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AOT s4 last 8 episodes, AOT s4 part 1 episode 15
AOT s4 part 1 episode 15
( グリシャ ) よく 見て おけ ジーク これ が 私 たち の 住む レベリオ 区 だ 世界 と 比べれば 鳥 籠 みたいに 小さい 私 たち は ここ から どこ に も 行け ず に 死ぬ まで ここ で 暮らさ なきゃ いけない ジーク お前 は ここ から 出たい と 思わ ない か ?
( ジーク ) うん 出たい ( 扉 が 開く 音 ) ( 掃除 夫 ) おや 珍しい こんな 朝 早く に お 客 さんかい また 出直す と しよう いえ 我々 は もう 帰ります ( 掃除 夫 ) ん ?
あ 〜 エルディア 人 か なっ何 を ?
私 たち は 外出 許可 を 取って いる のです よ 俺 は この 塔 の 清掃 員 で 汚れ を 落とす の が 仕事 だ 俺 の 職場 を 穢 ( けが ) しや がった な 悪魔 め 殺戮 ( さつりく ) の 限り を 尽くした 悪魔 の 末 裔 ( まつ えい ) が !
また ガキ 作って 繁殖 しや がって !
( マーレ 市民 ) 悪魔 め !
( マーレ 市民 ) 収容 区 から 出て くる な !
( マーレ 市民 ) くっせ え な よく 覚えて おけよ ジーク これ が 外 の 世界 だ この 世界 が 嫌 なら 変え なければ なら ない ジーク お前 が みんな を 救う んだ ♪〜 〜♪ ( 荒い 息遣い ) ( クサヴァー ) この 子供 たち の 中 から 私 の 後継 者 を ?
( マガト ) ええ 1 人 選ば れます ( クサヴァー ) あの 子 は ?
( マガト ) ああ また イェーガー か ほか の 子 は みんな 幼く も 必死に 名誉 マーレ 人 の 称号 を 得よう と 努めて いる のに ヤツ に は その 気概 が どうも 見受けられ ない まったく 何 を しに ここ に いる の やら ( グリシャ ) 訓練 は どう だ ?
ジーク ( ジーク ) すごく 大変 ( グリシャ ) そう か でも お前 なら きっと 戦士 に なれる ( ダイナ ) あなた に は 特別な 力 が ある んだ から ね 何より お 父さん と お母さん の 子 な んだ から な うん ( グリシャ ) 父さん 母さん 今晩 も ジーク を 頼む よ ( 祖父 ) ああ ( 祖母 ) 今日 は ジーク の 好物 の パイ を 焼いた よ ( ジーク ) やった !
( 祖父 ) 社交 ダンス クラブ なんて … ジーク は 寂し がって いる ぞ ( グリシャ ) でも 僕 は レベリオ の 健康 を 守りたい んだ ( ダイナ ) いつか きっと 私 たち の やってきた こと を ジーク も 分かって くれます よ ( 祖父 ) これ が 大 都市 ラーゴ は この 日 の うち に 消滅 し 侵攻 を 続けた 巨人 に よって モンテ の 惨害 と ヴァレ の 惨禍 が 繰り広げられ 何 十万 も の マーレ 人 が エルディア 帝国 に 殺さ れた 更に ラーゴ から なんとか 逃れた 難民 は 道 なき 荒野 を さまよった しかし エルディア 帝国 は その 退路 に 巨人 を 仕掛け 夜明け と ともに 起き上がった 巨人 に よって マーレ 人 は … うん 分かった 人 が いっぱい 死んだ んでしょ ?
お 父さん は ちゃんと 正しい 歴史 を 教えて いる か ?
エルディア 人 は マーレ 人 に ひどい こと を した から 僕たち は ここ で 償わ なくちゃ いけないって ( 祖父 ) ジーク は 戦士 に なって マーレ の ため に 戦いたい の か ?
( ジーク ) うん 僕 は 戦士 に なりたい さあ もう 寝 ない と な そうだ 今度 は 猫 の 家 の 本 を 読んで あげましょう ね やった ( マガト ) 始め !
あっ( 子供 ) ああ 〜!
下手くそだ な 父さん は ( ジーク ) お 父さん !
( グリシャ ) ジーク か 今日 は 早く 終わった んだ だ から … ( グリシャ ) おお そう か じゃあ たくさん 勉強 できる な うん ( グリシャ ) つまり ラーゴ の 惨劇 は 存在 し なかった んだ モンテ の 惨害 も ヴァレ の 惨禍 も 全て マーレ に 都合 の いい 作り話 に すぎ ない 古代 より エルディア 人 に そのような 残虐な 文化 や 風習 は なく 何より … 始祖 ユミル 様 が そのような こと を 望ま ない ので あり え ない その とおり だ 分かって きた な ジーク ( ジーク ) うん ( マガト ) やる 気 の ない 者 は 去れ !
マーレ は 祖国 に 全て を 捧 ( さ さ ) げ る 覚悟 の ある 者 を 求めて いる のだ お前 の ような エルディア 人 に 我が国 の 巨人 を 委ねられる わけ が ない だろう ( クサヴァー ) お 〜 い !
そこ の 君 その ボール 投げて くれ ない か ?
( ジーク ) んっおお ハハッ まだ 小さい の に やる じゃ ない か え ?
( クサヴァー ) ほら ハハッ ナイスキャッチ 壁 相手 も 飽きた ところ だ ちょっと おじさん に つきあって くれ ない か ?
赤い 腕章 !
あなた は … 君 たち が 目指す マーレ の 戦士 だ もっとも 私 の 獣 の 巨人 は あまり 戦争 の 役 に 立た ない から ここ で 球 遊び なんか して る んだ けど トム ・ クサヴァー 本業 は 巨人 学 の 研究 者 だ ほら 君 の 名前 は ?
( ジーク ) あっジーク ・ イェーガー です !
( クサヴァー ) おおっジーク どうも 君 は 筋 が いい な きっと ピッチャー に 向いて る ぞ ( ジーク ) ただいま !
お 父さん 今日 ね … ( グリシャ ) 話 が 違う だ ろ !
