NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 496 - 湯 けむり と 兵糧 丸
( シカマル ) お ~ い い の いるか ?
( いの ) なに ? 2 人 揃って どうした の ?
こない だ カカシ 先生 から 言わ れた あれ ➡
覚えて る だ ろ ?
(( カカシ : キミ たち に は ナルト と ヒナタ の 結婚 祝い を →
独自に 用意 する と いう 極秘 任務 を 与える ))
もちろん よ 。 で それ が どうした の ?
ああ 贈り物 の 打ち合わせ を しよう と 思って よ 。
残念 ! あいにく 私 もう めぼしい もの は 決めて ある し →
ちょうど その お 店 に 行く と こな の 。
どこ だ ? 俺 たち も 行く 。 ダメ よ !
お 店 かぶる の と か あり え ない !
あんた たち は あんた たち で 考えて じゃ あね !
どうした もんか な 。 ( チョウジ ) 店員 さん !
デザ ー ト の アイスクリ ー ム ちょうだい 。 シカマル は ?
いや 俺 は いい 。 相変わらず よく 食う な 。
胃腸 だけ は ガキ の 頃 と 同じじゃ ねえ か 。
でも 最近 は もも 肉 と か →
赤身 の お 肉 も おいしく なって きた から →
だいぶ 大人 に なった と 思う よ 。
舌 の 問題 かよ 。
でよ さっき の 話 なんだ が どう する ?
や っぱ アイス より ゆず シャ ー ベット だった かな ?
違 ぇよ ! ナルト たち へ の 結婚 祝い の 話 だ !
ああ な んだ そっち か 。
( 大 蛇 丸 ) アイス お 待ち ど お さま 。 きた きた !
いの の やつ あの 調子 じゃ 力 に なって くれ そうに ねえ 。
このまま じゃ 俺 たち だけ 祝い の 品 を →
用意 でき ねえ って こと も あり うる ぞ 。
俺 たち って どういう こと ?
僕 は もう 決めて る んだ けど 。
ほ … ほんと か よ ! 何 に する んだ ?
うん 2 人 に は これ を あげよう か と 思って る んだ 。
お前 これ って …。 うん お 食事 券 !
しかも ただ の お 食事 券 じゃ ねえ 。
火影 クラス の お 偉い 人 しか 行く こと の ない →
超 高級 料亭 の お 食事 券 じゃ ねえ か 。
お 祝い だ から ね 。 《 クッ どういう こと だ ?
あの チョウジ が 選んだ もの な のに 贈り物 と して は 最高じゃ ねえ か 。
ふだん で は 行け ない ような 店 で 食事 を する と いう の は →
お 祝い 感 が ある し 2 人 の 思い出 に 強く 残る 。
これほど 気 の きいた 結婚 祝い は なかなか ねえ 。
それ に いくら お 祝い だ から と いって →
あの チョウジ が そんな いい 店 の お 食事 券 を →
躊躇 なく 手放す だ と ?》 店員 さん アイス おかわり 。
《 シカマル : お前 は 本当に あの チョウジ な の か ?
チョウジ お前 は 舌 だけ で なく いったい全体 →
どこ まで 大人び ち まう んだ ?》
( 大 蛇 丸 ) アイス お 待ち 。
ちょうど それ 3 名 1 組 だった んだ よ ね 。
《 より に よって なんで 3 名 1 組 な んだ よ ?
普通 恋人 同士 で 2 名 様 だ と か そういう こと を →
もう ちょっと 考えろ よ 高級 料亭 。
3 名 様 だ と チョウジ が 行く だろう が 》
シカマル ? どうした の シカマル ?
いや その も しか して お前 も 一緒に …。
まさか ! いくら 僕 でも →
さすが に 新婚 の 2 人 と 一緒な わけない よ 。
だ だ よ な 。 さすが に それ は …。
店員 さん に 頼んで 僕 だけ 違う 席 に して もらう よ 。
《 行く の か よ !
いや チョウジ の こと を とやかく 言って る 場合 じゃ ねえ 。
問題 な の は まだ 祝い の 品 を 何も 決めて ない この 俺 だ 。
一刻 も 早く 決め ねえ と 。
実用 的な もの は お 祝い の 感じ が 薄い し →
飾り物 の 趣味 が 合わ なきゃ 邪魔に なる だけ だ 。
花 や 食べ物 なんか の 消え もの も →
まるで お 歳暮 や お 中元 みたいに 見え ち まう 。
やっぱり 物 を 贈る の は リスキ ー と 言わ ざる を え ねえ 。
だ と する と … 現金 か !
