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進撃の巨人 3 Part 2, Shingeki no Kyojin Season 3 Part 2 (Attack on Titan Season 3 Part 2) Episode 05

Shingeki no Kyojin Season 3 Part 2 (Attack on Titan Season 3 Part 2) Episode 05

我々 は ここ で 死に !!

次の 生 者 に 意味 を 託す !!

それ こそ 唯一 !!

この 残酷な 世界 に 抗 う 術 な のだ !!

兵士 よ 怒れ !!

兵士 よ 叫べ !!

兵士 よ !! 戦え !!

団長 が …!!

振り返る な !! 進め ー っ !!

哀れだ …

歴史 の 過ち を 学んで い ない と は …

レイス 王 に よって

「 世界 の 記憶 」 を 奪わ れた の は 悲劇 だ

だから 何度 も 過ち を 繰り返す

しまい に は 壁 の 中 の 奴 ら 全員

年寄り から 子供 まで

特攻 さ せる んだろう な …

どうせ 誇り 高き 死 が どう と か 言い出す ぞ

ふざけ や が って !!

粉々に しちゃ った か …

何 やって んだ 俺

何 マジ に なって んだ よ ?

お前 は 父親 と は 違う だ ろ ?

何事 も 楽しま なくちゃ

みんな を 誇り 高き 肉 片 に して あげよう ぜ

2 発 目 来る ぞ !! 撃て !!

来る

これ が 死 か

ヒッチ は 今頃 何 を …

イヤ あいつ は まだ 寝て る か

あぁ … いい なぁ

わから ない 何で 俺 は 今頃

ゲームセットォ !!

わかる か !? 投げ 方 を 変えた んだ よ

これ なら イチコロ でしょ

撃て ぇ ええ ええ !!

だから … そんな もん 撃って

何 に なる って んだ よ …

そんなに 叫んで

何の 意味 が ある って んだ よ !!

かわいそうに …

何 だ ? 俺 の 巨人 が 倒れて

え ? 一 人 の 兵士 に 気 を つけろ って ?

はい … リヴァイ 兵 長 は 危険です

こいつ が リヴァイ か !!

うなじ を !!

何 だ !?

何も 見え ない !!

目 を やられた の か !?

足 が

さっき は ずいぶん と 楽し そうだった な

クッ 硬質 化 !! ダメだ 間に合わ な

もっと 楽しんで くれよ

巨人 化 直後 体 を 激しく 損傷 し

回復 に 手 いっぱいな うち は 巨人 化 でき ない

そう だった よ な ?

オイ 返事 しろ よ 失礼な 奴 だ な …

こいつ は まだ 殺せ ない

誰 か … 生きて る 奴 は い ねぇ の か ?

瀕死 で も いい まだ 息 さえ あれば

この 注射 を 使って 巨人 に する

そい つ に こいつ を 食わせて

獣 の 巨人 の 力 を 奪う

誰 か … 一 人 だけ 生き返ら せる こと が

オイ … どこ に 行く … 止まれ …

お前 ら !! あいつ を 殺せ ぇぇ !!

痛 ぇ … やり や がった な リヴァイ …

痛 ぇよ ぉ …

だが 武器 は 使い果たした 頃 だ ろ …

お前 ら は これ で 全滅

かなり 危なかった が 我々 の 勝ち だ !!

待てよ … 俺 は あいつ に 誓った んだ …

必ず お前 を 殺す と …

誓った !!

何で … 俺 … 生きて る の か …?

誰 か …

生き残った 奴 は い ない の か …?

あの 野郎 … 本当に 生き返り や がった …

あいつ どう やったら 死ぬ んだ よ …

俺 たち に あれ を … どう しろ って 言う んだ よ …

なぁ ? アルミン …

もう エレン を 逃がす こと に すべて を 懸ける しか …

… やせて る

超 大型 巨人 が 少し 細く なって る

ハンジ さん の 言った とおり だ

やっぱり 超 大型 巨人 は 消耗 戦 に 弱い !!

エレン の 実験 を 思い出して !

続けて 巨人 化 できる の は 3 回 まで

15 m の 巨人 で それ なら

60 m の 巨人 は もっと 燃料 効率 が 悪い はずだ

熱風 を 使った 攻撃 も

あれ は 多分 骨格 以外 の すべて の 肉 を 消費 する こと で 熱 を 生み出して いた んだ

つまり 何 だ よ ?

