NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン １６ - 360 - 担当 上 忍 ||しっぷう|つたい|しーずん|たんとう|うえ|おし

（ ガイ ） おう ！　 カカシ で は ない か ！

こっち で 一緒に だんご を 食わ ん か ？ ||いっしょに|||くわ||

うん ？

《 カカシ ： 俺 が 下 忍 の 担当 上 忍 ？》 |おれ||した|おし||たんとう|うえ|おし

《 ミナト 先生 …》 みなと|せんせい

(( カカシ ： 遅い ぞ 　 オビト ！ |おそい||

（ ミナト ） やっと 来た ね ！　 キミ が オビト か 。 みなと||きた||きみ|||

（ リン ） 待って た よ 。 りん|まって||

（ オビト ） ハァ …　 ギリ か …。 大 遅刻 だ よ ！ ||||だい|ちこく||

もう 自己 紹介 は 終わって いる 。 あと は キミ だけ 。 |じこ|しょうかい||おわって||||きみ|

俺 は 　 火影 に なる ！ おれ||ほかげ||

うち は オビト だ ！

ん でも って 　 俺 の 火影 岩 に は トレードマーク の ゴーグル と → |||おれ||ほかげ|いわ|||||ごーぐる|

更に 　 写 輪 眼 も しっかり 彫って もらう ！ さらに|うつ|りん|がん|||ほって|

それ で 他 里 に 　 ニラミ を きかせて や ん のだ ！ ||た|さと|||||||

は ぁ …。 写 輪 眼 で メンチ きって る → ||うつ|りん|がん||||

俺 の 火影 岩 に ビビッ て → おれ||ほかげ|いわ|||

ここ に は 手 を 出さ ねえ ように な ！ |||て||ださ||よう に|

そんな の は 　 火影 に なって 写 輪 眼 を 開眼 して から 注文 しろ ！ |||ほかげ|||うつ|りん|がん||かいげん|||ちゅうもん|

だいたい 　 ゴーグル して たら 写 輪 眼 は 彫れ ないだ ろ ！ |ごーぐる|||うつ|りん|がん||ほれ||

ゴーグル の 上 から 彫れば いい だろう が ！ ごーぐる||うえ||ほれば|||

それ だ と 目 が 飛び出て る みたいに なる ね 。 |||め||とびでて||||

とにかく 　 俺 と 同じ 夢 を 持って る 部下 が できて 嬉しい よ 。 |おれ||おなじ|ゆめ||もって||ぶか|||うれしい|

今日 から 　 キミ の 上司 に なる ミナト だ 。 よろしく ！ きょう||きみ||じょうし|||みなと||

おう ！

ハハッ ！　 ともかく ４ 人 で 最初の 演習 を やる よ 。 ||じん||さいしょの|えんしゅう|||

は 　 はい ！

この 演習 は 　 キミ たち の チームワーク を 見る ため だ 。 |えんしゅう||きみ|||||みる||

チームワーク ？

この ２ つ の 鈴 を 僕 から とれたら 演習 終了 。 |||すず||ぼく|||えんしゅう|しゅうりょう

簡単だ ろ 。 かんたんだ|

鈴 が ２ つ と いう こと は …。 え ？ すず|||||||

そういう こと ！

え ？　 どういう こと ？

３ 人 の うち １ 人 は 脱落 って こと だ 。 じん|||じん||だつらく|||

えっ ！？

察し が いい ね ！ さあ 　 はじめる よ )) さっし||||||

俺 が お前たち の 担当 上 忍 と なった → おれ||おまえたち||たんとう|うえ|おし||

はたけ …。 カカシ 先生 だ ろ ！ ||せんせい||

あいさつ なんて どう だって いい から →

さっさと 始めよう ぜ ！ |はじめよう|

お前たち に やって もらう の は 脱落 率 ６６％…。 おまえたち||||||だつらく|りつ

《 あの 演習 の とき 　 俺 は チームワーク なんて 考えちゃ い なかった 。 |えんしゅう|||おれ||||かんがえちゃ||

そして 　 その こと を ミナト 先生 は 気づか なかった 》 ||||みなと|せんせい||きづか|

(( みんな 合格 だ ！ |ごうかく|

このまま チームワーク を 高めて いこう ね 。 |||たかめて||

オッス ！ はい ！))

