Bleach Episode 14
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
一 つ 二 つ 鐘 の 音 は 響く 心 の 中 へ 広く 深く
物語 の よう な 星 の 雫 その 中 に 細い 線路 を 築く
時間 と ともに 時代 は 動く 流れる 星 は 静か に 動く
目 を 閉じ て 耳 を すませ ば Good Bye
放て 光 負け ず に しっかり 今 時 を 越え 誰 か に 届く まで
栄光 の 光 は この 向こう に キミ たち と つくって いく ストーリー
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 思い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
キラリ 瞳 に 映る 誰 か の 叫び
風 に 想い を 月 に 願い を 力 ある 限り 生き て くん だ 今日 も
見上げ た 夜空 の 星 達 の 光
古 の 想い 願い が 時代 を 超え 色あせる コト なく 届く
僕ら の 想い も いつか 誰 か の 胸 に 光り 続けよ う あの 星 の よう に
ようやく 見つけ た ぜ … 石田 !
テメエ を ブチ のめ さ なきゃ 気 が 済ま ねえ !
フッ ! !
そう だ よ … わかって ん じゃ ねえ か 。
これ は オレ と お前 の 勝負 だ !
だったら ホロウ を 何 匹 倒す だの 何 だ の 言って ん な よ !
オレ と お前 の 2 人 で カタ つけよ う ぜ ! !
何とか 言え よ 石田 ! おい 一 護 !
なん だ ! 今 …。 空 が …。
なん だ ? あれ …。
ホロウ が … 集まって いる 。
待て ! あれ だけ の 数 だ ぞ !
怖い の か ? 黒崎 。 あぁ ?
怖い なら そこ で 見物 し てる と いい 。
この 勝負 は ボク の 勝ち だ !
こっち だ ホロウ ども !
最後 の 滅 却 師 … 石田 雨竜 が 相手 を する !
最後 の 滅 却 師 … ?
200 年 前 に 滅亡 し た の だ … 滅 却 師 は 。
いや 正確 に は …→
死 神 たち の 手 に よって 滅ぼさ れ た の だ 。
それ は 死 神 たち に とって も →
苦渋 の 選択 だった ん す よ 。
死 神 たち は 滅 却 師 を 滅ぼさ なけ れ ば なら なかった …。
この 世界 の 崩壊 を 防ぐ ため に …
ソウル ・ ソサエティ で は 死 神 を 俗に バランサ ー …→
調整 者 と 呼ぶ こと が ある 。 調整 者 ?
ソウル ・ ソサエティ と 人間 界 の 魂 魄 を 足し た 総量 は 常に 変わら ない 。
そして 2 つ の 世界 に は 魂 の 行き来 が ある 。
それ を 管理 する の が 我々 死 神 の 仕事 だ 。
しかし ある 時 滅 却 師 が 現れ た …。
疾 っ ! !
滅 却 師 は ホロウ を 完全 に 消滅 さ せ て しまう 。
それ は つまり …→
人間 界 に 出 て いった 魂 が →
ソウル ・ ソサエティ に 帰って こ ない と いう こと …。
放置 し て おけ ば 2 つ の 世界 の バランス は 崩れる 。
世界 の 崩壊 だ 。
死 神 と 滅 却 師 の 間 に →
話し合い の 場 が 何度 も もたれ た が →
滅 却 師 たち は 頑として 訴え に 応じ なかった 。
そして 滅 却 師 せ ん 滅 の 決定 が 下され た …。
貴 様 は これ を 死 神 の ごう 慢 だ と 断ずる か ?
クソ … 数 が 減ら ない !
先生 …。 石田 ~ ! !
フッ ! ハッ ! !
なんて ムチャクチャ な … !
だっし ゃ あ ~ ! !
聞い た ぜ テメエ の 戦う 理由 !
死 神 が 正しい と か 滅 却 師 が 正しい と か →
そんな こと は オレ に は わかん ねえ し 言う つもり も ねえ !
だけど 1 個 だけ わかる こと が ある !
