Kantai Collection Episode 8

Look 見え て きた ねえ |みえ|||

あれ が トラック 島 ？ ||とらっく|しま

あんな ところ に 本当 に 前進 基地 が ある ん です か |||ほんとう||ぜんしん|きち|||||

FS 作戦 遂行 の ため の 基地 ねえ |さくせん|すいこう||||きち|

ほか の 艦 娘 たち も ここ に move し てき てる で ー す ||かん|むすめ||||||||||-|

翔 鶴 姉 大丈夫 ？ と|つる|あね|だいじょうぶ

着 い たら すぐ 入 渠 し ない と ちゃく||||はい|きょ|||

でも そんな こと できる の か な

うん 心配 は nothing |しんぱい||

陸奥 が 言って た ねえ むつ||いって||

あそこ に 行け ば とっておき の 新鋭 艦 が 待って いる はず だ から ||いけ||||しんえい|かん||まって||||

新鋭 艦 ？ しんえい|かん

まさに 夏 って 感じ だ ね |なつ||かんじ||

北上 さん 日差し は 大丈夫 です か ほくじょう||ひざし||だいじょうぶ||

よかったら その 茂み の 中 に 二 人 で ||しげみ||なか||ふた|じん|

蛇 北上 さん 怖い です へび|ほくじょう||こわい| 本当 に ここ で い い ん です よ ね ほんとう|||||||||

相変わらず ぶ っき ー は 心配 症 ねえ あいかわらず|||-||しんぱい|しょう|

No problem です

Maybe

Maybe って 言い まし た よ ね ||いい||||

今 Maybe って いま||

大和 型 一 番 艦 大和 だいわ|かた|ひと|ばん|かん|だいわ

押して まいり ます おして||

朝 の 光 眩 しく て あさ||ひかり|くら||

Weigh Anchor !

