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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン11 - 223 - 青年と海

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 223 - 青年 と 海

( ナルト ) よい しょ っと 。

よし 。

(( フカサク : 蔵 入り オーケー じゃ !

これ から 木 ノ 葉 へ ナルト ちゃん を 戻す けん の 。

そ したら まずは タコ 探し じゃ ))

《 デカ じいちゃん 仙人 が 予言 した とおり →

俺 は タコ を 探し出し →

九 尾 の 力 を コントロール できる ように 修業 する 》

《 そして もう 一 度 サスケ と 会って 》

( ヤマト ) それ じゃ …。

( ガイ ) さあ 若人 よ いざ 出発 だ !

ああ 海 だ よ 海 だ よ !

ヤッホー 海 は いい な !

( アオバ ) あれ が 火 の 国 随一 の 港 です 。

あそこ から 雷 の 国 雲隠れ へ と 出航 し ます 。

なあ なあ 綱 手 の ばあちゃん が 言って た →

極秘 任務 って いったい 何 ?

秘密だ から 極秘 任務 って いう んだ よ ナルト 。

んだ よ ~! そんな こと 言わ ず に さ ぁ →

教えて くれて も いい だ ろ ?

まっ おいおい ね 。 ち ぇ ~!

《 まだ ナルト を ごまかす 任務 の 内容 を →

思いついて い ない の か …》

( シズネ ) 綱 手 様 なぜ こんな 大切な 時期 の ナルト に →

S 級 任務 を ?

しかも 海路 を 使って 雷 の 国 に 向かわ せる なんて 。

( トントン ) ブヒ ! ( 綱 手 ) うむ 。

ナルト は 暁 に 狙わ れて いる 。

複雑な 海路 を 使う こと で →

敵 に その 居場所 を 悟ら れ ない こと が →

本当の 目的 だ 。

雷 の 国 雲隠れ の 里 で ナルト は どんな こと を ?

そこ は 雷 影 に 任せて ある 。

す っげ え !

立派な 帆船 が 用意 できて んじゃ ん !

いえ 我々 木 ノ 葉 の 帆船 は その 隣 の …。

あちら の 船 な んです 。 うん ?

け ぇ ~ しょ っぼ ~。

極秘 の 任務 だ から ね 大きい 船 だ と 目立つ だ ろ ?

こういう 船 で 島 伝い に 行った ほう が いい んだ よ 。

船乗り たち の 姿 が 見え ない ようだ が 。

実は 外海 に 出る こと を 嫌がって まして 。

なに !? お前 ら →

船乗り たち の 賃金 でも ケチ った の か ?

いえ そう で は なく 。

その …。 なんだ ?

怒ら ん から ちゃん と 言って みろ 。

この 港 の 出口 に バケモノ が いて →

外海 に 出よう と する 船 を 襲う と いう のです 。

バケモノ ?

《 あ ~ ぁ 貧乏 クジ 引いた な …》

何 が 出る か は 知ら ん が →

そんな ヤツ この 俺 が ギッタギタ に して やる さ !

ハッハッハッハッハー !

ガイ さん バケモノ の 正体 も わから ない のに →

安請け合い して 大丈夫 かな ?

きっと 大丈夫 だって ば よ ! ほら !

あんなに 元気 そうに 準備 運動 して る し !

大丈夫です か ガイ さん ? な なん の これ しき …。

船 が こんなに 揺れる もの と は な …。

ちょっと 胃 が 驚いて しまった だけ だ 。

そんな ん で バケモノ を 倒 せる んです か ?

なに ! こう 見えて 俺 は 本番 に 強い ! う っ !

もう 外 海なん です が …。

何も 現れ ん じゃ ない か 。

バケモノ め !

木 ノ 葉 の 燃える 旋風 を 恐れて 逃げ おった か !

( ガイ ) バケモノ !

なんだ ? あの 剣 は ?

口 寄せ 獣 の 一種 !?

しかし 術 者 の 気配 など どこ に も ない 。

野良 の 口 寄せ 獣 だ と いう の か ?

戻って きた ぞ ! 避けろ !

