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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン16 - 353 - 大蛇丸の実験体

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 353 - 大 蛇 丸 の 実験 体

何者 か が 里 に おりて くる 。

大 蛇 丸 様 か ?

いや わから ない 。

( ゴッタ ) 大 蛇 丸 様 である なら 迎え入れる 。

木 ノ 葉 の 追っ手 なら …。

我ら が 始末 を つける !

( カカシ ) 何 だ ここ は ?

( カカシ ) 妙な ところ に 迷い 込んじゃ った な 。

《 甲 : なぜ ここ に ?

つけ られた の か ?》

《 まさに 秘密の 隠れ家 。

運よく 見つけた 足跡 だった が →

いきなり 当たり を 引き 当てた か ?》

《 霧 ? いや 違う 》

《 ただ の 目 くらまし で は ない な 。

ならば … 正体 を 見極め させて もらう 》

ぐ っ !

あっ … う っ …。

その 面 木 ノ 葉 の 暗部 だ な ?

誰 だ アンタ ?

ここ へ 何 し に 来た !?

《 なんだ あの 術 は ?》

もう いい 俺 が やる 。

ぐ っ う ぅ … うわ ぁ !

ぐ ぅ …!

燻し 身 の 術 。

お前 の 身 の 内 を 燻す 。

チャクラ 血液 内臓 神経 筋肉 すべて 我 が 意のままだ 。

さて ここ は どう かな ?

ぐ わ ~!!

《 はたけ カカシ …》

( ゴッタ ) お前 の 目的 は わかって いる 。

だが 大 蛇 丸 様 に は 指 一 本 触れ させ ない 。

その 前 に 俺 たち が 消し去る 。

木 遁 !

ダメです その 人 を 死な せて は !

( ゴッタ ) なぜ だ ? コイツ は 木 ノ 葉 の 追っ手 だ ぞ 。

包囲 網 を 突破 する の に 有益な 情報 を 聞き出せ ます 。

( ゴッタ ) 知る か ! 大 蛇 丸 様 に 仇 なす もの は 殺す !

だったら その 人 もろとも あなた を …。

( カカシ ) うわ ぁ ~!!

いい 度胸 だ 。

だが わかって いる だろう な ?

もし お前 の 判断 が 間違って いたら →

その とき は お前 も …。

《 木 遁 … ヤツ は 根 の …》

意識 が 戻った ようです ね 。

これ から いろいろ と 聞か せて もらい ます よ 。

( カカシ ) ここ は なんだ ? なぜ お前 が ここ に いる ?

質問 する の は 僕 の ほう な のに 。

木 遁 !

う ぅっ ! ( 甲 ) なぜ ここ が わかり ました ?

偶然だ 。 まったく ついて ない ぜ 。

( うめき声 )

あと は 木 ノ 葉 同士 うまく やる だろう 。

木 ノ 葉 は どこ まで →

大 蛇 丸 様 の 情報 を つかんで い ます か ね ?

( カカシ ) う ぅ … うわ ~!

いい でしょう どこまでも つきあい ます よ 。

いずれ は しゃべる こと に …。

すみません 。 こう する しか なくて …。

お前 …。 ダンゾウ 様 の 命 です 。

ここ で 大 蛇 丸 様 を 待て と 。

やはり か 。 大 蛇 丸 を 逃がそう と いう ハラ だ な 。

いえ 思い は 同じです よ 。

ダンゾウ 様 は 木 ノ 葉 を 第 一 に 考えて い ます 。

なにより 恐れ ねば なら ない の は 大 蛇 丸 様 の 里 外 流出 。

これ を 止めよ と 私 を ここ に つかわ せた のです 。

どう だ か な …。

大 蛇 丸 は 重傷 を 負って いる 。

体 が 動か なければ 情報 も 意味 は ない 。

果たして ここ に やってくる か …。

( 甲 ) だ から こそ 情報 が 必要 か と 。

それ で ? さっき の ヤツ ら 大 蛇 丸 と つながって いる の か ?