テメエ の やり 方 は …。 昔話 だ よ 。
200 年 前 の 滅亡 なんて 興味 ない よ 。
そんな の 先生 の 話 で しか 聞い た こ と ない 。
むしろ その 滅亡 話 に し た って →
死 神 側 の ほう が 正しい と 感じ て た ぐらい さ 。
ボク の 目の前 で 先生 が 死ぬ まで は …。
ワシ は むしろ 悪かった の は →
死 神 の 言葉 に 耳 を 傾け なかった 滅 却 師 の ほう じゃ と 思 っと る 。
なぜ です か ?
全滅 し た の は 滅 却 師 の ほう な のに …。
その とおり じゃ 。 たくさん の 人 が 死 ん だ ん じゃ よ 。
人 が 死 ん だ 以上 →
どちら が よく て どちら が 悪かった など と →
考える こと に 意味 は ない 。
考え なけ れ ば なら ん の は どう し たら 2 度 と →
そういう 事態 を 起こさ ず に 済む か … それ だけ じゃ 。
人 でも 死 神 でも →
悲しむ 顔 を 見る の は ワシ は つらい …
人 を 憎 ん だ り 嫌ったり し ない 優しい 人 だった 。
先生 は 最後 の 滅 却 師 と して →
死 神 たち から 厳しい 監視 を 受け て い た 。
それ でも 先生 は 死 神 に 訴え 続け た 。
力 を 合わせて 戦 お う と …。
だけど 返答 は いつも 同じ …。
「 我々 の 仕事 に 手 を 出す な 」
そして … あの 日 現れ た の は 巨大 な ホロウ が 5 体 …。
死 神 の 援護 なし に 戦え る 相手 で ない こと は 明白 だった 。
死 神 たち が 現れ た の は …→
先生 が 戦い 始め て から 2 時間 も 後 …。
彼ら が 先生 の 力 を … 考え を 認め て い たら …→
もっと 早く 助け に 来 て い た だ ろ う …。
先生 は 死な ず に 済 ん だ だ ろ う !
わかる かい ? 黒崎 一 護 …。
ボク は 死 神 の 目の前 で →
絶対 に 滅 却 師 の 力 を 証明 し なけ れ ば なら ない ん だ !
考え が 正反対 で ある こと は わかって いる …。
ボク の 考え が 間違って いる と 思う なら →
そこ で 見物 し てる と いい 。
ボク は 自分 の 力 を …。
話 が 長 え ! !
な … 何 を する ! ?
納得 いか ねえ ん だ よ ! 要するに オメエ の 先生 の 望み は →
死 神 に 滅 却 師 の 力 を 認め させる こと じゃ なく て →
死 神 と 力 合わせ て →
戦う こと だった ん じゃ ねえ の か よ ! ? だったら !
今 それ や ん ねえ で いつ やる ん だ よ ! ?
正反対 結構 !
大人数 相手 の ケンカ なんて の は 背中合わせ の ほう が …→
うまく やれ る って もん だ ぜ !
そう だ よ 。 勘違い する な 。 撃た なけ れ ば →
ボク が やら れ て い た 。 それ で いい ん だ よ 。
やら なきゃ やら れる … でも 1 人 じゃ キツイ 。
だから しかた ねえ …。
そんな モン で いい ん じゃ ねえ の か ? 力 合わせる 理由 なんて の は よ 。
ただ … オレ は ホロウ を 倒し たい ん だ 。
なぜ … ?
オレ の おふくろ は ホロウ に 殺さ れ た …。
それ が 理由 で ホロウ を 倒し たい の か …。
そう 聞か れりゃ もちろん そう だ が … なんて いう か …→
オレ の 同類 を 作り たく ねえ ん だ 。
おふくろ が 殺さ れ て 親父 も 妹 たち も キツイ 目 に 遭った …。
そんな の は もう いら ねえ って 思う ん だ 。
フッ ! !
そんな の は もう 見 たく ねえ …→
そう 思う ん だ よ !
悲しむ 顔 を 見る の は ワシ は つらい …
世界中 の 人 を 守る なんて で け え こと は 言え ねえ …。
けど 両手 で 抱え られる だけ の 人 を 守れ ば それ で いい なんて →
言え る ほど 控えめ な 人間 でも ねえ 。
オレ は 山ほど の 人 を 守り て え ん だ !