間に合い ませ ん !

手 を 出す な アオバ ! 俺 が 止める !

ガイ さん ! 後ろ です ! なに !?

うわ ぁ ~ っ !

♪~

間に合わ ない !

( ユウスケ ) 討ち取った ぜ ! この バケモノ め !

うわ ぁ ~!

ムチャ すんじゃ ねえ ぜ ! 兄ちゃん !

俺 の 名 は ユウスケ だ 。

海面 に 立つ なんて 何者 だ ? お め え !

俺 は 木 ノ 葉 の 忍 うずまき ナルト !

あと は 俺 に 任せ とけ !

ん ? あっ ! 印 が 組め ねえ !

え ぇ ~ っ !!

木 遁 大樹 林 の 術 !

♪~

術 を 解か ねえ と 引き込ま れ ち まう !

早く ! その 人 と 逃げる んだ !

散 千 烏 の 術 !

♪~

口 寄せ 獣 が →

なんで あんな ところ に いる んだ って ば よ ?

第 三 次 忍 界 大戦 の 生き残り じゃ ない だろう か 。

あれ で は 船乗り たち が 恐れる の も 無理な いね 。

アイツ は 15 年 程 前 から →

あそこ に 棲 み ついて や がる 。 やはり 。

普通 契約 した 忍 が 死ぬ と 自分 の 世界 へ 戻る もの だ が 。

けど アイツ って ば なんで 暴れて る んだ ?

あの 口 寄せ 獣 の なか で は →

まだ 戦い が 続いて いる の かも しれ ない 。 え ぇ 。

フンッ 忍 同士 の 戦い なんて 迷惑だ ぜ 。

アイツ の せい で 腰抜け 船乗り ども は →

誰 も 外海 に 出 なく な っち まった 。

腰抜け って …。

あんな 危ない こと して 兄ちゃん 何 考えて んだ よ 。

魚 を 獲る の が 漁師 の 仕事 だ から な 。

今日 と いう 今日 は アイツ に トドメ を 刺そう と 思って た のに →

邪魔 しや が って よ 。

俺 が 助け なきゃ 今頃 アイツ の エサ だろう が 。

フンッ 。

アイツ は 俺 たち に 任せろ 。

もう ムチャ な こと は やめろ って ば よ 。

うる せ ぇな ! アイツ を 倒す の は この ユウスケ 様 だ 。

贅沢 は 言わ ねえ 。

俺 に あの カジキ の 体当たり に 負け ない →

もう 少し 頑丈な 船 が ありゃ 。

それ に カジキ の パワー に 負け ねえ 内 燃 機関 が のせて ありゃ 。

あと は 大物 を 釣って も 折れ ねえ ルアー 用 の 釣り竿 が ありゃ 。

って 十 分 贅沢だ ろ 。 フンッ 。

なぁ どうして あの カジキ に そこ まで こだわる んだ ?

親父 さんか ?

俺 たち は 魚 と ガチ で 勝負 して んだ よ 。

その 勝負 に 負け ち まう ような ヤツ は →

親 で も なけりゃ 子 でも ねえ !

ヤマト 隊長 なんとか な ん ねえ の か な 。

なんとか って ?

だから 俺 たち で 手助け して やる こと でき ねえ か な 。

っ つうか ユウスケ 兄ちゃん に →

仇 を 討た せて やりて ぇん だって ば よ 。

しかし キミ に は S 級 任務 が …。 う ぉ ~ っ !

俺 は 猛烈に 感動 した ぞ ヤマト !

ここ は ひと 肌 脱ごう じゃ ない か 。

お前 も 脱げ 俺 も 脱ぐ ぞ !

確かに あの オバケカジキ が いる かぎり →

出航 でき ない し な 。

だ よ な ! あの カジキ が 口 寄せ 獣 だ と したら →

俺 たち 忍 が ユウスケ 兄ちゃん に 迷惑 を かけた こと に なる し 。

それ に あの カジキ だって →

好きで この 海 に いる わけじゃ ない 。

わかり ました よ もう 。

よ ~ し !

ユウスケ 兄ちゃん !

