InuYasha Episode 47 inuyasha|episode

- ピピピピピピ - ピーヒョロロロロ

じゃあ あたし 実家 に 帰る から ね ||じっか||かえる||

いい の ね 犬 夜叉 ？ |||いぬ|やしゃ

う っせ え なあ さっさと 帰れ 帰れ |||||かえれ|かえれ

お前 ら ここ に 戻って 来る 度 に 喧嘩 し とる なあ おまえ||||もどって|くる|たび||けんか|||

じゃあ 楓 ばあちゃん あと よろしく ね |かえで||||

ふん っ

犬 夜叉 行か せて も よい の か いぬ|やしゃ|いか|||||

けっ 知った こっちゃ ねえ や |しった|||

ぐ ぐ ぐ

たく 犬 夜叉 の バカ |いぬ|やしゃ||ばか

あたし は

犬 夜叉 の 体 が 心配だ から 戦い を 止めた だけ な のに いぬ|やしゃ||からだ||しんぱいだ||たたかい||とどめた|||

かご め ー ||-

ん ？

七宝 ちゃん しっぽう|

は あ 思いとどまれ かご め ||おもいとどまれ||

犬 夜叉 の 焼きもち など いつも の こと で は ない か いぬ|やしゃ||やきもち||||||||

かご め お前 は 俺 の 女 だ ||おまえ||おれ||おんな|

犬 夜叉 は 器 が 小さい から いぬ|やしゃ||うつわ||ちいさい|

鋼 牙 の 戯言 を 真に 受けて しまう んじゃ はがね|きば||たわごと||しんに|うけて||

自分 に 自信 の 持て ない かわいそうな 奴 な んじゃ じぶん||じしん||もて|||やつ||

しかし それ も かご め に 惚れて いれば こそ ||||||ほれて||

ありがとう 七宝 ちゃん |しっぽう|

薬 と 包帯 取り に 行く だけ だ から くすり||ほうたい|とり||いく|||

すぐに 戻って くるわ よ |もどって||

でも 犬 夜叉 に は 内緒 に して て ね |いぬ|やしゃ|||ないしょ||||

え ？

たまに は 心配 さ せ なくっちゃ ね ||しんぱい||||

は あ 分かった 　 かご め ||わかった||

早く 戻って くるんじゃ ぞ はやく|もどって||

うん

ふ っ

「 奈落 に 残る 鬼 蜘蛛 の 心 」 ならく||のこる|おに|くも||こころ

奈落 何の 用 だ ？ ならく|なんの|よう|

ほう 相変わらず 感 が 鋭い な 桔梗 |あいかわらず|かん||するどい||ききょう

気付か ぬ わけ が ない だろう きづか|||||

今日 だけ で は ない きょう||||

お前 は 幾 度 と 無く 私 の 様子 を 伺い に 来て いた おまえ||いく|たび||なく|わたくし||ようす||うかがい||きて|

ふ っ

だいぶ 私 が 気 に なる ようだ なあ 奈落 |わたくし||き|||||ならく

- フフハハハハハ - 何 が おかしい ？ |なん||

奈落 お前 は 私 が 気 に なって 仕方 が ない のだ ならく|おまえ||わたくし||き|||しかた|||

なぜなら お前 の 中 に は |おまえ||なか||

鬼 蜘蛛 の 心 が 強く 残って いる から な おに|くも||こころ||つよく|のこって|||

う っ

はっ 去った か |さった|

- あー ん 　 か かご め ？ - ただいま

姉ちゃん ？ ねえちゃん

あら ー お 帰り 　 ご飯 に する ？　 それとも お 風呂 ？ |-||かえり|ごはん|||||ふろ

は あー あ

お 風呂 |ふろ

疲れた 顔 しちゃ って 　 今 用意 して あげる わ つかれた|かお|||いま|ようい|||

ありがとう

は いはい 荷物 下ろして ||にもつ|おろして

とても 母 と 娘 の 会話 と は 思え ん の |はは||むすめ||かいわ|||おもえ||

単身 赴任 の サラリーマン と 妻 だ ね たんしん|ふにん||さらりーまん||つま||

うん

かご め 今度 は 何 日 ぐらい い られる んじゃ ？ ||こんど||なん|ひ||||

一 眠り したら 戻る ひと|ねむり||もどる

あ 草 太 包帯 と 傷 薬 出し といて |くさ|ふと|ほうたい||きず|くすり|だし|