アルミン

作戦 が ある みんな で ライナー を 引きつけて くれ !!

ベルトルト は 僕 と エレン で 倒す !!

僕たち 二 人 で 勝って みせる から …

わかった ライナー は 私 たち に 任せて

遅 ぇよ バカ …

本当に もう ダメ か と 思った ぞ …

何で か 知ら ねぇ けど

オレ は 自由 を 取り返す ため なら …

力 が 湧いて くるんだ

この 作戦 が 上手く いけば 僕 は もう …

海 を 見 に は 行け ない な

僕 は なぜ か 外 の 世界 の こと を 考える と

勇気 が 湧いて くるんだ

エレン ! 起きろ !

海 を 見 に 行く よ !

エレン 作戦 は 以上 だ

あと は すべて を 実行 に 移し

ベルトルト を 騙す こと さえ できれば

この 勝負 僕たち の 勝ち だ

いい か !? ベルトルト は アルミン と エレン で 何とか する と 信じろ !

俺 たち は ライナー を アルミン たち の 方 から 遠ざければ いい !

微妙な 距離 を 飛び回って 注意 を 引け !

了解 !!

無視 かよ !?

野郎 !!

エレン に 狙い を 絞る 気 か …!?

殺す しか ない !!

ミカサ !?

ライナー の 注意 を 引け ない の なら

今 ここ で 息の根 を 止める しか ない

ここ で エレン と アルミン を 守る

あぁ わかった !!

雷 槍 は 残り 3 本 だ ぞ !?

クソッ … でも !!

やる しか あり ませ ん !! だって

戦わ ない と !! 勝て ませ ん から !!

何 だ !? 何 を 食らった !?

一撃 で 鎧 の 膝 が !?

あれ から 記憶 が 飛んで いる …

僕 は この 辺り を 吹き飛ばす

可能 なら この 巨人 の 体 を あおむけ に 倒して 耐えて くれ

ベルトルト … 俺 に 一体 … 何 が あった んだ …?

状況 が わから ない …

力 も あまり 残って ない

だが あそこ に エレン が いる …

エレン を 奪い 去る こと が 俺 たち の 勝利 で

ある こと に 変わり は ない はずだ

そう だ ろ ベルトルト

早く こいつ ら に カタ を つけて

そっち の 加勢 に 行く から な

向こう に 行った 4 人 は ライナー の 相手

奇しくも 爆風 から 生き残った の は

エレン に ついて た 104 期生 の みんな だけ か …

正直 言えば みんな まとめて 吹き飛んで ほしかった …

でも こんな 試練 に も もう 慣れた よ アルミン

そんな ボロボロ に なった エレン を 起こして 何 が できる の か …

僕 に 見せて くれ

君 たち が 最期 に 何 を 残す の か …

自分 で 考えた 作戦 だ けど

成功 は 僕 が どれ だけ 耐え られる か で ほとんど 決まる なぁ

アルミン お前 … まさか …

エレン … 悪い けど 僕 は 海 を 見る まで は 死ね ない

だから 大事に は 至らない 辺り で 切り上げる けど …

あと は 任せた よ ?

ほ ほら … 僕 って そんな 勇敢じゃ ない から

いい や … 違う ぞ …

オレ が 知って る お前 は …

エレン … わかって る よ ね ?

一緒に 海 に 行く って 約束 し ただ ろ

僕 が エレン に ウソ ついた こと あった ?

だから 何 が あって も

僕 の 作戦 守って くれよ !?

ク … クソッ …

エレン !!

やっぱり … 勝負 は もう ついて た んだ …

おそらくは 重度 の 脳しんとう

まだ まともに 立ち上がる こと も でき ない ようだ ね

もう 十分だ 終わり に しよう

アルミン …

君 は 最期 まで よく 戦った よ

エレン … アルミン …

いや

二 人 に 任せた 私 たち は ライナー を 殺 る

3 本 の 雷 槍 で

ライナー を 仕留める 方法 が ある と すりゃ

もう これ しか ねぇ …

奴 が 動か ねぇ うち に 勝負 を 懸ける

勝負 は 一 度 きり

どう なろう と これ が 最後 だ

来 や がれ

ライナァアアアアアアアア !!

