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フルメタル・パニック!, フルメタル・パニック!#2

フルメタル ・ パニック !#2

二 人 で 逃げ場 所 探して

走った 天気 雨 の 中

たとえば 何 か を 失う と して も

守って 行か なきゃ ひと つ だけ は

この 世界 に 生まれた その 意味 を

君 と 見つけ に 行こう

痛み さえ も 抱え ながら

新しい 景色 迎え に 行こう

だいぶ 苦労 して いる ようです ね

彼 に は ちょうど 良い 経験 か と

良い 経験 です か

火器 を 没収 さ れ

護衛 対象 ほか 多数 の 民間 人 に 殴打 さ れ

極めて 不自由な 状態 で セーフハウス に 帰還 して も

許容 範囲 内 です 大佐 殿

まあ いい でしょう

マオ 曹長 と ウェーバー 軍曹 も ついて る こと です し

それ で あの 三 人 は どれ くらい の 期間 東京 に 置いて おく こと に なり ます か

問題 の 根源 を 絶つ まで

こちら 次第 と いう わけです ね

作戦 が スムーズに 進めば 千鳥 かなめ も 護衛 する 必要 も なくなる っと

はい 千鳥 だけ で なく 他の ウィスパード 候補 者 も 安全に なり ます

当面 の 間 は … でしょう

… 遺憾な こと です が

で 今度 は どうした の

知ら ない わ よ

あたし が 石膏 像 運んで たら

いきなり 大声 出して ぶつかって きた の よ

ほん っと 何 考えて んだ か 分か ん ない

まあまあ

足 が 滑った のだ

足 が 滑って 廊下 から ここ まで どうして 吹っ飛んで こ られる わけ

一体 どういう 運動 神経 してん の よ

どうした

また 何 か やら かした か

千鳥 が 美術 の 教材 を 運ぶ 姿 を 見て

テロリスト の 襲撃 と 誤認 して しまった

彼女 は まもなく 校門 を 出る が

俺 は この こと を 先生 に 報告 せ ねば なら ん

フォロー を 頼む

了解

あんまり 騒ぎ を 起こす な よ

努力 する

環境 が 変わって 苦労 して る みたい ね

ま ぁ こっち も 似た ような もん だ けど

980 円

東京 の 物価 って 殺人 的 ね 何 よ これ

たかが カニ の くせ に 偉 そうに 高級 ぶん じゃ ない っつ ー の

カニ よ カニ

ちょっと 聞いて ん の クルツ

だって さ …

もう や だ

脅かさ ないで よ

びっくり した

こら 廊下 で 騒が ない

すいません

あなた みたいに 転校 早々 問題 ばかり 起す 生徒 は

初めて です

恐縮 です

それ に

こういう おもちゃ は 持ってきて は いけ ませ ん

昨日 あんなに 言った のに もう 忘れた の

いえ それ は おもちゃ で は …

言い訳 し ない

はっ

これ も 没収 です から ね いい こと ?

恭子 の 趣味 って 理解 不能 ね

変わった もの を 見る と すぐ これ なんだ から

そう だ ね

あんな 軍事 オタク 写して 何 が 嬉しい わけ

よく 分か ん ない けど

相良 君 見て る と なんか 元気 出る じゃ ない

我ら が 天使 は お 休み み たい よ

痛い ぞ

った く 二 日 で この ザマ か

お前 任務 終わる 前 に 死 ん じ まう んじゃ ねぇ か

ほら 背中 見せろ

敵 なんて 一 度 も 出て きて ねぇ のに

階段 から は 転げ 落ちる

ガラス 窓 は 破る

図書 館 の 本棚 は なぎ倒す

自爆 し まくり じゃ ねぇ か

努力 は して いる

そんな 器用な 芸当 できる やつ か どう か

あんた も よく 知って る でしょう

それ に 力 抜いて テロリスト に 出し抜か れたら

洒落 ん なん ないし ね

本当に 狙わ れて る か どう かも 怪しい と 思う ぜ

希望 的 観測 は 危険だ

それ で 無駄に 生傷 を 増やす と

ほら できた ぜ

痛 っ

かなめ は どう 見て も 普通の 子 だ ぜ

そりゃ あ 確かに きれいだ が

経歴 だって 平凡な もん さ 俺 たち に 比べりゃ な

傭兵 やって る ティーンエージャー の 方 が 特殊 すぎ ん の よ

普通の 高校 生 誘拐 して KGB に 何の 得 が ある って んだ

お 寒い ねぇ

何 だ と

さすが カーゲーベー の 支局 長 人間 が できて いらっしゃる

ミスリル の AS だ

あんた ら の 手 に は ま 負え んだろう が ねぇ

ミスリル ?