何者 な んだ ? イブリ 一族 。

( 甲 ) 体 を 煙 に する こと が できる 肉体 変化 能力 を 持つ 集団 です 。

大 蛇 丸 様 が 彼ら を 見つけ 実験 対象 と して いた ようです 。

実験 …。

(( これ から 話す こと は ウワサ に すぎ ぬ が →

禁じ られて おる 柱 間 様 の 細胞 移植 実験 を →

続けて おる 者 が いる と いう のだ ))

煙 に 変化 …。

また 戦う こと に なったら あの 術 は 面倒だ な 。

体 の 中 に 入り込ま れた とき →

まったく 体 の 自由 が きか なかった 。

( ゴッタ ) そういう こと か 。

( ゴッタ ) ダンゾウ も しょせん は 木 ノ 葉 の 者 …。

今 の 大 蛇 丸 様 に とって は 敵 と いう こと だ な 。 甲 !

キサマ … 最初 から 俺 たち を !

《 これ だけ の 人数 が 相手 か …》

俺 たち は 大 蛇 丸 様 と ともに ある 。

2 人 と も 大 蛇 丸 様 の ため に 死んで もらう !

(( ユキミ : テンゾウ !

大 蛇 丸 様 の ため に 死んで ))

( ユキミ ) テンゾウ !

テンゾウ に 手出し さ せ ない !

《 テンゾウ ?》

お前 … まだ そんな こと を !

わかって る わかって る わ よ !

テンゾウ は もう 死んだ んでしょう ?

でも …。 もう や だ ! もう 死な せ ない !

( ユキミ ) テンゾウ !

ユキミ … 大 蛇 丸 様 を 裏切る と いう の か !

( ユキミ ) さ ぁ こっち よ !

( カカシ ) 何 が どう なって る ?

こっち よ テンゾウ !

< キミ は もう チャレンジ した かな ?>

< その 第 2 弾 カカシ 篇 が →

現在 開催 中 !

世界中 の 『 NARUTO 』 ファン が 注目 する この 検定 に 参加 して い ない キミ !

今 から でも まだ 間に合う ぞ !>

この 通路 は どこ に つながって る んだ ?

外 に 出る の 。 えっ …。

( カカシ ) 俺 たち を 大 蛇 丸 から 引き離そう って こと か 。

( ユキミ ) 知ら ない 。

甲 。 えっ ええ …。

ねぇ 外 に 出る って 本当に ?

( ユキミ ) 本当 よ 。

でも 外 に 出たら 風 は 怖く ない の ?

私 どうしても 見 たい もの が ある の 。

あっ !

( 甲 ) どうした の ?

ねぇ 聞こえ ない ? えっ ?

耳 を すまして かすかだ けど 確かに 聞こえる 。

あっ 聞こえる !

私 見て み たい の 。 この 音 が どこ から 聞こえて くる の か 。

テンゾウ と 一緒に !

えっ …。

しまった !

こんな ところ で 置いてきぼり か よ 。

( ユキミ ) うわ ぁ … はっ よっ と !

( 甲 ) ずるい で すよ ! お 願い です から →

僕 の 体 から 出て 行って ください !

( ユキミ ) ダメ ! あの 音 の する 場所 まで は →

テンゾウ と 私 は 2 人きり !

は ぁ …。

はっ たっ はっ 気持 いい !

今 の 2 人 なら なんでも でき そうな 気 が する !

2 人 …。

やっと 出た 。

上 の ほう に 登り 続ければ と は 思って いた けど →

まったく … 今日 は 運 が いい んだ か 悪い んだ か …。

誰 だ !?

( ゴッタ ) ユキミ は どこ だ ? さ ぁ 知ら ない ね 。

また 逆らう 気 か 。

あの 苦し み を 忘れた わけで は ある まい 。

《 煙 ならば !》

♪♪~

《 もらった !》

甘い わ !

ならば !

♪♪~

( ユキミ ) わ ぁ ~!

聞こえて くる よ あの 音 が ! ワクワク する ね テンゾウ !

