Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 34 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode

ひ ょ … 表 在 性 ？ ||ひょう|ざい|せい

いわゆる 霜焼け |しもやけ

もう 少し で 凍傷 に なる ところ だった わ ね |すこし||とうしょう||||||

こんな 機械 鎧 で 長 時間 吹雪 の 中 歩 い たら |きかい|よろい||ちょう|じかん|ふぶき||なか|ふ||

接続 部 分 の 肉 が 凍傷 に なる の よ せつぞく|ぶ|ぶん||にく||とうしょう||||

潤滑 油 も 変え なきゃ 動き が 鈍る し じゅんかつ|あぶら||かえ||うごき||なまる|

バッカ ニア と か いう ヤツ の 機械 鎧 は 違う の か |にあ||||やつ||きかい|よろい||ちがう||

だめ だ 先生 ||せんせい

この 頭 絡まって 取れ ん |あたま|からまって|とれ|

あっ 僕 の 頭 |ぼく||あたま

ここ の 機械 鎧 は ね 柔軟 性 と 軽量 性 ||きかい|よろい|||じゅうなん|せい||けいりょう|せい

加え て 寒 さ に 強い もの で なくて は なら ない の くわえ||さむ|||つよい|||||||

試行 錯誤 の 結果 生み出さ れ た の が しこう|さくご||けっか|うみださ||||

ジュラルミン 炭素 繊維 |たんそ|せんい

ニッケル 銅 など を 組み合わせ た 機械 鎧 にっける|どう|||くみあわせ||きかい|よろい

か ぁ 普通 に 鉄 だ と 思って た ||ふつう||くろがね|||おもって|

どう り で 破壊 でき ねぇ は ず だ |||はかい|||||

おい 先生 |せんせい

何もかも 話し ち まう つもり じゃ ねぇ だ ろ う な なにもかも|はなし|||||||||

あら いい じゃ ない

こちら 天下 の 国家 錬金術 師 よ |てんか||こっか|れんきんじゅつ|し|

本物 か ほんもの|

銀 時計 持って る って ぎん|とけい|もって||

こんな の が 少佐 相当 官 |||しょうさ|そうとう|かん

北 に 長く いる つもり なら きた||ながく|||

寒冷 地 仕様 の 機械 鎧 へ 付け替え なさい かんれい|ち|しよう||きかい|よろい||つけかえ|

専属 の 技師 は せんぞく||ぎし|

ラッシュ バレー に いる よ らっしゅ|ばれー|||

客 が 北国 に 来る って の に きゃく||きたぐに||くる|||

説明 も 付け替え も なし せつめい||つけかえ||

ああ いや 北 に 来る って 話し て なかった から ||きた||くる||はなし|||

死に たく なけ れ ば しに||||

出張 し て でも 付け替え て もらう こと ね しゅっちょう||||つけかえ||||

へい

コーヒー 代 １００ センズ こーひー|だい|

汚 ぇ きたな|

東方 司令 部 の より まずい し とうほう|しれい|ぶ||||

油断 する 方 が 悪い の よ ゆだん||かた||わるい||

で そんな ノーマル 機械 鎧 で ||のーまる|きかい|よろい|

何 し に ここ へ 来 た ん だ なん|||||らい|||

司令 部 も 通さ ず 単身 で しれい|ぶ||つう さ||たんしん|

そう だ

アーム スト ロング 少将 に 力 を 借りよ う と |すと|ろんぐ|しょうしょう||ちから||かりよ||

紹介 状 持って き た のに しょうかい|じょう|もって|||

あの 女 将軍 人 の 話 も 聞か ん で |おんな|しょうぐん|じん||はなし||きか||

オレ の アンテナ を むしる だ など と おれ||あんてな|||||

呼 ん だ か 赤 チビ よ||||あか|

あっ 赤 |あか

なん だ 文句 が ある なら さっさと 言え ||もんく|||||いえ

毛 毛 が け|け|

か っち ょ 悪い |||わるい

さて

お前 たち 弟 の アレックス と 親しく し て いる と 聞い た おまえ||おとうと||||したしく|||||ききい|

ヤツ は 元気 か やつ||げんき|

あっ ああ

相変わらず 筋肉 もり もり あいかわらず|きんにく||

元気 いっぱい です よ げんき|||

ち っ

ち っ

まあ いい

それ より

司令 部 も 通さ ず 私 に 会い に 来 た 理由 を 聞か せろ しれい|ぶ||つう さ||わたくし||あい||らい||りゆう||きか|

