Robotics ; Notes Episode 20

僕 は ネットワーク 上 に 存在 する 永遠 の 命 を 持った ぼく||ねっとわーく|うえ||そんざい||えいえん||いのち||もった

一 つ の 人格 さ ひと|||じんかく|

君島 コウ … きみしま|

本来 で あれ ば 完璧 な 形 で 移植 する はず だった の だ が ほんらい||||かんぺき||かた||いしょく||||||

電磁 波 照射 実験 中 でんじ|なみ|しょうしゃ|じっけん|なか

瀬 乃 宮 み さ 希 に 殺さ れる と いう アクシデント に 見舞わ れ て ね せ|の|みや|||まれ||ころさ||||||みまわ|||

知ら なかった ろ しら||

君 たち は その おかげ で 命 を 落とさ ず に 済 ん だ と いう のに きみ||||||いのち||おとさ|||す|||||

どういう こと

あね も ね 号 … |||ごう

そう だ 電磁 波 照射 実験 ||でんじ|なみ|しょうしゃ|じっけん

あね も ね 号 の 乗客 は その とき の 実験 台 だった ん だ よ |||ごう||じょうきゃく|||||じっけん|だい||||

しかし 運 悪く 瀬 乃 宮 み さ 希 に 気付か れ て しまって ね |うん|わるく|せ|の|みや|||まれ||きづか||||

残酷 なる 時 は いつか ざんこく||じ||

契約 の 地 さえ 引き裂く の けいやく||ち||ひきさく|

たくさん が 生み出す 恐怖 ||うみだす|きょうふ

真理 の ため に 今 ここ に いる よ しんり||||いま||||

意外 な Crazy いがい||

We Meet

目眩 く この シーン うかつ な 選択 めまい|||しーん|||せんたく

浮かび 行く 景色 は やがて 鮮やか に うかび|いく|けしき|||あざやか|

時間 を すり抜ける じかん||すりぬける

咆 筺 の メシア ほう|きょう||

笑って 泣 い て わらって|なき||

僕ら の 一 つ の 夢 ぼくら||ひと|||ゆめ

願って 叫 ん で ねがって|さけ||

どこまでも 遠く へ |とおく|

走って 飛ばし て はしって|とばし|

気持ち の 集まる 場所 きもち||あつまる|ばしょ

愛し すぎる この 空 の 下 で あいし|||から||した|

明日 を 証明 し たく て あした||しょうめい|||

古 郡 … ？ ふる|ぐん

まったく 迷惑 な 話 だ よ |めいわく||はなし||

それ で 僕 の 頭 は スイカ を 落とし た よう に 粉々 に なって しまった ||ぼく||あたま||すいか||おとし||||こなごな|||

これ は …

お 姉ちゃん が … |ねえちゃん|

だから 僕 は １ カ月 くらい し た 後 に み さ 希 の 所 に 現れ て あげ た ん だ |ぼく||かげつ||||あと||||まれ||しょ||あらわれ|||||

彼女 の 罪 の 意識 を えぐり かのじょ||ざい||いしき||

僕 の 力 を 使え ば 罪 を 白日 の 下 に さらす こと など 簡単 だ と 脅し た ぼく||ちから||つかえ||ざい||はくじつ||した|||||かんたん|||おどし|

思った より 強情 だった けど ね おもった||ごうじょう|||

でも 僕 は 永遠 に まとわり 続ける |ぼく||えいえん|||つづける

み さ 希 の 大事 な もの を 傷つける こと も すぐに できる ||まれ||だいじ||||きずつける||||

そう 脅し たら 屈し た よ |おどし||くっし||

この 子 と 同じ ように ね |こ||おなじ|よう に|

本来 プロジェクト * アトゥム は ２０１５ 年 に 実行 する 予定 だった ん だ ほんらい|ぷろじぇくと|||とし||じっこう||よてい|||

ここ で やめ たら もったいない だ ろ ？

瀬 乃 宮 み さ 希 が 自分 の 人生 を 全て 捨て て 懸け た プロジェクト な のに … せ|の|みや|||まれ||じぶん||じんせい||すべて|すて||かけ||ぷろじぇくと||

