヘヘ … あり が と だって ば よ !

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 180 - イナリ 、試さ れる 勇気 naruto||しっぷう|つたい|しーずん||ためさ||ゆうき Naruto Shippuden - Season 9 - 180 - Inari, Courage Tested Наруто Шиппуден - Сезон 9 - 180 серия - Инари, испытание мужеством 火影忍者:疾风传 - 第 9 季 - 180 - Inari, the Tested Courage 火影忍者 Shippuden - 第九季 - 180 - 稻荷,勇气的考验

( コテツ ) おい   こっち   こっち 。

この 木 なら また 使える んじゃ ない か 。 |き|||つかえる||| This tree can be used again.

( イズモ ) そうだ な 。 |そう だ|

( コテツ ) しかし 歴代   火影 の 築いて きた もの が → ||れきだい|ほかげ||きずいて|||

何も 残って ねえ よ 。 なにも|のこって||

まさか   こんな こと に な っち まう と は な 。

( ゲンマ ) 火影 たち の 遺産 は この 里 だけ じゃ ないだ ろ 。 |ほかげ|||いさん|||さと||||

( ヤマト ) その とおり 。 ヤマト さん 。 やまと|||やまと|

( ヤマト ) まだ 俺 たち が 残って る 。 やまと||おれ|||のこって|

木    連 柱 家 の 術 ! き|れん|ちゅう|いえ||じゅつ

こりゃ あっという間 に 木 ノ 葉 も 復活 だ な 。 |あっというま||き||は||ふっかつ||

ハァ   ハァ …  簡単に 言って くれ ます ね 。 ||かんたんに|いって|||

( ナルト ) 綱 手 の ばあちゃん まだ 目 を 覚まさ ない の か 。 |つな|て||||め||さまさ|||

( サクラ ) うん 。 さくら|

俺   ばあちゃん に 話し たい こと いっぱい あった んだ って ば よ 。 おれ|||はなし||||||||

大丈夫 よ 。  綱 手 様 は すぐに 意識 を 取り戻す から 。 だいじょうぶ||つな|て|さま|||いしき||とりもどす|

なん たって   強い 女 。 火影 な んだ し   大丈夫 。 ||つよい|おんな|ほかげ||||だいじょうぶ

《 って な に   ナルト 励まして んだろう 。 ||||はげまして|

そうして ほしい の は こっち な んだ よ   ナルト 》

( タズナ ) 超 久しぶりじゃ のう   ナルト   サクラ 。 |ちょう|ひさしぶりじゃ|||さくら

( イナリ ) ヒーロー に また 会える と は な ナルト の 兄ちゃん 。 |ひーろー|||あえる||||||にいちゃん

もし かして …。

イナリ と タズナ の おっちゃん ?

イナリ   大きく なった な 。 おっちゃん は 老けた って ば よ 。 |おおきく|||||ふけた|||

ほっとけ 。 俺 は 大工 に なった んだ 。 |おれ||だいく|||

だから   木 ノ 葉 の 依頼 を 受けて ここ に 来 たって わけ 。 |き||は||いらい||うけて|||らい||

ついでに   兄ちゃん たち に 挨拶 しよう と 思って さ 。 |にいちゃん|||あいさつ|||おもって|

サクラ の 姉ちゃん も きれいに なった な 。 さくら||ねえちゃん||||

そう ? いや ~  ホント どん くらい ぶり だ ? ||ほんと||||

2 年  3 年 ?  もっと か ? とし|とし||

しかし   あの お前 が な 。 ||おまえ||

あ ~  ない   ない !

もう   な んな の よ   騒がしい ! |||||さわがしい

ない んだ って ば よ !

