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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 448 - 仲間

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 448 - 仲間

♪♪~

( サクラ ) うん 。 ギリギリ 急所 を 避けて る 。

この 分 なら 大丈夫 かも しれ ない 。

( シカマル ) ナルト …。

( ナルト ) クッソ ~!

あぁ ~ っ !

お ぉ ~ っ !

よくも … よくも よくも 。

よくも 許さ ねえ って ば 。 ぜ って ぇ アイツ を …。

化け 狐 もっと 貸せ お前 の 力 を !

こんな 岩 の 塊 ぶち 破って やる って ば よ !

( 九 喇嘛 ) この 封印 は けた違いの 強 さ だ 。

わし の 力 を もって して も 破れ ん 。

そもそも 今 の お前 で は →

わし の 力 を うまく コントロ ー ル する こと は でき ん 。

自分 の 怒り に 飲み込ま れ すぎ だ な 。

ふざける な !

♪♪~

( ヒルゼン ) 気 を 抜く で ない ぞ 皆 の 者 !

《 綱 手 : しかし 完全に 圧縮 を 止める こと は →

恐らく 無理だ 。 いずれ は …》

《 ミナト : 今 は 彼ら に 託して みよう と 思い ます 》

《 彼ら ?》

《 クシナ : 何 ? 私 の 中 で …》

《 どうした ? クシナ 》

《 九 尾 が …。

いつも は うまく 安定 さ せて る んだ けど →

イライラ と ざ わ ついて …》

《 四 赤 陽陣 に キミ の チャクラ を 使い すぎて いる から …》

《 違う って ばね 。 私 も 感じる 。

もう 1 つ の 九 尾 に 何 か が 起きて る 》

《 ナルト … いの 外 に いる 者 たち に 連絡 を 。

そっち の 様子 を 知り たい 》

( いの ) はい 四 代 目 。

《 シカマル 聞こえる ?》

《 シカマル : い の か 。 そっち は どう なって る ?》

《 や ばい けど 今 は なんとか …。

それ より そっち の 状況 を 教えて 》

《 あぁ こっち は ナルト が 弥彦 …。

敵 の 術 で 里 と 同じ ように 月 みたいに なって →

封印 さ れ ち まって る 》

《 ナルト が ? ナルト が 封印 さ れた …》

《 は はい 。

ナルト の ヤツ 九 尾 化 しち まって 暴走 し かけて →

それ を 敵 が →

大地 の 岩 で 固めて 閉じ込め ち まったん です 》

《 九 尾 化 して も 封印 さ れて る …》

《 クシナ …》

《 まだ 力 が … チャクラ が 足りない の ね 》

《 まさか … いや ダメ だ 。

そんな こと したら クシナ キミ が …》

《 ナルト は 私 の 息子 。

そして 私 は 母親 よ 。

それ と あなた を 里 の 人 たち の 命 を …。

その ため に も …》

《 でも それ じゃ 俺 は …。

わかった 。

一 度 言い出したら キミ は きか ない から ね 》

《 ごめん ミナト 。

でも ナルト を 助ける こと が できる の は →

私 しか い ない の 》

力 を … 力 を よこし や がれ !

こう やって お前 を 見て いる と →

どっち が 檻 の 中 に いる の か わから ん な 。

なんで そんなに 冷静で い られる んだ 。

このまま じゃ 俺 たち …。

いや そんな こと より アイツ を …。

アイツ を ぶ っ 倒して ぇん だ よ !

えっ !?

えっ 母ちゃん !? えっ どうして ?

何 を そんなに 怒って る の ?

何 って …。

だって 母ちゃん や 父ちゃん 里 の みんな が …。

あの 村 を 吹っ飛ば した アイツ が …。

そう だ ヒナタ まで …。

俺 ぜ って ぇ アイツ を 許さ ねえ !

そんなに 怒って いちゃ どんなに 力 が あって も →

それ を 正しく 使う こと は でき ない わ 。

落ち着いて みんな の 状況 を 確認 して ごらん なさい 。

今 の あなた なら 感じ られる はず よ 。

えっ ?

( クシナ ) 里 の 人 たち も みんな 中 で 戦って る 。

ヒナタ !

( ヒナタ ) う ぅ …。

よかった 生きて る 。

うん これ で ひと つ 怒り が 消えた ?

優しい 母ちゃん だ と 調子 狂う って ば 。

怒って いて は 九 尾 の 力 は 扱え ない って ばね 。

ん ?

か … 母ちゃん ! 九 尾 が !

