Senyuu . Episode 9

ある 日 突然 世界 に 穴 が 開 い た |ひ|とつぜん|せかい||あな||ひらき||

なに 監督 チェック 間に合わ ない |かんとく|ちぇっく|まにあわ|

これ じゃ 放送 に 穴 開 い ち まう よ ||ほうそう||あな|ひらき||||

山 くん は な に やって ん だ やま|||||||

そして そこ から 数多 の 魔物 が 現れ た |||かずおお||まもの||あらわれ|

それ は 刃物 ||はもの

それ は 山本 ||やまもと

十 人 の 魔 族 を 封じる ため じゅう|じん||ま|ぞく||ふうじる|

万感 の 思い を 胸 に 少年 は 旅 に 出る ばんかん||おもい||むね||しょうねん||たび||でる

僕 は 機体 の 体 を もらい に ぼく||きたい||からだ|||

いか ねえ よ

うん どう し た ん です か 勇者 さん |||||||ゆうしゃ|

ちょっと 喉 痛め た みたい |のど|いため||

そりゃ 大変 です すぐ 治し ます |たいへん|||なおし|

どうして こういう 時 だけ ||じ|

突っ込み の ない 勇者 さん なんて つっこみ|||ゆうしゃ||

目玉焼き の 卵 ぬき みたい な もん です もん ね めだまやき||たまご|||||||

俺 を せ っし ゃ を 無視 し て 話し て ん じゃ ねえ よ おれ||||||むし|||はなし|||||

で ご ざる よ

最初 は 穏便 に しよ う と 思って い た が さいしょ||おんびん|||||おもって|||

ここ は ちょっと 痛い 目 見 て みる か |||いたい|め|み|||

分身 の 術 ぶんしん||じゅつ

違う 帰って き て ちがう|かえって||

どういう こと だ

わし は おまえ が 大丈夫 と 言う から ||||だいじょうぶ||いう|

昔馴染 の 家臣 まで 殺し て むかしなじみ||かしん||ころし|

私 の 返答 は いつ だって 同じ わたくし||へんとう||||おなじ Мой ответ всегда один и тот же.

大丈夫 です よ だいじょうぶ||

しかし

全て は 王様 の 思惑 通り すべて||おうさま||おもわく|とおり

滞り なく とどこおり|

この ディ ツェン バー ・ ツヴォルフ |||ばー|

嘘 と 正義 は 大嫌い です から ね うそ||せいぎ||だいきらい|||

安心 し て ください あんしん|||

アメンボ アホ や な アイウエオ あめんぼ||||

どう です か

うん 治った |なおった

って 喉 が 治せ る ん だったら |のど||なおせ|||

あ ばら も 治せ る ん じゃ |||なおせ|||

治せ ます よ なおせ||

治せ る の か よ 治し て くれよ なおせ|||||なおし||

と いう か 勇者 さんま だ あ ばら あ ばら 言って る ん です か |||ゆうしゃ|||||||いって||||

新しい 単語 を 覚え たて の 中学生 です か あたらしい|たんご||おぼえ|||ちゅうがくせい||

痛い ん だ よ いたい|||

痛い 痛い と 相手 を 蔑 ん で 喜んで いる の は いたい|いたい||あいて||さげす|||よろこんで||| Это не то, что делает вас счастливым, а то, что заставляет вас презирать своего противника и говорить: "Ай, ай, ай".

せめて 社会 に 出る まで に し ませ ん か |しゃかい||でる||||||

何 の 話 なん||はなし

それ より 今 問題 な の は ||いま|もんだい|||

いつの間に いつのまに

安心 しろ もう 危害 を 加える 気 は ない なり あんしん|||きがい||くわえる|き|||

お前 達 が せ っし ゃ の 聞い て くれ れ ば おまえ|さとる||||||ききい||||

それ で いい なり で ご ざる

先 から 無理 し て キャラ 作 って ない か さき||むり||||さく|||

でも もし へた な 抵抗 を ござ ったら ||||ていこう|||

高い 怖い たかい|こわい

こう なり ます

わりと どう で も いい

なん だ あいつ 悪魔 か |||あくま|

と とりあえず 話 を 聞こ う ||はなし||ききこ|

グシュン

さすが 勇者 様 |ゆうしゃ|さま

実は 先ほど も 言った 通り じつは|さきほど||いった|とおり

お 願い が ある の です よ |ねがい|||||

私 は 元々 召喚 さ れ た だけ で わたくし||もともと|しょうかん|||||

お 湯 で ない な |ゆ|||

魔 界 に 帰る こと に は 何 の 問題 も ない です が ま|かい||かえる||||なん||もんだい||||

この 世界 に い た 数 日間 で |せかい||||すう|にち かん|

友人 が でき て しまい まし て ね ゆうじん|||||||

猫 そう 猫 です ねこ||ねこ| この 世界 に 一 人 だった 私 の 心 を 癒し て くれ た の です |せかい||ひと|じん||わたくし||こころ||いやし|||||

ただ さすが に 魔 界 に つれ て いく わけ に は いき ませ ん から ね |||ま|かい||||||||||||

と いう わけ で 私 の 代わり に ミー ちゃん の 世話 を し て 欲しい ||||わたくし||かわり|||||せわ||||ほしい

ほら ミー ちゃん

皆さん に 挨拶 し て みなさん||あいさつ||

我が 名 は ミキラジュール ・ ロード テリア わが|な|||| Меня зовут Микираджур Лорд Терьер.

以後 よろしく お 願い する いご|||ねがい|

猫 が 喋った ねこ||しゃべった

な ん です あの キモイ の は

おい 貴 様 いま 二 ャン と 言った |とうと|さま||ふた|||いった

悪い 聞こえ た か わるい|きこえ||

貴 様 は キモイ と 言った な とうと|さま||||いった|

もう 一 度 言って みろ |ひと|たび|いって|

いや もう 一 度 罵って ください ご 主人 様 ||ひと|たび|ののしって|||あるじ|さま

ド 変態 だ |へんたい|

可愛い かわいい

どういう こと な ん だ

なんで 猫 が 喋って |ねこ||しゃべって

も ふ も ふ

おいおい お 譲 ちゃん ||ゆずる|

な で なでよ りす ね を 蹴って くれ た まえ ||||||けって|||

しかも ド M

骨 の 前 の 肉 が 一 番 薄い ところ こつ||ぜん||にく||ひと|ばん|うすい|

そう すなわち 弁慶 の 泣き 所 を 頼む よ ||べんけい||なき|しょ||たのむ|

聞い てる だけ で 痛い わ ききい||||いたい|