つまり 　 お前 ら の うち １ 人 は → |おまえ||||じん|

確実に アカデミー へ と 戻さ れる って わけだ 。 かくじつに|あかでみー|||もどさ|||

《 ミナト 先生 が 気づか なかった の も 無理 は ない 。 みなと|せんせい||きづか||||むり||

俺 は 　 チームワーク と 見せかけ ２ 人 を 利用 した 》 おれ||||みせかけ|じん||りよう|

《 手加減 して くれて いる の は わかる 。 てかげん||||||

だが 　 ミナト 先生 の レベル は 高 すぎる 。 |みなと|せんせい||れべる||たか|

俺 一 人 じゃ どうにも なら ない 》 おれ|ひと|じん||||

(( 惜しい ！ おしい

まだまだ その 程度 じゃ とら れる わけに は いか ない よ 。 ||ていど||||||||

《 やはり そう だ ！

ミナト 先生 は 相手 に 合わせて 手加減 の レベル を 変えて いる ！ みなと|せんせい||あいて||あわせて|てかげん||れべる||かえて|

オビト や リン に 対する とき と …。 ||りん||たいする||

俺 に 対する 時 と で は → おれ||たいする|じ|||

あきらかに 手 の 抜き 方 が 違う 。 |て||ぬき|かた||ちがう

このまま なら 　１００％ 鈴 を 奪う こと は でき ない 。 ||すず||うばう||||

任務 を 達成 する ため に は …》 にんむ||たっせい||||

オビト 　 リン 。 |りん

アカデミー で やった 最初の フォーメーション だ 。 あかでみー|||さいしょの||

は ぁ ？ あんな 単純な フォーメーション が → |||たんじゅんな||

ミナト 先生 に 通用 する と は 思え ない けど …。 みなと|せんせい||つうよう||||おもえ||

やる んだ ！

やって み なけりゃ 　 わから ない か 。

何も し ねえ より は マシ だ な 。 なにも|||||||

その 作戦 　 の って やる よ 。 |さくせん||||

いく ぞ ！ おう ！ ええ ))