( 甲 ) ええ ま ぁ …。

よし それ じゃ !

ここ なら 大丈夫 ね 。 じゃあ じっと して て 。

はい オッケー !

( 風 の 音 )

もう 大丈夫 よ 。 さあ 行こう !

ここ な の ね … ここ だった の ね 。

わ ぁ … すごい ! 人 も いっぱい !

なんだか いい に おい も する 。

何 か な ? テンゾウ 。

なに あれ 。 声 が で か いって …。

何 よ 失礼 しちゃ う 。

何 やって んだ オメエ は !

大切な 商品 を 傷 物 に しち まって !!

ジャーン !!

どう ? テンゾウ 。 お 似合い … です ね 。

♪♪~

《 ヤツ に 攻撃 を 当てる に は 不意打ち しか ない !》

しまった !

フン 。

う っ … ぐう っ …。 ( ゴッタ ) もう 終わり だ 。

さあ 言え ! ユキミ は どこ だ !

分身 と は いえ 自分 自身 を 斬った 感想 は どう だ ?

う っ …。

うわ ~ っ !!

( ゴッタ ) ユキミ …。

大 蛇 丸 様 を 救える の は …。

もう お前 しか …。

何の こと だ ? おい !

( 甲 ) どう でした ? 楽しかった ?

( ユキミ ) う ~ ん …。

でも 実際 に 見て みたら →

思って たより イマイチ か な 。

イマイチ … です か 。

お祭り って 想像 して いた こと と 全然 違って たし →

1 人 で 来たら どうして いい か わから なかった かも 。

でも 今日 は テンゾウ と 2 人 だった から →

とっても 楽しかった !

そう だ ね … 2 人 だった から …。

僕 も 実験 体 だった んだ よ 。 えっ ?

体 を いじら れて ジッと 見 られて 痛くて 苦しかった な 。

いっぱい いた 仲間 も い なく なっちゃ って 。

1 人 に なる と ね 死ぬ こと ばっかり 想像 しちゃ うんだ 。

でも ね 2 人 だ と 生きる こと ばかり 想像 する んだ 。

2 人 で ど っか 行く ?

冗談 だ ろ 。

一緒に 帰ろう キミ の 村 に 。

キミ は 今 すぐ 家 に 戻ら なければ なら ない 。

さ ぁ 行こう 。

ちょっと 待って ください カカシ さん 。

何 か あった んです か ? 甲 。

大 蛇 丸 を 捕まえる に は その 子 が 必要な んだ 。

その 子 が いる かぎり 大 蛇 丸 は 必ず ここ に 来る 。

(( 私 たち で は ダメだ 。

若い ユキミ の 血 を 大 蛇 丸 様 に 与え ねば …))

おとり に ? これ は 任務 だ 。

僕 の 任務 は カカシ さん が 疑って いた とおり →

大 蛇 丸 を 逃がす こと です 。 なに ?

甲 !

僕 は テンゾウ です !

ふざける な !

♪♪~

テンゾウ どうした の 何 が あった の ?

♪♪~

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 353 - 大 蛇 丸 の 実験 体 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|だい|へび|まる||じっけん|からだ Naruto Shippuden - Staffel 16 - 353 - Oojamaru's Experimente Naruto Shippuden - Season 16 - 353 - Oojamaru's Experiment

何者 か が 里 に おりて くる 。 なにもの|||さと|||

大 蛇 丸 様 か ? だい|へび|まる|さま|

いや   わから ない 。

( ゴッタ ) 大 蛇 丸 様 である なら 迎え入れる 。 |だい|へび|まる|さま|||むかえいれる

木 ノ 葉 の 追っ手 なら …。 き||は||おって|

我ら が 始末 を つける ! われら||しまつ||

( カカシ ) 何 だ   ここ は ? |なん|||

( カカシ ) 妙な ところ に 迷い 込んじゃ った な 。 |みょうな|||まよい|こんじゃ||

《 甲 : なぜ ここ に ? こう|||

つけ られた の か ?》

《 まさに 秘密の 隠れ家 。 |ひみつの|かくれが

運よく 見つけた 足跡 だった が → うんよく|みつけた|あしあと||

いきなり 当たり を 引き 当てた か ?》 |あたり||ひき|あてた|

《 霧 ?  いや   違う 》 きり||ちがう

《 ただ の 目 くらまし で は ない な 。 ||め|||||

ならば … 正体 を 見極め させて もらう 》 |しょうたい||みきわめ|さ せて|

ぐ っ !