悪く は ねえ 。
好きな もの を 選んで 買う こと が できる し →
使わ ない もの や 他の 人 と かぶった もの を 贈る より →
よっぽど 気 が きいて る 。
いや しかし 考えて みろ 。
俺 だけ が 現金 を 持っていったら …》
(( 少 ねえ けど と っと け )) 《 ダメ だ !
俺 の 場合 面倒くさ がって 買い物 に も 行か ず →
何も 考え ず に ただ カネ だけ 出した ように →
思わ れ ち まわ ねえ か ?》
シカマル 大丈夫 ?
あ ああ ちょっと 寒気 が な 。 ごめん 。
僕 が アイス 食べ まくる の 見て たら 寒く なっちゃ った ?
そう じゃ ねえ が …。
焼肉 で ほてった 体 に は ちょうど いい よ 。
それ に 僕 は たとえ 雪国 を 旅 して いた と して も →
あえて アイス を 買って 食べる タイプ の 男 だ から ね 。
食欲 は 寒 さ を 凌 駕 する んだ 。
まったく お前 の 食欲 に は ついていけ ね …。
チョウジ お前 今 なんて 言った ?
食欲 は 寒 さ を 凌 駕 する って 。
違う その 前 だ ! 雪国 を …。
あ ~ 雪国 を 旅 して いて も アイス を 食べる って 。
それ だ !
新婚 旅行 ?
ああ ナルト と ヒナタ に 新婚 旅行 を プレゼント する んだ 。
で これ から どこ へ 行く の ?
旅先 を 決めて できれば 下見 まで 済まして おきて え な 。
それ と ヒナタ の こと を 考える と →
女 の 目線 で の 意見 も 聞いて おきて え 。
いの でも いれば いい んだ が 。 いた !
え ? ( テマリ ) あ …。
よ よう 久しぶりだ な 。 あん とき 以来 か 。
あ ああ お前たち こそ 何 を して いる んだ ?
ちょ ちょっと な 2 人 で 昼 メシ を … お前 は ?
わ 私 は 中 忍 試験 の 打ち合わせ ついでに →
挨拶 回り と いった ところ だ 。 お おお そう か 。
な な んだ よ 「 いた !」 って 俺 は てっきり い の か と 。
でも 女の子 の 意見 って いう なら →
べつに い のじゃ なくて も いい じゃ ない 。
しかし あいつ は 根っから の 武闘 派 だ ぞ 。
結婚 祝い の 話 なんか したら …。
(( なに ? 結婚 祝い に 新婚 旅行 ?
の ん 気 で くだらない こと を 考えて る んだ な ))
な ~ ん て 返って くる の は 目に見えて んだろう が 。
そんな こと 言ったら い の だって 怪しい もん だ よ 。
おい 2 人 で コソコソ と 怪しい な 。
いや べつに なにも …。
シカマル が 相談 し たい こと が ある みたいな んだ けど 。
そ 相談 ?
(( 今度 その なんだ … メシ でも 一緒に どう だ ?))
そ … 相談 って なんだ ?
チョウジ ! お前 …。
《 ここ で まさか →
テマリ に 新婚 旅行 の 相談 を して も 無理 っぽい なんて 言え ねえ よ な 》
ま ぁ … しかた ねえ な 。 ん ?
いや その なんだ …。
真剣に 新婚 旅行 に ついて 考えて る んだ が よ 。
例えば お前 は どこ が いい と 思う ?
え ぇっ !? し し し … 新婚 旅行 ? ど … どうした !?
い … いや し … 新婚 旅行 か 。
なんで その … わ … 私 に 聞く んだ ?
えっ ? そりゃ とりあえず …。
《 ちょっと 待て …。
ここ で とりあえず 誰 で も いい から →
女 の 意見 が 聞き たい なんて いくら なんでも 言え ねえ 》
お前 に 聞く の が 一 番 か な と 思った から だ な 。
わ わ … 私 が い … 一 番 !?
そう か … じゃあ しかたない な 。
ちゃんと 聞こう 。 お … おう !
俺 と して は 温泉 旅館 なんか で のんびり って の が →
いい んじゃ ねえ か と 考えて る んだ が →
そういう の って じじ くせ ぇか な ?