君島 さん きみしま|

アキ ちゃん … あき|

瀬 乃 宮 妹 せ|の|みや|いもうと

うち の お 姉ちゃん は 今 でも ロボット の こと が 好き です か ？ |||ねえちゃん||いま||ろぼっと||||すき||

な … 何 を … ？ |なん|

今 でも ロボット が 好き です か ？ いま||ろぼっと||すき||

さあ ね ？ でも み さ 希 は ゲーム だけ は 続け て い た よ |||||まれ||げーむ|||つづけ||||

『 キル バラ 』 と いう ゲーム を ね |ばら|||げーむ||

よかった

それ で 満足 な の かい ？ ||まんぞく|||

ええ だって うち に とって ロボット は 絆 で |||||ろぼっと||きずな|

ロボット は 希望 で 仲間 と の 努力 の 結晶 で … ろぼっと||きぼう||なかま|||どりょく||けっしょう|

ロボット は きちんと 指示 し て あげ ない と 歩く こと さえ でき なく て ろぼっと|||しじ||||||あるく|||||

世話 ばっかり 焼か せる どう しよう も ない 子 たち で … せわ||やか||||||こ||

でも しっかり 向き合え ば 応え て くれ て … ||むきあえ||こたえ|||

ガン つく １ も ガン つく ２ も タネ ガシ マシン ３ 改 だって がん|||がん|||たね||ましん|かい|

うち に は 子供 みたい な も の 大好き な ロボット … |||こども|||||だいすき||ろぼっと

それ を お 姉ちゃん は 壊し た の |||ねえちゃん||こわし||

どんな 気分 だった かな ？ つらかった かな … |きぶん||||

それとも 何も 感じる こと も でき なかった の か な … |なにも|かんじる|||||||

だから … だ から …

アキ ちゃん … あき|

だから … うち は お 姉ちゃん に そんな こと を さ せ た あなた を 許さ ない ||||ねえちゃん||||||||||ゆるさ|

君島 コウ あなた を 許さ ない きみしま||||ゆるさ|

結構 やって もら お う じゃ ない か けっこう|||||||

生き延びる こと が でき たら ね いきのびる|||||

アキ ちゃん あき|

悪 の ロボット を 倒す の は 正義 の ロボット だって 昔 から 決まって る あく||ろぼっと||たおす|||せいぎ||ろぼっと||むかし||きまって|