えっ ? どういう こと だって ば よ 。

昔 九 尾 が 里 を 襲って きた とき →

ミナト は 九 尾 の 半分 を 私 に →

半分 を 生まれた ばかりの あなた に 封印 した 。

いずれ この 力 が あなた の 助け に なる と 思って ね 。

けど この 化け 狐 の せい で →

俺 が どん だけ みんな から う とまれた か …。

ごめん 。 でも あなた に は →

この 大きな 力 を いつか 正しく 扱える とき が くる と →

ミナト も 私 も 信じて いた から 。

で どう やったら いい んだ ?

どう 使ったら 正しく 使える んだ って ば よ !

だから 怒っちゃ ダメ 。

それ から 人 の 話 を よく 聞く 。 それ で ね 考える の 。

この 力 を どう 使う の が いい の か と 。

大きな 力 に はね 大きな 意志 を 持た ない と いけない 。

大きな … 意志 ?

だから 私 も 大きな 意志 でも って 九 尾 の チャクラ を 使う 。

母ちゃん …。

私 の 九 尾 の チャクラ を あなた に 与える 。 陰 と 陽 。

2 つ の チャクラ が 1 つ に なれば きっと ここ から 出 られる 。

な … 何 言って る んだ よ 。

だって 母ちゃん も 人 柱 力 な んだ ぞ ?

母ちゃん の 中 から 九 尾 が い なく なったら →

そし たら … 死んじゃ うんだ ぞ 。

違う 。 生かす の 。 私 の 力 を 。 私 の 意志 を 。

言って る 意味 が わかん ねえ って ば よ …。

だから 考えて って 言った でしょ 。 自 来 也様 が 言って た 。

あなた は ね 忍 の 未来 を 救う 予言 の 子 かも しれ ない って 。

予言 の 子 …。

ナルト の 意志 が 里 を 救う の 。

母ちゃん …。

あなた は ね 私 と ミナト の 大事な 息子 。

ごめん … これ しか ない の 。

( 九 喇嘛 ) 半分 で いい 。 半分 も あれば 十分だろう 。

だいぶ そっち は 居心地 が よ さ そうだ から →

邪魔 して も いい んだ が な 。

フン また の 機会 も ある だろう 。

九 尾 … じゃあ …。

♪♪~

母ちゃん 。

頼んだ わ よ 里 を 。

《 クシナ 無事 か !?》

ナルト 行って !

♪♪~

( ペイン ) 何 !?

神 羅 天 征 !

♪♪~

この 体 に お前 は いね えん だ ろ 。

本当の お前 に 用 が ある 。 直接 目 を 見て 話し たい 。

お前 ら の 言い分 を 聞き たい んだ って ば よ 。

いる んだ ろ 。 ここ じゃ ねえ 近く の どこ か に !

♪♪~

そこ か 。

( 長門 ) 小南 下がれ 。

( 小南 ) 長門 。 ( 長門 ) いい んだ 。

後ろ の お前 が 本体 か ?

( 長門 ) 強き もの が 弱き もの を 懲らし めに やってきた か ?

さっき の ペイン と か いう 連中 を 操って いた の は お前 な んだ な 。

キサマ が 最後に 倒した ペイン は 弥彦 だ 。

弥彦 …。

アイツ は もう この世 に は い ない 。

3 年 前 あの 村 で 死んだ 。 お前たち に 殺さ れて …。

ヤツ が …。

そう か 。

でも 村 を 爆破 した の は 俺 たち じゃ ねえ 。

お前たち 木 ノ 葉 は あの とき の こと を 不祥事 と 考え →

すべて を 隠蔽 する ため に あの 村 を 焼き払った 。

それ は 大国 ゆえ の 面子 。

他 里 へ 侮ら れ ぬ ため の 当然の 処置 な のだろう 。

違う んだ ! 俺 だって 今 の 今 まで →

あれ は お前たち が やった って そう 思って た んだ 。 だ から …。

今 と なって は 互い が どう 思って いよう と →

どうでも いい ! あの 事件 で →

俺 の 仲間 の 弥彦 が 死んだ 事実 は 変わら ない 。

仲間 …。

確かに … 仲間 を 失う の は 辛い よ な 。

俺 の 仲間 も 今 大 蛇 丸 の 器 に さ れ そうで →

や ば いん だって ば よ 。

ガキ の 頃 から 競い合って 互いに 修業 して きた →

俺 に とって は 大切な 友達 な んだ 。

弥彦 も 私 たち に とって 大事な 仲間 だった 。

サスケ の ヤツ … 今 は グレ ち まって →

自分 から 大 蛇 丸 の ところ へ 向か っち まったん だ 。

拳 と 拳 を まじえれば わかり あえる と 思って た 。

同じ 仲間 同士 もう 一 回 チャンス さえ あれば …。

お前 は さっき から 何 を ?

そう な んだ 仲間 同士 な んだ から わかり あえる はずな んだ 。

だから 俺 は ぜ って ぇ 諦め ねえ !