まずは 俺 が 囮 に なる !!

コニー と サシャ は 雷 槍 を 2 本 使って

両側 から ライナー の 顎 を 狙え !!

サシャ !? ジャン !?

1 本 外した …

顎 を 吹っ飛ば さ れたら

ライナー の 口 が 開く はずだ

ミカサ は 残り の 1 本 で

ライナー の 口 の 中 から うなじ を 狙え !!

口 は 開いて ない …

それ でも やる しか ない !!

なぜ だ …?

アルミン を 吹き飛ば せ ない …

なぜ アンカー が 外れ ない んだ

近づく こと は でき ない はずな のに …

やっぱり !! 骨 は 消費 し ない んだ !!

肉 に 刺さ なければ アンカー は 抜け ない !!

そして 何より !! 熱風 を 放って いる 間 は

筋肉 を 動かせ ない !!

けど アルミン … それ が 君 の 最期 か ?

君 が その 知恵 を 絞って

ようやく できる 抵抗 は …

そう やって 炙 られ 続ける こと な の か ?

息 が !! これ 以上 は もう …!!

イヤ まだ だ !! この 程度 じゃ 足りない !

もっと 時間 を 稼ぐ んだ !!

一体 何 が し たい ? 陽動 か ?

エレン なら まだ あそこ で

くたびれた まま だ ぞ ?

ミカサ たち も

あっ ち で ライナー に 手 いっぱい

本当に 何も ない の か !?

これ で 本当に おしまい なら …

わかった よ … 今 楽に して やる

耐えろ … まだ 離す な

エレン に 託す んだ

僕 の 夢 命 すべて …

僕 が 捨て られる もの なんて …

これ しか ない んだ …

きっと … エレン なら …

海 に … たどりつく …

海 を …

見て くれる

ミカサ ! 無 茶 だ !!

イヤ よく やった !!

ハンジ さん !!

今 だ !! ミカサ !!

オイ … まさか …

ライナー 出て

終わった …

さ ぁ 次 は エレン と 馬 を …

これ は … 硬質 化 …?

殺 った

陽動 作戦 …

最初に エレン は 動け ない と 思わ せた の も

アルミン の 抵抗 も

硬質 化 した 巨人 の カカシ を 造る ため の

時間 稼ぎ …

すべて は 僕 の 周り に

敵 が い なく なった と 思い込ま せる ため …

僕 の 隙 を … 作る ため …

僕 が エレン に ウソ ついた こと あった ?

クソ … わかって た ハズ な のに …

お前 何で やり返さ ない んだ よ

やり返さ ない から ナメ られる

負け っぱなし で いい の か よ ?

僕 は … 負けて ない よ …

僕 は 逃げて ない

お前 … 名前 は ?

わかって た … お前 が 誰 より も …

勇敢な こと ぐらい …

覚悟 を 決め 敵 を 倒した エレン たち

しかし 失った もの は 勝利 より も 大きく

彼ら は 絶望 の 中 で 立ち尽くす


Shingeki no Kyojin Season 3 Part 2 (Attack on Titan Season 3 Part 2) Episode 05 shingeki||kyojin|season|part|attack||titan|season|part|episode Shingeki no Kyojin Season 3 Part 2 (Attack on Titan Season 3 Part 2) Episode 05

我々 は ここ で 死に !! われわれ||||しに

次の 生 者 に 意味 を 託す !! つぎの|せい|もの||いみ||たくす

それ こそ 唯一 !! ||ゆいいつ

この 残酷な 世界 に 抗 う 術 な のだ !! |ざんこくな|せかい||こう||じゅつ||

兵士 よ 怒れ !! へいし||いかれ

兵士 よ 叫べ !! へいし||さけべ

兵士 よ !! 戦え !! へいし||たたかえ

団長 が …!! だんちょう|

振り返る な !! 進め ー っ !! ふりかえる||すすめ|-|

哀れだ … あわれだ

歴史 の 過ち を 学んで い ない と は … れきし||あやまち||まなんで||||

レイス 王 に よって |おう||

「 世界 の 記憶 」 を 奪わ れた の は 悲劇 だ せかい||きおく||うばわ||||ひげき|

だから 何度 も 過ち を 繰り返す |なんど||あやまち||くりかえす

しまい に は 壁 の 中 の 奴 ら 全員 |||かべ||なか||やつ||ぜんいん

年寄り から 子供 まで としより||こども|

特攻 さ せる んだろう な … とっこう||||

どうせ 誇り 高き 死 が どう と か 言い出す ぞ |ほこり|たかき|し|||||いいだす|

ふざけ や が って !!