知ら ない かも しれ ない から 君島 さん に 教え て あげる しら||||||きみしま|||おしえ||

巨大 二 足 歩行 ロボット は きょだい|ふた|あし|ほこう|ろぼっと|

これ まで に 何 十 回 も 何 百 回 も 世界 を 救って き てる ん だ |||なん|じゅう|かい||なん|ひゃく|かい||せかい||すくって||||

だから 今回 も ロボット が 世界 を 救う |こんかい||ろぼっと||せかい||すくう

うち ら の 造った ロボ が |||つくった||

うち ら の 夢 が 詰まった ロボ が |||ゆめ||つまった||

あなた たち の 悪い ロボット を 倒し て |||わるい|ろぼっと||たおし|

あなた を 倒し て ||たおし|

お 姉ちゃん を 倒し て |ねえちゃん||たおし|

世界 を 救って やる ん だ せかい||すくって|||

三百 人 委員 会 も さんびゃく|じん|いいん|かい|

プロジェクト アトゥム も 君島 コウ も 全部 クソ った れ だ ぷろじぇくと|||きみしま|||ぜんぶ|くそ|||

お 姉ちゃん なんて クソ 食らえ だ |ねえちゃん||くそ|くらえ|

完璧 超人 の お 姉ちゃん に なんて 負ける もん か かんぺき|ちょうじん|||ねえちゃん|||まける||

何度 だって 言う なんど||いう

正義 は 絶対 に 勝つ ん だ せいぎ||ぜったい||かつ||

勝って うち ら が … かって|||

お 姉ちゃん を 助ける ん だ |ねえちゃん||たすける||

立派 だ 立派 だ よ 感動 し た よ りっぱ||りっぱ|||かんどう|||

でも ね 君 は こう 言って る ん だ ||きみ|||いって|||

この 子 を 見殺し に し て 大切 な 姉 を 殺し に 行く って |こ||みごろし||||たいせつ||あね||ころし||いく|

それ が どういう こと な の か

その 目 で しっかり 見る と いい |め|||みる||

よせ … よせ

ボイン ちゃん

ボイン ちゃん じゃ ね ー ||||-

でか した ぞ タロウ

愛 理 あい|り

あの 男 は ？ |おとこ|

消え おった きえ|

正義 の … 巨大 ロボット せいぎ||きょだい|ろぼっと

日高 君 ひだか|きみ

大 徳 先輩 どう し た ん です か ？ だい|とく|せんぱい||||||

え … え ー と 何 か 居て も 立って も い られ なく なっちゃ っ て … ||-||なん||いて||たって|||||||

そう です か …

見 て た よ ね ？ あき 穂 ちゃん が しゃべって た の み||||||ほ|||||

はい

あの 巨大 ロボット って きっと これ の こと です よ ね |きょだい|ろぼっと||||||||

あの … 日高 君 … |ひだか|きみ

ごめんなさい

私 今日 まで 一 度 も ちゃんと 謝れ て い なかった わたくし|きょう||ひと|たび|||あやまれ|||

本当 に ごめんなさい ほんとう||

そう 思って いる ん なら 手伝って ください |おもって||||てつだって|

日高 君 … ひだか|きみ

本当 に 謝り たい なら ごめんなさい って 言葉 を 使わ ず に 謝って みせ て ください ほんとう||あやまり|||||ことば||つかわ|||あやまって|||

せ … せ … 先輩 女子 を 謝罪 さ せ 奴隷 に なる こと を 強要 する ||せんぱい|じょし||しゃざい|||どれい|||||きょうよう|

せ … 性 的 な 意味 で |せい|てき||いみ|

それ 何て エロゲ ？ |なんて|

古 郡 … ふる|ぐん

これ で メンバー 勢揃い です ね ||めんばー|せいぞろい||

おう やっぱり 揃って や がった か ||そろって|||

お じいちゃん どうして ここ に …

あの がき が が なって る の を 見 ち まって な ||||||||み|||

何 か やら かす つもり な ん だ ろ ？ なん||||||||

おそらくは 取りあえず 動く よう に し て おき ま しょ う か |とりあえず|うごく|||||||||

本当 な ん だ ね ほんとう||||

何 顔面 蒼白 って ああいう 顔 を いう ん だって 思った なん|がんめん|そうはく|||かお|||||おもった だから それ は アキ と カイ が … |||あき|||

口外 する つもり は ない し 自首 しろ と も 言わ ない こうがい||||||じしゅ||||いわ|

もちろん 警察 に 駆け込 ん だ り も し ない |けいさつ||かけこ||||||

ただ 私 は あんた の 力 に なり たい |わたくし||||ちから|||

あの とき 私 が 言って たら ||わたくし||いって|

あなた なら 叱って くれ た かも しれ ない わ ね ||しかって|||||||

君 も しつこい 女 だ きみ|||おんな|

無駄 だ と まだ 分から ない の か ？ むだ||||わから|||

君 に は 最後 まで 働 い て もらう と 言った だ ろ きみ|||さいご||はたら|||||いった||

アキ … カイ … あき|

しかし 君 は しぶとい |きみ||

僕 に 取り つかれる と ぼく||とり||

次第に 思考 が 停止 し て 何にも 考え ない 操り 人形 に なる と いう のに しだいに|しこう||ていし|||なんにも|かんがえ||あやつり|にんぎょう|||||