言葉 も 無く て ただ 波 の 音 聞い て た ことば||なく|||なみ||おと|ききい||

記憶 の 意味 試さ れ て いる みたい に きおく||いみ|ためさ|||||

闇 の 中 でも 思い出す やみ||なか||おもいだす

前 に 進む の 見て い て よ ぜん||すすむ||みて|||

So repeatedly , we won ' t regret to them

そんな 風 に 考え て い た の |かぜ||かんがえ||||

憧れ 抜 錨 未来 あこがれ|ぬき|いかり|みらい

絶望 喪失 別離 ぜつぼう|そうしつ|べつり

いく つ も の 悲しみ と 海 を 越え ||||かなしみ||うみ||こえ

たとえ 世界 の すべて が 海 色 に 溶け て も |せかい||||うみ|いろ||とけ||

きっと あなた の 声 が する |||こえ||

大丈夫 帰 ろ う って でも だいじょうぶ|かえ||||

世界 が すべて 反転 し て いる の なら せかい|||はんてん|||||

それ でも あなた と 真っ直ぐ に 前 を 見 て て ||||まっすぐ||ぜん||み||

今 願い 込め た 一撃 爆ぜ た いま|ねがい|こめ||いちげき|はぜ|

す … すごい

FS 作戦 遂行 の ため に 作ら れ た とても 重要 な 前進 基地 です |さくせん|すいこう||||つくら||||じゅうよう||ぜんしん|きち|

鎮守 府 の 皆さん も もう 到着 し て い ます よ ちんじゅ|ふ||みなさん|||とうちゃく|||||

本当 です か ほんとう||

吹雪 ちゃん ふぶき|

睦月 ちゃん 夕立 ちゃん むつき||ゆうだち|

ぽ い

いつ 着 い た の ？ |ちゃく|||

さっき だ よ

赤城 先輩 や 加賀 さん たち も 一緒 な の あかぎ|せんぱい||かが||||いっしょ||

本当 ？ ほんとう

今回 の 作戦 は 吹雪 ちゃん の 活躍 で 勝利 し た って 聞い た っぽい こんかい||さくせん||ふぶき|||かつやく||しょうり||||ききい||

う うん みんな が 頑張って くれ た おかげ だ よ ||||がんばって|||||

瑞鶴 さん と 翔 鶴 さん な ん か 特に ずいかく|||と|つる|||||とくに

あれ

翔 鶴 さん は 瑞鶴 さん に 付き添わ れ て 入 渠 し まし た よ と|つる|||ずいかく|||つきそわ|||はい|きょ||||

入 渠 できる ん です ね はい|きょ||||

皆さん は まずは 補給 から に し ま しょ う みなさん|||ほきゅう||||||

こちら です

さあ どうぞ

赤城 先輩 あかぎ|せんぱい

吹雪 さん 元気 そう です ね ふぶき||げんき|||

はい

さすが 赤城 先輩 だ な |あかぎ|せんぱい||

食事 する 姿 も 凛 々 しい しょくじ||すがた||りん||

そう ？

さ 私 たち も dinner time の 時間 ねえ |わたくし||||||じかん|

はい 今日 は 皆さん の ため に 腕 に 撚り を かけ た コース 料理 を 用意 し まし た |きょう||みなさん||||うで||ひねり||||こーす|りょうり||ようい|||

コース ？ こーす

前菜 まで 少し だけ 時間 が ある ので ぜんさい||すこし||じかん|||

まずは 飲み物 でも どう です か |のみもの||||

すごい これ ラムネ です か ||らむね||

はい 大和 特製 ラムネ です よ |だいわ|とくせい|らむね||

どうぞ

冷たく て 気持ち いい わ まるで … つめたく||きもち|||

おいしい で ー す ||-|

では 皆さん 食事 に し ま しょ う |みなさん|しょくじ|||||

コンソメ スープ に なり ます |すーぷ|||

本格 的 ねえ ほんかく|てき|

とても 基地 と は 思え ない ね |きち|||おもえ||

むしろ ホテル ？ |ほてる

ホテル ？ ほてる

ホテル に 北上 さん と 二 人 ほてる||ほくじょう|||ふた|じん

ぶ っき ー も 大井 も 発音 が 違う ねえ ||-||おおい||はつおん||ちがう|

ホテル で は なく hotel ほてる||||

ホテル じゃ あり ませ ん ほてる||||

いえ ごめんなさい

では ご ゆっくり

作戦 が 終わった から これ で 翔 鶴 姉 と は また 別々 の 部隊 か さくせん||おわった||||と|つる|あね||||べつべつ||ぶたい|

仕方ない わ しかたない|

それぞれ の 部隊 で 五 航 戦 の 誇り を 持って 戦って いき ま しょ う ||ぶたい||いつ|わたる|いくさ||ほこり||もって|たたかって||||

そう いえ ば 赤城 さん と 加賀 さん も 修理 が 完了 し て この 島 に いらっしゃって る って 聞い た けど |||あかぎ|||かが|||しゅうり||かんりょう||||しま|||||ききい||

そう な ん だ

やはり こちら の 動き は 読ま れ て い た よう だ な |||うごき||よま|||||||

五 航 戦 の 翔 鶴 は 中破 いつ|わたる|いくさ||と|つる||ちゅうは

疲労 の 蓄積 を 考え て も ひろう||ちくせき||かんがえ||

次 の 作戦 に 出す こと は 無理 ね つぎ||さくせん||だす|||むり|

戦術 的 勝利 戦略 的 敗北 か せんじゅつ|てき|しょうり|せんりゃく|てき|はいぼく|

どう する つもり ？

MO を 攻略 し て 補給 路 を 確保 ||こうりゃく|||ほきゅう|じ||かくほ

この 前進 基地 に 戦力 を 結集 し FS 作戦 を 進める |ぜんしん|きち||せんりょく||けっしゅう|||さくせん||すすめる

と いう 目論見 だった はず だ けど ||もくろみ||||

補給 路 が 伸び きって いる 以上 ほきゅう|じ||のび|||いじょう

拠点 MO 攻略 は 必須 だ きょてん||こうりゃく||ひっす|

態勢 が 整え 次第 再度 攻略 に 向かう こと を 提督 に 進言 する たいせい||ととのえ|しだい|さいど|こうりゃく||むかう|||ていとく||しんげん|