その 鎧 が 空っぽ な 理由 も 包み隠さ ず すべて だ |よろい||からっぽ||りゆう||つつみかくさ|||

なるべく 人 に 聞か れ たく ない 話 な ん だ けど |じん||きか||||はなし||||

気 に する こと な いわ よ き||||||

ここ の メンツ は 訳 あり が 多い もの ||めんつ||やく|||おおい|

人 に 聞か れ たく ない 話 なんて 珍しく も ない わ ね じん||きか||||はなし||めずらしく||||

でも 知ら れ たら 軍 法 会議 もの の 話 と か ある ん だ けど |しら|||ぐん|ほう|かいぎ|||はなし||||||

それ くらい の こと は 私 も やって いる |||||わたくし|||

兄さん ちょっと にいさん|

話さ ない と 許し て くれ ない と 思う よ はなさ|||ゆるし|||||おもう|

でも ウィンリィ が 人質 な ん だ |||ひとじち|||

あっ よし

大 総統 や 人造 人間 の こと は 言わ ない 方向 で いこ う だい|そうとう||じんぞう|にんげん||||いわ||ほうこう|||

何 を 話し てる なん||はなし|

さっさと せ ん か

じゃあ あくまで 元 の 体 に 戻る ため の 旅 って こと で ||もと||からだ||もどる|||たび|||

なるほど

それ で この 白黒 猫 を 連れ た 娘 を 捜し て いる の か |||しろくろ|ねこ||つれ||むすめ||さがし||||

うん うん

よく 分かった |わかった

じゃあ 協力 し て くれる |きょうりょく|||

貴 様 ら が 深く 物事 を 考え ず とうと|さま|||ふかく|ものごと||かんがえ|

うかつ な 行動 で 騒ぎ を 広げる ||こうどう||さわぎ||ひろげる

粗忽 者 で ある こと は 分かった そこつ|もの|||||わかった

そんな 者 を 私 の 城 に 置き たく ない |もの||わたくし||しろ||おき||

まったく

中央 の ヤツ ら は なぜ こんな の を 野放し に し て おく の か ちゅうおう||やつ|||||||のばなし||||||

さっさと 出 て いけ |だ||

と 言い たい ところ だ が |いい||||

錬 丹 術 に は 興味 が ある |まこと|じゅつ|||きょうみ||

貴 様 ら その 錬 丹 術 の 娘 と は 知り合い な の だ な とうと|さま||||まこと|じゅつ||むすめ|||しりあい||||

ええ まあ

この 国 に は ない 技術 だ 欲しい |くに||||ぎじゅつ||ほしい

技術 は いくら あって も いい もの だ ぎじゅつ|||||||

特に ドラ クマ と いう 大国 と 接し て いる この 地 で は な とくに|どら|くま|||たいこく||せっし||||ち|||

使い 方 に よって は つかい|かた|||

錬 丹 術 も よい 武器 に なり そう だ |まこと|じゅつ|||ぶき||||

ちょっと 待って ください |まって|

錬 丹 術 は 医学 に 特化 し た 技術 です よ |まこと|じゅつ||いがく||とっか|||ぎじゅつ||

それ を …

やかましい

国 の 内側 で キャンキャン 吠える だけ の 狗 め が くに||うちがわ|||ほえる|||く||

貴 様 ら の 生活 の 安寧 は とうと|さま|||せいかつ||あんねい|

国境 を 守る 者 あって こそ だ と いう こと を 忘れる な くにざかい||まもる|もの||||||||わすれる|

北 の 国境 線 は 私 が 引く きた||くにざかい|せん||わたくし||ひく

その 力 に なる なら どんな 技術 でも 頂く |ちから|||||ぎじゅつ||いただく

錬 丹 術 の 娘 捜し は 我々 に 任せろ |まこと|じゅつ||むすめ|さがし||われわれ||まかせろ

貴 様 ら は 要塞 を 出る な とうと|さま|||ようさい||でる|

それ と マイルズ 少佐 |||しょうさ

はっ

こいつ ら を 働かせろ |||はたらかせろ

働か ざる 者 食う べ から ず だ はたらか||もの|くう||||

ご もっとも

なかなか ハード な 経歴 を 持つ ヤツ ら です な |はーど||けいれき||もつ|やつ|||

そこそこ 修羅 場慣れ し て い そう だ が |しゅら|ばなれ||||||

中身 は まだ 甘 ちゃん だ と いう こと が よく 分かった なかみ|||あま||||||||わかった