テウチ の おっちゃん に もらった 一 楽 の サービス 券 が 。 |||||ひと|がく||さーびす|けん|

肌身 離さ ず 持って た のに 。 はだみ|はなさ||もって||

きっと   タズナ の おっちゃん ち に 忘れて きた んだ 。 ||||||わすれて||

あ   ちょっと 待ち なさい ! ||まち|

すぐ 戻る って ば よ ! |もどる|||

もう   せっかちな んだ から 。

( サスケ ) ウスラトンカチ 。 ( カカシ ) まったく 。 さすけ|||

早々 に 帰って   長引いた 任務 の 報告 を し なくちゃ なん ない のに 。 はやばや||かえって|ながびいた|にんむ||ほうこく||||||

カカシ 先生 あんな ヤツ ほっといて さっさと 行っちゃ い ましょう 。 |せんせい||やつ|||おこなっちゃ||

そういう わけ に も いか ない でしょ 。

サスケ   ちょっと 行って 連れ戻して 来て くれ ない か 。 さすけ||おこなって|つれもどして|きて|||

何で 俺 が 。 まあまあ 。 なんで|おれ||

これ も チームワ - ク って ヤツ だ よ 。 |||||やつ||

いち がく ? 聞いた こと ない 店 じゃ な 。 ||きいた|||てん||

木 ノ 葉 の 連中 が 泊まって いた 部屋 に 落ちて いた んじゃ が 。 き||は||れんちゅう||とまって||へや||おちて|||

えっ ?

い っつ も   任務 の あと は この ラーメン って   決めて んだ 。 |||にんむ|||||らーめん||きめて|

へ ぇ …  そんなに   おいしい の ? あったり め ぇよ !

俺 の 血 と 肉 と 魂 は おれ||ち||にく||たましい|

一 楽 の ラーメン で できて る   と 言って も 過言 じゃ ない ぜ 。 ひと|がく||らーめん|||||いって||かごん|||

いつか   お前 が 里 に 来たら おごって やる よ |おまえ||さと||きたら|||

これ   ナルト の 兄 ちゃん のだ 。 僕   ちょっと   行って くる よ 。 |||あに|||ぼく||おこなって||

やれ   やれ …。

うわ っ !

危 ねえ って ば よ !! いきなり   何 す んだ !?  コラ ! き||||||なん|||

お前 が チームワーク を 乱す から だろう が 。 あぁ ? おまえ||||みだす||||

これ 以上   ムダ な 時間 を 取ら せる な 。 |いじょう|むだ||じかん||とら||

とっとと 戻れ 。 |もどれ

わかった って ば よ …。 フン ! ||||ふん

ただし   俺 の 用 が 済んだら な ! |おれ||よう||すんだら|

お前 の 指図 なんか 受ける か よ   バカ ! おまえ||さしず||うける|||ばか

この !

( ヤマブキ ) 見ろ よ   イナリ だ ぜ 。 やまぶき|みろ||||

アイツ   調子 に のって る よ な 。 |ちょうし|||||

例の ガトー の 事件 で 目立っちゃ って さ 。 れいの|||じけん||めだっちゃ||

イテッ !  なんだ よ !?  急に …。 |||きゅうに

( アカネ ) お前 さ   生意気な んだ よ 。 ( ヤマブキ ) 泣き虫 イナリ の くせ に 。 あかね|おまえ||なまいきな|||やまぶき|なきむし||||

僕 は 泣き虫 じゃ ない 。 どけよ !  急いで る んだ 。 ぼく||なきむし||||いそいで||

( ダイダイ ) やけに 強気じゃ ん 。 だいだい||つよきじゃ|

1 人 じゃ なんにも でき ない くせ に さ 。 じん|||||||

どう すんだ ?

お前 の 仲間 の 忍者 たち は もう   里 に 帰 っち まった ぜ 。 おまえ||なかま||にんじゃ||||さと||かえ|||

( ゾウリ ) へ ぇ ~! そりゃ   いい こと を 聞いた ぜ 。 |||||||きいた|

お前たち は ! おまえたち|

( ワラジ ) 待って たかい が あった って もんだ 。 |まって|||||

った く …  しつけ ぇっ てば よ !

《 こう なったら …》

ねぇ   待って よ   ボク …。 ちょっと だけ だ から 。 |まって||ぼく||||

甘い ! あまい

イテッ !

この 野郎 …。 |やろう

思いっきり かよ !! おもいっきり|

観念 する んだ な 。 かんねん|||

( タズナ ) お前 ら こんな 所 で 何 やっ とる ? |おまえ|||しょ||なん||

タズナ の おっちゃん !  ちょうど いい ところ に 来た って ば よ 。 |||||||きた|||

俺 よ   おっちゃん とこ に 忘れ もん しち まって …。 おれ|||||わすれ|||

忘れ物 って 超 ちっちゃな 紙切れ か ? わすれもの||ちょう||かみきれ|

うん   うん !