どう なって る んだ グライス ジーク を 戦士 に でき なければ 計画 は 失敗 だ ぞ ( グライス ) だ が フクロウ が 言う に は 巨人 の 継承 者 選び に 介入 する に は ジーク 自身 が 好 成績 を 残さ ない と … ( グリシャ ) 分かって いる もう こんな チャンス ( ダイナ ) でも まだ ジーク に も 可能 性 は 残って いる んでしょう ?
ああ そう だ と も ジーク なら … ( ジーク ) あっあ … ( ジーク ) ごめんなさい ( グリシャ ) ジーク !
お前 なら できる 父さん と 母さん の 子供 な んだ から な ( マガト ) お前 は マーレ に 必要 ない と 言った はずだ が なぜ ここ に いる ?
( ジーク ) マ … マーレ へ の 忠誠 を 示し エルディア の 罪 を 償う ため です !
公開 訓練 に 参加 さ せて ください !
ハアハア ハアハア … ( マガト ) 何 を して いる イェーガー !
走れ !
走ら ん か !
( グリシャ ) クソ !
こんな はずじゃ !
( ダイナ ) そんな こと 言わ ないで !
あの 子 は 一生懸命 頑張った でしょ ?
( グリシャ ) だ が あれ じゃ 到底 戦士 に は なれ ない !
ハハハッ この 間 は 散々 ( さんざん ) だった な 笑いごと じゃ ない よ あれ から ずっと 雑用 係 を やらされて もう 僕 は おしまい だ そんなに 戦士 に なりたい ように は 見え なかった が な なら なきゃ いけない んだ な のに 全然 ダメだった ( クサヴァー ) 無理 も ない 君 は 戦士 なんて バカらしかった んだ マーレ の ため に 寿命 を 縮め 他国 を 侵略 する なんて バカらしくて やってられ ない よ な え ?
クサヴァー さん は なんで 戦士 に ?
巨人 の 謎 を 知り たかった から さ 私 は 研究 者 だ から ね 全て は 始祖 ユミル が 何かと 接触 した こと から 始まる らしい が 私 は その とき に 起きた こと を 知りたい の さ 寿命 を 縮めて でも 巨人 の 記憶 を 探ろう と 思う ほど に ね そんな こと だ から 戦争 じゃ からっきし の 役立た ず だ だ が 巨人 の 神秘の 前 に 憎しみ や 争い も くだらない よ だ から この 戦争 ごっこ に つきあってられ ない 私 たち は 似た 者 同士 で この 世界 じゃ 珍しい まともな 者 同士 な の さ フフフ ( ジーク ) これ で よかった んだ ずっと 収容 区 から 出られ なく たって 生きて さえ いれば ( マーレ 当局 A ) ついに 尻尾 を つかんだ ぞ エルディア 復権 派 と か 名乗って や がる らしい ( マーレ 当局 B ) 今回 は かなり の 規模 だ な ( マーレ 当局 A ) フクロウ と か いう 内通 者 が 組織 した ようだ 既に いくつか 目星 は ついて いる ( マーレ 当局 B ) あと は 証拠 を そろえて いけば 時間 の 問題 だ な ( ダイナ ) ジーク はっ( ダイナ ) どうした の ?
早く 食べ なさい ( ジーク ) おっおなか が ちょっと … ハア … ( ジーク ) お 父さん お母さん もう 危ない こと は し ないで (2 人 ) え ?
見つかったら みんな 楽園 送り な んだ よ ?
悪魔 の 島 に 送られて みんな 巨人 に … お前 は 今 まで 父さん から 何 を 学んだ んだ ?
誰 か が 立ち上がら ない かぎり みんな ずっと この 狭い 壁 の 中 で 惨めに 死んで いく んだ ぞ ?
そう よ これ は あなた や エルディア 人 みんな の 未来 の ため の 戦い だって 言った でしょ ?
その ため なら 僕 は フェイ 叔母さん みたいに なって も いい の ?
ジーク !
そもそも フェイ が 殺さ れた の は この 世界 が 狂って いる から だ !
もう 誰 も フェイ の ような 目 に 遭わ せ ない ため に は 戦わ なくて は いけない !
強い エルディア を マーレ から 取り返し 当たり前の 権利 を 勝ち取る んだ !
( クサヴァー ) なんて こと だ 親 が 復権 派 だった なんて このまま じゃ 親族 全員 楽園 送り に … ( ジーク ) うん ( クサヴァー ) くっ( ジーク ) クサヴァー さん キャッチボール して くれて ありがとう 巨人 に なって も 時々 思い出す から ね じゃあ 行く ね ( クサヴァー ) 告発 なさい え ?
( クサヴァー ) もう これ しか ない 自ら マーレ 当局 に 告発 する こと で マーレ に 忠誠 を 示せば 君 と 祖父母 は 助かる はずだ ( ジーク ) そんな … でき ない よ !
( クサヴァー ) ジーク !
君 は 両親 から ひどい こと を さ れた 勝手に 見放し ちっとも 君 の こと を 気 に かけ なかった 君 を 愛さ なかった ジーク 君 は 悪く ない 君 は 賢くて いい 子 だ ( クサヴァー ) う お !
もう 少し 手加減 して くれよ ジーク ( ジーク ) あ 〜 もう 年寄り に は キツ いか こら !
まだ そんな 歳 ( と し )… ゴホゴホッ ( ジーク ) クサヴァー さん ?
( クサヴァー ) もう すぐ 継承 の 任期 を 終える ころ だ ( ジーク ) そうだ ね ( クサヴァー ) 年寄り に も なれ なかった が 研究 に 打ち込めた こと に 後悔 は ない 最後に 集大成 を 発表 でき そうだ ( ジーク ) へえ 〜 どんな こと が 分かった の ?
( クサヴァー ) 始祖 の 巨人 が ユミル の 民 に もたらした さまざまな 影響 に ついて ああ 記憶 を 操作 する と か いう あれ ?
