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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン13 - 277 - 和解の印

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 277 - 和解 の 印

( キラービー ) 九 尾 チャクラモード 。

夜道 を 照らす に ゃ 便利 。

命 を 削る リスク も あれば いい こと も ある 表裏 。

( 八尾 ) ナルト も 九 尾 チャクラモード を 使える ように なった と は いえ →

九 尾 と 仲よく なった わけじゃ ねえ から な 。

ナルト の チャクラ は 九 尾 に 取ら れ 続けて いる …。

チャクラ が ゼロ に なりゃ ナルト は 死ぬ …。

ハーイ ! だが 今 の ナルト は ハイテンション !

止める に ゃ もったいない あの パッション !

九 尾 チャクラ を 懐中 電灯 代わり に する の は いい が …。

離さ れ ず ちゃんと ついて いけよ ビー !

ヤー !

( 九 尾 ) ナルト …。

( 九 尾 ) わし の チャクラ を ぞんざいに 扱い よる …。

お前 の 中 に ずっと いて →

お前 を ずっと 見て きた が …。

ナルト …。

お前 は いつも 甘い …。

(( ナルト : この 戦争 は →

全部 俺 一 人 で ケリ を つける !

憎しみ も 痛み も 全部 俺 が まとめて 引き受ける !

俺 の 役目 だ !))

俺 の チャクラ の おかげ で →

激 ヤセ から 少し は 元 に 戻った みて えだ な 。

しかし 珍しい じゃ ねえ か よ 九 尾 。

お前 の ほう から 話しかけて くる なんて よ 。

いよいよ 寂しくて →

話し相手 が ほしく なった の は わか っけ ど →

今 は 忙しい んだ 。 あと に して くれ !

戦争 を 本当に 1 人 で 片づけ られる と →

思って いる の か ?

そりゃ 無理 って もんだ 。

お前 も 敵 の 規模 の 大き さ は うすうす 感じ取った だろう …。

それ に あの マダラ の こと だ …。

何 を 仕掛けて くる か わから ん ぞ 。

なんなら わし の 力 を …。

フン … もう その 手 に ゃ のら ねえ よ !

フフフフ … 少し は 頭 が 回る ように なった か 。

った く … みえみえ だって え の !

話 は 戦争 の あと だ じゃあ な 。

( 九 尾 ) 仲間 が 殺さ れれば それ に 伴う 憎しみ が 生まれる …。

そう なる 前 に 相手 を すべて 倒す つもり か ?

どのみち 相手 を 倒せば 敵 から の 憎しみ を 受ける …。

それ を すべて 自分 で 受け止め られる と →

本気で そう 思って いる の か ?

いつまでも … 俺 を ナメ てん じゃ ねえ ぞ !

いつまでも … 俺 を ナメ てん じゃ ねえ ぞ !

お前 は わかって い ない ! 甘い のだ !

お前 は 本当に 皆 の 憎しみ を 消し →

受け止める こと が できる の か !?

もう 戦争 は 始まって いる 。

戦死 者 も 多く 出て いる はずだ 。

♪~

その分 憎しみ も な 。

そもそも だ 。

お前 の そば に いた サスケ は ずっと 憎しみ に 囚 われて いた 。

だが その サスケ も お前 が どうにか できた こと が あった の か ?

あの 日 だ そうだ 。

あの 日 から お前 は 気づいて いた はずだ 。

♪~

《 俺 って ば 誰 と やりあう んだ ?

どこ のど いつ だって ば よ 。

犬 帽子 か フードグラサン か ?

それとも 》

(( チョウジ : あの 先生 …。 ( イルカ ) なんだ ?

あんまり 友達 を 殴ったり は し たく ない んです けど 。

いや そういう ん じゃ なくて だ な 。

これ は 伝統 的な 忍 組手 だ 。

かつて の 火影 たち も この 忍 組手 で 鍛錬 し →

力 を つけて だ な 。

( シカマル ) あの 先生 。

俺 場 外 って こと で 負け で いい っす から →

次の やつ に 進めて ください 。 お おい !