うん

ああ

あー やっぱり ベッド は いい なあ ||べっど|||

犬 夜叉 の 奴 ちょっと 心配 さ せて やる かな いぬ|やしゃ||やつ||しんぱい||||

奈落 お前 は 私 が 気 に なって 仕方 が ない のだ ならく|おまえ||わたくし||き|||しかた|||

なぜなら お前 の 中 に は |おまえ||なか||

鬼 蜘蛛 の 心 が 強く 残って いる から な おに|くも||こころ||つよく|のこって|||

ふ っ

あんな 女 いつでも 殺せる のに それ が 出来 ぬ の は |おんな||ころせる||||でき|||

やはり この 奈落 の 中 に ||ならく||なか|

まだ 桔梗 に 恋い 焦がれる 鬼 蜘蛛 の 心 が 残って いる の か |ききょう||こい|こがれる|おに|くも||こころ||のこって|||

鬼 蜘蛛 の 心 おに|くも||こころ

あの 薄汚い 野 盗 身動き 一 つ 出来 ぬ まま に |うすぎたない|の|ぬす|みうごき|ひと||でき|||

桔梗 へ の 浅ましい 思い を 募らせ ききょう|||あさましい|おもい||つのらせ

ついに は 数多 の 妖怪 に その 体 を 差し出し ||かずおお||ようかい|||からだ||さしだし

この 奈落 を 生み出した |ならく||うみだした

その 愚かな 人間 の 心 が |おろかな|にんげん||こころ|

桔梗 に 恋い 焦がれる 心 が ききょう||こい|こがれる|こころ|

この 奈落 の 中 に 残って いる と いう の か |ならく||なか||のこって|||||

ふ っ

下ら ん 桔梗 よ 随分 と 見くびって くれた な くだら||ききょう||ずいぶん||みくびって||

この 奈落 は 鬼 蜘蛛 で は ない |ならく||おに|くも|||

四 魂 の 玉 を ほぼ 手中 に 収めた 今 よっ|たましい||たま|||しゅちゅう||おさめた|いま

鬼 蜘蛛 の 心 など 無 に 等しい おに|くも||こころ||む||ひとしい

ぐ お ー ||-

何 じゃ あの 黒 雲 ？ なん|||くろ|くも

さっき から この 寺 の 上 に 留まって |||てら||うえ||とどまって

何やら 不吉な なにやら|ふきつな

あの 光 は 死 魂 |ひかり||し|たましい

あれ は

死 魂 を 食って いる し|たましい||くって|

な 何 だ あれ は ？ |なん|||

奈落 仕掛けて きたな ならく|しかけて|

桔梗 様 どう なされた ？ ききょう|さま||

すま ぬ が 馬 を 借りる |||うま||かりる

桔梗 様 ききょう|さま

奴 め やつ|

この 土地 の 死 魂 を 食い 尽くす つもり か |とち||し|たましい||くい|つくす||

そんな こと は させ ぬ |||さ せ|

ぐ あー 　 う ー 　 ぐ あー |||-||

ぐ あー

くっ

しまった 死 魂 を 抜か れた |し|たましい||ぬか|

ぐ あー

は あっ

は あっ

ぐ あー

う っ

ま またしても ？

お おのれ

あー

あー うわ あー

ぐう ー |-

法師 様 傷 の 具合 は どう ？　 まだ 痛む ？ ほうし|さま|きず||ぐあい||||いたむ

随分 と 楽に なり ました ずいぶん||らくに||

これ も 珊瑚 たち の 手当 の おかげ です な ||さんご|||てあて||||

しかし 奈落 の 分身 に は いろんな 奴 が いる |ならく||ぶんしん||||やつ||

それ って 獣 郎丸 と 影 郎丸 の こと ？ ||けだもの|ろうまる||かげ|ろうまる||

ええ

４ 匹 目 の 分身 弟 の 獣 郎丸 ひき|め||ぶんしん|おとうと||けだもの|ろうまる

ただ 戦う だけ の 意思 しか 持た ず |たたかう|||いし||もた|

奈落 の 命令 に も 従わ ない ならく||めいれい|||したがわ|

例え 傀儡 と は いえ たとえ|かいらい|||

味方 である 奈落 の 首 を みかた||ならく||くび|

躊躇 いも 無く 打ち 落として しまう ちゅうちょ||なく|うち|おとして|

奈落 で すら 持て余して いる ように 見え ました ならく|||もてあまして||よう に|みえ|

獣 郎丸 の 腹 の 中 に 潜む けだもの|ろうまる||はら||なか||ひそむ

攻撃 を 仕掛けて きた 兄 の 影 郎丸 こうげき||しかけて||あに||かげ|ろうまる

共に 残忍で 全く 得体の知れない 連中 だった ね ともに|ざんにんで|まったく|えたいのしれない|れんちゅう||

これ から も どんな 敵 が 現れる や も し れ ん ||||てき||あらわれる|||||

今一 層 気 を 引き締めて かから ん と いかん なあ いまいち|そう|き||ひきしめて|||||

で 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

かご め 様 を 迎え に 行く 気 は 無い の か ||さま||むかえ||いく|き||ない||

あー う っせ ー あんな 奴 いね え 方 が せいせい する わ |||-||やつ|||かた||||

じゃあ さあ

その イライラ した 雰囲気 振りまく の |いらいら||ふんいき|ふりまく|

やめて くれ ない ？

何 か 疲れる から なん||つかれる|

う う っ

うん

かご め 様 も ||さま|

よく 我慢 して 犬 夜叉 に 付き合って ます なあ |がまん||いぬ|やしゃ||つきあって||

しみじみ そう 思う よ ||おもう|

う う う

薬 と 包帯 取り に 行く だけ だ から くすり||ほうたい|とり||いく|||

すぐ 戻って くるわ よ |もどって||

でも 犬 夜叉 に は 内緒 に して て ね |いぬ|やしゃ|||ないしょ||||

え ？

たまに は 心配 さ せ なくっちゃ ね ||しんぱい||||

かご め と の 約束 じゃあ ||||やくそく|

黙って おこう だまって|

大体 どう 見た って あれ は 鋼 牙 の 片思い でしょ だいたい||みた||||はがね|きば||かたおもい|

びくびく する こと ない のに さ ー ||||||-

あー うる せ えー

黙って 聞いて りゃ あ 全部 俺 が 悪い みて え じゃ ねえ か だまって|きいて|||ぜんぶ|おれ||わるい|||||

謝ら ねえ ぞ 俺 は あやまら|||おれ|

は あー

カーカーカー

かご め の バカ 野郎 |||ばか|やろう

て め え が 早く 戻って 来 ねえ から ||||はやく|もどって|らい||

俺 が 悪者 に さ れて んじゃ ねえ か ー おれ||わるもの|||||||-

俺 が 何 したって んだ よ おれ||なん|||

ふう やっぱり 怒って ん の か かご め ||いかって|||||

今頃 何 して んだろう いまごろ|なん||

ん ？

はっ 妖怪 の 臭い |ようかい||くさい

何 だ ？　 あれ は 巨大な 死 魂 虫 ？ なん||||きょだいな|し|たましい|ちゅう

はっ

あ 桔梗 ？ |ききょう

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

あっ 桔梗 |ききょう

う っ 酷 え 怪我 だ 　 どうした ん だ ？ ||こく||けが||||

はっ

奈落 の 毒 蜂 これ は 奈落 の 仕業 か ならく||どく|はち|||ならく||しわざ|

こ ここ は ？

う ー |-

はっ

桔梗 を 始末 しよう って の か ききょう||しまつ||||

そんな こと この 俺 が 許さ ねえ |||おれ||ゆるさ|

奈落 な ん ぞ に 桔梗 を 殺さ れて たまる か ならく|||||ききょう||ころさ|||

う ー |-

- えい っ えい っ - ぐ わ ー ||||||-

は あ は あ

えい っ 　 桔梗 すぐに 化け 虫 の 始末 して やる から ||ききょう||ばけ|ちゅう||しまつ|||

ここ で おとなしく して ろ

は あっ 化け 虫 が あっ ||ばけ|ちゅう||

うえ いっ

俺 が 居合わせた の が て め え の 運 の 尽き だ おれ||いあわせた|||||||うん||つき|

おりゃ ー |-

ぐ る る る る ぐ わ ー |||||||-

ぐ わ ー ||-

食らえ ー くらえ|-

ぐ わ あー

死 魂 が 無ければ 生きて いけ ねえ んだ な 桔梗 し|たましい||なければ|いきて|||||ききょう

桔梗 ききょう

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

どうして お前 が ここ に ？ |おまえ|||

それ は こっち の 台詞 だ 　 お前 こそ どうして ？ ||||せりふ||おまえ||

妖怪 に 追わ れて ようかい||おわ|

それ で 俺 を 頼って ここ に 来た んだ な ||おれ||たよって|||きた||

うぬぼれる な 犬 夜叉 ||いぬ|やしゃ

無我夢中 で 逃げて いたら ここ に 来た まで だ むがむちゅう||にげて||||きた||

う っ 桔梗 ？ ||ききょう

ワンワンワンワンワン

ワンワンワンワンワン

は あ

は あ

う え ？ もう 夜 ー ？ |よ|-

もう 痛 っ 　 何で 起こして くれ ない の ？ |つう||なんで|おこして|||

て まだ 寝て た の か ||ねて|||

50 年 か とし|

何 だ 何 を 考えて いる ？ なん||なん||かんがえて|

俺 たち 50 年 前 と 少しも 変わって い ない と 思って な おれ||とし|ぜん||すこしも|かわって||||おもって|

戯 けた こと を 　 私 は 変わった ぎ||||わたくし||かわった

お前 を ここ に はりつけ 封印 した 時 から な おまえ|||||ふういん||じ||

奈落 の 罠 で 俺 たち は 憎し み合い ならく||わな||おれ|||にくし|みあい

俺 は この 木 に 50 年間 封印 さ れ お前 は 死んだ おれ|||き||ねんかん|ふういん|||おまえ||しんだ

桔梗 じゃあ 俺 は 変わった か ききょう||おれ||かわった|

確かに 奈落 の 野郎 の 存在 を 知る 前 は たしかに|ならく||やろう||そんざい||しる|ぜん|

お前 を 憎んだ こと も あった おまえ||にくんだ|||

でも お前 は 言った よ な 俺 の 命 は お前 の もの だ と |おまえ||いった|||おれ||いのち||おまえ||||

ならば お前 の 命 も |おまえ||いのち|

俺 の もの だ おれ|||

はっ

ふ っ 所詮 お前 も 奈落 と 同じだ な ||しょせん|おまえ||ならく||おなじだ|

俺 が 奈落 と 同じ ？ おれ||ならく||おなじ

奈落 の 中 に は 確実に 鬼 蜘蛛 の 心 が 残って いる ならく||なか|||かくじつに|おに|くも||こころ||のこって|

鬼 蜘蛛 の 心 ？ おに|くも||こころ

あの 野 盗 は 私 を 自分 の もの に したがって いた |の|ぬす||わたくし||じぶん|||||

わざわざ 私 の 手 で お前 を 殺す ように 仕向けた の は |わたくし||て||おまえ||ころす|よう に|しむけた||

野 盗 鬼 蜘蛛 の 凄ま じい 嫉妬 の 心 が さ せた こと の|ぬす|おに|くも||すごま||しっと||こころ||||

嫉妬 って そんな 下ら ねえ こと で ？ しっと|||くだら|||

そう だ 下ら ん 　 そして それ が 人間 だ ||くだら|||||にんげん|

奈落 の 中 に 鬼 蜘蛛 の 心 が 残って る ？ ならく||なか||おに|くも||こころ||のこって|

はっ 待て 桔梗 それ じゃあ 奈落 は お前 の こと を ？ |まて|ききょう|||ならく||おまえ|||

奴 は 認め たく ない だろう が な やつ||みとめ|||||

どうやら 私 へ の 思い が 残って いる らしい |わたくし|||おもい||のこって||

その 思い を 打ち消そう と して |おもい||うちけそう||

私 を 葬り去ろう と した んだろう わたくし||ほうむりさろう|||

ぐ っ

もう いい 犬 夜叉 ||いぬ|やしゃ

私 の 中 に 死 魂 が 満ちた わたくし||なか||し|たましい||みちた

桔梗 お前 ききょう|おまえ