(( 弥彦 : 俺 は 諦め ない 。

大国 に 振り回さ れて いる この 状況 を 。

( 弥彦 ) 俺 たち の ように 苦しんで いる 人 たち を 助けて →

仲間 に して …。

そう だ そうだ よ !

みんな 仲間 に な っち まえば いい んだ 。

そう すれば 戦う こと なんか し なくて も →

話し合う こと で わかり 合える 。

争い なんか し なくて 済む 。

だから もっと … もっと チ ー ム ・ ジライヤ を →

俺 たち の 手 で 広めりゃ いい んだ よ ))

長門 ?

諦め ち まったら →

火影 に なんか ぜ って え なれ ねえ から な 。

火影 に なって いろんな ところ の 忍 も 仲間 に して …。

いや 忍 だけ じゃ ねえ 。

ガキ ん ちょ と か … とにかく 仲間 同士 に なれば →

こんな いざこざ なんて 起こら ねえ で 済む !

( 長門 ) そんな これ は 偶然 か ?

(( みんな 仲間 に な っち まえば いい んだ 。

そう すれば 戦う こと なんか し なくて も →

話し合う こと で わかり 合える ))

お前たち と だって 戦わ なくて 済む はずだ !

だから よ 仲間 に なれ と は 言わ ねえ 。

まずは 俺 を チ ー ム ・ ジライヤ に 入れて くれ ねえ か ?

っつ か 俺 も そもそも エロ 仙人 の 弟子 だ しな 。

(( 仲間 に なれ と は 言わ ない 。

木 ノ 葉 に いて も 構わ ない 。

志 を 1 つ に し たい んだ お前たち と ))

なん なんだ お前 は …。

長門 …。

だから チ ー ム ・ エロ 仙人 に 入って …。

って その 前 に サスケ を 助けて →

そして 里 の 仲間 を 助け ねえ と な 。

エロ 仙人 の 想い を 俺 も 受け継ぐ !

チ ー ム ・ ジライヤ だ 。

不思議な ヤツ だ 本当に そっくりだ な 。

え ぇ そう ね 。

解 。

な 何 を した んだ ?

術 は 解いた 。

♪♪~

本当に 不思議な ヤツ だ 。

お前 の 言葉 と いい →

誰 か が すべて 仕組んだ こと の ように 思える 。

いや もしかしたら 本当に 先生 が …。

フッ … とにかく お前 が チ ー ム ・ ジライヤ の メンバ ー に ふさわしい か どう か …。

お前 が その 仲間 を 助け られる か どう か だ 。

仲間 を 誰 より も 思って いた 弥彦 の ように …。

それ が できた なら きっと 俺 たち は … 仲間 だ 。

ああ ぜ って ぇ 助けて みせる って ば よ !

( ミナト ) うち は 警務 部隊 の 陣頭 指揮 みごとでした 。

あなた の おかげ で 被害 者 も 出 ず 本当に 感謝 して い ます 。

( フガク ) いえ … 非常 事態 ゆえ →

木 ノ 葉 の 忍 と して 当然の 行動 を とった まで の こと です 。

それ より も ご 子息 の 成長 は すばらしかった 。

( フガク ) それ に 比べて 私 は 親 と して 失格 です 。

お 二 人 の 捜索 は 続けて い ます 。

残念 ながら まだ 有力な 手がかり は つかめて い ませ ん が …。

イタチ と サスケ の ため →

四 代 目 や 里 の 皆 の 尽力 痛み 入り ます 。

すべて は 身 から 出た サビ 。

私 は イタチ の こと ばかり 考えて いた の かも しれ ない 。

非凡な 才能 を 持つ 兄 と 比べ られ サスケ も 苦しんだ に 違いない 。

フガク さん …。

まぶた に 映る 2 人 の 仲 よき 姿 。

( フガク ) この 命 が ある 間 に 今 一 度 しか と この 目 で 。

( ミナト ) はい 。

《 大 蛇 丸 : この チャクラ 性質 は …。

だが こんな 形態 変化 は 見た こと が ない 》

誰 な の !?

♪♪~

( サスケ ) 毒 か …。

お前 は あの とき の …。

イタチ と は 兄 か ?

我ら 暁 は お前 が 大 蛇 丸 の もと に →

身 を 寄せた 頃 より 目 を つけて いた 。

だから 助けた と いう のに →

感謝 の ひと つ も 言って もらい たい もん だ な 。

兄 を 殺した か ?

キサマ …。

うわごと で 何度 も 叫んで いれば 大概 の こと は わかる 。

失 せろ 。

なぜ 兄 は 死な ねば なら なかった ?

死 す べき 者 が 死 す こと も なく 。

ナルト …。

許す の か ?