それ なら   つい さっき   イナリ の ヤツ が お前 に 渡す んだ と ||||||やつ||おまえ||わたす||

超 はりきって   持っていった が …。 えっ ? ちょう||もっていった||

( イナリ ) お前 ら なんで   ここ に いる んだ ? |おまえ||||||

外 の 連中 も   そうだ 。 がい||れんちゅう||そう だ

あの とき   ナルト の 兄ちゃん たち が 追 っ 払った はずな のに …。 ||||にいちゃん|||つい||はらった||

追 っ 払った ? つい||はらった

俺 ら は   ただ   面倒な 連中 が い なく なる の を 待って いた だけ だ 。 おれ||||めんどうな|れんちゅう|||||||まって|||

( ゾウリ ) アイツ ら が 消えれば 忍者 の い ない   この 国 で → ||||きえれば|にんじゃ|||||くに|

俺 たち の 邪魔 を する ヤツ は い なく なる から な 。 おれ|||じゃま|||やつ||||||

何 を する つもりな んだ ? なん||||

安心 しろ   ボウズ 。 俺 たち が   次の ガトー に なって やる よ 。 あんしん|||おれ|||つぎの|||||

イナリ !  お ~ い   どこ だ ?

お っか し い な 。

たぶん   この 道 だ と 思う んだ けど …  って ! ||どう|||おもう|||

こら   サスケ !  ちった ぁ お前 も 捜せ って んだ よ !! |さすけ|||おまえ||さがせ|||

イナリ は   お前 を 捜して る んだ 。 俺 に は 関係ない 。 ||おまえ||さがして|||おれ|||かんけいない

なんだ と !?  やい ! チームワーク は   どこ いった ?

だから   こうして つきあって やって る 。

感謝 しろ   ウスラトンカチ 。 かんしゃ||

この …。

おい   どこ 行く ? う っせ ぇな 。  ションベン だ よ   ションベン 。 ||いく|||||||

なんで   俺 の ラーメン 券 が こんな ところ に ? |おれ||らーめん|けん||||

おい   見て みろ 。 |みて|

これ って ば …。 わずかだ が   争った 形跡 が ある 。 |||||あらそった|けいせき||

えっ …。

《 何 か あった か ?》 なん|||

( 雷鳴 ) らいめい

イナリ …。

手始め に   ガキ ども を 人質 に 金 を 奪う って の は   どう だ ? てはじめ||がき|||ひとじち||きむ||うばう|||||

しかし   俺 ら が 次の ガトー に なる って の は 名案 だ な 。 |おれ|||つぎの|||||||めいあん||

酒 も 金 も ありったけ 奪って やら ぁ ! さけ||きむ|||うばって||

( 笑い声 ) わらいごえ

フン 。 あ ~ あ …  なんか 斬り て ぇな 。 ふん||||きり||

奥 の ガキ と か よ 。 おく||がき|||

やめて おけ 。  悪い 癖 だ 。 ||わるい|くせ|

( 泣き声 ) なきごえ

( ヤマブキ ) なぁ   俺 たち どう なる んだろう ? やまぶき||おれ||||

やっと   ガトー が   い なく なった って いう のに   また …。

ウワ ~ ン ! ( イナリ ) 泣いた って   ダメだ 。 |||ないた||だめだ

泣いて たって なんにも なら ない 。 ないて||||

僕 は   ナルト の 兄ちゃん に そう 教わった よ 。 ぼく||||にいちゃん|||おそわった|

イナリ ?