訓練 だろう が 何 だろう が 勝敗 を つける 以上 勝負 は 勝負 。

なら さっさと 白黒 つ けち まった ほう が →

めん ど くさく なく って い いっしょ 。 ハァ …。

( キバ ) やる 気 ねえ な あいつ 。 一生 中 忍 に は なれ ねえ な 。

( シノ ) いや そう と は かぎら ない 。

なぜなら 一生 は 長い 。

その 間 に いろいろ 。

なんだ お前 細 け えよ !

( い の ) まったく シカマル の やつ →

あんた が 一 番 め ん どくさい って の !

チョウジ も いくじなし だし !

( サクラ ) いの ちゃん あの 子 たち 知り合い な の ?

まあ 親 が ね 。

もう いい 。 シカマル チョウジ 和解 の 印 を 。

あ 忘れて た 。

ごめん よ シカマル 。 いい よ 。

お前 こういう の 苦手だ しな 。

俺 もめん どくせ えし 。

うん 和解 の 印 は できた な 。

え ~ 次 。 うずまき ナルト 。

ヨッシャ !

あの 子 って …。

うち の 親 が 話しちゃ ダメ だって 。

私 あいつ の 相手 だけ は し たく ない 。

そして うち は サスケ だ 。 2 人 と も 出て こい 。

キャー サスケ 君 ! サスケ 君 !

私 が サスケ 君 と 和解 の 印 を 結び たかった !

サスケ 君 頑張って !

相手 なんて ボッコボコ よ !

《 なんだ あいつ クール ぶり や がって よ 。

チクショウ … モテモテ の こいつ 倒して →

俺 が モテモテ だって ば よ !》

ヨッシャ ぜ って え 負け ねえ って ば よ !

( ヒナタ ) が … 頑張って ナルト …。

サスケ く ~ ん !

では これ より うずまき ナルト 対 うち は サスケ の …。

きや がれ ! う すら トンカチ !

こら ナルト ! ちゃんと 利き 手 で 組手 前 の 対立 の 印 を しろ !

それ が 礼儀 だ 。

んな こと は どうでも いい から さ →

さっさと こいつ 倒さ せて くれ って ば よ !

今 から 俺 って ば モテモテ に なる んだ から !

( サスケ ) くだら ねえ 。 望み どおり ソッコー で …。

待て お前 ら ! った く …。

この 忍 組手 は 昔 から 守ら れて きた →

伝統 的な 訓練 方式 だ 。 形式 的 すぎる 作法 も ある が →

アカデミー で は 基礎 から 教える 。 これ も 大切な こと だ 。

まずは 組手 前 に 必ず 片手 印 を 相手 に 向ける 行為 だ が →

両手 印 で 術 を 発動 する 所作 の 半分 を 意味 し →

これ から 戦う 意志 を 示す 。

これ が 対立 の 印 だ 。

組手 が 終わり 決着 の あと →

お互い 対立 の 印 を 前 に 出し →

重ね合わせ 結び 和解 の 印 と して →

仲間 である こと の 意志 を 示す 。

ここ まで が 忍 組手 の 作法 一式 だ 。

聞いて ん の か ? ナルト ! 説明 2 回 目 だ ぞ !

は いはい 。 「 はい 」 は 1 回 で いい んだ よ !

バカモノ ! わかった って ば よ 。

ぶ っ 倒しちゃ って ~ サスケ く ~ ん !

はじめ !

イエ ~ イ ! すげ え かっけ ~!

サスケ 君 すご ~ い !

すげ …。

《 こいつ …。

この 目 …。

いつも 俺 を 見る みんな の 目 。

いや それ より も もっと 強 え …。

けど … 俺 を 見て ねえ 》

サスケ の 勝利 ! で は 互いに 和解 の 印 を 。

次 いく ぞ !

待てよ !

俺 は 眼中 に も ねえ って か ? クソ 野郎 !

いや むしろ ウンコ だ ウンコ !

カチカチ の ビチビチヤロー が ! バーカ バーカ !

あ ~ ぁ 頭 悪い な 。

文句 すら まともに 言えて ねえ よ あいつ 。

便秘 な の か 下痢 な の か ?

どっち か はっきり して ほしい な 。 なぜなら …。

だから さっき から 細 け えよ 。

フン …。 何 か 言え って んだ !

この ガチガチウンコ ビチビチヤロー !!

忍 組手 は 神聖な 伝統 だ と 言って いる !

さっさと 和解 の 印 を しろ !

サスケ お前 も だ !