(( イタチ : 許せ サスケ …))

この 皮肉 を この 矛盾 を 正せば いい じゃ ない か 。

暁 が 力 を 貸して やる 。

さあ 言って くれ 。 何 が し たい ?

俺 の 目的 は ただ 1 つ 。

うち は に よる 支配 。

木 ノ 葉 を 潰す 。

< 旬 の 小 鉢 が 大好きな 豆 助 > ≫ 豆 助

きょう は 今 が 旬 の あれ を 使った 小 鉢 よ

< その 小 鉢 と は ?> < それ は …>

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 448 - 仲間 ||しっぷう|つたい|しーずん|なかま Naruto Shippuden - Season 20 - 448 - My Friends

♪♪~

( サクラ ) うん 。 ギリギリ 急所 を 避けて る 。 |||きゅうしょ||さけて|

この 分 なら 大丈夫 かも しれ ない 。 |ぶん||だいじょうぶ|||

( シカマル ) ナルト …。

( ナルト ) クッソ ~!

あぁ ~ っ !

お ぉ ~ っ !

よくも … よくも よくも 。

よくも 許さ ねえ って ば 。 ぜ って ぇ アイツ を …。 |ゆるさ||||||||

化け 狐 もっと 貸せ お前 の 力 を ! ばけ|きつね||かせ|おまえ||ちから|

こんな 岩 の 塊 ぶち 破って やる って ば よ ! |いわ||かたまり||やぶって||||

( 九 喇嘛 ) この 封印 は けた違いの 強 さ だ 。 ここの|らつま||ふういん||けたちがいの|つよ||

わし の 力 を もって して も 破れ ん 。 ||ちから|||||やぶれ|

そもそも 今 の お前 で は → |いま||おまえ||

わし の 力 を うまく コントロ ー ル する こと は でき ん 。 ||ちから||||||||||

自分 の 怒り に 飲み込ま れ すぎ だ な 。 じぶん||いかり||のみこま||||

ふざける な !

