NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 349 - 心 を 隠す 面
(( リン : カカシ …))
( 目覚まし時計 の 音 )
( カカシ ) 落ち ない 。
( シカク ) 火影 様 より の 書状 受け取る が いい 。
土 影 様 に 届けよ 至急 ご 返答 願い たい と な 。
届ける まで も ない ここ で 返答 して やる 。
慌て ぬ ほう が よい とき も ある 。
なに !?
四 代 目 風 影 !
なぜ 砂 隠れ が 。
ここ は 我ら 砂 隠れ の 国境 で も ある 。
ここ で 騒ぎ を 起こさ れて は 困る 。
降りかかる 火 の 粉 は 振り払わ ねば なる まい 。
砂 は 砂 と して 動く 。
それ を 承知 で 行動 して もらい たい 。
散 !
平和 条約 締結 の 申し込み どう なさる お つもりです ?
当然 お 断り なさる んでしょう な 。
いかに 木 ノ 葉 隠れ が 砂 隠れ と 組もう が →
我ら の 一枚岩 の 結束 に 敵 う もの は あり ませ ん 。
その とおり です 。
( オオノキ ) 静まれ ぃ !
もちろん 岩 隠れ の 結束 は わし の 誇り じゃ ぜ 。
しかし 岩 隠れ の 命運 を かけ →
一千 余 名 の 忍 を 投入 した 侵攻 作戦 を →
頓挫 さ せた の は →
黄色い 閃光 ただ 1 人 だった と 聞く 。
それ も また 事実 じゃ ぜ 。
( ライドウ ) 今度 岩 隠れ と 平和 条約 が 締結 さ れる ん だって さ 。
( ゲンマ ) 紙切れ 一 枚 に どん だけ 効力 が ある か 。
( ガイ ) うむ … それ は 言える 。
お前たち も 三 代 目 様 の 苦労 も 考えろ って 。
( アスマ ) とにかく 長かった 大戦 も ひとまず これ で 終わり だ 。
( 紅 ) お だんご で 乾杯 し ましょう 。
( ガイ ) お ~ い カカシ !
こっち 来て だんご 食わ ない か ?
最近 つきあい 悪い な アイツ 。
悩み で も ある の か ?
そりゃ 手放し で はしゃげ る 心境 じゃ ないだ ろ 。
やっぱり オビト と リン の こと が …。
あぁ 心 に 大きな 傷 が 残る さ 。
(( カカシ …))
リン …。
♪♪~
( ホムラ ) ご 苦労じゃ った 。
( コハル ) ひとまず 胸 を なでおろした わ い 。
( ダンゾウ ) こんな 条約 で 満足です か ?
岩 隠れ の 活動 を 認め →
賠償 請求 権 を 放棄 する と は …。
戦争 に 負けた も 同然の 内容 。
ヒルゼン は どう 思う か ?
( ヒルゼン ) これ 以上 の 戦争 の 継続 は →
疲弊 しきった 木 ノ 葉 に とって も 致命 的 。
同意 を 導き 出す ため の 譲歩 …。
このたび の 大戦 で →
多く の 盟友 たち が 犠牲 に なって おる !
彼ら を 犬死に さ せた も 同然だ 。
その 責任 は すべて 火影 である わし に ある 。
どう 責任 を とる つもりだ ?
三 代 目 火影 の 座 を 辞し →
四 代 目 に 譲る つもりじゃ 。
残念だ のう 。
三 代 目 は よく やって おった が 。
元 を 正せば 三 代 目 が 甘い 考え ゆえ →
あそこ まで 里 が 追い込ま れた のだ 。
今 必要 と さ れる 火影 と は 里 に 変革 を 成し →
忍 に 掟 を 徹底 さ せる 。 そんな 人材 だ 。
ほう 適当な 者 は おる の かえ ?
わし は 伝説 の 三 忍 と 謳われる →
大 蛇 丸 を 推薦 する 。
三 代 目 は どう 思う のだ ?
大 蛇 丸 は 戦乱 の 時代 に あって こそ →
才能 に 満ち 溢れる 天才 と 言え ましょう 。
しかし その 瞳 の 奥 に は →
悪意 と 野望 が 潜んで おり ます 。
そのような 素養 を 持つ 者 に →
火影 は 任せ られ ませ ぬ 。
三 代 目 !
波風 ミナト を 推薦 いたし ます 。
自 来 也 の 弟子 筋 に あたる 男 。
つまり 三 代 目 の 孫 弟子 じゃ 。
黄色い 閃光 と 異名 を とる 手練 。
ほう 。
ミナト は まだ 若い !
神 無 毘橋 に 勝利 し →
第 三 次 忍 界 大戦 終結 に 導いた 功績 は 大 。
わし は 反対だ 。
他の 皆 は どう じゃ え ?
お前 は 火 の 意志 を 継ぐ 者 と 思って おる 。
そんな お前 に これ から の 木 ノ 葉 を そして 忍 世界 の 未来 を 託す 。
受けて くれる な ?
( ミナト ) 三 代 目 の 信頼 に お 応え できる ように 。
本来 なら もっと よい 環境 を 整えた うえ で →
引き継げ たら と 思って いた のだ が →
目の前 に 広がる の は 平穏な 未来 で は ない 。
覚悟 は できて い ます 。
うむ 。
お前 なら やって くれる じゃ ろ 。
そんな とこ で どうした って ばね ?