《 カカシ ： ミナト 先生 が 見せる 唯一 の 隙 。 |みなと|せんせい||みせる|ゆいいつ||すき

そこ を 狙う ため に 　２ 人 を おとり に 使えば 　 チャンス は ある 》 ||ねらう|||じん||||つかえば|ちゃんす||

さあ 　 始めよう か 。 |はじめよう|

（ 鈴 の 音 ） すず||おと

《 あんな の は チームワーク なんか じゃ ない 。

あの とき 　 ミナト 先生 が 　 俺 に チームワーク の 素養 が 欠けて いる と → ||みなと|せんせい||おれ||||そよう||かけて||

判断 して くれて いれば …》 はんだん|||

ああ ！

お 先 に 鈴 を とら せて もらう ぜ 。 |さき||すず|||||

脱落 は 　 お前 で 決まり だ な 。 だつらく||おまえ||きまり||

《 そう じゃ ない 　 あれ は …。

あれ は ミナト 先生 の せい なんか じゃ ない 》 ||みなと|せんせい|||||

《 俺 は 責任 を 転嫁 して → おれ||せきにん||てんか|

現実 から 逃げよう と して いる だけ だ 。 げんじつ||にげよう|||||

だからこそ …。

コイツ ら の チームワーク を 見極め ねば なら ん 》 |||||みきわめ|||

無 様 だ な 。 む|さま||

名門 の 名 が すたる ぜ 。 めいもん||な|||

は ぁ ！？　 そりゃ 　 お前 の こと だ ろ 。 |||おまえ||||

いやだ ね 　 や だ や だ 。

こんな 連中 と 同 レベル で 扱わ れる なんて な 。 |れんちゅう||どう|れべる||あつかわ|||

なに ！？ ハハハハハ ！

沸く 　 沸く ！ お茶 が 　 ヘソ で 沸く って な もんだ ぜ 。 わく|わく|おちゃ||||わく||||

なあ 　 俺 　 いい こと 思いついちゃ った ぜ 。 |おれ|||おもいついちゃ||

奇 遇 だ な 俺 も 思いついた こと が ある んだ 。 き|ぐう|||おれ||おもいついた||||

ヘッ 。 ヘヘッ 　 俺 も だ 。 ||おれ||

先生 に 手間 かけ させる の も 悪い から な 。 せんせい||てま|||||わるい||

だ な 。　 脱落 者 は …。 ||だつらく|もの|

お 。 れ 。 が 。

（３ 人 ） 決めて やる よ ！ じん|きめて||

お前 ら …。 おまえ|

は ぁ ～！！

だ …。 えっ ？

お前 ら 全員 　 落第 だ 。 おまえ||ぜんいん|らくだい|

アカデミー から 　 やり 直して こい 。 あかでみー|||なおして|

《 あの 凍りついた 視線 …》 |こおりついた|しせん

《 まるで 　 あや つ の 心 の 闇 そのもの じゃ な 。 ||||こころ||やみ|その もの||

あやつ の 闇 を 晴らす に は まだ 時 が 必要 か 》 ||やみ||はらす||||じ||ひつよう|

（ 鈴 の 音 ） すず||おと

（ 鈴 の 音 ） すず||おと

（ 鈴 の 音 ） すず||おと

リン 　 オビト …。 りん|

わかって る 。 チームワーク を 大切に し ない ヤツ を → ||||たいせつに|||やつ|

忍 に する つもり なんて ない よ 。 おし||||||

誰 が 　 なんと 言おう と な 。 だれ|||いおう||

さて 　 今年 は 　 どう なる こと やら 。 |ことし|||||

た ぁっ ！　 それ ！

た ぁっ ！

そんな こと で は アカデミー へ 逆戻り だ ぞ ！ ||||あかでみー||ぎゃくもどり||

（ リー ） う ぉ ～ っ 　 青春 フル パワー です ！ ||||せいしゅん|ふる|ぱわー|

（ ネジ ） くっ …　 さすが 上 忍 。 ねじ|||うえ|おし

俺 の 体 術 が 軽く 　 いなさ れて いく 。 おれ||からだ|じゅつ||かるく|||

（ テンテン ） もう 　 アカデミー 卒業 したら 下 忍 だ と 思って た のに 。 ||あかでみー|そつぎょう||した|おし|||おもって||

落第 なんて しゃれに なら ない わ よ ！ らくだい||||||

木 ノ 葉 　 剛 力 旋風 ！ き||は|かたし|ちから|せんぷう

（３ 人 ） うわ ～ っ ！ じん||

もう 降参 か ？ |こうさん|

諦め ませ ん ！ あきらめ||

僕 の 夢 は 体 術 のみ で 立派な 忍 と なる こと 。 ぼく||ゆめ||からだ|じゅつ|||りっぱな|おし|||