竿 も ある って ば よ !

ナルト …。

どう でしょう ?

資料 を もと に 作って みた んです が 。

船 も 竿 も 申し分 ねえ が →

こいつ は 手漕ぎ 。

カジキ の パワー に 負け ない 内 燃 機関 が ついて ねえ と ムリ だ 。

それ は この 俺 に 任せて おけ 。

パワー だけ なら この 気高き 碧 い 猛獣 マイト ・ ガイ →

誰 に も 負け やしない 。

どう だって ば よ ?

フンッ 余計な こと ばっ かしや が って 。

こんなに 用意 さ れちゃ →

アイツ と の 勝負 の 醍醐味 が なくな っち まう だろう が 。

か ぁ … 素直じゃ ねえ な 。

右 前方 30 度 に 巨大 カジキ 発見 。

おい ヤツ の 前方 に まわって くれ 。

よし 任せて おけ !

エイヤッサッサ エイヤッサ ! エイヤッサッサ エイヤッサ !

前 に 出た って ば よ 。

よし ルアー を 流す ぞ 。

って 何 だ これ !?

ヤツ の 巨体 に 合わせた 特製 ルアー だ 。

そう じゃ なくて … 何で 俺 そっくり ?

お前 は 派手で 食いつき が よ さ そうだ から な 。

いや ~ 俺 が 食わ れる !

もっと 速く !

ヤツ に ルアー が 生き の いい エサ だ と 思わせ ねえ と 。

任せろ 八 門 遁甲 第 二 休 門 開 !

ゲキマユ 先生 もっと だ !

第 四 傷 門 第 五 杜門 開 !

こい こい こい !

お っ ! ヒット !

アイツ まんまと かぶり つき や がった 。

えっ !?

なんか 心 が 痛い …。

なあ 早く 引っ張り あげ ねえ の か ?

バカ 野郎 そんな こと したら 糸 が もた ねえ 。

遊ば せて ヤツ が 疲れる の を 待つ 。

このまま じゃ 糸 が なくな っち まう ぞ 。

わかって る この 船 ごと 引か せる 。

ヤツ に ついて いける か ?

この 俺 に 不可能 は ない !

う お ぉ ~!!

もう 漕が なくて いい 。

ヤツ の 動き に 合わせて 舵 を きって くれ 。

ふ ぅ 助かった さすが に もう 限界 だった 。

泳げ 泳げ ! 力 を 使い切る んだ 。

これほど の スピード で 泳ぎ 続ける と は 相当な スタミナ だ 。

だが 振りきろう と する 力 も いつか 尽きる 。

そこ から が 勝負 でしょう 。

ヤツ め やっと 疲れ が 見えて きた ぜ 。

くっ ! ユウスケ 兄ちゃん !

邪魔 す んじゃ ねえ ! これ は 俺 と アイツ の ガチファイティング だ 。

わかって る って ば よ 。

《 もう すぐだ 今度 こそ …。

今度 こそ ヤツ を !》

そろそろ 助け が いる か な 。

手出し ちゃ ダメだ 。

ユウスケ 兄ちゃん に 自分 の 手 で 仇 を 討って もらう んだ 。

やれやれ 。 任せる しか ない みたいだ ね 。

よし もう ちょっと !

観念 し や がれ !

こいつ まだ こんな 力 が !

くっ !

まずい !

兄ちゃん !

この ~ っ !

♪~

親父 さん の 仇 討て たって ば よ 。 ああ !

あの 口 寄せ 獣 なぜ 生まれ故郷 に 戻ら なかった の か 。

我慢 しろ 今 抜いて やる 。

これ …。

木 ノ 葉 の 風 魔 手 裏 剣 だ な 。

やっぱり あの カジキ も →

第 三 次 忍 界 大戦 の 犠牲 者 だった んだ な 。

生まれ故郷 に 戻して やり たい んだ が 。

ああ 好きに しろ 。

一 対 一 の 真剣 勝負 は もう 終わった 。

恨み っこ なし だ 。

♪~

( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?

今回 は 渋谷 発展 の 歴史 スペシャルじゃ 。 ( くも み ) 渋谷 ?