そう なる わ ね

でも それ まで は 暫 し この 南 の 島 で 休息 ||||ざん|||みなみ||しま||きゅうそく

ちょうど よかった かも しれ ない わ ね みんな に は

お 腹 いっぱい |はら|

でしょう 睦月 も おいしく て たくさん 食べ ちゃ った |むつき|||||たべ||

上々 ね じょうじょう|

赤城 さん あかぎ|

明日 の 朝 ごはん も 楽しみ です あした||あさ|||たのしみ|

赤城 先輩 も 美味しかった ん だ ね あかぎ|せんぱい||おいしかった|||

部屋 も 食事 に 負け ない くらい すごい っぽい へや||しょくじ||まけ||||

ベッド ふか ふか っぽい よ べっど||||

本当 ？ ほんとう

でも どうして こんなに 至れ り 尽くせ り な ん だ ろ う |||いたれ||つくせ||||||

って いう か 大和 さん って 何者 ？ |||だいわ|||なにもの

その 存在 が 隠さ れ 続け て き た 史上 最強 の 艦 娘 |そんざい||かくさ||つづけ||||しじょう|さいきょう||かん|むすめ

そう なん です か

噂 で は 46 センチ 砲 を 装備 し て いる と 聞い た こと が あり ます うわさ|||せんち|ほう||そうび|||||ききい|||||

46

そんな 装備 なら 深海 棲 艦 なんて ぽい ぽい ぽ い |そうび||しんかい|せい|かん|||||

そう です ね

ただ

ただ ？

実戦 に 出 た こと は ない と いう 話 です じっせん||だ|||||||はなし|

それどころか その 存在 を 隠す ため ||そんざい||かくす|

ほか の 艦 娘 と 海 に 出 た こと も ない と 言わ れ て い ます ||かん|むすめ||うみ||だ||||||いわ||||

海 に も ？ うみ||

夜 ご飯 何 だ ろ う ね 翔 鶴 姉 よ|ごはん|なん|||||と|つる|あね

あら 赤城 さん |あかぎ|

皆さん も みなさん|

入 渠 済 ん だ の ？ はい|きょ|す|||

はい これ から 補給 です |||ほきゅう|

長門 秘書 艦 から 聞き まし た よ ながと|ひしょ|かん||きき|||

この度 の 戦い ずいぶん 活躍 し た そう です ね このたび||たたかい||かつやく|||||

そう な ん です

吹雪 さん だって 頑張った わ よ ふぶき|||がんばった||

恐れ ず ヲ 級 に 立ち向かって い て おそれ|||きゅう||たちむかって||

そ … それほど でも

つまり 一 航 戦 な ん か が い なく て も |ひと|わたる|いくさ||||||||

十分 戦え る って こと が 証明 さ れ た って わけ じゅうぶん|たたかえ|||||しょうめい|||||

もし 私 たち だったら MO を 攻略 し て い た |わたくし|||||こうりゃく||||

加賀 さん かが|

慢心 し ない で まんしん|||

作戦 そのもの の 目的 は 果たさ れ て い ない さくせん|その もの||もくてき||はたさ||||

慢心 し て いる の は どっち よ まんしん|||||||

戦って も い ない くせ に 何 偉 そう な こと を たたかって||||||なん|えら||||