その 夢 を 諦める わけに は いか ない のです ！ |ゆめ||あきらめる|||||の です

フンッ 　 つまら ん 。

だが 　 俺 とて 　 ここ で 立ち止まる わけに は いか ない ！ |おれ||||たちどまる||||

そう よ 。　 憧れ の く の いち に 近づく んだ から 。 ||あこがれ||||||ちかづく||

へこたれて なんか い られ ない ！

（ ガイ ） う ～ ん 　 いい ぞ 　 みんな ！

青春 して いる じゃ ない か ！ せいしゅん|||||

さ ぁ 　 体力 が 限界 を こえよう と も → ||たいりょく||げんかい||||

気力 を 振り絞れ ！ きりょく||ふりしぼれ

よ ～ し 　 この 俺 に 渾身 の 一撃 を 入れて みろ ！ |||おれ||こんしん||いちげき||いれて|

う ぉ ～ っ ！

ああ ～ っ ！ ああ ～ っ ！

（３ 人 ） いく ぞ ！ じん||

お前 ら ！ おまえ|

全員 　 合格 だ ！ ぜんいん|ごうかく|

やり ました ！

僕 は 　 やり ました よ ！ ぼく||||

く 　 苦しい …。 |くるしい

ぷは ～ っ ！

全員 　 合格 できて 　 よかった です ね 。 ぜんいん|ごうかく||||

こんな ところ で つまずく わけに は いか ない から な 。

でも 　 あの 噂 の 先生 じゃ なくて よかった ね 。 ||うわさ||せんせい||||

前回 　３ 人 と も アカデミー へ 送り 返した と いう → ぜんかい|じん|||あかでみー||おくり|かえした||

あの 上 忍 の こと です か ？ うん 。 |うえ|おし|||||

実力 に 運 も 不運 も ない 。 じつりょく||うん||ふうん||

ソイツ ら に 力 が なかった だけ の こと 。 |||ちから|||||

そう で も ない らしい わ よ 。

なんでも 　 忍 と して の 力 より も 大切な もの が ある と か なんとか 。 |おし||||ちから|||たいせつな||||||

それ は 何 でしょう ？ ||なん|

やはり 　 一撃 必殺 の すごい 必殺 技 でしょう か ？ |いちげき|ひっさつ|||ひっさつ|わざ||

（ ネジ ） 何 に して も 自分勝手な 基準 を → ねじ|なん||||じぶんかってな|きじゅん|

押しつけ られて は 　 たまら ん な 。 おしつけ|||||

《 カカシ よ …》

兄ちゃん 　 本当に いい の かい ？ にいちゃん|ほんとうに|||

俺 たち だけ で 弁当 を 食う なんて 。 おれ||||べんとう||くう|

俺 の 言った こと が 間違って た なんて → おれ||いった|||まちがって||

今 まで あった か ？　 ないだ ろ ！ いま|||||

でも 　 カカシ 先生 は 　 い ない よ 。 ||せんせい||||

つべこべ 言う な ！ |いう|

お前たち は 言わ れた とおり ルール を 守れば いい んだ 。 おまえたち||いわ|||るーる||まもれば||

(( オビト ： 確かに 忍 の 世界 で → |たしかに|おし||せかい|

ルール や 掟 を 破る ヤツ は クズ 呼ばわり さ れる )) るーる||おきて||やぶる|やつ||くず|よばわり||

（ お腹 が 鳴る 音 ） おなか||なる|おと

(( けど な 　 仲間 を 大切に し ない ヤツ は それ 以上 の クズ だ ！)) ||なかま||たいせつに|||やつ|||いじょう||くず|

《 オビト …　 俺 は …》 |おれ|

カカシ 先生 ！ |せんせい

俺 は 落第 かも しれ ない けど 弟 たち は 　 ルール を 守った んだ ！ おれ||らくだい|||||おとうと|||るーる||まもった|

お前たち は …。 おまえたち|

お前たち は 俺 の 命令 を 守った 。 おまえたち||おれ||めいれい||まもった

ルール を 守った 。 だが 　 忍 に とって → るーる||まもった||おし||

もっとも 大切な もの を 守れ なかった 。 |たいせつな|||まもれ|

何 だ 　 そりゃ ？ 白髪 野郎 ！ なん|||しらが|やろう

お前 ら も 　 アカデミー で 学び 直して こい 。 おまえ|||あかでみー||まなび|なおして|

（ アスマ ） 中 忍 試験 を 見送った ？ |なか|おし|しけん||みおくった

ガイ 　 お前 に して は 慎重だ な 。 |おまえ||||しんちょうだ|

ああ 。

(( リー ： えっ 　 中 忍 試験 です か ！？ ||なか|おし|しけん||