った く …。

フン ! や ん の か ? 落ちこぼれ が 。

こら いいかげんに しろ お前 ら !

最低 ! ナルト ! 何 だ ? あいつ 。

ベェ ~!!

思い出した ようだ な 。

そして だ … あれ から サスケ は どう なった ?

お前 は 憎しみ を 消して やれた の か ?

いや 違う 。 その 逆だ 。

(( いいかげんに 目 が 覚めた かよ !

親 も 兄弟 も い ねえ て め え に 俺 の 何 が わかる って んだ よ !

はじめ から 独り っきり だった て め え に →

俺 の 何 が わかる って んだ !))

♪~

(( ナルト … お前 が 今さら 何 を 言おう と →

俺 は 変わら ねえ 。

俺 は お前 も 里 の やつ ら も 1 人 残ら ず 全員 を 殺す !

なぁ ほんとに そんな 道 しか ねえ の か ?

そう だ 。

行きつく ところ お前 の 選択 は →

俺 を 殺して 里 を 守った 英雄 に なる か →

俺 に 殺さ れて た だの 負け 犬 に なる か だ !))

ますます やつ の 憎しみ は 大きく なった 。

最も 身近に いた 仲間 で すら そう な のだ 。

つまり お前 は 誰 であろう と →

憎しみ を 消して やる こと も 受け止める こと も でき やしない !

で …。

話 は 終わり か ?

なんだ と !?

だから って 俺 が 怖気づいて 何も し ねえ と でも ?

そう なりゃ お前 の 思う ツボ だ もん な 九 尾 。

おい 。 ん っ !?

お前 こそ 甘い んだ よ 。

お前 は サスケ 1 人 救え ない のに →

なんで そんな 強気で いら れる !?

自分 が 決めた こと に 疑問 持ったら 終わり だ 。

サスケ は なんとか して みせる し 戦争 だって どうにか して みせる 。

《 わし を また 封印 する 気 か !?

しかも あんな ガキ に !》

(( こら アホギツネ !

俺 の 体 に 泊めて やって んだ から →

家賃 と して お前 の チャクラ を 貸し や がれ !

仙法 。

超 大玉 !

螺旋 多 連 丸 !

♪~

もう ひと 押し ~!

《 なんだ この 力 は !?》

♪~

これ は …。

これ が 九 尾 の …。

ナルト …。 わし を …。

わし を 怒ら せた な !

ナルト !

まだ … こん だけ の 力 が 。

や っぱ すげ ぇや … お め え は 。

♪~

こりゃ あ 六 道 の …。

♪~

覚えて いろ … ナルト …))

フンッ 。

あの チンチクリン が 随分 と 盾突く ように なった じゃ ねえ か 。

なぁ 九 尾 …。 俺 は な …。

いつか お め え の 中 の 憎しみ も →

どうにか して やりて ぇ と 思って る 。

俺 を さんざん 苦しめた お前 だ けど …。

憎しみ に 振り回さ れ ん の は →

いい気 が し ねえ って の は 俺 も 知って っ から 。

キッ ! お前 は バカ か !

わし は 九 尾 だ ぞ !

チンチクリン に どうこう さ れる ほど →

落ちぶれちゃ いね えし →

わし は 憎しみ の かたまり だ 。

なら オーケー だ !

俺 は チンチクリン じゃ ねえ し そっち の ほう が やりがい が ある !

じゃあ な !

♪~

《 九 尾 。 確かに 俺 は 大甘 かも しん ねえ 。

でも 俺 の 中 に 父ちゃん も 母ちゃん も いて くれた ように →

お前 は ずっと 俺 と 一緒に いて くれた 。

俺 の 気持 も 成長 も 全部 お前 は 知って る んだ もん な 。

ほんと は 嫌だった の かも しん ねえ けど →

お め え は 俺 の こと を 見つめ 続けて いて くれた んだ 。

だから よ … もう ちょっと そこ で 俺 の こと 見て いて くれ 》

《 サスケ … お め え の こと も そう だ 。

お め え は 俺 なんて は な っ から 眼中 に なかった んだろう けど →

俺 は … お前 の こと ずっと 見て た んだ ぜ 》

そう さ サスケ も 戦争 も 俺 が なんとか する !

ヨウ ! ピッカピカライト な ナルト !