最後 まで あら が お う と する さいご|||||||

アキ … カイ … あき|

旧 種子島 空港 ？ きゅう|たねがしま|くうこう

よかった よ すぐ ハンガー に 行け る |||はんがー||いけ|

そんな 悠長 な こ と 言って る 場合 じゃ ない |ゆうちょう||||いって||ばあい||

もう 何 年 も 使って ない ん だ よ |なん|とし||つかって||||

確かに な たしかに|

しかし 新 種子島 空港 は 連絡 が つか ない そう だ |しん|たねがしま|くうこう||れんらく|||||

ミサ 姉 たち に 制圧 さ れ た って こと ？ |あね|||せいあつ|||||

見 て 種子島 み||たねがしま

何 か … ずいぶん 久しぶり な 気 が する ね なん|||ひさしぶり||き|||

うん …

こんな 小さかった っけ ？ 種子島 って |ちいさかった||たねがしま|

そう ？ 俺 は こんな 大きかった っけ って 思った |おれ|||おおきかった|||おもった

そ っか … そう かも

すごく ちっちゃ く て すごく 大きい ん だ よ この 島 は |||||おおきい|||||しま|

取りあえず 電気 は これ で 確保 し た ので … とりあえず|でんき||||かくほ|||

何 ？ 飛行機 ？ なん|ひこうき

そ … それ に し て は 近く ね ？ ||||||ちかく|

大変 です あれ たいへん||

こっち に 向かって る よ ||むかって||

ここ 何 年 前 に 封鎖 さ れ た と 思って る ん です か ？ |なん|とし|ぜん||ふうさ|||||おもって||||

で … でも … あれ は …

見ろ みろ

何 ぞ ？ なん|

胴体 着陸 だ な どうたい|ちゃくりく||

こっち に 向かって いる よう な … ||むかって|||

間違い なく 向かって き て ます ね まちがい||むかって||||

逃げ た 方 が よく ね ？ にげ||かた|||

と いう か … 逃げろ ー |||にげろ|-

誰 が 乗って る ん だ ？ だれ||のって|||

タ … タ … タイム スリップ し て き た 戦士 的 な ||たいむ|すりっぷ|||||せんし|てき|

ただし イケメン に 限る |||かぎる

女の子 … おんなのこ

あ … あ … 愛 理 たん ？ ||あい|り|

部長 … ぶちょう

八 汐 君 も やっ|しお|きみ|

部長 ぶちょう

あれ ？ みんな …

何で いる の ？ なんで||

それ は …

みんな 俺 が 流し た 動画 見 た ん だ ろ ？ |おれ||ながし||どうが|み||||

ミッチー 何 か し た の ？ |なん||||

そ … そ … それ より その 天使 は ？ |||||てんし|

初めて だ っけ はじめて||

行 舟 愛 理 と 申し ます ぎょう|ふね|あい|り||もうし|

すみません 付い て き て しまって |つけい||||

はい ？

あ … ありのまま に あった こと を 話す ぜ ||||||はなす|

に … 二 次元 だ と 思って い た 俺 の 嫁 が 三 次元 に なって 空 から 降って き た |ふた|じげん|||おもって|||おれ||よめ||みっ|じげん|||から||ふって||

ラ … ラノベ の 読み 過ぎ だって 言わ れる かも しれ ねえ が |||よみ|すぎ||いわ|||||

断じて そんな もん じゃ ねえ だんじて||||

気 に し なく て いい き|||||

ＪＡＸＡ の 職員 と 太陽 嵐 の 報道 に 帰宅 でき なく なった 人 たち は ||しょくいん||たいよう|あらし||ほうどう||きたく||||じん||

この 学校 と 運動 公園 の 体育 館 に 避難 し て い ます |がっこう||うんどう|こうえん||たいいく|かん||ひなん||||

じゃあ 武装 集団 は 空港 と フラウ 坊 襲撃 に は 失敗 し て |ぶそう|しゅうだん||くうこう|||ぼう|しゅうげき|||しっぱい||

ＪＡＸＡ だけ を 占拠 し てる って こと ？ |||せんきょ||||

そう なり ます

警察 は ？ けいさつ|

まだ 太陽 嵐 が 到達 し た と いう 偽 情報 に パニック 状態 です |たいよう|あらし||とうたつ|||||ぎ|じょうほう||ぱにっく|じょうたい|

まさに 君島 コウ の 狙い どおり か |きみしま|||ねらい||

お前 ら ドク が 学校 に 着 い たって よ おまえ||||がっこう||ちゃく|||

本当 ？ ほんとう

俺 は 愛 理 さん 保健 室 に 送って いく から 先行 って る おれ||あい|り||ほけん|しつ||おくって|||せんこう||

体 は 平気 ？ からだ||へいき

はい

色々 ありがとう ござい まし た いろいろ||||

これ が ガン つく １ ？ ||がん|

取りあえず モーター を 全部 モノ ポール モーター に 替え 機動 性 を アップ する とりあえず|もーたー||ぜんぶ|もの|ぽーる|もーたー||かえ|きどう|せい||あっぷ|