そう だ 　 形式 上 ８ 回 以上 任務 を こなして いれば → ||けいしき|うえ|かい|いじょう|にんむ|||

中 忍 試験 に 参加 する 資格 が ある 。 なか|おし|しけん||さんか||しかく||

ここ しばらく は 　 ルーキー が 中 忍 試験 に 参加 した こと は ない んだ が → |||るーきー||なか|おし|しけん||さんか||||||

どう だ 　 出て みる か ？ ||でて||

はっ …。

あん ？　 どうした 　 リー ？

はい 　 自分 の 実力 が どの 程度 な の か → |じぶん||じつりょく|||ていど|||

試して み たい … その 思い は あり ます 。 ためして||||おもい|||

でも …。 （ ガイ ） でも 　 なんだ ？

僕 の 実力 が 試す に 値し ない こと は → ぼく||じつりょく||ためす||あたいし|||

僕 自身 が いちばん わかって い ます ！ ぼく|じしん|||||

（ ガイ ） ふむ 　 ネジ は どう する ？ ||ねじ|||

フッ …　 俺 も 今回 は 　 パス だ 。 |おれ||こんかい||ぱす|

え ～ っ ！？　 ネジ なら すぐに でも 中 忍 に なれる のに ！ ||ねじ||||なか|おし|||

だからこそ 　 急ぐ 意味 は ない 。 |いそぐ|いみ||

そう か 　 で は 　 テンテン は ？

なら 　 私 も ！　 次の 試験 まで に → |わたくし||つぎの|しけん||

修業 を つんで ３ 人 一緒に 受け ましょう ！ しゅぎょう|||じん|いっしょに|うけ|

みんな ！ お前 ら ！)) |おまえ|

俺 は 　 お前たち の ような 弟子 を 持って 嬉しい ぞ ！ おれ||おまえたち|||でし||もって|うれしい|

だんご だ ！ だんご の おかわり を くれ ！

は ～ い ！

よく わから ん が 　 お前 らしい な 。 ||||おまえ||

（ 紅 ） それ より も アカデミー を 卒業 した ばかりの → くれない||||あかでみー||そつぎょう||

下 忍 を 受け持つ って 　 どんな 気分 ？ した|おし||うけもつ|||きぶん

そう か 　 お前 は 今回 が 初めて だった な 。 ||おまえ||こんかい||はじめて||

ん ？　 おい 　 カカシ ！

どう だ 　 お前 も 一緒に こっち で 　 だんご を 食わ ない か ？ ||おまえ||いっしょに|||||くわ||

なんだ 　 アイツ ？

まるで 暗部 に いた 頃 の ような 暗い 目 を して いた 。 |あんぶ|||ころ|||くらい|め|||

前回 も 全員 落とした らしい わ ね 。 ぜんかい||ぜんいん|おとした|||

それ は 　 たいした 問題 じゃ ない 。 |||もんだい||

ああ 　 それ より も 問題 な の は カカシ の 心 に 巣くう 闇 の ほう だ 。 ||||もんだい||||||こころ||すくう|やみ|||

まだ 引きずって る の ね 。 |ひきずって|||

私 だって 同期 だった の よ 。 悲しんだ わ 。 わたくし||どうき||||かなしんだ|

でも 　 いつか は 立ち直ら なきゃ 。 |||たちなおら|

だ な 。

うむ 　 暗部 なんて 陰気な ところ に いる から → |あんぶ||いんきな||||

鬱 々 と して いく んだ と 思って いた んだ が …。 うつ|||||||おもって|||

(( 三 代 目 　 カカシ の ヤツ は 暗部 に は 向いて い ませ ん ！ みっ|だい|め|||やつ||あんぶ|||むいて|||

火影 様 に 意見 など おこがましい の は 承知 して い ます 。 ほかげ|さま||いけん|||||しょうち|||

でも 　 私 たち は 友 を 仲間 を 多く 失い すぎ ました ！ |わたくし|||とも||なかま||おおく|うしない||

今 の カカシ を 見て いる と まるで 死に 急いで いる ようで 。 いま||||みて||||しに|いそいで||

だから 我々 は 　 カカシ に 下 忍 を 任せて は どう か と 考えた のです 。 |われわれ||||した|おし||まかせて|||||かんがえた|の です

アイツ も 弟子 を 持てば 考え 方 も 変わって いく と 思う のです 。 ||でし||もてば|かんがえ|かた||かわって|||おもう|の です

ふむ 　 お前たち も 　 そう 思う か 。 |おまえたち|||おもう|

それでは …))