謎 の 傭兵 部隊 さ

麻薬 の 精製 工場 を 破壊 し

テロリスト の 訓練 キャンプ を 殲滅 し

核 兵器 の 密輸 を 妨害 する

米 ソ の 10 年 先 を いく 装備 を 持つ 地域 紛争 の 火消し 役

その ため に は 東 も 西 に も 与し ない

ま 正義 の 味方 って とこ だ な

私 の 計画 を 邪魔 した の は そい つら だ と いう の か

ほっとけ ない と 思った んだろう

この 研究 が 成功 すれば 世界 の パワー バランス が 一挙に ひっくり返る から な

実験 体 の 確保 も ますます 難しく なった わけだ

また ギャラ の 上乗せ か

俺 は 共産 主義 者 じゃ ない ビジネスマン だ から な

いい加減に しろ

代わり の 工作 員 など いくら でも いる んだ ぞ

中国 人 の 貴 様 を 使って くださる 大佐 殿 に 少し は 感謝 したら どう だ

俺 は 中国 人 じゃ ない んだ が なぁ …

何 だろう と 同じだ

ウラル の 炭鉱 に 放り込んで その 顔 を 真っ黒に …

さて 商談 の 続き で いこう か

ウィスパード の 実験 体 確保 の 話 だった な

俺 と しちゃ この 子 を 拉致 しよう か と 思って る んだ

どう だ

カワイイ 子 だ ろ

そう いう わけで

修学 旅行 の 係 分担 いい加減に 決め なきゃ なん ない んだ けど

ちょっと みんな 聞いて る の

聞いて る よ

とっとと 決めて 帰ろう ぜ

った く クラス 委員 なんて 引き受ける んじゃ なかった

カナ ちゃん ガンバ

アリガト

で ね こんな ノリ に なる だろう と 思って た あたし は

既に 根回し を 終えて いた のであった

そう いや 休み 時間 なんか メモ 持って 走り回って たわ ね

うん うん

千鳥 エライ

うん うん

委員 の 鑑

うん うん

まっか せ な さ ー い

なんか 張り切り すぎ じゃ ない

きっと 前日 まで 盛り上がり すぎて 当日 お腹 壊す タイプ よ

う っさ いわ ね

我が 親友 と して 情けない

この 性格 さえ 直せば ミス 陣 代 も 夢 じゃ ない のに

さて 発表 する わ よ

キャラ 戻って る し

食事 係 は 高田 君 と 田辺 さん

う っす

は ー い

荷物 係 は 金田 君 と 内田 さん

や っぱ 俺

私 も か ぁ

連絡 係 は 森 君 と 向井 さん

ぼ 僕 が です か

は ー い

行事 係 は 坂本 君 と 工藤 さん

は いよ

は ー い

で ゴミ 係 は なり たい 人 が い なかった から

相良 宗 介 君

どうした の 相良 君

承諾 した 記憶 が ない

この 学校 じゃ ね 転入 生 は 無 条件 で ゴミ 係って 決まって る の

そう か 了解 した

と いう わけで 何 か 異議 の ある 人

異議 な ー し

じゃ 解散

お つかれ カナ ちゃん

まあ ね

さすが

おかしかった ね あの 時 の 相良 君

あれ は 本気で 信じて た 顔 だ よ ね

転校 生 は ゴミ 係って

でも さ ぁ ちょっと かわいそうな 気 が し ない ?

ねえ なんか かなめ らしく ない って いう か

じ ぃ ー

べ … 別に いい んじゃ ない

本人 が 納得 して んだ から

って あんた 何 やって ん の

だって この メニュー すぐ 消えちゃ い そうだ から

現在 ハンバーガー ショップ で 友人 ら と 談笑 中

窓 側 で は ない 外 から の 襲撃 の 恐れ は 低い と 思わ れる

そう 気張る な よ

もっと 気楽に し とけ でないと …

十分 気楽に して る つもりだ が

あっ そ

どうした

不審 者 を 発見

床 に 鞄 を 置いて 時計 を 気 に して いる

対 テロ 戦争 用 マニュアル に 出て きた 時限 爆弾 と 同じだ

爆弾 ?

向こう の 目的 は 暗殺 じゃ なくて 誘拐 だ ろ

今度 は 何 だ よ

男 が 立った

こちら に 気付いた の かも しれ ん

… まさか

まったく もう

いかん

相良 君 ?

どうした

何 が あった 宗 介

お 兄さん

ねえ 忘れ物 です って ば

ああ 僕 の 宝物 が

よかった ぁ

カナ ちゃん 相良 君

え 相良 君 ?