あっ …  う っ …。

その 面   木 ノ 葉 の 暗部 だ な ? |おもて|き||は||あんぶ||

誰 だ   アンタ ? だれ||

ここ へ 何 し に 来た !? ||なん|||きた

《 なんだ   あの 術 は ?》 ||じゅつ|

もう いい   俺 が やる 。 ||おれ||

ぐ っ   う ぅ …  うわ ぁ !

ぐ ぅ …!

燻し 身 の 術 。 いぶし|み||じゅつ

お前 の 身 の 内 を 燻す 。 おまえ||み||うち||いぶす

チャクラ   血液   内臓   神経   筋肉 すべて 我 が 意のままだ 。 |けつえき|ないぞう|しんけい|きんにく||われ||いのままだ

さて   ここ は どう かな ?

ぐ わ ~!!

《 はたけ カカシ …》

( ゴッタ ) お前 の 目的 は わかって いる 。 |おまえ||もくてき|||

だが   大 蛇 丸 様 に は 指 一 本 触れ させ ない 。 |だい|へび|まる|さま|||ゆび|ひと|ほん|ふれ|さ せ|

その 前 に   俺 たち が 消し去る 。 |ぜん||おれ|||けしさる

木 遁 ! き|とん

ダメです   その 人 を 死な せて は ! だめ です||じん||しな||

( ゴッタ ) なぜ だ ? コイツ は 木 ノ 葉 の 追っ手 だ ぞ 。 |||||き||は||おって||

包囲 網 を 突破 する の に 有益な 情報 を 聞き出せ ます 。 ほうい|あみ||とっぱ||||ゆうえきな|じょうほう||ききだせ|

( ゴッタ ) 知る か ! 大 蛇 丸 様 に 仇 なす もの は 殺す ! |しる||だい|へび|まる|さま||あだ||||ころす

だったら その 人 もろとも   あなた を …。 ||じん|||

( カカシ ) うわ ぁ ~!!

いい 度胸 だ 。 |どきょう|

だが   わかって いる だろう な ?

もし   お前 の 判断 が 間違って いたら → |おまえ||はんだん||まちがって|

その とき は   お前 も …。 |||おまえ|

《 木 遁 …  ヤツ は 根 の …》 き|とん|やつ||ね|

意識 が 戻った ようです ね 。 いしき||もどった|よう です|

これ から   いろいろ と 聞か せて もらい ます よ 。 ||||きか||||

( カカシ ) ここ は   なんだ ? なぜ   お前 が   ここ に いる ? |||||おまえ||||

質問 する の は   僕 の ほう な のに 。 しつもん||||ぼく||||

木 遁 ! き|とん

う ぅっ ! ( 甲 ) なぜ   ここ が   わかり ました ? ||こう|||||

偶然だ 。  まったく   ついて ない ぜ 。 ぐうぜんだ||||

( うめき声 ) うめきごえ

あと は   木 ノ 葉 同士 うまく   やる だろう 。 ||き||は|どうし|||

木 ノ 葉 は   どこ まで → き||は|||

大 蛇 丸 様 の 情報 を つかんで い ます か ね ? だい|へび|まる|さま||じょうほう||||||

( カカシ ) う ぅ …  うわ ~!

