Naruto Episode 127
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ひからび た 言葉 を つ ない で
♪ それ でも 僕等 シンプル な
♪ 想い を 伝え たい だけ な の
♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は
♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て
♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ
♪ それ でも あの 出来事 が
♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?
♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ
♪ このまま 何 も 残ら ず に
♪ あなた と 分かち合う だけ
♪ やがて 僕等 は
♪ それ が 全て だ と 気 が つい て
♪ 悲しみ は 頬 を 伝って
♪ 涙 の 河 に なる だけ
♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって
♪ 溶け合う の よ
( リー ) 《 あの 姿 は ! ? 》
♪ ~
♪ ~
( 我 愛 羅 ) ぐ お っ !
♪ ~
( 君 麻 呂 ) うわさ に 聞い た 絶対 防御 と やら が
その 程度 か 。
♪ ~
興ざめ だ 。
♪ ~
なるほど 砂 を まとって い た か 。
( リー ) 相手 は 彼 だけ じゃ ない 。
僕 も いる ん です !
あっ 。
( リー ) う あ ~ !
♪ ~
( リー ) 《 今 の 一撃 …
砂 に 守って もらわ なかったら 危なかった … 》
( リー ) 《 ま … まだ 体 が … 。
これ じゃ かえって 僕 は 足手まとい だ 》
邪魔 な 砂 だ 。
まず は お前 だ 我 愛 羅 。
♪ ~
( リー ) 《 脊柱 を 引きずり出し た ! 》
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 鉄線 花 の 舞 。
蔓 !
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 花 !
♪ ~
最強 硬化 し た 骨 … 。
砂 の 防御 ごと
お前 を 貫 い て … 。
( 君 麻 呂 ) 《 時間 が ない か … 》
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 《 最 硬 絶対 防 御 守 鶴 の 盾 ! 》
♪ ~
( 大 蛇 丸 ) カブト 君 麻 呂 は あと どれ くらい もつ ?
( カブト ) まだ 当分 は 大丈夫 か と 。
( カブト ) 治療 に も 手 を 尽くし た の です が
彼 の 体 に 関する 情報 が あまり に も 少なく て 。
彼 の 一族 の 病 歴 や 治療 データ など が あれ ば
だいぶ 違う と は 思う の です が 。
( カブト ) 調べ て 出 て き た の は
かぐ や 一族 が なぜ 彼 一 人 に なって しまった の か … 。
そこ に 至る まで の 血生臭い 歴史 だけ でし た から 。
( カブト ) 霧 隠れ と いう 大国 に 一族 だけ で 戦い を 挑み
絶滅 し た 愚か しい 者 たち 。
( 大 蛇 丸 ) かぐ や 一族 は 能 なし の 戦い 好き な 一族 だった わ 。
唯一 戦場 だけ が 彼ら の 安ら げ る 場所 だった の よ 。
けど 殺りく を 楽しむ だけ の 単純 な 連中 が 通用 し た の は
とう の 昔 。
今 は 時代 が 違う 。
霧 の よう な 統率 さ れ た 組織 を 相手 に
力 だけ で やり合う など
死 に 急ぐ バカ 者 ども と しか いえ ない 行い を 。
( カブト ) そして そんな かぐ や 一族 の 中 でも
最も 優秀 で 幼かった 彼 だけ を
あなた は 救った 。
( 大 蛇 丸 ) あの 子 は 戦闘 一族 の ヤツ ら で さえ も
恐れる 力 を 持って い た 。
だから ずっと ろう 獄 の 中 に 入れ られ て た そう よ 。
死な せる の は もったいない と 。
( 大 蛇 丸 ) フン … あの 希少 な 血 継 限界 を
欲しく ない 者 が あ ろ う か 。
強く 硬い 骨格 を 持ち
あらゆる 物理 的 攻撃 を 寄せつけ ぬ 防御 力 。
そして いったん 攻撃 に 回れ ば
その 骨 は 最強 の 矛 と 化す 。
( リー ) 《 一 度 戦った から こそ 分かる 。
彼 の あの 砂 の 盾 は まさしく 絶対 防御 。
それ に あの 異様 な 姿形 。
大丈夫 です 破ら れる わけ が … 》
♪ ~
♪ ~
硬い な 。
( 我 愛 羅 ) 地 中 に ある 硬度 の 高い 鉱物 を 集め
チャクラ で 圧力 を かけ 砂 に 混ぜ 込 ん だ 。
♪ ~
お前 … その 特異 な 術
血 継 限界 だ な ?