それ と 我々 に は 話せ ない 秘密 が ある と いう こと も な ||われわれ|||はなせ||ひみつ|||||||

なあ 仕事 って 何 さ せ られる ん だ よ |しごと||なん||||||

ここ の 連中 は 訳 あり な の が 多い って 言って た けど ||れんちゅう||やく|||||おおい||いって||

あんた も 何 か ある の か ||なん||||

オレ たち の 秘密 だけ 根掘り葉掘り 聞か れ て おれ|||ひみつ||ねほりはほり|きか||

フェア じゃ ねぇ よ ふぇあ|||

知り たい か しり||

赤い 目 あかい|め

イシュヴァール 人 |じん

なぜ だ

イシュヴァール 出身 の 軍人 は |しゅっしん||ぐんじん|

殲滅 戦 の 前 に 粛清 さ れ た って せんめつ|いくさ||ぜん||しゅくせい||||

私 に は 確かに イシュヴァール 人 の 血 が 流れ て いる わたくし|||たしかに||じん||ち||ながれ||

だが 祖母 父 |そぼ|ちち

ちなみに 妻 も 違う 民族 だ |つま||ちがう|みんぞく|

この 肌 と 目 の 色 は 祖父 の 血 が 濃く 出 て いる |はだ||め||いろ||そふ||ち||こく|だ||

アメ スト リス 人 よ あめ|すと|りす|じん|

我が 先祖 の 地 イシュヴァール で は 随分 やって くれ た な わが|せんぞ||ち||||ずいぶん||||

イシュヴァール 人 こそ うち の 田舎 を 焼 い て くれ たり |じん||||いなか||や||||

オレ たち の 幼なじみ の 両親 を よくも 殺し て くれ た な おれ|||おさななじみ||りょうしん|||ころし||||

ちょっと 兄さん |にいさん

すまない

そういう 切り返し 方 を し て き た ヤツ は |きりかえし|かた||||||やつ|

初めて だった から ね はじめて|||

オレ を 試し た な おれ||ためし||

いや 失礼 |しつれい

あの 内乱 の 後 |ないらん||あと

やたら 哀れみ の 目 で 見 られる こと が 多く て ね |あわれみ||め||み||||おおく||

正直 うんざり し て た ん だ しょうじき||||||

だが 君 は 違った |きみ||ちがった

まあ イシュヴァール 人 に は 命 狙わ れ たり ||じん|||いのち|ねらわ||

誘拐 さ れ そう に なったり 和解 し たり ゆうかい||||||わかい||

濃 ゆい おつきあい し てっ から なぁ こ||||||

それ に 人 と 人 なら 民族 を 超え て ||じん||じん||みんぞく||こえ|

対等 に 話し 合え る はず だ たいとう||はなし|あえ|||

マイルズ 少佐 は 殲滅 戦 の 時 も 軍 に 在籍 し て た の か |しょうさ||せんめつ|いくさ||じ||ぐん||ざいせき|||||

ああ 当時 から アーム スト ロング 少将 の 補佐 だった |とうじ|||すと|ろんぐ|しょうしょう||ほさ|

ここ に 赴任 し て すぐ 殲滅 戦 が 始まり ||ふにん||||せんめつ|いくさ||はじまり

祖父 を はじめ イシュヴァール 人 の 親族 は そふ||||じん||しんぞく|

東 の 地 で 殺さ れ た ひがし||ち||ころさ||

私 は 軍 の 粛清 規約 に わずか に 外れ て い て 助かった わたくし||ぐん||しゅくせい|きやく||||はずれ||||たすかった

軍 を 憎 ん だ りし なかった の か ぐん||にく||||||

君 は 本当 に なんでも 聞く ん だ な きみ||ほんとう|||きく|||

無知 な 自分 が イヤ な ん だ むち||じぶん||いや|||

気 に 障った ん なら 謝る き||さわった|||あやまる

国家 錬金術 師 が 無知 ねぇ こっか|れんきんじゅつ|し||むち|

軍 の やった こと は 憎 ん だ よ ぐん|||||にく|||

それ と 同時に ||どうじに

私 を 補佐 と して 使い 続け た 少将 に 疑問 を 持った わたくし||ほさ|||つかい|つづけ||しょうしょう||ぎもん||もった

イシュヴァール の 血 を 引く 私 が いる こと で ||ち||ひく|わたくし||||

ここ に いる 兵 たち の 間 に 波風 が 立つ かも しれ ない |||つわもの|||あいだ||なみかぜ||たつ|||

だの に なぜ 追放 し ない の か |||ついほう||||