テメエ の もち かけ た この 勝負 は →
その 山 ほど の 人 を 巻き込む やり 方 だ !
ふざけ ん じゃ ねえ !
けど 今 は そんな こと 言って る とき じゃ ねえ 。
手 を 組む しか ねえ だ ろ !
テメエ は どう だ ! ?
やれやれ … キミ も いいかげん 話 が 長い ね 。
でも よく わかった よ 。 お互い ここ で 生き残ら なけりゃ →
殴る 相手 が い なく なる って こと だ 。
上等 ! !
… 黒崎 ! ん ! ?
空 が …。
空 … ?
あれ は … なん だ ! ?
あれ は …。 何 な ん す か ? ありゃ …。
で け え な …。
あの 撒き 餌 に こんな 効果 が ある はず は …。
今さら 何 を !
クソッ !
こんにちは …。
ジン 太 ホ ー ムラン ! ! ふん ! !
黒崎 さ ~ ん 助け に 来 て あげ まし た よ ~。
ゲタ 帽子 !
お っし ゃ ~ ! !
ザコ は アタシ ら が 引き受け ます よ 。
黒崎 さん … アナタ が →
アイツ と の 戦い に 専念 できる よう に ね 。
ほ ~ ら ムダ 口 を きい て いる 暇 なんて ない 。
メノス だ …。 メノス ?
幾 百 の ホロウ が 折り重なり 混ざり 合って 生まれ た と さ れる →
巨大 な ホロウ だ 。
しかし … あんな もの 教本 の 挿絵 で しか 見 た こと が ない !
「 メノスグランデ 」… !
あり 得 ぬ 話 だ … あんな もの まで 出 て くる など …。
王族 特務 の 管轄 だ … 一 死 神 の 戦え る 相手 で は ない !
なんて デタラメ な 大き さ だ … !
ヘッ あんな バケモノ 相手 に 戦い 方 なんて 考え た って →
しょうが ねえ ! なに ?
あんな ヤツ は …→
斬って 斬って 力 の かぎり 斬り 倒す !
それ 以外 に ねえ ! !
いく ぜ 石田 ! ! … 待て 黒崎 !
一 護 !
よせ ! 貴 様 の 戦え る 相手 で は … あっ 。
浦 原 ! 貴 様 一 護 を 殺す 気 か ! ?
まさか …。 でも ねぇ おとなしく 見 て て ください 。
この 戦い は 必要 な 戦い な ん す よ 。
これ は … 縛 道 ! ?
朽木 さん に とって も … 彼 に とって も ね 。
う ぉぉ ~~~ っ ! !
う わ ぁ っ ! !
黒崎 !
言わ ん こと じゃ ない !
クソッ ! 黒崎 立てる か ?
おう … わりと 平気 だ 。
何 を 考え てる ん だ ! 今 の で どう やって →
あれ を 倒す 気 だった ん だ ? いや …。
足元 から 順に 斬り 飛ばし て いけ ば →
最後 に は 頭 が 落 っこ ち て くる かな ~ と 思って よ 。
ダルマ 落とし か !
まったく … 信じ られ ない 頭 の つくり し てる な キミ は !
さ ぁ 立て 。 作戦 を 練り 直し て …。
これ は … !
流れ込 ん で き て いる … !
これ は 黒崎 の 力 の 影響 か ! ?
作戦 たって なぁ ~。
黒崎 ! ん ? … う わ ぁ っ !
な なん だ よ その 弓 ! なんで そんなに →
で っか く なって ん だ ! いい から 聞け よ !
ボク たち … アイツ を 倒せ る かも しれ ない !
あ … ?
石田 と … 隣 に いる 一 護 は 見える か ?
うん …。
「 ここ で 見て い て ください 」 か …。
見 て … それ から 選べ って こと かな … ?
アタシ たち の 歩く 道 を …。
ホント は … ホント は 何 1 つ 忘れ て な ん か い なかった 。
アタシ は 自分 の 記憶 を 疑う こと しか でき なかった だけ …
茶 渡 君 …。
アタシ たち … どう し たら いい の か な ?
よし これ で 戦え る ぞ !
お前 … バカ だ ろ ? な に っ ! ?