粉々に しちゃ った か … こなごなに|||

何 やって んだ 俺 なん|||おれ

何 マジ に なって んだ よ ? なん|||||

お前 は 父親 と は 違う だ ろ ? おまえ||ちちおや|||ちがう||

何事 も 楽しま なくちゃ なにごと||たのしま|

みんな を 誇り 高き 肉 片 に して あげよう ぜ ||ほこり|たかき|にく|かた||||

2 発 目 来る ぞ !! 撃て !! はつ|め|くる||うて

来る くる

これ が 死 か ||し|

ヒッチ は 今頃 何 を … ||いまごろ|なん|

イヤ あいつ は まだ 寝て る か いや||||ねて||

あぁ … いい なぁ

わから ない 何で 俺 は 今頃 ||なんで|おれ||いまごろ

ゲームセットォ !!

わかる か !? 投げ 方 を 変えた んだ よ ||なげ|かた||かえた||

これ なら イチコロ でしょ

撃て ぇ ええ ええ !! うて|||

だから … そんな もん 撃って |||うって

何 に なる って んだ よ … なん|||||

そんなに 叫んで |さけんで

何の 意味 が ある って んだ よ !! なんの|いみ|||||

かわいそうに …

何 だ ? 俺 の 巨人 が 倒れて なん||おれ||きょじん||たおれて

え ? 一 人 の 兵士 に 気 を つけろ って ? |ひと|じん||へいし||き|||

はい … リヴァイ 兵 長 は 危険です ||つわもの|ちょう||きけんです

こいつ が リヴァイ か !!

うなじ を !!

何 だ !? なん|

何も 見え ない !! なにも|みえ|

目 を やられた の か !? め||||

足 が あし|

さっき は ずいぶん と 楽し そうだった な ||||たのし|そう だった|

クッ 硬質 化 !! ダメだ 間に合わ な |こえしつ|か|だめだ|まにあわ|

もっと 楽しんで くれよ |たのしんで|

巨人 化 直後 体 を 激しく 損傷 し きょじん|か|ちょくご|からだ||はげしく|そんしょう|

回復 に 手 いっぱいな うち は 巨人 化 でき ない かいふく||て||||きょじん|か||

そう だった よ な ?