戦う んだ 。  じゃ なきゃ 大事な もの は 守れ ない よ 。 たたかう||||だいじな|||まもれ||

( 雷鳴 ) らいめい

《 まずい な 》

この 雨 だ 。 |あめ|

痕跡 が 洗い流さ れる の は 時間 の 問題 だ な 。 こんせき||あらいながさ||||じかん||もんだい||

だったら   その 前 に なんとか 他の 手がかり を 探す んだ 。 ||ぜん|||たの|てがかり||さがす|

《 無事で いろ よ …》 ぶじで||

( 雷鳴 ) らいめい

( イナリ ) みんな   行ける な ? ( アカネ ) ああ 。 ||いける||あかね|

なんとか 町 まで 走って 大人 たち に 知らせる んだ 。 |まち||はしって|おとな|||しらせる|

( アカネ たち ) ああ 。 あかね||

( 鳴子 の 音 ) なるこ||おと

《 しまった !》

なに !? ガキ ども の 部屋 だ ! |がき|||へや|

追え !  ガキ が 逃げた ぞ ! おえ|がき||にげた|

まだ 新しい 傷 だ な 。  刀 傷 か ? |あたらしい|きず|||かたな|きず|

お っ !  俺 って ば 前 に 見た こと ある って ば よ 。 ||おれ|||ぜん||みた|||||

犯人 は   ガトー の 残党 か ! はんにん||||ざんとう|

この先 か ! このさき|

追う ぞ   ナルト ! おう ! おう|||

捜せ !  近く に いる はずだ ! さがせ|ちかく|||

ガキ が   ナメ や が って ! がき|||||

おい …  このまま じゃ 見つか っち まう ぞ 。 |||みつか|||

僕 が 引きつける よ 。 ぼく||ひきつける|

(3 人 ) えっ ? バカ 言う な ! じん||ばか|いう|

そんな こと したら   お前 ! |||おまえ

でも   このまま じゃ 全滅 だ ! |||ぜんめつ|

それ に …  考え が ある んだ 。 ||かんがえ|||

った く !  どこ 行き や がった ? |||いき||

( 物音 ) ものおと

いた ぞ   こっち だ !

イナリ …。

行く ぞ  2 人 と も ! いく||じん||

《 一 か 八 か   守って くれ ! 父ちゃん !》 ひと||やっ||まもって||とうちゃん

( ツナミ ) イナリ   遅い わ ね 。 どこ まで 行った の かしら ? ||おそい|||||おこなった||

そう じゃ な 。

( ノック )

どうした ?

( ギイチ ) 遊び に 出た 子供 たち が 戻ら ん そうだ 。 |あそび||でた|こども|||もどら||そう だ

アカネ の ヤツ が 戻って こ ない んだ 。 あかね||やつ||もどって|||

ウチ の せがれ も だ 。 うち||||

ヤマブキ も   まだ 戻って ない らしい 。 やまぶき|||もどって||

昼間 に   お前 ん と この イナリ と 一緒に いる の を → ひるま||おまえ||||||いっしょに|||

見た って ヤツ が   いる んだ が …。 みた||やつ||||

手間 かけ させ や がって よ ! また 逃げ られる と 面倒だ 。 てま||さ せ|||||にげ|||めんどうだ

どうせ なら   足 の 1 本 でも 斬り 落として おく か ? ||あし||ほん||きり|おとして||

~ 観念 する んだ な 。 かんねん||| クソッ   飛び込み や がった 。 |とびこみ||

下 だ   下 に 回れ ! した||した||まわれ

イナリ : 父ちゃん は 激流 の 中 を 泳いで → |とうちゃん||げきりゅう||なか||およいで

あの せき を 閉じた んだ よ ね 。 |||とじた|||

( カイザ ) モロ   そんな こと も あった な 。 |もろ|||||

すごい な   父ちゃん は 。 ||とうちゃん|

僕   全然 泳げ ない のに 。 ぼく|ぜんぜん|およげ||

だったら   お前 も 泳げる ように   モロ 頑張れば いい 。 |おまえ||およげる|よう に|もろ|がんばれば|

でも   怖い よ …。 大丈夫 。 |こわい||だいじょうぶ

その 2 本 の 手 が あれば なんだ って できる 。 |ほん||て|||||

モロ 手 を 動かせ 。 しっかり かく んだ 。 もろ|て||うごかせ|||

《 無理だ よ   父ちゃん 水 が 冷たい んだ 》 むりだ||とうちゃん|すい||つめたい|

こっち だ   頑張れ 。 ||がんばれ

《 でも   全然 進ま ない 。 なんで   こんなに …》 |ぜんぜん|すすま|||

《 待って   待って よ !》 まって|まって|

大丈夫   お前 なら できる 。 だいじょうぶ|おまえ||

さあ   イナリ !

イナリ !

イナリ   つかまれ 。 |つかま れ

よし 。

兄ちゃん たち   どうして ? にいちゃん||

よく やった な   イナリ 。

お前 が 仲間 たち を 逃がした おかげ で → おまえ||なかま|||にがした||

この 場所 が わかった んだ って ば よ 。 |ばしょ||||||

アカネ たち が ? あかね||

どうやら 無駄 話 を して いる 暇 は な さ そうだ な 。 |むだ|はなし||||いとま||||そう だ|

テメー ら   木 ノ 葉 の ガキ か 。 ||き||は||がき|

性懲り も なく 現れ や が って 。 しょうこり|||あらわれ|||

相手 は   ガキ 2 匹 だ   や っち まえ ! あいて||がき|ひき||||

( みんな ) おお !