記憶 どころ じゃ ない 体 の 構造 を も 変えて しまう こと が できる んだ 世界 の 人口 が 激減 する ほど の 疫病 が 猛威 を 振るった 時代 が あった しか し ある 日 を 境 に エルディア 帝国 から その 病 は 消滅 した 当時 の 王 が 始祖 の 巨人 の 力 で ユミル の 民 の 体 の 設計 図 を 書き換えた んだ よ まさに 私 たち ユミル の 民 は どこ に いよう と 始祖 の 巨人 の 一部 の ような もの な んだ どう だ 怖い だ ろ ?
( ジーク ) じゃ あさ ( 掃除 夫 ) どうして また 悪魔 を 産んだ ?
( ジーク ) 始祖 の 巨人 なら ユミル の 民 が 子供 を 産め なく する こと も できる の か な ?
もし これ 以上 ユミル の 民 が 産まれて こ なければ この世 から 巨人 は 消滅 して いる もう 世界 は 巨人 の 脅威 に おびえたり 苦しめられたり せ ず に 済む 何より そもそも 僕ら は 生まれて こ なければ 苦しま なくて よかった んだ クサヴァー さん ?
話して なかった けど 私 に は 家族 が いたんだ 若く 愚かだった 私 は 腕章 を 外し エルディア 人 である こと を 隠した まま 妻 と 暮らし 子 を 作った 妻 は マーレ 人 だった んだ しかし いつまでも だまし 通せる わけ も なく 私 が エルディア 人 だ と 知った 妻 は 自分 と 息子 の 喉 を 裂いて 死んだ 私 が 戦士 に なった 理由 は 贅沢 ( ぜいたく ) な 自殺 の 方法 に 飛びついた に すぎ ない だ が この 13 年間 は 巨人 の 研究 に 没頭 し 君 と 出会い キャッチボール を して 楽しかった 亡き 息子 を 君 に 求め 巨人 の 力 で 自分 の 罪 から 逃れよう と した 私 なんて この世 に 生まれて こ なければ … ( ジーク ) 獣 の 巨人 は 俺 が 継承 する マーレ の ため じゃ ない 始祖 奪還 計画 を 成功 さ せ 世界 を 救って み せる よ ( クサヴァー ) あ … 世界 の 人々 を 巨人 の 恐怖 から 解き放ち エルディア 人 を 苦しみ から 解放 する んだ !
( クサヴァー ) これ は マーレ に 伝えて いない 情報 なんだ が 不戦 の 契り を 打ち破る 方法 だ 図ら ず と も ジーク それ は 君 だ から こそ 可能に なる 王家 の 血 を 引く 巨人 であれば 始祖 の 巨人 の 継承 者 と 接触 する こと に より その 能力 を 引き出す こと が できる はずだ しかし 力 を 使える の は 君 じゃ ない 決定 権 は 始祖 の 保有 者 に 委ねられる いわば 君 の 役割 は 鍵 だ 誰 か 信頼 できる 者 に 始祖 を 託す んだ 私 たち の 安楽 死 計画 を 理解 して くれる 誰 か に 君 なら きっと 見つけられる ( 拍手 ) ( クサヴァー ) 私 は いつでも 見守って いる から な ジーク 見つけて み せる よ 父さん ( ジーク ) エレン ・ イェーガー だ と ?
( ライナー ) はい エレン は 始祖 の 巨人 の 保有 者 です そして エレン の 生まれ育った シガンシナ 区 の 家 の 地下 室 に は 何 か 重大な 情報 が ある と の こと でした その エレン から 父親 の 話 を 何 か 聞いた か ?
( ベルトルト ) 確か 今 は 行方 不明 で 医者 を やって た と 聞きました ( ジーク ) なんて こと だ あの 父親 は 生きて いた エレン 俺 たち は 被害 者 だ お前 は あの 父親 に 洗脳 されて いる いつか 必ず 救い出して やる から な ( ジーク ) 少し 父親 と 似て きた ようだ ( ジーク ) まずは エレン 俺 の 話 に 応じて ここ まで 来て くれて ありがとう 俺 の 考え は イェレナ から 聞いた とおり エルディア 人 安楽 死 計画 に 賛同 して くれる の か ?
( エレン )4 年 前 ある こと を きっかけ に 親父 ( おやじ ) の 記憶 が 開いた 親父 が 壁 の 王家 一家 を 皆殺し に した とき の 記憶 だ まだ 小さな 子供 たち を 虫 みたいに 潰して 回った 感触 も 残って いる その子 たち が 生きて いれば 始祖 の 巨人 は 王家 の 手 に 渡り 不戦 の 契り に 縛ら れた まま 俺 たち 壁 内 人類 は 心中 を 迫ら れた だろう 子供 たち の 死 が 俺 たち を 生かした そう か 父親 は 正しかった そう 思った の か ?
いい や 親父 は 間違って いる あっそして その 親父 に 育てられた 俺 も 間違い だった エルディア 人 が 生まれて こ なければ この 街 の 住民 も これ から 俺 たち の 計画 に 巻き込まれて 死ぬ こと は なかった この世 に 生まれ ない こと これ 以上 の 救済 は ない 俺 はやる 俺 の 手 で 巨人 が 支配 した その 日 を 迎える まで 進み 続ける そうだ ろ ?
兄さん ( ジーク ) ああ … ああ その とおり だ やろう 固い 握手 でも 交わしたい ところ だ が まあ 今 俺 たち が 接触 する の は マズ いよ な 代 わりに これ を 受け取って くれ エレン 必ず みんな を 救って あげよう ( ジーク ) 唯一 の 救い … エルディア の 安楽 死 ( リヴァイ ) なん つった ?
安楽 死 ?
お前 は これ から 臭 ( くせ ) え 巨人 の 口 の 中 で 自分 の 体 が 咀嚼 ( そしゃく ) さ れる 音 を 聞き ながら 死ぬ わけだ が お前 に しちゃ あ 随分 と 安らかな 死に 方 だ ろ ?
奪った 仲間 たち の 命 に 比べて みれば ( ジーク ) 奪って ない 救って やった んだ そい つら から 生まれて くる 命 を この 残酷な 世界 から また 脚 が 伸びて きた みて えだ な クサヴァー さん !
