NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 18 - 387 - 守ら れた 約束
( ナルト ) クッ !
( オビト ) 俺 は そちら 側 に 行く こと は ない 。
今 まで の 道 に 後悔 も ない 。
ちゃんと … 見えた って … 言った ろ 。
だったら 今更 →
火影 の 自分 なんか 想像 す んな !
( オビト ) リン が 見守り たかった の は 今 の お前 じゃ ねえ よ !
うち は オビト だ !
(( カカシ : また お前 の せい で 遅刻 だ な オビト 。
( ミナト ) 行く よ オビト 。
( リン ) ごめん 今 行く よ 。
リン …。
♪♪~
そう その 心 の 穴 は 自分 で 埋めれば よい のだ 。
他人 など 何の 力 に も なら ん 。
さあ こっち へ 。
来て 私 は 無視 したり し ない 。
さあ 。 さあ 。
オビト 。
ちょっと 待って リン 。
そう 今 の お前 じゃ リン に は 見向き も さ れ ねえ よ 。
リン が 見守り たかった の は うち は オビト だ 。
もう いい だ ろ 俺 は …。
うち は オビト だ ))
いい から 来い この 野郎 !
みんな の 力 を 。
♪♪~
なめ ん なって ば よ !
抜けた !
♪♪~
( ガイ ) う お ぉ !
♪♪~
《 俺 は … 負けた の か …》
(2 人 ) ハァ ハァ ハァ …。
♪♪~
(( オビト : 大きく 開いた 地獄 の 穴 を 月 の 夢 が 埋めて くれる 。
俺 の 心 に は 何も ありゃ し ない 。 今 は もう 痛み さえ 感じ やしない 。
後ろめたく 思わ なくて いい カカシ 。
この 風穴 は この 地獄 の 世界 に 開け られた もの だ 。
( カカシ ) こんな の で … こんな もの で →
本気で 心 の 穴 が 埋まる と でも 思って る の か !?
生きて いた リン の 思い まで 消す な よ !
リン は 命 を かけて 里 を 守り 残そう と した んだ 。
ひとり で 妄想 ばかり 穴 に 詰め込んで みて も →
心 の 穴 が 埋まる わけ が ない !
( カカシ ) 心 の 穴 は 他の みんな が 埋めて くれる もん な んだ よ ))
(( 行こう !
ウフフッ ))
う …。
リン …。
(2 人 ) ハァ ハァ ハァ …。
約束 を 守った な うずまき ナルト 。
(( だ から 俺 は お前 も 助けて ぇ !))
俺 たち を 本当に 助け や がる と は な 。
オッス 孫 !
ヘヘッ 。 ラッキ ー だった 。
やる やよ 。 本当に な 。
そう ね 。 よかった 。
ん ? コイツ は たしか …。
えっ ?
おい ! 待て サスケ !
ヤツ は … ヤツ は どう なった ?
あっ ち だ まだ 生きて る 。
《 そう か 負け か …》
( サスケ ) カカシ …。
サスケ 積もる 話 は あと だ 。
急に 出て きて すまない が →
かつて 同期 で 友 であった 俺 に コイツ の けじめ を つけ させて くれ 。
カカシ 先生 ソイツ は 今 …。
父ちゃん 。
ヤツ は 弱って いる 。
今 こそ ヤツ に とどめ を 刺す とき だ !
いく ぞ ! ( みんな ) お ~ っ !
( 綱 手 ) 待て !
オビト …。
チャクラ を 引っ張り あった とき キミ の 心 の 中 を 見せて もらった よ 。
ずいぶん 息子 が ガミガミ 説教 した みたいだ けど →
どうやら そういう ところ は 母親 譲り みたいだ ね 。
父ちゃん …。
でも 本来 それ を やる の は キミ の 役目 だ 。
オビト を ホント に 理解 し 何 か を 言える と したら →
友達 の キミ だ と 思う よ カカシ 。
そう だ ろ ナルト 。
ナルト お前たち と 連合 は 初代 様 の サポ ー ト へ 行って くれ 。
マダラ を 封印 する んだ 。
あっ そう か ! アイツ が まだ だ !
行く ぞ サスケ !
今 の ナルト より も まだ 小さかった かな 。
覚えて いる かい ? 4 人 で こなした 任務 の 数々 を …。
リン は 医療 忍者 と して キミ たち 2 人 を 必死に 守って た 。
こんな 状態 を 望んじゃ い なかったろう ね 。
( ミナト ) でも そう さ せて しまった の は →
俺 の 責任 だ 。
(( そろそろ 任務 の 説明 を して も いい かな ?