いい でしょう どこまでも   つきあい ます よ 。

いずれ は   しゃべる こと に …。

すみません 。 こう する しか なくて …。

お前 …。 ダンゾウ 様 の 命 です 。 おまえ||さま||いのち|

ここ で   大 蛇 丸 様 を 待て   と 。 ||だい|へび|まる|さま||まて|

やはり か 。  大 蛇 丸 を 逃がそう と いう ハラ だ な 。 ||だい|へび|まる||にがそう|||はら||

いえ   思い は 同じです よ 。 |おもい||おなじ です|

ダンゾウ 様 は 木 ノ 葉 を 第 一 に 考えて い ます 。 |さま||き||は||だい|ひと||かんがえて||

なにより   恐れ ねば なら ない の は 大 蛇 丸 様 の 里 外 流出 。 |おそれ||||||だい|へび|まる|さま||さと|がい|りゅうしゅつ

これ を 止めよ   と 私 を   ここ に つかわ せた のです 。 ||とどめよ||わたくし||||||の です

どう だ か な …。

大 蛇 丸 は   重傷 を 負って いる 。 だい|へび|まる||じゅうしょう||おって|

体 が 動か なければ 情報 も 意味 は ない 。 からだ||うごか||じょうほう||いみ||

果たして   ここ に   やってくる か …。 はたして||||

( 甲 ) だ から こそ   情報 が 必要 か と 。 こう||||じょうほう||ひつよう||

それ で ?  さっき の ヤツ ら 大 蛇 丸 と   つながって いる の か ? ||||やつ||だい|へび|まる|||||

何者 な んだ ? イブリ 一族 。 なにもの||||いちぞく

( 甲 ) 体 を 煙 に する こと が できる 肉体 変化 能力 を 持つ 集団 です 。 こう|からだ||けむり||||||にくたい|へんか|のうりょく||もつ|しゅうだん|

大 蛇 丸 様 が   彼ら を 見つけ 実験 対象 と して いた ようです 。 だい|へび|まる|さま||かれら||みつけ|じっけん|たいしょう||||よう です

実験 …。 じっけん

(( これ から 話す こと は ウワサ に すぎ ぬ が → ||はなす|||||||

禁じ られて おる 柱 間 様 の 細胞 移植 実験 を → きんじ|||ちゅう|あいだ|さま||さいぼう|いしょく|じっけん|

続けて おる 者 が いる と いう のだ )) つづけて||もの|||||

煙 に 変化 …。 けむり||へんか

また   戦う こと に なったら あの 術 は 面倒だ な 。 |たたかう|||||じゅつ||めんどうだ|

体 の 中 に 入り込ま れた とき → からだ||なか||はいりこま||

まったく 体 の 自由 が きか なかった 。 |からだ||じゆう|||

( ゴッタ ) そういう こと か 。

( ゴッタ ) ダンゾウ も しょせん は   木 ノ 葉 の 者 …。 |||||き||は||もの

今 の 大 蛇 丸 様 に とって は 敵 と いう こと だ な 。  甲 ! いま||だい|へび|まる|さま||||てき||||||こう

キサマ …  最初 から   俺 たち を ! |さいしょ||おれ||

《 これ だけ の 人数 が 相手 か …》 |||にんずう||あいて|

俺 たち は   大 蛇 丸 様 と ともに ある 。 おれ|||だい|へび|まる|さま|||

2 人 と も 大 蛇 丸 様 の ため に 死んで もらう ! じん|||だい|へび|まる|さま||||しんで|

(( ユキミ : テンゾウ !

大 蛇 丸 様 の ため に 死んで )) だい|へび|まる|さま||||しんで

( ユキミ ) テンゾウ !

テンゾウ に 手出し さ せ ない ! ||てだし|||

《 テンゾウ ?》

お前 …  まだ   そんな こと を ! おまえ||||

わかって る   わかって る わ よ !

テンゾウ は   もう 死んだ んでしょう ? |||しんだ|

でも …。 もう   や だ !  もう 死な せ ない ! |||||しな||

( ユキミ ) テンゾウ !

ユキミ …  大 蛇 丸 様 を 裏切る と いう の か ! |だい|へび|まる|さま||うらぎる||||

( ユキミ ) さ ぁ   こっち よ !