見て て くれよ !
( 爆発 音 ) ♪〜 〜♪ ( ナレーション ) 求める 未来 は 交わら ない 互いに 思い を 抱え ぶつけ合う しか ない 始まり の 地 シガンシナ で 次回 「 天地 」
AOT s4 part 1 episode 15
aot|||
( グリシャ ) よく 見て おけ ジーク これ が 私 たち の 住む レベリオ 区 だ 世界 と 比べれば 鳥 籠 みたいに 小さい 私 たち は ここ から どこ に も 行け ず に 死ぬ まで ここ で 暮らさ なきゃ いけない ジーク お前 は ここ から 出たい と 思わ ない か ?
||みて|||||わたくし|||すむ||く||せかい||くらべれば|ちょう|かご||ちいさい|わたくし||||||||いけ|||しぬ||||くらさ||||おまえ||||で たい||おもわ||
( ジーク ) うん 出たい ( 扉 が 開く 音 ) ( 掃除 夫 ) おや 珍しい こんな 朝 早く に お 客 さんかい また 出直す と しよう いえ 我々 は もう 帰ります ( 掃除 夫 ) ん ?
||で たい|とびら||あく|おと|そうじ|おっと||めずらしい||あさ|はやく|||きゃく|||でなおす||||われわれ|||かえり ます|そうじ|おっと|
あ 〜 エルディア 人 か なっ何 を ?
||じん||な っ なん|
私 たち は 外出 許可 を 取って いる のです よ 俺 は この 塔 の 清掃 員 で 汚れ を 落とす の が 仕事 だ 俺 の 職場 を 穢 ( けが ) しや がった な 悪魔 め 殺戮 ( さつりく ) の 限り を 尽くした 悪魔 の 末 裔 ( まつ えい ) が !
わたくし|||がいしゅつ|きょか||とって||||おれ|||とう||せいそう|いん||けがれ||おとす|||しごと||おれ||しょくば||あい|||||あくま||さつりく|||かぎり||つくした|あくま||すえ|えい|||
また ガキ 作って 繁殖 しや がって !
|がき|つくって|はんしょく||
( マーレ 市民 ) 悪魔 め !
|しみん|あくま|
( マーレ 市民 ) 収容 区 から 出て くる な !
|しみん|しゅうよう|く||でて||
( マーレ 市民 ) くっせ え な よく 覚えて おけよ ジーク これ が 外 の 世界 だ この 世界 が 嫌 なら 変え なければ なら ない ジーク お前 が みんな を 救う んだ ♪〜 〜♪ ( 荒い 息遣い ) ( クサヴァー ) この 子供 たち の 中 から 私 の 後継 者 を ?
|しみん|||||おぼえて|||||がい||せかい|||せかい||いや||かえ|||||おまえ||||すくう||あらい|いきづかい|||こども|||なか||わたくし||こうけい|もの|
( マガト ) ええ 1 人 選ば れます ( クサヴァー ) あの 子 は ?
||じん|えらば|れ ます|||こ|
( マガト ) ああ また イェーガー か ほか の 子 は みんな 幼く も 必死に 名誉 マーレ 人 の 称号 を 得よう と 努めて いる のに ヤツ に は その 気概 が どうも 見受けられ ない まったく 何 を しに ここ に いる の やら ( グリシャ ) 訓練 は どう だ ?
|||||||こ|||おさなく||ひっしに|めいよ||じん||しょうごう||えよう||つとめて|||やつ||||きがい|||みうけ られ|||なん|||||||||くんれん|||
ジーク ( ジーク ) すごく 大変 ( グリシャ ) そう か でも お前 なら きっと 戦士 に なれる ( ダイナ ) あなた に は 特別な 力 が ある んだ から ね 何より お 父さん と お母さん の 子 な んだ から な うん ( グリシャ ) 父さん 母さん 今晩 も ジーク を 頼む よ ( 祖父 ) ああ ( 祖母 ) 今日 は ジーク の 好物 の パイ を 焼いた よ ( ジーク ) やった !
|||たいへん|||||おまえ|||せんし|||||||とくべつな|ちから||||||なにより||とうさん||お かあさん||こ|||||||とうさん|かあさん|こんばん||||たのむ||そふ||そぼ|きょう||||こうぶつ||ぱい||やいた|||
( 祖父 ) 社交 ダンス クラブ なんて … ジーク は 寂し がって いる ぞ ( グリシャ ) でも 僕 は レベリオ の 健康 を 守りたい んだ ( ダイナ ) いつか きっと 私 たち の やってきた こと を ジーク も 分かって くれます よ ( 祖父 ) これ が 大 都市 ラーゴ は この 日 の うち に 消滅 し 侵攻 を 続けた 巨人 に よって モンテ の 惨害 と ヴァレ の 惨禍 が 繰り広げられ 何 十万 も の マーレ 人 が エルディア 帝国 に 殺さ れた 更に ラーゴ から なんとか 逃れた 難民 は 道 なき 荒野 を さまよった しかし エルディア 帝国 は その 退路 に 巨人 を 仕掛け 夜明け と ともに 起き上がった 巨人 に よって マーレ 人 は … うん 分かった 人 が いっぱい 死んだ んでしょ ?