あ … あぁ いい んじゃ ない か ? 温泉 。
そう か ? よかった ぜ !
うまい 飯 に 温泉 最高だ よ な !
《 よかった ! とりあえず 意見 も 聞けた し これ で …》
あと は どこ の 旅館 に する か だ ね 。
えっ ? あぁ そう だ な 。 簡単に 下見 でも 行 っと く か 。
まだ 日 も 高い し 今 から 行っちゃ えば ?
おう そうだ な じゃあ …。
僕 は 甘 栗 甘 に 行く から 2 人 で 行って き な よ 。
( テマリ / シカマル ) えっ !?
う ~ ん ごめん 僕 どうしても 食後 の デザ ー ト を 食べ たくて さ 。
さっき 食った じゃ ねえ か !
デザ ー ト は 別 腹 な んだ よ 。
だから さっき その 別 腹 に し こ た ま 入れ ただ ろ !
《 あぁ バカ 野郎 … チョウジ が 勝手な こと 言う から →
テマリ の やつ 怒って 顔 を 赤く して る じゃ ねえ か !》
いや その なんだ …。
チョウジ も 悪気 が あって 言い出した わけじゃ ねえ んだ 。
ほら … 新婚 旅行 だ から →
俺 1 人 じゃ 意味 が ない だろう と 思って だ な …。
うん そう だ よ 。
新婚 旅行 なんだ から 2 人 で 行った ほう が いい よ 。
それ じゃ お 二 人 さん 僕 は もう 行く ね 。
あっ ! チョ … チョウジ さん !!
《 なん つうか その … どう すんだ ? これ !》
行く 。
へ っ ?
《 どうして こう なった ? なん な んだ ? この 謎 の 緊張 感 は 。
とにかく ナルト と ヒナタ の 結婚 祝い を →
テマリ が 協力 して くれる の は 予想外だ 。
しかし なんで さっき から 黙り っぱなし な んだ !?
まったく 読め ねえ …。
まずは テマリ の 機嫌 を 取り戻さ ない と !》
な … なぁ せ … せっかく だし ど っか 寄って みる か ?
あ … あぁ そう だ な 。
あ …。 ん ?
珍しい な お前 が 外す なんて 。
あれ ? フフフッ !
すま ねえ これ しか 獲 れ なくて 。 フフッ !
《 よく わかん ねえ が 機嫌 は 直った みて ぇだ な 》
《 よかった ! まだ あった 。
これ しか ない と 思って た んだ よ ね !
かわいい し 使い 勝手 は よ さ そうだ し →
なにより 一 点 も の だし !
その分 貯金 を 下ろさ なきゃ ダメ だった けど →
これ なら ヒナタ も 絶対 喜んで くれる はず !
とにかく 私 から の お 祝い は これ で 決まり !》
( サクラ ) あ … い のじゃ ない ! 奇 遇 ね 。
そっち こそ ! こんな 所 で 会う と は ね 。
《 まさか …》 《 こいつ も …》
そ … そう いえば ナルト に は 最近 会った ?
う うん 全然 。 あの ナルト が 結婚 だ もん ね !
昔 は あんた の こと 追っかけて た のに 。
それ は 子供 の とき の 話 でしょ 。
ヒナタ と 一緒に なれて 本当に よかった わ よ 。
《 間違い ない !》 《 こいつ も …》
《2 人 : これ を 結婚 祝い に 贈る つもりだ !》
《 サクラ の 隙 を 突いて この 写真 立て を 手 に 入れ なきゃ !
でも どう したら … あっ !》
あぁ サクラ … も しか して あんた これ を →
ナルト と ヒナタ の 結婚 祝い に しよう と か 考えて る んじゃ ない の ?
《 そう よ この 女 の プライド を 挑発 して →
買う 気 を なくさ せれば いい んだ 》
あぁ それ は あり え ない か ! そんな ダサ い 贈り物 なんて ね 。
《 挑発 に のっちゃ ダメ よ !
この 女 写真 立て を ディス って →
私 の 買う 気 を 削 ごう と して る だけ 》
何 言って る の よ ?
あんた だって さっき 買おう と して た んでしょ 。
えっ !? それ は …。
ダサ い と 思って る もの を わざわざ 買おう と する なんて →
バッカ じゃ ない の !? バカ !?