は ぁ 　 俺 たち は 　 よけいな こと を した の かも しれ ん な 。 ||おれ|||||||||||

暗部 に いて 忍 の 闇 を 見 続ける より → あんぶ|||おし||やみ||み|つづける|

未来 の 忍 たち を 指導 する こと の ほう が → みらい||おし|||しどう|||||

希望 を 見いだし やすい と 思った のだ が …。 きぼう||みいだし|||おもった||

三 代 目 ！ 三 代 目 ？ みっ|だい|め|みっ|だい|め

う お ～　 三 代 目 ！？ ||みっ|だい|め

まあ よい 。 そのまま 茶 を 続け なさい 。 |||ちゃ||つづけ|

わし も 一 杯 もらう と しよう 。 ||ひと|さかずき|||

なるほど のう 。　 ホホホホホ …。

何 が おかしい んです ？ あなた は いつも → なん|||ん です|||

我々 を 子供 扱い して …。 アスマ ！ われわれ||こども|あつかい||

いや 　 笑って すま なんだ 。 |わらって||

だが 　 子供 扱い した の は 確かに そうじゃ 。 |こども|あつかい||||たしかに|そう じゃ

《 カカシ ： ミナト 先生 　 俺 の やり 方 は 間違って いる んでしょう か ？》 |みなと|せんせい|おれ|||かた||まちがって|||

（ みんな ） カカシ 先生 ！ ||せんせい

は 　 はい ？

（ みんな ） チーッス ！

カカシ 先生 　 俺 たち 今 アカデミー の しつけ 担当 を して る ん す 。 |せんせい|おれ||いま|あかでみー|||たんとう|||||

やっぱり 基本 は 挨拶 から だ なって ね 。 |きほん||あいさつ||||

今 の 挨拶 は 　 そこそこ よかった ぞ 。 いま||あいさつ||||

次 も 　 しっかり やる んだ ぞ 。 つぎ|||||

（ みんな ） は ～ い ！

それ じゃ 　 失礼 し ます 。 （２ 人 ） 失礼 し ます ！ ||しつれい|||じん|しつれい||

（ みんな ） 失礼 し ます ！ |しつれい||

(( 挨拶 なんて どう だって いい から さっさと 始めよう ぜ )) あいさつ|||||||はじめよう|

アイツ ら が ねぇ …。

カカシ 先生 じゃ ない です か 。 |せんせい||||

ん ？

お前たち は …。 おまえたち|

（３ 人 ） ありがとう ございました ！ じん||

え ？　 えっ ！？

俺 たち 　 あの 演習 で カカシ 先生 に 落第 くらって 。 おれ|||えんしゅう|||せんせい||らくだい|

変わる こと が できた んです 。 は ？ かわる||||ん です|

今 まで ずっと 兄ちゃん に 頼り っぱなし で → いま|||にいちゃん||たより||

自分 の 意見 なんて 言った こと なく って 。 じぶん||いけん||いった|||

本当 は 　 あの とき だって → ほんとう||||

兄ちゃん に 弁当 を 食べ させ たかった んです 。 にいちゃん||べんとう||たべ|さ せ||ん です

だから 　 あの 演習 の あと 俺 たち も 自分 の 意見 を → ||えんしゅう|||おれ|||じぶん||いけん|

ちゃんと 言わ なきゃ って 。　 ね ？ うん 。 |いわ||||

弟 たち を 引っ張る つもり が いつの間にか → おとうと|||ひっぱる|||いつのまにか

弟 たち の 意見 を つぶして た なんて 。 おとうと|||いけん||||

俺 も 反省 し ました 。 おれ||はんせい||

（３ 人 ） だ から カカシ 先生 に は 感謝 して い ます ！ じん||||せんせい|||かんしゃ|||

《 感謝 ？　 俺 に ？》 かんしゃ|おれ|

師 は 弟子 に 修業 を 与え そして 弟子 から 学ぶ のじゃ よ 。 し||でし||しゅぎょう||あたえ||でし||まなぶ||

そう やって 　 互いに 高め 合い 成長 して いく 間柄 こそ → ||たがいに|たかめ|あい|せいちょう|||あいだがら|

本当の 師弟 と 呼べる のじゃ 。 ほんとうの|してい||よべる|

お前たち に も 　 立派な 師弟 関係 を 築いて くれる こと を 望んで いる 。 おまえたち|||りっぱな|してい|かんけい||きずいて||||のぞんで|

もちろん 　 カカシ に も 　 な 。

三 代 目 　 それ 　 もし かして …。 みっ|だい|め|||

おっと 　 まだ 極秘 だ が な 。 ||ごくひ|||

カカシ が 今年 　 担当 する こと と なる アカデミー の 卒業 生 じゃ 。 ||ことし|たんとう|||||あかでみー||そつぎょう|せい|

なかなか の 個性 派 ぞろい じゃ ろ 。 ||こせい|は|||

（ 開演 ブザー ） かいえん|ぶざー

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 皆様 　 お 変わり ございませ ん か ？ |||みなさま||かわり|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] 美 空 ひばり です 。 |||び|から||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] で は 　 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |||||さいご||||おたのしみ|

（ 宮本 ）『 木曜 ８ 時 の コンサート 名曲 ！　 に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

（ 松丸 ） 今回 は 　 ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる → まつまる|こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ||みなさん||

華麗な ステージ を 　 お 届け いたし ます 。 かれいな|すてーじ|||とどけ||