そふ|しゃこう|だんす|くらぶ||||さびし||||||ぼく||||けんこう||まもり たい|||||わたくし||||||||わかって|くれ ます||そふ|||だい|とし||||ひ||||しょうめつ||しんこう||つづけた|きょじん|||||さんがい||||さんか||くりひろげ られ|なん|じゅうまん||||じん|||ていこく||ころさ||さらに||||のがれた|なんみん||どう||こうや|||||ていこく|||たいろ||きょじん||しかけ|よあけ|||おきあがった|きょじん||||じん|||わかった|じん|||しんだ|
お 父さん は ちゃんと 正しい 歴史 を 教えて いる か ?
|とうさん|||ただしい|れきし||おしえて||
エルディア 人 は マーレ 人 に ひどい こと を した から 僕たち は ここ で 償わ なくちゃ いけないって ( 祖父 ) ジーク は 戦士 に なって マーレ の ため に 戦いたい の か ?
|じん|||じん|||||||ぼくたち||||つぐなわ||いけない って|そふ|||せんし|||||||たたかい たい||
( ジーク ) うん 僕 は 戦士 に なりたい さあ もう 寝 ない と な そうだ 今度 は 猫 の 家 の 本 を 読んで あげましょう ね やった ( マガト ) 始め !
||ぼく||せんし||なり たい|||ね||||そう だ|こんど||ねこ||いえ||ほん||よんで|あげ ましょう||||はじめ
あっ( 子供 ) ああ 〜!
|こども|
下手くそだ な 父さん は ( ジーク ) お 父さん !
へたくそだ||とうさん||||とうさん
( グリシャ ) ジーク か 今日 は 早く 終わった んだ だ から … ( グリシャ ) おお そう か じゃあ たくさん 勉強 できる な うん ( グリシャ ) つまり ラーゴ の 惨劇 は 存在 し なかった んだ モンテ の 惨害 も ヴァレ の 惨禍 も 全て マーレ に 都合 の いい 作り話 に すぎ ない 古代 より エルディア 人 に そのような 残虐な 文化 や 風習 は なく 何より … 始祖 ユミル 様 が そのような こと を 望ま ない ので あり え ない その とおり だ 分かって きた な ジーク ( ジーク ) うん ( マガト ) やる 気 の ない 者 は 去れ !
|||きょう||はやく|おわった||||||||||べんきょう||||||||さんげき||そんざい||||||さんがい||||さんか||すべて|||つごう|||つくりばなし||||こだい|||じん|||ざんぎゃくな|ぶんか||ふうしゅう|||なにより|しそ||さま|||||のぞま|||||||||わかって||||||||き|||もの||され
マーレ は 祖国 に 全て を 捧 ( さ さ ) げ る 覚悟 の ある 者 を 求めて いる のだ お前 の ような エルディア 人 に 我が国 の 巨人 を 委ねられる わけ が ない だろう ( クサヴァー ) お 〜 い !
||そこく||すべて||ささげ|||||かくご|||もの||もとめて|||おまえ||||じん||わがくに||きょじん||ゆだね られる|||||||
そこ の 君 その ボール 投げて くれ ない か ?
||きみ||ぼーる|なげて|||
( ジーク ) んっおお ハハッ まだ 小さい の に やる じゃ ない か え ?
|ん っお お|||ちいさい|||||||
( クサヴァー ) ほら ハハッ ナイスキャッチ 壁 相手 も 飽きた ところ だ ちょっと おじさん に つきあって くれ ない か ?
||||かべ|あいて||あきた|||||||||
赤い 腕章 !
あかい|わんしょう
あなた は … 君 たち が 目指す マーレ の 戦士 だ もっとも 私 の 獣 の 巨人 は あまり 戦争 の 役 に 立た ない から ここ で 球 遊び なんか して る んだ けど トム ・ クサヴァー 本業 は 巨人 学 の 研究 者 だ ほら 君 の 名前 は ?
||きみ|||めざす|||せんし|||わたくし||けだもの||きょじん|||せんそう||やく||たた|||||たま|あそび||||||とむ||ほんぎょう||きょじん|まな||けんきゅう|もの|||きみ||なまえ|
( ジーク ) あっジーク ・ イェーガー です !
|あっ ジーク||
( クサヴァー ) おおっジーク どうも 君 は 筋 が いい な きっと ピッチャー に 向いて る ぞ ( ジーク ) ただいま !
|おお っ ジーク||きみ||すじ|||||ぴっちゃー||むいて||||
お 父さん 今日 ね … ( グリシャ ) 話 が 違う だ ろ !
|とうさん|きょう|||はなし||ちがう||
どう なって る んだ グライス ジーク を 戦士 に でき なければ 計画 は 失敗 だ ぞ ( グライス ) だ が フクロウ が 言う に は 巨人 の 継承 者 選び に 介入 する に は ジーク 自身 が 好 成績 を 残さ ない と … ( グリシャ ) 分かって いる もう こんな チャンス ( ダイナ ) でも まだ ジーク に も 可能 性 は 残って いる んでしょう ?
|||||||せんし||||けいかく||しっぱい||||||ふくろう||いう|||きょじん||けいしょう|もの|えらび||かいにゅう|||||じしん||よしみ|せいせき||のこさ||||わかって||||ちゃんす|||||||かのう|せい||のこって||
ああ そう だ と も ジーク なら … ( ジーク ) あっあ … ( ジーク ) ごめんなさい ( グリシャ ) ジーク !
||||||||あっ あ||||
お前 なら できる 父さん と 母さん の 子供 な んだ から な ( マガト ) お前 は マーレ に 必要 ない と 言った はずだ が なぜ ここ に いる ?
おまえ|||とうさん||かあさん||こども||||||おまえ||||ひつよう|||いった||||||
( ジーク ) マ … マーレ へ の 忠誠 を 示し エルディア の 罪 を 償う ため です !
|||||ちゅうせい||しめし|||ざい||つぐなう||
公開 訓練 に 参加 さ せて ください !
こうかい|くんれん||さんか|||
ハアハア ハアハア … ( マガト ) 何 を して いる イェーガー !
はあはあ|はあはあ||なん||||
走れ !
はしれ
走ら ん か !
はしら||
( グリシャ ) クソ !
|くそ
こんな はずじゃ !