ナルト 。 ああ 。

数 だったら こっち も 負け ねえ って ば よ 。 すう||||まけ||||

みんな   いく ぞ 。

おお !

お前 は ここ に いろ 。 うん 。 おまえ|||||

兄ちゃん たち …。 にいちゃん|

ヘヘヘ   弱 え   弱 え てんで 相手 に なら ねえ な 。 |じゃく||じゃく|||あいて||||

不意打ち さえ くらわ なきゃ ざっと   こんな もん だ ぜ 。 ふいうち||||||||

風 魔 手 裏 剣 ! なに !? かぜ|ま|て|うら|けん|

この …  叩き 落として やる ! よせ ! |たたき|おとして||

フン !  単純な ヤツ ら だ 。 ふん|たんじゅんな|やつ||

ナメ や が って …  叩き 斬って やる ! ||||たたき|きって|

てんで   相手 に なら ねえ って ば よ ! |あいて||||||

そ ~ ら ぁ !

クソ !  ガキ でも 忍 って わけ か 。 くそ|がき||おし|||

分 が 悪い !  出直し だ   退く ぞ ! ぶん||わるい|でなおし||しりぞく|

なんだ と !?

( タズナ ) 出直し な ん ぞ さ せる か ! お前 ら は   ここ で おしまい じゃ ! |でなおし|||||||おまえ||||||

じいちゃん !

みんな !

( タズナ ) 二度と   この 国 を 悪党 ども の 好きに は させ ん ぞ ! |にどと||くに||あくとう|||すきに||さ せ||

( タズナ ) ガトー の 残党 が 超 よから ぬ こと を 考え おって …。 |||ざんとう||ちょう|||||かんがえ|

二度と 悪事 が でき ん ように 役人 に 引き渡して やる わ い 。 にどと|あくじ||||よう に|やくにん||ひきわたして|||

ちょっと 前 まで は 腑 抜けた 連中 だった のに よ 。 |ぜん|||ふ|ぬけた|れんちゅう|||

( アカネ ) あり が と な   イナリ 。 あかね|||||

( イナリ ) アカネ ! 俺 …  お前 の こと 見直した ぜ 。 |あかね|おれ|おまえ|||みなおした|

ヘヘヘヘ 。

ヘヘヘ   じゃ ねえ って ば よ ! イッ !

った く   心配 かけ や が って ! ||しんぱい||||

お前 って ヤツ は   ホントに …。 おまえ||やつ||ほんとに

兄ちゃん …。 にいちゃん

僕 …  う ぅ …。 ぼく||

ごめん よ ~ っ !

あ   泣いて る 。 |ないて|

いい んだ よ !  こういう とき は 。

そう だ !  僕   兄ちゃん に 忘れ物 を 届けよう と して …。 ||ぼく|にいちゃん||わすれもの||とどけよう||

大丈夫だ 。  その 券 なら   ここ に …。 だいじょうぶだ||けん|||

ない 。

川 に でも 落とした んだ ろ 。  諦めろ 。 かわ|||おとした|||あきらめろ

だ ~ っ ! うわ ~ ん !

( イナリ ) あの アカネ たち も 俺 と 同じ   大工 に なった んだ ぜ 。 ||あかね|||おれ||おなじ|だいく||||

ほら   あそこ で 作業 して る だ ろ ? |||さぎょう||||

驚いた な 。 おどろいた|

あの とき と いい ガトー の とき と いい →

超 すま なかった な 。 ちょう|||

おかげ で   波 の 国 は 超 豊かに なった 。 ||なみ||くに||ちょう|ゆたかに|

だから さ   今度 は 俺 たち が お返し する 番 だ 。 ||こんど||おれ|||おかえし||ばん|

兄ちゃん に は   まず …  一 楽だ ろ ! にいちゃん||||ひと|らくだ|

見て て くれ 。 すごい の 建てて やる から ! みて|||||たてて||

イナリ …。

ヘヘ …  あり が と だって ば よ !

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