なぜ 渋谷 が 流行 の 発信 地 に なった の か 。

えっ 理由 が ある んです か ?

あの 109 も 昔 は …。

小さな お 店 が ぎっしり !

そして 渋谷 の 未来 も 見て いく ぞ 。 お ぉ ~!

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 223 - 青年 と 海 ||しっぷう|つたい|しーずん|せいねん||うみ Naruto Shippuden - Season 11 - 223 - Youth and the Sea Naruto Shippuden - Temporada 11 - 223 - La Juventud y el Mar Naruto Shippuden - Seizoen 11 - 223 - Jeugd en de zee 火影忍者疾风传 - 第 11 季 - 223 - 青春与海

( ナルト ) よい しょ っと 。

よし 。

(( フカサク : 蔵 入り   オーケー じゃ ! |くら|はいり|おーけー|

これ から 木 ノ 葉 へ ナルト ちゃん を 戻す けん の 。 ||き||は|||||もどす||

そ したら   まずは タコ 探し じゃ )) |||たこ|さがし|

《 デカ じいちゃん 仙人 が 予言 した とおり → ||せんにん||よげん||

俺 は   タコ を 探し出し → おれ||たこ||さがしだし

九 尾 の 力 を コントロール できる ように 修業 する 》 ここの|お||ちから||こんとろーる||よう に|しゅぎょう|

《 そして   もう 一 度   サスケ と 会って 》 ||ひと|たび|さすけ||あって

( ヤマト ) それ じゃ …。 やまと||

( ガイ ) さあ   若人 よ いざ   出発 だ ! ||わこうど|||しゅっぱつ|

ああ   海 だ よ   海 だ よ ! |うみ|||うみ||

ヤッホー   海 は いい な ! |うみ|||

( アオバ ) あれ が 火 の 国   随一 の 港 です 。 |||ひ||くに|ずいいち||こう|

あそこ から 雷 の 国 雲隠れ へ と 出航 し ます 。 ||かみなり||くに|くもがくれ|||しゅっこう||

なあ なあ 綱 手 の ばあちゃん が 言って た → ||つな|て||||いって|

極秘 任務 って   いったい 何 ? ごくひ|にんむ|||なん

秘密だ から 極秘 任務 って いう んだ よ   ナルト 。 ひみつだ||ごくひ|にんむ|||||

んだ よ ~! そんな こと 言わ ず に さ ぁ → ||||いわ||||

教えて くれて も いい だ ろ ? おしえて|||||

まっ   おいおい ね 。 ち ぇ ~!

《 まだ   ナルト を ごまかす 任務 の 内容 を → ||||にんむ||ないよう|

思いついて い ない の か …》 おもいついて||||

( シズネ ) 綱 手 様   なぜ こんな 大切な 時期 の ナルト に → |つな|て|さま|||たいせつな|じき|||

S 級 任務 を ? |きゅう|にんむ|

しかも   海路 を 使って 雷 の 国 に 向かわ せる なんて 。 |うなじ||つかって|かみなり||くに||むかわ||

( トントン ) ブヒ ! ( 綱 手 ) うむ 。 とんとん||つな|て|

ナルト は   暁 に 狙わ れて いる 。 ||あかつき||ねらわ||

複雑な 海路 を 使う こと で → ふくざつな|うなじ||つかう||

敵 に   その 居場所 を 悟ら れ ない こと が → てき|||いばしょ||さとら||||

本当の 目的 だ 。 ほんとうの|もくてき|

雷 の 国   雲隠れ の 里 で ナルト は   どんな こと を ? かみなり||くに|くもがくれ||さと||||||

そこ は   雷 影 に 任せて ある 。 ||かみなり|かげ||まかせて|

す っげ え !