( カカシ ) 何 が   どう なって る ? |なん||||

こっち よ   テンゾウ !

< キミ は   もう   チャレンジ した かな ?> きみ|||ちゃれんじ||

<  その 第 2 弾   カカシ 篇 が → |だい|たま||へん|

現在   開催 中 ! げんざい|かいさい|なか

世界中 の  『 NARUTO 』 ファン が 注目 する この 検定 に 参加 して い ない   キミ ! せかいじゅう||naruto|ふぁん||ちゅうもく|||けんてい||さんか||||きみ

今 から でも   まだ   間に合う ぞ !> いま||||まにあう|

この 通路 は   どこ に つながって る んだ ? |つうろ||||||

外 に 出る の 。 えっ …。 がい||でる||

( カカシ ) 俺 たち を 大 蛇 丸 から 引き離そう って こと か 。 |おれ|||だい|へび|まる||ひきはなそう|||

( ユキミ ) 知ら ない 。 |しら|

甲 。 えっ   ええ …。 こう||

ねぇ   外 に 出る って 本当に ? |がい||でる||ほんとうに

( ユキミ ) 本当 よ 。 |ほんとう|

でも 外 に 出たら   風 は 怖く ない の ? |がい||でたら|かぜ||こわく||

私   どうしても 見 たい もの が ある の 。 わたくし||み|||||

あっ !

( 甲 ) どうした の ? こう||

ねぇ   聞こえ ない ? えっ ? |きこえ||

耳 を すまして かすかだ けど 確かに 聞こえる 。 みみ|||||たしかに|きこえる

あっ   聞こえる ! |きこえる

私   見て み たい の 。  この 音 が どこ から 聞こえて くる の か 。 わたくし|みて|||||おと||||きこえて|||

テンゾウ と 一緒に ! ||いっしょに

えっ …。

しまった !

こんな ところ で 置いてきぼり か よ 。 |||おいてきぼり||

( ユキミ ) うわ ぁ …  はっ   よっ と !

( 甲 ) ずるい で すよ ! お 願い です から → こう|||||ねがい||

僕 の 体 から 出て 行って ください ! ぼく||からだ||でて|おこなって|

( ユキミ ) ダメ ! あの 音 の する 場所 まで は → |だめ||おと|||ばしょ||

テンゾウ と 私 は  2 人きり ! ||わたくし||ひときり

は ぁ …。

はっ   たっ   はっ   気持 いい ! |||きもち|

今 の 2 人 なら なんでも でき そうな 気 が する ! いま||じん||||そう な|き||

2 人 …。 じん

やっと 出た 。 |でた

上 の ほう に 登り 続ければ と は 思って いた けど → うえ||||のぼり|つづければ|||おもって||

まったく …  今日 は 運 が いい んだ か 悪い んだ か …。 |きょう||うん|||||わるい||

誰 だ !? だれ|

( ゴッタ ) ユキミ は   どこ だ ? さ ぁ   知ら ない ね 。 |||||||しら||

また 逆らう 気 か 。 |さからう|き|

あの 苦し み を 忘れた わけで は ある まい 。 |にがし|||わすれた||||

《 煙 ならば !》 けむり|

♪♪~

《 もらった !》

甘い わ ! あまい|

ならば !

♪♪~

( ユキミ ) わ ぁ ~!

聞こえて くる よ   あの 音 が ! ワクワク する ね   テンゾウ ! きこえて||||おと||わくわく|||

( 甲 ) ええ   ま ぁ …。 こう|||

よし   それ じゃ !

ここ なら 大丈夫 ね 。 じゃあ   じっと して て 。 ||だいじょうぶ|||||

はい   オッケー !