でも 頑張った わ |がんばった|

よかった わ ね

へ … 変な こと し ない で よ ね |へんな||||||

ちゃんと 褒め て あげる なんて さすが 加賀 さん ね |ほめ|||||かが||

別に … べつに

ふか ふか だ

でしょう

本当 に ホテル っぽい ほんとう||ほてる|

一流 ホテル だ ね いちりゅう|ほてる||

ホテル … か ほてる|

ホテル じゃ あり ませ ん ほてる||||

海 に … 出 たく ない の か な うみ||だ|||||

私 砲撃 も 航行 も 苦手 だった でしょ う わたくし|ほうげき||こうこう||にがて|||

だから 今 の 鎮守 府 に 来る 前 は ほとんど 実戦 に 出し て もらえ なく て |いま||ちんじゅ|ふ||くる|ぜん|||じっせん||だし||||

でも だ から みんな と 海 に 出 たい って |||||うみ||だ||

毎日 思って た まいにち|おもって|

大和 さん も そう 思って る っぽい ？ だいわ||||おもって||

分から ない けど わから||

艦 娘 だったら みんな そう 思う ん じゃ ない か な かん|むすめ||||おもう|||||

速い でしょ う つい て こ れる ？ はやい||||||

相変わらず 速い 速い うるさい わ ね あいかわらず|はやい|はやい|||

お 待た せ |また|

き … 北上 さん |ほくじょう|

その 水着 は |みずぎ|

だめ かな かわいい か な って 思った ん だ けど ||||||おもった|||

すごく かわいい です すごく す ごく かわいい です

ですが

冷たい の です つめたい||

この くらい 我慢 し なきゃ ||がまん||

さあ 行く わ よ |いく||

ちょっと 待ち なさい |まち|

こんな たくさん の 人 に 北上 さん の 水着 を 晒す の は ちょっと |||じん||ほくじょう|||みずぎ||さらす|||

向こう に 行き ませ ん ？ 二 人 っきり で むこう||いき|||ふた|じん||

すごい ね あの 胸 |||むね

なんか 同じ 艦 娘 と は 思え ない ね |おなじ|かん|むすめ|||おもえ||

え … ええ でも 大 きけ れ ば いい と いう もの で は … |||だい|||||||||

すごい

さあ 早く 早く |はやく|はやく

泳ぐ っぽい よ およぐ||

ど … どう でしょ う あちら に 行か れ て は ||||||いか|||

と いう か 行って ください |||おこなって|

じゃあ あっ ち に し ま しょ う

どうして 追い払っちゃ う の ？ |おいはらっちゃ||

さあ 大和 さん も 泳ぎ ま しょ う |だいわ|||およぎ|||

でも 私 お 昼 の 会食 も あり ます し |わたくし||ひる||かいしょく||||

あと で 睦月 たち が 手伝い ます ||むつき|||てつだい|

早く おいで よ 冷たく て 気持ち いい っぽい よ はやく|||つめたく||きもち|||

ね じゃあ 少し だけ ||すこし| それ で 思い切って 艤装 を つけ て 沖 に 出 て み ませ ん ？ ||おもいきって|ぎそう||||おき||だ||||