ゴチャゴチャ 言う な !
この 状態 で キミ が 霊 力 を 全開 で 放出 すれ ば →
ボク は とてつもなく 強大 な 矢 を 放つ こと が できる はず な ん だ !
その すごい 霊 力 を ムダ に たれ流し する な !
… って いう か たれ流し と か 言う な よ 。
さ ぁ 霊 力 を コントロ ー ル し て 最 大 出力 に する ん だ !
どう やって ? なに ! ? でき ない の か ! ?
それ じゃあ 今 まで どう やって ホロウ と 戦って き た ん だ !
ノリ で ?
ノリ で … ? そんな デタラメ な …。
そんな の よく わかん ねえ よ !
オレ の 霊 力 が すげ え って ん なら 常に 全開 な ん じゃ ねえ の ! ?
セロ だ … ! ヤツ め ここ で セロ を 放つ つもり か !
逃げろ … 早く !
あれ を 喰 ら ったら かけら も 残ら ぬ ぞ ! !
やはり 他 に 方法 は ない 。
黒崎 ! もう 1 度 この 刀 に …。
う ぉ ~~ っ ! ! 黒崎 ! 何 を する ん だ ! ?
う っ ! !
なに … ?
ぐ っ … !
なん だ ? この 異様 な 霊 圧 は …。
黒崎 の 力 が 増大 し て いる … ?
常に 全開 な ん じゃ ねえ の ! ?
そう だ … そんな こと ある はず が ない !
どんなに 霊 力 が 高 か ろ う と その 栓 を 常に 全開 に し て い て は →
すぐに 霊 力 は 枯渇 し て しまう は ず だ 。
霊 力 を コントロ ー ル でき ない と いう こと は →
つまり 霊 力 を 持て余し て いる と いう こと …。
もし 蛇口 を ひねって →
とんでもない 量 の 水 が 出 て き たら →
大抵 の 人間 は 驚 い て その 蛇口 を 閉める 。
彼 も そう だった と し たら …
彼 の ふだん の 能力 が 常に 閉じ た 状態 な の だ と し たら …。
そして 何 か の きっかけ で それ が こじ開け られ た なら ば !
ぐ っ !
そろそろ です か ね 。
う ぉぉ ~~~ っ ! !
は ぁ ~~~ っ ! !
メノス が …。
帰って いく …。
ハァ ハァ ハァ …。
勝 ~~ 利 ! !
な なんて ヤツ だ …。
お 見事 。
さすが 店長 が 見込ま れ た だけ の こと は ある 。
よ ぉ …。
なん だ よ 礼 ぐらい 言え よ 。
テメエ の 尻ぬぐい して やった ん だ ぜ オレ は 。
ありがとう の ひと言 くらい あって も →
いい ん じゃ ねえ の … か …。
力 が 入 ら …。
な っ … !
なん だ これ !
斬 魄刀 の 形状 が 崩れ 始め て いる !
いきなり 力 を 解放 し た から だ …。
あの まま で は あや つ の 体 が もた ない !
あ … あ …。
何とか し ない と …。 そうだ !
クッ … !
こう すれ ば いい ん だ …。
黒崎 が 制御 でき なく なって いる 霊 力 を →
ボク が 放出 して やれ ば … !
な 何 してん だ お前 … !
うるさい !
手 ボロボロ に なって ん ぞ !
うるさい !
言った ろ う ! お互い ここ で 生き残ら なきゃ →
殴る 相手 が い なく なる !
生き残って 殴ら せろ ! 黒崎 一 護 !
そして ボク を 殴れ ! 黒崎 一 護 ! !
ごめんなさい 先生 …。
ボク は … 死 神 を 憎む こと で 目 を 背け たかった …。
アナタ を 助け られ なかった 自分 自身 から →
目 を 背け て い たかった ん です 。
今日 ボク は 死 神 を 助け ます 。
ボク は … 許し て もらえ ます か ?
アナタ の ため に 命 も 捨て られ ない 弱い 弟子 です …。
ボク を … 許し て もらえ ます か ?
お じいさん …。
チェッ …。
そんな 顔 し てる 人間 … 殴れ る か よ 。