少将 に 食ってかかった こと が ある しょうしょう||くってかかった|||

ここ ブリッグズ は 何 が あって も 落とさ れ て は なら ぬ 地 |||なん||||おとさ||||||ち

末端 の 兵 一人一人 が まったん||つわもの|ひとりひとり|

主 で ある 私 の 意思 の 下 おも|||わたくし||いし||した

強く かつ 柔軟 に それでいて 何事 に も 動じ ない つよく||じゅうなん|||なにごと|||どうじ|

屈強 な 一 軍 で あら ね ば なら ない くっきょう||ひと|ぐん||||||

つまり

差別 など やって る 暇 は ない さべつ||||いとま||

貴 様 の 中 に 流れる 多様 な 民族 の 血 は とうと|さま||なか||ながれる|たよう||みんぞく||ち|

多様 な 価値 観 で たよう||かち|かん|

さまざま な 角度 から この 国 を 見る こと が できる ||かくど|||くに||みる|||

生まれ も 育ち も アメ スト リス 人 で ある 私 が 上 に 立つ に は うまれ||そだち||あめ|すと|りす|じん|||わたくし||うえ||たつ||

貴 様 の よう な 者 が 必要 だ とうと|さま||||もの||ひつよう|

四 の 五 の 言わ ず つい て こい よっ||いつ||いわ||||

マイルズ

実に 合理 的 そして ごまかし の ない 言葉 だった じつに|ごうり|てき|||||ことば|

それ でも もし 私 の 中 の イシュヴァール 人 の 血 が |||わたくし||なか|||じん||ち|

国軍 を 許さ ぬ と 騒 い だ ら どう する か と 聞い たら こくぐん||ゆるさ|||さわ||||||||ききい|

少将 は なんと 言った と 思う しょうしょう|||いった||おもう

よろしい かかって こい

国軍 代表 と して い つ でも 決闘 を 受け て やる こくぐん|だいひょう||||||けっとう||うけ||

だ と さ

う ぇ や な 女 ||||おんな

後ろ に 部隊 を 並べ とい て 言う か よ うしろ||ぶたい||ならべ|||いう||

いや あれ は マジ で

サシ で ぶった 斬って やる さし|||きって|

って 目 だった ね |め||

ここ の 掟 を 知って いる か ||おきて||しって||

弱肉強食 だ っけ じゃくにくきょうしょく||

そう だ 力なき 者 は 死に ||ちからなき|もの||しに

力 ある 者 は 生き残る ちから||もの||いきのこる

２４ 時間 ３６５ 日 変わる こと の ない 真理 じかん|ひ|かわる||||しんり

実に シンプル だ じつに|しんぷる|

そこ に は 下っ端 も ボス も |||したっぱ||ぼす|

人種 も 民族 も 男女 の 違い も ない じんしゅ||みんぞく||だんじょ||ちがい||

これ も 弱肉強食 ||じゃくにくきょうしょく

君 が 運 が 強い 者 だった から 生き残った きみ||うん||つよい|もの|||いきのこった

つらら 落とし の ヤツ ら サボった な |おとし||やつ||さぼった|

君 たち の 仕事 だ きみ|||しごと|

これ が 終わったら 中 を 案内 する よう ||おわったら|なか||あんない||

部下 に 言って おこ う ぶか||いって||

くそ っ 届か ん ||とどか|

あれっ まさか

ファル マン 准尉 |まん|じゅんい

エル リック 兄弟 ||きょうだい

なん で ここ に いる ん だ よ

そっち こそ 北方 司令 部 勤務 じゃ なかった っけ ||ほっぽう|しれい|ぶ|きんむ|||

いや 北方 司令 部 から 更に ここ に 飛ばさ れ て ね |ほっぽう|しれい|ぶ||さらに|||とばさ|||

少尉 に なった ん だ しょうい||||

ああ

そ っか 昇進 お めで … ||しょうしん||

でも なんで つらら 落とし |||おとし

こんな 超 下っ端 の 仕事 し てる って こと は |ちょう|したっぱ||しごと|||||

出世 コース 外れ た ね しゅっせ|こーす|はずれ||

言う な っ いう||

ここ が 開発 層 だ ||かいはつ|そう|

おお っ なん だ こりゃ

アーム スト ロング 少将 の 意向 で ね |すと|ろんぐ|しょうしょう||いこう||

国 内 最 先端 の 技術 を 集結 し て 兵器 開発 を 行って いる くに|うち|さい|せんたん||ぎじゅつ||しゅうけつ|||へいき|かいはつ||おこなって|