満月 の ナイト に 深刻な 表情 。

もっと ライト に い こうぜ ぇ ! ヤー !

ああ ん ? お め え また 九 尾 と ケンカ でも した か ?

尾 獣 モード は 九 尾 と チャクラ の 綱引き 。

チャクラ が 無くなりゃ 命 は 幕 引き 。

無 茶 は やめ と けって ば よ !

無 茶 な の は わかって る 。

だけど よ … 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ !

それ が 俺 の 忍 道 だって ば よ !

飛ばす ぜ !

待て って ば よ !

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 277 - 和解 の 印 ||しっぷう|つたい|しーずん|わかい||いん Naruto Shippuden - Season 13 - 277 - Seal of Reconciliation

( キラービー ) 九 尾 チャクラモード 。 |ここの|お|

夜道 を 照らす に ゃ 便利 。 よみち||てらす|||べんり

命 を 削る リスク も あれば いい こと も ある   表裏 。 いのち||けずる|りすく|||||||ひょうり

( 八尾 ) ナルト も   九 尾 チャクラモード を 使える ように なった と は いえ → やお|||ここの|お|||つかえる|よう に||||

九 尾 と 仲よく なった わけじゃ ねえ から な 。 ここの|お||なかよく|||||

ナルト の チャクラ は 九 尾 に 取ら れ 続けて いる …。 ||||ここの|お||とら||つづけて|

チャクラ が ゼロ に なりゃ   ナルト は 死ぬ …。 |||||||しぬ

ハーイ !  だが   今 の ナルト は ハイテンション ! ||いま||||

止める に ゃ   もったいない あの パッション ! とどめる|||||

九 尾 チャクラ を   懐中 電灯 代わり に する の は いい が …。 ここの|お|||かいちゅう|でんとう|かわり||||||

離さ れ ず ちゃんと   ついて いけよ   ビー ! はなさ||||||

ヤー !

( 九 尾 ) ナルト …。 ここの|お|

( 九 尾 ) わし の チャクラ を ぞんざいに 扱い よる …。 ここの|お||||||あつかい|

お前 の 中 に   ずっと いて → おまえ||なか|||

お前 を   ずっと 見て きた が …。 おまえ|||みて||

ナルト …。

お前 は   いつも 甘い …。 おまえ|||あまい

(( ナルト : この 戦争 は → ||せんそう|

全部   俺 一 人 で ケリ を つける ! ぜんぶ|おれ|ひと|じん||||

憎しみ も 痛み も   全部 俺 が   まとめて 引き受ける ! にくしみ||いたみ||ぜんぶ|おれ|||ひきうける

俺 の 役目 だ !)) おれ||やくめ|

俺 の チャクラ の おかげ で → おれ|||||

激 ヤセ から 少し は   元 に 戻った みて えだ な 。 げき|||すこし||もと||もどった|||

しかし   珍しい じゃ ねえ か よ   九 尾 。 |めずらしい|||||ここの|お

お前 の ほう から 話しかけて くる なんて よ 。 おまえ||||はなしかけて|||

いよいよ   寂しくて → |さびしくて

話し相手 が ほしく なった の は わか っけ ど → はなしあいて||||||||

今 は 忙しい んだ 。 あと に して くれ ! いま||いそがしい|||||

戦争 を 本当に 1 人 で 片づけ られる と → せんそう||ほんとうに|じん||かたづけ||

思って いる の か ? おもって|||

そりゃ   無理 って もんだ 。 |むり||

お前 も   敵 の 規模 の 大き さ は うすうす   感じ取った だろう …。 おまえ||てき||きぼ||おおき||||かんじとった|

それ に   あの マダラ の こと だ …。 |||まだら|||

何 を 仕掛けて くる か   わから ん ぞ 。 なん||しかけて|||||

なんなら   わし の 力 を …。 |||ちから|

フン …  もう その 手 に ゃ   のら ねえ よ ! ふん|||て|||||

フフフフ … 少し は 頭 が 回る ように なった か 。 |すこし||あたま||まわる|よう に||

った く …  みえみえ だって え の !