もう 国境 近く だ し ね 。
( ミナト ) いい ? この ライン だ よ 。
今 土 の 国 が 草 隠れ の 里 を 侵略 侵攻 して きて る ライン ね 。
もちろん 敵 は 岩 隠れ の 忍 。
敵 の 前線 に は すでに 千 の 忍 が いる って →
情報 な んだ よ ね 。
この前 より 更に 前進 して る 。
( カカシ ) ま … 火 の 国 も 草 隠れ と 陸 続き な のに →
待った を かけた の が 遅 すぎ でしょ 。
これ だけ の 進撃 を 見せて る って こと は →
後方 の 支援 が スム ー ズ に 働いて る って こと です ね 。
そこ で 今回 の 任務 … ここ 神 無 毘橋 ね 。
最 前線 で は 敵 を 叩く の に たくさんの 忍 が 必要に なる よね 。
だから 俺 たち 妨害 工作 を する 忍 は 少数 精鋭で やる しか ない んだ 。
橋 … です か 。
と いう こと は 潜入 ミッション です ね 。
うん 。 カカシ 隊 キミ たち の 任務 は 敵 の 後方 地域 に 潜入 。
物資 補給 に 使わ れて いる この 橋 を 破壊 し →
敵 の 支援 機能 を 分断 。
その後 速やかに 離脱 する こと 。
(3 人 ) はい !
先生 は ?
俺 は 前線 で 直接 敵 を 叩く 。
キミ たち の 陽動 に も なる から ね 。
とりあえず 今日 は カカシ キミ が 隊長 ね 。
国境 まで は 一緒に 同行 する けど →
そこ から わかれて ミッション スタ ー ト だ よ 。
( オビト たち ) はい !
( ミナト ) ここ から は 二手 に わかれる 。
みんな 頑張る んだ よ 。
昨日 の 敵 は たまたま 単独 で 偵察 中 だった だけ で →
これ から は チ ー ム 戦 に なる 。 気 を つけて 。
( オビト ) さっさと 行こう ぜ 。 隊長 さんよ ))
♪♪~
( ミナト ) 死んだ はずの 俺 が キミ たち の 前 に →
こうして 立って いる の は 偶然じゃ ない 。
リン が そう さ せた の かも ね 。
先生 の くせ に 何 やって んだ って 。
( ミナト ) リン を 守れ なくて すまなかった 。
( オビト ) リン は … リン は →
俺 に とって の 唯一 の 光明 だった 。
リン を 失って のち 俺 の 見る 世界 は 変わって しまった 。
真っ暗な 地獄 だ 。
この 世界 に 希望 は ない 。
マダラ に なり 代わって 世界 を 歩いた が →
更に それ を 確信 する だけ だった 。
この 写 輪 眼 を もって して も 結局 は 何も 見え なかった 。
何も なかった 。
俺 も はっきり と は わから ない 。
なら 俺 の 新たな 道 は …。
確かに お前 の 歩こう と した の も 一 つ の 道 だろう 。
本当 は 間違い じゃ ない の かも しれ ない 。
俺 だって この 世界 が 地獄 と 思った さ 。
お前 を 失った と 思って いた し …。
すぐ あと に リン を 失い →
そして ミナト 先生 まで も 失った から ね 。
でも …。
(( そうい や 忘れて た ぜ 。
俺 だけ お前 に →
上 忍 祝い の プレゼント やって なかった な カカシ 。
何 が いい か 考えて た んだ 。
んで よ 今 思いついた んだ 。
なに 安心 しろ 。
役 に 立た ない 余計な もん じゃ ない 。
この 俺 の 写 輪 眼 を やる から よ 。
里 の ヤツ ら が なんて 言おう と →
お前 は 立派な 上 忍 だ 。
それ が 俺 の 気持 だ 。
受け取って くれ ))
はっきり と は わから ない が →
眼 を こらして 見よう と は した んだ 。
お前 が くれた 写 輪 眼 と 言葉 が あれば →
見える 気 が した んだ よ 。
( オビト ) それ が ナルト だって の か 。
アイツ の 道 が なぜ 失敗 し ない と 言い切れる ?
いや …。
アイツ も 失敗 する かも しれ ない よ そりゃ ね 。
( オビト ) 俺 と ナルト は 何 が 違う ?
なぜ ヤツ に そこ まで …。
オビト … 今 の お前 より は 失敗 し ない と 断言 できる から だ 。
なぜ だ !
( カカシ ) アイツ が 道 を つまずき そう なら →
俺 が 助ける 。
なぜ … ヤツ を 助ける ?
( カカシ ) アイツ は 自分 の 夢 も 現実 も 諦めたり は し ない 。
そういう ヤツ だ から さ 。
見つけた !
( カカシ ) そして アイツ の そういう 歩き 方 が 仲間 を 引き寄せる 。
つまずき そう なら 助け たく なる 。
その サポ ー ト が 多ければ 多い ほど ゴ ー ル に 近づける 。
そこ が 違う の さ 。
大玉 螺旋 手 裏 剣 !!
もっと だ 。 もっと で け ぇ の いく ぞ 。
おう !
この 真っ暗な 地獄 に 本当に そんな もの が ある と …。
お前 だって 見よう と すれば 見えた はずだ 。
俺 と お前 は 同じ 眼 を 持って んだ から な 。
( カカシ ) 信じる 仲間 が 集まれば →
希望 も 形 と なって 見えて くる かも しれ ない 。
俺 は そう 思う んだ よ 。
オビト 。
( 開演 ブザ ー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサ ー ト 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
2 時間 スペシャル 。
( 松丸 ) 今回 は スペシャル ならでは の 豪華な 企画 が 盛り だ くさ んです 。