そっち の ほう が 気持ち いい と 思う ん です 私 たち も 一緒 に 出 ます から ||||きもち|||おもう|||わたくし|||いっしょ||だ||

で … でも

だめ だ

長門 ながと

秘書 艦 ひしょ|かん

この 前進 基地 から 出る こと は 認め られ ん |ぜんしん|きち||でる|||みとめ||

そんな

大和 だいわ

はい

ごめんなさい

大和 さん だいわ|

吹雪 ふぶき

はい

余計 な こと は する な よけい|||||

納得 でき ない なっとく||

しょうがない よ 長門 秘書 艦 が ああ 言って る ん だ もん しょうが ない||ながと|ひしょ|かん|||いって||||

じゃあ 睦月 ちゃん は 大和 さん が あの まま で いい と 思って る の |むつき|||だいわ||||||||おもって||

大和 さん は 戦艦 な ん だ よ ホテル の 支配人 じゃ ない ん だ よ だいわ|||せんかん|||||ほてる||しはいにん|||||

じゃあ どう する っぽい

それ は わから ない けど

吹雪 ちゃん まだ 寝 ない の ふぶき|||ね||

うん すぐ 寝る から 先 寝 て て ||ねる||さき|ね||

じゃあ お やすみ

ぽ い

しょうがない こと な の か な でも … しょうが ない||||||

大和 さん だいわ|

吹雪 ちゃん ふぶき|

やっぱり 出 て み たい ん です よ ね 海 |だ||||||||うみ

はい でも …

ちょっと だけ 出 て み ませ ん か ||だ|||||

海 は 素敵 です うみ||すてき|

みんな と 一緒 に 海 に 出る の は とても 素晴らしい です よ ||いっしょ||うみ||でる||||すばらしい||

大丈夫 です 今 なら 誰 も い ない し だいじょうぶ||いま||だれ||||

ちょっと だけ です

私 が リーダー し ます から ね わたくし||りーだー||||

すごい 本当 に すごい 装備 です ね |ほんとう|||そうび||

これ が 46 センチ 砲 ||せんち|ほう

でも 本当 に 大丈夫 ？ |ほんとう||だいじょうぶ

はい さあ ゆっくり 行き ま しょ う |||いき|||

足 を 水 に つけ て 歩く よう に あし||すい||||あるく||

どう です か

吹雪 ちゃん ふぶき|

はい

あの 大変 言いにくい の です が |たいへん|いいにくい|||

な ん です

お腹 が 空き まし た おなか||あき||

す すごい 量 ||りょう

赤城 先輩 より も 多い ん て あかぎ|せんぱい|||おおい||

っぽい …

お 代わり ください |かわり|

私 も いただけ ます か わたくし||||

え えっ と

もう ない っぽい

な 長門 |ながと

秘書 艦 ひしょ|かん

吹雪 ふぶき

はい

やはり か

すみません まさか こんな こと に なる なんて

大和 は あの 装備 を 積 ん で いる こと も あって だいわ|||そうび||せき||||||

資材 と 燃料 の 消費 量 が 破格 で しざい||ねんりょう||しょうひ|りょう||はかく|

運用 は 難しい の よ うんよう||むずかしい||

最 重要 艦 な だけ に さい|じゅうよう|かん|||

ダメージ を 受け て 大量 の 資材 を 消費 する こと は 避け たい だめーじ||うけ||たいりょう||しざい||しょうひ||||さけ|

そういう こと だった ん です ね

もちろん 箱入り 娘 に なって しまって いる こと は 私 も わかって いる |はこいり|むすめ|||||||わたくし|||

問題 が 解決 さ れ 次第 実戦 に 参加 する こと に なる だ ろ う もんだい||かいけつ|||しだい|じっせん||さんか|||||||

じゃあ いずれ 一緒 に ||いっしょ|

ああ いつ と 約束 は でき ない が な |||やくそく|||||

ありがとう ござい ます

だが 規律 を 破った の は 事実 だ 罰 を 受け て もらう ぞ |きりつ||やぶった|||じじつ||ばち||うけ|||

まだ これ だけ か