それ に 加え 手 に は パイル バンカー を 装着 しよ う と 思い ます ||くわえ|て||||ばんかー||そうちゃく||||おもい|

パイル … そんな もの ある の ？

俺 が 趣味 で 造った の が な おれ||しゅみ||つくった|||

そして この ど や 顔 で ある ||||かお||

でも そんなに 改造 し てる 時間 ある の ？ ||かいぞう|||じかん||

できる でき ねえ じゃ ねえ やる しか ねえ

それ が ロック だ ||ろっく|

では 状況 を 整理 し て おき ま しょ う か |じょうきょう||せいり|||||||

武装 集団 は 宇宙 センター を 占拠 ぶそう|しゅうだん||うちゅう|せんたー||せんきょ

目的 は ブラック ホール 爆弾 を ロケット で 打ち上げる こと に あり ます もくてき||ぶらっく|ほーる|ばくだん||ろけっと||うちあげる||||

打ち上げ は 天候 回復 後 の いずれ か の 時間 うちあげ||てんこう|かいふく|あと|||||じかん

それ まで に ガン つく １ を 改造 し |||がん|||かいぞう|

敵 の 戦力 で ある ＳＵＭＥＲＡＧＩ を 突破 し これ を 阻止 する しか あり ませ ん てき||せんりょく|||||とっぱ||||そし|||||

ロケット が 打ち 上がれ ば ５０ 億 の 命 が 失わ れる ろけっと||うち|あがれ||おく||いのち||うしなわ|

そんな … 責任 重大 過ぎる よ |せきにん|じゅうだい|すぎる|

でも やる しか ない よ その ため に 戻って き た ん だ し ||||||||もどって|||||

あき 穂 ちゃん … |ほ|

そ … そう いえ ば ＪＡＸＡ を 占拠 し て いる の って 部長 の 姉 … ||||||せんきょ||||||ぶちょう||あね

人質 は お 父さん な ん だ よ ね ひとじち|||とうさん|||||

みんな は その こと は 気 に し ない で |||||き||||

大切 な の は 正義 の ロボット は きっと 勝つ たいせつ||||せいぎ||ろぼっと|||かつ

その ため に みんな の 力 を 合わせる こと |||||ちから||あわせる|

分かり まし た わかり||

じゃあ 昴 と ドク は みんな に 指示 を 出し て ガン つく １ の 改造 を 急 い で |すばる||||||しじ||だし||がん|||かいぞう||きゅう||

分かり まし た わかり||

ジュン は 昴 の サポート ||すばる||さぽーと

オ … オス |おす

フラウ 坊 は さっき カイ の 所 に 来 た 澤田 って 人 から の プログラム を 見 て |ぼう|||||しょ||らい||さわだ||じん|||ぷろぐらむ||み|