私 は 買う なんて 言って ない でしょ そ … そう よ !
邪魔な ゴミ だ な と 思って ど か そう と した だけ 。
( 咳払い )
ほ … ほんと あんた って バカ 力な だけ で センス ない わ よ ね !
誰 が バカ 力 で すって !?
そんな 苦しい 言い訳 通用 する わけ ない でしょ !
あの … お 客 様 ! 他の お 客 様 の ご 迷惑に なり ます ので 。
ほら い の ! あんた の せい で 迷惑 だって 。
あんた が ギャ ー ギャ ー 騒いだ せい でしょ !
元 は と いえば あんた でしょ !
これ は 私 の もの よ ! 私 の !
私 が 先 に 見つけた んじゃ ない の ! ちょっと ! 離し なさい !!
お 客 様 ! そんなに すごい 力 で 引っ張ったら …。
(2 人 ) うるさい !
( いの ) ふざけ ん じゃ ない わ よ !
あんた の せい で 追い出さ れちゃ った じゃ ない !
それ は こっち の セリフ よ !
だいたい あんた は 譲り 合い の 精神 って もん が ない の よ !
気 が きか ない 胸 も ない ある の は バカ 力 だけ !
は ぁ !? 胸 は 今 関係ない でしょ !
何 から 何 まで 私 に 勝て ない から って →
関係ない 話 に 持っていこう と する の やめたら ?
フン ! 勝て ない と か 意味 わかん ない 。
女らし さ で は 確実に 私 が 勝って ます けど 。
女らしい !? どこ が ? ま ぁ ま ぁ ま ぁ !
2 人 と も ケンカ は やめ な よ 。 チョウジ ! いい とこ に 来た 。
サクラ と 私 どっち が 女らしい と 思う ?
えっ !? そんな の 突然 聞か れて も …。
フフッ … 同じ 班 だった チョウジ に ひいき さ れ ない 時点 で →
悲し すぎる じゃ ない 。 は ぁ !?
違う 班 の チョウジ に お世辞 すら 言って もらえ ない 時点 で →
痛 すぎる でしょ ! ちょ ちょ ちょ … やめて よ 。
じゃあ さ そんなに 知り たい なら 試して みれば いい じゃ ない ?
(2 人 ) 試す ?
僕 だったら 料理 作れる 人 の ほう が 女らしい って 考えちゃ うね 。
だから 料理 を 比べて みれば いい んじゃ ない ?
それ じゃあ 勝負 を 始め ましょう 。
より おいしい 兵糧 丸 を 作った ほう が 勝利 よ 。
《 見て なさい サクラ !
こっち は あんた の 好き嫌い は お 見通し 。
あんた が ギャフン と 言う もの を 作れば 私 の 勝ち よ 》
審査 は チョウジ に 任せる わ 。
えっ !? あんた が 食べる んじゃ ない の ?
大丈夫 僕 は 山ほど アイス を 食べて きた ばかりだ けど →
兵糧 丸 は 別 腹 だ から 。
ま 待って よ チョウジ は 私 の 班 だった んだ し →
これ じゃあ 私 に 有利でしょ ?
なに ? 自分 が 有利 なら それ で いい はずじゃ ない 。
まさか 私 を ダウン さ せる ため に →
毒 でも 入れる んじゃ ない でしょう ね ?
何にも ない わ よ さあ 早く 始め ましょう 。
では 早速 どっち が 女らしい か 兵糧 丸 対決 …。
レディ ー ファイト !
( チョウジ ) おお っと これ は !
あえて すり鉢 など 使わ ず 微妙な チャクラコントロ ー ル で →
素材 の 大き さ に 変化 を つけて いる 。
口 に 入れた とき の 食 感 が 楽しみだ よ ~!
う ほ ~! 超 火力 で 一気に 素材 を 加熱 して いる !
サクラ が 使って いる の は 幻 の 黄金 ハチミツ !
いの は カカオパウダ ー か どっち も 捨て がたい !
こ これ は !
こ これ は …。
う お ~ う まっ !
う ~ ま ~ い ~ よ ~!
この まったり と して しつこく なく →
舌 の 上 で シャッキリポン と はじけ ながら も →
上品な 香り の 中 に 転がる ような 後味 は →
まさに 甘 さ の 宝石 箱 だ よ !
チョウジ ! で どっち な の ?