立派な 帆船 が 用意 できて んじゃ ん ! りっぱな|はんせん||ようい|||

いえ   我々   木 ノ 葉 の 帆船 は その 隣 の …。 |われわれ|き||は||はんせん|||となり|

あちら の 船 な んです 。 うん ? ||せん||ん です|

け ぇ ~  しょ っぼ ~。

極秘 の 任務 だ から ね 大きい 船 だ と 目立つ だ ろ ? ごくひ||にんむ||||おおきい|せん|||めだつ||

こういう 船 で 島 伝い に 行った ほう が いい んだ よ 。 |せん||しま|つたい||おこなった|||||

船乗り たち の 姿 が 見え ない ようだ が 。 ふなのり|||すがた||みえ|||

実は   外海 に 出る こと を 嫌がって まして 。 じつは|がいかい||でる|||いやがって|

なに !?  お前 ら → |おまえ|

船乗り たち の 賃金 でも ケチ った の か ? ふなのり|||ちんぎん|||||

いえ   そう で は なく 。

その …。 なんだ ?

怒ら ん から ちゃん と 言って みろ 。 いから|||||いって|

この 港 の 出口 に バケモノ が いて → |こう||でぐち||||

外海 に 出よう と する 船 を 襲う と いう のです 。 がいかい||でよう|||せん||おそう|||の です

バケモノ ?

《 あ ~ ぁ   貧乏 クジ 引いた な …》 ||びんぼう||ひいた|

何 が 出る か は 知ら ん が → なん||でる|||しら||

そんな ヤツ   この 俺 が ギッタギタ に して やる さ ! |やつ||おれ||||||

ハッハッハッハッハー !

ガイ さん バケモノ の 正体 も わから ない のに → ||||しょうたい||||

安請け合い して 大丈夫 かな ? やすうけあい||だいじょうぶ|

きっと   大丈夫 だって ば よ ! ほら ! |だいじょうぶ||||

あんなに 元気 そうに 準備 運動 して る し ! |げんき|そう に|じゅんび|うんどう|||

大丈夫です か   ガイ さん ? な   なん の これ しき …。 だいじょうぶ です||||||||

船 が こんなに 揺れる もの と は な …。 せん|||ゆれる||||

ちょっと   胃 が 驚いて しまった だけ だ 。 |い||おどろいて|||

そんな ん で バケモノ を 倒 せる んです か ? |||||たお||ん です|

なに !  こう 見えて 俺 は   本番 に 強い !  う っ ! ||みえて|おれ||ほんばん||つよい||

もう   外 海なん です が …。 |がい|かいなん||

何も 現れ ん じゃ ない か 。 なにも|あらわれ||||

バケモノ め !

木 ノ 葉 の 燃える 旋風 を 恐れて 逃げ おった か ! き||は||もえる|せんぷう||おそれて|にげ||

( ガイ ) バケモノ !

なんだ ?  あの 剣 は ? ||けん|

口 寄せ 獣 の 一種 !? くち|よせ|けだもの||いっしゅ

しかし   術 者 の 気配 など どこ に も ない 。 |じゅつ|もの||けはい|||||

野良 の 口 寄せ 獣 だ と いう の か ? のら||くち|よせ|けだもの|||||

戻って きた ぞ !  避けろ ! もどって|||さけろ

間に合い ませ ん ! まにあい||

手 を 出す な   アオバ ! 俺 が 止める ! て||だす|||おれ||とどめる

ガイ さん !  後ろ です ! なに !? ||うしろ||

うわ ぁ ~ っ !

♪~

間に合わ ない ! まにあわ|

( ユウスケ ) 討ち取った ぜ ! この バケモノ め ! |うちとった||||

うわ ぁ ~!

ムチャ すんじゃ ねえ ぜ ! 兄ちゃん ! ||||にいちゃん

俺 の 名 は   ユウスケ だ 。 おれ||な|||

海面 に 立つ なんて 何者 だ ?  お め え ! かいめん||たつ||なにもの||||

俺 は   木 ノ 葉 の 忍   うずまき ナルト ! おれ||き||は||おし||

あと は   俺 に 任せ とけ ! ||おれ||まかせ|

ん ?  あっ !  印 が 組め ねえ ! ||いん||くめ|

え ぇ ~ っ !!