オイ 返事 しろ よ 失礼な 奴 だ な … おい|へんじ|||しつれいな|やつ||

こいつ は まだ 殺せ ない |||ころせ|

誰 か … 生きて る 奴 は い ねぇ の か ? だれ||いきて||やつ|||||

瀕死 で も いい まだ 息 さえ あれば ひんし|||||いき||

この 注射 を 使って 巨人 に する |ちゅうしゃ||つかって|きょじん||

そい つ に こいつ を 食わせて |||||くわせて

獣 の 巨人 の 力 を 奪う けだもの||きょじん||ちから||うばう

誰 か … 一 人 だけ 生き返ら せる こと が だれ||ひと|じん||いきかえら|||

オイ … どこ に 行く … 止まれ … おい|||いく|とどまれ

お前 ら !! あいつ を 殺せ ぇぇ !! おまえ||||ころせ|

痛 ぇ … やり や がった な リヴァイ … つう||||||

痛 ぇよ ぉ … つう||

だが 武器 は 使い果たした 頃 だ ろ … |ぶき||つかいはたした|ころ||

お前 ら は これ で 全滅 おまえ|||||ぜんめつ

かなり 危なかった が 我々 の 勝ち だ !! |あぶなかった||われわれ||かち|

待てよ … 俺 は あいつ に 誓った んだ … まてよ|おれ||||ちかった|

必ず お前 を 殺す と … かならず|おまえ||ころす|

誓った !! ちかった

何で … 俺 … 生きて る の か …? なんで|おれ|いきて|||

誰 か … だれ|

生き残った 奴 は い ない の か …? いきのこった|やつ|||||

あの 野郎 … 本当に 生き返り や がった … |やろう|ほんとうに|いきかえり||

あいつ どう やったら 死ぬ んだ よ … |||しぬ||

俺 たち に あれ を … どう しろ って 言う んだ よ … おれ||||||||いう||

なぁ ? アルミン …

もう エレン を 逃がす こと に すべて を 懸ける しか … |||にがす|||||かける|

… やせて る

超 大型 巨人 が 少し 細く なって る ちょう|おおがた|きょじん||すこし|ほそく||

ハンジ さん の 言った とおり だ |||いった||

やっぱり 超 大型 巨人 は 消耗 戦 に 弱い !! |ちょう|おおがた|きょじん||しょうもう|いくさ||よわい

エレン の 実験 を 思い出して ! ||じっけん||おもいだして

続けて 巨人 化 できる の は 3 回 まで つづけて|きょじん|か||||かい|

15 m の 巨人 で それ なら ||きょじん|||

60 m の 巨人 は もっと 燃料 効率 が 悪い はずだ ||きょじん|||ねんりょう|こうりつ||わるい|

熱風 を 使った 攻撃 も ねっぷう||つかった|こうげき|

あれ は 多分 骨格 以外 の すべて の 肉 を 消費 する こと で 熱 を 生み出して いた んだ ||たぶん|こっかく|いがい||||にく||しょうひ||||ねつ||うみだして||

つまり 何 だ よ ? |なん||

アルミン

作戦 が ある みんな で ライナー を 引きつけて くれ !! さくせん|||||らいなー||ひきつけて|

ベルトルト は 僕 と エレン で 倒す !! ||ぼく||||たおす

僕たち 二 人 で 勝って みせる から … ぼくたち|ふた|じん||かって||

わかった ライナー は 私 たち に 任せて |らいなー||わたくし|||まかせて

遅 ぇよ バカ … おそ||ばか

本当に もう ダメ か と 思った ぞ … ほんとうに||だめ|||おもった|

何で か 知ら ねぇ けど なんで||しら||

オレ は 自由 を 取り返す ため なら … おれ||じゆう||とりかえす||

力 が 湧いて くるんだ ちから||わいて|

この 作戦 が 上手く いけば 僕 は もう … |さくせん||うまく||ぼく||

海 を 見 に は 行け ない な うみ||み|||いけ||

僕 は なぜ か 外 の 世界 の こと を 考える と ぼく||||がい||せかい||||かんがえる|

勇気 が 湧いて くるんだ ゆうき||わいて|

エレン ! 起きろ ! |おきろ

海 を 見 に 行く よ ! うみ||み||いく|

エレン 作戦 は 以上 だ |さくせん||いじょう|

あと は すべて を 実行 に 移し ||||じっこう||うつし

ベルトルト を 騙す こと さえ できれば ||だます|||

この 勝負 僕たち の 勝ち だ |しょうぶ|ぼくたち||かち|

いい か !? ベルトルト は アルミン と エレン で 何とか する と 信じろ ! ||||||||なんとか|||しんじろ

俺 たち は ライナー を アルミン たち の 方 から 遠ざければ いい ! おれ|||らいなー|||||かた||とおざければ|

微妙な 距離 を 飛び回って 注意 を 引け ! びみょうな|きょり||とびまわって|ちゅうい||ひけ

了解 !! りょうかい

無視 かよ !? むし|

野郎 !! やろう

エレン に 狙い を 絞る 気 か …!? ||ねらい||しぼる|き|

殺す しか ない !! ころす||

ミカサ !?

ライナー の 注意 を 引け ない の なら らいなー||ちゅうい||ひけ|||

今 ここ で 息の根 を 止める しか ない いま|||いきのね||とどめる||

ここ で エレン と アルミン を 守る ||||||まもる

あぁ わかった !!

雷 槍 は 残り 3 本 だ ぞ !? かみなり|やり||のこり|ほん||

クソッ … でも !!