かぐ や 一族 。
今や 僕 だけ の 能力 だ 。
( 我 愛 羅 ) 一族 最後 の 一 人 か 。
なら きょう ここ で 今 から 滅びる 。
( 君 麻 呂 ) 確か に そう なる かも しれ ない 。
僕 の 体 は 病 で そう 長く ない 。
だが …
滅び は し ない 。
それ に 一 人 で は ない 。
( 君 麻 呂 ) < これ が 地 の 呪 印 … 。
これ で 大 蛇 丸 様 の 一部 に な れる >
( 大 蛇 丸 ) < すべて を 手 に 入れ ま しょ う 君 麻 呂 。
そして この世 の 真理 を 一緒に 見る の よ >
< はい >
< あなた は 私 の 夢 の 器 。
期待 し てる わ よ 。
私 から の 贈り物 よ 。
気 に 入って くれる と いい ん だ けど … >
♪ ~
< どっち が いい ?
死ぬ か ? 従う か ? >
( 左 近 ) < 従う … て め ぇ が な ! >
( 戦闘 音 )
♪ ~
< 4 人 がかり で この 程度 か >
< もう 一 度 だけ 聞い て やる 。
どっち が いい ? >
♪ ~
< いい だ ろ う 今 から 僕 たち は 五 人 衆 だ >
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 一 人 で は ない だ と ? ( 君 麻 呂 ) そう だ 。
大 蛇 丸 様 の 野望 の 一部 を 担った 存在 と し て … 。
僕 は 大 蛇 丸 様 の 心 の 中 に 未来 永 ごう
とどまる 。
大 蛇 丸 の 洗脳 か 。
むなしい ヤツ だ 。
♪ ~
( 我 愛 羅 ) 《 大技 を 使い 過ぎ た な チャクラ も そう ない 。
これ で 最後 だ ! 》
♪ ~
何て チャクラ の 量 だ 。
♪ ~
大した ヤツ だ 。
♪ ~
地中 200 m まで 沈め 閉じ込める 。
体 に 密着 し た 砂 の 圧力 で
じき 指 一 本 動か せ なく なる 。
♪ ~
やった … 今度 こそ やった ん です ね 。
( 君 麻 呂 ) 舞え 。
早 蕨 の 舞 。 ( 我 愛 羅 ) う っ !
( 大 蛇 丸 ) イライラ する わ 。
欲しい もの を 待ちわびる とき は
長く 感じる もの です 。
( 大 蛇 丸 ) カブト
ガキ を あやす よう な 物言い は やめ なさい 。
すみません 。
ただ 大 蛇 丸 様 が いちばん ご存じ の はず 。
どんな 邪魔 が 入った と し て も
君 麻 呂 に 勝 てる ヤツ は い ませ ん よ 。
( リー ) 助かり まし た さすが です ね 。
こんな こと も できる なんて 。
いつも 動かし て いる 砂 に 乗った だけ だ 。
要 は 使い よう だ 。
( 鼓動 ) ( 君 麻 呂 ) 大 蛇 丸 様 。
すみません 大 蛇 丸 様 … 。
♪ ~
< いよいよ です ね 木 ノ 葉 崩し >
< 三 代 目 目 に 物 を 見せ て やる わ >
♪ ~
< お 待た せ し まし た 。
が っ … >
♪ ~
< どう し たんだい ? 君 麻 呂 君 >
< いえ 何でも あり ませ ん >
( 風 影 ) < う あ ~ ! >
♪ ~
< 砂 隠れ の 風 影 も
われわれ の 手 に かかれ ば 敵 で は あり ませ ん ね >
< 当然 よ 。
君 麻 呂 あなた の おかげ よ >
( せきこみ )
( カブト ) < 君 麻 呂 君 ! > ( 大 蛇 丸 ) < 君 麻 呂
もう 限界 です か ね >
< すみません 大 蛇 丸 様 … >
♪ ~
( 君 麻 呂 ) 《 役 に 立て ない なら … 》
( 君 麻 呂 ) 《 生き て いる 意味 が ない 》
( カブト ) < 容体 は どう だい ? 君 麻 呂 君 。
木 ノ 葉 崩し は 惜しい 結果 に 終わった けど
今 四 人 衆 が 新しい 器 を 迎え に 行って る >
< 大 蛇 丸 様 の 新た な 夢 の 器 だ >
( 鼓動 ) ( 我 愛 羅 ) < 大 蛇 丸 の 洗脳 か 。
むなしい ヤツ だ >
違う ! 断じて 違う !