アサリ シジミ ハマグリ さん あさり|しじみ|はまぐり|

大和 さん だいわ|

私 も 手伝い ます わたくし||てつだい|

いい です よ 私 が 勝手 に やった こと だ し |||わたくし||かって|||||

手伝い たい ん です てつだい|||

私 この 島 に 来 た 時 から 毎日 一 度 は ここ に 来 て わたくし||しま||らい||じ||まいにち|ひと|たび||||らい|

海 を 眺め て い た ん です うみ||ながめ|||||

大和 さん だいわ|

私 だって 艦 娘 です みんな を 守る ため に 存在 し て い ます わたくし||かん|むすめ||||まもる|||そんざい||||

だから ホテル み たい なんて 言わ れる と 淋しく も なり ます |ほてる||||いわ|||さびしく|||

でも 今 は 仕方 あり ませ ん |いま||しかた|||

来る べき 日 まで ここ で 精一杯 頑張り ます くる||ひ||||せいいっぱい|がんばり|

だから もう 大丈夫 です ありがとう ||だいじょうぶ||

かわいい で ち ゅ ね

私 だって 好き で あんな こと 言って る ん じゃ ない で ち ゅ よ わたくし||すき||||いって||||||||

本当 は こんな … ほんとう||

朝 風呂 ？ あさ|ふろ

聞い て た か ききい|||

何 を ？ なん|

いや なんでもない

オムライス

はい

吹雪 ちゃん が とって き て くれ た シーフード で 作った オムライス です ふぶき||||||||||つくった||

レディー に も 合う 上品 な 味付け ね れでぃー|||あう|じょうひん||あじつけ|

これ は 海 の 力 を 感じる ||うみ||ちから||かんじる

お代わり を 頼み ま しょ う おかわり||たのみ|||

デザート も お 願い し ます でざーと|||ねがい||

すごい パーティー 始まっちゃ う |ぱーてぃー|はじまっちゃ|

本当 に 大和 Hotel ね ほんとう||だいわ||

はい 大和 ホテル の 特製 デザート です ね |だいわ|ほてる||とくせい|でざーと||

つい て こ れる

でき た の です

これ つける と いい わ よ

私 に 続 い て ください わたくし||つづ|||

待って 待って まって|まって

大和 さん あれ で いい の か な 本当 に だいわ||||||||ほんとう|

吹雪 ちゃん も おい で っぽい ふぶき|||||

一緒 に 乗 ろ う よ いっしょ||じょう|||

睦月 ちゃん 艤装 つけ てる って 思え ば いい っぽい のに むつき||ぎそう||||おもえ||||

艤装 ぎそう

そう だ そう すれ ば いい ん だ

吹雪 ちゃん ふぶき|

何 が あった っぽい なん|||

どこ へ 行く ん です ？ ||いく||

もう ちょっと です

これ は

乗って ください のって|

これ に 乗ったら 私 が 沖 まで 引っ張って いき ます ||のったら|わたくし||おき||ひっぱって||

それ なら 規律 を 守った まま 沖 に 出 られる でしょ う ||きりつ||まもった||おき||だ|||

吹雪 ちゃん ふぶき|

大和 さん の 言って る こと 立派 だ と 思い ます だいわ|||いって|||りっぱ|||おもい|

でも やっぱり 私 我慢 でき ない ん です ||わたくし|がまん||||

私 も 海 に 出 られ なかった 時期 が ある から わかる ん です わたくし||うみ||だ|||じき||||||

だから …

ありがとう

大和 さん だいわ|

じゃあ 行き ます よ |いき||

あの …

大丈夫 大丈夫 だいじょうぶ|だいじょうぶ

ちょっと 待って ください |まって|

セーノー

こんなに 重い なんて |おもい|

すみません

やっぱり こんな こと し て た っぽい

みんな

黙って い なく なっちゃ だめ だ よ だまって||||||

みんな で 海 を 行く って こんな 風 な ん です ね ||うみ||いく|||かぜ||||

はい

一 人 で 行く の と は 大 違い です ひと|じん||いく||||だい|ちがい|