木 遁   大樹 林 の 術 ! き|とん|たいじゅ|りん||じゅつ

♪~

術 を 解か ねえ と 引き込ま れ ち まう ! じゅつ||とか|||ひきこま|||

早く ! その 人 と 逃げる んだ ! はやく||じん||にげる|

散 千 烏 の 術 ! ち|せん|からす||じゅつ

♪~

口 寄せ 獣 が → くち|よせ|けだもの|

なんで   あんな ところ に いる んだ って ば よ ?

第 三 次 忍 界 大戦 の 生き残り じゃ ない だろう か 。 だい|みっ|つぎ|おし|かい|たいせん||いきのこり||||

あれ で は 船乗り たち が 恐れる の も 無理な いね 。 |||ふなのり|||おそれる|||むりな|

アイツ は  15 年 程 前 から → ||とし|ほど|ぜん|

あそこ に   棲 み ついて や がる 。 やはり 。 ||せい|||||

普通   契約 した 忍 が 死ぬ と 自分 の 世界 へ 戻る もの だ が 。 ふつう|けいやく||おし||しぬ||じぶん||せかい||もどる|||

けど   アイツ って ば なんで 暴れて る んだ ? |||||あばれて||

あの 口 寄せ 獣 の なか で は → |くち|よせ|けだもの||||

まだ 戦い が 続いて いる の かも しれ ない 。 え ぇ 。 |たたかい||つづいて|||||||

フンッ   忍 同士 の 戦い なんて 迷惑だ ぜ 。 |おし|どうし||たたかい||めいわくだ|

アイツ の せい で 腰抜け 船乗り ども は → ||||こしぬけ|ふなのり||

誰 も 外海 に 出 なく な っち まった 。 だれ||がいかい||だ||||

腰抜け って …。 こしぬけ|

あんな 危ない こと して 兄ちゃん   何   考えて んだ よ 。 |あぶない|||にいちゃん|なん|かんがえて||

魚 を 獲る の が 漁師 の 仕事 だ から な 。 ぎょ||える|||りょうし||しごと|||

今日 と いう 今日 は   アイツ に トドメ を 刺そう と 思って た のに → きょう|||きょう||||||さそう||おもって||

邪魔 しや が って よ 。 じゃま||||

俺 が 助け なきゃ 今頃   アイツ の エサ だろう が 。 おれ||たすけ||いまごろ|||えさ||

フンッ 。

アイツ は 俺 たち に 任せろ 。 ||おれ|||まかせろ

もう ムチャ な こと は   やめろ って ば よ 。

うる せ ぇな ! アイツ を 倒す の は   この ユウスケ 様 だ 。 |||||たおす|||||さま|

贅沢 は 言わ ねえ 。 ぜいたく||いわ|

俺 に   あの カジキ の 体当たり に 負け ない → おれ|||||たいあたり||まけ|

もう 少し 頑丈な 船 が ありゃ 。 |すこし|がんじょうな|せん||

それ に   カジキ の パワー に 負け ねえ 内 燃 機関 が のせて ありゃ 。 ||||ぱわー||まけ||うち|も|きかん|||

あと は   大物 を 釣って も 折れ ねえ ルアー 用 の 釣り竿 が ありゃ 。 ||おおもの||つって||おれ|||よう||つりざお||

って   十 分   贅沢だ ろ 。 フンッ 。 |じゅう|ぶん|ぜいたくだ||

なぁ   どうして   あの カジキ に そこ まで   こだわる んだ ?

親父 さんか ? おやじ|

俺 たち は 魚 と ガチ で 勝負 して んだ よ 。 おれ|||ぎょ||||しょうぶ|||

その 勝負 に 負け ち まう ような ヤツ は → |しょうぶ||まけ||||やつ|

親 で も なけりゃ   子 でも ねえ ! おや||||こ||

ヤマト 隊長 なんとか な ん ねえ の か な 。 やまと|たいちょう|||||||

なんとか って ?