どうして ここ に

偶然だ

二 人 と も 大丈夫 ?

俺 は 大丈夫だ

千鳥 は

あたし も 大丈夫

よかった

でも 感動 しちゃ った

女の子 を 命懸け で 守る なんて 相良 君 カッコいい

俺 は する べき 事 を した に 過ぎ ん が

それ に ここ に 居合せた の は 単なる 偶然だ

は いはい

さがら ッ

この 変態 野郎 ー

あんた あたし に 恨み で も ある わけ

千鳥

偶然だ な

言う ? 普通 ここ で 言う ?

ドーハ の 悲劇 ?

あんた いつ の 新聞 読んで ん の よ

俺 個人 の 問題 だ

あんた ね なんで あたし に 付きまとう わけ

俺 が ? 君 に か ?

何 を 言って る の か まるで 分から ん

自 意識 過剰じゃ ない の か

これ を 嫌がらせ と 思わ ない 自 意識 が どこ に あん の よ

言い たい こと が ある なら はっきり 言い なさい よ はっきり

だから 偶然な のだ

あくまで 偶然 と 言い張る わけ ね

そう だ 偶然だ

分かった わ

し まっ …

バイバイ 変態 さん

相良 君

相良 君

相良 君 相 良く …

ちょっと 大丈夫 ?

ああ 問題 ない

問題 大 あり よ

何 考えて ん の よ まったく

急に この 駅 で 降り たく なった のだ

君 に は 関係ない

この 期 に 及んで まで まだ 言う か

偶然だ

これ も 偶然 ここ に 座り たく なった わけ

そう だ

ほんと や ん なっちゃ う

ねぇ 相良 君

なんだ

怒ら ない から 事情 くらい 話して くれ ない ?

事情 と 言わ れて も 俺 は 偶然 ここ に いる だけ だ

は いはい そういう こと に し と くわ よ

じゃあ 偶然 ここ に いる クラスメート から 質問 して も いい ?

なんだ

外国 暮らし が 長かった んでしょう

前 の 学校 でも こんな 感じ だった の ?

そう だ 平穏 無事な 毎日 だった

でも 友達 と 別れて 寂しい でしょ

いや 電話 や 手紙 で 連絡 を 取り合って る から

厳密に は 別れた と は 言え ない

変な 答え 方

じゃあ 彼女 は

彼女 ?

ガールフレンド 恋人 そういう の

そういった 種類 の 知人 は い ない

なんだ

同僚 … いや 友人 に 言わ せれば

「 お前 の 恋人 に なって くれる 女 など

ツンドラ 地帯 の 奥地 に も い ない だろう 」 と の こと だ が

よく 分から ん

面白い こと 言う 人 ね その 人

意味 が 分かる の か

うん だって さ 相良 君 ヘン じゃ ない

ヘン ?

ヘン ね す っ ごく ヘン

でも それ って …

それ って 貴重な 個性 かも よ

分かって くれる いい 人 が 見つかる かも ね

いい 人 …

そう か

記憶 して おこう 君 は いい 人 だ

や … や だ マジ で 受け取ら ないで よ

そう か なら 忘れる

やっぱり ヘン

ヘン だ よ ヘン だ よ 絶対 ヘン

おっと

危 ねぇ

す … すいません

フェアリー どう しちゃ った の よ

気付か れて … ない か

まったく

宗 介 の 野郎 が 無 茶 さ せる から よ ぉ

まさか …

いい 大人 が ポイ 捨て か ぁ

どうした の

何 か いい こと で も あった の カナ ちゃん

べつに

相良 君 と 何 か あった んでしょ

な … 何 言って る の よ

相良 君 と あたし が 何 か ある わけな いっしょ

は いはい おしまい ね

そう いえば カナ ちゃん 明日 の 早朝 テスト の 勉強 した ?

なに それ

明日 の 漢字 テスト で 修学 旅行 の 班 決める って 言って たよ 先生

聞いて ない わ よ そんな の

カナ ちゃん 大丈夫 ?

ゼンゼン …

ココロ に 小さな 花 が 咲いて る

君 から もらった 枯れ ない 花 が

信じる こと を もう 怖がら ない くらい

強く なれた から

君 に 逢えて うれしかった

つないだ 手 が 誇り だった

今 は 別々の 空 見上げて いて も

ほら 歩ける ひと り でも

台本 : gen 翻 译 : 兰樱 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 , 禁止 用 于商 业 用途 更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

あいつ に 気 を 許した の が 間違い だった わ

まさか まさか

あたし の 下着 を 狙って いた なんて

次回 「 フルメタル ・ パニック 」 第 3 話

ランジェリー ・ パニック

相良 君 覚悟 は いい わ ね

何故 怒る ?