やる しか あり ませ ん !! だって

戦わ ない と !! 勝て ませ ん から !! たたかわ|||かて|||

何 だ !? 何 を 食らった !? なん||なん||くらった

一撃 で 鎧 の 膝 が !? いちげき||よろい||ひざ|

あれ から 記憶 が 飛んで いる … ||きおく||とんで|

僕 は この 辺り を 吹き飛ばす ぼく|||あたり||ふきとばす

可能 なら この 巨人 の 体 を あおむけ に 倒して 耐えて くれ かのう|||きょじん||からだ||||たおして|たえて|

ベルトルト … 俺 に 一体 … 何 が あった んだ …? |おれ||いったい|なん|||

状況 が わから ない … じょうきょう|||

力 も あまり 残って ない ちから|||のこって|

だが あそこ に エレン が いる …

エレン を 奪い 去る こと が 俺 たち の 勝利 で ||うばい|さる|||おれ|||しょうり|

ある こと に 変わり は ない はずだ |||かわり|||

そう だ ろ ベルトルト

早く こいつ ら に カタ を つけて はやく||||||

そっち の 加勢 に 行く から な ||かせい||いく||

向こう に 行った 4 人 は ライナー の 相手 むこう||おこなった|じん||らいなー||あいて

奇しくも 爆風 から 生き残った の は くしくも|ばくふう||いきのこった||

エレン に ついて た 104 期生 の みんな だけ か … ||||きせい||||

正直 言えば みんな まとめて 吹き飛んで ほしかった … しょうじき|いえば|||ふきとんで|

でも こんな 試練 に も もう 慣れた よ アルミン ||しれん||||なれた||

そんな ボロボロ に なった エレン を 起こして 何 が できる の か … |ぼろぼろ|||||おこして|なん||||

僕 に 見せて くれ ぼく||みせて|

君 たち が 最期 に 何 を 残す の か … きみ|||さいご||なん||のこす||

自分 で 考えた 作戦 だ けど じぶん||かんがえた|さくせん||

成功 は 僕 が どれ だけ 耐え られる か で ほとんど 決まる なぁ せいこう||ぼく||||たえ|||||きまる|

アルミン お前 … まさか … |おまえ|

エレン … 悪い けど 僕 は 海 を 見る まで は 死ね ない |わるい||ぼく||うみ||みる|||しね|

だから 大事に は 至らない 辺り で 切り上げる けど … |だいじに||いたらない|あたり||きりあげる|

あと は 任せた よ ? ||まかせた|

ほ ほら … 僕 って そんな 勇敢じゃ ない から ||ぼく|||ゆうかんじゃ||

いい や … 違う ぞ … ||ちがう|

オレ が 知って る お前 は … おれ||しって||おまえ|

エレン … わかって る よ ね ?

一緒に 海 に 行く って 約束 し ただ ろ いっしょに|うみ||いく||やくそく|||

僕 が エレン に ウソ ついた こと あった ? ぼく||||うそ|||

だから 何 が あって も |なん|||

僕 の 作戦 守って くれよ !? ぼく||さくせん|まもって|

ク … クソッ …

エレン !!

やっぱり … 勝負 は もう ついて た んだ … |しょうぶ|||||

おそらくは 重度 の 脳しんとう |じゅうど||のうしんとう

まだ まともに 立ち上がる こと も でき ない ようだ ね ||たちあがる||||||

もう 十分だ 終わり に しよう |じゅうぶんだ|おわり||

アルミン …

君 は 最期 まで よく 戦った よ きみ||さいご|||たたかった|

エレン … アルミン …

いや

二 人 に 任せた 私 たち は ライナー を 殺 る ふた|じん||まかせた|わたくし|||らいなー||ころ|

3 本 の 雷 槍 で ほん||かみなり|やり|

ライナー を 仕留める 方法 が ある と すりゃ らいなー||しとめる|ほうほう||||

もう これ しか ねぇ …

奴 が 動か ねぇ うち に 勝負 を 懸ける やつ||うごか||||しょうぶ||かける

勝負 は 一 度 きり しょうぶ||ひと|たび|

どう なろう と これ が 最後 だ |||||さいご|

来 や がれ らい||

ライナァアアアアアアアア !!

まずは 俺 が 囮 に なる !! |おれ||おとり||

コニー と サシャ は 雷 槍 を 2 本 使って ||||かみなり|やり||ほん|つかって

両側 から ライナー の 顎 を 狙え !! りょうがわ||らいなー||あご||ねらえ

サシャ !? ジャン !?