( ダイナ ) そんな こと 言わ ないで !
|||いわ|
あの 子 は 一生懸命 頑張った でしょ ?
|こ||いっしょうけんめい|がんばった|
( グリシャ ) だ が あれ じゃ 到底 戦士 に は なれ ない !
|||||とうてい|せんし||||
ハハハッ この 間 は 散々 ( さんざん ) だった な 笑いごと じゃ ない よ あれ から ずっと 雑用 係 を やらされて もう 僕 は おしまい だ そんなに 戦士 に なりたい ように は 見え なかった が な なら なきゃ いけない んだ な のに 全然 ダメだった ( クサヴァー ) 無理 も ない 君 は 戦士 なんて バカらしかった んだ マーレ の ため に 寿命 を 縮め 他国 を 侵略 する なんて バカらしくて やってられ ない よ な え ?
||あいだ||さんざん||||わらいごと|||||||ざつよう|かかり||やらさ れて||ぼく|||||せんし||なり たい|||みえ||||||||||ぜんぜん|だめだった||むり|||きみ||せんし||ばからしかった||||||じゅみょう||ちぢめ|たこく||しんりゃく|||ばからしくて|やって られ||||
クサヴァー さん は なんで 戦士 に ?
||||せんし|
巨人 の 謎 を 知り たかった から さ 私 は 研究 者 だ から ね 全て は 始祖 ユミル が 何かと 接触 した こと から 始まる らしい が 私 は その とき に 起きた こと を 知りたい の さ 寿命 を 縮めて でも 巨人 の 記憶 を 探ろう と 思う ほど に ね そんな こと だ から 戦争 じゃ からっきし の 役立た ず だ だ が 巨人 の 神秘の 前 に 憎しみ や 争い も くだらない よ だ から この 戦争 ごっこ に つきあってられ ない 私 たち は 似た 者 同士 で この 世界 じゃ 珍しい まともな 者 同士 な の さ フフフ ( ジーク ) これ で よかった んだ ずっと 収容 区 から 出られ なく たって 生きて さえ いれば ( マーレ 当局 A ) ついに 尻尾 を つかんだ ぞ エルディア 復権 派 と か 名乗って や がる らしい ( マーレ 当局 B ) 今回 は かなり の 規模 だ な ( マーレ 当局 A ) フクロウ と か いう 内通 者 が 組織 した ようだ 既に いくつか 目星 は ついて いる ( マーレ 当局 B ) あと は 証拠 を そろえて いけば 時間 の 問題 だ な ( ダイナ ) ジーク はっ( ダイナ ) どうした の ?
きょじん||なぞ||しり||||わたくし||けんきゅう|もの||||すべて||しそ|||なにかと|せっしょく||||はじまる|||わたくし|||||おきた|||しり たい|||じゅみょう||ちぢめて||きょじん||きおく||さぐろう||おもう||||||||せんそう||||やくだた|||||きょじん||しんぴの|ぜん||にくしみ||あらそい|||||||せんそう|||つきあって られ||わたくし|||にた|もの|どうし|||せかい||めずらしい||もの|どうし|||||||||||しゅうよう|く||で られ|||いきて||||とうきょく|a||しっぽ|||||ふっけん|は|||なのって|||||とうきょく|b|こんかい||||きぼ||||とうきょく|a|ふくろう||||ないつう|もの||そしき|||すでに|いく つ か|めぼし|||||とうきょく|b|||しょうこ||||じかん||もんだい||||||||
早く 食べ なさい ( ジーク ) おっおなか が ちょっと … ハア … ( ジーク ) お 父さん お母さん もう 危ない こと は し ないで (2 人 ) え ?
はやく|たべ|||お っお なか||||||とうさん|お かあさん||あぶない|||||じん|
見つかったら みんな 楽園 送り な んだ よ ?
みつかったら||らくえん|おくり|||
悪魔 の 島 に 送られて みんな 巨人 に … お前 は 今 まで 父さん から 何 を 学んだ んだ ?
あくま||しま||おくら れて||きょじん||おまえ||いま||とうさん||なん||まなんだ|
誰 か が 立ち上がら ない かぎり みんな ずっと この 狭い 壁 の 中 で 惨めに 死んで いく んだ ぞ ?
だれ|||たちあがら||||||せまい|かべ||なか||みじめに|しんで|||
そう よ これ は あなた や エルディア 人 みんな の 未来 の ため の 戦い だって 言った でしょ ?
|||||||じん|||みらい||||たたかい||いった|
その ため なら 僕 は フェイ 叔母さん みたいに なって も いい の ?
|||ぼく|||おばさん|||||
ジーク !
そもそも フェイ が 殺さ れた の は この 世界 が 狂って いる から だ !
|||ころさ|||||せかい||くるって|||
もう 誰 も フェイ の ような 目 に 遭わ せ ない ため に は 戦わ なくて は いけない !
|だれ|||||め||あわ||||||たたかわ|||
強い エルディア を マーレ から 取り返し 当たり前の 権利 を 勝ち取る んだ !
つよい|||||とりかえし|あたりまえの|けんり||かちとる|
( クサヴァー ) なんて こと だ 親 が 復権 派 だった なんて このまま じゃ 親族 全員 楽園 送り に … ( ジーク ) うん ( クサヴァー ) くっ( ジーク ) クサヴァー さん キャッチボール して くれて ありがとう 巨人 に なって も 時々 思い出す から ね じゃあ 行く ね ( クサヴァー ) 告発 なさい え ?
||||おや||ふっけん|は|||||しんぞく|ぜんいん|らくえん|おくり|||||||||きゃっちぼーる||||きょじん||||ときどき|おもいだす||||いく|||こくはつ||
( クサヴァー ) もう これ しか ない 自ら マーレ 当局 に 告発 する こと で マーレ に 忠誠 を 示せば 君 と 祖父母 は 助かる はずだ ( ジーク ) そんな … でき ない よ !
|||||おのずから||とうきょく||こくはつ||||||ちゅうせい||しめせば|きみ||そふぼ||たすかる||||||
( クサヴァー ) ジーク !
君 は 両親 から ひどい こと を さ れた 勝手に 見放し ちっとも 君 の こと を 気 に かけ なかった 君 を 愛さ なかった ジーク 君 は 悪く ない 君 は 賢くて いい 子 だ ( クサヴァー ) う お !