フルメタル ・ パニック !#2 |ぱにっく

二 人 で 逃げ場 所 探して ふた|じん||にげば|しょ|さがして

走った 天気 雨 の 中 はしった|てんき|あめ||なか

たとえば 何 か を 失う と して も |なん|||うしなう|||

守って 行か なきゃ   ひと つ だけ は まもって|いか|||||

この 世界 に 生まれた その 意味 を |せかい||うまれた||いみ|

君 と 見つけ に 行こう きみ||みつけ||いこう

痛み さえ も   抱え ながら いたみ|||かかえ|

新しい 景色   迎え に 行こう あたらしい|けしき|むかえ||いこう

だいぶ 苦労 して いる ようです ね |くろう|||よう です|

彼 に は ちょうど 良い 経験 か と かれ||||よい|けいけん||

良い 経験 です か よい|けいけん||

火器 を 没収 さ れ かき||ぼっしゅう||

護衛 対象 ほか 多数 の 民間 人 に 殴打 さ れ ごえい|たいしょう||たすう||みんかん|じん||おうだ||

極めて 不自由な 状態 で セーフハウス に 帰還 して も きわめて|ふじゆうな|じょうたい||||きかん||

許容 範囲 内 です   大佐 殿 きょよう|はんい|うち||たいさ|しんがり

まあ   いい でしょう

マオ 曹長 と ウェーバー 軍曹 も ついて る こと です し |そうちょう|||ぐんそう||||||

それ で   あの 三 人 は どれ くらい の 期間 東京 に 置いて おく こと に なり ます か |||みっ|じん|||||きかん|とうきょう||おいて||||||