陣形 組 ん だ り する ん です よ こう やって じんけい|くみ|||||||||

輪 形 陣 です ね りん|かた|じん||

でも この 陣形 組む の に は もう 1 隻 必要 な ん じゃ ない です か ||じんけい|くむ|||||せき|ひつよう||||||

よく 知って ます ね |しって||

はい 出撃 に 備え て ちゃん と 勉強 し て い ます から |しゅつげき||そなえ||||べんきょう|||||

じゃあ 出撃 の 許可 が 下り たら すぐ 一緒 に 戦え ます ね |しゅつげき||きょか||くだり|||いっしょ||たたかえ||

はい

これ って

対空 電 探 に 感 あり たいくう|いなずま|さが||かん|

どこ どこ

見 て み|

そう いえ ば 今朝 第 二 艦隊 から 入電 が あって |||けさ|だい|ふた|かんたい||にゅうでん||

艦載機 を 撃ち 漏らし た って かんさいき||うち|もらし||

攻撃 し なきゃ こうげき||

でも 今 空母 なし に 制 空 戦 なんて 無理 っぽい |いま|くうぼ|||せい|から|いくさ||むり|

対空 射撃 たいくう|しゃげき

私 たち じゃ とても 届か ない よ わたくし||||とどか||

私 が やって み ます わたくし||||

大和 さん でも … だいわ||

大丈夫 責任 は 私 が とり ます だいじょうぶ|せきにん||わたくし|||

敵機 捕 捉 てっき|ほ|そく

三 式 弾 装填 みっ|しき|たま|そうてん

仰 角 最大 あお|かど|さいだい

全 主砲 焼き払え ぜん|しゅほう|やきはらえ

すごい

一撃 っぽい いちげき|

でも こんな すごい 音 し たら |||おと||

みんな 絶対 気づ い た よ ね |ぜったい|きづ||||

第 二 艦隊 に 伝えろ だい|ふた|かんたい||つたえろ

撃ち 漏らし た 艦載機 は 撃破 し た と な うち|もらし||かんさいき||げきは||||

はい

着 い た ちゃく||

長門 さん … ながと|

待って ください 吹雪 ちゃん たち は 悪く ない ん です 私 が … まって||ふぶき||||わるく||||わたくし|

何 を 言って る もう すぐ 夕食 の 時間 だ ぞ なん||いって||||ゆうしょく||じかん||

他の 者 も 急げ たの|もの||いそげ

長門 さん ながと|

なん だ

別に べつに

甘い で ち ゅ ね 長門 秘書 艦 も あまい|||||ながと|ひしょ|かん|

今日 の ディナー は 特別 豪華 です から ね きょう||でぃなー||とくべつ|ごうか|||

たくさん 食べ て ください ね |たべ|||

美味し そう ね おいし||

な の です

大和 Hotel の 夕食 病み付き に なり そう ね だいわ|||ゆうしょく|やみつき||||

金剛 さん こんごう|

what

大和 ホテル じゃ あり ませ ん だいわ|ほてる||||

私 は 大和 型 一 番 艦 大和 です わたくし||だいわ|かた|ひと|ばん|かん|だいわ|

届け 届け とどけ|とどけ

想い よ 届け おもい||とどけ

そう あの 日 笑顔 私 の 願い 全て ||ひ|えがお|わたくし||ねがい|すべて

君 と 優しい 時間 へ と 届け きみ||やさしい|じかん|||とどけ

海 の 青 広 がる 赤 煉瓦 その 向こう に うみ||あお|ひろ||あか|れんが||むこう|

ねえ

光る 磯 波 越え 叢雲 の 空 眩 しい ひかる|いそ|なみ|こえ|むらくも||から|くら|

言葉 選 ん で 瞳 伏せ て も ことば|せん|||ひとみ|ふせ||

見え ない 明日 も 君 の 笑顔 も ! みえ||あした||きみ||えがお|

白く 白く 吹雪 の よう な しろく|しろく|ふぶき|||

そう 、 出逢う 前 から 解って た この 想い |であう|ぜん||わかって|||おもい

今 なら もっと ずっと 強く いま||||つよく

強く 強く 願い は 強く つよく|つよく|ねがい||つよく

繋ぐ よ その 手 を 感じ て 明日 を つなぐ|||て||かんじ||あした|

信じる 優しい 未来 へ と 届け しんじる|やさしい|みらい|||とどけ