♪♪~

( ヒルゼン ) 気 を 抜く で ない ぞ 皆 の 者 ! |き||ぬく||||みな||もの

《 綱 手 : しかし 完全に 圧縮 を 止める こと は → つな|て||かんぜんに|あっしゅく||とどめる||

恐らく 無理だ 。 いずれ は …》 おそらく|むりだ||

《 ミナト : 今 は 彼ら に 託して みよう と 思い ます 》 |いま||かれら||たくして|||おもい|

《 彼ら ?》 かれら

《 クシナ : 何 ? 私 の 中 で …》 |なん|わたくし||なか|

《 どうした ? クシナ 》

《 九 尾 が …。 ここの|お|

いつも は うまく 安定 さ せて る んだ けど → |||あんてい|||||

イライラ と ざ わ ついて …》

《 四 赤 陽陣 に キミ の チャクラ を 使い すぎて いる から …》 よっ|あか|ようじん||||||つかい|||

《 違う って ばね 。 私 も 感じる 。 ちがう|||わたくし||かんじる

もう 1 つ の 九 尾 に 何 か が 起きて る 》 |||ここの|お||なん|||おきて|

《 ナルト … いの 外 に いる 者 たち に 連絡 を 。 ||がい|||もの|||れんらく|

そっち の 様子 を 知り たい 》 ||ようす||しり|

( いの ) はい 四 代 目 。 ||よっ|だい|め

《 シカマル 聞こえる ?》 |きこえる

《 シカマル : い の か 。 そっち は どう なって る ?》

《 や ばい けど 今 は なんとか …。 |||いま||

それ より そっち の 状況 を 教えて 》 ||||じょうきょう||おしえて

《 あぁ こっち は ナルト が 弥彦 …。 |||||やひこ

敵 の 術 で 里 と 同じ ように 月 みたいに なって → てき||じゅつ||さと||おなじ|よう に|つき||

封印 さ れ ち まって る 》 ふういん|||||

《 ナルト が ? ナルト が 封印 さ れた …》 ||||ふういん||

《 は はい 。

ナルト の ヤツ 九 尾 化 しち まって 暴走 し かけて → |||ここの|お|か|||ぼうそう||

それ を 敵 が → ||てき|

大地 の 岩 で 固めて 閉じ込め ち まったん です 》 だいち||いわ||かためて|とじこめ|||

《 九 尾 化 して も 封印 さ れて る …》 ここの|お|か|||ふういん|||

《 クシナ …》

《 まだ 力 が … チャクラ が 足りない の ね 》 |ちから||||たりない||

《 まさか … いや ダメ だ 。

そんな こと したら クシナ キミ が …》

《 ナルト は 私 の 息子 。 ||わたくし||むすこ

そして 私 は 母親 よ 。 |わたくし||ははおや|

それ と あなた を 里 の 人 たち の 命 を …。 ||||さと||じん|||いのち|

その ため に も …》

《 でも それ じゃ 俺 は …。 |||おれ|

わかった 。

一 度 言い出したら キミ は きか ない から ね 》 ひと|たび|いいだしたら||||||

《 ごめん ミナト 。

でも ナルト を 助ける こと が できる の は → |||たすける|||||

私 しか い ない の 》 わたくし||||

力 を … 力 を よこし や がれ ! ちから||ちから||||

こう やって お前 を 見て いる と → ||おまえ||みて||

どっち が 檻 の 中 に いる の か わから ん な 。 ||おり||なか|||||||

なんで そんなに 冷静で い られる んだ 。 ||れいせいで|||

このまま じゃ 俺 たち …。 ||おれ|

いや そんな こと より アイツ を …。

アイツ を ぶ っ 倒して ぇん だ よ ! ||||たおして|||

えっ !?

えっ 母ちゃん !? えっ どうして ? |かあちゃん||

何 を そんなに 怒って る の ? なん|||いかって||

何 って …。 なん|

だって 母ちゃん や 父ちゃん 里 の みんな が …。 |かあちゃん||とうちゃん|さと|||

あの 村 を 吹っ飛ば した アイツ が …。 |むら||ふっとば|||

そう だ ヒナタ まで …。

俺 ぜ って ぇ アイツ を 許さ ねえ ! おれ||||||ゆるさ|

そんなに 怒って いちゃ どんなに 力 が あって も → |いかって|||ちから|||

それ を 正しく 使う こと は でき ない わ 。 ||まさしく|つかう|||||

落ち着いて みんな の 状況 を 確認 して ごらん なさい 。 おちついて|||じょうきょう||かくにん|||

今 の あなた なら 感じ られる はず よ 。 いま||||かんじ|||

えっ ?

( クシナ ) 里 の 人 たち も みんな 中 で 戦って る 。 |さと||じん||||なか||たたかって|

ヒナタ !

( ヒナタ ) う ぅ …。

よかった 生きて る 。 |いきて|

うん これ で ひと つ 怒り が 消えた ? |||||いかり||きえた

優しい 母ちゃん だ と 調子 狂う って ば 。 やさしい|かあちゃん|||ちょうし|くるう||

怒って いて は 九 尾 の 力 は 扱え ない って ばね 。 いかって|||ここの|お||ちから||あつかえ|||

ん ?

か … 母ちゃん ! 九 尾 が ! |かあちゃん|ここの|お|

えっ ? どういう こと だって ば よ 。

昔 九 尾 が 里 を 襲って きた とき → むかし|ここの|お||さと||おそって||

ミナト は 九 尾 の 半分 を 私 に → ||ここの|お||はんぶん||わたくし|

半分 を 生まれた ばかりの あなた に 封印 した 。 はんぶん||うまれた||||ふういん|

いずれ この 力 が あなた の 助け に なる と 思って ね 。 ||ちから||||たすけ||||おもって|

けど この 化け 狐 の せい で → ||ばけ|きつね|||

俺 が どん だけ みんな から う とまれた か …。 おれ||||||||

ごめん 。 でも あなた に は →

この 大きな 力 を いつか 正しく 扱える とき が くる と → |おおきな|ちから|||まさしく|あつかえる||||

ミナト も 私 も 信じて いた から 。 ||わたくし||しんじて||

で どう やったら いい んだ ?