戦闘 用 の 機械 鎧 も せんとう|よう||きかい|よろい|

そう 次 こっち ね |つぎ||

ここ が ブリッグズ の 最 下層 だ ||||さい|かそう|

あった け ぇ な 上 と は 大 違い だ ||||うえ|||だい|ちがい|

要塞 内 の 生活 ライン が ここ に 集まって いる ようさい|うち||せいかつ|らいん||||あつまって|

要塞 上部 が 攻撃 さ れ て も ようさい|じょうぶ||こうげき||||

地下 に ある この 心臓 部 は 屁 で も ない の さ ちか||||しんぞう|ぶ||へ|||||

おら 邪魔 だ どけ |じゃま||

フラフラ 歩 い て ん な よ ふらふら|ふ|||||

ごめん

おい ボビー こっち だ

この 管 だ |かん|

これ

地下 から だ よ ちか|||

何 っ なん|

なんか 岩 を 掘って る よう な |いわ||ほって|||

まさか ドラ クマ の ヤツ ら 要塞 の 下 に 地下 道 を |どら|くま||やつ||ようさい||した||ちか|どう|

近い ぞ ちかい|

めん どく せ ぇ

ああ めん どく せ ぇ

めん ど くさく て 死 に そう だ ||||し|||

けど 死ぬ の もめん どく せ ぇ |しぬ|||||

ゾルフ ・ J ・ キン ブリー |j|きん|

ここ に 来る 貨物 列車 で 重傷 を 負い ||くる|かもつ|れっしゃ||じゅうしょう||おい

ふもと の 病院 に 収容 さ れ た そう です ||びょういん||しゅうよう|||||

ブリッグズ 支部 で 全面 協力 し て くれ と |しぶ||ぜんめん|きょうりょく||||

紅 蓮 の 錬金術 師 は 受刑 中 で は なかった か くれない|はす||れんきんじゅつ|し||じゅけい|なか||||

釈放 さ れ た そう です 大 総統 の 命令 で しゃくほう||||||だい|そうとう||めいれい|

気 に 入ら ん な き||はいら||

何事 だ なにごと|

侵入 者 あり 地下 から です しんにゅう|もの||ちか||

何 っ なん|

人造 人間 じんぞう|にんげん

くそ っ

オレ たち が 人造 人間 に 対抗 する 方法 を 探し に 来 た こと おれ|||じんぞう|にんげん||たいこう||ほうほう||さがし||らい||

お 見通し か よ |みとおし||

寝る な ねる|

ん 何 |なん

えっ いや ほら

セントラル の お 父 様 から 話 は 聞い て ん だ ろ |||ちち|さま||はなし||ききい||||

そ っ そう

僕たち ただ 元 の 体 に 戻る 方法 を 探し に 来 た だけ で ぼくたち||もと||からだ||もどる|ほうほう||さがし||らい|||

お前 ら 誰 おまえ||だれ

穴 掘る あな|ほる

めん どく せ ぇ

ああ めん どく せ ぇ

こいつ ひょっとして

お 父 様 や 大 総統 から 僕たち の こと 聞い て ない の かも |ちち|さま||だい|そうとう||ぼくたち|||ききい||||

貴 様 やはり ドラ クマ の 密 偵 だった の か とうと|さま||どら|くま||みつ|てい|||

誤解 だ ごかい|

じゃあ なぜ 侵入 者 と 親しく しゃべって いる ||しんにゅう|もの||したしく||

親しく ねぇ って したしく||

うそ を つい て も だまさ れ ん ぞ

（ 邪魔 … ） じゃま

うそ な ん か つい て ねぇ

オレ たち は ただ おれ|||

う わ

ここ 広い |ひろい

どこ ここ

もう 掘ら なく て いい の か |ほら|||||

撃て うて

銃 が 効 かんだ と じゅう||き||

ここ どこ

まずい 開発 層 に 上がって いく ぞ |かいはつ|そう||あがって||

追え おえ

開発 層 に 連絡 を 入れろ かいはつ|そう||れんらく||いれろ

オレ たち も 追う ぞ おれ|||おう|

うん

で か っ

あったかい

動く な うごく|

消火 しょうか

はっ

当たった はず だ が あたった|||

ボス だめ です ぼす||

ヤツ に 銃 の たぐい は 効き ませ ん やつ||じゅう||||きき||