< きっと
生き てる こと に 意味 なんて ない の よ 。
でも 生き 続ける こと で
おもしろい こと を 見つけ られる かも ね 。
あなた が その 花 を 見 つ け た よう に 。
私 が あなた を 見つけ た よう に >
< これ が 地 の 呪 印 … 。
これ で 大 蛇 丸 様 の 一部 に な れる >
< すべて を 手 に 入れ ま しょ う 君 麻 呂 。
そして この世 の 真理 を 一緒に 見る の よ >
( 鼓動 )
( 君 麻 呂 ) 《 僕 は この世 の 真理 を 見つける ん だ ! 》
大 蛇 丸 様 と 共に
しぶとい ヤツ だった が これ で 終わり だ 。
二 度 と 出 て これ は し ない 。
え … ええ 。
( 我 愛 羅 ) ぐ っ … 。
限界 だ … 下りる ぞ 。
( 君 麻 呂 ) 洗脳 で は ない 。
あの 方 は …
大 蛇 丸 様 は 僕 の 理解 者 だ !
お前 ら に 何 が 分かる ~ !
( 鼓動 )
えっ ?
( リー ) 死 ん でる … 。
まさか 君 麻 呂 が … 。
( 大 蛇 丸 ) 今 は もう 君 麻 呂 なんて どう で も いい の よ 。
( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 … 。
彼 が 待ち遠しい 。
彼 なら 一 人 でも ここ へ 来る 。
( 我 愛 羅 ) 完全 に やら れ て た な 。
そんな こと は あり ませ ん 。
僕 の 先生 が よく 言って まし た 。
運 も 実力 の うち だって 。
あの おせっかい 焼き か 。
おせっかい 焼き で は あり ませ ん !
あの 時 は … 。
( リー ) 僕 が ふがいなかった から です 。
助け て もらった こと に は 感謝 し て ます が
僕 の 先生 に そんな 言い 方 は し ない で ください !
お前 も そう か 。
己 が 崇拝 する 者 の 名誉 が 傷つけ られ た と 感じる と
己 が ひどく 傷 つい て 激怒 する 。
崇拝 する 者 が 大切 で あれ ば 大切 で ある ほど 。
( 君 麻 呂 ) < 滅び は し ない 一 人 で は ない 。
僕 は 大 蛇 丸 様 の 心 の 中 に 永 ごう とどまる 。
あの 方 は …
大 蛇 丸 様 は 僕 の 理解 者 だ !
お前 ら に 何 が 分かる ~ ! >
その 大切 な 者 の ため に 戦う 。
あいつ も …
うずまき ナルト と 同じ だった な 。
あっ … 。
( 我 愛 羅 ) ただ 己 に とって 大切 な 者 が
必ずしも 善 で ある と は 限ら ない 。
そう でしょ う か ? 悪い 人 を
大切 な 人 と 思う なんて あり え ませ ん 。
いや たとえ それ が 悪 だ と 分かって い て も … 。
( 我 愛 羅 ) 人 は 孤独 に は 勝 て ない 。
♪ ~
( ナルト ) サスケ ~ !
ハァ ハァ … 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら
♪ 迷惑 に 思う か な
♪ そんな 不安 を 抱え て
♪ 勇気 を 出し て み た よ
♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の
♪ 不器用 な 話
♪ 君 は 耳 を そらさ ず に
♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ
♪ それ だけ で 僕 は
♪ 浮かれ て しまう の さ
♪ だけど 君 は 僕 なんて
♪ 何 と も 思って ない よ ね
♪ 切ない よ だ けど
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 が 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ ~
〈 ふざけ ん な ! 何 が 目的 達成 の ため だ !
大 蛇 丸 の 野郎 は
ただ の 器 と し て お前 を 欲し がって る だけ な ん だ ぞ !
ん な とこ に みすみす お前 を 行か せ ら れっか よ !
冗談 じゃ ねえ … どう し て も 行く って 言う ん なら な
力ずく で 俺 が お前 を 連れ戻し て やる って ば よ ! 〉