どう 使ったら 正しく 使える んだ って ば よ ! |つかったら|まさしく|つかえる||||

だから 怒っちゃ ダメ 。 |いかっちゃ|

それ から 人 の 話 を よく 聞く 。 それ で ね 考える の 。 ||じん||はなし|||きく||||かんがえる|

この 力 を どう 使う の が いい の か と 。 |ちから|||つかう||||||

大きな 力 に はね 大きな 意志 を 持た ない と いけない 。 おおきな|ちから|||おおきな|いし||もた|||

大きな … 意志 ? おおきな|いし

だから 私 も 大きな 意志 でも って 九 尾 の チャクラ を 使う 。 |わたくし||おおきな|いし|||ここの|お||||つかう

母ちゃん …。 かあちゃん

私 の 九 尾 の チャクラ を あなた に 与える 。 陰 と 陽 。 わたくし||ここの|お||||||あたえる|かげ||よう

2 つ の チャクラ が 1 つ に なれば きっと ここ から 出 られる 。 ||||||||||だ|

な … 何 言って る んだ よ 。 |なん|いって|||

だって 母ちゃん も 人 柱 力 な んだ ぞ ? |かあちゃん||じん|ちゅう|ちから|||

母ちゃん の 中 から 九 尾 が い なく なったら → かあちゃん||なか||ここの|お||||

そし たら … 死んじゃ うんだ ぞ 。 ||しんじゃ||

違う 。 生かす の 。 私 の 力 を 。 私 の 意志 を 。 ちがう|いかす||わたくし||ちから||わたくし||いし|

言って る 意味 が わかん ねえ って ば よ …。 いって||いみ||||||

だから 考えて って 言った でしょ 。 自 来 也様 が 言って た 。 |かんがえて||いった||じ|らい|やさま||いって|

あなた は ね 忍 の 未来 を 救う 予言 の 子 かも しれ ない って 。 |||おし||みらい||すくう|よげん||こ||||

予言 の 子 …。 よげん||こ

ナルト の 意志 が 里 を 救う の 。 ||いし||さと||すくう|

母ちゃん …。 かあちゃん

あなた は ね 私 と ミナト の 大事な 息子 。 |||わたくし||||だいじな|むすこ

ごめん … これ しか ない の 。

( 九 喇嘛 ) 半分 で いい 。 半分 も あれば 十分だろう 。 ここの|らつま|はんぶん|||はんぶん|||じゅうぶんだろう

だいぶ そっち は 居心地 が よ さ そうだ から → |||いごこち||||そう だ|

邪魔 して も いい んだ が な 。 じゃま||||||

フン また の 機会 も ある だろう 。 |||きかい|||

九 尾 … じゃあ …。 ここの|お|

♪♪~

母ちゃん 。 かあちゃん

頼んだ わ よ 里 を 。 たのんだ|||さと|

《 クシナ 無事 か !?》 |ぶじ|

ナルト 行って ! |おこなって

♪♪~

( ペイン ) 何 !? |なん

神 羅 天 征 ! かみ|ら|てん|すすむ

♪♪~

この 体 に お前 は いね えん だ ろ 。 |からだ||おまえ|||||

本当の お前 に 用 が ある 。 直接 目 を 見て 話し たい 。 ほんとうの|おまえ||よう|||ちょくせつ|め||みて|はなし|

お前 ら の 言い分 を 聞き たい んだ って ば よ 。 おまえ|||いいぶん||きき|||||

いる んだ ろ 。 ここ じゃ ねえ 近く の どこ か に ! ||||||ちかく||||

♪♪~

そこ か 。

( 長門 ) 小南 下がれ 。 ながと|こみなみ|さがれ

( 小南 ) 長門 。 ( 長門 ) いい んだ 。 こみなみ|ながと|ながと||

後ろ の お前 が 本体 か ? うしろ||おまえ||ほんたい|

( 長門 ) 強き もの が 弱き もの を 懲らし めに やってきた か ? ながと|つよき|||よわき|||こらし|||

さっき の ペイン と か いう 連中 を 操って いた の は お前 な んだ な 。 ||||||れんちゅう||あやつって||||おまえ|||

キサマ が 最後に 倒した ペイン は 弥彦 だ 。 ||さいごに|たおした|||やひこ|

弥彦 …。 やひこ

アイツ は もう この世 に は い ない 。 |||このよ||||

3 年 前 あの 村 で 死んだ 。 お前たち に 殺さ れて …。 とし|ぜん||むら||しんだ|おまえたち||ころさ|

ヤツ が …。

そう か 。

でも 村 を 爆破 した の は 俺 たち じゃ ねえ 。 |むら||ばくは||||おれ|||

お前たち 木 ノ 葉 は あの とき の こと を 不祥事 と 考え → おまえたち|き||は|||||||ふしょうじ||かんがえ

すべて を 隠蔽 する ため に あの 村 を 焼き払った 。 ||いんぺい|||||むら||やきはらった

それ は 大国 ゆえ の 面子 。 ||たいこく|||めんこ

他 里 へ 侮ら れ ぬ ため の 当然の 処置 な のだろう 。 た|さと||あなどら|||||とうぜんの|しょち||

