異 世界 かる てっと 2 - 07
( マーレ ) ちょっと は 大きく なった かな
ど … どう です か 先生
( バニル ) 耳 長 小僧 よ
貴 様 の 体重 は 全く 変わって おら ぬ ぞ
( マーレ ) そ っか あ …
♪~
~♪
( ラム ) まったく 身体 測定 なんて 面倒だ わ
( ヴィーシャ ) 確かに イベント 多い で すね
( ラム ) そう ね
諦めて ラム は レム の 成長 を 目 に 焼き付ける こと に する わ
ラム さん と レム さん って 本当に そっくりです よ ね
そっくり よ 胸 以外 は
あっ すいません
( ラム ) 謝る こと な いわ
ラム に とって それ は 必要 ない もの だ から
( パンドラズ ・ アクター ) そこ の 生徒 諸君 !
( ヴィーシャ ) 先生
( パンドラズ ・ アクター ) そう ! 私 は 君 たち の 先生
パンドラズ ・ アクター !
で ございます よ ええ ございます よ
( ラム ) そう よかった わ ね さようなら
( パンドラズ ・ アクター ) ノー !
ハァ … で その 先生 が 一体 何の 用 かしら ?
ロズワール 先生 の 同僚 の よしみ で ―
しぶしぶ 話 を 聞いて あげる わ
( パンドラズ ・ アクター ) ありがとう ございます
マドモワゼール !
で 何の 用 な の ?
( パンドラズ ・ アクター ) あっ そうでした
私 が 用 が ある の は あなた あなた です よ
えっ ?
( パンドラズ ・ アクター ) あなた の その 身だしなみ ―
最 っ 高 に クール です ね
あっ は あ
( パンドラズ ・ アクター ) これ は 父上 … いえ ―
生徒 アインズ 君 も ワクワク さ れて いる こと でしょう
えっ アインズ さん ?
( パンドラズ ・ アクター ) そりゃ あ 私 を お 造り に なら れた 方 で すし ―
私 と 系統 が 近い その すばらしい ファッション に は ―
ワクワク さ れて いる こと 間違い なし ! です よ
( ヴィーシャ ) そう な んです ね
( パンドラズ ・ アクター ) そう な んで ございます よ
( ラム ) いい 話 を 聞か せて もらった わ
( パンドラズ ・ アクター ) 喜んで いただけて 光栄です
フッ
( レルゲン ) である から して ―
この 時 の 作者 の 気持ち を 考えて みよう
( ダクネス ) ラム 殿 どうした の だ ?
いいえ 何も ない わ
( ダクネス ) しかし 視線 が 私 好み と いう か ―
( アインズ ) ん ?
侮 蔑 を 含んだ え も 言わ れ ぬ 目つき を して いる ぞ
侮 蔑 を 含んだ え も 言わ れ ぬ 目つき を して いる ぞ
( アインズ ) ん …
( レルゲン ) さて 午後 は 以前 伝えた とおり 身体 測定 が ある
女子 は 保健 室 男子 は 体育 館 だ から 間違え ない ように
保健 委員 は 保健 の 先生 の 指示 に 従って ―
測定 に 協力 した まえ ( レム ) はい
( シャルティア ) 分かった であり ん す
アインズ 様 の お 体 しっかり と 測定 する であり ん す
違う
君 たち の 担当 は 女子 だ
な … なぜ であり ん す か ? ハァ ハァ …
( レルゲン ) 女性 だ から だ な
だったら なおさら !
だったら なおさら !
( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な
( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な
( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な
う う っ ハァ ハァ …
う う っ ハァ ハァ …
( アインズ ) すいません
( シャルティア ) どうか 特例 で !
( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な
( ダクネス ) クソ … シャルティア 殿 すごい な
( カズマ ) 本当に すいません
( スバル ) だったら さ 男子 は 誰 が 受け持つ んだ ?
( レルゲン ) それ は 1 組 の …
( 尚文 ( なお ふみ )) 何 か 不満で も ある の か ?
( カズマ ) ねえ よ ある よ ねえ よ !