だから   俺 たち で 手助け して やる こと でき ねえ か な 。 |おれ|||てだすけ|||||||

っ つうか   ユウスケ 兄ちゃん に → |||にいちゃん|

仇 を 討た せて やりて ぇん だって ば よ 。 あだ||うた||||||

しかし   キミ に は S 級 任務 が …。 う ぉ ~ っ ! |きみ||||きゅう|にんむ||||

俺 は   猛烈に 感動 した ぞ   ヤマト ! おれ||もうれつに|かんどう|||やまと

ここ は   ひと 肌   脱ごう じゃ ない か 。 |||はだ|ぬごう|||

お前 も 脱げ   俺 も 脱ぐ ぞ ! おまえ||ぬげ|おれ||ぬぐ|

確かに あの オバケカジキ が いる かぎり → たしかに|||||

出航 でき ない し な 。 しゅっこう||||

だ よ な ! あの カジキ が 口 寄せ 獣 だ と したら → ||||||くち|よせ|けだもの|||

俺 たち 忍 が   ユウスケ 兄ちゃん に 迷惑 を かけた こと に なる し 。 おれ||おし|||にいちゃん||めいわく||||||

それ に   あの カジキ だって →

好きで この 海 に いる わけじゃ ない 。 すきで||うみ||||

わかり ました よ   もう 。

よ ~ し !

ユウスケ 兄ちゃん ! |にいちゃん

竿 も ある って ば よ ! さお|||||

ナルト …。

どう でしょう ?

資料 を もと に 作って みた んです が 。 しりょう||||つくって||ん です|

船 も 竿 も 申し分 ねえ が → せん||さお||もうしぶん||

こいつ は   手漕ぎ 。 ||てこぎ

カジキ の パワー に 負け ない 内 燃 機関 が ついて ねえ と ムリ だ 。 ||ぱわー||まけ||うち|も|きかん|||||むり|

それ は   この 俺 に 任せて おけ 。 |||おれ||まかせて|

パワー だけ なら この 気高き 碧 い 猛獣   マイト ・ ガイ → ぱわー||||けだかき|みどり||もうじゅう||

誰 に も 負け やしない 。 だれ|||まけ|

どう だって ば よ ?

フンッ 余計な こと ばっ かしや が って 。 |よけいな|||||

こんなに 用意 さ れちゃ → |ようい||

アイツ と の 勝負 の 醍醐味 が なくな っち まう だろう が 。 |||しょうぶ||だいごみ||||||

か ぁ …  素直じゃ ねえ な 。 ||すなおじゃ||

右 前方 30 度 に   巨大 カジキ 発見 。 みぎ|ぜんぽう|たび||きょだい||はっけん

おい   ヤツ の 前方 に   まわって くれ 。 |やつ||ぜんぽう|||

よし   任せて おけ ! |まかせて|

エイヤッサッサ   エイヤッサ ! エイヤッサッサ   エイヤッサ !

前 に 出た って ば よ 。 ぜん||でた|||

よし   ルアー を 流す ぞ 。 |||ながす|

って   何 だ   これ !? |なん||

ヤツ の 巨体 に 合わせた   特製 ルアー だ 。 やつ||きょたい||あわせた|とくせい||

そう じゃ なくて … 何で 俺 そっくり ? |||なんで|おれ|

お前 は 派手で 食いつき が よ さ そうだ から な 。 おまえ||はでで|くいつき||||そう だ||

いや ~  俺 が 食わ れる ! |おれ||くわ|

もっと 速く ! |はやく

ヤツ に   ルアー が 生き の いい エサ だ と 思わせ ねえ と 。 やつ||||いき|||えさ|||おもわせ||

任せろ 八 門 遁甲   第 二 休 門   開 ! まかせろ|やっ|もん|とんこう|だい|ふた|きゅう|もん|ひらき

ゲキマユ 先生   もっと だ ! |せんせい||

第 四 傷 門   第 五 杜門   開 ! だい|よっ|きず|もん|だい|いつ|もりもん|ひらき

こい   こい   こい !

お っ ! ヒット ! ||ひっと

アイツ   まんまと かぶり つき や がった 。

えっ !?