問題 の 根源 を 絶つ まで もんだい||こんげん||たつ|

こちら 次第 と いう わけです ね |しだい|||わけ です|

作戦 が スムーズに 進めば 千鳥 かなめ も 護衛 する 必要 も なくなる っと さくせん||すむーずに|すすめば|ちどり|||ごえい||ひつよう|||

はい   千鳥 だけ で なく   他の ウィスパード 候補 者 も 安全に なり ます |ちどり||||たの||こうほ|もの||あんぜんに||

当面 の 間 は … でしょう とうめん||あいだ||

… 遺憾な こと です が いかんな|||

で   今度 は どうした の |こんど|||

知ら ない わ よ しら|||

あたし が 石膏 像 運んで たら ||せっこう|ぞう|はこんで|

いきなり 大声 出して ぶつかって きた の よ |おおごえ|だして||||

ほん っと   何 考えて んだ か 分か ん ない ||なん|かんがえて|||わか||

まあまあ

足 が 滑った のだ あし||すべった|

足 が 滑って 廊下 から ここ まで どうして 吹っ飛んで こ られる わけ あし||すべって|ろうか|||||ふっとんで|||

一体 どういう 運動 神経 してん の よ いったい||うんどう|しんけい|||

どうした

また 何 か やら かした か |なん||||

千鳥 が 美術 の 教材 を 運ぶ 姿 を 見て ちどり||びじゅつ||きょうざい||はこぶ|すがた||みて

テロリスト の 襲撃 と 誤認 して しまった てろりすと||しゅうげき||ごにん||

彼女 は まもなく 校門 を 出る が かのじょ|||こうもん||でる|

俺 は この こと を 先生 に 報告 せ ねば なら ん おれ|||||せんせい||ほうこく||||

フォロー を 頼む ふぉろー||たのむ

了解 りょうかい

あんまり 騒ぎ を 起こす な よ |さわぎ||おこす||

努力 する どりょく|

環境 が 変わって   苦労 して る みたい ね かんきょう||かわって|くろう||||

ま ぁ   こっち も 似た ような もん だ けど ||||にた||||

980 円 えん

東京 の 物価 って 殺人 的 ね   何 よ これ とうきょう||ぶっか||さつじん|てき||なん||

たかが カニ の くせ に 偉 そうに 高級 ぶん じゃ ない っつ ー の |かに||||えら|そう に|こうきゅう|||||-|

カニ よ カニ かに||かに

ちょっと 聞いて ん の   クルツ |きいて|||

だって さ …

もう や だ

脅かさ ないで よ おびやかさ||

びっくり した

こら   廊下 で 騒が ない |ろうか||さわが|

すいません

あなた みたいに   転校 早々 問題 ばかり 起す 生徒 は ||てんこう|はやばや|もんだい||おこす|せいと|

初めて です はじめて|

恐縮 です きょうしゅく|

それ に

こういう おもちゃ は 持ってきて は いけ ませ ん |||もってきて||||

昨日 あんなに 言った のに   もう 忘れた の きのう||いった|||わすれた|

いえ   それ は おもちゃ で は …

言い訳 し ない いい わけ||

はっ

これ も 没収 です から ね   いい こと ? ||ぼっしゅう|||||

恭子 の 趣味 って 理解 不能 ね きょうこ||しゅみ||りかい|ふのう|

変わった もの を 見る と すぐ これ なんだ から かわった|||みる|||||

そう だ ね

あんな 軍事 オタク 写して   何 が 嬉しい わけ |ぐんじ|おたく|うつして|なん||うれしい|

よく 分か ん ない けど |わか|||

相良 君 見て る と   なんか 元気 出る じゃ ない さがら|きみ|みて||||げんき|でる||

我ら が 天使 は   お 休み み たい よ われら||てんし|||やすみ|||

痛い ぞ いたい|

った く   二 日 で この ザマ か ||ふた|ひ||||

お前 任務 終わる 前 に 死 ん じ まう んじゃ ねぇ か おまえ|にんむ|おわる|ぜん||し||||||

ほら   背中 見せろ |せなか|みせろ

敵 なんて 一 度 も 出て きて ねぇ のに てき||ひと|たび||でて|||

階段 から は 転げ 落ちる かいだん|||ころげ|おちる

ガラス 窓 は 破る がらす|まど||やぶる

図書 館 の 本棚 は なぎ倒す としょ|かん||ほんだな||なぎたおす

自爆 し まくり じゃ ねぇ か じばく|||||

努力 は して いる どりょく|||

そんな 器用な 芸当 できる やつ か どう か |きような|げいとう|||||

あんた も よく 知って る でしょう |||しって||

それ に   力 抜いて テロリスト に 出し抜か れたら ||ちから|ぬいて|てろりすと||だしぬか|

洒落 ん なん ないし ね しゃれ||||

本当に 狙わ れて る か どう かも 怪しい と 思う ぜ ほんとうに|ねらわ||||||あやしい||おもう|

希望 的 観測 は 危険だ きぼう|てき|かんそく||きけんだ

それ で   無駄に 生傷 を 増やす   と ||むだに|なまきず||ふやす|

ほら   できた ぜ

痛 っ つう|

かなめ は どう 見て も 普通の 子 だ ぜ |||みて||ふつうの|こ||

そりゃ あ 確かに きれいだ が ||たしかに||

経歴 だって 平凡な もん さ   俺 たち に 比べりゃ な けいれき||へいぼんな|||おれ|||くらべりゃ|

傭兵 やって る ティーンエージャー の 方 が 特殊 すぎ ん の よ ようへい|||||かた||とくしゅ||||

普通の 高校 生 誘拐 して   KGB に 何の 得 が ある って んだ ふつうの|こうこう|せい|ゆうかい||||なんの|とく||||

お 寒い ねぇ |さむい|

何 だ と なん||

さすが カーゲーベー の 支局 長   人間 が できて いらっしゃる |||しきょく|ちょう|にんげん|||

ミスリル の AS だ

あんた ら の 手 に は   ま   負え んだろう が ねぇ |||て||||おえ|||

ミスリル ?

謎 の 傭兵 部隊 さ なぞ||ようへい|ぶたい|

麻薬 の 精製 工場 を 破壊 し まやく||せいせい|こうじょう||はかい|

テロリスト の 訓練 キャンプ を 殲滅 し てろりすと||くんれん|きゃんぷ||せんめつ|

核 兵器 の 密輸 を 妨害 する かく|へいき||みつゆ||ぼうがい|

米 ソ の 10 年 先 を いく 装備 を 持つ 地域 紛争 の 火消し 役 べい|そ||とし|さき|||そうび||もつ|ちいき|ふんそう||ひけし|やく

その ため に は 東 も 西 に も 与し ない ||||ひがし||にし|||くみし|

ま   正義 の 味方 って とこ だ な |せいぎ||みかた||||

私 の 計画 を 邪魔 した の は そい つら だ と いう の か わたくし||けいかく||じゃま||||||||||

ほっとけ ない と 思った んだろう |||おもった|

この 研究 が 成功 すれば 世界 の パワー バランス が 一挙に ひっくり返る から な |けんきゅう||せいこう||せかい||ぱわー|ばらんす||いっきょに|ひっくりかえる||

実験 体 の 確保 も ますます 難しく なった わけだ じっけん|からだ||かくほ|||むずかしく||

また ギャラ の 上乗せ か |ぎゃら||うわのせ|

俺 は 共産 主義 者 じゃ ない   ビジネスマン だ から な おれ||きょうさん|しゅぎ|もの|||びじねすまん|||

いい加減に しろ いいかげんに|

代わり の 工作 員 など いくら でも いる んだ ぞ かわり||こうさく|いん||||||

中国 人 の 貴 様 を 使って くださる 大佐 殿 に 少し は 感謝 したら どう だ ちゅうごく|じん||とうと|さま||つかって||たいさ|しんがり||すこし||かんしゃ|||