話 は 戦争 の あと だ   じゃあ な 。 はなし||せんそう|||||

( 九 尾 ) 仲間 が 殺さ れれば それ に 伴う 憎しみ が 生まれる …。 ここの|お|なかま||ころさ||||ともなう|にくしみ||うまれる

そう なる 前 に 相手 を すべて 倒す つもり か ? ||ぜん||あいて|||たおす||

どのみち   相手 を 倒せば 敵 から の 憎しみ を 受ける …。 |あいて||たおせば|てき|||にくしみ||うける

それ を   すべて 自分 で 受け止め られる と → |||じぶん||うけとめ||

本気で   そう 思って いる の か ? ほんきで||おもって|||

いつまでも … 俺 を ナメ てん じゃ ねえ ぞ ! |おれ||||||

いつまでも … 俺 を ナメ てん じゃ ねえ ぞ ! |おれ||||||

お前 は   わかって い ない ! 甘い のだ ! おまえ|||||あまい|

お前 は   本当に 皆 の 憎しみ を 消し → おまえ||ほんとうに|みな||にくしみ||けし

受け止める こと が できる の か !? うけとめる|||||

もう 戦争 は   始まって いる 。 |せんそう||はじまって|

戦死 者 も 多く 出て いる はずだ 。 せんし|もの||おおく|でて||

♪~

その分   憎しみ も な 。 そのぶん|にくしみ||

そもそも だ 。

お前 の そば に いた サスケ は ずっと 憎しみ に 囚 われて いた 。 おまえ|||||さすけ|||にくしみ||しゅう||

だが   その サスケ も お前 が どうにか できた こと が あった の か ? ||さすけ||おまえ||||||||

あの 日 だ   そうだ 。 |ひ||そう だ

あの 日 から お前 は 気づいて いた はずだ 。 |ひ||おまえ||きづいて||

♪~

《 俺 って ば 誰 と やりあう んだ ? おれ|||だれ|||

どこ のど いつ だって ば よ 。

犬 帽子 か   フードグラサン か ? いぬ|ぼうし|||

それとも 》

(( チョウジ : あの   先生 …。 ( イルカ ) なんだ ? ||せんせい|いるか|

あんまり 友達 を 殴ったり は し たく ない んです けど 。 |ともだち||なぐったり|||||ん です|

いや   そういう ん じゃ なくて だ な 。

これ は   伝統 的な 忍 組手 だ 。 ||でんとう|てきな|おし|くみて|

かつて の 火影 たち も この 忍 組手 で 鍛錬 し → ||ほかげ||||おし|くみて||たんれん|

力 を つけて だ な 。 ちから||||

( シカマル ) あの   先生 。 ||せんせい

俺   場 外 って こと で 負け で いい っす から → おれ|じょう|がい||||まけ||||

次の やつ に 進めて ください 。 お   おい ! つぎの|||すすめて|||

訓練 だろう が 何 だろう が 勝敗 を つける 以上   勝負 は 勝負 。 くんれん|||なん|||しょうはい|||いじょう|しょうぶ||しょうぶ

なら   さっさと 白黒 つ けち まった ほう が → ||しろくろ|||||

めん ど くさく なく って い いっしょ 。 ハァ …。

( キバ ) やる 気 ねえ な   あいつ 。 一生   中 忍 に は なれ ねえ な 。 ||き||||いっしょう|なか|おし|||||

( シノ ) いや   そう と は かぎら ない 。 しの||||||

なぜなら   一生 は 長い 。 |いっしょう||ながい

その 間 に いろいろ 。 |あいだ||

なんだ お前   細 け えよ ! |おまえ|ほそ||

( い の ) まったく   シカマル の やつ →

あんた が   一 番 め ん どくさい って の ! ||ひと|ばん|||||

チョウジ も いくじなし だし !

( サクラ ) いの ちゃん あの 子 たち 知り合い な の ? さくら||||こ||しりあい||

まあ   親 が ね 。 |おや||

もう いい 。 シカマル   チョウジ   和解 の 印 を 。 ||||わかい||いん|

あ   忘れて た 。 |わすれて|

ごめん よ   シカマル 。 いい よ 。

お前   こういう の 苦手だ しな 。 おまえ|||にがてだ|

俺 もめん どくせ えし 。 おれ|||

うん   和解 の 印 は できた な 。 |わかい||いん|||

え ~  次 。  うずまき ナルト 。 |つぎ||

ヨッシャ !