澤田 ？ さわだ

ネット が まだ 不安定 だ から なかなか ダウンロード でき ない ん だ けど ねっと|||ふあんてい|||||||||

どうやら ＳＵＭＥＲＡＧＩ に 対抗 する プログラム みたい な ん だ |||たいこう||ぷろぐらむ||||

『 居 ル 夫 』 は 使え ない い||おっと||つかえ|

開発 さ せ て い た ＤＧ ２９７ を インストール しろ かいはつ|||||||||

何 ？ この 上 から 目線 な メール なん||うえ||めせん||めーる

だが それ が いい

じゃあ そっち 送る から 後 は 何とか し て ||おくる||あと||なんとか||

俺 は ちょっと 出 て くる から おれ|||だ|||

カイ ど っか 行く の ？ |||いく|

電磁 波 照射 装置 相手 に 幻 を 見せる こと が できる でんじ|なみ|しょうしゃ|そうち|あいて||まぼろし||みせる|||

使え れ ば 武器 に なる だ ろ ？ つかえ|||ぶき||||

元 は 君島 コウ が 作った もの だ から もと||きみしま|||つくった|||

調べ れ ば 何 か 分かる と 思う ん だ しらべ|||なん||わかる||おもう||

カイ …

そして この 男 も ど や 顔 で ある ||おとこ||||かお||

あなた たち

いったい 何 を やって いる ん です ？ |なん|||||

ロボ 部 は 廃部 と 言った はず です よ |ぶ||はいぶ||いった|||

教頭 先生 … きょうとう|せんせい

そんな …

あの ね 今 は そんな こと … ||いま|||

言い訳 は 聞き ませ ん いい わけ||きき||

どうして も やる と いう なら ここ に サイン し なさい ||||||||さいん||

勘弁 し て よ もう 学校 なんて 言って … かんべん|||||がっこう||いって

カイ … これ 入部 届 ||にゅうぶ|とどけ

作業 に 入る 前 に ロボ 部 を 再び 設立 し なさい と 言って いる ん です さぎょう||はいる|ぜん|||ぶ||ふたたび|せつりつ||||いって|||

で ない と 何 か あった とき 学校 の 責任 です と 言え なく なって しまい ます |||なん||||がっこう||せきにん|||いえ||||

先生 … せんせい

ミッチー

教頭 こんな もん で いい です か ？ きょうとう||||||

何 これ ？ すごい 量 なん|||りょう

少ない くらい です すくない||

あなた たち の 手伝い を 買って出 た 生徒 の 分 に し て は |||てつだい||かってで||せいと||ぶん||||

嘘 … うそ

八 汐 手伝い に 来 た ー やっ|しお|てつだい||らい||-

みんな …

待た せ た な また|||

ＪＡＸＡ の 技術 者 連れ て き まし た ||ぎじゅつ|もの|つれ||||

すげ ぇ

すご ～ い

父さん … とうさん

アキ ちゃん の 言った とおり だ ね あき|||いった|||

この 島 は すごく ちっちゃ く て すごく お っ きい |しま|||||||||

みさ 希 … み さ|まれ

早く 行って … 早く はやく|おこなって|はやく

しかし お前 は … |おまえ|

駄目 な の … 私 の 中 に こいつ が いる かぎり 私 は … だめ|||わたくし||なか||||||わたくし|

早く はやく

前 に 教え た はず だ よ ぜん||おしえ||||

あまり 抵抗 し 過ぎる と 自我 が 崩壊 する と |ていこう||すぎる||じが||ほうかい||

構わ ない わ きっと アキ と カイ が … かまわ||||あき|||

ゲジ 姉 … |あね

はい

あなた を 解放 する わ ||かいほう||

理解 でき ませ ん りかい|||

あの ２ 人 の 所 へ |じん||しょ|

の っち よ … ゲジ 姉 ||||あね

それ は ふとした 瞬間 に |||しゅんかん|

君 が つぶやく いく つ も の 言葉 きみ|||||||ことば

それ が いつしか 価値 観 さえ も |||かち|かん||

超え て しまう ん だ よ こえ|||||

いく つ もの別れ を 告げ 僕ら は ||ものわかれ||つげ|ぼくら|

明日 へ の 階段 を のぼる あした|||かいだん||

とめど なく 零れ落ちる 雫 も ||こぼれおちる|しずく|

光 が 照らす なら この 星 は 繋がって いる ひかり||てらす|||ほし||つながって|

奇跡 の よう に 命 が 集まって きせき||||いのち||あつまって

にぎやか な 景色 は 輪郭 に なる ||けしき||りんかく||

泣き たい 眩 しい エピローグ なき||くら||

取り上げる 思い が とりあげる|おもい|

描 い た 空 えが|||から

柔らか な 風 が 吹き やわらか||かぜ||ふき

新しい 道 と なり あたらしい|どう||

いつ だって その道 は ||そのみち|

この 場所 に 繋がって る |ばしょ||つながって|