俺 は 中国 人 じゃ ない んだ が なぁ … おれ||ちゅうごく|じん|||||

何 だろう と 同じだ なん|||おなじだ

ウラル の 炭鉱 に 放り込んで   その 顔 を 真っ黒に … ||たんこう||ほうりこんで||かお||まっくろに

さて   商談 の 続き で いこう か |しょうだん||つづき|||

ウィスパード の 実験 体 確保 の 話 だった な ||じっけん|からだ|かくほ||はなし||

俺 と しちゃ   この 子 を 拉致 しよう か と 思って る んだ おれ||||こ||らち||||おもって||

どう だ

カワイイ 子 だ ろ |こ||

そう いう わけで

修学 旅行 の 係 分担   いい加減に 決め なきゃ なん ない んだ けど しゅうがく|りょこう||かかり|ぶんたん|いいかげんに|きめ|||||

ちょっと みんな   聞いて る の ||きいて||

聞いて る よ きいて||

とっとと 決めて 帰ろう ぜ |きめて|かえろう|

った く   クラス 委員 なんて 引き受ける んじゃ なかった ||くらす|いいん||ひきうける||

カナ ちゃん   ガンバ

アリガト

で ね   こんな ノリ に なる だろう と 思って た あたし は |||のり|||||おもって|||

既に 根回し を 終えて いた のであった すでに|ねまわし||おえて||

そう いや 休み 時間   なんか メモ 持って 走り回って たわ ね ||やすみ|じかん||めも|もって|はしりまわって||

うん うん

千鳥 エライ ちどり|

うん うん

委員 の 鑑 いいん||かがみ

うん うん

まっか せ な さ ー い ||||-|

なんか 張り切り すぎ じゃ ない |はりきり|||

きっと 前日 まで 盛り上がり すぎて   当日 お腹 壊す タイプ よ |ぜんじつ||もりあがり||とうじつ|おなか|こわす|たいぷ|

う っさ いわ ね

我が 親友 と して 情けない わが|しんゆう|||なさけない

この 性格 さえ 直せば   ミス 陣 代 も 夢 じゃ ない のに |せいかく||なおせば|みす|じん|だい||ゆめ|||

さて   発表 する わ よ |はっぴょう|||

キャラ 戻って る し |もどって||

食事 係 は 高田 君 と 田辺 さん しょくじ|かかり||たかた|きみ||たなべ|

う っす

は ー い |-|

荷物 係 は 金田 君 と 内田 さん にもつ|かかり||かなだ|きみ||うちた|

や っぱ 俺 ||おれ

私 も か ぁ わたくし|||

連絡 係 は 森 君 と 向井 さん れんらく|かかり||しげる|きみ||むかい|

ぼ   僕 が です か |ぼく|||

は ー い |-|

行事 係 は 坂本 君 と 工藤 さん ぎょうじ|かかり||さかもと|きみ||くどう|

は いよ

は ー い |-|

で   ゴミ 係 は   なり たい 人 が い なかった から |ごみ|かかり||||じん||||

相良 宗 介 君 さがら|はじめ|かい|きみ

どうした の   相良 君 ||さがら|きみ

承諾 した 記憶 が ない しょうだく||きおく||

この 学校 じゃ ね   転入 生 は 無 条件 で ゴミ 係って 決まって る の |がっこう|||てんにゅう|せい||む|じょうけん||ごみ|かかって|きまって||