あの 子 って …。 |こ|

うち の 親 が 話しちゃ ダメ だって 。 ||おや||はなしちゃ|だめ|

私   あいつ の 相手 だけ は し たく ない 。 わたくし|||あいて|||||

そして   うち は サスケ だ 。 2 人 と も 出て こい 。 |||さすけ||じん|||でて|

キャー   サスケ 君 ! サスケ 君 ! |さすけ|きみ|さすけ|きみ

私 が   サスケ 君 と 和解 の 印 を 結び たかった ! わたくし||さすけ|きみ||わかい||いん||むすび|

サスケ 君   頑張って ! さすけ|きみ|がんばって

相手 なんて   ボッコボコ よ ! あいて|||

《 なんだ   あいつ クール ぶり や がって よ 。

チクショウ …  モテモテ の こいつ 倒して → ||||たおして

俺 が   モテモテ だって ば よ !》 おれ|||||

ヨッシャ ぜ って え 負け ねえ って ば よ ! ||||まけ||||

( ヒナタ ) が …  頑張って   ナルト …。 ||がんばって|

サスケ く ~ ん ! さすけ||

では   これ より うずまき ナルト   対   うち は サスケ の …。 |||||たい|||さすけ|

きや がれ !  う すら トンカチ !

こら   ナルト !  ちゃんと   利き 手 で 組手 前 の 対立 の 印 を しろ ! |||きき|て||くみて|ぜん||たいりつ||いん||

それ が   礼儀 だ 。 ||れいぎ|

んな こと は   どうでも いい から さ →

さっさと   こいつ 倒さ せて くれ って ば よ ! ||たおさ|||||

今 から   俺 って ば モテモテ に なる んだ から ! いま||おれ|||||||

( サスケ ) くだら ねえ 。 望み どおり   ソッコー で …。 さすけ|||のぞみ|||

待て   お前 ら !  った く …。 まて|おまえ|||

この   忍 組手 は 昔 から 守ら れて きた → |おし|くみて||むかし||まもら||

伝統 的な 訓練 方式 だ 。 形式 的 すぎる 作法 も ある が → でんとう|てきな|くんれん|ほうしき||けいしき|てき||さほう|||

アカデミー で は   基礎 から 教える 。 これ も 大切な こと だ 。 あかでみー|||きそ||おしえる|||たいせつな||

まずは 組手 前 に   必ず 片手 印 を 相手 に 向ける 行為 だ が → |くみて|ぜん||かならず|かたて|いん||あいて||むける|こうい||

両手 印 で   術 を 発動 する 所作 の 半分 を 意味 し → りょうて|いん||じゅつ||はつどう||しょさ||はんぶん||いみ|

これ から 戦う 意志 を 示す 。 ||たたかう|いし||しめす

これ が   対立 の 印 だ 。 ||たいりつ||いん|

組手 が 終わり   決着 の あと → くみて||おわり|けっちゃく||

お互い   対立 の 印 を 前 に 出し → おたがい|たいりつ||いん||ぜん||だし

重ね合わせ   結び 和解 の 印 と して → かさねあわせ|むすび|わかい||いん||

仲間 である こと の 意志 を 示す 。 なかま||||いし||しめす

ここ まで が 忍 組手 の 作法 一式 だ 。 |||おし|くみて||さほう|いっしき|

聞いて ん の か ?  ナルト ! 説明  2 回 目 だ ぞ ! きいて|||||せつめい|かい|め||

は いはい 。 「 はい 」 は  1 回 で いい んだ よ ! ||||かい||||

バカモノ ! わかった って ば よ 。

ぶ っ 倒しちゃ って ~  サスケ く ~ ん ! ||たおしちゃ||さすけ||

はじめ !

イエ ~ イ ! すげ え   かっけ ~!

サスケ 君   すご ~ い ! さすけ|きみ||

すげ …。

《 こいつ …。

この 目 …。 |め

いつも   俺 を 見る   みんな の 目 。 |おれ||みる|||め

いや   それ より も   もっと 強 え …。 |||||つよ|

けど …  俺 を 見て ねえ 》 |おれ||みて|

サスケ の 勝利 ! で は   互いに 和解 の 印 を 。 さすけ||しょうり|||たがいに|わかい||いん|

次   いく ぞ ! つぎ||

待てよ ! まてよ

俺 は   眼中 に も ねえ って か ? クソ 野郎 ! おれ||がんちゅう||||||くそ|やろう

いや   むしろ   ウンコ だ   ウンコ !