きみ||りょうしん|||||||かってに|みはなし||きみ||||き||||きみ||あいさ|||きみ||わるく||きみ||かしこくて||こ||||
もう 少し 手加減 して くれよ ジーク ( ジーク ) あ 〜 もう 年寄り に は キツ いか こら !
|すこし|てかげん|||||||としより|||きつ||
まだ そんな 歳 ( と し )… ゴホゴホッ ( ジーク ) クサヴァー さん ?
||さい||||||
( クサヴァー ) もう すぐ 継承 の 任期 を 終える ころ だ ( ジーク ) そうだ ね ( クサヴァー ) 年寄り に も なれ なかった が 研究 に 打ち込めた こと に 後悔 は ない 最後に 集大成 を 発表 でき そうだ ( ジーク ) へえ 〜 どんな こと が 分かった の ?
|||けいしょう||にんき||おえる||||そう だ|||としより||||||けんきゅう||うちこめた|||こうかい|||さいごに|しゅうたいせい||はっぴょう||そう だ||||||わかった|
( クサヴァー ) 始祖 の 巨人 が ユミル の 民 に もたらした さまざまな 影響 に ついて ああ 記憶 を 操作 する と か いう あれ ?
|しそ||きょじん||||たみ||||えいきょう||||きおく||そうさ|||||
記憶 どころ じゃ ない 体 の 構造 を も 変えて しまう こと が できる んだ 世界 の 人口 が 激減 する ほど の 疫病 が 猛威 を 振るった 時代 が あった しか し ある 日 を 境 に エルディア 帝国 から その 病 は 消滅 した 当時 の 王 が 始祖 の 巨人 の 力 で ユミル の 民 の 体 の 設計 図 を 書き換えた んだ よ まさに 私 たち ユミル の 民 は どこ に いよう と 始祖 の 巨人 の 一部 の ような もの な んだ どう だ 怖い だ ろ ?
きおく||||からだ||こうぞう|||かえて||||||せかい||じんこう||げきげん||||えきびょう||もうい||ふるった|じだい||||||ひ||さかい|||ていこく|||びょう||しょうめつ||とうじ||おう||しそ||きょじん||ちから||||たみ||からだ||せっけい|ず||かきかえた||||わたくし||||たみ||||||しそ||きょじん||いちぶ||||||||こわい||
( ジーク ) じゃ あさ ( 掃除 夫 ) どうして また 悪魔 を 産んだ ?
|||そうじ|おっと|||あくま||うんだ
( ジーク ) 始祖 の 巨人 なら ユミル の 民 が 子供 を 産め なく する こと も できる の か な ?
|しそ||きょじん||||たみ||こども||うめ||||||||
もし これ 以上 ユミル の 民 が 産まれて こ なければ この世 から 巨人 は 消滅 して いる もう 世界 は 巨人 の 脅威 に おびえたり 苦しめられたり せ ず に 済む 何より そもそも 僕ら は 生まれて こ なければ 苦しま なくて よかった んだ クサヴァー さん ?
||いじょう|||たみ||うま れて|||このよ||きょじん||しょうめつ||||せかい||きょじん||きょうい|||くるしめ られたり||||すむ|なにより||ぼくら||うまれて|||くるしま|||||
話して なかった けど 私 に は 家族 が いたんだ 若く 愚かだった 私 は 腕章 を 外し エルディア 人 である こと を 隠した まま 妻 と 暮らし 子 を 作った 妻 は マーレ 人 だった んだ しかし いつまでも だまし 通せる わけ も なく 私 が エルディア 人 だ と 知った 妻 は 自分 と 息子 の 喉 を 裂いて 死んだ 私 が 戦士 に なった 理由 は 贅沢 ( ぜいたく ) な 自殺 の 方法 に 飛びついた に すぎ ない だ が この 13 年間 は 巨人 の 研究 に 没頭 し 君 と 出会い キャッチボール を して 楽しかった 亡き 息子 を 君 に 求め 巨人 の 力 で 自分 の 罪 から 逃れよう と した 私 なんて この世 に 生まれて こ なければ … ( ジーク ) 獣 の 巨人 は 俺 が 継承 する マーレ の ため じゃ ない 始祖 奪還 計画 を 成功 さ せ 世界 を 救って み せる よ ( クサヴァー ) あ … 世界 の 人々 を 巨人 の 恐怖 から 解き放ち エルディア 人 を 苦しみ から 解放 する んだ !
はなして|||わたくし|||かぞく|||わかく|おろかだった|わたくし||わんしょう||はずし||じん||||かくした||つま||くらし|こ||つくった|つま|||じん||||||とおせる||||わたくし|||じん|||しった|つま||じぶん||むすこ||のど||さいて|しんだ|わたくし||せんし|||りゆう||ぜいたく|||じさつ||ほうほう||とびついた|||||||ねんかん||きょじん||けんきゅう||ぼっとう||きみ||であい|きゃっちぼーる|||たのしかった|なき|むすこ||きみ||もとめ|きょじん||ちから||じぶん||ざい||のがれよう|||わたくし||このよ||うまれて||||けだもの||きょじん||おれ||けいしょう|||||||しそ|だっかん|けいかく||せいこう|||せかい||すくって||||||せかい||ひとびと||きょじん||きょうふ||ときはなち||じん||くるしみ||かいほう||
( クサヴァー ) これ は マーレ に 伝えて いない 情報 なんだ が 不戦 の 契り を 打ち破る 方法 だ 図ら ず と も ジーク それ は 君 だ から こそ 可能に なる 王家 の 血 を 引く 巨人 であれば 始祖 の 巨人 の 継承 者 と 接触 する こと に より その 能力 を 引き出す こと が できる はずだ しかし 力 を 使える の は 君 じゃ ない 決定 権 は 始祖 の 保有 者 に 委ねられる いわば 君 の 役割 は 鍵 だ 誰 か 信頼 できる 者 に 始祖 を 託す んだ 私 たち の 安楽 死 計画 を 理解 して くれる 誰 か に 君 なら きっと 見つけられる ( 拍手 ) ( クサヴァー ) 私 は いつでも 見守って いる から な ジーク 見つけて み せる よ 父さん ( ジーク ) エレン ・ イェーガー だ と ?
|||||つたえて||じょうほう|||ふせん||ちぎり||うちやぶる|ほうほう||はから|||||||きみ||||かのうに||おうけ||ち||ひく|きょじん||しそ||きょじん||けいしょう|もの||せっしょく||||||のうりょく||ひきだす||||||ちから||つかえる|||きみ|||けってい|けん||しそ||ほゆう|もの||ゆだね られる||きみ||やくわり||かぎ||だれ||しんらい||もの||しそ||たくす||わたくし|||あんらく|し|けいかく||りかい|||だれ|||きみ|||みつけ られる|はくしゅ||わたくし|||みまもって|||||みつけて||||とうさん|||||
( ライナー ) はい エレン は 始祖 の 巨人 の 保有 者 です そして エレン の 生まれ育った シガンシナ 区 の 家 の 地下 室 に は 何 か 重大な 情報 が ある と の こと でした その エレン から 父親 の 話 を 何 か 聞いた か ?