そう か   了解 した ||りょうかい|

と いう わけで   何 か 異議 の ある 人 |||なん||いぎ|||じん

異議 な ー し いぎ||-|

じゃ   解散 |かいさん

お つかれ   カナ ちゃん |つか れ||

まあ ね

さすが

おかしかった ね   あの 時 の 相良 君 |||じ||さがら|きみ

あれ は 本気で 信じて た 顔 だ よ ね ||ほんきで|しんじて||かお|||

転校 生 は ゴミ 係って てんこう|せい||ごみ|かかって

でも さ ぁ   ちょっと かわいそうな 気 が し ない ? |||||き|||

ねえ   なんか かなめ らしく ない って いう か

じ ぃ ー ||-

べ … 別に いい んじゃ ない |べつに|||

本人 が 納得 して んだ から ほんにん||なっとく|||

って   あんた 何 やって ん の ||なん|||

だって   この メニュー すぐ 消えちゃ い そうだ から ||めにゅー||きえちゃ||そう だ|

現在   ハンバーガー ショップ で 友人 ら と 談笑 中 げんざい|はんばーがー|しょっぷ||ゆうじん|||だんしょう|なか

窓 側 で は ない   外 から の 襲撃 の 恐れ は 低い と 思わ れる まど|がわ||||がい|||しゅうげき||おそれ||ひくい||おもわ|

そう 気張る な よ |きばる||

もっと 気楽に し とけ   でないと … |きらくに|||

十分 気楽に して る つもりだ が じゅうぶん|きらくに||||

あっ そ

どうした

不審 者 を 発見 ふしん|もの||はっけん

床 に 鞄 を 置いて   時計 を 気 に して いる とこ||かばん||おいて|とけい||き|||

対 テロ 戦争 用 マニュアル に 出て きた 時限 爆弾 と 同じだ たい|てろ|せんそう|よう|まにゅある||でて||じげん|ばくだん||おなじだ

爆弾 ? ばくだん

向こう の 目的 は 暗殺 じゃ なくて 誘拐 だ ろ むこう||もくてき||あんさつ|||ゆうかい||

今度 は 何 だ よ こんど||なん||

男 が 立った おとこ||たった

こちら に 気付いた の かも しれ ん ||きづいた||||

… まさか

まったく もう

いかん

相良 君 ? さがら|きみ

どうした

何 が あった   宗 介 なん|||はじめ|かい

お 兄さん |にいさん

ねえ   忘れ物 です って ば |わすれもの|||

ああ   僕 の 宝物 が |ぼく||たからもの|

よかった ぁ

カナ ちゃん   相良 君 ||さがら|きみ

え   相良 君 ? |さがら|きみ

どうして ここ に

偶然だ ぐうぜんだ

二 人 と も 大丈夫 ? ふた|じん|||だいじょうぶ

俺 は 大丈夫だ おれ||だいじょうぶだ

千鳥 は ちどり|

あたし も 大丈夫 ||だいじょうぶ

よかった

でも 感動 しちゃ った |かんどう||

女の子 を 命懸け で 守る なんて   相良 君 カッコいい おんなのこ||いのちがけ||まもる||さがら|きみ|かっこいい

俺 は する べき 事 を した に 過ぎ ん が おれ||||こと||||すぎ||

それ に   ここ に 居合せた の は 単なる 偶然だ ||||いあわせた|||たんなる|ぐうぜんだ

は いはい

さがら ッ

この   変態 野郎 ー |へんたい|やろう|-

あんた   あたし に 恨み で も ある わけ |||うらみ||||

千鳥 ちどり

偶然だ な ぐうぜんだ|

言う ? 普通 ここ で 言う ? いう|ふつう|||いう

ドーハ の 悲劇 ? どーは||ひげき

あんた いつ の 新聞 読んで ん の よ |||しんぶん|よんで|||

俺   個人 の 問題 だ おれ|こじん||もんだい|

あんた ね   なんで あたし に 付きまとう わけ |||||つきまとう|

俺 が ? 君 に か ? おれ||きみ||

何 を 言って る の か まるで 分から ん なん||いって|||||わから|

自 意識 過剰じゃ ない の か じ|いしき|かじょうじゃ|||

これ を 嫌がらせ と 思わ ない 自 意識 が どこ に あん の よ ||いやがらせ||おもわ||じ|いしき||||||

言い たい こと が ある なら はっきり 言い なさい よ   はっきり いい|||||||いい|||

だから   偶然な のだ |ぐうぜんな|

あくまで 偶然 と 言い張る わけ ね |ぐうぜん||いいはる||

そう だ   偶然だ ||ぐうぜんだ

分かった わ わかった|

し まっ …

バイバイ   変態 さん |へんたい|

相良 君 さがら|きみ

相良 君 さがら|きみ

相良 君   相 良く … さがら|きみ|そう|よく

ちょっと   大丈夫 ? |だいじょうぶ

ああ   問題 ない |もんだい|

問題 大 あり よ もんだい|だい||

何 考えて ん の よ   まったく なん|かんがえて||||

急に この 駅 で 降り たく なった のだ きゅうに||えき||ふり|||

君 に は 関係ない きみ|||かんけいない

この 期 に 及んで まで まだ 言う か |き||およんで|||いう|

偶然だ ぐうぜんだ

これ も 偶然 ここ に 座り たく なった わけ ||ぐうぜん|||すわり|||