カチカチ の   ビチビチヤロー が !  バーカ   バーカ ! かちかち|||||

あ ~ ぁ   頭   悪い な 。 ||あたま|わるい|

文句 すら   まともに 言えて ねえ よ あいつ 。 もんく|||いえて|||

便秘 な の か   下痢 な の か ? べんぴ||||げり|||

どっち か   はっきり して ほしい な 。 なぜなら …。

だから   さっき から   細 け えよ 。 |||ほそ||

フン …。 何 か 言え って んだ ! ふん|なん||いえ||

この   ガチガチウンコ   ビチビチヤロー !!

忍 組手 は 神聖な 伝統 だ と 言って いる ! おし|くみて||しんせいな|でんとう|||いって|

さっさと 和解 の 印 を しろ ! |わかい||いん||

サスケ   お前 も だ ! さすけ|おまえ||

った く …。

フン ! や ん の か ?  落ちこぼれ が 。 ふん|||||おちこぼれ|

こら   いいかげんに しろ   お前 ら ! |||おまえ|

最低 !  ナルト ! 何 だ ?  あいつ 。 さいてい||なん||

ベェ ~!!

思い出した ようだ な 。 おもいだした||

そして だ … あれ から   サスケ は   どう なった ? ||||さすけ|||

お前 は 憎しみ を 消して やれた の か ? おまえ||にくしみ||けして|||

いや   違う 。  その 逆だ 。 |ちがう||ぎゃくだ

(( いいかげんに 目 が 覚めた かよ ! |め||さめた|

親 も 兄弟 も い ねえ   て め え に 俺 の 何 が   わかる って んだ よ ! おや||きょうだい||||||||おれ||なん|||||

はじめ から 独り っきり だった   て め え に → ||ひとり||||||

俺 の 何 が   わかる って んだ !)) おれ||なん||||

♪~

(( ナルト … お前 が   今さら 何 を 言おう と → |おまえ||いまさら|なん||いおう|

俺 は 変わら ねえ 。 おれ||かわら|

俺 は   お前 も 里 の やつ ら も 1 人 残ら ず   全員 を 殺す ! おれ||おまえ||さと|||||じん|のこら||ぜんいん||ころす

なぁ   ほんとに そんな 道 しか   ねえ の か ? |||どう||||

そう だ 。

行きつく ところ   お前 の 選択 は → ゆきつく||おまえ||せんたく|

俺 を 殺して 里 を 守った 英雄 に なる か → おれ||ころして|さと||まもった|えいゆう|||

俺 に 殺さ れて た だの 負け 犬 に   なる か だ !)) おれ||ころさ||||まけ|いぬ||||

ますます やつ の 憎しみ は 大きく なった 。 |||にくしみ||おおきく|

最も   身近に いた 仲間 で すら そう な のだ 。 もっとも|みぢかに||なかま|||||

つまり   お前 は 誰 であろう と → |おまえ||だれ||

憎しみ を 消して やる こと も 受け止める こと も   でき やしない ! にくしみ||けして||||うけとめる||||

で …。

話 は   終わり か ? はなし||おわり|

なんだ と !?

だから って   俺 が 怖気づいて 何も し ねえ と でも ? ||おれ||おじけづいて|なにも||||

そう なりゃ お前 の 思う ツボ だ もん な   九 尾 。 ||おまえ||おもう|つぼ||||ここの|お

おい 。 ん っ !?

お前 こそ   甘い んだ よ 。 おまえ||あまい||

お前 は   サスケ 1 人   救え ない のに → おまえ||さすけ|じん|すくえ||

なんで   そんな 強気で いら れる !? ||つよきで||

自分 が 決めた こと に 疑問   持ったら 終わり だ 。 じぶん||きめた|||ぎもん|もったら|おわり|

サスケ は   なんとか して みせる し 戦争 だって   どうにか して みせる 。 さすけ||||||せんそう||||

《 わし を   また 封印 する 気 か !? |||ふういん||き|

しかも   あんな ガキ に !》 ||がき|

(( こら   アホギツネ !