1 本 外した … ほん|はずした

顎 を 吹っ飛ば さ れたら あご||ふっとば||

ライナー の 口 が 開く はずだ らいなー||くち||あく|

ミカサ は 残り の 1 本 で ||のこり||ほん|

ライナー の 口 の 中 から うなじ を 狙え !! らいなー||くち||なか||||ねらえ

口 は 開いて ない … くち||あいて|

それ でも やる しか ない !!

なぜ だ …?

アルミン を 吹き飛ば せ ない … ||ふきとば||

なぜ アンカー が 外れ ない んだ |あんかー||はずれ||

近づく こと は でき ない はずな のに … ちかづく||||||

やっぱり !! 骨 は 消費 し ない んだ !! |こつ||しょうひ|||

肉 に 刺さ なければ アンカー は 抜け ない !! にく||ささ||あんかー||ぬけ|

そして 何より !! 熱風 を 放って いる 間 は |なにより|ねっぷう||はなって||あいだ|

筋肉 を 動かせ ない !! きんにく||うごかせ|

けど アルミン … それ が 君 の 最期 か ? ||||きみ||さいご|

君 が その 知恵 を 絞って きみ|||ちえ||しぼって

ようやく できる 抵抗 は … ||ていこう|

そう やって 炙 られ 続ける こと な の か ? ||しゃ||つづける||||

息 が !! これ 以上 は もう …!! いき|||いじょう||

イヤ まだ だ !! この 程度 じゃ 足りない ! いや||||ていど||たりない

もっと 時間 を 稼ぐ んだ !! |じかん||かせぐ|

一体 何 が し たい ? 陽動 か ? いったい|なん||||ようどう|

エレン なら まだ あそこ で

くたびれた まま だ ぞ ?

ミカサ たち も

あっ ち で ライナー に 手 いっぱい |||らいなー||て|

本当に 何も ない の か !? ほんとうに|なにも|||

これ で 本当に おしまい なら … ||ほんとうに||

わかった よ … 今 楽に して やる ||いま|らくに||

耐えろ … まだ 離す な たえろ||はなす|

エレン に 託す んだ ||たくす|

僕 の 夢 命 すべて … ぼく||ゆめ|いのち|

僕 が 捨て られる もの なんて … ぼく||すて|||

これ しか ない んだ …

きっと … エレン なら …

海 に … たどりつく … うみ||

海 を … うみ|

見て くれる みて|

ミカサ ! 無 茶 だ !! |む|ちゃ|

イヤ よく やった !! いや||

ハンジ さん !!

今 だ !! ミカサ !! いま||

オイ … まさか … おい|

ライナー 出て らいなー|でて

終わった … おわった

さ ぁ 次 は エレン と 馬 を … ||つぎ||||うま|

これ は … 硬質 化 …? ||こえしつ|か

殺 った ころ|

陽動 作戦 … ようどう|さくせん

最初に エレン は 動け ない と 思わ せた の も さいしょに|||うごけ|||おもわ|||

アルミン の 抵抗 も ||ていこう|

硬質 化 した 巨人 の カカシ を 造る ため の こえしつ|か||きょじん||||つくる||

時間 稼ぎ … じかん|かせぎ

すべて は 僕 の 周り に ||ぼく||まわり|

敵 が い なく なった と 思い込ま せる ため … てき||||||おもいこま||

僕 の 隙 を … 作る ため … ぼく||すき||つくる|

僕 が エレン に ウソ ついた こと あった ? ぼく||||うそ|||

クソ … わかって た ハズ な のに … くそ|||||

お前 何で やり返さ ない んだ よ おまえ|なんで|やりかえさ|||

やり返さ ない から ナメ られる やりかえさ||||

負け っぱなし で いい の か よ ? まけ||||||

僕 は … 負けて ない よ … ぼく||まけて||

僕 は 逃げて ない ぼく||にげて|

お前 … 名前 は ? おまえ|なまえ|

わかって た … お前 が 誰 より も … ||おまえ||だれ||

勇敢な こと ぐらい … ゆうかんな||

覚悟 を 決め 敵 を 倒した エレン たち かくご||きめ|てき||たおした||

しかし 失った もの は 勝利 より も 大きく |うしなった|||しょうり|||おおきく

彼ら は 絶望 の 中 で 立ち尽くす かれら||ぜつぼう||なか||たちつくす