違う んだ ! 俺 だって 今 の 今 まで → ちがう||おれ||いま||いま|

あれ は お前たち が やった って そう 思って た んだ 。 だ から …。 ||おまえたち|||||おもって||||

今 と なって は 互い が どう 思って いよう と → いま||||たがい|||おもって||

どうでも いい ! あの 事件 で → |||じけん|

俺 の 仲間 の 弥彦 が 死んだ 事実 は 変わら ない 。 おれ||なかま||やひこ||しんだ|じじつ||かわら|

仲間 …。 なかま

確かに … 仲間 を 失う の は 辛い よ な 。 たしかに|なかま||うしなう|||からい||

俺 の 仲間 も 今 大 蛇 丸 の 器 に さ れ そうで → おれ||なかま||いま|だい|へび|まる||うつわ||||そう で

や ば いん だって ば よ 。

ガキ の 頃 から 競い合って 互いに 修業 して きた → ||ころ||きそいあって|たがいに|しゅぎょう||

俺 に とって は 大切な 友達 な んだ 。 おれ||||たいせつな|ともだち||

弥彦 も 私 たち に とって 大事な 仲間 だった 。 やひこ||わたくし||||だいじな|なかま|

サスケ の ヤツ … 今 は グレ ち まって → |||いま||||

自分 から 大 蛇 丸 の ところ へ 向か っち まったん だ 。 じぶん||だい|へび|まる||||むか|||

拳 と 拳 を まじえれば わかり あえる と 思って た 。 けん||けん||||||おもって|

同じ 仲間 同士 もう 一 回 チャンス さえ あれば …。 おなじ|なかま|どうし||ひと|かい|||

お前 は さっき から 何 を ? おまえ||||なん|

そう な んだ 仲間 同士 な んだ から わかり あえる はずな んだ 。 |||なかま|どうし|||||||

だから 俺 は ぜ って ぇ 諦め ねえ ! |おれ|||||あきらめ|

(( 弥彦 : 俺 は 諦め ない 。 やひこ|おれ||あきらめ|

大国 に 振り回さ れて いる この 状況 を 。 たいこく||ふりまわさ||||じょうきょう|

( 弥彦 ) 俺 たち の ように 苦しんで いる 人 たち を 助けて → やひこ|おれ|||よう に|くるしんで||じん|||たすけて

仲間 に して …。 なかま||

そう だ そうだ よ ! ||そう だ|

みんな 仲間 に な っち まえば いい んだ 。 |なかま||||||

そう すれば 戦う こと なんか し なくて も → ||たたかう|||||

話し合う こと で わかり 合える 。 はなしあう||||あえる

争い なんか し なくて 済む 。 あらそい||||すむ

だから もっと … もっと チ ー ム ・ ジライヤ を →

俺 たち の 手 で 広めりゃ いい んだ よ )) おれ|||て||ひろめりゃ|||

長門 ? ながと

諦め ち まったら → あきらめ||

火影 に なんか ぜ って え なれ ねえ から な 。 ほかげ|||||||||

火影 に なって いろんな ところ の 忍 も 仲間 に して …。 ほかげ||||||おし||なかま||

いや 忍 だけ じゃ ねえ 。 |おし|||

ガキ ん ちょ と か … とにかく 仲間 同士 に なれば → ||||||なかま|どうし||

こんな いざこざ なんて 起こら ねえ で 済む ! |||おこら|||すむ

( 長門 ) そんな これ は 偶然 か ? ながと||||ぐうぜん|

(( みんな 仲間 に な っち まえば いい んだ 。 |なかま||||||

そう すれば 戦う こと なんか し なくて も → ||たたかう|||||

話し合う こと で わかり 合える )) はなしあう||||あえる

お前たち と だって 戦わ なくて 済む はずだ ! おまえたち|||たたかわ||すむ|

だから よ 仲間 に なれ と は 言わ ねえ 。 ||なかま|||||いわ|

まずは 俺 を チ ー ム ・ ジライヤ に 入れて くれ ねえ か ? |おれ|||||||いれて|||

っつ か 俺 も そもそも エロ 仙人 の 弟子 だ しな 。 ||おれ||||せんにん||でし||

(( 仲間 に なれ と は 言わ ない 。 なかま|||||いわ|

木 ノ 葉 に いて も 構わ ない 。 き||は||||かまわ|

志 を 1 つ に し たい んだ お前たち と )) こころざし|||||||おまえたち|

なん なんだ お前 は …。 ||おまえ|

長門 …。 ながと

だから チ ー ム ・ エロ 仙人 に 入って …。 |||||せんにん||はいって

って その 前 に サスケ を 助けて → ||ぜん||||たすけて

そして 里 の 仲間 を 助け ねえ と な 。 |さと||なかま||たすけ|||

エロ 仙人 の 想い を 俺 も 受け継ぐ ! |せんにん||おもい||おれ||うけつぐ

チ ー ム ・ ジライヤ だ 。

不思議な ヤツ だ 本当に そっくりだ な 。 ふしぎな|||ほんとうに||

え ぇ そう ね 。