俺 の 体 に   泊めて やって んだ から → おれ||からだ||とめて|||

家賃 と して お前 の チャクラ を 貸し や がれ ! やちん|||おまえ||||かし||

仙法 。 せんほう

超 大玉 ! ちょう|おおたま

螺旋 多 連 丸 ! らせん|おお|れん|まる

♪~

もう   ひと 押し ~! ||おし

《 なんだ   この 力 は !?》 ||ちから|

♪~

これ は …。

これ が 九 尾 の …。 ||ここの|お|

ナルト …。  わし を …。

わし を 怒ら せた な ! ||いから||

ナルト !

まだ …  こん だけ の 力 が 。 ||||ちから|

や っぱ   すげ ぇや …  お め え は 。

♪~

こりゃ あ   六 道 の …。 ||むっ|どう|

♪~

覚えて いろ … ナルト …)) おぼえて||

フンッ 。

あの チンチクリン が 随分 と 盾突く ように なった じゃ ねえ か 。 |||ずいぶん||たてつく|よう に||||

なぁ   九 尾 …。  俺 は な …。 |ここの|お|おれ||

いつか   お め え の 中 の 憎しみ も → |||||なか||にくしみ|

どうにか して やりて ぇ と 思って る 。 |||||おもって|

俺 を   さんざん 苦しめた お前 だ けど …。 おれ|||くるしめた|おまえ||

憎しみ に 振り回さ れ ん の は → にくしみ||ふりまわさ||||

いい気 が し ねえ って の は 俺 も 知って っ から 。 いいき|||||||おれ||しって||

キッ !  お前 は バカ か ! |おまえ||ばか|

わし は 九 尾 だ ぞ ! ||ここの|お||

チンチクリン に どうこう さ れる ほど →

落ちぶれちゃ いね えし → おちぶれちゃ||

わし は 憎しみ の かたまり だ 。 ||にくしみ|||

なら   オーケー だ ! |おーけー|

俺 は チンチクリン じゃ ねえ し そっち の ほう が やりがい が ある ! おれ||||||||||||

じゃあ な !

♪~

《 九 尾 。  確かに 俺 は 大甘 かも しん ねえ 。 ここの|お|たしかに|おれ||おおあま|||

でも   俺 の 中 に   父ちゃん も 母ちゃん も いて くれた ように → |おれ||なか||とうちゃん||かあちゃん||||よう に

お前 は ずっと 俺 と 一緒に いて くれた 。 おまえ|||おれ||いっしょに||

俺 の 気持 も 成長 も 全部 お前 は 知って る んだ もん な 。 おれ||きもち||せいちょう||ぜんぶ|おまえ||しって||||

ほんと は 嫌だった の かも しん ねえ けど → ||いやだった|||||

お め え は 俺 の こと を 見つめ 続けて いて くれた んだ 。 ||||おれ||||みつめ|つづけて|||

だから よ …  もう ちょっと そこ で 俺 の こと 見て いて くれ 》 ||||||おれ|||みて||

《 サスケ …  お め え の こと も そう だ 。 さすけ||||||||

お め え は 俺 なんて   は な っ から 眼中 に なかった んだろう けど → ||||おれ||||||がんちゅう||||

俺 は …  お前 の こと ずっと 見て た んだ ぜ 》 おれ||おまえ||||みて|||

そう さ   サスケ も 戦争 も 俺 が なんとか する ! ||さすけ||せんそう||おれ|||

ヨウ !  ピッカピカライト な ナルト ! よう|||

満月 の ナイト に 深刻な 表情 。 まんげつ||||しんこくな|ひょうじょう

もっと ライト に い こうぜ ぇ !  ヤー ! |らいと|||||

ああ ん ?  お め え また 九 尾 と ケンカ でも した か ? ||||||ここの|お||けんか|||

尾 獣 モード は 九 尾 と チャクラ の 綱引き 。 お|けだもの|もーど||ここの|お||||つなひき

チャクラ が 無くなりゃ 命 は 幕 引き 。 ||なくなりゃ|いのち||まく|ひき

無 茶 は やめ と けって ば よ ! む|ちゃ||||||

無 茶 な の は   わかって る 。 む|ちゃ|||||

だけど よ … 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ ! ||じぶん||ことば||まげ|

それ が 俺 の 忍 道 だって ば よ ! ||おれ||おし|どう|||

飛ばす ぜ ! とばす|

待て って ば よ ! まて|||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた