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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン17 - 371 - 風穴

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 371 - 風穴

( ナルト ) お前 と 違って 俺 は …。

つながって た もん を 切りた かね えし →

切ら れた くも ねえ んだ よ !

( オビト ) 切る べきで は なかった な 。

( マダラ ) 消えろ 。

火 遁 豪 火 滅 却 !

火 遁 爆風 乱舞 !

( 咆哮 )

うわ っ …。 むっ !

クッ …。 助かった 。

《 チョウジ : ナルト の チャクラ の 衣 が なかったら →

ブタ の 丸焼き 以上 に なって た よ 》

( サクラ ) 次 が 来る !

はっ !

《 ナルト の チャクラ が みんな を ずっと 守って くれて る 。

こんな こと 続けて て 大丈夫な の ナルト ?》

ハァ ハァ …。

い ねえ ! ( キバ ) どこ に 行った ?

♪♪( キラービー ) 「 やつ が 消えた やつ は 逃げた 」

( 八尾 ) んな わけ ねえ だ ろ 捜せ !

( カカシ ) 上 だ ナルト !

ナルト みんな を かばい 防戦 ばかり に なって きて る ぞ 。

ハァ ハァ …。

この 状況 に 意味 が ある の か ?

( 九 喇嘛 ) 大丈夫 か ? ナルト 。

渡した チャクラ を 一度に コントロール する の は 無 茶 すぎる 。

すぐに バテ る ぞ 。 それ に 十 尾 が チャクラ を ためて や がる ようだ 。

気 ぃ つけろ 。 ハァ ハァ …。

ただ 弱って いく だけ だ な 。

一 人 に なり て ぇ て め え に わかん ねえ だろう けど よ →

俺 の 近く に みんな が いて くれる 。

俺 は それ が す っげ え 嬉しい んだ よ !

そん だけ で 力 が 湧いて くる !

クッ ! 逃げた か ?

仲間 の 死 の 痛 み を つながり と のたまう なら →

仲間 を 無理に 守る 必要 も なかろう ?

なんだ よ ヘリクツ 野郎 。 お前 の そういう ところ が →

メチャメチャ 大嫌いだ !

そういう こと 言って んじゃ ねえ んだ よ ヘリクツバカ が !

仲間 の こと なら どん だけ 痛くて も 我慢 する っつ って んだ !

それ を 捨て たく ねえ って 言って んだ !

わがまま かも しん ねえ けど …。

ここ に 仲間 が い ねえ の が いちばん イテエ んだ よ 俺 は !

以上 !

《 オビト お前 は ナルト で 何 を 確かめて る ?》

ヘッ 。

《 しゃ ~ んな ろ !》

《 やはり 間違い ない 。 この チャクラ …。

柱 間 !》

( 咆哮 )

親父 崩れる ぞ ! ウッ 抑え き れ ん …!

( 咆哮 )

♪♪~

クソッ この ナルトチャクラ あり き の 山 土 の 術 を …。

これ 以上 足止め する 術 は もう ねえ ぞ 親父 !

ナルト や べ え ぞ !

十 尾 は 天変 地異 を やる つもりだ 。

えっ 何 だ よ それ … てっぺん ?

のんきに かまえて んじゃ ねえ ! 天地 が 裂ける ぞ 。

( 咆哮 )

唯一 つながって た 俺 と 十 尾 を 切る から だ 。

抑え が きかん ぞ 。

もう そろそろ 人 柱 力 に なった ほう が いい んだろう が な 。

♪♪~

これ から だ ぞ 楽しい の は 。

《 十 尾 を 今度 こそ 消す 》

神 威 !

狙って た ようだ が それ は 俺 も 同じだ カカシ 。

カカシ 先生 !

ナルト こっち を 頼む 。

カカシ 先生 。 ( 九 喇嘛 ) くる ぞ 天変 地異 だ !

( 咆哮 )

( 咆哮 )

さすが に 少し は 掃除 できたろう 。 ん っ ?

《 また ナルト が 守って くれた んだ 》

《 ヒナタ : ナルト 君 》

( うなり 声 )

効か ねえ な 。

ハァ ハァ ハァ …。

( 咆哮 )

クッ …。

消えて く 。

ハァ ハァ …。

強 がって も ここ まで の ようだ な 。

次の 楽しみ も 出来た こと だ →

ご 退場 願おう か そろそろ 。

皆さん 力 を 合わせて いき ます よ 。

( みんな ) お ~! ヒナタ 。

あんた は 回復 。

《 みんな …》

無駄な こと だ 。

雷 切 !

フッ やはり お前 の 心 に は 迷い が ある 。

今 まで に も 俺 を やろう と 思えば やれた はずだ 。

(( 更に もう 一 発 ))

( オビト ) あの お前 が 戦争 中 に 敵 に 情け を かける と は な 。

後ろめた さ か ?

リン を 守れ なかった と …。

俺 と の 約束 を 守れ なかった こと で →

気 が とがめた か ?

俺 を 改心 でも さ せる つもり か ?

オビト もう やめ に して くれ ない か 。

お前 の かつて の 夢 は 火影 に なる こと だった 。

ナルト は な 今 でも そう な んだ よ 。

ナルト の 言葉 は かつて の お前 の 言葉 と 同じだ 。

(( 俺 は 火影 に なる !

うち は オビト だ 。

ん でも って 俺 の 火影 岩 に は →

トレードマーク の ゴーグル と →

更に 写 輪 眼 も しっかり 彫って もらう 。

将来 の 夢 は 火影 を こす !

ん でも って 里 の やつ ら 全員 に →

俺 の 存在 を 認め させて やる んだ ))

お前 は 知らず知らず の うち に →

かつて の 自分 と 今 の ナルト を 重ね →

ナルト の 言葉 を かつて の 己 の 言葉 と して →

聞き た がって る 。

お前 自身 かつて の 自分 に 否定 さ れ たい と →

望んで る んじゃ ない の か ?

ナルト の 気持 が わから ない お前 じゃ ない はずだ 。

お前 は まだ 戻れる 。

昔 の 自分 を もう 一 度 。

クッ ハハハハッ ハハハハッ …。

ナルト の 心 の うち が わかって いる から こそ →

その すべて を 聞いて →

その すべて を 否定 して やり たくて ね 。

《 オビト 》

それ と もう 1 つ 言って おく が →

お前 が 俺 に 対して 後ろめたく 思う こと 自体 おこがましい の さ 。

俺 が 戦争 を おこした 理由 が →

お前 と リン の こと だけ だ と 思って いる なら →

見当違い も いい ところ だ 。

知っている さ すべて 。

リン が 自ら お前 の 雷 切に 突っ込み →

己 で 死 を 選んだ こと も 。

( オビト ) あの とき リン は 霧 隠れ に さらわ れて →

三尾 の 人 柱 力 に さ れて いた 。

お前 は リン を 奪還 する こと に 成功 し 連れ出した が →

それ が そもそも や つら 霧 隠れ の 作戦 だった 。

( オビト ) お前たち を 木 ノ 葉 へ 追いたてる ため に →

追いかける フリ まで して な 。

お前 それ を どうして 。

(( う っ クソッ !

みんな は ここ に 残れ 。

隊長 増 援 を 待ち ましょう 。

時間 は ない 。

霧 隠れ は リン を 何 か の →

実験 体 に 使おう と して さらった んだ 。

血 霧 の 里 まで 連れて 行か れたら もう 助ける こと は 不可能だ 。

1 人 で は 無理です ! 1 人 じゃ ない 。

( カカシ ) 口 寄せ の 術 !

( カカシ ) リン の 匂い は ? ( パックン ) 覚えて いる 任せろ 。

増 援 が 来たら 伝えろ →

俺 たち は リン を 追って 先行 した と 。 わかり ました 。

《 待って いろ リン 。

お前 は 絶対 に 守る !》

♪♪~

木 ノ 葉 だ ! 木 ノ 葉 の 忍 だ !

よし このまま 敵 を 引きつける ぞ 。

お ぬし ら は ここ で 待て 。

こっち だ カカシ 。

リン ! ( ロープ を 切る 音 )

( パックン ) 幻 術 で 意識 を 。 ( カカシ ) 解 !

( リン ) あっ カカシ !

逃げる ぞ 。

木 ノ 葉 の 忍 。 捕虜 も 一緒だ ぞ 。

急げ !

逃がす な ! バウッ ! バウッ !

ゆけ 拙者 たち も これ より 敵 を 引きつけ に かかる 。

頼んだ ぞ 。 なに 拙者 たち は →

追い詰め られたら 退散 する まで よ 。

行く ぞ リン !

カカシ 私 何 か 変 。

今 は とにかく 逃げる んだ 。 散 !

何 か を 感じる の 私 の 中 に もう 1 人 →

何 か が いる ような 感じ 。 どういう こと だ ?

わから ない 。

いた ぞ ! 逃がす な !

突っ切る ぞ !

霧 の 忍 は 私 に 儀式 を 施そう と して た わ 。

何 か 特別な 儀式 。

だけど 私 は 意識 を 奪わ れて 。

あっ !

しつこい や つら だ 。

私 は 木 ノ 葉 に は 戻れ ない 。

何 を 言って いる 。

カカシ すぐに 私 を 殺して !

何 を 言って いる んだ リン !

私 は 利用 さ れて る 。

このまま だ と 木 ノ 葉 を 襲う かも しれ ない の 。

オビト に お前 を 守る と 約束 した 。

そんな こと は 絶対 に でき ない 。

( カカシ ) 何 か 別の 方法 が きっと ある 。

今 は とにかく 里 まで 逃げる んだ 。

ダメ よ カカシ 。 俺 が やつ ら を 食い止める 。

( カカシ ) いけ ! ダメ よ !))

( オビト ) 霧 隠れ は リン が 木 ノ 葉 に 戻った 時点 で →

リン の 中 の 三 尾 を 暴走 さ せ →

木 ノ 葉 を 襲わ せる つもりで いた のだ 。

(( ああ !))

( オビト ) リン は それ が わかって いて →

敵 に 向けた お前 の 雷 切 を 利用 し →

自害 した 。

( オビト ) 愛する 人 の 手 に よって 死ぬ こと を 決めた のだ 。

木 ノ 葉 を 守る ため に 。

たとえ お前 が どう 言おう と →

俺 に とって リン を 守れ なかった お前 は ニセ モノ だ 。

( オビト ) リン は 俺 の 中 で は 死ぬ べき 人 で は ない 。

よって 死んだ リン は ニセ モノ で しか ない 。

リン は 生きて いて こそ リン な のだ 。

こんな 状況 ばかり を 作って きた 忍 の システム 里 そして その 忍 たち 。

( オビト ) 俺 が 本当に 絶望 した の は 世界 そのもの 。

この ニセ モノ の 世界 に だ !

ナルト が 言った はずだ 。

心 に 本物 の 仲間 が い ない の が いちばん 痛い んだ って 。

( カカシ ) 俺 は あの 子 に かつて の お前 の 言葉 を →

そのまま 伝えた 。

かつて の お前 なら ナルト と 同じ こと を 感じ 言う はずだ 。

そして 今 でも そう だ と …。

見て みろ !

( オビト ) 俺 の 心 に は 何も ありゃ し ない 。

今 は もう 痛み さえ 感じ やしない 。

( オビト ) 後ろめたく 思わ なくて いい カカシ 。

この 風穴 は この 地獄 の 世界 に 開け られた もの だ 。

かつて の 俺 の ここ に は 痛み しか なかった 。

それ に 何の 意味 が ある ?

だから すべて を 捨てた 。

お前 だって ずっと 苦しんで いる だろう 。

( オビト ) リン の 墓 の 前 で … 俺 の 墓 の 前 で 。

カカシ もう いい んだ 。 お前 も もう 苦しま なくて いい 。

( オビト ) リン は ここ に いる 。

(( 好きだ よ カカシ ))

( オビト ) お前 に とって 理想 の 俺 も 一緒に な 。

(( 俺 は 火影 に なる ぞ !))

好きな もの を 望め 。

( オビト ) この 幻 術 の 世界 で は すべて 手 に 入る 。

お前 の 心 の 穴 も すぐに 埋め られる 。

リン は もう い ない んだ 。

それ に お前 は まだ 生きて いる だろう 。

こんな の で … こんな もの で →

本気で 心 の 穴 が 埋まる と でも 思って る の か !

( カカシ ) 生きて いた リン の 思い まで 消す な よ !

リン は 命 を かけて 里 を 守り 残そう と した んだ 。

( カカシ ) 一 人 で 妄想 ばかり 穴 に 詰め込んで みて も →

心 の 穴 が 埋まる わけ が ない !

また 変化 して る ぞ 。

今夜 の 幕開け は 出演 者 全員 に よる この 歌 から です 。

夏 らしく 盆踊り の 雰囲気 を お 楽しみ ください 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 371 - 風穴 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|かざあな Naruto Shippuden - Season 17 - 371 - Wind Cave 火影忍者疾风传 - 第 17 季 - 371 - 风穴 火影忍者疾風傳 - 第 17 季 - 371 - 風洞

( ナルト ) お前 と 違って 俺 は …。 |おまえ||ちがって|おれ|

つながって た もん を 切りた かね えし → ||||きりた|| Cutting through the wonders of connection

切ら れた くも ねえ んだ よ ! きら|||||

( オビト ) 切る べきで は なかった な 。 |きる||||

( マダラ ) 消えろ 。 まだら|きえろ

火 遁   豪 火 滅 却 ! ひ|とん|たけし|ひ|めつ|きゃく

火 遁   爆風 乱舞 ! ひ|とん|ばくふう|らんぶ

( 咆哮 ) ほうこう

うわ っ …。 むっ !

クッ …。 助かった 。 |たすかった

《 チョウジ : ナルト の チャクラ の 衣 が なかったら → |||||ころも||

ブタ の 丸焼き 以上 に なって た よ 》 ぶた||まるやき|いじょう||||

( サクラ ) 次 が 来る ! さくら|つぎ||くる

はっ !

《 ナルト の チャクラ が みんな を ずっと 守って くれて る 。 |||||||まもって||

こんな こと 続けて て 大丈夫な の ナルト ?》 ||つづけて||だいじょうぶな||

ハァ   ハァ …。

い ねえ ! ( キバ ) どこ に 行った ? |||||おこなった

♪♪( キラービー ) 「 やつ が 消えた   やつ は 逃げた 」 |||きえた|||にげた

( 八尾 ) んな わけ ねえ だ ろ   捜せ ! やお||||||さがせ

( カカシ ) 上 だ   ナルト ! |うえ||

ナルト   みんな を かばい 防戦 ばかり に なって きて る ぞ 。 ||||ぼうせん||||||

ハァ   ハァ …。

この 状況 に 意味 が ある の か ? |じょうきょう||いみ||||

( 九 喇嘛 ) 大丈夫 か ?  ナルト 。 ここの|らつま|だいじょうぶ||

渡した チャクラ を 一度に コントロール する の は 無 茶 すぎる 。 わたした|||いちどに|こんとろーる||||む|ちゃ|

すぐに バテ る ぞ 。  それ に 十 尾 が チャクラ を ためて や がる ようだ 。 ||||||じゅう|お|||||||

気 ぃ つけろ 。 ハァ   ハァ …。 き||||

ただ 弱って いく だけ だ な 。 |よわって||||

一 人 に なり て ぇ   て め え に わかん ねえ だろう けど よ → ひと|じん|||||||||||||

俺 の 近く に みんな が いて くれる 。 おれ||ちかく|||||

俺 は それ が す っげ え 嬉しい んだ よ ! おれ|||||||うれしい||

そん だけ で 力 が 湧いて くる ! |||ちから||わいて|

クッ ! 逃げた か ? |にげた|

仲間 の 死 の 痛 み を つながり と のたまう なら → なかま||し||つう||||||

仲間 を 無理に 守る 必要 も なかろう ? なかま||むりに|まもる|ひつよう||

なんだ よ   ヘリクツ 野郎 。 お前 の そういう ところ が → |||やろう|おまえ||||

メチャメチャ 大嫌いだ ! めちゃめちゃ|だいきらいだ

そういう こと 言って んじゃ ねえ んだ よ   ヘリクツバカ が ! ||いって||||||

仲間 の こと なら   どん だけ 痛くて も 我慢 する っつ って んだ ! なかま||||||いたくて||がまん||||

それ を 捨て たく ねえ って 言って んだ ! ||すて||||いって|

わがまま かも しん ねえ けど …。

ここ に 仲間 が い ねえ の が いちばん イテエ んだ よ   俺 は ! ||なかま||||||||||おれ|

以上 ! いじょう

《 オビト   お前 は ナルト で 何 を 確かめて る ?》 |おまえ||||なん||たしかめて|

ヘッ 。

《 しゃ ~ んな ろ !》

《 やはり 間違い ない 。 この チャクラ …。 |まちがい|||

柱 間 !》 ちゅう|あいだ

( 咆哮 ) ほうこう

親父   崩れる ぞ ! ウッ   抑え き れ ん …! おやじ|くずれる|||おさえ|||

( 咆哮 ) ほうこう

♪♪~

クソッ   この ナルトチャクラ あり き の 山 土 の 術 を …。 ||||||やま|つち||じゅつ|

これ 以上   足止め する 術 は もう ねえ ぞ   親父 ! |いじょう|あしどめ||じゅつ|||||おやじ

ナルト   や べ え ぞ !

十 尾 は 天変 地異 を やる つもりだ 。 じゅう|お||てんぺん|ちい|||

えっ   何 だ よ   それ …  てっぺん ? |なん||||

のんきに かまえて んじゃ ねえ ! 天地 が 裂ける ぞ 。 ||||てんち||さける|

( 咆哮 ) ほうこう

唯一   つながって た 俺 と 十 尾 を 切る から だ 。 ゆいいつ|||おれ||じゅう|お||きる||

抑え が きかん ぞ 。 おさえ|||

もう そろそろ 人 柱 力 に なった ほう が いい んだろう が な 。 ||じん|ちゅう|ちから||||||||

♪♪~

これ から だ ぞ   楽しい の は 。 ||||たのしい||

《 十 尾 を 今度 こそ 消す 》 じゅう|お||こんど||けす

神 威 ! かみ|たけし

狙って た ようだ が それ は 俺 も 同じだ   カカシ 。 ねらって||||||おれ||おなじだ|

カカシ 先生 ! |せんせい

ナルト   こっち を 頼む 。 |||たのむ

カカシ 先生 。 ( 九 喇嘛 ) くる ぞ   天変 地異 だ ! |せんせい|ここの|らつま|||てんぺん|ちい|

( 咆哮 ) ほうこう

( 咆哮 ) ほうこう

さすが に 少し は 掃除 できたろう 。 ん っ ? ||すこし||そうじ|||

《 また   ナルト が 守って くれた んだ 》 |||まもって||

《 ヒナタ : ナルト 君 》 ||きみ

( うなり 声 ) |こえ

効か ねえ な 。 きか||

ハァ   ハァ   ハァ …。

( 咆哮 ) ほうこう

クッ …。

消えて く 。 きえて|

ハァ   ハァ …。

強 がって も   ここ まで の ようだ な 。 つよ|||||||

次の 楽しみ も 出来た こと だ → つぎの|たのしみ||できた||

ご 退場   願おう か   そろそろ 。 |たいじょう|ねがおう||

皆さん   力 を 合わせて いき ます よ 。 みなさん|ちから||あわせて|||

( みんな ) お ~! ヒナタ 。

あんた は 回復 。 ||かいふく

《 みんな …》

無駄な こと だ 。 むだな||

雷 切 ! かみなり|せつ

フッ   やはり お前 の 心 に は 迷い が ある 。 ||おまえ||こころ|||まよい||

今 まで に も 俺 を やろう と 思えば やれた はずだ 。 いま||||おれ||||おもえば||

(( 更に   もう 一 発 )) さらに||ひと|はつ

( オビト ) あの お前 が 戦争 中 に 敵 に 情け を かける と は な 。 ||おまえ||せんそう|なか||てき||なさけ|||||

後ろめた さ か ? うしろめた||

リン を 守れ なかった と …。 りん||まもれ||

俺 と の 約束 を 守れ なかった こと で → おれ|||やくそく||まもれ|||

気 が とがめた か ? き|||

俺 を 改心 でも さ せる つもり か ? おれ||かいしん|||||

オビト   もう やめ に して くれ ない か 。

お前 の かつて の 夢 は 火影 に なる こと だった 。 おまえ||||ゆめ||ほかげ||||

ナルト は な   今 でも そう な んだ よ 。 |||いま|||||

ナルト の 言葉 は かつて の お前 の 言葉 と 同じだ 。 ||ことば||||おまえ||ことば||おなじだ

(( 俺 は   火影 に なる ! おれ||ほかげ||

うち は オビト だ 。

ん でも って   俺 の 火影 岩 に は → |||おれ||ほかげ|いわ||

トレードマーク の ゴーグル と → ||ごーぐる|

更に 写 輪 眼 も しっかり 彫って もらう 。 さらに|うつ|りん|がん|||ほって|

将来 の 夢 は   火影 を こす ! しょうらい||ゆめ||ほかげ||

ん でも って   里 の やつ ら 全員 に → |||さと||||ぜんいん|

俺 の 存在 を 認め させて やる んだ )) おれ||そんざい||みとめ|さ せて||

お前 は   知らず知らず の うち に → おまえ||しらずしらず|||

かつて の 自分 と 今 の ナルト を 重ね → ||じぶん||いま||||かさね

ナルト の 言葉 を かつて の 己 の 言葉 と して → ||ことば||||おのれ||ことば||

聞き た がって る 。 きき|||

お前 自身   かつて の 自分 に 否定 さ れ たい と → おまえ|じしん|||じぶん||ひてい||||

望んで る んじゃ ない の か ? のぞんで|||||

ナルト の 気持 が わから ない お前 じゃ ない はずだ 。 ||きもち||||おまえ|||

お前 は   まだ 戻れる 。 おまえ|||もどれる

昔 の 自分 を もう 一 度 。 むかし||じぶん|||ひと|たび

クッ   ハハハハッ   ハハハハッ …。

ナルト の 心 の うち が わかって いる から こそ → ||こころ|||||||

その すべて を 聞いて → |||きいて

その すべて を 否定 して やり たくて ね 。 |||ひてい||||

《 オビト 》

それ と   もう 1 つ 言って おく が → ||||いって||

お前 が 俺 に 対して 後ろめたく 思う こと 自体   おこがましい の さ 。 おまえ||おれ||たいして|うしろめたく|おもう||じたい|||

俺 が 戦争 を おこした 理由 が → おれ||せんそう|||りゆう|

お前 と リン の こと だけ だ と 思って いる なら → おまえ||りん||||||おもって||

見当違い も いい ところ だ 。 けんとうちがい||||

知っている さ   すべて 。 しっている||

リン が 自ら   お前 の 雷 切に 突っ込み → りん||おのずから|おまえ||かみなり|せつに|つっこみ

己 で 死 を 選んだ こと も 。 おのれ||し||えらんだ||

( オビト ) あの とき リン は   霧 隠れ に さらわ れて → |||りん||きり|かくれ|||

三尾 の 人 柱 力 に さ れて いた 。 みお||じん|ちゅう|ちから||||

お前 は   リン を 奪還 する こと に 成功 し 連れ出した が → おまえ||りん||だっかん||||せいこう||つれだした|

それ が   そもそも や つら 霧 隠れ の 作戦 だった 。 |||||きり|かくれ||さくせん|

( オビト ) お前たち を 木 ノ 葉 へ 追いたてる ため に → |おまえたち||き||は||おいたてる||

追いかける フリ まで して な 。 おいかける||||

お前   それ を どうして 。 おまえ|||

(( う っ   クソッ !

みんな は   ここ に 残れ 。 ||||のこれ

隊長   増 援 を 待ち ましょう 。 たいちょう|ぞう|えん||まち|

時間 は ない 。 じかん||

霧 隠れ は   リン を   何 か の → きり|かくれ||りん||なん||

実験 体 に 使おう と して さらった んだ 。 じっけん|からだ||つかおう||||

血 霧 の 里 まで 連れて 行か れたら もう   助ける こと は   不可能だ 。 ち|きり||さと||つれて|いか|||たすける|||ふかのうだ

1 人 で は   無理です ! 1 人 じゃ ない 。 じん|||むりです|じん||

( カカシ ) 口 寄せ の 術 ! |くち|よせ||じゅつ

( カカシ ) リン の 匂い は ? ( パックン ) 覚えて いる   任せろ 。 |りん||におい|||おぼえて||まかせろ

増 援 が 来たら 伝えろ → ぞう|えん||きたら|つたえろ

俺 たち は   リン を 追って   先行 した と 。 わかり ました 。 おれ|||りん||おって|せんこう||||

《 待って いろ   リン 。 まって||りん

お前 は   絶対 に 守る !》 おまえ||ぜったい||まもる

♪♪~

木 ノ 葉 だ !  木 ノ 葉 の 忍 だ ! き||は||き||は||おし|

よし   このまま 敵 を 引きつける ぞ 。 ||てき||ひきつける|

お ぬし ら は   ここ で 待て 。 ||||||まて

こっち だ   カカシ 。

リン ! ( ロープ を 切る 音 ) りん|ろーぷ||きる|おと

( パックン ) 幻 術 で 意識 を 。 ( カカシ ) 解 ! |まぼろし|じゅつ||いしき|||かい

( リン ) あっ   カカシ ! りん||

逃げる ぞ 。 にげる|

木 ノ 葉 の 忍 。 捕虜 も 一緒だ ぞ 。 き||は||おし|ほりょ||いっしょだ|

急げ ! いそげ

逃がす な ! バウッ !  バウッ ! にがす|||

ゆけ   拙者 たち も   これ より 敵 を 引きつけ に かかる 。 |せっしゃ|||||てき||ひきつけ||

頼んだ ぞ 。 なに   拙者 たち は → たのんだ|||せっしゃ||

追い詰め られたら 退散 する まで よ 。 おいつめ||たいさん|||

行く ぞ   リン ! いく||りん

カカシ   私   何 か 変 。 |わたくし|なん||へん

今 は   とにかく   逃げる んだ 。 散 ! いま|||にげる||ち

何 か を 感じる の 私 の 中 に   もう 1 人 → なん|||かんじる||わたくし||なか|||じん

何 か が いる ような 感じ 。 どういう こと だ ? なん|||||かんじ|||

わから ない 。

いた ぞ ! 逃がす な ! ||にがす|

突っ切る ぞ ! つっきる|

霧 の 忍 は   私 に 儀式 を 施そう と して た わ 。 きり||おし||わたくし||ぎしき||ほどこそう||||

何 か   特別な 儀式 。 なん||とくべつな|ぎしき

だけど   私 は   意識 を 奪わ れて 。 |わたくし||いしき||うばわ|

あっ !

しつこい や つら だ 。

私 は   木 ノ 葉 に は   戻れ ない 。 わたくし||き||は|||もどれ|

何 を 言って いる 。 なん||いって|

カカシ   すぐに   私 を 殺して ! ||わたくし||ころして

何 を 言って いる んだ   リン ! なん||いって|||りん

私 は   利用 さ れて る 。 わたくし||りよう|||

このまま だ と 木 ノ 葉 を 襲う かも しれ ない の 。 |||き||は||おそう||||

オビト に   お前 を 守る と 約束 した 。 ||おまえ||まもる||やくそく|

そんな こと は   絶対 に でき ない 。 |||ぜったい|||

( カカシ ) 何 か 別の 方法 が きっと ある 。 |なん||べつの|ほうほう|||

今 は   とにかく 里 まで 逃げる んだ 。 いま|||さと||にげる|

ダメ よ   カカシ 。 俺 が   やつ ら を 食い止める 。 だめ|||おれ|||||くいとめる

( カカシ ) いけ ! ダメ よ !)) ||だめ|

( オビト ) 霧 隠れ は   リン が 木 ノ 葉 に 戻った 時点 で → |きり|かくれ||りん||き||は||もどった|じてん|

リン の 中 の 三 尾 を 暴走 さ せ → りん||なか||みっ|お||ぼうそう||

木 ノ 葉 を 襲わ せる つもりで いた のだ 。 き||は||おそわ||||

(( ああ !))

( オビト ) リン は   それ が わかって いて → |りん|||||

敵 に 向けた お前 の 雷 切 を 利用 し → てき||むけた|おまえ||かみなり|せつ||りよう|

自害 した 。 じがい|

( オビト ) 愛する 人 の 手 に よって 死ぬ こと を 決めた のだ 。 |あいする|じん||て|||しぬ|||きめた|

木 ノ 葉 を 守る ため に 。 き||は||まもる||

たとえ   お前 が どう 言おう と → |おまえ|||いおう|

俺 に とって   リン を 守れ なかった お前 は   ニセ モノ だ 。 おれ|||りん||まもれ||おまえ||にせ|もの|

( オビト ) リン は   俺 の 中 で は 死ぬ べき 人 で は ない 。 |りん||おれ||なか|||しぬ||じん|||

よって   死んだ リン は ニセ モノ で しか ない 。 |しんだ|りん||にせ|もの|||

リン は   生きて いて こそ   リン な のだ 。 りん||いきて|||りん||

こんな 状況 ばかり を 作って きた 忍 の システム   里   そして   その 忍 たち 。 |じょうきょう|||つくって||おし||しすてむ|さと|||おし|

( オビト ) 俺 が   本当に 絶望 した の は 世界 そのもの 。 |おれ||ほんとうに|ぜつぼう||||せかい|その もの

この ニセ モノ の 世界 に だ ! |にせ|もの||せかい||

ナルト が 言った はずだ 。 ||いった|

心 に 本物 の 仲間 が い ない の が いちばん 痛い んだ って 。 こころ||ほんもの||なかま|||||||いたい||

( カカシ ) 俺 は   あの 子 に かつて の お前 の 言葉 を → |おれ|||こ||||おまえ||ことば|

そのまま 伝えた 。 |つたえた

かつて の お前 なら ナルト と 同じ こと を 感じ   言う はずだ 。 ||おまえ||||おなじ|||かんじ|いう|

そして   今 でも そう だ と …。 |いま||||

見て みろ ! みて|

( オビト ) 俺 の 心 に は 何も ありゃ し ない 。 |おれ||こころ|||なにも|||

今 は もう   痛み さえ 感じ やしない 。 いま|||いたみ||かんじ|

( オビト ) 後ろめたく 思わ なくて いい   カカシ 。 |うしろめたく|おもわ|||

この 風穴 は   この 地獄 の 世界 に 開け られた もの だ 。 |かざあな|||じごく||せかい||あけ|||

かつて の 俺 の ここ に は 痛み しか なかった 。 ||おれ|||||いたみ||

それ に 何の 意味 が ある ? ||なんの|いみ||

だから   すべて を 捨てた 。 |||すてた

お前 だって ずっと 苦しんで いる だろう 。 おまえ|||くるしんで||

( オビト ) リン の 墓 の 前 で … 俺 の 墓 の 前 で 。 |りん||はか||ぜん||おれ||はか||ぜん|

カカシ   もう いい んだ 。 お前 も   もう 苦しま なくて いい 。 ||||おまえ|||くるしま||

( オビト ) リン は   ここ に いる 。 |りん||||

(( 好きだ よ   カカシ )) すきだ||

( オビト ) お前 に とって 理想 の 俺 も 一緒に な 。 |おまえ|||りそう||おれ||いっしょに|

(( 俺 は   火影 に なる ぞ !)) おれ||ほかげ|||

好きな もの を 望め 。 すきな|||のぞめ

( オビト ) この 幻 術 の 世界 で は すべて 手 に 入る 。 ||まぼろし|じゅつ||せかい||||て||はいる

お前 の 心 の 穴 も すぐに 埋め られる 。 おまえ||こころ||あな|||うずめ|

リン は   もう い ない んだ 。 りん|||||

それ に お前 は まだ 生きて いる だろう 。 ||おまえ|||いきて||

こんな の で …  こんな もの で →

本気で 心 の 穴 が 埋まる と でも 思って る の か ! ほんきで|こころ||あな||うずまる|||おもって|||

( カカシ ) 生きて いた リン の 思い まで 消す な よ ! |いきて||りん||おもい||けす||

リン は   命 を かけて 里 を 守り 残そう と した んだ 。 りん||いのち|||さと||まもり|のこそう|||

( カカシ ) 一 人 で 妄想 ばかり 穴 に 詰め込んで みて も → |ひと|じん||もうそう||あな||つめこんで||

心 の 穴 が 埋まる わけ が ない ! こころ||あな||うずまる|||

また 変化 して る ぞ 。 |へんか|||

今夜 の 幕開け は   出演 者 全員 に よる この 歌 から です 。 こんや||まくあけ||しゅつえん|もの|ぜんいん||||うた||

夏 らしく   盆踊り の 雰囲気 を お 楽しみ ください 。 なつ||ぼんおどり||ふんいき|||たのしみ|