解 。 かい

な 何 を した んだ ? |なん|||

術 は 解いた 。 じゅつ||といた

♪♪~

本当に 不思議な ヤツ だ 。 ほんとうに|ふしぎな||

お前 の 言葉 と いい → おまえ||ことば||

誰 か が すべて 仕組んだ こと の ように 思える 。 だれ||||しくんだ|||よう に|おもえる

いや もしかしたら 本当に 先生 が …。 ||ほんとうに|せんせい|

フッ … とにかく お前 が チ ー ム ・ ジライヤ の メンバ ー に ふさわしい か どう か …。 ||おまえ|||||||||||||

お前 が その 仲間 を 助け られる か どう か だ 。 おまえ|||なかま||たすけ|||||

仲間 を 誰 より も 思って いた 弥彦 の ように …。 なかま||だれ|||おもって||やひこ||よう に

それ が できた なら きっと 俺 たち は … 仲間 だ 。 |||||おれ|||なかま|

ああ ぜ って ぇ 助けて みせる って ば よ ! ||||たすけて||||

( ミナト ) うち は 警務 部隊 の 陣頭 指揮 みごとでした 。 |||けいむ|ぶたい||じんとう|しき|

あなた の おかげ で 被害 者 も 出 ず 本当に 感謝 して い ます 。 ||||ひがい|もの||だ||ほんとうに|かんしゃ|||

( フガク ) いえ … 非常 事態 ゆえ → ||ひじょう|じたい|

木 ノ 葉 の 忍 と して 当然の 行動 を とった まで の こと です 。 き||は||おし|||とうぜんの|こうどう||||||

それ より も ご 子息 の 成長 は すばらしかった 。 ||||しそく||せいちょう||

( フガク ) それ に 比べて 私 は 親 と して 失格 です 。 |||くらべて|わたくし||おや|||しっかく|

お 二 人 の 捜索 は 続けて い ます 。 |ふた|じん||そうさく||つづけて||

残念 ながら まだ 有力な 手がかり は つかめて い ませ ん が …。 ざんねん|||ゆうりょくな|てがかり||||||

イタチ と サスケ の ため →

四 代 目 や 里 の 皆 の 尽力 痛み 入り ます 。 よっ|だい|め||さと||みな||じんりょく|いたみ|はいり|

すべて は 身 から 出た サビ 。 ||み||でた|

私 は イタチ の こと ばかり 考えて いた の かも しれ ない 。 わたくし||||||かんがえて|||||

非凡な 才能 を 持つ 兄 と 比べ られ サスケ も 苦しんだ に 違いない 。 ひぼんな|さいのう||もつ|あに||くらべ||||くるしんだ||ちがいない

フガク さん …。

まぶた に 映る 2 人 の 仲 よき 姿 。 ||うつる|じん||なか||すがた

( フガク ) この 命 が ある 間 に 今 一 度 しか と この 目 で 。 ||いのち|||あいだ||いま|ひと|たび||||め|

( ミナト ) はい 。

《 大 蛇 丸 : この チャクラ 性質 は …。 だい|へび|まる|||せいしつ|

だが こんな 形態 変化 は 見た こと が ない 》 ||けいたい|へんか||みた|||

誰 な の !? だれ||

♪♪~

( サスケ ) 毒 か …。 |どく|

お前 は あの とき の …。 おまえ||||

イタチ と は 兄 か ? |||あに|

我ら 暁 は お前 が 大 蛇 丸 の もと に → われら|あかつき||おまえ||だい|へび|まる|||

身 を 寄せた 頃 より 目 を つけて いた 。 み||よせた|ころ||め|||

だから 助けた と いう のに → |たすけた|||

感謝 の ひと つ も 言って もらい たい もん だ な 。 かんしゃ|||||いって|||||

兄 を 殺した か ? あに||ころした|

キサマ …。

うわごと で 何度 も 叫んで いれば 大概 の こと は わかる 。 ||なんど||さけんで||たいがい||||

失 せろ 。 うしな|

なぜ 兄 は 死な ねば なら なかった ? |あに||しな|||

死 す べき 者 が 死 す こと も なく 。 し|||もの||し||||

ナルト …。

許す の か ? ゆるす||

(( イタチ : 許せ サスケ …)) |ゆるせ|

この 皮肉 を この 矛盾 を 正せば いい じゃ ない か 。 |ひにく|||むじゅん||ただせば||||

暁 が 力 を 貸して やる 。 あかつき||ちから||かして|

さあ 言って くれ 。 何 が し たい ? |いって||なん|||

俺 の 目的 は ただ 1 つ 。 おれ||もくてき|||

うち は に よる 支配 。 ||||しはい

木 ノ 葉 を 潰す 。 き||は||つぶす

< 旬 の 小 鉢 が 大好きな 豆 助 > しゅん||しょう|はち||だいすきな|まめ|じょ ≫ 豆 助 まめ|じょ

きょう は 今 が 旬 の あれ を 使った 小 鉢 よ ||いま||しゅん||||つかった|しょう|はち|

< その 小 鉢 と は ?> |しょう|はち|| < それ は …>