なんか   心 が 痛い …。 |こころ||いたい

なあ   早く 引っ張り あげ ねえ の か ? |はやく|ひっぱり||||

バカ 野郎   そんな こと したら 糸 が もた ねえ 。 ばか|やろう||||いと|||

遊ば せて   ヤツ が 疲れる の を 待つ 。 あそば||やつ||つかれる|||まつ

このまま じゃ 糸 が なくな っち まう ぞ 。 ||いと|||||

わかって る この 船 ごと 引か せる 。 |||せん||ひか|

ヤツ に ついて いける か ? やつ||||

この 俺 に 不可能 は ない ! |おれ||ふかのう||

う お ぉ ~!!

もう 漕が なくて いい 。 |こが||

ヤツ の 動き に 合わせて 舵 を きって くれ 。 やつ||うごき||あわせて|かじ|||

ふ ぅ   助かった さすが に   もう   限界 だった 。 ||たすかった||||げんかい|

泳げ   泳げ ! 力 を 使い切る んだ 。 およげ|およげ|ちから||つかいきる|

これほど の スピード で 泳ぎ 続ける と は 相当な スタミナ だ 。 ||すぴーど||およぎ|つづける|||そうとうな|すたみな|

だが   振りきろう と する 力 も いつか 尽きる 。 |ふりきろう|||ちから|||つきる

そこ から が 勝負 でしょう 。 |||しょうぶ|

ヤツ め   やっと 疲れ が 見えて きた ぜ 。 やつ|||つかれ||みえて||

くっ ! ユウスケ 兄ちゃん ! ||にいちゃん

邪魔 す んじゃ ねえ ! これ は   俺 と アイツ の ガチファイティング だ 。 じゃま||||||おれ|||||

わかって る って ば よ 。

《 もう すぐだ   今度 こそ …。 ||こんど|

今度 こそ   ヤツ を !》 こんど||やつ|

そろそろ 助け が いる か な 。 |たすけ||||

手出し ちゃ ダメだ 。 てだし||だめだ

ユウスケ 兄ちゃん に   自分 の 手 で 仇 を 討って もらう んだ 。 |にいちゃん||じぶん||て||あだ||うって||

やれやれ 。 任せる しか ない みたいだ ね 。 |まかせる||||

よし   もう ちょっと !

観念 し や がれ ! かんねん|||

こいつ   まだ   こんな 力 が ! |||ちから|

くっ !

まずい !

兄ちゃん ! にいちゃん

この ~ っ !

♪~

親父 さん の 仇   討て たって ば よ 。 ああ ! おやじ|||あだ|うて||||

あの 口 寄せ 獣   なぜ 生まれ故郷 に 戻ら なかった の か 。 |くち|よせ|けだもの||うまれこきょう||もどら|||

我慢 しろ   今   抜いて やる 。 がまん||いま|ぬいて|

これ …。

木 ノ 葉 の 風 魔 手 裏 剣 だ な 。 き||は||かぜ|ま|て|うら|けん||

やっぱり   あの カジキ も →

第 三 次 忍 界 大戦 の 犠牲 者 だった んだ な 。 だい|みっ|つぎ|おし|かい|たいせん||ぎせい|もの|||

生まれ故郷 に 戻して やり たい んだ が 。 うまれこきょう||もどして||||

ああ   好きに しろ 。 |すきに|

一 対 一 の 真剣 勝負 は もう 終わった 。 ひと|たい|ひと||しんけん|しょうぶ|||おわった

恨み っこ なし だ 。 うらみ|||

♪~

( くも じい ) もしもし   そこ の あなた 。

たまに は   空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は   どう じゃ ろう ? ||から||にっぽん||ながめて||||||||

今回 は   渋谷 発展 の 歴史 スペシャルじゃ 。 ( くも み ) 渋谷 ? こんかい||しぶや|はってん||れきし|すぺしゃるじゃ|||しぶや

なぜ 渋谷 が 流行 の 発信 地 に なった の か 。 |しぶや||りゅうこう||はっしん|ち||||

えっ   理由 が ある んです か ? |りゆう|||ん です|

あの 109 も 昔 は …。 ||むかし|

小さな お 店 が ぎっしり ! ちいさな||てん||

そして   渋谷 の 未来 も 見て いく ぞ 。 お ぉ ~! |しぶや||みらい||みて||||