なん だ と

非 戦闘 員 は 即時 退却 ひ|せんとう|いん||そくじ|たいきゃく

警報 も 止めろ けいほう||とどめろ

ドラ クマ の ヤツ ら に ここ の 騒動 を 悟ら せる な どら|くま||やつ|||||そうどう||さとら||

ボス 持ってき や し た ぼす|もってき|||

試運転 は 済 ん で いる の か しうんてん||す|||||

ん な もん いら ねぇ です よ 開発 班 の 自信 作 です ぜ |||||||かいはつ|はん||じしん|さく||

砲弾 から 信 管 を 抜け ほうだん||しん|かん||ぬけ

アイ マム

第 １ 弾 装填 完了 だい|たま|そうてん|かんりょう

撃て うて

直撃 ちょくげき

痛 ぇ つう|

痛い の も めん どく せ ぇ いたい||||||

ぼ さっと する な 次 弾 装填 ||||つぎ|たま|そうてん

撃て うて

痛 っ つう|

そう だ 仕事 ||しごと

穴 掘る あな|ほる

無理 だ 将軍 むり||しょうぐん

あいつ は いくら 殺し て も 死な ない |||ころし|||しな|

死な ない しな|

どういう こと だ

貴 様 なぜ あれ の こと を 知って る とうと|さま||||||しって|

そ っ それ は

とろ くさい の は 好か ん ||||すか|

私 の 質問 答え られる ところ だけ 答えろ わたくし||しつもん|こたえ||||こたえろ

貴 様 なぜ あれ の こと を 知って いる とうと|さま||||||しって|

ドラ クマ の 密 偵 か どら|くま||みつ|てい|

違う ちがう

では あれ は 密 偵 か |||みつ|てい|

たぶん 違う |ちがう

あれ は お前 を 知って いる か ||おまえ||しって||

たぶん 知ら ない |しら|

あれ の 正体 は なん だ ||しょうたい|||

答え られ ない こたえ||

あれ は 誰 の 命令 で 動 い て いる ||だれ||めいれい||どう|||

答え られ ない ん だ こたえ||||

なぜ 答え られ ん |こたえ||

察し て くれ さっし||

最後 の 質問 だ さいご||しつもん|

貴 様 ら 我々 の 味方 を する 気 は ある の か とうと|さま||われわれ||みかた|||き||||

ここ の 人 たち が やら れる の は 見 たく ない ||じん|||||||み||

あれ の 体 が どう なって る か 教えろ ||からだ||||||おしえろ

たぶん 体 の 構造 や 構成 要素 は 人間 と 同じ だ |からだ||こうぞう||こうせい|ようそ||にんげん||おなじ|

人間 と 同じ か にんげん||おなじ|

バッカ ニア 戦車 用 の 燃料 を 持ってこい |にあ|せんしゃ|よう||ねんりょう||もってこい

ヤツ に 浴びせる やつ||あびせる

はっ

だから ムダ だ 将軍 |むだ||しょうぐん

あいつ は 火 を つけ て も 簡単 に は ||ひ|||||かんたん||

殺せ ん の は 先 の 攻撃 で よく 分かって いる ころせ||||さき||こうげき|||わかって|

ならば 機能 停止 さ せ て やる だけ だ |きのう|ていし||||||

火炎 より も きつい の を くらわせ て やる かえん||||||||

ブリッグズ 流 を 見せ て やる |りゅう||みせ||

ぶつかり合う 肉体 さく裂 する 砲弾 ぶつかりあう|にくたい|さくれつ||ほうだん

北 の 守り を 脅かす 人造 人間 と の 大 激戦 きた||まもり||おびやかす|じんぞう|にんげん|||だい|げきせん

この 戦い を 制 する の は 我 か それとも |たたかい||せい||||われ||

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

FULLMETAL ALCHEMIST fullmetal|alchemist

第 三 十五 話 この 国 の かたち だい|みっ|じゅうご|はなし||くに||

立ちふさがる 者 は 排除 する たちふさがる|もの||はいじょ|

それ が 北 の 掟 ||きた||おきて