( 風 の 音 ) かぜ||おと

もう 大丈夫 よ 。  さあ   行こう ! |だいじょうぶ|||いこう

ここ な の ね …  ここ だった の ね 。

わ ぁ …  すごい !  人 も   いっぱい ! |||じん||

なんだか   いい に おい も する 。

何 か な ?  テンゾウ 。 なん|||

なに あれ 。 声 が   で か いって …。 ||こえ||||

何 よ   失礼 しちゃ う 。 なん||しつれい||

何 やって んだ   オメエ は ! なん||||

大切な 商品 を 傷 物 に しち まって !! たいせつな|しょうひん||きず|ぶつ|||

ジャーン !!

どう ?  テンゾウ 。 お 似合い …  です ね 。 |||にあい||

♪♪~

《 ヤツ に 攻撃 を 当てる に は 不意打ち しか ない !》 やつ||こうげき||あてる|||ふいうち||

しまった !

フン 。 ふん

う っ …  ぐう っ …。 ( ゴッタ ) もう 終わり だ 。 ||||||おわり|

さあ   言え !  ユキミ は   どこ だ ! |いえ||||

分身 と は いえ   自分 自身 を 斬った 感想 は   どう だ ? ぶんしん||||じぶん|じしん||きった|かんそう|||

う っ …。

うわ ~ っ !!

( ゴッタ ) ユキミ …。

大 蛇 丸 様 を 救える の は …。 だい|へび|まる|さま||すくえる||

もう   お前 しか …。 |おまえ|

何の こと だ ?  おい ! なんの|||

( 甲 ) どう でした ?  楽しかった ? こう|||たのしかった

( ユキミ ) う ~ ん …。

でも   実際 に 見て みたら → |じっさい||みて|

思って たより   イマイチ か な 。 おもって||||

イマイチ …  です か 。

お祭り って   想像 して いた こと と 全然   違って たし → おまつり||そうぞう|||||ぜんぜん|ちがって|

1 人 で 来たら   どうして いい か わから なかった かも 。 じん||きたら||||||

でも   今日 は テンゾウ と 2 人 だった から → |きょう||||じん||

とっても 楽しかった ! |たのしかった

そう だ ね … 2 人 だった から …。 |||じん||

僕 も 実験 体 だった んだ よ 。 えっ ? ぼく||じっけん|からだ||||

体 を いじら れて   ジッと 見 られて 痛くて   苦しかった な 。 からだ||||じっと|み||いたくて|くるしかった|

いっぱい いた 仲間 も い なく なっちゃ って 。 ||なかま|||||

1 人 に なる と ね   死ぬ こと ばっかり 想像 しちゃ うんだ 。 じん|||||しぬ|||そうぞう||

でも ね  2 人 だ と 生きる こと ばかり 想像 する んだ 。 ||じん|||いきる|||そうぞう||

2 人 で   ど っか 行く ? じん||||いく

冗談 だ ろ 。 じょうだん||

一緒に 帰ろう   キミ の 村 に 。 いっしょに|かえろう|きみ||むら|

キミ は   今 すぐ 家 に 戻ら なければ なら ない 。 きみ||いま||いえ||もどら|||

さ ぁ   行こう 。 ||いこう

ちょっと 待って ください   カカシ さん 。 |まって|||

何 か あった んです か ? 甲 。 なん|||ん です||こう

大 蛇 丸 を 捕まえる に は その 子 が 必要な んだ 。 だい|へび|まる||つかまえる||||こ||ひつような|

その 子 が いる かぎり 大 蛇 丸 は   必ず ここ に 来る 。 |こ||||だい|へび|まる||かならず|||くる

(( 私 たち で は   ダメだ 。 わたくし||||だめだ

若い ユキミ の 血 を 大 蛇 丸 様 に 与え ねば …)) わかい|||ち||だい|へび|まる|さま||あたえ|

おとり に ? これ は 任務 だ 。 ||||にんむ|

僕 の 任務 は カカシ さん が 疑って いた とおり → ぼく||にんむ|||||うたがって||

大 蛇 丸 を 逃がす こと です 。 なに ? だい|へび|まる||にがす|||

甲 ! こう

僕 は   テンゾウ です ! ぼく|||

ふざける な !

♪♪~

テンゾウ   どうした の   何 が あった の ? |||なん|||

♪♪~