三 代 目 様 から の お 呼び出し は →
何 だった の ? ああ …。
何 か お 小言 を もらった の ね 。
平気 平気 ! そんな の →
気 に する こと ない って ばね !
いや そう じゃ なくて 。
じゃあ 何 だって ばね ?
あの … 四 代 目 の 火影 を やれ と 。
そう だって ばね 。
火影 なんか 気 に する こと ない …。
今 何て 言った って ばね !?
四 代 目 火影 を 仰せつかった 。
おめでとう だって ばね !
おいおい !
お 役目 ご苦労さまです !
ありがとう 。
ヒルゼン の 思惑 どおり の 流れ に なって しまった 。
( 大 蛇 丸 ) 三 代 目 の 本心 は ミナト を 傀儡 と し →
師弟 で 木 ノ 葉 を 牛耳る こと ね 。
このまま の やり 方 で は 木 ノ 葉 に 未来 は ない 。
まだ 諦める こと は あり ませ ん 。
この 研究 が 成功 すれば →
木 ノ 葉 隠れ の 権力 を 掌握 する など たやすい こと 。
フン …。
権力 を 握る ため なら 多少 強引な 手段 を 使う 用意 も 。
時 が 来れば 手段 は 選ば ぬ 。
しかし 今 は まだ その 時 で は ない 。
だいたい あや つ に 人望 が あれば もう 少し なんとか …。
行く ぞ 甲 ! 乙 ! 丙 !
(3 人 ) は っ !
( ざわめき )
な … なんと !?
( ガイ ) お ~ い カカシ !
「 いかに 死 す べき か 」!? なんだ これ …。
返して くれ !
何ごと だ ? あっ そう だった !
今 四 代 目 火影 が 発表 さ れた !
びっくり す んな よ ?
四 代 目 火影 は ミナト 先生 だ !
リン …。
ミナト 先生 が 火影 に なる そうだ よ 。
先生 なら プロフェッサー の 後継 者 と なり →
木 ノ 葉 隠れ の 里 を …。
忍 の 世界 を 変えて くれる 。
もう お前たち の ような 犠牲 を 出す こと は …。
♪♪~
頼む ぞ 四 代 目 。
一命 に かえて も 。
( 歓声 )
(( カカシ さっき の あの 術 は もう 使わ ない ほう が いい 。
見た ところ 一 点 集中 型 の 突き 。
確かに 破壊 力 と スピード は ある けど →
自分 自身 の 移動 スピード が 速 すぎて →
相手 の カウンター を 見切る こと が でき ない →
不完全な 術 だ から ね ))
《 あの とき ミナト 先生 は ああ おっしゃった が …》
《 オビト …》
(( オビト : この 俺 の 写 輪 眼 を やる から よ 。
里 の ヤツ ら が 何て 言おう と お前 は 立派な 上 忍 だ 。
それ が 俺 の 気持 だ 。
受け取って くれ ))
《 お前 に もらった この 左 目 の 写 輪 眼 。
千鳥 と 写 輪 眼 が 一 つ に なった とき この 術 は 完全に なった 。
しかし その 術 で リン の 命 を …》
千鳥 !
こんな ところ に いた の か 。
任務 だ から すぐ 出頭 しろ って 。
( ノック )
どうぞ 。
任務 です か ?
ああ 。 平和 条約 に 関する 書類 を 受け取って きて もらい たい 。
はい 。
忍 の 中 に は まだ 戦乱 の 世 を 望む 勢力 も いる 。
その者 たち が 書類 を 奪い →
仲違い さ せよう と して いる と いう 情報 が ある 。
心して 任務 に かかって くれ 。
はい 。
《 一気に かた を つける ! 千鳥 》
(( リン : カカシ …。
カカシ カカシ 。
カカシ !))
死ね !
( ガイ ) 木 ノ 葉 剛 力 旋風 !
クッ ! 新手 か ?
お前 らしく も ない ! 何 を ぼや っと して いる !
す すま ん …。
カカシ ?
しっかり しろ !
そう か …。 はい 。
あんな カカシ は 見た こと が あり ませ ん 。
密かに 同行 して もらって よかった よ 。
こんな とき こそ 永遠の ライバル と して は →
何 か して やら ない と ! と は 思う のです が !
もう 十分 やって くれた 。
あと は 任せて もらえる か な 。
ん ?
ミナト 先生 !
いや 四 代 目 !
今 まで どおり の 呼び名 で いい よ 。
だいたい 俺 が ふさわしい 人材 な の か →
里 の 中 でも 反対の 立場 の 者 も いる し ね 。
今日 ここ に 来た の は →
キミ に 火影 直属 の 暗部 へ の 配属 を 命じる ため だ 。
なぜ 俺 なんか を …。
右腕 と なって 働いて もらい たい 。
あなた の 装備 一式 です 。
ありがとう ございます 。
< 旬 の 野菜 が 大好きな 豆 助 >
豆 助
きょう の お 野菜 は 今 が 旬 の あれよ ?
< その 野菜 と は ?>
< それ は …>