いや どっち な んだ よ
パッ
ハハハハハ …
あわよくば 女子 の 裸体 を 拝もう と たくらんで いる 愚かな 男 よ
しかし 我が 組 の 保健 委員 は 盾 を 冠する 勇者
貴 様 ら が 切望 する 保健 室 へ の 侵入 は ―
困難であろう なあ
別に のぞき に 行く の は お前たち の 勝手だ
だが その 手 の 風評 は 精神 的に こたえる やめて おけ
( スバル ) ああ こいつ は 慣れて る から 大丈夫
いつも の こと な ので お 気 に なさら ず
( カズマ ) って おい ! ( スバル ) いい ノリツッコミ
別に あいつ ら なんか のぞく まで も …
( デミウルゴス ) 臨海 学校 で やって ませ ん でした か のぞき
あれ は お 約束 的な さ
( ケーニッヒ ) じゃあ 今回 も お 約束 な んじゃ ない の か
( ノイマン ) だ な ( カズマ ) お ー い !
( アインズ ) だ が カズマ が のぞき を ―
成功 さ せ られる か どう か は 興味 が ある ぞ
( カズマ ) アインズ まで
( アインズ ) 学園 最強 の 運 を 持って いる と ウワサ の ―
カズマ の 本気 を 見て みたいな
えっ そこ まで 言う なら …
いや 俺 は 嫌な んだ よ 俺 は 嫌な んだ けど ―
あくまで 俺 の 能力 を 見せつける ため なら ―
チャレンジ して も …
( スバル ) やめ とけ ( カズマ ) は い そうです ね
( アルベド ・ シャルティア ) ん ん ~ っ !
( シャルティア ) ん ん っ ( アルベド ) くう っ
( アルベド ) レム 鎖 を 解き なさい !
愛する アインズ 様 が 体育 館 に ―
あられ も ない お 姿 で いらっしゃる の よ
( シャルティア ) う っ …
そう であり ん す 見 たい であり ん す !
レム だって あの 人間 の ところ に 行き たい ので は あり ん せんか ?
はい レム は いつでも スバル 君 の お そば に い たい で すし ―
身体 測定 も 担当 し たい です
( アルベド ・ シャルティア ) なら !
( レム ) でも 今 は その 時 で は あり ませ ん
スバル 君 の 身体 測定 は ―
あと で 改めて 個人 的に やれば いい だけ です
こ … 個別 の 身体 測定 と いう こと であり ん すね
個別 の … いい 響き です ね
個別 の … いい 響き です ね
( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善
( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善
( ターニャ ) 関わら ない 関わら ない こと が 最善
( ウィズ ) ターニャ さん あの 身長 が 測れ ない のです が …
( ウィズ ) ターニャ さん あの 身長 が 測れ ない のです が …
( コキュートス ) スバル 殿 ハ ノゾキニ 興味 ハ ナイノダナ
興味 が ない って わけじゃ ねえ けど ―
ん ~ 何 つ うかさ そういう の 正々堂々と いき たい タイプ な んだ よ
( コキュートス ) 武人 デアルナ
( ユリウス ) フン 彼 も 騎士 の 自覚 が 芽生えて きた ようだ な
( スバル ) 何 か 今 誰 か から 上 から 目線 で 評価 さ れた 気 が した ぜ
( コキュートス ) ヴァイスタチハ ドウダ ?
( ヴァイス ) うち の 連中 は のぞき たい と いう より ―
悪 ノリ が し たい タイプ だ から な
ターニャ に バレ たら 大 目玉 の やつ か ?
いや 軍 紀 に 違反 して い ない こと に は ―
意外 と 寛容な 方 だ よ 少佐 殿 は
( ケーニッヒ )“ 意外 と ” です な ( ノイマン ) です な
( グランツ ) 報告 して おく で あり ます
( 尚文 ) お前 ら いい から 早く 体重 計 に 乗れ
( レム ) これ は ? ( めぐみ ん ) 見え ませ ん
( レム ) これ は ? ( めぐみ ん ) 見え ませ ん
( レム ) 眼帯 が ある から です よ
いい んです か そんな こと 言って
この 封印 を 解いた が 最後 ―
この 保健 室 は 地獄 と 化して しまう かも
( ターニャ ) ある わけ が なかろう ( めぐみ ん ) な っ !
そんな 格好 中 二 病 も いい ところ だ ぞ かっこ悪い
いい 年 して 恥ずかしい と 思わ ない の か
( めぐみ ん ) 幼女 に 言わ れる と は …
しかし こんな 格好 を かっこ E ( イー ) と 思う …
そう 私 と 同じ 感性 を 持つ 生徒 が この クラス に 1 人 ―
確実に いる のです
ほう そんな 奇 特 な ヤツ が 誰 だ ?
( めぐみ ん ) アインズ さん です ( ターニャ ) なな っ !
( パンドラズ ・ アクター ) そこ の かっこ E ( イー ) 眼帯 の 君
( パンドラズ ・ アクター ) そこ の かっこ E ( イー ) 眼帯 の 君
( めぐみ ん ) お っ ?
それ は 私 に 私 に 言った んです か ?
( パンドラズ ・ アクター ) フッ 君 以外 に ―
かっこ E ( イー ) 眼帯 を して いる 者 が い ます か ?
確かに 先生 なかなか お 目 が 高い で すね
( パンドラズ ・ アクター ) 目 は ない けれど … お 目 は 高い
パンドラズ ・ アクター で ございます よ ええ ございます よ
ところで その かっこ E ( イー ) 眼帯 ―
ただ の 眼帯 で は あり ませ ん ね
フン そこ に 気付いて しまい ました か
( パンドラズ ・ アクター ) 私 の 目 は ごまかせ ませ ん よ
目 は ない けれど
では 先生 に だけ は 教えて さしあげ ましょう
実は この 眼帯 は ―
私 の 暴走 する もう 1 つ の 力 を 封印 する ため に 付けて いる のです
( パンドラズ ・ アクター ) ワオッ やはり !
フッフッフッ …
( グランツ ) お前 よく 外して る じゃ ない か
( パンドラズ ・ アクター の ドイツ 語 )
( パンドラズ ・ アクター の ドイツ 語 )
あっ … ああ っ !
な っ なな … 何 です か その かっこ E ( イー ) セリフ は !
( パンドラズ ・ アクター ) う っ あっ う っ あっ …
これ は 私 の 造 物 主であり ―
今 は う う っ 生徒 で も ある ―
アインズ ・ ウール ・ ゴウン 君 に 教え られた 言葉 !
あの 方 の センス は 私 と 同じ ~!
すなわち ~! センス 最高 ~!
で ございます よ
アインズ ・ ウール ・ ゴウン
名前 から ただ 者 じゃ ない と 思って い ました が
名前 から ただ 者 じゃ ない と 思って い ました が
( グランツ ) いや 見た目 から して 既に …
( グランツ ) いや 見た目 から して 既に …
( グランツ ) いや 見た目 から して 既に …
( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ―
( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ―
( パンドラズ ・ アクター ) フッ それ が 分かる あなた は ―
って お前 ら 聞けよ
って お前 ら 聞けよ
って お前 ら 聞けよ
きっと アインズ 様 に 通ずる センス の 持ち主 で ございます よ
きっと アインズ 様 に 通ずる センス の 持ち主 で ございます よ
ええ ございます よ
なるほど やはり 彼 は 私 の ライバル に なり そうです ね
フッフッフッ …
ほう
アインズ さん は かなり 感性 が 鋭い アンデッド です よ
( ターニャ ) ん … アインズ の 見方 を 変え なくて は なら ん な
( ウィズ ) ああ … フィーロ さん あの 身長 が 測れ ない のです が …
( ウィズ ) 皆さん お 疲れ さ まで した
各自 クラス に 戻って そのまま 自由 解散 しちゃ って ください
( カズマ ) ああ 遅かった 畜生 !
思った より 遅かった な
( アインズ ) さて … ( アルベド ) アインズ 様
( アインズ ) ん ?
どうかした の か ?
私 が 私 が 一 番 至高 なる 御方 の 魅力 を 理解 して おり ます
私 が 私 が 一 番 至高 なる 御方 の 魅力 を 理解 して おり ます
( アインズ ) ど した ? ど した アルベド
( アインズ ) ど した ? ど した アルベド
( アインズ ) ど した ? ど した アルベド
アインズ 様 の 魅力 に 最も 通じて いる の は ―
アインズ 様 の 魅力 に 最も 通じて いる の は ―
私 アルベド で ございます
あんな 小 娘 で は なく ―
この アルベド アルベド で ございます !
( アインズ ) えっ どうして め ぐみん が …
あなた が 私 の 深淵 ( しんえん ) を のぞいて いる 時 ―
私 も あなた の 深淵 を のぞいて いる のです よ
フッフッフッ …
フッ フフフ … ハーハハハッ …
フッ フフフ … ハーハハハッ …
フッ !
フッ フフフ … ハーハハハッ …
( 開演 の ブザー )
♪~
~♪