どっち が おいしい の よ !
あ いっぺんに 食べちゃ った から わかん ないや 。
でも どっち も すごく おいしい 。
い い … う っ ぶ は ~!
(2 人 ) チョウジ ! ( いの ) チョウジ チョウジ !
《 僕 に も 仲間 が いっぱい できた よ !》
いや ~! チョウジ 死な ないで ~!
な んな の これ 走馬灯 走馬灯 な の !?
いの やっぱり 毒 入れた わ ね ?
そんな もん 入れる か ! あんた 私 を 何 だ と 思って る の よ !
仲間 が いっぱい … できた よ 。
まず いわ チョウジ の 走馬灯 が 2 周 目 に 突入 した わ よ !
どう する 気 ?
何 が 入って いる の か 確かめて み ない こと に は →
治療 の しようがない わ !
毒 が 入って いたら 舌 が 痺れる かも しれ ない けど 。
だから 毒 なんて 入って ない って ば !
あ ~ もう !
おいしい ! うん 。
なんで … 私 この 味 す っ ごく 好き !
私 も この 味 大好き !
いや ~ びっくり した よ 。
甘い もの 食べ 過ぎて …。
血糖 値 が 大変な こと に なっちゃ った みたい 。
でも もう 大丈夫 。 なんだ よかった 。
ねえ いの なんで わざわざ 私 の 好きな 味 に した の ?
そりゃ あ あんた の 好きな 味 で →
ギャフン と 言わ せれば 勝てる と 思って 。
は あ 何 それ ? 私 と 同じ 作戦 じゃ ない 。
え ? じゃあ サクラ も ?
どうりで 私 が 好きな 味 だった わけだ 。
(2 人 ) フフフ !
結局 お互い の こと お 見通し だった わけ ね 。
それ じゃあ お 見通し ついでに 言い たい こと が ある んだ けど 。
なに よ ?
私 たち 2 人 で 結婚 祝い を 探せば →
もっと いい もの が 見つけ られる と 思わ ない ?
ウフフ アハハ ! なに よ 。
それ も お 見通し だ から 。
あの 旅館 よ さ そうだ な 。 え ?
《 シカマル : さっさと 決め ねえ と →
ずっと 結婚 祝い の こと で ウダウダ 悩 ん じ まう ぞ 。
思い切って 腹 くくる しか ねえ 》
よし 入る ぞ ! ええ ~!
どうした ? これ は 下見 じゃ ない の か ?
下見 だ けど よ でも 入って み ねえ と 決心 つ か ねえ だ ろ 。
いや しかし まだ 心 の 準備 が …。
《 なんだ 心 の 準備 ?
あまりに 豪華な 旅館 で ビビ って ん の か ?》
大丈夫 だって とりあえず 入って から 考えよう な ?
入って から だ と 遅い んだ !
雰囲気 に ながさ れて しまう かも しれ ない から 。
《 どういう こと だ 雰囲気 ?
あの 旅館 の 雰囲気 が どうした ?
それ に 流さ れる って なんだ ? さっぱり わから ねえ 》
お前 まさか !
熱 で も ある んじゃ ねえ か ?
わ 私 は 先 に 帰る から な !
おい 待て じきに 暗く なる ぞ !
体調 も 悪い なら なおさら →
宿 でも とって 休んで か なくちゃ なん ねえ だ ろ !
待って くれ !
俺 に は お前 が 必要な んだ !
本当に 私 で いい の か ?
ああ お前 しか い ない !
なん つったって 俺 じゃ 女湯 に 入れ ない から な 。
え ? テマリ お前 が 女湯 に 入って →
俺 に 女湯 の 様子 を こと 細かく 報告 して くれ 。
ただ それ だけ で いい んだ な ? 簡単だ ろ ?
と いう か これ は いったい 何の 話 だ ?
何 って ナルト と ヒナタ の 結婚 祝い で 贈る →
新婚 旅行 の 旅館 選び に 決まって んだ ろ 。
ふ ~ ん そう だった の か 。
え ? 言って なかった っけ ?
ああ 初耳 だ 。
え えっ ぎ ゃ ~!
それ じゃあ また 結婚 祝い 探し なおす んだ 。
うん まあ でも これ で よかった 気 が する 。
で シカマル は 何 が あった の ?
説明 する の も 面倒 くせ え 。
( イルカ ) ハハハ …。