１ 人 で 奈落 を 滅ぼそう と して る んだろう じん||ならく||ほろぼそう||||

そんな の 駄目だ ||だめだ

あの 奈落 が お前 に 惚れて る なんて 虫 酸 が 走る |ならく||おまえ||ほれて|||ちゅう|さん||はしる

よっ と

すっかり 遅く なっちゃ った ー |おそく|||-

でも ま そろそろ 犬 夜叉 の 頭 も 冷えて う ん ？ |||いぬ|やしゃ||あたま||ひえて||

何 あの 光 ？ なん||ひかり

あっ

はっ

犬 夜叉 と 桔梗 ？　 な 何で ？ いぬ|やしゃ||ききょう||なんで

どういう こと ？

私 の い ない 間 に ？ わたくし||||あいだ|

今 の お前 に どう 思わ れて も 構わ ねえ いま||おまえ|||おもわ|||かまわ|

奈落 な ん ぞ に お前 を 渡す もの か ならく|||||おまえ||わたす||

奈落 から お前 を 守れる の は 俺 しかい ねえ じゃ ねえ か ならく||おまえ||まもれる|||おれ|||||

何 を 血迷う て おる ？ 離さ ぬ か なん||ちまよう|||はなさ||

奈落 は 俺 が たた っ 斬る ならく||おれ||||きる

だから お前 は もう 戦わ なくて いい んだ |おまえ|||たたかわ|||

お前 は 俺 が 守る おまえ||おれ||まもる

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

桔梗 ききょう

あっ あ 桔梗 ？ ||ききょう

ふ っ 男 と は 愚かな 生き物 よ ||おとこ|||おろかな|いきもの|

抱きしめ さえ すれば 女 は 自分 の もの だ と 思う だきしめ|||おんな||じぶん|||||おもう

桔梗 ききょう

動く な 　 今 の お前 を 見て よく 分かった うごく||いま||おまえ||みて||わかった

奈落 の 中 に 鬼 蜘蛛 の 心 が ある 限り 必ず 隙 が 出来る ならく||なか||おに|くも||こころ|||かぎり|かならず|すき||できる

その 時 こそ 奈落 を 浄化 し |じ||ならく||じょうか|

完全に この世 から 葬り去 れる と な かんぜんに|このよ||ほうむりさ|||

桔梗 ききょう

はっ 桔梗 |ききょう

桔梗 ききょう

一 度 絡んで しまった 運命 の 糸 は ひと|たび|からんで||うんめい||いと|

もう 直せ は し ない |なおせ|||

桔梗 ー ききょう|-

嫉妬 しっと

これ も 鬼 蜘蛛 の 薄汚い ||おに|くも||うすぎたない

人間 の 心 にんげん||こころ

下ら ん くだら|

あの 光 は ？ |ひかり|

死 魂 し|たましい

桔梗 お 姉 様 近く に いる の か ききょう||あね|さま|ちかく||||

はっ

かご め ？　 見て いた の か ||みて|||

犬 夜叉 　 真っすぐ 私 を 見て いる 　 どうして ？ いぬ|やしゃ|まっすぐ|わたくし||みて||

どうして 目 を 逸ら さ ないで い られる の ？ |め||はやら|||||

桔梗 を 守る と 決めた 犬 夜叉 ききょう||まもる||きめた|いぬ|やしゃ

もう 側 に いちゃ いけない 　 そう 思った あたし は |がわ|||||おもった||

現代 に 逃げ 帰って しまった げんだい||にげ|かえって|

でも 四 魂 の かけら が 手元 に 残って る |よっ|たましい||||てもと||のこって|

これ は 戦国 時代 に 戻さ なきゃ いけない 物 だ けど ||せんごく|じだい||もどさ|||ぶつ||

返したら 本当に おしまい に なって しまう かえしたら|ほんとうに||||

悩んだ あたし は なやんだ||

初めて 犬 夜叉 と 出会った 御 神木 の 前 に 立って いた はじめて|いぬ|やしゃ||であった|ご|しんぼく||ぜん||たって|

次回 犬 夜叉 「 出会った 場所 に 帰り たい ！」 じかい|いぬ|やしゃ|であった|ばしょ||かえり|

お楽しみ に おたのしみ|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