そう だ

ほんと   や ん なっちゃ う

ねぇ   相良 君 |さがら|きみ

なんだ

怒ら ない から   事情 くらい 話して くれ ない ? いから|||じじょう||はなして||

事情 と 言わ れて も   俺 は 偶然 ここ に いる だけ だ じじょう||いわ|||おれ||ぐうぜん|||||

は いはい   そういう こと に し と くわ よ

じゃあ   偶然 ここ に いる クラスメート から 質問 して も いい ? |ぐうぜん||||||しつもん|||

なんだ

外国 暮らし が 長かった んでしょう がいこく|くらし||ながかった|

前 の 学校 でも こんな 感じ だった の ? ぜん||がっこう|||かんじ||

そう だ   平穏 無事な 毎日 だった ||へいおん|ぶじな|まいにち|

でも   友達 と 別れて 寂しい でしょ |ともだち||わかれて|さびしい|

いや   電話 や 手紙 で 連絡 を 取り合って る から |でんわ||てがみ||れんらく||とりあって||

厳密に は 別れた と は 言え ない げんみつに||わかれた|||いえ|

変な 答え 方 へんな|こたえ|かた

じゃあ   彼女 は |かのじょ|

彼女 ? かのじょ

ガールフレンド   恋人 そういう の |こいびと||

そういった 種類 の 知人 は い ない |しゅるい||ちじん|||

なんだ

同僚 … いや   友人 に 言わ せれば どうりょう||ゆうじん||いわ|

「 お前 の 恋人 に なって くれる 女 など おまえ||こいびと||||おんな|

ツンドラ 地帯 の 奥地 に も い ない だろう 」 と の こと だ が |ちたい||おくち||||||||||

よく 分から ん |わから|

面白い こと 言う 人 ね   その 人 おもしろい||いう|じん|||じん

意味 が 分かる の か いみ||わかる||

うん   だって さ   相良 君   ヘン じゃ ない |||さがら|きみ|||

ヘン ?

ヘン ね   す っ ごく ヘン

でも   それ って …

それ って 貴重な 個性 かも よ ||きちょうな|こせい||

分かって くれる いい 人 が 見つかる かも ね わかって|||じん||みつかる||

いい 人 … |じん

そう か

記憶 して おこう   君 は いい 人 だ きおく|||きみ|||じん|

や … や だ   マジ で 受け取ら ないで よ |||||うけとら||

そう か   なら 忘れる |||わすれる

やっぱり ヘン

ヘン だ よ   ヘン だ よ   絶対 ヘン ||||||ぜったい|

おっと

危 ねぇ き|

す … すいません

フェアリー   どう しちゃ った の よ

気付か れて … ない か きづか|||

まったく

宗 介 の 野郎 が 無 茶 さ せる から よ ぉ はじめ|かい||やろう||む|ちゃ|||||

まさか …

いい 大人 が ポイ 捨て か ぁ |おとな||ぽい|すて||

どうした の

何 か いい こと で も あった の   カナ ちゃん なん|||||||||

べつに

相良 君 と 何 か あった んでしょ さがら|きみ||なん|||

な … 何 言って る の よ |なん|いって|||

相良 君 と あたし が 何 か ある わけな いっしょ さがら|きみ||||なん||||

は いはい   おしまい ね

そう いえば カナ ちゃん   明日 の 早朝 テスト の 勉強 した ? ||||あした||そうちょう|てすと||べんきょう|

なに それ

明日 の 漢字 テスト で 修学 旅行 の 班 決める って 言って たよ   先生 あした||かんじ|てすと||しゅうがく|りょこう||はん|きめる||いって||せんせい

聞いて ない わ よ   そんな の きいて|||||

カナ ちゃん   大丈夫 ? ||だいじょうぶ

ゼンゼン …

ココロ に 小さな 花 が 咲いて る ||ちいさな|か||さいて|

君 から もらった 枯れ ない 花 が きみ|||かれ||か|

信じる こと を もう 怖がら ない くらい しんじる||||こわがら||

強く なれた から つよく||

君 に 逢えて うれしかった きみ||あえて|

つないだ 手 が 誇り だった |て||ほこり|

今 は 別々の 空 見上げて いて も いま||べつべつの|から|みあげて||

ほら   歩ける   ひと り でも |あるける|||

台本 : gen 翻 译 : 兰樱 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀 だいほん||ひるがえ|||こう||しょう|こう||||压せい|ゆうき|ゆき

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あいつ に 気 を 許した の が 間違い だった わ ||き||ゆるした|||まちがい||

まさか まさか

あたし の 下着 を 狙って いた なんて ||したぎ||ねらって||

次回 「 フルメタル ・ パニック 」 第 3 話 じかい||ぱにっく|だい|はなし

ランジェリー ・ パニック |ぱにっく

相良 君   覚悟 は いい わ ね さがら|きみ|かくご||||

何故 怒る ? なぜ|いかる