らいなー||||しそ||きょじん||ほゆう|もの|||||うまれそだった||く||いえ||ちか|しつ|||なん||じゅうだいな|じょうほう||||||||||ちちおや||はなし||なん||きいた|
( ベルトルト ) 確か 今 は 行方 不明 で 医者 を やって た と 聞きました ( ジーク ) なんて こと だ あの 父親 は 生きて いた エレン 俺 たち は 被害 者 だ お前 は あの 父親 に 洗脳 されて いる いつか 必ず 救い出して やる から な ( ジーク ) 少し 父親 と 似て きた ようだ ( ジーク ) まずは エレン 俺 の 話 に 応じて ここ まで 来て くれて ありがとう 俺 の 考え は イェレナ から 聞いた とおり エルディア 人 安楽 死 計画 に 賛同 して くれる の か ?
|たしか|いま||ゆくえ|ふめい||いしゃ|||||きき ました||||||ちちおや||いきて|||おれ|||ひがい|もの||おまえ|||ちちおや||せんのう|さ れて|||かならず|すくいだして|||||すこし|ちちおや||にて||||||おれ||はなし||おうじて|||きて|||おれ||かんがえ||||きいた|||じん|あんらく|し|けいかく||さんどう||||
( エレン )4 年 前 ある こと を きっかけ に 親父 ( おやじ ) の 記憶 が 開いた 親父 が 壁 の 王家 一家 を 皆殺し に した とき の 記憶 だ まだ 小さな 子供 たち を 虫 みたいに 潰して 回った 感触 も 残って いる その子 たち が 生きて いれば 始祖 の 巨人 は 王家 の 手 に 渡り 不戦 の 契り に 縛ら れた まま 俺 たち 壁 内 人類 は 心中 を 迫ら れた だろう 子供 たち の 死 が 俺 たち を 生かした そう か 父親 は 正しかった そう 思った の か ?
|とし|ぜん||||||おやじ|||きおく||あいた|おやじ||かべ||おうけ|いっか||みなごろし|||||きおく|||ちいさな|こども|||ちゅう||つぶして|まわった|かんしょく||のこって||その こ|||いきて||しそ||きょじん||おうけ||て||わたり|ふせん||ちぎり||しばら|||おれ||かべ|うち|じんるい||しんじゅう||せまら|||こども|||し||おれ|||いかした|||ちちおや||ただしかった||おもった||
いい や 親父 は 間違って いる あっそして その 親父 に 育てられた 俺 も 間違い だった エルディア 人 が 生まれて こ なければ この 街 の 住民 も これ から 俺 たち の 計画 に 巻き込まれて 死ぬ こと は なかった この世 に 生まれ ない こと これ 以上 の 救済 は ない 俺 はやる 俺 の 手 で 巨人 が 支配 した その 日 を 迎える まで 進み 続ける そうだ ろ ?
||おやじ||まちがって||あっ そして||おやじ||そだて られた|おれ||まちがい|||じん||うまれて||||がい||じゅうみん||||おれ|||けいかく||まきこま れて|しぬ||||このよ||うまれ||||いじょう||きゅうさい|||おれ||おれ||て||きょじん||しはい|||ひ||むかえる||すすみ|つづける|そう だ|
兄さん ( ジーク ) ああ … ああ その とおり だ やろう 固い 握手 でも 交わしたい ところ だ が まあ 今 俺 たち が 接触 する の は マズ いよ な 代 わりに これ を 受け取って くれ エレン 必ず みんな を 救って あげよう ( ジーク ) 唯一 の 救い … エルディア の 安楽 死 ( リヴァイ ) なん つった ?
にいさん||||||||かたい|あくしゅ||かわし たい|||||いま|おれ|||せっしょく|||||||だい||||うけとって|||かならず|||すくって|||ゆいいつ||すくい|||あんらく|し|||
安楽 死 ?
あんらく|し
お前 は これ から 臭 ( くせ ) え 巨人 の 口 の 中 で 自分 の 体 が 咀嚼 ( そしゃく ) さ れる 音 を 聞き ながら 死ぬ わけだ が お前 に しちゃ あ 随分 と 安らかな 死に 方 だ ろ ?
おまえ||||くさ|||きょじん||くち||なか||じぶん||からだ||そしゃく||||おと||きき||しぬ|||おまえ||||ずいぶん||やすらかな|しに|かた||
奪った 仲間 たち の 命 に 比べて みれば ( ジーク ) 奪って ない 救って やった んだ そい つら から 生まれて くる 命 を この 残酷な 世界 から また 脚 が 伸びて きた みて えだ な クサヴァー さん !
うばった|なかま|||いのち||くらべて|||うばって||すくって||||||うまれて||いのち|||ざんこくな|せかい|||あし||のびて||||||
見て て くれよ !
みて||
( 爆発 音 ) ♪〜 〜♪ ( ナレーション ) 求める 未来 は 交わら ない 互いに 思い を 抱え ぶつけ合う しか ない 始まり の 地 シガンシナ で 次回 「 天地 」
ばくはつ|おと|なれーしょん|もとめる|みらい||まじわら||たがいに|おもい||かかえ|ぶつけあう|||はじまり||ち|||じかい|てんち
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